JPH05184482A - ハンドクリーナー - Google Patents

ハンドクリーナー

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Publication number
JPH05184482A
JPH05184482A JP19655092A JP19655092A JPH05184482A JP H05184482 A JPH05184482 A JP H05184482A JP 19655092 A JP19655092 A JP 19655092A JP 19655092 A JP19655092 A JP 19655092A JP H05184482 A JPH05184482 A JP H05184482A
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JP
Japan
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suction
suction attachment
filter
attachment
connecting piece
Prior art date
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Application number
JP19655092A
Other languages
English (en)
Inventor
Hans-Peter Arnold
ハンス−ペーター・アルノルド
Rolf Strohmeyer
ロルフ・ストローマイヤー
Paul-Ulrich Uibel
パウル−ウルリヒ・ウイベル
Juergen Schulte
ユルゲン・シュルテ
Petra Delseith
ペトラ・デルザイト
Manuela Mueller
マヌエラ・ミューラー
Uwe Heider
ウヴェ・ハイデル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Vorwerk and Co Interholding GmbH
Original Assignee
Vorwerk and Co Interholding GmbH
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05184482A publication Critical patent/JPH05184482A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L5/00Structural features of suction cleaners
    • A47L5/12Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum
    • A47L5/22Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum with rotary fans
    • A47L5/24Hand-supported suction cleaners

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  • Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、フィルター(F)と交換可能な吸
引アタッチメント(S)から構成されるモーター駆動ハ
ンド吸引クリーニング装置に関するものであり、フィル
ター(F)は、吸引アタッチメント(S)内に配置され
ている。 【効果】 製造及び使用に関してより有益なハンド吸引
装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルターと交換可能
な吸引アタッチメントから構成される種類のモーター駆
動ハンドクリーナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記の種類のハンドクリーナーはDE−
OS 39 26 777により知られている。それに
よれば、吸い込み口は底部と一体化した部品であり、ハ
ンドクリーナーの平らな金属性の部分と比較して、柔軟
性のあるケーシングで設計されている。柔軟で弾力的
(ほぼスポンジに匹敵する)に結合していることによ
り、例えば枠組みの格間などのコーナーをも効果的に掃
除できるという独自の効能がある。フィルターはハンド
クリーナーのケーシング内のモーターの近傍に配置され
ており、吸い込まれた空気は、ハンド吸引器あるいはハ
ンドクリーナーの摺動自在の把手の末端を通って排気さ
れる。
【0003】市販されている、通常のより大型のモータ
ー駆動家庭用掃除機においては、吸い込み口は、いわゆ
る差込みノズルの形で吸入パイプや吸入ホースや本体に
交換可能に装着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、汎用
のハンドクリーナーを製造及び使用に関して有益な方法
で設計することであり、それによって実際の適用に際し
て更に好ましい方法が考慮されることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は請求項1に記
載されている発明により解決される。
【0006】下位の請求項は本発明の課題を有益に発展
させたものである。
【0007】本実施例によれば、より多くの機能的価値
をもった汎用ハンドクリーナーが得られる。すなわち、
本実施例には、基本的に、有益な多様性と適切な効果が
備わっている。具体的な適用例に対して、最良の必須条
件を提供する。全体は、モーター送風ユニットの基本的
な構成と吸引、掃引及び作動のための基本的構成からな
る、いわゆる一体化装置として理解される。大型の家庭
用掃除機の場合は、吸引断面はそれぞれのケースに適合
しているが、ここではその方法は取らず、単に幅のより
広いあるいはより狭い断面をもった異なる吸引ノズルを
装着することによる固有の吸引アタッチメントあるいは
それに類似のものを用いる。それは、最初から大きさの
適合したものであり、それによって、吸引断面に一致す
る最適のフィルター面が得られ、それぞれの吸引アタッ
チメントが、最適な条件で作用する自己のフィルターを
備えることになる。このハンドクリーナーではもはやフ
