JPH05184582A - 着脱自在駆動装置を備えたアテローム切除装置 - Google Patents

着脱自在駆動装置を備えたアテローム切除装置

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JPH05184582A
JPH05184582A JP4192574A JP19257492A JPH05184582A JP H05184582 A JPH05184582 A JP H05184582A JP 4192574 A JP4192574 A JP 4192574A JP 19257492 A JP19257492 A JP 19257492A JP H05184582 A JPH05184582 A JP H05184582A
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JP
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catheter
jacket
drive
motor
speed
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JP4192574A
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English (en)
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Erik J Wagner
エリック・ジョセフ・ワグナー
Vincent J Jannetty
ビンセント・ジェイムス・ジャネッティ
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Dow Silicones Corp
Original Assignee
Dow Corning Wright Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着脱駆動手段を備え、血管から血栓の除去に
有効な回転チップを有する脈管内カテーテルの提供。 【構成】 脈管内カテーテルは、対向する近位端と遠位
端及び該近位端と遠位端間に延在する中央通路を有する
細長の可とう性ジヤケットから成る。加工ヘッドは遠位
端に配置され、疎通用チップと該チップを回転自在に支
える軸受を含んで、血管の内腔から閉塞体を除去する。
駆動ケーブルは中央通路を貫通延在して、遠位端に隣接
して作動的に配置された駆動部と該駆動部の反対側に配
置された加工ヘッドにリリース自在に係合する被動部を
有する。電力駆動モータが被動端部に連結されてケーブ
ルを回転させる。ジヤケット・セグメントは連結解除さ
れ、疎通用チップが駆動ケーブルと共にカテーテルから
除去され、そして中央通路を介して挿入される案内線と
取り替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に脈管内カテーテ
ル、特に動脈や静脈のような血管の閉鎖除去に有効な回
転チップをもったカテーテルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転カテーテルを使用するアテローム切
除処置中に、カテーテルの中心を通り血管の内腔に部分
的に通した案内線に沿ってカテーテルを血管に通すこと
がしばしば必要でありかつ望ましい。さらに、アテロー
ム切除の後にカテーテル・チューブを血管内に配置した
ままにして案内線をカテーテル・チユーブに通したりカ
テーテル・チユーブから取り出す必要がある;その上、
アテローム切除用カテーテルから診断用装置又はバルー
ン・カテーテルに変えるために、カテーテル・チユーブ
を血管から除去することなくカテーテル・チユーブをそ
の場所に残す必要がある。残念ながら、案内線をもたな
い従来の回転式カテーテルは、一体であり、従って必要
な交換機能を提供する簡単で容易な手段が無いのでかか
る交換に使用することができない。
【0003】従来の装置の1つのアプローチが、マッシ
ュ(Masch)の米国特許第4,696,667号に
見られ、該特許は可とう性の中空管状駆動部材内に入っ
た可とう性案内線を含む脈管内カテーテルを開示してい
る。その管状駆動部材は最初はそのチューブの遠位端で
作動(加工)ヘッドに装着され、チユーブの近位端で駆
動アセンブリによって駆動される。その駆動部材は管状
駆動部材に係合してそれを回転させる一連の歯車から成
る。管状駆動部材は固定式で取り外すことができない。
【0004】別の例はナッシユ(Nash)の米国特許
第4,747,406号であって、該特許はカテーテル
の遠位端に配置され比較的高速、例えば20,000r
pmで回転する工具を備えた可とう性で細長の管状カテ
ーテルを開示している。使用されるその工具は中心に開
口を備えて中空ワイヤ駆動シヤフトによって回転され
る。
【0005】ケンセイ(Kensey)型の別のカテー
テルにおける駆動シヤフト内の中心通路は切削工具の中
心開口と整列して従来の案内線を受け入れる。従って、
切削中にカテーテル・チューブは案内線に沿って通すこ
とができるけれども、駆動アセンブリは除去できない。
【0006】脈管内治療の関心事の1つは急性肺動脈血
栓症であって、診断および治療が困難な生命に危険な状
態である。急性血栓症は血管系の多くの場所に生じて、
血行を低減して患者に潜在的な問題をもたらす。血栓症
を治療するいくつかの技術はあるけれどもそれぞれ欠点
があり、時間がかかり過ぎると共に危険性があり、効果
が少ない。
【0007】血栓の治療にいくつかの薬物治療が提供さ
れている。例えば、ストレプトキナーゼ(Strept
okinase)、ウロキナーゼ(Urokinas
e)およびテイシユ・プラスミノゲン・アクチベータ
(Tissue Plasminogen Activ
ator)のような血液希釈剤であって、患者の血栓低
減に有効であることが知られている。しかしながら、こ
のアプローチの欠点は、これらの薬物の作用が遅いこと
で、それは肺動脈血栓症のような急性の状態においては
患者がその薬物が作用する前に死んでしまうことを意味
する。使用量増加で結果は若干速くなるけれども、内部
出血の発生はマイナスの要素となる。
【0008】血栓症で冒された血管の外科的除去も行わ
れているが、この方法は薬物治療よりも著しく危険であ
る。さらに、体の場所によってはこの方法はさらに危険
であって、患者のリスクをさらに増す。
【0009】例えば、下肢に血栓をもった血管にはバル
ーン法が利用されてきた。脚において、収縮したバルー
ンを必要な治療部分の下側に通した後、膨脹させて、回
収し、バルーンで破片を引き上げる。この方法の欠点は
除去されない血栓塊が上流側に流れて血管内腔に詰まる
ことである。
【0010】ケンセイ(Kensey)型の再疎通カテ
ーテルも血栓症に関与した方法としての使用が研究され
てきた、例えば、8フレンチ・カテーテルがケンセイ及
びナッシユ(Nash)博士によって開発された。該装
置は血栓切除が可能であるけれども、診断ができず、正
確な場所へ巧みな操作が困難である。さらにカテーテル
の露出チップ(歯先)がぴったりはまつた場所を損傷さ
せる可能性がある。
【0011】経皮血栓切除用の吸引式低速機械カテーテ
ルも提案されている。例えば米国特許第4,700,4
70号は血栓を吸い寄せる内部プロペラおよび破片をカ
テーテルを介して引き出す外部真空源を使用するカテー
テルを開示している。これも診断能力および操縦性を助
ける手段を有さない。
【0012】これまでは、医師が単一ユニットとして回
転カテーテル装置と流体デイスペンサ−装置の両方を操
作しなければならないとき、2つの異なる独立の制御器
を操作する必要があった。換言すると、専用のモータ制
御器を使用してカテーテル・チップの回転速度を制御
し、別の流体制御器を使用して分与される流体の量を制
御し、その2つの制御器は別のインターフエースを介し
て接続されていた。かかる2つの系のオペレータは両方
の系を適切に監視するために高度の訓練をしなければな
らない。さらに、その流体制御器系は汎用制御器系であ
るから、それは回転チップ、流体吐出カテーテル装置に
は不必要な機能を与えているので、得られた系は実際に
必要なものよりも著しく複雑であり、従って必要以上に
高価格である。
【0013】従来技術のカテーテル・モータおよび制御
器系の例は、E.T.I.ノールランド(Norlan
d)社(米国ウイスコンシン州,ホート・アトキンソン
に在る)によって部品番号TW1で製造されているシス
テムを含む。従来技術の流体制御系の例は、ヒルシユマ
ン(Alan D.Hirschman)らによる発明
の名称「プロセッサ制御血管造影注入装置」の米国特許
第4,854,324号;ランジヤー(Alois
A.Langer)らによる発明の名称「注入器制御」
の米国特許第4,812,724号;デイビス(Gom
er L.Davies)らによる発明の名称「超過速
度保護器を備えた注入器」の米国特許第4,024,8
64号;ハイルマン(Marlin S.Heilma
n)らによる発明の名称「血管造影注入装置」の米国特
許第3,701,345号;およびハイルマンによる発
明の名称「血管造影注入装置」の米国特許第3,62
3,474号に開示されている装置を含む。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、体内に経皮的
に入って血管系の冒された部分に十分近いときに選択的
に診断することができる治療機器、特に、急性血栓症の
鑑定及び治療に有効な機器の要求が依然としてある。
【0015】また、駆動装置および案内線をカテーテル
の中心を介して交換自在に通せるように血管内腔に残す
ことができる着脱自在の駆動装置をもった回転式血管内
カテーテルの要求が依然としてある。
【0016】さらに、回転チップを備え、血管内の外科
手術中に1人のオペレータによって効果的に操作するこ
とができるカテーテル用の優れた回転モータと流体注入
制御器の組合せの要求がある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明により、対向する
近位端と遠心端をもった細長の可とう性ジヤケットと該
近位端と遠心端間に延在する中央通路から成る脈管内カ
テーテルが提供される。ジヤケットの遠位端には加工
(作動)ヘッドが配置され、該加工ヘッドに疎通チップ
