JPH05184809A - 水中の汚染物を分離する装置 - Google Patents

水中の汚染物を分離する装置

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JPH05184809A
JPH05184809A JP4200162A JP20016292A JPH05184809A JP H05184809 A JPH05184809 A JP H05184809A JP 4200162 A JP4200162 A JP 4200162A JP 20016292 A JP20016292 A JP 20016292A JP H05184809 A JPH05184809 A JP H05184809A
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water
filter
separation
chamber
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JP4200162A
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Colin T Billiett
トーマス ビリエット コリン
Robert M Fielding
マイケル フィルディング ロバート
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Domnick Hunter Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水より比重の軽い汚染物と水との混合液を、
効率よく分離する。 【構成】 分離対象の液を、初期分離手段10を通し
て、ある程度分離したのち、沈殿室4に貯溜して比重の
差により上下に分離させ、下部の汚染度の低い液を、ポ
ンプ22により分子分離フィルタ25へ送って、フィル
タを通過する水と、フィルタに止まる汚染物とに分離
し、フィルタを通過した水は、直接に、もしくは活性炭
素などの吸着床27を通して、より清浄にした後に装置
外へ排出し、濃縮された汚染物を、初期分離手段10を
介して沈殿室4に戻して、再度、同様に濾過処理をす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水より密度に低い汚染
物を、水中から分離する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油と水の混合物を沈殿させて、油を水よ
りも高レベルにして抽出するようにした油/水分離器は
周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の装置は、油と
水とが混合物中に乳化している場合には、十分に分離す
ることができず、効果が限定されている。
【0004】潤滑油やポリグリコールなどの切削液を含
む乳化液などの、安定した乳化液を扱う場合には、分離
はより一層困難である。
【0005】これらの乳化液は、分子分離フィルタを使
用して分離することができるが、現在のシステムは目づ
まりを起こしやすくて、頻繁な補修を必要としている。
【0006】汚染物が水に可溶性である場合にも、分離
に問題を生じる。
【0007】水を、汚水処理システムに放出する前に、
汚染物を分離して、汚染レベルを低下させることが重要
になっている。簡単な現場設置型の装置によって、効率
よく分離をすることがでれば、現場技術者が指定の廃棄
物を収集する必要性を、大幅に減少させることができ
る。
【0008】本発明は、この要求に応じた水中の汚染物
を分離する装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、次のとおりに構成されている。水より
比重の小さい汚染物を水中から分離する装置であって、
沈殿室(4)と、初期分離手段と、分離すべき液を初期分
離手段を通して沈殿室(4)に流入させる注入口(8)と、
沈殿室(4)の上部に開口する汚染物排出口と、ポンプ(2
