JPH0518363U - 装飾金属鏡板 - Google Patents

装飾金属鏡板

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JPH0518363U
JPH0518363U JP6906391U JP6906391U JPH0518363U JP H0518363 U JPH0518363 U JP H0518363U JP 6906391 U JP6906391 U JP 6906391U JP 6906391 U JP6906391 U JP 6906391U JP H0518363 U JPH0518363 U JP H0518363U
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JP
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plate
mirror
decorative metal
metal
present
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JP6906391U
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English (en)
Inventor
山 昭 堀
Original Assignee
有限会社新光ステンレス研磨
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自由に、種々のパタ−ンの鏡面を形成でき、
壁面、或いは机上等に固定するのに適する形状の装飾金
属鏡板を提供することを目的とする。 【構成】金属板の表面に、装飾に適する形状の鏡面と、
つやけし研磨又はエッチング加工した面部分との組合わ
せにし、その両方の面に、透明樹脂板又は板ガラスを接
着或いは結合して、或いは透明樹脂板又は板ガラスなし
で、形成した該鏡面と該つやけし面の組合わせ表面を有
し、更に、前記金属板の裏面に接着層形成或いは、ビス
止め、或いは固定金具を使用することにより、壁面に固
定でき、又は、置鏡、フォトスタンド乃至室内装飾品に
できるようにしたことを特徴とする装飾金属鏡板であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内装や外装の壁面に用いられ、壁面に固定でき、又は、置鏡、フォ トスタンド乃至室内装飾品にできる装飾金属鏡板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鏡は、ガラスに反射層を形成したものである。このようなガラス鏡面で は、ガラス板の形状に制限されて、任意の形状の装飾の鏡を作製することは、困 難であり、また、コストのかかるものであった。 また、ガラス鏡を壁面に取り付けるのも、ガラスでは重量があり、接着剤のみ では、不可能であるので、取り付け具、結合部材を必要とする。
【0003】 また、装飾金属鏡板の表面は、金属面そのままにしておくと、傷が付き易く、 また、錆びると鏡面として機能をなさなくなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の問題点を解決するためになされたもので、自由に、種々のパ タ−ンの鏡面を形成でき、壁面、或いは机上等に固定するのに適する形状の装飾 金属鏡板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の技術的な課題の解決のために成されたもので、金属板の表面 に、装飾に適する形状の鏡面と、つやけし研磨又はエッチング加工した面部分と の組合わせにし、その両方の面に、透明樹脂板又は板ガラスを接着或いは結合し て、或いは透明樹脂板又は板ガラスなしで、形成した該鏡面と該つやけし面の組 合わせ表面を有し、更に、前記金属板の裏面に接着層形成或いは、ビス止め、或 いは固定金具を使用することにより、壁面に固定でき、又は、置鏡、フォトスタ ンド乃至室内装飾品にできるようにしたことを特徴とする装飾金属鏡板を提供す る。
【0006】 本考案によると、鏡面を有する装飾金属鏡板は、ステンレス鋼板、真鍮板、銅 板、チタン板、アルミ板等の金属板を用いることができる。 また、鏡面加工には、例えば、湿式で砥石をかけ、種々の研磨剤、例えば、ク ロム、ベンガラ、アルミナ等を用いて、フェルトや不織布による仕上げ研磨等を 行なうことにより、金属板の表面を鏡面仕上げすることができる。又は、仕上げ 研磨の前工程として、湿式で砥石をかける場合もある。