が回転自在に支えられている。駆動ケーブルは中央通路
を通って延在し、遠位端に隣接して作動的に配置された
駆動部と該駆動部の反対側に配置された被動部を有す
る。被動端部にはケーブルを回転させる手段を設け、ケ
ーブルの駆動部を加工ヘッドへ解放自在に連結させて切
削チップを回転させる手段を設け、駆動ケーブルは加工
ヘッドから連結を解除されてジヤケットから取り外され
る。
【0018】
【実施例】図1及び図2に示すように、一般に10で示
した脈管内カテーテルは、対向する近位端14と遠位端
16を有し該両端間に延在して両端を相互に連結する中
央通路18を画定する細長の可とう性ジヤケット12か
ら成る。一般に20で示した加工ヘッドは、ジヤケット
12の遠位端16にあって、回転自在チップ(刃先部)
24を加工ヘッド20上に支えるための軸受手段22を
含むことが望ましい。可とう性駆動ケーブル26は、中
央通路18を通して延在し、加工ヘッド20へ着脱自在
に連結される駆動部28と高速回転運動源へ作動的に連
結された被動部30を備える。ケーブル26は、駆動部
28が一旦加工ヘッド20から外されるとジヤケット1
2の中央通路18から取り外すことができる。
【0019】図1〜図6を参照すると、ケーブル26の
駆動部28と加工ヘッド20とを着脱自在に連結および
解放する着脱自在継手、望ましくはルアー・ロック(l
uer lock)機構34が設けられている。特に、
迅速解放連結機構34は、さらに雌部38とインタロッ
クする雄部36から成り、雄部36と雌部38は共にジ
ヤケット12と一体構造になっている。迅速解放機構3
4はツイスト・オフ(twist−off)継手として
作動して、ジヤケット12を継手34において分離さ
せ、そして図6に示したように駆動アセンブリを取り外
してガイドワイヤ40を取り代えることができる。図2
に示すように、チップ24は、軸受スリーブ22が中央
通路18にプレスばめされるので加工ヘッド20と一体
的に作用する。チップ24は、ケーブル26の駆動端2
8を交互に受けてチップ24を回転させ、かつケーブル
26が中央通路から回収されるときにガイドワイヤ40
に案内面42を通過させる中央案内面(滑り溝)42を
備える(図6)。
【0020】図5に示したように、駆動ケーブル26
は、図1と図6に示したように、ジヤケット12の近位
端14と遠位端16間の中央通路を通って延在する可と
う性中実(ソリッド)ワイヤ製であることが望ましい。
動力供給源へ連結される被動端30は、さらにジヤケッ
ト12の近位端14に隣接する中央通路18に形成され
た狭いのど部44にプレスばめされるより大きい直径部
43から成る。被動端30に止めブロック46を設けて
ケーブル26の軸方向移動を制限する、そしてブロック
46は近位肩部48、およびジヤケット12の近位端1
4に隣接する広くなっているセンタリング部52の遠位
肩部50に接する。
【0021】さらに図1、図6および図7に示したよう
に、注入自在流体源は放射線不透過性液体をポート54
を介してジヤケット12の中央通路18へ供給する。ポ
ート54は、中央通路18ののど部44内に通じる吐出
口62に開口する中空部60(破線で示す)を有する注
入管58を受け入れるハウジング56へ連結される。チ
ヤネル(流路)62を介して注入される放射線不透過性
流体は、中央通路18を通してジヤケットの遠位端16
方向へ移動して、高体積注入口31から脈管内腔内へ吐
出する。加工ヘッド20の種々の連結表面を介して浸出
によってさらに別の流体注入が生じうるが、かかる流路
は注入口31を介して得られる著しく大きい注入容量と
比較して著しく制限されることを理解する必要がある。
駆動ケーブル26は小直径のワイヤで作られ、さらに細
長のつる巻軸受64によって囲まれ、その回りにケーブ
ル26を囲むワイヤコイルの形をとった細長のヘリカル
軸受が巻かれている。ヘリカル軸受64は、回転してい
るとき、特に脈管内腔の回旋路に順応する場合にしばし
ば生じるようにジヤケット12が曲がるときに、金属ケ
ーブル26がジヤケット12の比較的軟かいプラスチッ
ク材料と摩擦接触するのを防ぐ。つる巻軸受は、単一ア
センブリのように駆動ケーブル26と共にジヤケット1
2から取り外すことができる。操作時にジヤケット12
の近位端14に隣接した位置を占める駆動ケーブル26
の広くなった部分30は、適当な回転運動源によって動
力を供給される駆動シヤフト66ヘ連結される。
【0022】図2〜図4に示すように、ケーブル26の
駆動ピン28は、チップ24と一体のシヤフト72の端
部と接触する肩70を含むチヤック68を有する。前記
のように、軸受スリーブ22はジヤケット12の遠位端
16で中央通路内を延在している。軸受スリーブ22
は、ジヤケット12の内面78に形成の対応する溝76
と係合する固定用かかり(barb)74によってジヤ
ケット12の遠位端16上の場所に軸方向にはめ込まれ
る。止めスリーブ80がかかり74から近位に延在して
軸受スリーブ22と接触しているチヤック68を中心に
置く。チヤック68は、駆動ケーブル26の端部をその
場所で溶接する内フイッテイング(結合金具)82を有
する。軸受スリーブ22は環状溝84を含む。ケーブル
26の駆動ピン28は、チップ24の案内面42に部分
的に延在するスパイクド先端88を備える。ケーブル2
6の駆動ピン28がトルクを案内面42へ伝達してチッ
プ24を高速で回転させるように、駆動ピン28は案内
面42の横断面と嵌合する不規則な、望ましくは矩形の
横断面を有する。
【0023】図4はチップ24をさらに詳細に示し、平
坦化された一対の半球形側面90が案内面42の中心に
収斂する弓形の一対の切刃92を画定している。94で
示すように、隣接の関節式連結面間の開口を介して案内
面42を通る注入液体を浸出させるために比較的制限さ
れた流体路がなお残っていることがわかる。
【0024】図6及び図7に、生命の危険のある急性肺
動脈血栓症の診断および治療に特別に設計されたカテ−
テル10の望ましい実施態様を示す。ジヤケット12は
特に肺の蛇行枝に適するけれども、他の脈管血栓症にも
適する。チップ24は高速回転インペラとして作用し、
8フレンチ可とう性カテーテル・ジヤケット12の加工
ヘッドに固着されたシユラウド96によって囲まれた丸
い形状を有する。シユラウド96は複数の比較的広い縦
スロット98を有するが、円形やオーラル開口(図示せ
ず)も使用することができる。脈管内腔へ滑らかな外面
を提供するように設計されたシユラウド96は、前記従
来のものに比べて比較的薄い金属製であって、チップ2
4から脈管組織を保護して脈管壁への外傷を回避する滑
らかな縁部を有する。他の図面を参照して説明したよう
に、内腔を通るカテーテルに追従するためにガイドワイ
ヤ(図示せず)を使用することができる。
【0025】流体は、図6に示すように障害のない流れ
を中央通路18に流がすべく駆動ケーブル26を除去し
て、望ましくは手動配水によってポート31から注入す
る。さらに高吐出量、例えば10〜60ml/分以上が
必要な場合には、特別のインゼクタ管をジヤケットの近
位セグメントよりむしろ標準のルア−・フイッテイング
を介してジヤケット12に連結させることができる。
【0026】本発明者らは、模擬血栓をもった脈管(例
えば、食品のゼラチンを使用)での実験から、血栓をイ
ンペラ・チップ24内に引き寄せて、血栓を迅速にばら
ばらにさせて、ポンプとブレンダーを組合せた作用をさ
せるためにはチップ24をシユラウド96の遠位後方に
少し突出さすことが望ましいことを見出した。大きなガ
イド・カテーテルを使用しないで、さらに小さい穿刺部
位を通して脈管に皮下配置させるには、さらに小さい8
フレンチ・カテーテルが適する。一対のポート31を両
側に対向させる、すなわち180°離し、別の対の両側
に対向するポートを第1の対のポート31から90°離
して配置することができる。図9〜図15(後述)につ
いて記載する流体インゼクタ装置に一般に、生命に危険
のない状態で末梢脈管を含む血栓摘出処置に適するけれ
ども、特に中枝〜大枝における肺動脈血栓症にはさらに
高流量が必要であって、X−線感度に依存して0.1〜
20ml/秒の流量でポート54から管58へ手動注入
する必要がある。
【0027】図9は、図1に示したカテーテル10の操
作を制御するために連結されたカテーテル・モータ系1
02およびインゼクタ系104を制御する制御系100
の斜視図を示す。制御系(装置)100はアテローム切
除および一部の血栓症用に使用される。さらに詳しく
は、制御系100はチップ24の回転を制御および駆動
し、かつカテーテル10の案内面94を通る流体の流れ
を制御する。カテーテル・モータ系102はチップ24
を100,000rpmまでの速度で回転させることが
できる、そして流体インゼクタ系104はカテーテル1
0に入る流体(該流体はチップ24の冷却および潤滑、
等に使用される)の流動を制御する。さらに、制御系1
00はパワー・モジュール106、フートスイッチ10
8、カテーテル・モータ系102、流体インゼクタ系1
04およびパワー・モジユール106およびパワーモジ
ユール106をフートスイッチ108、カテーテル・モ
ータ系102および系104に接続する一連のケーブル
112を含む。
【0028】大部分の表示に対して、流体インゼクタ1
04は血栓症でも末梢脈管の注入用に適するが、吐出速
度が患者の生存に重要な場合にはインゼクタ104より
も高流量での手動注入が必要である。そのような状態
は、特に中枝〜大枝における肺動脈血栓症を含む。
【0029】パワー・モジユール106は、低電圧DC
電力をカテーテル・モータ系102、流体インゼクタ系
104およびフートスイッチ108へ供給する。モジユ
ール106は、パワー・モジユール106に供給される
AC電力を遮断するパワースイッチ114を含む。
【0030】流体インゼクタ系104は、10.5kg
/cm(150lb/in)までの圧力で作動する
設計になっている、そして流体インゼクタからの流体の
流量は10から60ml/分まで5ml/分の段階で調
節することができる。図10に詳細に示したシステム制
御パネル116は、流体制御系104のカバーの上に置
かれてオペレータによって回転するチップ24の速度お
よびカテーテル10を通る流体の流量を制御するために
使用される。パネル116は図10を参照して以下に詳
しく説明する。流体制御系104は、内臓する注射器1
20のプランジャ−の流動を手動制御するノブ118も
含む。(別の方法は電動機によって制御される。)カテ