2)と、沈殿室(4)の最下部に向かって開口するポンプ吸
入管(23)と、ポンプの排出管に接続されて汚染物から水
を分離する分子分離フィルタ(25)と、分子分離フィルタ
(25)からの水の排出口と、及び、分子分離フィルタ(25)
からの汚染物を初期分離手段に導入する汚染物排出口と
を備える水中の汚染物を分離する装置。
【0010】この装置において、ポンプ(22)をフロート
スイッチにより制御するようにし、フロートスイッチの
フロート(29)が、実質的にポンプにより沈殿室(4)に注
入される液面レベルに支持されて、フロート(29)が第1
のレベル(29a)になったときにポンプを起動し、第1の
レベル(29a)より低位の第2のレベル(29b)になったとき
に、ポンプを停止するようにすることが望ましい。
【0011】この場合、フロート(29)が、第1のレベル
(29a)より高位の第3のレベル(29c)になったときに、フ
ローチスイッチにより作動する警告手段を備えることが
望ましい。
【0012】分子分離フィルタ(25)は、浸透膜フィルタ
であることが望ましい。
【0013】分離フィルタ(25)からの水の排出口を、水
が装置から放出する前に通過する吸着床(37)に向けて排
出させるようにすることが望ましい。
【0014】吸着床(37)を、活性炭素で構成することが
望ましい。
【0015】初期分離手段を、結合フィルタで構成する
ことが望ましい。
【0016】初期分離手段を、気体分離領域と、沈殿室
内に開口する排出口を上部に設けた分離室(2)と、気体
分離領域内から延び出して分離室の底部に開口する浸透
可能な液の送液管(10)とで構成し、沈殿室(4)からの汚
染物排出口を、分離室(2)からの排出口(5)のレベルよ
りも高位で、気体分離領域よりも低位に配置することが
望ましい。
【0017】気体分離領域を、容器中の他の空間から隔
離した分離室で構成することが望ましい。
【0018】
【作用】分離すべき汚染液を、初期分離初段によりある
程度分離した後、沈殿室(4)に滞留させて、水と油の比
重の差により、上下に分離させ、汚染度の低い低位の液
をポンプで分子分離フィルタに送って水と油とに分離
し、清浄になった水を装置外に排出し、一方、濃縮され
た汚染物を、初期分離手段を介して沈殿室に戻し、沈殿
室の上部から汚染物を排出する。
【0019】
【発明の概要】本発明の装置の作動は、次の如くであ
る。
【0020】分離すべき液を、装置に導入して、初期分
離手段を通過させる。これにより、水/汚染物の乳化液
をある程度初期分離して、汚染物の小滴を形成させ、沈
殿室中を通過する液の表面に浮遊させる効果が生じる。
【0021】汚染物は、沈殿室中でこの液の表面に上昇
し、この浮遊汚染物は、汚染物排出口を通って沈殿室か
ら流出する。
【0022】ポンプを運転すると、液は、汚染物の濃縮
度が最も小さい沈殿室の最下部から吸引されて、分子分
離フィルタに送られる。フィルタは、汚染物が乳化液で
あろうと溶液であろうと、水と汚染物とを分離して、水
を装置から排出する。汚染物は、初期分離手段を通って
復帰し、沈殿室へ再導入される。
【0023】これによって、沈殿室内の汚染物の濃縮度
が次第に増加するので、汚染物を乳化液及び/又は溶液
から分離できる比率が増加する。汚染物は、沈殿室の最
上部へ上昇して、排出管から流出する。
【0024】沈殿作用とポンプの吸入口の位置とによ
り、分子分離フィルタで処理される液の汚染度は常に最
小に保持され、それによって、従来の装置に比して、つ
まりがきわめて少なくなり、保守の手間を大幅に減少さ
せることができる。
【0025】ポンプは、沈殿室の最下部における汚染物
の濃度がある高い値になったときには、停止するように
制御するのが望ましい。
【0026】この制御は、適宜の検出センサに応じて手
動で行ってよいが、自動操作とすることが望ましい。こ
の自動操作は、周期的なサンプル分析値に応じて行うこ
ともできるが、簡単に、沈殿室中の液面レベルに応じて
制御するようにすることもできる。
【0027】すなわち、ポンプが吸引する沈殿室中の液
面と同一レベルを示すように液に浮かべたフロートを備