ィルターに触れるために分解する必要はない。むしろ、
この問題は、いわゆるゴミ塵アタッチメントである吸引
アタッチメントに、フィルターとしての収塵袋に離脱可
能に配置された装着具を備えることによって解決され
る。更に、一層有利である点は、装着具が、収塵袋をそ
の上に滑入できる結合片を有し、また結合片に対し収塵
袋を締付けるように支持するための締付け手段が、蝶番
式に結合片に取り付けられていることである。装着具を
普通に外すことができることで、破れやすくやわらかい
収塵袋を触ったり探ったりしなくて良い。そうでなけれ
ば収塵袋を見ずに作業することになる。また、掴んだと
きに押し潰されることも防げる。押し潰されると満杯の
状態の時にある種の吸気音の原因となる。更に、締結具
が収塵袋に装着されると同時にこれを覆っているという
この手段は、適当に設計すればむしろある種の保護カプ
セルを構成する。
【0008】収塵袋の頸部をVリングシールに挿入して
取り付ける方法でシーリングの要求は十分に充たされ
る。Vリングシールは収塵袋を把持しており、結合片に
設けられている。締結体はこの放射状のシールのV足部
を閉じる。従って、締結体が長さ方向において結合片を
越えてその壁を突き出しているという手法が、更に有利
であることがわかる。それらはコルセットの役割をす
る。しかし、それを互いに可能にするためには、また収
塵袋を結合片から動かしたり外したりできるよう収塵袋
に対して少なくともタグ状の突出を保つためには、締結
体が部分的に収塵袋を包囲し、特に結合片を越える長さ
であることが好ましいことがわかる。持つための部分
は、フリーのままである。収塵袋の開放端が、通常結合
片の断面積に適合しているという配置あるいは取り決め
は、結合片がその軸に対して鋭角又は鈍角の開放面を有
していることからほぼ決定されることである。つまり、
結合片の開放面は、斜めに切断されている。このよう
に、結合片の末端部はテーパー状で、突出した形になっ
ている。その結果、収塵袋の開口平面に対して、結合片
は、同一平面の末端部を備えていないことになる。しか
しむしろ、そのことによって、収塵袋を結合片の上に滑
らせて填める操作が容易になる。この形状は、軸に対し
て、鈍角と鋭角が互いにほぼ90°離れた方向に取られ
ていることによる。言い換えると、結合片の開放端は、
はすかいになる形をしており、つまり鋭角と鈍角がそれ
ぞれ、互いに垂直な軸面内にあるということである。更
に本発明は、開放端の位置に、滑入された袋の内面に沿
うように延設される羽根状ワイドニング部品を設けるこ
とを提案する。これによって、袋の破損を防ぐととも
に、結果的に収塵袋の全有効表面が、利用可能になる。
また、初めは最小断面になるように折り畳まれている収
塵袋を、予め広げておくという利点もある。羽根状ワイ
ドニング部品の輪郭は、結合片の殻壁へと段差無しに続
いている。この効果は、二枚のほぼ対称に配置されたワ
イドニング部品が設けられていることで更に最適なもの
となる。それらは、互いに都合よく向き合っている。ま
た、結合片の殻壁に三枚の羽根状ワイドニング部品が、
互いに等しい間隔をあけて組み込まれていてもよい。ハ
ンド吸引装置の場所を移動するとき、ゴミや埃の粒子が
吸い込み口の部分へ戻ってきたり、さらにはそこに吐き
出されたりするのを防ぐために、結合片の開放端をフレ
キシブルな円板、特にゴムの円板で覆うような処置がな
されている。その円板は、片側を固定されて、逆止弁と
して働く。この円板は、吸引フローを容易に避けるが、
その後ひとりでに閉鎖位置に復帰する。掃除する場所が
狭くても広くても、特別なマスクや制御手段をこれ以上
用いずに吸引効果を自己調節できるために、以下のよう
な形状が、効果的である。剛毛で囲まれた吸引アタッチ
メントは、縦長で幅と長さの比がほぼ1対3になるよう
にし、そして吸引面にほぼ平行に後部に延設されている
仕切り壁によって、フロー断面が直接前方あるいは先端
部の吸引ラインへと変形させられるようにする。それに
よって、後部のフローは、まず前方あるいは先端部へと
曲げられ、それから吸引ラインの中へ吸収又は開放され
る。彫像の様に三次元的な部分を掃除する場合、吸い込
み口は、実際には、点に集中的に働く。つまり、後部に
配置された剛毛で囲まれた領域があると、物体を広い面
積で覆うために吸引フローを弱くしてしまう。ハンド吸
引装置の底面全体が接触するときのみ、後部は実際に前
記の効果を生じる。その場合、先端あるいは前方部は、
まず、全フローを束ねた吸引フローを曲げる領域として
作用する。汎用装置は更に、他の用途における利点を提
供する。それは、吸引アタッチメントが、拭き取りと吸
引クリーニングを結合させたいわゆる窓用アタッチメン
トであることによる。この観点から、この吸引アタッチ
メントはほぼ三角形の吸引面を有している。三角の形状
は特にコーナーに適している。また、この吸引アタッチ
メントが二等辺三角形の吸引面と、前置フィルターとほ
ぼ等しい面積のフィルター部品を備えていることも有利
である。その前置フィルターは不織布で覆われた通孔性
発泡材料で構成されている。こうして、埃や汚れと結合
する溶液を用いて窓のクリーニングを行なう。その際、
いわゆるバインダーによる目づまりへの影響を考慮し、
埃の80%から90%を予め発泡組織のなかに取り込ん
でしまう。乾燥した微細な埃がわずかだけ透過する。特
に拭き取りの際に筋を残さないために、前記前置フィル
ターを構成する発泡部品は不織布で覆われている。不織
布と発泡材料は一体化されている。この不織布は柔らか
さにおいてフェルトに匹敵し、その繊維組織の無指向性
によって、分離したバインダーと汚れ粒子が浸透する空
間を十分に有している。このようなフィルター部品は、
洗浄するだけで繰り返し使用できる。更にフィルター効
果を増し、微細な埃も捕らえるために、安全フィルター
あるいは主フィルターとしてフィルター布を発泡部品に
連結している。このフィルター布は、吸気のフローの下
流側に配置される。これは、言うならば、「フィルター
システム中のフィルター」であり、それだけで独立した
重要なシステムといえる。この主フィルターは、飽和し
た後には新しいフィルター布に置き換えられる。前置フ
ィルター及び主フィルターは、吸引アタッチメントのな
かに交換可能に設置されている。このようにして、常に
良好な吸引クリーニング状態が得られる。フィルターの
交換も簡単な手段によって、容易に行なわれる。すなわ