ーテル・モータ系102は、カテーテル・モータとモー
タ制御ユニットを含む。そのモータは三相で、制御ユニ
ットによって最高100,000rpmまで5000r
pmのステップで制御できる二極ブラシレスDCモータ
である。カテーテル・モータ系102はフアン(図示せ
ず)と準備完了表示ランプ122も含む、そのランプは
モータが動作準備完了時の低速およびモータが動作して
いる時のさらに高速で光る構成になっている。カテーテ
ル・モータ系102は、米国ペンシルバニア州ウエスト
・チエスト−(West Chester)に在るハロ
ウイ・サーボ・コントロールズ社(Harowe Se
rvo Controls, Inc.)からモータ用
部品番号BIIIOH1495および関連モータ関連モ
ータ制御器用部品番号CNT3605F001として購
入することができる。
【0031】フートスイッチ108は二極スイッチであ
って、押し下げるとカテーテル・モータ系102と流体
インゼクタ系104が作動する。フートスイッチ108
が最初に押し下げられると、流体インゼクタ系104の
モータが作動し始め、約2〜4秒後にカテーテル・モー
タ系102のモータが作動し始める。この遅れは、チッ
プ24が損傷しないようにカテーテル・モータの作動前
の流体が流れるのを保証する。
【0032】図10はオペレータ・パネル116を示
す。アームド/インゼクチング・ライト124はフート
スイッチ106が圧下されるときは常に点灯する。流体
目盛126は注射器120に残っている流体の量を示
す。パネル116の残部は、インゼクタ制御部128
と、モータ制御部130とさらに別の制御部132の3
部に分かれている。インゼクタ制御部128はプログラ
ムされた流量(ml/分)を示す2つの数字デイスプレ
イ134を含む。その流量はキー136又は138(そ
れらはそれぞれ流量を増加(キー136)又は減少(キ
ー138)させる)の1つを押すことによってプログラ
ムされる。さらに、2つのキー、すなわち、空キー14
0と充てんキー142を使用して注射器120を空又は
充てんする。空キー140を押して保持すると、注射器
120のプラジヤーは前方に移動して注射器120内の
流体を吐出する。そして空キー140が解放されるとプ
ランジヤは停止する。図9に示した注射器120を支え
るドア144は、空キー140を動作させるためには閉
鎖しなければならない。充てんキー142を押すと、注
射器120のプランジヤーは後方へ移動して注射器が充
てんされる。充てんキー142はドア144の開閉に無
関係に能動的である。注射器120を除去するには、注
射器120のプランジヤーを完全に後退させなければな
らない。インゼクタ・モータおよびその制御器(後述)
は注射器120のプランジヤーの移動を制御する。
【0033】さらに、インゼクタ部128は、低流体ラ
イト146と、無流体ライト148と圧力制限ライト1
50の3つのライト(ランプ)を含む。低流体ライト
(ランプ)146は注射器120の流体の量が30ml
の水準に達すると点灯する、そして注射器120の量が
5mlの水準に達すると無流体ライト148は点灯する
ようになる。流体を注入する間に流体インゼクタ系10
4の圧力が10.5kg/cmに達すると、圧力制限
ライト150は点灯するようになる。圧力の限界に達す
ると、系は自動的に停止する。ライト146、148お
よび150の各々に対して、ビーパー(図示せず)が音
を出してさらに警告を出す。
【0034】モータ制御部130はカテーテル・モータ
系102の速度を制御するために使用され、3桁のデイ
スプレイ152、一対のキー154と156およびスピ
ード・エラー・ライト158を含む。デイスプイ152
は、操作キー154と156によってセットされたよう
にカテーテル・モータ系102のプログラムド又は必要
な速度(数千のrpm)を表示する。特に、デイスプレ
イ152に表示されたようにカテーテル・モータ系10
2のモータのプログラムド速度を上げるためには、キー
154を押し、そしてデイスプレイ152に表示された
ようにカテ−テル・モータ系102のモータ速度を下げ
るためには、キー156を押す。カテーテル・モータ系
102のモータの実際の速度が1.5秒以上の間に50
00rpm以上異なる場合には、ライト158が点灯し
て速度の誤りを示す。その後、制御系は、カテーテル・
モータ系102のモータ速度を自動的に零に下げる。
【0035】付加制御部132は低/高圧キー160、
アーム・キー162およびストップキ−164の3つの
キーと、低圧ライト166および高圧ライト168の2
つの圧力表示ライトを含む。低/高圧キ−160は、流
体インゼクタ系104の低圧および高圧限度間をトグル
するために使用される。アームド/インゼクチング・ラ
イトが消され、空および充てんキーが付勢される。或い
は、ストップ・キーを押してカテーテル・モータ系10
2を停止する。これは押したフートスイッチ108に優
先する。ストップ・キー164を押し下げると、カテー
テル・モータ系102と流体インゼクタ系104は不履
行セッテイングに戻る。
【0036】図11にはシステム100の電気ブロック
図を示す。図11において、図9で示した要素と共通の
要素には同一の参照番号を用いている。図9で既に説明
したように、システム100の主構成要素はカテーテル
・モータ系102、流体インゼクタ系104、パワー・
モジユール106およびフートスイッチ108である。
図11でさらにわかるように、カテーテル・モータ系1
02はカテーテル・モータ制御装置170とカテーテル
モータ172を含む。カテーテルモータ172は市販の
三相、二極ブラシレスDCモータである。カテーテル・
モータ172は、さらにフアン(図示せず)と経過時間
表示器(図示せず)を含むことができる、そしてモータ
172の実速度を示す符号器信号を提供する。モータ制
御装置170も0〜100,000rpmの制御出力を
出す市販のパルス幅変調ブラシレス・モータ制御装置に
することができる。
【0037】流体インゼクタ系104は、図10で説明
したオペレータ・パネル116、および適当なバレル内
径をもった市販の130ml注射器のプランジヤ−を移
動さすために連続されるインゼクタ・モータ176を含
む。符号器デイスク174はシヤフト175に取り付け
て、インゼクタ・モータ176の実速度および方向を示
す信号を提供する。さらに、流体インセクタ系は主プロ
セッサ178と速度プロセッサ180(それらは後で詳
述するように一緒にシステム100の全操作を制御す
る)を含む。さらに、流体インゼクタ系104には適当
なパルス幅変調信号および他の制御信号を提供してイン
ゼクタ・モータ176の速度および方向を制御するイン
ゼクタ・モータ制御装置182が設けられている。一般
に、2つのプロセッサ178と180およびそれらの関
連回路を図12にさらに詳細に示し、インゼクタ・モー
タ制御装置182を図15に示す。
【0038】パワー・モジユール106は図11で前に
説明した他のブロックの各々へ電力を供給する。それは
普通の線間電圧(例えば、120V AC)をシステム
100全体に必要な種々の電圧に変換する適当な電圧調
整器を含みうる。
【0039】図12に示すように、主プロセッサ178
は一般にシステム100の大部分の機能を制御し、速度
プロセッサ180は一般にカテーテル・モータ172の
速度を監視する。主プロセッサは、モトロラ(Moto
rola)68705U3マイクロコントローラであっ
て、112バイトのRAM、3776のEPROM、3
つのI/Oポート(ラベルA、B、およびC)、および
1つのインプット・ポート(ラベルD)を備える。主プ
ロセッサ178の4つのポートに次の信号が代入され
る。
【0040】ポートA、ビット0〜7:出口用のみに構
成されている。ポートAは8ビットの並列データを他の
構成要素へ送るデータバス184として使用される。さ
らに線0および線1は直列データをオペレータパネル1
16のデイスプレイ134および152へ送るのに使用
され、線0はそのデータであって線1はクロック信号で
ある。
【0041】ポートB:線0〜2および7は出力用に構
成そして線3〜6は入力用に構成されている。特に線0
〜5はオペレータ・パネル116の各種キーに接続され
て、線0〜2は行を選択し線3〜5は選択された行の桁
を読取る。
【0042】線6(ラベルHISPDER)は、高いと
きにカテーテル・モータ172の誤りを示す。この信号
はハンド・シエーキング操作に使用される。
【0043】線7(ワラベル/HISPDEN)はカテ
ーテル・モータの駆動および機能抑止に使用される。線
が高いとカテーテル・モータ172は機能抑止され、線
が低いとカテーテル・モータは駆動される。
【0044】ポートC:線0〜5は出力用に、そして線
6と線7は入力用に構成されている。特に、線0(ラベ
ルLATCHEN)はラッチ186を駆動するために接
続され、それはまたポートAからのデータ・バス184
の信号に応答する。LATCHENが低くなると、ラッ
チ186の8個の出力にデータ・バス184のデータが
表われる。これらの出力は次にセットされた機能を達成
するために示されたように提供される次の信号になる。
【0045】BEEPERが可聴の誤り信号を発生す
る;/REVは、低いときに、インゼクタ・モータ17
6が逆方向に動作すべきことを示す;RUNは、高いと
きに、インゼクタ・モータ176が正方向に動作すべき
ことを示す;LIGHTはアームド/注入ライト124
を点灯させる;PRESS LIMは圧力制限ライト1
50を点灯させる;SPDERRは速度誤りライト15
8を点灯させる;NOFLOは無流体ライト148を点
灯させる;そしてLOFLOは低流体ライト146を点
灯させる;線1(ラベルWDOG)は、適切な操作中に
少なくとも1,2秒毎に少なくとも1回提供される信号
である。それは、1.2秒の中断前にトグル・ウオッチ
ドッグ単安定化マルチバイブレータ、又はワンショット
回路188に使用される。線2(ラベルSELDAI)
は、カテーテル・モータD/A変換器(DAC)190
のラッチ駆動(LE)入力に設けられる。SELDAI
信号が低いときには、カテーテル・モータDAC190
はデータ・バス184に提供されたデータを読み取る。
SELDAI信号およびデータ・バス184信号は同様
にスピード・プロセッサ180に提供される。
【0046】線3(ラベルENDISD)は、オペレー
タ・パネル116内のデイスプレイ励振器にデータ・バ