えるフロートスイッチによって、ポンプを制御すること
が望ましい。フロートスイッチは、第1の液面レベルで
ポンプを起動し、第1のレベルより低位の第2の液面レ
ベルで、ポンプを停止するようにはたらく。
【0028】装置には、フロートスイッチのフロートが
第1のレベルより高位の第3のレベルになったときに作
動する警告手段を設けてある。この高レベルは、ポンプ
の故障あるいは分子分離フィルタの目づまりを示すもの
で、警告としては、警報ブザー又は警報ランプ、もしく
はこれら両者を併用して、警告を出し、所要の補正作業
を行わせるようにする。
【0029】分子分離フィルタは、種々の形式のものを
適用することができるが、横断濾過膜フィルタが好まし
い。このフィルタは、今日、限外濾過及び微粒子濾過シ
ステムに広く使用されているもので、例えば中空繊維、
中空管、平型あるいは重ね巻きシートなどの形式の濾過
膜で構成されている。この種の濾過膜は、薄い重合膜
で、一般に非対称の微小孔を有するものである。水は、
微小孔を通って浸透するが、分子量が大きい汚染物は、
濾過膜の内部に制止される。
【0030】濾過膜を浸透した水は、ある場合には、排
水システムに放出できる純度になっている。しかし、分
離フィルタから出た水を追加処理する必要がある場合に
は、水を装置から放出する前に、吸着床に送る。吸着床
は、所望の作用をするものであれば、どのような材料の
ものでもよい。
【0031】好ましい材料は、一般には活性炭素である
が、活性アルミナ、ゼオライトあるいは疎水性ポリウレ
タン発泡材なども使用できる。
【0032】本発明の装置から排出される排水中に残留
する汚染物のレベルは、5mg/lよりも少なくすること
ができる。これは、従来のもので達成できない低レベル
である。
【0033】本発明の一実施例では、初期分離手段を、
送りこまれた材料から空気やその他の気体を除去し、か
つ、乳化液から一部の汚染物を結合するように作用する
結合フィルタで構成してある。
【0034】本発明の他の実施例では、初期分離手段
を、気体分離領域と、上部に沈殿室内に開口する1個の
放出口を備える分離室と、気体分離領域の内部から延び
出し分離室内の下部に開口する浸透性送液管とで構成
し、沈殿室からの汚染物排出管を、分離室の排出口より
も高位で、気体分離領域よりも低位に配置してある。
【0035】
【実施例】本発明をより詳細に理解するために、以下、
図示の実施例に基づいて説明する。
【0036】図1は、本発明の第1実施例を示す概略構
成図である。この装置は、たとえば適宜のプラスチック
材料の回転成形によって、好ましくは継目なしに形成し
た容器(1)を備えている。
【0037】容器(1)は、挿入した円筒形の隔壁(2)に
よって、隔壁内の室(3)と、隔壁外で沈殿室を形成する
室(4)とに分割してある。室(3)は、隔壁(2)の壁に切
設したスロット(5)と、隔壁の底に設けた孔(6)とで、
室(4)に連通してある。
【0038】容器の上端には、分離すべき乳化液を送り
こむ注入口(8)を備える入口多岐管(7)を取付けてあ
る。
【0039】入口多岐管からの排出口(9)は、室(3)内
に垂直方向をなして装着された結合フィルタ(10)の中に
開口している。結合フィルタ(10)の上端のキャップ(11)
を入口多岐管(7)に固着して、フィルタを室(3)の中に
支持してある。
【0040】結合フィルタ(10)は、装置の使用状態にお
いて、好ましくは全長の約1/3が、汚染物排出管の高
さより高くなる位置に設置してある。
【0041】結合フィルタ自体は、例えばイギリス国特
許公告公報第2128497号、あるいは同特許公開公
報第2198739号に記載されたような公知の構成の
ものを適用すればよい。
【0042】すなわち、フィルタは、円筒状のフィルタ
材料を、内外二重の有孔金属円筒の間に挟持して、上端
キャップ(11)と下端キャップ(12)とを設けて構成してあ
る。この特別なフィルタは、好ましくはポリプロピレン
の不織布を使用して、所望の濾過作用を得る密度に圧縮
してある。その他の結合フィルタ材料、たとえば硼化珪