ち、双方の吸引アタッチメントとも、プラグ止め結合に
よってモーター部分に連結されているからである。この
結合では、二つの止め具あるいは掛け具が吸引アタッチ
メントの周上に離れて設けられ、それぞれ掛け合わされ
ている。このように、吸引アタッチメントは、ハンド吸
引装置の駆動ユニット部分から「速やかに」取り外した
り、また同様に連結したりできる。モーター部分に設置
される一方の止め具が、同時にアクチュエーターを構成
しているという利点もある。具体的には、最初の止め具
が、その動作手段によって、ロックを外されたときに、
吸引アタッチメントに設けられているもう一方の止め具
を引き離せる位置に動かす。それから、吸引アタッチメ
ントをモーター部分からゆっくり引き離すだけでよい。
その動作手段は、動作リングによるもので、ばねの働き
によってもう一方の止め具を外す。このようにして、プ
ラグイン結合が外される。リング体が中心部に各部品を
満載する一方、空間に余裕を残すような、それぞれの装
置の回転対称な構造を考慮すると、環状の形状が好まし
いことは明らかである。
【0009】
【実施例】本発明のクリーナーの核心部は、ハンド吸引
装置として後述されるが、モーター部分1から構成され
る。ケーシング2は、垂直方向に波の形を持ったグリッ
プを同時に成形し、羽根車4を備えた電気モーター3を
内包している。その羽根車ユニットは、四つの構成部分
からなる装置パッケージの一つであり、第一の部分を構
成している。
【0010】モーター駆動ハンド吸引装置は電源に接続
できるようになっている。
【0011】交換可能な吸引アタッチメントSは、この
ように持ちやすくなっている棒状のモーター部分1には
められる。このために、プラグ止め結合が用いられてい
る。
【0012】図1による吸引アタッチメントSは、前記
の装置パッケージの第二の部分である。それは、基本案
では、細く槍の穂先のように尖った形である。この形状
では、隙間状の狭いところと内部の各コーナーができ
る。これが、一体化されたフィルターシステムを持った
ゴミ塵アッタチメントとして提供される吸引アッタチメ
ントである。フィルターFに相当するものは、収塵袋5
である。
【0013】図3に、この装置パッケージの第三の部分
である、両サイドが長さのほぼ等しい三角形の辺となっ
ている扇形の基本案による吸引アタッチメントSを示
す。
【0014】この吸引アタッチメントSは、窓の掃除の
ためのものであり、いわゆる窓用アタッチメントであ
る。
【0015】図9は、この吸引アタッチメントSの変形
で、ここでは、正方形あるいは、長方形の基本案によ
る。
【0016】吸引アタッチメントSの第三の部分の二つ
の実施例は、特にガラスの枠を掃除するためのフィルタ
ーシステムを備えている。
【0017】この装置パッケージの第四の部分は、図3
2に示した、汚れの溶剤用の塗布ユニットである。
【0018】前記の収塵袋の形でこのハンド吸引装置に
適用されたフィルターFは、相対的に小さいが、図13
からわかるように、それはフィルター面積を大きくする
ために折り畳まれた部品となっている。ジグザグの折り
畳みは、収塵袋5の縦方向の端から端まである。それら
は、個々の袋となっている。収塵袋5は、終端の無いホ
ースを材料とし、それを横切る方向に開けられた打ち抜
き孔の列によって分割されていることが望ましい。袋の
底部5”は、張り合わせによって閉じられ、つまり接着
され、頸部5’は、折り畳まれた部分のみが接着され
る。二つの底部5”と二つの頸部5’は、互いに反対方
向に配置される。収塵袋5は、不織布によって包まれて
いる。
【0019】収塵袋5は、装着具6のところに位置して
いる。装着具は、実際にフィルター容器となっている。
装着具は、第二部分である吸引アタッチメントSのカバ
ー8の上方へ湾曲した手摺り状あるいは鼻状のソケット
7の中に、着脱可能に収容される。前記ソケット7は、
図3中の二等分する面であるこの吸引アタッチメントS
の対称的な面内にあり、この部分は、F’、F”で記さ
れる特殊なフィルターのみを収容する。装着具6とソケ
ット7は、互いに回して固定され、ストップ・リミット
を設けた掛け合わせになっている。
【0020】搬入具として挿入される装着具6は、中心
部分が空いており、そしてモーターの方向に結合片9を
形成している。この空洞の部分の断面は楕円である。動
作表面側に接した側の楕円の曲線又は壁は、上部の壁又
は曲線よりも小さい断面半径を持つ(図16参照)。
【0021】挿入される側から見ると、装着具6には、
垂直に延びたフランジ10がある。結合片の側では、そ
のフランジの周囲には、結合片9にかからないように溝
11が設けてある。結合片の根元にこのようにして設け
られた逃げきり溝は締結体12と共に働く。締結体に
は、溝11に噛み合うクランプ帯13がある。図15か
ら、このような二つの締結体12が理解できる。クラン
プ帯13によって、収塵袋5を結合片9に締付けること
ができる。そのために、クランプ帯は、締付け状態でス
トッパーとなるフランジ10に隣接した収塵袋5の頸部
5’を締付ける(図14参照)。締結は間接的に行なわ
れる。
【0022】溝11の底部には、V字状の形で放射状に
作用するゴム様のものでできたリングシールRが備え付
けられている。収塵袋の頸部5’を、フランジ10で支
持されたリングシールRのV字に開いた部分に入れる。
V足部の末端部は、クランプ帯13によって押し込まれ
る。つまり、溝11の底部に接しているV足部の他端の
方へ畳み込まれるということである。こうして、同時に
頸部5’の締付け力は強化される。
【0023】締結体12は、結合片9を延長した方向に
ほぼ沿った位置(図14)から横方向に開いて離れた位
置(図15)へと回転することができる。この動きを可
能にするため、それらは、フランジ10に蝶番式に取り
付けられている。それぞれの蝶番の位置は14で示され
る。それは、明示されているように、汎用的な蝶番であ
り、組み込まれているかあるいは成形されている軸を持
ったものである。しかし、更に経済的なフィルム蝶番の
製造法が望ましい。垂直面上に延びる軸あるいは蝶番点
はわずかに作動面の方へ傾いている。その角度は、約1
5°である。
【0024】締結体12の貝殻状の壁突起12’の形
は、その上面に近接したソケット7の内側の輪郭にほぼ
合わせている。装着具6の内部をより点検しやすくする
ために、装着具6の少なくとも上の面に、装着具6の末