ス線0および1を介した直列情報を受け入れさせるため
に使用される。
【0047】線4(ラベルSYSINHIBIT)は、
高いときに図15に示したデイスプレイ、出力ラッチ1
84およびインゼクタ・モータ・リレーをリセットさせ
る。線5(ラベルSELDA2)は、インゼクタ・モー
タD/A変換器192の線駆動(LE)入力に設けられ
る。
【0048】線6(ラベルPRSFST)は、高いとき
にインゼクタ系104がその圧力限界に達したことを示
す。
【0049】線7(PRSSLO)は、高いときにイン
ゼクタ系がその高圧限界に少なくとも1秒間あったこと
を示す。
【0050】ポートDは入力線のみを有する。特に、線
O(ラベルPHASEA)は、符号器デイスク174か
らチヤネルAの状態を示すために使用される。
【0051】線1(PHASEB)は、符号器デイスク
174からチヤネルBの状態を示すために使用される。
【0052】線2(ラベルLOLIM)は、低いときに
流体インゼクタ注射器120のプランジヤーが注射器1
20に残っている流体の低流体限度30mlに達したこ
とを示す。
【0053】線3(ラベルFOOT)は、高いときにフ
ートスイッチが押されたことを示す。 線4(ラベルD
OOR)は、高いときに注射器120のプランジヤ−が
前限界スイッチ(それは注射器が空であること)に達し
たことを示す。
【0054】線6(ラベルEDGE)は、符号器174
のチヤネルの状態に変化があるときは常にライジング・
エッジの割込みをもたらす。この信号は、符号器チヤネ
ルA又はBの上昇又は下降エッジについて約50マイク
ロセカンドの間低い、そして図14に関してさらに論議
する。
【0055】線7(ラベルREVLIM)は、注射器1
20のプランジヤ−がその逆方向の限度に達したことを
示す。
【0056】さらに、主プロセッサは、ANDゲート1
94の出力端子へ接続される割込入力端子(ラベル/I
NT)を含む。オペレータ・パネル116からのキーボ
ード・コラム信号PB3、PB4およびPB5がAND
ゲート194の3つの入力として提供される、従ってオ
ペレータ・パネル116のキーが押されるときはいつで
も、信号が主プロセッサ178によるプログラムの実行
において割込みを生じさせる。さらに、主プロセッサ1
78は、ポートDの線6について前に説明したモータの
運動を検出するためのEDGE信号が接続される割込み
入力端子を有する。最後に、主プロセッサ178はワン
・ショット188の出力端子が接続される/RESET
入力端子を有する。ワン・ショット188が少なくとも
1.2秒毎にリセットされないと、主プロセッサが立往
生、すなわちプログラムが離れられないループに入った
と見なされて、ワン・ショット188の出力は高くなっ
て主プロセッサ178をリセットさせる。主プロセッサ
178のポートDに提供される信号FWDLIM、RE
VLIM、LOLIMおよびDOORはシステム100
全体に配置されている種々のリミット・センサから与え
られる。
【0057】速度プロセッサ180は、モトロラ(Mo
torola)MC68705P3の8ビットマイクロ
プロセッサであって、112ビットのRAM、1786
ビットのEPROM、8ビットの2つのI/OポートA
およびBおよび4ビットのI/OポートCを有する。速
度プロセッサ180の主機能は、カテ−テル・モータ1
72の速度を監視してカテーテル・モータがプログラム
ド速度の5000rpm以内で作動しない場合には作動
を停止させることである。8ビットのポートAは、速度
プロセッサがカテーテル・モータDAC190に送られ
た速度値を知るために、データ・バス184のデータを
受けるように設計された入力ポートとして形成されてい
る。
【0058】速度プロセッサ180のポートBは入力端
子として形成された線Oおよび4と、出力端子として形
成された線3および6を有する。ポートBの線1、2、
5および7は使用されない、従ってN/Cのレッテルを
付けてある。ポートBの各種の線は次の通りである:線
O(ラベルSENSOR/2)は、カテーテル・モータ
172におけるホール効果デバイスから発してカテーテ
ル・モータ172の実速度を反映する一連のSENSO
Rパルスである;SENSOR/2信号は2による除算
回路198を通ったSENSOR信号である。
【0059】線3は速度誤りが最初に検出されたときの
高信号を含み、タイムアウト(中断)回路200へ送
る。
【0060】線4はタイムアウト回路200の出力にモ
ニタ−として働き、その出力が高くなると、カテーテル
・モータ172における速度誤差が検出される。
【0061】線6は、主プロセッサ178のポートC、
線1からのWDOG信号に類似する、そしてワン・ショ
ット回路202を少なくとも1.2秒毎に1回連続的に
リセットするために使用される。
【0062】ポートCは線Oおよび1が出力端子で線2
が入力端子であるように形成されている。ポートCの線
3は使用されない(NC)。ポートCの種々の信号は次
の通りである:線0は、エミッタ・フオロア・トランジ
スタ回路204を介してカテーテル・モータ172の駆
動に使用させる信号を提供する。その信号はHISPD
PWRのラベルを有する、そしてその信号が高いときに
モータ172は駆動される。
【0063】線1(ラベルHISPDER)は、速度プ
ロセッサ180がカテーテル・モータ172の速度誤差
を検出したときに主プロセッサ178への高信号として
提供される。
【0064】線2はORゲート206からの結果を示
し、それに/REVおよびRUN信号が提供される。線
2が低くなると、速度プロセッサ180に速度誤り状態
をリセットさせる、又は主プロセッサ178からの情報
を受容するようにさせる。
【0065】3つのポートの外に、速度プロセッサ18
0は、主プロセッサ178からのSELDAI信号が結
合される割込み入力端子(/INT)、SENSOR/
2の信号が結合されるTIMER入力端子およびワン・
シヨット202の出力端子が結合される/RESET入
力端子を有する。
【0066】カテーテル・モ−タ制御器170とインゼ
クタ制御器182はそれぞれDACからのアナログ信号
に応答し、幅変調パルスを提供してモータ172と17
6を駆動する。DAC190と192は、SELDA1
およびSELDA2信号のそれぞれの1つが主プロセッ
サ178から提供されるときデ−タ・バス184のデー
タ信号に応答して駆動される。SELDA1パルスはカ
テーテル・モ−タ172の速度変化が主プロセッサ17
8によって要求されるときに提供され、SELDA2信
号はインゼクタ・モータ176の速度変化が主プロセッ
サ178によって要求されるときに提供される。カテー
テル・モータDAC190の出力は積算器回路208を
介して与えられ、カテーテル・モータ制御器170に円
滑な加速/減速を提供し、それは次に3つのパルス幅変
調信号をカテーテル・モータ172の3巻線へ提供す
る。インゼクタ・モータDAC192の出力は、図15
にさらに詳しく示したインゼクタ・モータ制御器182
へのVDC信号として与えられる。
【0067】図13にはフート・スイッチ108の電気
回路図を示す。フート・スイッチ108は、各々が接地
されている2つのスイッチ・アーム212と214を有
する二極スイッチを含む。フート・スイッチ108を押
さない限り、スイッチ・アーム212と214の位置は
図示のようにそれぞれ出力端子216と218へ接続さ
れる;フート・スイッチ108が押されると、接触端子
220と222へ移動される。端子216は抵抗器22
4を介して正電圧+Vへ接続され、端子218は抵抗器
226を介して正電圧+Vへ接続される。端子216と
抵抗器224の接合点はインバータ228に接続され
る、FOOTと呼ばれる信号はプロセッサ178へ送ら
れてインゼクタ・モータ176の作動に供される。イン
ゼクタ・モータが数秒間作動された後、主プロセッサ1
78は/HISPDEN信号の状態を変えてカテーテル
・モータ172が作動を開始できることを示す。この信
号は、端子218と抵抗器226の接合点と共にNAN
Dゲート230とインバータ232を介して提供され
る。インバータ232からの出力はMSTART信号で
あって、それはカテーテル・モ−タ制御器170におけ
るパルス幅変調器の駆動に提供される。
【0068】図14を参照して、流体インゼクタ・モー
タ176の速度および方向を説明する。前記のように、
符号器デイスク174はインゼクタ・モータ176の出
力シャフト175に固着される。符号器デイスク174
は、その外周縁部の回りに均一な間隔をもった複数、例
えば、12個の磁気材料素子234を含む。ホール効果
デバイスのような一対の磁気検出器236と238が、
磁気素子が検出器と整列するときはいつでも信号を出す
べく符号器デイスク174と並置される。これらの信号
は、次に対応するパルス整形信号を与える検出器回路2
40と242を介して提供される。検出器236と23
8は相互に位相が約180°ずれるように配置される、
すなわち、それらは検出器236又は238の1つが磁
気素子234と完全整列したときに他の検出器236又
は238が素子234間の非磁気スペースと完全に整列
するように配置される。検出回路240および242の
出力はそれぞれPHASE AおよびPHASE B信
号である。それらのPHASE AおよびPHASE
BはEXCLUSIVE NORゲート244への入力
として送られる、そしてその出力はEDGE信号であ
る。
【0069】前記のように、PHASE A、PHAS
E BおよびEDGE信号は全て主プロセッサ178へ
送られ、これらの信号に応じて流体インゼクタ・モータ
176の速度および方向を決定することができる。ED
GE信号は、ゲート244のEXCLUSIVE NO
R操作のためにPHASE AおよびPHASE Bの
いずれかの周波数の2倍であるパルス信号である。PH
ASE AとPHASE B信号間の相対的位相差、す
なわち、PHASE A信号がPHASE B信号より
進む又は遅れているかを見ることによって、インゼクタ
・モータ176の方向を決定することができる。この情
報は主プロセッサ178によって使用されて、そのデー
タを出力ラッチ184に提供するときに決定し、RUN
および/REV信号の提供をもたらす。これらの信号
は、次にインゼクタ・モータ制御器182によって使用
されて、インゼクタ・モータ176の回転方向を制御す
る。図15には、インゼクタ・モータ制御器182のさ