素ガラスの微細繊維も、同等に使用することができる。
【0043】外側の金属円筒の外周は、たとえば塩化ポ
リビニールの発泡被覆、あるいはポリエステル材料の不
織布のスリーブのもつれ防止壁で囲んである。
【0044】汚染物排出管(13)は、沈殿室(4)の中に設
けられ、容器の壁の再注入部(15)に、隔壁取付具(14)に
より、摺動可能なシールを通して固着してある。排出管
(13)は、再注入部中に支持された、好ましくは透明なプ
ラスチック材料の汚染物収集タンク(16)の中に排水でき
るようにしてある。
【0045】排出管(13)の上端に漏斗(17)を取付け、漏
斗の開口上端を横切る支持棒を設けてある。支持棒から
支持ロッド(18)を上方に向け、容器の上面壁に取付けた
締め具(19)を通してある。
【0046】漏斗(17)の高さを調節するために、支持ロ
ッド(18)の上端に「T」型ハンドル(20)を固着し、着脱可
能なキャップ(21)で保護してある。キャップ(21)を外
し、締め具(19)をゆるめて、「T」型ハンドル(20)により
ロッド(18)を手動で摺動させた後、締め具(19)を締め付
ける。
【0047】ポンプ(22)は、容器の外に取付けてある。
その吸入口(23)は、沈殿室(4)の最下部付近に設けてあ
る。ポンプの排出口は、容器の上部に着脱可能に取付け
た浸透膜フィルタ(25)に接続してある。浸透した部分
は、膜フィルタから管路(26)を通り、一方、濃縮された
部分は、フィルタから管路(27)を通って、入口多岐管
(7)のもう1つの入口孔に復流する。
【0048】浸透膜フィルタは、装置を使用する環境に
応じて、適切な重量の分子を遮断できるものであれば、
どのような形式のものでもよい。膜としては、非対称の
透孔構造を有するナイロン膜を、より密度の高い透孔構
造を持つ薄い有孔皮膜で覆ったものでもよい。
【0049】膜は、支持材なしでもよく、あるいは適宜
の多孔板で支持してあってもよい。この種の限外濾過膜
は、浸透流に対する抵抗が小さくて、低圧で作動できる
ものである。
【0050】汚染された水は、浸透膜の皮膜を通って流
れ、水の分子は、皮膜の微小な透孔を通過して浸透す
る。油やその他の汚染物、及び懸濁した固形物は、透孔
の開口よりも大きいので、液がフィルタを通って流れる
ことにより、汚染物は濃縮される。
【0051】浸透した水の純度は、浸透膜の遮断分子重
量に直接に関係し、浸透膜が小さい遮断性を有すれば、
浸透した水の純度がより高くなる。通常、3000から
20,000の遮断が使用される。
【0052】ポンプは、符号(28)で示すフロートスイッ
チによって制御される。このスイッチは、水と分離すべ
き汚染物との中間の比重のフロート部材(29)を、沈殿室
(4)内に設けたもう1つの室(31)の上端から垂設した案
内ロッド(30)に沿って移動できるようにしてある。
【0053】室(31)の下端から下方へ延びる管(32)は、
ポンプの吸入管(23)とほぼ同じ高さに開口している。こ
れにより、室(31)には、ポンプによって供給される液と
実質的に同じレベルに、汚染液が満たされる。
【0054】フロートが位置(29a)(水に支持されている
が、汚染物のレベルよりは低い位置)にあると、ポンプ
は起動する。
【0055】フロートが位置(29c)に上昇した場合は、
容器内の液面レベルが高すぎることを示し、ポンプが故
障したか、あるいは分子分離フィルタが目づまりしたか
を示す。この位置に上昇したフロートにより、図示しな
い適宜の電気回路が作動させられ、警告ランプあるいは
警告ブザー、もしくはその両方で警告をするようにして
ある。
【0056】容器(1)には、第2の再導入部(36)を設
け、かつ活性炭素フィルタ(37)を装填してある。活性炭
素フィルタ(37)は、多孔板(39)(40)の間に活性炭素を封
入し、ほぼ垂直をなすハウジング(38)を備えている。
【0057】分子分離フィルタから排出された水は、活
性炭素の上方からハウジング(38)に入る。排出管(41)
は、吸着床の底から上方に延び、吸着床の上端より高い
が、分離フィルタからの注水口の高さよりは低いレベル
の清浄水排出口(42)に接続してある。