端の方へ向って広がる隙間を設けている(図6参照)。
貝殻状の締結体12によって形成された空間の内側に
は、収塵袋5を折り込むことができるように、結合片9
と壁突起の内面との間に十分に広い同心状の隙間を残し
ている(図14参照)。そこで、締結体12が、滑入さ
れた収塵袋の長さ方向にほぼ沿って延びているのを見る
こともできる。
【0025】満杯になった収塵袋5をそれを支持してい
る結合片9から容易に外し、あるいは引き離すためのタ
グ状突起は、更に望ましいものである。
【0026】一方結合片9は、締結体12と壁突起1
2’を加えた長さより確実にあるいは明確に短いもので
ある。言い換えるなら、締結体12は、支持し安定化す
るための結合片9が届かない領域を、保護壁として取り
囲むものである。結果的に、そこでは、機械的な保護が
維持されている。
【0027】結合片9とシール状態で連結される方法を
取る場合においても、収塵袋の頸部5’を容易に滑入す
るために、結合片9は、モーター部分1の方向へ向って
テーパー状になっている。この外殻壁の円錐形は、結合
片9の長さ方向の軸全体に及んでいる(もちろん、リン
グシールRをはめこむ溝11は除く)。しかし細かく言
うならば、実際には線16で記された結合片の長さの半
分のところから、溝16の方へ向って角度の傾きがはっ
きりとが大きくなっていく形状である。
【0028】更に、結合片9の開放端を、中心縦平面に
あるいは軸x−xに垂直に切断せず、開放面17を斜め
に配置したことによって、収塵袋5を真ん中に滑り入ら
せ、滑らかに装着することができる。結合片9の、この
開放端は、外向きに凸の丸くなった先端部となってい
る。この形は、蒸気船の傾斜した煙突に相当する。その
場合、煙突の中心の縦軸は水面に対して垂直になってい
る。加えて、船の動く通常の方向を横切るような傾斜面
を持っている。結論として、結合片9の開放端17は、
結合片の縦の中心軸に関して、上方向へは鋭角約60
°、下方向へは鈍角約120°の傾斜で設けられてい
る。更に、軸から見て、その鋭角と鈍角はそれぞれ、ほ
ぼ90°互いにずれた方向にあり、つまり前記はすかい
方向にある。このことは、図14により、よく理解され
る。開放面17の断面の傾斜は、「先端」(凸に丸い先
端部18)のため、結果的に約30°となっている(図
18中の角β参照)。
【0029】結合片9の開放端9’の外側から延長され
ている羽根状のワイドニング部品19は、単に初歩的な
拡張手段であるのみでなく、収塵袋5を定められた位置
で開いた状態に保つ役割もしている。ワイドニング部品
は、収塵袋5の滑入方向と逆の方向を向いており、そし
て少なくとも対になっている。これらのワイドニング部
品は、結合片9のほぼ楕円の断面の、幅の広い部分から
始まっている。それらは、角状の形状で、それらの先端
は、まず外側へ曲がりそれから、再び互いに向き合う方
向へ向い、収塵袋の頸部5’のこの面での最大幅か又は
隙間寸法以下の寸法まで近付く。滑入した状態で、ワイ
ドニング部品19の明らかに凸状の外郭は、結合片9に
よって保持されていない収塵袋の末端部分を支える。そ
れらは、半剛性であり、それによって、損傷を受けるこ
となく普通の機械的な応力に耐えられる。ワイドニング
部品19の接触する面積はきわめて小さい。羽根状のワ
イドニング部品19同士の間の領域は、結果的に、自由
なフィルター表面としてできるだけ大きくなるように保
たれる。
【0030】結合片9あるいはその開放端9’はそれぞ
れ逆止弁20により閉じられている。その弁は、結合片
9の輪郭に合わせたゴムの円板となっている。適当な特
性を持つ樹脂材料なら同様に用いることができる。その
場合には、逆止弁20は、結合片9あるいは完全な装着
具6の一体化された部分として形成されてもよい。結合
片の開放端9’の前面に装着する分離したゴム円板を用
いる場合には、汎用的な一端固定を適用すべきである。
この固定は、通常楕円の結合片9の一方の面の近傍に位
置する二つの固定用心棒21によってなされる。それら
の心棒は、結合片9の延びている方向へ、開放端9’の
外側から片持ちばりの様に突出している。填め込まれる
細い孔の開いたゴム円板、つまり逆止弁、の端部分の、
相当する切り欠きがうまく心棒をとらえて結合できるよ
うに、それらの心棒は、矢印で示されている。この種の
二つの離れた固定用心棒21は、逆止弁の位置決めを
し、更に閉じた位置への戻りを促進する。逆止弁20に
は、この点での意味合いもいくらかある。その回転する
範囲は90°まで開くか、あるいは、30°の傾斜(角
α)を以て横切る開平面17の配置によっては60°ま
でにしかならない。折り畳みが簡単で面倒がないことで
優れている逆止弁の機能は、結合片9の下部の円筒部分
により近いところでの傾き9”によって達成される。前
記の傾きは、水平線あるいは水準に関して約25°の角
γになっている。
【0031】全ての実施例において、モーター部分1か
ら離れた部分、つまり、吸引アタッチメントSの先端部
分に、吸引口22が設けられ、それは直接モーター側の
吸引ライン23へ続いている。吸引ラインは、吸引面2
4の上部に位置しており、吸引面24に平行に延設され
た仕切り壁25によって隔てられている。仕切り壁は、
前記の吸引口22を形成する前方部分あるいは先端部分
によってのみ中断されている。
【0032】吸引口22は、ほぼ三角形の断面を有し、
つまり槍の穂先状の尖った部分に合わせた形であり、図
1に示すように吸引アタッチメントSの頂点部分は、モ
ーターと反対の位置にある。
【0033】図3に示す扇形の吸引アタッチメントSの
場合は、三角形に尖った部分は、もっとモーター部分の
側の長方形断面部の方へ近い位置にある。
【0034】ゴミ塵アタッチメント(図1)に関して
は、フロー断面は以下のようになっている。吸引口22
のフロー断面Q(図2)は、剛毛の並んでいる前面部で
760mm2,後部のフロー通路の断面が約420mm2
であり、高さは、14mmである。フロー断面の長さ
は、三角形の吸引口22の長さの二倍である。剛毛をリ
ング状に配置することによって形成された表面部分に関
しては、吸引口22とほぼ同じ幅になるため、この幅の
長さに対する比は、ほぼ1対2から1対3になる。結合
片9のフロー断面Q’は、760mmであり、吸引口2
2のそれ、つまりQと一致する。
【0035】窓用アタッチメント(図3)に関しては、
吸い込み口と有効動作面の間のフロー段面積Qは100
