JPH05184641A - 針治療における留置針の固定方法及び留置針用さや - Google Patents
針治療における留置針の固定方法及び留置針用さやInfo
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- JPH05184641A JPH05184641A JP637892A JP637892A JPH05184641A JP H05184641 A JPH05184641 A JP H05184641A JP 637892 A JP637892 A JP 637892A JP 637892 A JP637892 A JP 637892A JP H05184641 A JPH05184641 A JP H05184641A
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- indwelling needle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 針治療における患部が皮膚の動きの激しい部
位であっても、傷みが発生することがない留置針の固定
方法及び留置針用さやを提供する。 【構成】 請求項１の留置針の固定方法は、先端部１ａ
が患部５に刺された留置針１の柄３を患部５に押圧し、
且つ留置針１を囲む被覆体４で覆って留置針１を患部４
に固定するので、皮膚の動きの激しい部位であっても留
置針１がその周縁部に一体的に確実に固定されて傷みが
発生せず、且つ、患部５を外力例えば物が当たったり、
或いは擦られることから保護する。請求項２の留置針用
さや４は、留置針１の柄３を押圧する押圧部６と、その
両側に固定片７を設けたので、留置針１がその周縁部に
一体的に固定される。
位であっても、傷みが発生することがない留置針の固定
方法及び留置針用さやを提供する。 【構成】 請求項１の留置針の固定方法は、先端部１ａ
が患部５に刺された留置針１の柄３を患部５に押圧し、
且つ留置針１を囲む被覆体４で覆って留置針１を患部４
に固定するので、皮膚の動きの激しい部位であっても留
置針１がその周縁部に一体的に確実に固定されて傷みが
発生せず、且つ、患部５を外力例えば物が当たったり、
或いは擦られることから保護する。請求項２の留置針用
さや４は、留置針１の柄３を押圧する押圧部６と、その
両側に固定片７を設けたので、留置針１がその周縁部に
一体的に固定される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、針治療において、患部
に刺された留置針を固定する留置針の固定方法及び留置
針用さやに関する。
に刺された留置針を固定する留置針の固定方法及び留置
針用さやに関する。
【０００２】
【従来の技術】針治療は、針を患部に刺して皮膚に刺激
を与え免疫体或いは坑体を生じさせて、患部を治療する
ものである。従来、針を患部に刺している時間を長くす
るため、針（留置針）をテープを用いて患部に固定し、
留置針を刺したまま日常生活を過ごすことが行われてい
る。そして、この針（留置針）は、ステンレス製細線の
針の端部に柄を設けたものが一般的である。
を与え免疫体或いは坑体を生じさせて、患部を治療する
ものである。従来、針を患部に刺している時間を長くす
るため、針（留置針）をテープを用いて患部に固定し、
留置針を刺したまま日常生活を過ごすことが行われてい
る。そして、この針（留置針）は、ステンレス製細線の
針の端部に柄を設けたものが一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
テープを用いた留置針の固定方法は、患部が臀部のよう
に動きの少ない部位ならば良いのであるが、皮膚が柔ら
かく且つ動きの激しい部位例えば首のようなところで
は、皮膚の動きに応じて留置針の柄が動かされ、これに
伴って、留置針と患部とが相対的に動くことになって、
針が刺しこまれた患部に傷みが発生するという問題があ
る。更に、患部に物が当たったり、或いは患部が擦られ
た場合には、前述と同様に患部に傷みが発生するという
問題がある。
テープを用いた留置針の固定方法は、患部が臀部のよう
に動きの少ない部位ならば良いのであるが、皮膚が柔ら
かく且つ動きの激しい部位例えば首のようなところで
は、皮膚の動きに応じて留置針の柄が動かされ、これに
伴って、留置針と患部とが相対的に動くことになって、
針が刺しこまれた患部に傷みが発生するという問題があ
る。更に、患部に物が当たったり、或いは患部が擦られ
た場合には、前述と同様に患部に傷みが発生するという
問題がある。
【０００４】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、患部が皮膚の動きの激しい部位であっ
ても、傷みが発生することがない針治療における留置針
の固定方法及び留置針用さやを提供するにある。
で、その目的は、患部が皮膚の動きの激しい部位であっ
ても、傷みが発生することがない針治療における留置針
の固定方法及び留置針用さやを提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の針治療におけ
る留置針の固定方法は、先端部が患部に刺された留置針
の柄を患部に押圧し、且つ前記留置針を囲む被覆体で覆
って留置針を患部に固定するところに特徴を有する。請