【0058】このように構成することにより、水面レベ
ルを常に吸着床より上位に保持し、浸透膜フィルタから
の液に残留汚染物がある場合には、吸着床を収容したハ
ウジング中で浮遊して、吸着床を汚染しないようにする
ことができる。
【0059】吸着床は、排出管(41)の外周に固着した固
定ワッシャ(43)と端面板(39)とにより、圧縮された状態
で保持してある。
【0060】この装置の作動は、次の如くである。
【0061】まず、装置に、清浄な水を、水排出口から
定常な水流が得られるまで注入すると、フロートは位置
(29a)へ上昇して、ポンプは起動する。次いで、分離す
べき液を、入口多岐管(7)を通して装置内に注入し、結
合フィルタ(10)内を通過させる。
【0062】液とともに入った空気は、沈殿室(4)内の
液面レベルより上位にあるフィルタの乾燥した上部を通
って排気される。フィルタのこの部分は、空気中の霧状
の液を除去するとともに、排出される空気を消音する効
果を生じる。
【0063】また、結合フィルタは、液からある大きさ
の汚染物を分離し、空気とともにスロット(5)を通して
排出する。
【0064】残りの液は、孔(6)を通って沈殿室(4)に
流入する。沈殿室では、汚染物を乳化液又は溶液から漸
次抽出する一部の分離が行われる。この場合、沈殿室の
底部では汚染度が最も低く、上部では汚染度が最も高く
なつている。
【0065】液は、ポンプによって、沈殿室の底部から
吸引され、浸透膜フィルタ(25)を通過して浸透した水
は、管路(26)を通って活性炭素フィルタへ送られる。
【0066】濃縮された汚染液は、管路(27)を通って入
口多岐管(7)に復流し、結合フィルタを通って沈殿室に
戻る。
【0067】流入する液流は、流入量が全体の放出量よ
りも小さくなるように制御される。したがつて、管路(2
7)を通して汚染液を復流するために、沈殿室中の汚染物
の濃縮度が増加する。この結果、より多くの汚染物が、
乳化液又は溶液から分離されて、沈殿室の上部に上昇す
ることになる。
【0068】また、この結果、沈殿室内の液面レベルが
次第に低下して、フロートが位置(29b)まで下降し、ポ
ンプは停止する。液が続いて流入すると、液面は上昇し
て、フロートは再び位置(29a)へもどり、ポンプは再起
動して、浸透膜フィルタを通る液流が再び起こる。
【0069】このポンプの制御要領により、高すぎる濃
縮度の液が浸透膜フィルタに供給されるのが防止され、
浸透膜フィルタを効率よく作動して、保守の手間を最小
限にすることができる。
【0070】図2は、図1に示した装置における初期分
離手段の別の実施例の構成を示すもので、図1と同じ部
品には、同一番号に(a)を付して示してある。
【0071】この実施例では、入口多岐管(7a)の注入孔
(9a)は、気体分離領域内に開口し、気体分離領域は、第
1室(3a)内に垂直方向に取付けた気体透過性の壁体(50)
を備えている。壁体(50)の上端は、入口多岐管に固着し
てある。
【0072】気体分離領域は、その全体が、装置の使用
状態における油面の定常レベルより高位になるようにし
てある。非透過性液の送液管(51)を、壁体(50)の下端か
ら下向きに、分離室(3a)の下部に導いてある。
【0073】分離室(3a)を形成する壁体(2a)は、その上
部に透孔(52)を切設して沈殿室(4a)に連通してあり、か
つ透孔(52)の上方で、油面の定常レベルより高位に、開
口(5a)を設けてある。
【0074】気体分離領域の壁体(50)は、それを通過す
る気体の圧力低下をできるだけ小さくするようにして、
気体の流れが装置内の液の沈殿を乱すことがなく、か
つ、送液管(51)に気体が送りこまれないようにすること
が望ましい。
【0075】壁体(50)は、たとえば、多孔金属円筒を、
適宜の長さの目の粗い布で巻いた簡単なものであっても
よく、あるいは、適宜の形式の結合フィルタでもよい。
【0076】この実施例における入口多岐管(7a)には、
視認可能な圧力安全弁(13a)を取付けてある。これは、
透明なプラスチックケース(14a)の中に、圧縮バネ(16a)