0mm2である。窓用アタッチメントの三角の有効面の
フロー段面積は15,000mm2である。
【0036】吸引面24は、どちらの場合でも周辺に固
定されていて、剛毛のリングであるブラシ帯26とやや
離れている。ブラシ帯には、いわゆる吸引窓として隙間
27を設けている。下方に向いたブラシ帯はシュー28
で保持されている。
【0037】窓用アタッチメントの各コーナーの角は9
0°より小さい。
【0038】ゴミ塵アタッチメントの吸い込み口は、二
つの異なる適用方法及び場所で、手動の切り替えスイッ
チ無しで動作させられるよう設計されている。図1によ
るハンド吸引装置が、頂点部29のみで物体に接触しあ
るいはその上に乗っているように適用されるなら、その
物体は非常に効果的な方法によってかつフルパワーを用
いて吸引口22を通すような吸引掃除をされることにな
る。一方、図1のハンド吸引装置が、平面の吸引掃除に
用いられ、吸引アタッチメントSの底部全体が有効な、
あるいは動作面を覆う場合には、吸引力は吸引アタッチ
メントSによって覆われる全範囲に分配される。つまり
操作モードは、約70mmの吸引口22から、後方の剛
毛までの約200mmの長さへと切り変わる。吸引口2
2の範囲では、剛毛はより長くなっている。吸引フロー
は、吸引口22に集められ、吸引ライン23を通り結合
片9を経て収塵袋5へと導かれる。
【0039】更に図7と図8に応用として、特に有効に
吸引掃除ができる方法の目安を示した。吸引アタッチメ
ントSの縦方向に後部のモーター側へ延長しその部分の
剛毛壁は取り去り、ブラシ帯26の後部分を引き上げる
ことによって吸い込み口を形成するものである。機械的
な構成の詳細は示さないが(図8)、これは、例えば一
点に集中する吸引掃除のためのものである。これに対し
図7は、ブラシ帯の全部あるいは所々を引き下げること
による平面吸引掃除のための装置である。ブラシ帯の後
部分は、頂点部分のブラシ帯と同じ高さまで引き下げら
れている。
【0040】仕切り壁25は、物体に接する吸引面か
ら、離れた位置にある。その距離は、頂点部20の長さ
(約14mm)のほぼ五分の一に相当する。
【0041】吸引アタッチメントSはその全面が掃除さ
れるべき表面に置かれないかぎり、最大の吸引効果は、
実際前方部分のみに与えられる。
【0042】窓の掃除において図3のハンド吸引装置を
用いる場合は、ゴミと結合する粒子を含む液体を窓の表
面に塗布して効果をあげるという特殊な方法による。こ
のバインダーは窓ガラス上で乾燥し、ゴミが液体に添加
されていた成分と結びつくことによって、窓ガラス上に
石灰状の乾燥した物質が残される。この物質は、それか
ら窓用アタッチメント(図3)を用いて磨くことにより
ばらばらにされてから吸引される。こうして窓の表面
は、痕もなく美しくなる。
【0043】前記バインダー液体を塗布するために、図
32に示す器具を用いる。個々の塗布ユニットは容器状
の枠31のなかに填められたスポンジ部品30からな
る。それは長い長方形又は扇形で、扇形の切り欠きを設
けてある。時々そのスポンジ部品30を洗うために、枠
から外せるようになっており、端を挟んで結合する方法
が望ましい。
【0044】四角い枠31のカバーからは、普通の平ら
な金属性の角い把手32が外側へ延びている。その把手
の、曲った一つの辺は把手と操作手段を兼ており、もう
一つの辺は、バインダーを例えば濃縮した形で容れてお
くカートリッジ33のための受け容器となっている。こ
の場合、窓の表面は水か溶剤で予め濡らしておかなけれ
ばならない。洗剤でもよい。バインダーは曲った辺を通
過し、把手棒を供給路34として散布室35に流れ込
む。そこから放射状の通路がスポンジ部品30の塗布表
面へと広がっている(図示せず)。カートリッジ33の
部品を動かすことによって、バインダーは一定量だけ放
出される。その部品は実際に、ポンプディスペンサーの
様な散布装置として働く。また番号33は、一定量だけ
カートリッジから取り出すための操作ボタンである。受
け容器そのものをタンクとして用いることも可能であ
る。
【0045】機能的に等価な溶液で置き換えてもよい
し、人間工学的に同等であるように、カートリッジ33
を供給路34中に配置したりまた、カートリッジ33か
タンクをそれぞれ枠31に平行に延びている把手中に配
置してもよい。
【0046】乾燥した物質を吸い取ることのできる図3
の吸引アタッチメントSは、部分的に再生可能な二段階
のフィルターシステムから構成される。前置フィルター
として働くフィルター部品F’がその部分である。それ
は、弾性体であり、貫通孔を有す発泡性材料である。発
泡性フィルター部品そのものは36で示される。窓用ア
タッチメントの基本案に適合させたその扇形の形状は、
図24及び図28から理解される。それは、空気透過性
の組織を持った発泡であり、その細かく分割された内部
構造によって、非常に効果的にゴミを付着することがで
きる。
【0047】前置フィルターは、きれいな水で濯ぐこと
によりほとんど完璧に再生することができる。発泡部品
36は、窓用アタッチメントのフレーム37中に離脱可
能に締結されている。内側に向いた締結用突起38は、
フレーム37の切り欠きの無い壁から、輪郭に一致する
ように延設されている(図25参照)。前記ブラシ帯2
6は、フレーム37の中央壁と側壁との間に挿入されて
いる。下方に向いている剛毛の末端とフィルター部品
F’の下面は、ほぼ同一平面内にある。
【0048】発泡部品36は不織布39で包まれてい
る。不織布39は、直接窓表面、つまりガラス板上を滑
る。それはビロードのように柔らかく、拭いたり磨いた
りするためのものである。発泡部品36を複数の層で包
むために切り抜かれたものを用いることができる。具体
的にいえば、それは、図からわかるように、端を切断さ
れるか溶着された多層の不織布材でもある。切断された
端は39’で示される。
【0049】クリーニング用不織布に溶着された発泡部
品36の背面は、吸引アタッチメントSのカバー8から
延設された下向きのフィン40によって支持されている
(図23参照)。フィン40は、一種の迷路模様を形成
している。不織布40は、カバークッションとして設計
され、発泡部品36の孔より大きな孔を有している。
【0050】フィルターシステムの他の部分は、フィル
ター膜F’の上に配置されたフィルターシート41であ
る。それは、F”で示される主フィルターあるいは安全