【0007】 更に、つやけし研磨加工には、例えば、No.4研磨(紙やすり研磨)、ショ ットブラスト、バイブレ−ション研磨の無方向性の凹凸面にする研磨加工、或い は、ヘヤライン研磨等の方法により行なうことができる。 以上のような鏡面部分とつやけし研磨又はエッチング加工により形成した部分 の組合わせにより、種々の好適なパタ−ン等を金属板面に形成したものが、本発 明の装飾金属鏡面板である。
【0008】 例えば、そのパタ−ンとしては、実施例の図1に示された菱形或いはダイヤ形 等のものを用いることができる。更に、円形、楕円形、ハ−ト形、スペ−ド形、 クロ−バ形、星形、アルファベット文字形等を用いることができる。また、各家 紋を鏡面にした装飾金属鏡板とすることができる。また、正方形の金属板を斜め に区切って、鏡面とつやけし面とする金属鏡板とすることができる。このような 金属鏡面を、多数組合わせて、室内装飾品として、使用者が好みの紋様に配列す ることができる。(図4参照)
【0009】 更に、以上の研磨面に対して、更に、透明樹脂板又は板ガラスで覆い、鏡面に キズ、指紋等がつかないようにする。このような板ガラス以外の透明樹脂として は、アクリル樹脂板、透明ビニ−ル薄板等を用いることができる。樹脂は、ビス 止め、接着剤、両面テ−プ、焼付けで、鏡面に結合することができる。(図5参 照) また、本考案の装飾金属鏡板の裏面には、壁面に固定するために、接着層を、 その全面或いはその一部に設ける。この接着層、或いは薄膜は、接着剤或いは両 面接着帯を設けたものである。或いは、釘、ビス、固定金具等によって、壁面に 、本考案の装飾金属鏡面を固定することができる。(図6参照)
【0010】 次に、本考案の鏡面を有する装飾金属鏡板を具体的に実施例により説明するが 、本考案はそれらによって限定されるものではない。
【0011】
【実施例1】 図1は、本考案の装飾金属鏡板の1例を示す斜視図である。 即ち、ステンレス鋼板1の表面を先ず、図示のように菱形部分を鏡面2に、研磨 仕上げをし、その他の部分3を図示のように、バイブレ−ション等のつやけし研 磨又はエッチング加工することにより、表面に微小な凹凸を作り、鏡面部を浮き 出たせる。 次に、このように研磨加工した表面を、アクリル透明樹脂板又は板ガラス等で 覆う。即ち、図2(A)、(B)に示すような断面になる。
【0012】 図2(A)は、その鏡面の1つをとり拡大して、側断面図で示したものである 。即ち、本考案の装飾金属鏡板1は、エンボス状の表面3及び鏡面部分2の全て にわたり、アクリル樹脂板5で覆われているものである。 更に、図2(B)に示すように、ステンレス鋼板1の裏側には、緩衝層とその 上に接着層6を設けて、壁面に、直接に接着固定できるものである。
【0013】
【実施例2】 図3は、本考案の装飾金属鏡板で三角形に分けられた正方形のものを組合わせ で配列した種々の例を示す平面図である。 即ち、ステンレス鋼板1の表面を先ず、図示のように菱形部分を鏡面2に、研 磨仕上げをし、その他の部分3をバイブレ−ション等のつやけし研磨又はエッチ ング加工することにより、表面に微小な凹凸を作り、つやけし面にして、図3( E)に示すような、紋様の鏡板10にする。 次に、このように2部分に分けた装飾金属鏡板10を、図3(A)、(B)、 (C)、(D)の平面図に示すように、種々の組合わせパタ−ンを作成すること ができる。
【0014】
【実施例3】 図4は、本考案の装飾金属鏡板の種々の例を示す平面図である。 即ち、アルファベット文字形にしたり、トランプのダイヤ、ハ−ト、スペ−ド、 クラブの形状にしたり、三角の組合わせにしたり、星形、丸、楕円、正方形、三 角形等の形状の鏡形に加工することができる。 次に、このように研磨加工した表面を、アクリル透明樹脂板又は板ガラス等で 覆う。
【0015】
【実施例4】 図5は、本考案の装飾金属鏡板を固定する構造を示す断面図である。 即ち、ステンレス鋼板1の表面を先ず、図示のように菱形部分を鏡面2に、研磨 仕上げをし、その他の部分3をエッチング加工することにより、図示のステンレ ス鋼板1を作り、その上に透明アクリル板5を置き、下には、塩化ビニル板7を しき、図5(B)に示すように、3枚合わせて、4隅に穴を開け、中ビス11を 入れる。次に、中ビス11には、バラのままのときは、キャップ12を被せてお く。 次に、壁に取り付けるときには、いったん、キャップ12を外して、中ビ ス11に、石こう釘13を打ち付けてから、最後に、再度、キャップ12をして 、完了する。 図5(C)は、その鏡面1を取り付けた様子を示す平面図及び断面図である。
【0016】