により弁座に押圧されるボール弁(15a)で構成してあ
る。
【0077】この実施例の装置の作動は、図1で説明し
たものと同様である。たとえば、圧縮機後段冷却機や循
環圧縮空気から放出される空気/水/油の混合物は、入
口多岐管(7a)を通って装置内に送りこまれる。
【0078】液中の空気は、この領域の壁体(50)と透孔
(5a)を通って、沈殿室の液面の上方に入る。空気は、容
器の上端に設けた開口(図示省略)を通って、大気中に放
出される。壁体(50)は、空気中の霧状の液滴を除去し、
放出される空気を消音するように作用する。
【0079】混合液は、気体分離領域から送液管(51)を
下方へ流れて、分離室(3a)に入り、ここで水から油の分
離が始まる。液は、分離室(3a)に沿って上昇し、開口(5
2)を通って沈殿室(4a)に出てゆく。
【0080】沈殿室(4a)内で、液の分離が続き、汚染物
は、前述した浸透膜フィルタ及び活性炭素の機能により
放出される。
【0081】この実施例の構成は、図1の実施例に比し
て、乳化液から汚染物を、より効果的に初期分離するの
で、浸透膜フィルタ及び活性炭素フィルタの寿命を長く
保持することができる。
【0082】図2に示す装置の1つの変形例として、送
液管(52)の下端を、図2に点線で示す結合フィルタ(53)
の中に開口させてもよい。フィルタ(53)は、たとえばイ
ギリス国特許公告公報第2128497号、あるいは同
公開公報第2198739号に記載してあるような通常
の結合フィルタを使用すればよい。
【0083】この種のフィルタは、内外二重の多孔金属
円筒と上端キャップ及び下端キャップを備え、円筒状の
フィルタ材料を金属円筒の間に挟持してある。フィルタ
の材料には、ポリプロピレン不織布や硼化珪素ガラスの
微細繊維などを使用してある。
【0084】別法として、フィルタ(53)を、簡単な発泡
プラスチック体やその他の通気性材料で、内面に油滴が
よく結合する材質のものとしてもよい。この種の発泡質
は、所要の表面積を提供するとともに、それを通過する
液流の圧力をほとんど低下させない。
【0085】位置(53)に設けたフィルタが目づまりする
と、管(51)を流下する液の背圧は増加する。この圧力増
加が生じると、入口多岐管内に設けた安全弁(13a)が作
動して、ボール弁(15a)が浮き上がるのが視認でき、フ
ィルタ(53)を交換するべきことが指示される。
【0086】図3及び図4は、図2の分離室(3a)の別の
構成を示すもので、図1の部品と同じものは、同一番号
に(b)を付して示してある。
【0087】図3の実施例では、縁端をハウジング(2b)
の内面に接近して設けた多数個の邪魔板または羽根(55)
を、送液管(51)に付設してある。邪魔板(55)には、液を
通過させる透孔(56)を設けておいてもよい。
【0088】邪魔板(55)は、ガラス繊維あるいはポリプ
ロピレンなどのプラスチック材料であることが望まし
い。
【0089】邪魔板を設けたことにより、浮遊する油滴
を、衝撃力及び表面張力効果によって除去することがで
きる。これらの油滴は、一旦、邪魔板の表面に付着し、
次いで、邪魔板が形成する屈曲した通路を通って、分離
室(3a)の上部へ流れる。
【0090】図4の実施例では、送液管(51)に、やはり
ガラス繊維やプラスチック材料の螺旋状の邪魔板(57)を
設けてあり、同様に、水と油との分離を助長する。
【0091】図3及び図4の各実施例において、送液管
(52)の下端を、増設した結合フィルタ(53b)の中に開口
させてもよい。図3及び図4に示した以外の構成の邪魔
板を、分離室(3b)内に設けることも可能である。
【0092】図5は、初期分離手段の別の構成を示す斜
視図である。この実施例では、入口多岐管(7)に代え
て、気体分離室(60)を容器(1)の上端に装着してある。
【0093】気体分離室(60)には、空気/油/水の混合
物を取り入れる入口管(61)を、分離室の湾曲した壁体(6
2)に対して、ほぼ切線方向に設けてある。
【0094】中心の環状壁体(63)は、下端に内向きのフ
ランジ(64)を備え、第1フィルタ(65)を支承し、かつ、