フィルターを構成する。図26に単独で示したものから
わかるように、この安全フィルターF”は、フィルター
膜F’と同じ形状をしている。衛生的な細かいフィルタ
ーとして、それは、前置フィルターに侵入する細かい塵
の10%から20%を捕らえるだけである。この主フィ
ルターは、飽和状態になれば、新しいフィルターシート
41と取り替えなければならない。フィルターシート4
1はフレーム締結具の中に含まれ、そして、周囲を刃状
で下向きの締結帯42で保持されている。それに対し
て、フレーム37は、弾性帯44で充填された淵溝43
を有す。フィルター布41の端の固定方法は、図25に
明示されている。
【0051】締結帯42のために隙間ができ、側壁45
は垂れ下がるように延びて、更に下方に係止窓46を付
けている。この係止窓は、フレームに設けられた係止片
47用に周囲に配置されているものである。この壁は、
係止片47支持するための孔を開けられている。開口は
上向きである。
【0052】安全フィルターF”は、フィルター膜F’
の下流側に結合されている。それぞれの流路に開口して
いる吸い込み口22は図23から理解される。それは、
まず吸引アタッチメントSのカバー8の鼻筋状に上に曲
った、あるいは突出したカバーの一部分8’と、ソケッ
ト7の同様に鼻筋状の一部分7’から構成されている。
【0053】ガラス上のゴミを付着させた乾燥したクリ
ーニング物質は、手による研磨操作によってばらばらに
なる。周囲の剛毛リングは、繊細に塗膜を研磨するのを
助けると同時に、適当に用いて、端の領域から掃き出す
こともできる。研磨中、空気は、研磨面の端の領域のみ
を通って流れる。これによってクリーニング剤又は粉
が、舞い上がったり、こぼれ落ちるを防ぐことができ
る。研磨層の中央部では、クリーニング剤は、表面に堆
積している。吸引アタッチメントSをわずかに傾けるか
離すかすると、空気の流れが変わり、堆積した粉が発泡
部品36の内部に運ばれる。隙間27は、初期の研磨操
作の観点から見て、吸引の影響を減じ、吸気の流れを維
持するうえで、非常に役に立つことがわかる。フィルタ
ー膜F’と安全フィルターF”のユニットは、その動作
面が剛毛リングの面からわずかに突出しているが、動作
中には押し潰されて同じ高さになっている。
【0054】モーター送風ユニット、つまりモーター部
分1と個々の動作アタッチメントとの間の結合に関して
は、二つの止め具48、49が、向き合った位置に配置
されて、この目的のために用いられている。
【0055】一つの止め具48は、モーター部分1に設
置され、外部から扱いやすい頂上部に作動あるいは操作
手段Bを形成している。それは、非円形の押しボタン
で、2種の吸引アタッチメントSのソケット7の上面に
設けられた対になっている止め50に填め込まれる(図
1及び図3)。この止め具48は、ここで動作リング5
1で示されるリング上に指輪の宝石のように配置されて
いる。リング51は、図29に個々に示されているモー
ター部分1の枠部品の一つである。動作リング51に
は、止め具48の側に溝52が形成されており、この溝
はリングの内側にある。この溝は、復帰ばねとしての板
ばね85の両自由端の受けとなっている。板ばね85は
中心で固定されている。動作リング51には、同時に伝
達部品としての機能もある。それは、第一の止め具48
がロックされていないとき、吸引アタッチメントSに設
置されている第二の止め具49をロックから外れる位置
にまで動かすことである。このため、リング51には、
第一の止め具48と直径を挟んで反対の側の動作リング
の外側に同様に、垂直な動作指が設けられている。この
動作指は、ばね張力が負荷された止めスリーブとして設
計された第二の止め具49の上に押しつけられている。
それにあたる圧縮ばねは参照番号54である(図23及
び図33参照)。ロックシリンダーのタンブラに匹敵す
る第二の止め具49は、圧縮ばね54によって吸引アタ
ッチメントSの袋55の底に支持されている。適当な段
を設けた止め具49の小さい方の断面を持つ円柱部分
が、その袋の内面に沿っている。実際の障壁ヘッドとし
て小さい方の断面を持つ止め具の円柱部分は、その断面
に合わせた孔56(図23)を通って、ソケット7の顎
髭の様に下方に向いた突起57の中に延びている。その
突起は、互いに回転しないように固定する働きをする。
その突起は、ソケット7の円柱部分から下方に一定の長
さだけ突出しており、カバー8から上方に延びる二つの
案内壁58(図23)の間に入る。操作ボタンBを押す
と、動作指53は止め具49をそのロック位置から外
す。吸引ピース60とソケット7の間にあるプラグ溝あ
るいは継手86は、フリーの状態になる。
【0056】モーター枠上の結合部は、吸引ピース60
のプラグ突起59で形成され、ソケットの輪郭に断面積
を一致させている(図29)。そしてソケット7のプラ
グの収まる空間に合わせて、同様な回転を固定する突起
59’を設けている。動作指53は、プラグ突起59の
合致する障壁59”と59”’の間に填められる。
【0057】プラグ突起59の上側には、対になる止め
50に合致した切り欠き61を吸引ピース側に設けてい
る。この切り欠きは、止め具のユニットの案内となるた
めと操作部48/Bを作動させるためのものであり、ま
た外側に向いた止めでもある。自動ロックのために、傾
斜した滑り面87と88が、第一、第二の止め具48、
49に付けられている。
【0058】ケーシング2の中で多少とも目に見える機
能を備えた手段を構成する、モーター部分1のその他の
部品は、図29の向って左から右へ次のように並んでい
る。グリッド62、固定リング63、前記の動作リング
51、前記の吸引ピース60、モーターカプセル64、
そして末端カバー65である。
【0059】図30にモーター部分1のなかに固定され
たモーターの構成部品を示す。左から右へ以下のとおり
である。偏向ステージ66、緩衝リング67、支持ディ
スク68、ベアリング70、ブリッジ71、固定子7
2、二片のカバープレート73、カーボンロッド保持チ
ューブ74、ブリッジ75、モーターカバー76、緩衝
切片77。
【0060】図31は、回転モーターの構成部品で、い
わゆる前記ブロアホイール4、回転子78、そして後か
ら付ける填め込みディスク79である。
【0061】ソケットは、図22に示されたねじ69に
よって固定され、仕切り壁25の下側から、図5のねじ