求項２の留置針用さやは、先端部が患部に刺された留置
針の柄を患部に押圧する押圧部と、この押圧部の両側に
前記留置針を囲むように患部にあてがわれた固定片を設
けたところに特徴を有する。
る留置針の固定方法は、先端部が患部に刺された留置針
の柄を患部に押圧し、且つ前記留置針を囲む被覆体で覆
って留置針を患部に固定するところに特徴を有する。請
求項２の留置針用さやは、先端部が患部に刺された留置
針の柄を患部に押圧する押圧部と、この押圧部の両側に
前記留置針を囲むように患部にあてがわれた固定片を設
けたところに特徴を有する。
【０００６】
【作用】請求項１の針治療における留置針の固定方法
は、先端部が患部に刺された留置針の柄を患部に押圧
し、且つ前記留置針を囲む被覆体で覆って留置針を患部
に固定したので、皮膚の動きの激しい部位であっても留
置針がその周縁部に一体的に確実に固定され、患部を外
力例えば物が当たったり、或いは擦られることから保護
される。請求項２の留置針用さやは、先端部が患部に刺
された留置針の柄を患部に押圧する押圧部と、この押圧
部の両側に前記留置針を囲むように患部にあてがわれた
固定片を設けたので、留置針がその周縁部に一体的に固
定される。
は、先端部が患部に刺された留置針の柄を患部に押圧
し、且つ前記留置針を囲む被覆体で覆って留置針を患部
に固定したので、皮膚の動きの激しい部位であっても留
置針がその周縁部に一体的に確実に固定され、患部を外
力例えば物が当たったり、或いは擦られることから保護
される。請求項２の留置針用さやは、先端部が患部に刺
された留置針の柄を患部に押圧する押圧部と、この押圧
部の両側に前記留置針を囲むように患部にあてがわれた
固定片を設けたので、留置針がその周縁部に一体的に固
定される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
て説明する。先ず、図１及び図２において、留置針１
は、ステンレス製の弾性を有する細線からなる針２の端
部に球状の柄３を設けて構成されている。被覆体として
の留置針用さや４（以下単にさや４という）は、図３に
示すように、硬質のプラスチックから留置針１とほぼ同
じ長さに形成され、留置針１の柄３を患部５に押圧する
押圧部６と、この押圧部６の両側に留置針１を囲むよう
に円弧状に立設された２個の固定片７とから構成されて
いる。
て説明する。先ず、図１及び図２において、留置針１
は、ステンレス製の弾性を有する細線からなる針２の端
部に球状の柄３を設けて構成されている。被覆体として
の留置針用さや４（以下単にさや４という）は、図３に
示すように、硬質のプラスチックから留置針１とほぼ同
じ長さに形成され、留置針１の柄３を患部５に押圧する
押圧部６と、この押圧部６の両側に留置針１を囲むよう
に円弧状に立設された２個の固定片７とから構成されて
いる。
【０００８】針治療にあたっては、留置針１の先端部１
ａを患部５に刺す。このとき、柄３は二点鎖線で示すよ
うに、皮膚８から突出している。そこで、さや４の押圧
部６で柄３を押し、針２を弾性変形させながら柄３を皮
膚８即ち（患部５）に押圧する。そして、２個の固定片
７を、留置針１の両側に位置するように患部５にあてが
う。従って、さや４は、留置針１の患部５に刺しこまれ
た先端部１ａから柄３までの全体を覆っている。そし
て、テープ９を用いてさや４を患部５に固定する。
ａを患部５に刺す。このとき、柄３は二点鎖線で示すよ
うに、皮膚８から突出している。そこで、さや４の押圧
部６で柄３を押し、針２を弾性変形させながら柄３を皮
膚８即ち（患部５）に押圧する。そして、２個の固定片
７を、留置針１の両側に位置するように患部５にあてが
う。従って、さや４は、留置針１の患部５に刺しこまれ
た先端部１ａから柄３までの全体を覆っている。そし
て、テープ９を用いてさや４を患部５に固定する。
【０００９】次に上記実施例の作用について説明する。
さや４の２個の固定片７が、留置針１の両側に位置して
患部５にあてがわれているので、さや４と、さや４に覆
われた患部５とは一体的に固定される。また、さや４の
押圧部６が留置針１の柄３を患部５に押圧しているの
で、留置針１は、その全長にわたりさや４を介して患部
５と一体的に固定される。即ち、さや４の外周縁部の皮
膚８が動いても、柄３は動かず、留置針１が刺された患
部５に傷みが発生することがない。従って、留置針１を
刺したまま、長期間日常生活を過ごすことができる。
さや４の２個の固定片７が、留置針１の両側に位置して
患部５にあてがわれているので、さや４と、さや４に覆
われた患部５とは一体的に固定される。また、さや４の
押圧部６が留置針１の柄３を患部５に押圧しているの
で、留置針１は、その全長にわたりさや４を介して患部
５と一体的に固定される。即ち、さや４の外周縁部の皮
膚８が動いても、柄３は動かず、留置針１が刺された患
部５に傷みが発生することがない。従って、留置針１を
刺したまま、長期間日常生活を過ごすことができる。
【００１０】また、さや４は、留置針１の先端部１ａか
ら柄３までの全体を覆っているので、患部５に物が当た
ったり、或いは患部５が擦られた場合でも、この外力を
さや４が受けて留置針１には何等影響がないので、患部
５が傷むことがなく確実に保護される。尚、本発明は、
上記し且つ図面に示す実施例にのみ限定されるものでな
く、例えば、さや４は、筒状体をほぼ中央から分割し、