大径の上端部(66)に形成したリムで、第2フィルタ(67)
を支承してある。環状壁体(63)は、分離室(60)と別に構
成して開口内に固着してもよく、あるいは分離室と一体
的に成形加工してもよい。
【0095】第1フィルタ(65)は、分離室からフィルタ
を通過する空気中に存在する水/油の霧滴と大きな粒子
を、圧力を著しく低下させることなく除去しうる性能の
ものである。
【0096】第2フィルタ(67)も、同様な効果のもので
ある。それは、たとえば、発泡パツドに活性炭素を充填
したものを使用して、排出される空気を大気中に放出す
る前に、残留する油の蒸気を吸収するようにしてある。
【0097】分離室(60)の底面壁(68)は、水だめ(69)中
に開口し、その底から非浸透液の送液管(70)を導いてあ
る。分離室(60)は、容器(1)の上部に取付けられ、水だ
め(69)と送液管(70)とは、円筒形の仕切壁(71)の中を下
向きに延びている。仕切壁(71)は、図2の実施例におけ
る壁体(2a)と同様に、下端が閉塞され、かつ上端付近
に、透孔(72)が設けられている。
【0098】必要に応じて、送液管(70)の下端を、図2
のフィルタ(53)と同様の結合フィルタ(図示省略)の内部
に開口させるようにしてもよい。
【0099】作動に際しては、分離すべき混合液を分離
室に送りこみ、湾曲した壁面に衝突させる。液は、分離
室の壁面で空気から分離し、水だめ(69)内に流下し、次
いで、円筒形の仕切壁(71)で形成された分離室中に入
る。
【0100】空気は、フィルタ(65)及び(67)を通って分
離室(60)を離れ、空気中の霧状の液は、これらのフィル
タにより空気から除去されて、水だめ(69)内に流下す
る。
【0101】仕切壁(71)中の分離室において、水から油
の分離が始まり、液は、分離室内を上昇し、透孔(72)を
通って、容器(1)内の沈殿室へ流出する。そこで液の分
離が続き、汚染物が放出されて、前述した浸透膜フィル
タ(25)及び活性炭素フィルタ(37)により処理される。
【0102】浸透膜フィルタで濃縮された液は、水だめ
(69)の近くに設けてある分離室(60)の門孔(73)に接続し
た管路(27)を通って、分離室へ循環する。
【0103】この実施例は、送られる空気を。沈殿室中
の液の上部空間に入れることなく、分離し放出すること
ができる利点を備えている。液がかき乱されることがな
いので、装置へ、高圧で大量の空気を不規則に注入して
も、効率よく作動する。
【0104】上述の各実施例において、排出する水の汚
染レベルが許容できる範囲であるならば、活性炭素フィ
ルタを省略して、分子分離フィルタから直接に排出する
ようにすることもできる。
【0105】本発明は、図示の実施例の構成に限定され
るものではなく、各種の変形応用が可能である。
【0106】主容器に設けた再注入部を、活性炭素フィ
ルタ及び汚染物収集タンクに使用すると、小型化とデザ
イン上の優美さが図られるが、これに限るものではな
く、その他の構成を使用することもできる。
【0107】同様に、ポンプ及び分子分離フィルタを容
器の上部に装着したことにより、保守に際してこれらを
容易に扱うことができるが、これらの装着位置は、本質
的なものではなく、他の個所でもよい。
【0108】
【発明の効果】(a) 水と油等の汚染物との混合液を、
効率よく分離して、水と汚染物とを別々に回収すること
ができる。
【0109】(b) あらかじめ初期分離手段により、あ
る程度、水から汚染物を分離した上で、沈殿室に貯溜し
て、比重の差により上下に分離させ、汚染度の低い液を
分子分離フィルタで処理するため、分子分離フィルタを
長期間使用できる。
【0110】(c) したがって、保守の手間が節約さ
れ、経済的である。
【0111】(d) 分子分離フィルタを通して、汚染物
を除去した水を、さらに活性炭素吸着床などで再処理す
ることにより、高度に清浄化した排水が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置の構成を示す断面図で
ある。
