JPH051843Y2 - - Google Patents

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JPH051843Y2
JPH051843Y2 JP1988102662U JP10266288U JPH051843Y2 JP H051843 Y2 JPH051843 Y2 JP H051843Y2 JP 1988102662 U JP1988102662 U JP 1988102662U JP 10266288 U JP10266288 U JP 10266288U JP H051843 Y2 JPH051843 Y2 JP H051843Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、街灯、門灯など戸外の照明装置に好
適な外灯用支柱に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、街灯、門灯など戸外の照明装置に使用さ
れる支柱は、比較的立設高さの低いものについて
は単に1本の管材のみから製作され、立設高さが
高いものについては上部に直径の細い管材を、下
部に直径の太い管材を配して、これを溶着一体化
して製作するのが一般的であり、さらに、同一断
面の複数個の管状体を上端部で集合一体とすると
ともに、下端部へかけて互いに末広状に離間し、
前記管状体の間にY字状形状の基部を結合してな
る放射状のセパレータを適宜間隔で介設してなる
もの、あるいは中空ポールの内部に放電管を設
け、前記中空ポールの内面に突条を隆起し、ソケ
ツトを上下面に取り付けるとともに、突条が係入
する切込みを外周に形成した鍔部材をポールの中
空内部に数個取付け、対向するソケツト間に放電
管を嵌込み、ソケツトを下面に取り付けて突条が
係入する切込みを形成した最上段の鍔部材と、ソ
ケツトを上面に取り付けて突条が係入する切込み
を形成した最下段の鍔部材との間に電線管を設け
るとともに、その間をボルトで締め付け、電線管
内の配線でソケツトに接続した各放電管に給電
し、上記の鍔部材を安定器の上に設け、その安定
器の台に植立てた支持筒内に据え、支持筒に上記
中空ポールを嵌立て、ポールを全長にわたり照明
する街灯照明筒は知られている。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 前述のように、従来の街灯用の支柱は、単に1
本の管材のみから製作するもの、あるいは直径の
異なる上下二段の管材を溶着一体化して製作する
ものであり、いずれの場合も、所定の強度を得る
ためには管材の直径を大きくする必要があり、従
つて、重量が嵩むので設置に手間が掛かり、ま
た、街路に設置する場合には、直径が大きいため
歩行者、運転者の視野の妨げとなり、また、管材
表面に広告宣伝用のビラを貼付され戸外の美観を
損ねるし、また、同一断面の複数個の管状体を上
端部で集合一体とするとともに下端部へかけて互
いに末広状に離間し、前記管状体の間にほぼY字
状の形材の基部を結合してなる放射状ののセパレ
ータを複数種類用意して、それを適宜間隔で順次
介設しなければならず、上記と同じように、歩行
者、運転者の視野の妨げとなると同時に、用意す
るセパレーターの種類も複数種類必要となるなど
の種々の問題点があつた。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は前述の問題点を改善すべく、複数本の
細長部材と、電線挿通管と、平板を素材として略
コ字形にプレス成形した部材を2枚背面合わせに
して、略X字形になるように組合せ、外周縁に適
宜間隔で穿設した細長部材嵌入穴および電線挿通
管嵌入穴を開口した略X字形横部材と、平板を素
材とし、外周縁に適宜間隔で穿設した細長部材嵌
入穴および電線挿通管嵌入穴を開口した平板横部
材とからなり、各細長部材および電線挿通管を各
略X字形横部材および平板横部材の細長部材嵌入
穴および電線挿通管嵌入穴にそれぞれ嵌入し、細
長部材、電線挿通管、略X字形横部材、平板横部
材をそれぞれ連係固定したことを特徴とする外灯
用支柱を提供するものである。
(ホ) 作用 各細長部材および電線挿通管は、それぞれ平板
を素材として略コ字形にプレス成形した部材を2
枚背面合わせにして、略X字形になるように組合
せた略X字形横部材と平板横部材との外周縁に適
宜間隔で穿設した細長部材嵌入穴および電線挿通
管嵌入穴にそれぞれ嵌入されているので、視野の
妨げとならず支柱全体の捻れや、上下斜めからの
何等かの作用力に対しても堅固である。さらに、
支柱の軸心に対して直角方向への細長部材、電線
挿通管および略X字形横部材、平板横部材の動き
は完全に阻止され、また、細長部材、電線挿通管
および略X字形横部材、平板横部材はそれぞれ連
係固定されているので、各部材の支柱の軸心方向
に対しての動きも完全に阻止されている。しか
も、個々の細長部材および電線挿通管は、断面係
数の小さいものであつても各略X字形横部材、平
板横部材に嵌入し連係固定しているので、全体と
しては大きい断面係数を確保することができ、軽
量でしかも強固なものである。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
第1図において、1は細長部材、2は電線挿通
管、3は平板を素材として成形した平板横部材、
4は平板を素材として略コ字形にプレス成形した
部材を2枚背面合わせにして、略X字形になるよ
うに組合せた略X字形横部材であつて、該平板横
部材3、略X字形横部材4の外周縁に適宜間隔で