の貫通孔80を通してカバー8とめじ止めされる。ソケ
ット7には、突起57に近接して対応するねじ穴81が
設けてある。図23で、ねじ穴の替わりに、軸を組み込
んで下方に延ばすこともできる。その軸は、貫通孔80
に差込まれ、底部からスパイクリングによって固定され
る。
【0062】不織布39について、以下のことを付け加
える。吸引クリーニング中に、細かく粉末化され、石灰
状の物質になったバインダーは、収塵袋5に対して何ら
問題は生じない。なぜなら、微細孔を閉塞するような
「粒子」は、予め、既にいわゆる付加されたクッション
であるフィルター膜F’中に集められているからであ
る。一方、不織布39は、結合したゴミと塵を含む乾燥
した物質を砕くか又はばらばらにする。吸引された物質
の大部分は、発泡部品36の中に保持される。約10%
から20%のわずかな量のみが収塵袋5の中に入る。付
加的に設けられたフィルター布41が、前述した安全フ
ィルターF”として働く。
【0063】連結片シール82が、吸引アタッチメント
Sとモーター部分のプラグ突起59のプラグ連結部に設
けられている。
【0064】モーター部分1のケーシング脚部の側面に
は、ハンド吸引装置の電源をオンするための反転スィッ
チ83がある。84は、プラグ付きの適当な電源コード
である。
【0065】前記の請求項、詳細な説明及び図面により
明らかにされた本発明の特徴は、個々の発明及びそれら
の組合せを理解するために重要なものである。開示され
た全ての特徴は、本発明の本質である。これによって、
関連する優先権書類(先の出願のコピー)に開示された
内容も、全て本出願の開示に含まれるものとする。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、より多くの機能的価値
を持った汎用ハンド吸引装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴミ、塵アタッチメントである、交換可能な槍
の穂先状の吸引アタッチメントから構成されるハンド吸
引装置又はクリーニング装置の斜視図。
【図2】分離した状態の、吸引アタッチメントを有する
前記ハンド吸引装置。
【図3】吸引クリーニングと拭き取り機能を結合させた
窓用アタッチメントである、扇形の吸引アタッチメント
を有すハンド吸引装置。
【図4】吸引アタッチメントを分離した状態の前記ハン
ド吸引装置。
【図5】前記ハンド吸引装置の分解、一部切り欠き図。
【図6】図2のハンド吸引装置において、収塵袋を形成
するフィルターを有す装着具を、吸引アタッチメントか
ら取り外した図。
【図7】ブラシの毛足を短くした、広い面積のクリーニ
ング用ハンド吸引装置の側面図。
【図8】ブラシの毛足を一部短くした、図7と同様の装
置。
【図9】窓ガラスクリーニング用の吸引アタッチメント
を備えたハンド吸引装置。
【図10】図6の収塵袋の斜視図。
【図11】連続的にジグザクに折り畳まれた前記フィル
ターの斜視図。
【図12】連続的に折り畳まれた収塵袋の平面図。
【図13】図12のXIII−XIIIに沿った断面の
略図。
【図14】結合片上に滑入された収塵袋を含む装着具を
示す、図6のXIV−XIVに沿った断面図。
【図15】締結体が開かれ、Vリングシールがフリーで
見える状態にある、装着具の平面図。
【図16】結合片の開放端側から見た、前記装着具の
図。
【図17】図16の底面図。
【図18】締結体を図示しない、装着具の側面図。
【図19】滑入するためにそろえたフィルター袋。
【図20】開いた締結体を含む図18の平面図。
【図21】図19の平面図。
【図22】図3の窓用アタッチメントの垂直断面図。
【図23】前記吸引アタッチメントの分解、一部切り欠
き図。
【図24】クリーニング材である不織布に覆われた、通
孔性発泡部品によるフィルター膜、前置フィルターの一
部切り欠き図。
【図25】前記窓のクリーニング用フィルター膜を含む
吸引アタッチメントの断面図。
【図26】主フィルターあるいは安全フィルターとして
発泡部品に付加されるフィルター布。
【図27】図24、図26の部品を保持する皿。
【図28】図25を説明する部品配置の斜視図。
【図29】モーター部分のケーシング部品の分解図。
【図30】モーター部分に固定されたモーター部品の分
解図。
【図31】モーター部分の回転モーター部品の分解斜視
図。
【図32】窓のクリーニング用の塗布剤を含む溶剤(バ
インダー)を塗布するための器具の斜視図。
【図33】モーター部分と吸引アタッチメントとの結合
部の断面図。
【符号の説明】
1 モーター部分 5 収塵袋 6 装着具 9 結合片 12 締結体 19 ワイドニング部品 22 吸引口 23 吸引ライン 24 吸引面 25 仕切り壁 36 通孔性発泡部品 39 不織布 41 フィルター布 48,49 止め具 51 動作リング S 吸引アタッチメント F フィルター R Vリングシール Q フロー断面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロルフ・ストローマイヤー ドイツ国、デー−5630・レムシャイト、ク ラネルホー・33 (72)発明者 パウル−ウルリヒ・ウイベル ドイツ国、デー−5828・エンネペタル、キ ーフェルンヴェク・1 (72)発明者 ユルゲン・シュルテ ドイツ国、デー−5810・ヴィッテン、ドク トール−コルベ−シュトラッセ・2 (72)発明者 ペトラ・デルザイト ドイツ国、デー−5802・ヴェッテル、フォ ン・デル・レッケ・シュトラッセ・129 (72)発明者 マヌエラ・ミューラー ドイツ国、デー−4322・シュプロックホー ベル・2、フルールシュトラッセ・3 (72)発明者 ウヴェ・ハイデル ドイツ国、デー−5272・ヴィッパーフュル ト、ヴェストシュトラッセ・14

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルター(F)及び交換可能な吸引ア
    タッチメント(S)を備えたモーター駆動ハンドクリー
    ナーにおいて、該フィルター(F)が該吸引アッタッチ
    メント内に配置されていることを特徴とする。
  2. 【請求項2】 該フィルターを形成する収塵袋(5)に
    対して離脱可能に配置された装着具(6)を特徴とす
    る、請求項1に記載のハンドクリーナーにおける吸引ア
    ッタッチメント。