【図2】初期分離手段の別の実施例を示す断面図であ
る。
【図3】初期分離手段のさらに別の実施例を示す断面図
である。
【図4】初期分離手段のさらに別の実施例を示す断面図
である。
【図5】初期分離手段のさらに別の実施例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
(1)容器 (2)隔壁 (3)初期分離室 (4)沈殿室 (5)スロット (6)孔 (7)入口多岐管 (8)注入口 (10)結合フィルタ (13)汚染物排出管 (15)再注入部 (16)汚染物収集タン
ク (22)ポンプ (23)ポンプ吸入管 (25)分子分離(浸透膜)フィルタ (29)フロート (36)再導入部 (37)活性炭素フィル
タ (38)フィルタのハウジング (41)排出管 (50)壁体 (51)送液管 (52)透孔 (53)結合フィルタ (56)邪魔板 (57)螺旋状板
フロントページの続き (72)発明者 ロバート マイケル フィルディング イギリス国 エヌイー24 3エーエックス ノーサンバーランド ブライス バステ ラス 15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水より比重の小さい汚染物を水中から分
    離する装置であって、 沈殿室と、 初期分離手段と、 分離すべき液を初期分離手段を通して沈殿室に流入させ
    る注入口と、 沈殿室の上部に開口する汚染物排出口と、 ポンプと、 沈殿室の最下部に向かって開口するポンプ吸入管と、 ポンプの排出管に接続されて汚染物から水を分離する分
    子分離フィルタと、 分子分離フィルタからの水の排出口と、 分子分離フィルタからの汚染部を初期分離手段に導入す
    る汚染物排出口とを備える水中の汚染物を分離する装
    置。
  2. 【請求項2】 ポンプをフロートスイッチにより制御す
    るようにし、フロートスイッチのフロートが、実質的に
    ポンプにより沈殿室に注入される液面レベルに支持され
    て、フロートが第1のレベルになったときにポンプを起
    動し、かつ第1のレベルより低位の第2のレベルになっ
    たときに、ポンプを停止するようにした請求項1に記載
    の水中の汚染物を分離する装置。
  3. 【請求項3】 フロートが、第1のレベルより高位の第
    3のレベルとなったときにフローチスイッチにより作動
    する警告手段を備える請求項2に記載の水中の汚染物を
    分離する装置。
  4. 【請求項4】 分子分離フィルタが、浸透膜フィルタで
    ある請求項前各項のいずれかに記載の水中の汚染物を分
    離する装置。
  5. 【請求項5】 分離フィルタからの水の排出口を、水が
    装置から放出する前に通過する吸着床に向けて排出する
    ようにした請求項前各項のいずれかに記載の水中の汚染
    物を分離する装置。
  6. 【請求項6】 吸着床を、活性炭素で構成した請求項5
    に記載の水中の汚染物を分離する装置。
  7. 【請求項7】 初期分離手段を、結合フィルタで構成し
    た請求項前各項のいずれかに記載の水中の汚染物を分離
    する装置。
  8. 【請求項8】 初期分離手段を、気体分離領域と、沈殿
    室内に開口する排出口を上部に設けた分離室と、気体分
    離領域内から延び出して分離室の底部に開口する浸透可
    能な液の送液管とで構成し、かつ沈殿室からの汚染物排
    出口を、分離室からの排出口のレベルよりも高位で、気
    体分離領域よりも低位に配置した請求項1ないし6のい
    ずれかに記載の水中の汚染物を分離する装置。
  9. 【請求項9】 気体分離領域を、容器中の他の空間から
    隔離した分離室で構成した請求項8に記載の水中の汚染
    物を分離する装置。
JP4200162A 1991-07-06 1992-07-06 水中の汚染物を分離する装置 Pending JPH05184809A (ja)

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