穿設した細長部材嵌入穴5、および電線挿通管嵌
入穴6にそれぞれ各細長部材1および電線挿通管
2を嵌入してなるものである。この平板横部材
3、略X字形横部材4の個数は適宜数、間隔も適
宜間隔で介設してなる。なお、本実施例では、細
長部材1に電線挿通管2と同径の管材を、電線挿
通管2とともに合計7本使用し、6枚の平板横部
材3と2個の略X字形横部材4で保持し、電線挿
通管2の上端を逆U字状に折曲して、その先端に
照明器具を取り付け、下端を地中に埋設してい
る。
次に、第2図に基づいて、略X字形になるよう
に組み合わせた略X字形横部材4について説明す
ると、平板をプレスにより切り抜いた部分、穿孔
した部分を形成し、図示のように略コ字形に折り
曲げ、これを2枚背面合わせにして略X字形にな
るように組み合わせることによつて略X字形横部
材4を形成する。この背面合わせ部は溶接するよ
うにしてある。このように略X字形横部材4を設
けることにより、支柱全体の捻れや、上下斜めか
らの作用力によつても充分耐える堅固なものにな
る。なお、この略X字形横部材4は、第1図に示
してあるように平板横部材3と組み合わせて、数
カ所設けてもよいし、全部を略X字形横部材4に
してもよいことはいうまでもない。そして、細長
部材1および電線挿通管2と平板横部材3と略X
字形横部材4との関連構成は、各平板横部材3、
略X字形横部材4は、最低1ケ所細長部材1ある
いは電線挿通管2と溶着してある。しかも各細長
部材1および電線挿通管2は必ずいずれかの平板
横部材3、略X字形横部材4と溶着されているよ
うにする。すなわち、それぞれの平板横部材3、
略X字形横部材4を少なくとも複数本のうちいず
れか1本の細長部材1または電線挿通管2に溶着
し、かつ、それぞれの細長部材1および電線挿通
管2を互いに連係固定してさえおけば、細長部材
1、電線挿通管2または平板横部材3、略X字形
横部材4が移動することなく、線材の弾性力と相
俟つて強固な支柱を形成することができる。勿
論、上記は最低限の必要溶着条件であつて、支柱
の使用条件によつて強度を要求されるような場合
には、適当に溶着ケ所を増やせばよい。また、略
X字形横部材4は、梁の役目を持つような交叉部
分を備えていれば種々の形状のものにできる。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案によれば、細長部材および
電線挿通管はそれぞれ平板横部材、略X字形横部
材の外周縁に穿設した嵌入穴に嵌入されているも
ので、左右、捻れ、上下斜めからの外力が作用し
ても部材が剥離して解体するという恐れは全くな
い。また、各縦横の交点をすべて溶着する必要も
ないので、製作は至つて簡単であり、しかも個々
の細長部材や電線挿通管は断面係数の小さいもの
であつても、各平板横部材、略X字形横部材に嵌
入して連係固定することによつて断面係数を増大
させることができ、軽量でしかも強固な外灯用支
柱を提供することができる。さらに、本考案によ
る外灯用支柱の外周面は全体的に目透かし状態に
あるので、風圧に対しての強度を確保できると共
に、歩行者、運転者の視野を妨げることもなく、
広告宣伝用のビラを貼付されるおそれもない。ま
た、単一の管材のみからなる従来の支柱と較べて
形状の変化も豊かで戸外の景観と調和のとれた外
灯用支柱を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は本考案外灯用支柱の正面図、第2図は第1
図のA−A矢視拡大断面図である。 1……細長部材、2……電線挿通管、3……平
板横部材、4……略X字形横部材、5……細長部
材嵌入穴、6……電線挿通管嵌入穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数本の細長部材と、電線挿通管と、平板を
    素材として略コ字形にプレス成形した部材を2
    枚背面合わせにして、略X字形になるように組
    合せ、外周縁に適宜間隔で穿設した細長部材嵌
    入穴および電線挿通管嵌入穴を開口した略X字
    形横部材と、平板を素材とし、外周縁に適宜間
    隔で穿設した細長部材嵌入穴および電線挿通管
    嵌入穴を開口した平板横部材とからなり、各細
    長部材および電線挿通管を各略X字形横部材お
    よび平板横部材の細長部材嵌入穴および電線挿
    通管嵌入穴にそれぞれ嵌入し、細長部材、電線
    挿通管、略X字形横部材、平板横部材をそれぞ
    れ連係固定したことを特徴とする外灯用支柱。 (2) 細長部材が線材である請求項(1)記載の外灯用
    支柱。 (3) 細長部材が管材である請求項(1)記載の外灯用
    支柱。
JP1988102662U 1988-08-02 1988-08-02 Expired - Lifetime JPH051843Y2 (ja)

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JP6627957B2 (ja) * 2018-12-10 2020-01-08 Jfeエンジニアリング株式会社 筒状構造物および塔状構造物

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JPS4320608Y1 (ja) * 1965-04-02 1968-08-30
JPS5525077U (ja) * 1978-08-09 1980-02-18

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