内面を押圧部とし、周縁部を２個の固定片としてもよ
く、また、端部は閉塞されていても良い等、要旨を逸脱
しない範囲で種々の変形が可能である。
ら柄３までの全体を覆っているので、患部５に物が当た
ったり、或いは患部５が擦られた場合でも、この外力を
さや４が受けて留置針１には何等影響がないので、患部
５が傷むことがなく確実に保護される。尚、本発明は、
上記し且つ図面に示す実施例にのみ限定されるものでな
く、例えば、さや４は、筒状体をほぼ中央から分割し、
内面を押圧部とし、周縁部を２個の固定片としてもよ
く、また、端部は閉塞されていても良い等、要旨を逸脱
しない範囲で種々の変形が可能である。
【００１１】
【発明の効果】請求項１の針治療における留置針の固定
方法は、留置針の柄を患部に押圧し、且つ前記留置針を
囲む被覆体で覆って留置針を患部に固定したので、皮膚
の動きの激しい部位であっても、留置針がその周縁部に
一体的に確実に固定でき、患部に傷みが発生せず、ま
た、衝撃などの外力から患部を保護するという優れた効
果を奏する。請求項２の留置針用さやは、留置針の柄を
患部に押圧する押圧部と、この押圧部の両側に立設され
前記留置針を囲むように患部にあてがわれた固定片を設
けたので、留置針がその周縁部に一体的に固定できると
いう効果を奏する。
方法は、留置針の柄を患部に押圧し、且つ前記留置針を
囲む被覆体で覆って留置針を患部に固定したので、皮膚
の動きの激しい部位であっても、留置針がその周縁部に
一体的に確実に固定でき、患部に傷みが発生せず、ま
た、衝撃などの外力から患部を保護するという優れた効
果を奏する。請求項２の留置針用さやは、留置針の柄を
患部に押圧する押圧部と、この押圧部の両側に立設され
前記留置針を囲むように患部にあてがわれた固定片を設
けたので、留置針がその周縁部に一体的に固定できると
いう効果を奏する。
【００１２】
【図面の簡単な説明】
【図１】さやにより留置針を固定した状態を示す縦断正
面図である。
面図である。
【図２】さやにより留置針を固定した状態を示す横断平
面図である。
面図である。
【図３】さやの斜視図である。
１ 留置針 ３ 柄 ４ 留置針用さや ６ 押圧部 ７ 固定片 ９ テープ
Claims (2)
- 【請求項１】 先端部が患部に刺された留置針の柄を患
部に押圧し、且つ前記留置針を囲む被覆体で覆って留置
針を患部に固定することを特徴とする針治療における留
置針の固定方法。 - 【請求項２】 先端部が患部に刺された留置針の柄を患
部に押圧する押圧部と、この押圧部の両側に立設され前
記留置針を囲むように患部にあてがわれた固定片とを具
備してなる留置針用さや。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4006378A JPH0773596B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 針治療における留置針固定用さや |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4006378A JPH0773596B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 針治療における留置針固定用さや |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05184641A true JPH05184641A (ja) | 1993-07-27 |
| JPH0773596B2 JPH0773596B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=11636722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4006378A Expired - Lifetime JPH0773596B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 針治療における留置針固定用さや |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0773596B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51109193U (ja) * | 1975-02-24 | 1976-09-01 | ||
| JPS6450834U (ja) * | 1987-01-31 | 1989-03-29 |
-
1992
- 1992-01-17 JP JP4006378A patent/JPH0773596B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51109193U (ja) * | 1975-02-24 | 1976-09-01 | ||
| JPS6450834U (ja) * | 1987-01-31 | 1989-03-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0773596B2 (ja) | 1995-08-09 |
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