らに詳細な図を示す。パルス幅変調器146は、印加電
圧の大きさに依存してデューテイ・サイクルをもった2
7KHzのレートでパルスを供給する。特に、パルス幅
変調器246に印加される電圧は約0.5V〜3.5V
の間で変わり、電圧が高い程パルス幅変調器246の出
力端子における変調パルスのデューテイ・サイクルは小
さい。2つの異なる電圧制御信号がパルス幅変調器24
6へ入力として印加され、より大きい電圧信号をもつた
信号がその出力を制御する。
【0070】パルス幅変調器246の出力端子における
一連のパルスは、駆動回路248を介してパワーFET
トランジスタ250のゲート電極へ送られて、トランジ
スタ250のソース・ドレン路を各パルスの持続の間導
電性にする。FETトランジスタ250が導電性にされ
ると、駆動電圧Vは逆継電器252および正継電器2
54を介してインゼクタ・モータ176の正(+)又は
逆(ー)端子の1つへ結合される。電圧Vが正端子
(+)へ結合されると、インゼクタ・モータ176は正
方向に回転して、流体を注射器120からカテーテル1
0内へ吐出させる、又は空キー140が押される場合に
は排出させる。一方、電圧Vが逆端子(−)へ結合さ
れると、インゼクタ・モータ176は逆方向に回転し
て、プランジャーをその定位置へ戻させる、および/ま
たは充てんキー142が押された場合には注射器120
を充てんさせる。
【0071】逆継電器252は2つのスイッチ・アーム
256と258を含む;スイッチ・アーム256は2つ
の関連端子260と262を有し、スイッチ・アーム2
58は2つの関連端子264と266を有する。同様
に、正継電器254は2つのスイッチ・アーム268と
270を含み;スイッチ・アーム258は2つの関連端
子272と274を有し、スイッチ・アーム270は2
つの関連端子276と278を有する。スイッチ・アー
ム256は端子272へ接続され、スイッチ・アーム2
58は端子276へ接続されて逆継電器252と正継電
器254を相互に接続する。スイッチ・アーム268は
インゼクタ・モータ176の正端子(+)へ接続され、
スイッチ・アーム270はインゼクタ176の逆端子
(−)へ接続される。
【0072】継電器コイル280は、電流が流れるとき
は、結合されてスイッチ・アーム256を端子262か
ら端子260へ、そしてスイッチ・アーム258を端子
266から端子264へ移動させる。同様に、継電器コ
イル282は、電流が流れているときは、結合されてス
イッチ・アーム268を端子274から端子272へ、
そしてスイッチ・アーム270を端子278から端子2
76へ移動させる。コイル280と282の各々の一端
は正電圧源へ結合され、その他端はそれぞれのトランジ
スタ284と286のコレクタ・エミッタ路を介して大
地へ結合される。接続に伴い、それぞれのトランジスタ
284と286がそれぞれのベースへの電流によって導
電性にされるときに電流が流れる。
【0073】トランジスタ286のベースはNORゲー
ト288の出力端子へ結合される、そしてそれはその2
つの入力端子を出力ラッチ184から/REVへ、そし
て主プロセッサ178からSYSINHIBIT信号へ
結合している。従って、コイル280は、高い/REV
信号と低いSYSINHIBIT信号によって示される
ように、インゼクタ・モータ176を逆方向に回転差せ
る必要があるときだけ付勢される。
【0074】トランジスタ286のベースは3つの入力
ちANDゲート290の出力に結合される;ANDゲー
ト290への1つの入力は出力ラッチ184からのRU
N信号を結合し、ANDゲート290の別の入力はSY
SINHIBIT信号をインバータ292に通すことに
よって提供される/SYSINHIBIT信号をそれに
印加させている。ANDゲート290の第3の入力は過
電流および過電圧保護回路294の出力へ結合される。
保護回路294はモータ176からの2つの信号MT1
とMT2(後で説明)を監視して、インゼクタ系の速度
および背圧が限度を越えないようにする。その速度又は
圧力がインゼクタ・モータ176の正常動作中に限度を
越えるようになる(RUNおよび/SYSINHIBI
Tが高い)と、検出回路294が高信号をANDゲート
290に送り、それによってコイル282を付勢する高
信号にする。
【0075】FETトランジスタ250のドレンは逆継
電器252の端子262と264へ結合される。インゼ
クタ・モータ176のバックEMFはインゼクタ・モー
タ176の速度に比例して、FETトランジスタ250
のドレンにおける電圧として生じる;この電圧をMT2
電圧信号と呼ぶ。逆継電器252の端子260と266
は一緒に0.1オームと極めて小さい抵抗器296を介
して接地され、それによってモータ176を流れる電流
を測定する。この電流はインゼクタ・モータ104の背
圧に比例する。端子260および266と抵抗器296
間の接合点はMT1電圧信号であって、モータ176を
流れる電流を示す。
【0076】パルス幅変調器246の上部入力は、それ
ぞれの共通接続スケール抵抗器298、300および3
02を介して提供される3つの異なる信号の和である。
抵抗器298の他端は接続されたインゼクタDAC(図
12)の出力からのVDC信号を有し、変調器246を
制御する一次信号を提供する(検出した速度又は圧力の
誤り条件の不在下)。抵抗器300の他端は、インゼク
タ・モータ176の逆起電力を検知する速度監視回路3
04の出力端子へ接続される。速度監視回路304は内
蔵の差動増幅器へ印加されるMT1およびMT2信号を
有する、そしてその出力はインゼクタ、モータ176の
速度に比例する電圧信号である。抵抗器302の多端
は、アナログ・インバータ306を介して圧力検出回路
308の出力端子へ結合される。圧力検出回路308は
MT1信号に応答して、モータ176を通る電流および
注射器120に形成される圧力に比例する負電圧を与え
る。この電圧の極性はインバータ306によって反転さ
れる、そして巻線電圧降下補償信号として作用する。
【0077】パルス幅変調器246へ下部入力は共通接
続抵抗器310および312を介して提供される2つの
信号の和である。抵抗器310の他端は圧力検出回路3
08へ接続され、抵抗器312の他端は選別器314へ
接続される。選別回路314は、電位差計316、31
8および320の設定によって決定された3つの異なる
電圧の1つを選別器入力端子へ提供されるREVおよび
HI/LOのコードによって決定されるその出力端子へ
与える。REV信号はインバータ322を介して与えら
れる/REV信号である。電位差計316の中央タップ
・アームは選別回路314の第1および第2のデータ入
力端子へ接続され、/REV信号が低いときはいつでも
選別器回路314の出力端子として結合され、それによ
ってインゼクタ・モータ176の逆方向運動を示す。電
位差計318の中央タップ・アームからの電圧は、/R
EV信号が高く(それによってインゼクタ・モータ17
6の順方向運動を示す)、HI/LO信号が高いと、選
別回路314の出力側に現われる、そして電位差計31
8の中央タップ・アームからの電圧は、/REV信号が
高くてHI/LO信号が低いと、選別回路314の出力
側に現われる。出力側に現われる特定の信号は、オペレ
ータ・パネル116のオペレータの選択によって決定さ
れる際に、流体インゼクタ系に許容される被選択圧力を
表わす。
【0078】抵抗器310と312の接合点も、インゼ
クタ系104の圧力がオペレータによって.セットされ
る限度にほゞ達したときは常に主プロセッサ178へP
RSFST信号を提供する比較器324へ結合される。
比較器324の出力も1秒の中断回路326へ提供され
る、その中断回路はPRSFST信号が1秒以上の間高
いままの場合にPRSSLO信号を提供する。
【0079】操作において、インゼクタDAC192か
らの速度要求信号VDCは速度監視回路304からの速
度信号とインバータ306からの補償信号と共に加算さ
れて、パルス幅変調器246の上部入力端子へ印加され
る。同時に、圧力信号が変調器246の下部入力端子へ
提供される。変調器246は印加されたより高い電圧に
応答して、デューテイサイクルを下げる。これは、次に
インゼクタ・モータ176の速度を下げる。
【0080】図12および図15を参照して、インゼク
タ・モータ176の速度制御を以下に説明する。フート
・スイッチ108を押すと、主プロセッサ178内のソ
フトウエア・タイマがオペレータ・パネル116のデイ
スプレイ134上のプログラムド流量情報に基いた周波
数にセットされる。ソフトウエア・タイマーからの中断
信号は、図14に示したゲート244からのEDGE信
号と比較される(それらの信号は符号器ホイール174
から検出されるモータ176の実速度に関係する)。ソ
フトウエア・タイマーが中断する毎に、記憶された速度
要求値が1ビットだけ増加し、その直ぐ後に速度要求記
録器に記憶された値はデータ・バス184を経てインゼ
クタ・モータDAC192へ提供される。同時に、SE
LDA2信号を与えてインゼクタDAC192新しいデ
ータ・バス184のデータ信号を受け入れさす。
【0081】EDGE信号が検出されるときはいつで
も、符号器174の位相信号PHASEAおよびPHA
SEBは、復合化されてモータ・シヤフト175の順方
向又は逆方向回転が生じるかを決定される。順方向の回
転が生じる場合には、速度要求記録器は1ビットだけ減
少する。シヤフト175の逆方向回転が、RUN信号が
オンの間に(従ってモータ・ジッタを示す)検出される
場合には、速度要求記録器は1ビットだけ増加して対応
する順方向パルスを相殺する。インゼクタ・モータ17
6が速度を増すに伴い、タイマーの中断による増分が速
度増大によってもたらされる高率のEDGEパルスによ
って一層相殺されるので、速度要求値は指数関数的に増
大する。
【0082】正常な順方向運転中に負荷の増加はそれに
対応して速度が低下することになる。これは、速度要求
値およびインゼクタDAC192の出力電圧における増
加によって相殺される。許容圧力に達すると、FRSF
ST信号が出される。主プロセッサ178は、速度要求
値、従ってインゼクタDAC192の出力値をそれ以上
増大させないでPRSFST信号に応答する。そのPR
SFST信号が1秒間持続すると、PRSSLO信号が
出されて、主プロセッサ178がシステム100を止め
る。
【0083】さらに、主プロセッサ178がインゼクタ