  3. 【請求項3】 該装着具(6)は、収塵袋(5)をそれ
    に沿わせて滑入することのできる結合片(9)を備え、
    締結体(12)は該収塵袋(5)を該結合片(9)に締
    め付けるように該結合片(9)に蝶番式に取り付けられ
    ていることを特徴とする、請求項2に記載の吸引アタッ
    チメント。
  4. 【請求項4】 該収塵袋(5)の頸部(5’)を把持す
    る、該結合片(9)に付けられたV−リングシール
    (R)を特徴とする、請求項3に記載の吸引アタッチメ
    ント。
  5. 【請求項5】 該締結体(12)が、該結合片(9)よ
    り長く突出していることを特徴とした、前記請求項のい
    ずれかに記載の吸引アタッチメント。
  6. 【請求項6】 該締結体(12)が、更に部分的に該収
    塵袋(5)を取り囲み、特に該結合片(9)よりも長い
    ことを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の吸引
    アタッチメント。
  7. 【請求項7】 該結合片(9)が、該結合片(9)の軸
    (x−x)に対して約60°の鋭角と約120°の鈍角
    に傾斜した開口面(17)を有すことを特徴とする、前
    記請求項のいずれかに記載の吸引アタッチメント。
  8. 【請求項8】 該軸(x−x)が、該鈍角と該鋭角をそ
    れぞれ、ほぼ90°互いに変位した方向になるように臨
    むことを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の吸
    引アタッチメント。
  9. 【請求項9】 羽状のワイドニング部品(19)が、該
    結合片(9)の該開口端(9’)から延長して、被せら
    れた収塵袋(5)の内面に沿うように取り付けられてい
    ることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の吸
    引アタッチメント。
  10. 【請求項10】 二つのほぼ対称的に配置されたワイド
    ニング部品(19)が取り付けられていることを特徴と
    する、前記請求項のいずれかに記載の吸引アタッチメン
    ト。
  11. 【請求項11】 該開口端(9’)が、片側を固定され
    て逆止弁(20)の働きをするフレキシブルな円板、特
    にゴムの円板、により覆われていることを特徴とする、
    前記請求項のいずれかに記載の吸引アタッチメント。
  12. 【請求項12】 該吸引アタッチメント(S)は、幅と
    長さの比が約1:2から1:3の範囲内にあり、また吸
    引アタッチメント(S)の先端部分(29)のフロー断
    面(Q)は、後部に形成され吸引面(24)にほぼ平行
    に延びている仕切り壁(25)によって、直接吸引ライ
    ン(23)へと変形し、それによって後部においては、
    気流はまず先端部分へと曲げられたのちに吸引ライン
    (23)へと流入するようになることを特徴とする、前
    記請求項のいずれかに記載の吸引アタッチメント。
  13. 【請求項13】 該吸引アタッチメント(S)の吸引域
    が、ほぼ三角形であることを特徴とする、前記請求項の
    いずれかに記載の吸引アタッチメント(図3)。
  14. 【請求項14】 該吸引アタッチメント(S)の吸引表
    面の形が、2等辺3角形であり、これと面積のほぼ等し
    いフィルター部(F’)を有し、それは不織布(39)
    で包まれた通孔性発泡体(36)で形成された前置フィ
    ルターであることを特徴とする、前記請求項のいずれか
    に記載の吸引アタッチメント。
  15. 【請求項15】 フィルター布(41)が、該発泡体
    (36)に対して下流側に連結され、それにより安全フ
    ィルター(F’)あるいは主フィルターとなっているこ
    とを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の吸引ア
    タッチメント。
  16. 【請求項16】 該前置フィルター及び該主フィルター
    が、交換可能に該吸引アタッチメント内に配置されてい
    ることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の吸
    引アタッチメント。
  17. 【請求項17】 該吸引アタッチメントは、その外周に
    互いに離れて設置された2つの止め具(48、49)に
    よって該モーター部(1)にロックされて装着されるこ
    とを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の吸引ア
    タッチメント。
  18. 【請求項18】 一方の止め具(48)が、操作部ある
    いは操作手段(B)を動作させあるいは操作するように
    構成されてモーター部(1)に取り付けられていること
    を特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の吸引アタ
    ッチメント。
  19. 【請求項19】 該一方の止め具(48)が、ロックを
    外されたときに、吸引アタッチメント(S)内に位置し
    ているもう一方の止め具(49)のプラグ止め結合を緩
    めあるいは外せるよう引き離すことができる位置に動か
    す、動作手段を備えていることを特徴とする、前記請求
    項のいずれかに記載の吸引アタッチメント。
  20. 【請求項20】 該動作手段が、動作時に該もう一方の
    止め具(49)をばね(圧力ばね(54))の働きによ
    り離脱するように作用するあるいは動作する環(51)
    であることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載
    の吸引アタッチメント。
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WO2010140812A3 (ko) * 2009-06-02 2011-03-03 (주)경민메카트로닉스 휴대형 진공청소기

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