・モータ176の速度を増大させようとし、かつ1回転
の間のEDGE信号の監視中に速度増加レスポンスが検
出されない場合には、主プロセッサ178はシステム全
体を止める。従って、検出回路294が非常の過電圧又
は過電流状態を検出してラン・リレー254を閉じるこ
とによってインゼクタ・もーた176への電力を遮断す
ると、主プロセッサ178はより長いEDGE信号によ
るインゼクタ・モータの減速を検出して、カテーテル・
モータDAC190への適切な信号による補償を試み
る。ラン・リレー254がリセットされたから応答の無
いのを知って、主プロセッサ178はカテーテル・モー
タ172およびシステテムの残部を停止させる命令を出
す。同時に、オペレータ・パネル116のデイスプレイ
に誤りのメッセージを表示する。インゼクタ・モータ1
76が停止したにもかかわらず、流体は管路圧力が零に
低下するまで数秒間流れ続けることに留意する必要があ
る。これは、カテーテル・モータ172の速度を下げる
のに十分な時間以上の時間である。
【0084】一般に、極めて速い速度のカテーテル・モ
ータの速度チェックは速度プロセッサ180によて行わ
れる。速度プロセッサ180は、主プロセッサ178か
らデータ・バス184を経て提供されるカテーテル・モ
ータ172の速度データをそれがカテーテルDAC19
0へ送られる時に読み取る。このデータは、速度プロセ
ッサ180のタイマ入力端子へ送られる信号SENSO
R/2と比較される。要求値と実速度値を比較する表を
使用して、速度プロセッサ180は両者の差がセツトさ
れたrpm値の相当値より大きい場合にはポートBの線
3に誤りの信号を与える。この信号が1.5秒間持続す
ると、中断回路200が状態を変えてポートBの線4へ
誤りの信号を送る。これは、次にHISPDER信号を
主プロセッサ178へ送ることになり、それは、次にカ
テーテル・モータ制御器170にカテーテル・モータ1
72を停止させる。
【0085】速度プロセッサ180内のプログラムの操
作を以下に説明する。パワーの印加を行う第1のルーチ
ン又はリセットはRESETと呼ぶ。このルーチンはポ
ートおよびスタックを初期化してRAMおよびROMテ
ストを行う。次にそれ自身を零の速度要求で初期化して
内部タイマを始動させる。零速度要求は、アキュムレー
タに要求値を負荷して、ソフトウエアを遮断することに
よって行う。この場合の要求された値は零である。次
に、タイマが零を秒読みするとき毎に中断できるよう
に、タイマをタイマ・入力およびマイクロプロセッサの
内部クロック(1MHz)の論理ANDで実行をするよ
うに調節する。最後に、RESETルーチンは、速度の
誤りのフラッグを立てなくて、その代りに主プロセッサ
178から高−低−高の遷移を待って主ループに戻るよ
うにSPDERルーチン(後述)の中央部に飛び込む。
【0086】主ループは、速度プロセッサ180がカテ
−テル・モータ172の速度を実際に監視するところで
ある。そのループには、ハンド・シエークを行うべきか
をチェックする部分があることに注目することも重要で
ある。主ループが適切に機能するために、内部の8ビッ
ト・タイマは、それを増分させるクロックが内部クロッ
クの論理AND(又は1 MHzの動作速度)およびタ
イマ入力端子に印加されるSENSOR/2の信号に基
づくように、構成される。SENSOR/2の信号は、
期間がカテーテル・モータ172からくるSENSOR
信号の期間の2倍である50%デュ−テイ・サイクルを
有する。SENSOR信号は、その周波数を2で割るの
で、50%デュ−テイ・サイクルではない。これは、タ
イマ入力が高い時間量がカテーテル・モータ172の全
1サイクルの期間の時間と同じであるから便利である。
この値を使用して、カテーテル・モータ172の速度を
試験することができる。速度プロセッサ180はタイマ
入力が低い時間を測定できないから、確実にそれが余り
長く低くとどまらないようにする。速度プロセッサ18
0は速度のチエックをする。そして2回読取ることによ
ってモータの良好な平均速度を得る。それが速度の公差
内か否かのチェックにおいて、ソフトウエアはその上下
のチェックをする。
【0087】速度が公差外のときは常に、速度プロセッ
サ180は主プロセッサ178にすぐに信号を出さない
で、中断回路200を始動させる。中断回路200の始
動後、速度プロセッサ180はカテーテル・モータ17
2の速度を読取り続ける。それが公差内の速度を読取る
と、中断回路200をリセツトさせる。中断回路200
が、速度プロセッサ180が公差内にあるという速度読
取りをする前に時間切れすると、速度プロセッサ180
はHISPDER信号を出すことによって主プロセッサ
178に速度の誤り状態を知らせる。
【0088】主ループの操作に重要である2つの割込み
がある。それらは主プロセッサ178からくる割込みと
内部タイマの割込みである。主プロセッサ178からの
SELDA1の割込みは速度プロセッサ180の/IN
Tラインを介して信号を送られる外部割込みである。こ
の割込みは、主プロセッサ178が速度値をデータ・バ
ス184を経てカテーテル・モータ172へ送るときは
常に生じる。速度プロセッサ180はどんな速度値が必
要かを知る必要があるから、それはまた新しい速度値を
読み取りかつ記憶する。
【0089】タイマの割込みは、タイマの入力ビットが
高いときに生じて、タイマは中断する。タイマの入力は
8ビットタイマがカウントできるよりも極めて長くとど
まるから、タイマ割込みルーチンはタイマが中断する毎
にカウンタの場所を増すように調整される。これは、タ
イマの入力が高くとどまる時間長をカウントするのに使
用される全ビットを16ビットに広げる。
【0090】開示のこの部分の残りは、主ループの流
れ、次にTIMERの割込みハンドラーそして最後に/
INTの割込みハンドラーを含むルーチンを議論する。
ソフトウエア割込みと呼ぶ速度プロセッサ180によっ
て使用される別の割込みもある。それは、RESETの
割込み中に使用されるだけであってシステムの操作にき
わだって重要ではないが、/INTの割込みハンドラー
の一部であるので議論する。 ループ・ルーチンは速度
プロセッサ180がその時間の大部分を費すところの出
発点である。最初に行われること、前述のように主プロ
セッサ178がハンドシエークをすることを望んでいる
かをチェックすることである。次に、ループ・ルーチン
は、それがカテーテル・モータ172からのSENSO
R/2信号の2つのサイクルを受けたかをチエックす
る。2つのSENSOR/2サイクルを受け入れたとき
は、ループ・ルーチンはCHECKルーチンへ飛越し
て、受けたSENSOR/2信号がカテーテル・モータ
172が許容速度範囲内であることを示しているかを見
る。次に、それはテスト・ピンを制御して、速度プロセ
ッサ180の見た波形が低くて、それが長い信号をどの
位長くカウントするために使用される記憶場所TPER
およびTPER+1をクリアすることを示す。このカウ
ントは正確ではないが、速度プロセッサ180はこのカ
ウントを行ってタイマ入力ビットへの波形が余り長い間
低くとどまらないことを保障する。
【0091】WLOWルーチンはタイマの入力が低いと
きに速度プロセッサのプログラムがその時間を費すとこ
ろである。このルーチンは、速度プロセッサ180がカ
テーテル・モータ172からの信号の期間を読取る準備
をしているとき用いられる。WLOWルーチンが行うタ
スクは次の通りである: 1.主プロセツサ178がハンドシエークを要求してい
るかをチェックする; 2.ウオッチドッグ回路をリセットする; 3.タイマ入力が余りに長い間低いかどうかをチェック
する; 4.中断回路200が中断したかどうかをチエツクす
る、 5.タイマ入力がまだ低いかどうかをループ(返送照
合)する;および 6.タイマ入力に高信号を見たかどうかをWHIGHル
ーチンについて継続する。
【0092】WHIGHルーチンはタイマ入力が高いと
きに行われる。このルーチンは、速度プロセッサ180
がカテーテル・モータ172からのSENSOR/2信
号の期間を実際に読取るときに用いられる。このルーチ
ンが行うタスクは次の通りである: 1.主プロセッサ178がハンドシエークを要求してい
るかどうかをチェックする; 2.ウオッチドッグ回路をリセットする; 3.タイマ入力が余りに長い間高いかどうかをチェック
する; 4.中断回路が中断したかどうかをチェックする; 5.タイマ入力がまだ高いかどうかをループする;およ
び 6.ループ・ルーチンヘ分枝して、タイマ入力が低いか
どうかを別の期間読取る準備をする。
【0093】WLOWルーチンがタイマ入力が余りに長
い間低いことを見出したら、ISLOWルーチンを呼び
出す。ISLOWルーチンは低速度の読取りを反映する
TVALHをセットする。次に、カテーテル・モータ1
72が余りに速く運転しなかったと仮定し、CHECK
ルーチンの部分に飛越すことによって「余りに速い運
転」条件をチェックするコードをスキップする。
【0094】CHECKルーチンは、2つの取得サイク
ルが許容速度範囲内にあるかどうかを試験されるところ
である。最初に、信号が余りに速過ぎるかどうか、換言
すると、カテーテル・モータ172の動作公差の速度上
限を越えたかどうかをチェックする。次に、その速度が
速度下限以下かどうかをチェックする。速度が速度公差
内にある場合には、CHECKルーチンは全ての誤りの
フラッグがクリアされることを確める。速度プロセッサ
180が再び速度読取をする前に、このルーチンはタイ
マへの入力が低くなるのを待つ。しかしながら、入力が
低くなるのを待つ間に、CHECKルーチンはタイマ入
力が余りに長く高くとどまらないことを確める。その入
力が低くなったとき、CHECKルーチンは飛び越して
主ループヘ戻る。
【0095】ソフトウエア・タイマはカウントアップで
なくてカウントダウンするように作動するから、速度プ
ロセッサ180零の値をとってそれをタイマ・レジスタ
TDRに記憶された値から引いて、タイマ・レジスタに
まだ記憶されている期間を得る。前記のように、その期
間の実際のカウンタは、タイマが中断する回数のトラッ
クを保つ記憶場所TVALを使用することによって16
ビットまだ広げられている。タイマ期間の高バイドを保
持するために使用されるのはこの値である。これらの値
はそれぞれTVALHおよびTVALLの場所に記憶さ
れる。TVALは主ループでなくてタイマ割込みルーチ
ンによって更新されることに注目されたい。
【0096】速度値が要求されると、要求された速度値
の速度限度を反映するために場所VFASTH/VFA
STLおよびVSLOWH/VSLOWLをセットす
る。読み取られる速度が上限を越えるかどうかをチェッ
クするために、TVALH/TVALLとVFASTL
/VFASTLを相互にそれぞれ比較する。TVALH
/TVALLがVFAST/VFASTLより小さい又
は等しい場合には、場所TVALH/TVALLとVS
LOW/VSLOWLを相互にそれぞれ比較する。次
に、場所TVALH/TVALLが場所VSLOWH/
VSLOWLにおける値に等しい又は大きい場合には、
速度プロセッサ180のソフトウエアは、高い又は低い
速度の誤りがないことを示し、ハードウエアの中断回路
200をクリアする。しかしながら、速度の誤りが検出
された場合には、中断回路200は前にセットされても
ビットを高くセットするように制御する。
【0097】速度プロセッサ180は次に、それが零期
間の読取りを得たことを示すためにソフトウエア・タイ
マ・レジスタをSFF(Sは16進法を示す)にセット
することによってタイマ入力へのSENSOR/2信号
の低エッジ入力についてそれ自身を再同期させる。その
タイマ・レジスタもリセットされて、記憶場所TVAL
が零にクリアされる。入力が低くない場合は、プログラ
ムは主プロセッサ178がハンドシエークを要求してい
るかどうかをチェックする。次にウオッチドッグ・ワン
ショット回路をリセットする。次に、場所TVALをチ
ェックしてタイマ入力が余りに長い間高くとどまってい
るどうかを決定する。これがその場合のときはさらに調
査が必要であり、従って、ソフトウエアはCHECKル
ーチンへ分枝する。そうでない場合には、中断回路20
0をチェックして、終了したかどうかを見る。タイマ入
力ビットがなお高い場合には、TVAL記憶場所および
タイマ・レジスタのリセツトを除いて、RSYNCルー
チンを反復する。タイマ入力ビットが低い場合には、R
SYNCルーチンを再び呼んで、タイマ・レジスタおよ
び記憶場所TVALを適当にリセットしかつタイマ入力
が低いこと確保する。 取得した速度読み値が許容公差
低限以下であることがわかった場合には、CHECKル
ーチン中にTOOSLOWルーチンをコールする。TO
OSLOWルーチンの目的は生じた低速度の誤りを示す
ことおよびその誤りを知らせることである。これをする
ために、TOOSLOWルーチンは診断のビットをセッ
トして、MRGルーチンを呼んで誤りを実際に知らせ
る。
【0098】得た速度読み値が許容公差上限以上である
ことがわかった場合には、TOOFASTルーチンをC
HECKルーチン中にコールする。TOOFASTルー
チンの目的は速い速度誤りが生じた界を示すことを及び
その誤りを知らせることである。これをするために、T
OOFASTルーチンは診断ビットを適当にセットし、
MRGルーチンをコールしてその誤りを実際に知らせる
ことである。
【0099】MRGルーチンは速度の誤り状態を知らせ
る。最初にカテーテル・モータ172が停止したことを
確める。速度の誤り状態を知らせるために、MRGルー
チンはその誤りを主プロセッサ178に実祭に示さない
で、中断回路200を始動させる。次に、RSYNCル
ーチンへ飛び越えて別の速度読み値を得る。
【0100】中断回路200が終わったことを見出す毎
に、SPDERルーチンをコールして主プロセッサ17
8に速度の誤り状態を知らせる。高い値としてHISP
DER信号を提供することによって速度の誤りの通知を
主プロセッサ178へ送った後、SPDERルーチンは
カテーテル・モータ172の速度を再び監視する前に主
プロセッサ178が速度の誤り状態をクリアする通知を
知るのを待つ。SPDERルーチンは主プロセッサ17
8と速度プロセッサ180間のハンドシエ−クを行うた
めにも使用されることに留意することが重要である。な
ぜならばそれは速度の誤りをリセットする前に高−低−
高の順序を必要とするからである。
【0101】速度の誤りを知らせるために、SPDER
ルーチンは速度の誤りラインを高くセットする。次に、
高−低−高の順序を待って、速度の誤りラインをクリア
し、中断回路200への入力をリセットし、中断回路2
00がクリアするのを待ち、カテーテル・モータ172
を再駆動させ、そしてカテーテル・モータ172の速度
を監視続ける主ループの部分へ飛び越えて戻すことによ
ってその速度の誤り状態をクリアする。
【0102】TSTLOWルーチンは、コールされる毎
に一定の時間を費すように設計されている。また、それ
は何回コールされたかをチェックする。ポートBの0ビ
ットになる同じ信号であるタイマ入力が余りに長い間低
かったことを知らせるためにけた上げビットをクリアす
る。或いは、その信号がまだ許容できることを示すため
にけた上げビットをセツトする。TSLOWを何回コー
ルしたかの跡を追うために、TSTLOWルーチンはコ
ールされる毎に記憶場所TPERを増す。記憶場所TP
ERの増加が一巡して零に戻る毎に記憶場所TPERは
+1増す。TSTLOWルーチンを行うのに80マイク
ロセカンド(又は80マイクロプロセッサ・クロック・
サイクル)かかる。そのルーチンはS333回(70m
sを表わす)されうる。場所TPERがS3の値に達し
たときに、TSTLOWルーチンのコーラ(calle
r)に戻る前にけた上げフラグはクリアされる;そうで
なければ、コーラに戻ってけた上げフラグをセットす
る。
【0103】ルーチンがウオッチドッグ回路のリセット
を挙げるときはいつでも、WDOGルーチンをコールし
てそのタスクを行う。WDOGルーチンがウオッチドッ
グ回路をリセットさせるために、ポートBのビッド6を
下げ、次に再び高くする。
【0104】TIMER割込みハンドラ・ルーチンはテ
ーテル・モータ172の速度の監視に関与する。このル
ーチンは、内部の8ビットタイマが中断する回数の跡を
追ってタイマが中断するときを示すように中断する毎に
コールされる。これをするために、タイマ割込みハンド
ラは最初に場所TVALに記載された値をチェックし、
それが既にSFFへ増加したどうかをチェックする。そ
の場合には、それはTVALをそれ以上増さないで、診
断の中断ビットを介して中断が生じたことを示す。TV
ALがSFFにない場合には、TIMER割込みハンド
ラ・ルーチンはTVALを1増して、前述のように中断
が生じたことを示す。
【0105】カテーテル・モータDAC192へ結合さ
れている主プロセッサ178からくるSELDA1ライ
ンは速度プロセッサ180の割込み要求ライン/INT
にも結合される。SELDA1信号は能動的に低いか
ら、速度値がカテーテル・モータDAC192にラッチ
される毎に中断される。前述のように速度プロセッサが
タイマの中断をする間にその速度値が送られる可能性が
あるから、ハンドシエークを行って速度プロセッサが新
しい速度値を確実に得るようにする。要求された速度値
を得る外に、/INTルーチンは記憶場所VSLOWL
/VSLOWHおよびVFASTL/VFASTHに適
当な値をセット・アップする。これらの記憶場所のセッ
ト・アップは、ソフトウエア割込みハンドラを構成する
/INTルーチンの一部分である。/INTルーチンの
この部分はSOFTと呼ばれる。
【0106】その/INTルーチンがするまさに最初の
ことは、ポートAに送られた速度データ値を得ることで
ある。これは、カテーテル・モータDAC192へ送ら
れるのと同じ値である。次に/INTルーチンは、/I
NTラインが能動的であるかどうかをチェックすること
によって、これが有効な値であるかをチェックする。/
INTラインが非能動的の場合には、/INTルーチン
は有効速度要求値としてポートAの値を受け入れないで
出る。/INTラインが能動的の場合には、INTルー
チンはその値を有効と認める、そして速度プロセッサ1
80は速度の誤りラインをセットすることによって速度
プロセッサ180が新しい速度値を得たことを主プロセ
ッサ178に知らせる。これが2つのプロセッサ間のハ
ンドシエーク・シーケンスの始まりであって、速度プロ
セッサ180が新たに要求した速度値を受けたことを確
める。次に/INTルーチンは中断回路200をクリア
して中断の発生を防ぐ。/INTルーチンは次に主プロ
セッサ178が/INTラインを不活性にするのを待
つ。/INTラインが不活性になるのを待ちながら、ウ
オッチドッグ回路202は連続的にリセットされる。W
DOGルーチンはウオッチドッグのリセットのためにコ
ールされないで、むしろ必要なコードはタイミングのた
めにループに挿入される。
【0107】主プロセッサ178が/INTラインを非
能動化するとき、それは主プロセッサ180に主プロセ
ッサ178が速度値を受けたという通知を受けたことを
知らせる。これはハンドシエーク・シーケンスの第2フ
エーズである。速度プロセッサ180は速度誤りライン
を使用してハンドシエ−クをするから、主プロセッサ1
78が速度誤りを間違わないように速度プロセッサ18
0は速度誤りラインを非能動化しなければならない。ハ
ンドシエーク・ルーチンの最終フエーズにおいて、主プ
ロセッサ178はこのラインが非能動化されるのを待
つ。
【0108】SOFTルーチン・シーケンスもソフトウ
エア割込み要求ハンドラ/ルーチンと解釈することがで
きる。SOFTルーチンの目的は、要求された速度値に
対する許容値を検索するためにSLOWTABおよびF
ASTTABの表にオフセットを生じさせることであ
る。検索された値は適当な記憶場所へ記憶される。CH
ECKルーチンの責任は検出された速度値がこれらの許
容値内にあるかどうかを決めることである。
【0109】許容値を検索するために、最初にオフセッ
トを計算しなければならない。オフセットは2つのバイ
トを指す(1つではない)から、それは2を掛けなけれ
ばならない。計算されたオフセットはWROとWRO+
1の場所に記載される。SLOWTABの出発のアドレ
スはこのオフセットに加えられて、RAMにおける“L
DA SXXXX”命令のオペランド(演算数)として
記憶される。アドレスを適当にセツトアップした後、G
ETINIをコールして、GETへの飛越しができるよ
うに適当なオプコードが確実にRAMの適当な場所に記
憶されるようにする。適当なRAMの場所の初期化の次
に、GETルーチンを呼んで要求された速度値の低限の
高バイトを得る。そのバイトを検索した後、それを記憶
場所VSLOWHに記憶する。次に、INCGETを呼
んで、記憶場所GETに記憶された命令“LDA SX
XXX”に対するオペランドのアドレスを増加させる。
これは、場所VSLOWLに記憶される要求された速度
値の低限の低バイトを指す。同じ手順でFASTTAB
から許容上限バイトを得る(但し、それらはVSLOW
HおよびVSLOWLの代りに記憶場所VFASTHお
よびVFASTLに記憶される)。これは次に/INT
ルーチンの終了を示すので、そのルーチンはプロセッサ
が中断されたときは常に戻る。
【0110】速度プロセッサ180の操作の要約におい
て、それは3つの基本的ルーチン、主ループ、タイマ割
込みハンドラ・ルーチンおよび割込み要求/割込みハン
ドラ・ルーチンを含む。タイマルーチンはカテーテル・
モータ172から戻るパルスの実計数を行う。割込み要
求ルーチンは速度プロセッサ180に新しい動作速度を
知らせる。主ループは次にタイマ・ルーチンの発生した
速度値をとって、それを割込み要求ルーチンによってセ
ツトアップされた速度値と比較する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるカテーテルの断面図であって、
駆動アセンブリの加工ヘッドの取外し可能な連結、並び
に駆動ケーブルの駆動ケーブル回転手段への迅速連結解
除を示す。
【図2】 加工ヘッドの拡大断面図であって、本発明の
切削チップと駆動ケーブル間のリーリス可能連結を示
す。
【図3】 本発明の切削チップを回転させるのに適した
駆動ケーブルのトルク伝達遠位端の拡大図である。
【図4】 本発明の中央通路に挿入された駆動アセンブ
リと共に切削チップの端面図である。
【図5】 駆動ケーブルを囲む好適なヘリカル軸受の外
面図である。
【図6】 駆動アセンブリを本発明の中央通路を貫通延
在する案内線と取り替えたことを除いて図1に示したカ
テーテルの断面図である。
【図7】 血栓切除カテーテルの外斜視図であって、特
に本発明の駆動アセンブリと注入口を示す。
【図8】 図7に示したカテーテル・ジヤケットの遠位
端の拡大図であって、シユラウド・チップと注入口を詳
細に示す。
【図9】 図1に示したカテーテルの操作を制御するた
めに連結されたカテーテル・モータおよび注体インゼク
タ・モータを制御する制御系の斜視図である。
【図10】 図9に示した系の制御パネルを示す。
【図11】 図9の制御系のブロック図である。
【図12】 カテーテル・モータおよび流体インゼクタ
・モータの制御に使用される2つのプロセッサおよびそ
れらの関連回路の詳細図を主としてブロック形式で示
す。
【図13】 フート・スイッチ回路を示す。
【図14】 流体モータ方向監視回路を示す。
【図15】 カテーテル・モータ駆動回路の主としてブ
ロック図を示す。
【符号の説明】
10………カテーテル 12………ジヤケット 14………近位端 16………遠位端 18………中央通路 20………加工ヘッド 22………軸受スリーブ 24………チップ 26………駆動ケーブル 28………駆動部(駆動ピン) 30………被動部 34………ルアー・ロック機構(迅速−解放連結機構) 36………雄部 38………雌部 40………ガイドワイヤ(案内線) 42………案内面 44………のど部 46………止めブロック 48………近位肩部 50………遠位肩部 52………センタリング部 54………ポート 56………ハウジング 58………注入管 60………中空部 62………チヤンネル 64………ヘリカル軸受 66………駆動シャフト 68………チヤック 70………肩 72………シャフト 74………かかり 76………溝 78………内面 80………止めスリーブ 82………結合金具 84………環状溝 88………スパイクド先端 90………半球形側面 92………切刃 94………関節式連結面 96………シュラウド 98………スロット 100………制御系 102………カテーテル・モータ系 104………流体インゼクタ系 106………パワー・モジュール 108………フート・スイッチ 112………ケーブル 114………パワー・モジユール 116………制御パネル 118………ノブ 120………注射器 122………ライト 124………アームド/インゼクチング・ライト 126………流体目盛 128………インゼクタ制御部 130………モータ制御部 132………付加制御弁 134………デイスプレイ 136,138,154,156………キー 140………空キー 142………充てんキー 144………ドア 146………低流体ライト 148………無流体ライト 150………圧力制限ライト 152………デイスプレイ 158………速度誤りライト 160………低/高圧キー 162………アーム・キー 164………停止キー 170………カテーテル・モータ制御装置 172………カテーテル・モータ 174………符号器デイスク 176………インゼクタ・モータ 178………主プロセッサ 180………速度プロセッサ 182………インゼクタ・モータ制御装置 184………データ・バス 186………出力ラッチ 188………ワン・ショット回路 190………カテーテル・モータD/A変換器 192………インゼクタ・モータD/A変換器 194………ANDゲート 198………除算回路 200………タイムアウト(中断)回路 202………ワン・ショット回路 204………エミッタ・フオロア・トランジスタ回路 206………ORゲート 208………積算器回路 212,214………スイッチ・アーム 216,218………出力端子 220,222………接触端子 224,226………抵抗器 228,232………インバータ 230………NANDゲート 234………磁気材料素子 236,238………磁気検出器 240,242………検出器回路 244………EXCUSIVE NORゲート 246………パルス幅変調器 248………駆動回路 250………トランジスタ 252………逆継電器 254………正継電器(リレー) 256,258………スイッチ・アーム 268,270………スイッチ・アーム 280,282………継電器コイル 284,286………トランジスタ 288………NORゲート 290………ANDゲート 292………インバータ 294………保護回路 296………抵抗器 298,300,302………抵抗器 304………速度監視回路 306………アナログ・インバータ 308………圧力検出器回路 310,312………抵抗器 314………選別回路 316,318,320………電位差計 322………インバータ 324………比較器 326………中断回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビンセント・ジェイムス・ジャネッティ アメリカ合衆国フロリダ州プランテイショ ン、エスダブリュ6ストリート4305

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)対向する遠位端と近位端、および該
    遠位端と近位端間に延在する中央通路を有する細長の可
    とう性ジヤケット; (b)前記ジヤケットの遠位端に配置され、疎通用チッ
    プを含む加工ヘッド ; (c)前記中央通路を通して延在し、前記遠位端
    に隣接して作動的に配置された駆動部と該駆動部の反対
    方向に配置された被動部を備えた駆動ケーブル; (d)前記被動部において駆動ケーブルを回転させる手
    段;および (e)駆動ケーブルの駆動端部を加工ヘッドへ解放自在
    に連結して疎通チップを回転させ、ケーブルを加工ヘッ
    ドから連結解除してジヤケットを取り外すことができる
    手段、から成ることを特徴とする脈管内カテーテル。
  2. 【請求項2】 さらに、ジヤケットの近位端を駆動手段
    へ解放自在に連結させる手段から成ることを特徴とする
    請求項1のカテーテル。
  3. 【請求項3】(a)対向する遠位端と近位端、および該
    遠位端と近位端間に延在する中央通路を有する細長の可
    とう性ジヤケット; (b)前記ジヤケットの遠位端に配置され、加工ヘッド
    上に中央案内面を含む回転自在の疎通用チップを支える
    軸受手段および駆動シヤフトを含む加工ヘッド; (c)前記中央通路を通して延在し、前記遠位端に隣接
    して作動的に配置された駆動部と該駆動部の反対方向に
    配置された被動部を備えた駆動ケーブル; (d)前記被動部において駆動ケーブルを回転させる手
    段;および (e)流体を中央通路を介して注入する手段; (f)駆動ケーブルの駆動端部を加工ヘッドへ解放自在
    に連結させて疎通チップを回転させ、それによってケー
    ブルを加工ヘッドから連結解除し、カテ−テルを脈管内
    腔から除去することなくジヤケットおよび中央通路を介
    して挿入した案内線を除去することができる手段、から
    成ることを特徴とする脈管内カテーテル。
  4. 【請求項4】さらに、ジヤケットの分離可能部分を相互
    に着脱自在に連結するルーアーロック機構から成ること
    を特徴とする請求項3のカテーテル。
  5. 【請求項5】 (a)細長の可とう性ジヤケットの対向
    する一対の近位端と遠位端の中間点において一緒に結合
    された一対の分離可能セグメントからなり、前記近位端
    と遠位端間に延在する中央通路を含む細長の可とう性ジ
    ヤケット; (b)ジヤケットの遠位端に配置されて駆動シヤフトを
    有する疎通用チップを備え、該チップを回転自在に支持
    する軸受手段と、駆動シヤフトを貫通して延在し中央通
    路に通じるキー案内面を含む加工ヘッド; (c)ジヤケットの近位端に配置されてチップを比較的
    高速で回転させる手段; (d)ジヤケットのセグメントを一緒に着脱自在に連結
    する手段;および (e)キー溝と着脱自在に嵌合する駆動部、駆動手段に
    連結される被動部および駆動部と被動部間に延在する可
    とう性駆動ケーブルを有し、脈管からジヤケットを除去
    することなく案内線を中央通路を介して挿入することが
    できる取外し自在の駆動アセンブリ、から成ることを特
    徴とする脈管内カテーテル。
JP4192574A 1991-07-22 1992-07-21 着脱自在駆動装置を備えたアテローム切除装置 Pending JPH05184582A (ja)

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