【実施例5】 図6は、本考案の装飾金属鏡板のビス止めによる壁面への固定例を示す断面図 である。 ステンレス鋼板1、アクリル板5、塩化ビニル板7を図6(A)のように、揃 え、合わせる。次に、その4隅に穴16を開け、その中に、図6(B)に示すよ うに、中ビス11を入れる。図6(C)は、ビス11を入れた状態を示す。次に 、図6(D)に示すように、石こう釘13用の穴15を通した中ビス14を入れ る。 中ビス14を入れた状態で(図6(E)に示すように)、これにキャップ 12(図6(H)参照)を被せた状態で、取り付けまで保管する。次に、図6( F)に示すように、中ビス14に、石こう釘13を通して、壁面17に打ち込む 。 図6(G)は、釘13で壁面17に固定した状態を示す。更に、図6(H) に示すように、キャップ12を被せて、完成する(図6(I)に示すように)。
【0017】
【実施例6】 図7は、本考案の装飾金属鏡板の1例を卓上用の置鏡の構造例を示す斜視図で ある。 即ち、透明アクリル樹脂で、図7(A)に示すような断面を有する、本考案の 装飾金属鏡板1を立てるための、成形品21を作成する。即ち、挿入溝22は、 本考案の金属鏡板1が入るような平面溝で、図7(B)の斜視図に示すようなも のである。即ち、図7(B)に示すように樹脂成形品21の溝22に、本考案の ステンレス鋼板1を入れる。そして、完成品は、図7(C)に示すような置鏡2 5ができあがったものである。 即ち、図示のように菱形部分を鏡面2に、研磨仕上げをし、鏡面となし、他の 部分3が背景部分となった置鏡である。
【0018】 図8は、本考案の装飾金属鏡板1によるフォトスタンドの構造を示すものであ る。即ち、図8(A)の断面図に示すように、透明なアクリル樹脂で成形した装 飾金属鏡板1を入れるもの26と、カラ−アクリル樹脂で成形した台27を作成 する。それに、図8(B)の斜視図に示すように、装飾金属鏡板1を、透明成形 品26に挿入する。そして、その挿入したものを、図8(C)の斜視図に示すよ うに、樹脂台27に入れて、フォトスタンド30が完成する。
【0019】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案の装飾金属鏡板により、前記のような効果が得ら れた。それらをまとめると、次のような顕著な技術的効果となる。 即ち、第1に、任意な形状、パタ−ンの鏡面を有することができる。 第2に、鏡面をアクリル樹脂又は板ガラスで保護し、錆び、傷を防止でき、同 時に、壁面に固定するのに適する装飾金属鏡板を提供した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の装飾金属鏡板の斜視図である。
【図2】本考案の装飾金属鏡板の一部を拡大して示す側
面断面図である。
【図3】本考案の装飾金属鏡板の1例のものを組合わせ
て作成した装飾金属鏡面パタ−ンの種々のものを示す。
【図4】本考案の装飾金属鏡板のパタ−ンの種々の例を
示す。
【図5】本考案の装飾金属鏡板を組立た構造を示す説明
図である。
【図6】本考案の装飾金属鏡板の組立て方法を順次に説
明する説明図である。
【図7】本考案の装飾金属鏡板を利用した置鏡の構造を
示す説明図である。
【図8】本考案の装飾金属鏡板を利用したフォトスタン
ドの組み立てを順次に説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ステンレス鋼板 2 鏡面部分 3 研摩面部分 5 アクリル樹脂層 7 塩化ビニル樹脂層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板の表面に、装飾に適する形状の鏡
    面と、つやけし研磨又はエッチング加工した面部分との
    組合わせにし、その両方の面に、透明樹脂板又は板ガラ
    スを接着或いは結合して、或いは透明樹脂板又は板ガラ
    スなしで、形成した該鏡面と該つやけし面の組合わせ表
    面を有し、更に、前記金属板の裏面に接着層形成或い
    は、ビス止め、或いは固定金具を使用することにより、
    壁面に固定でき、又は、置鏡、フォトスタンド乃至室内
    装飾品にできるようにしたことを特徴とする装飾金属鏡
    板。
JP6906391U 1991-08-29 1991-08-29 装飾金属鏡板 Pending JPH0518363U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914227A (ja) * 1972-05-22 1974-02-07
JPS5433597U (ja) * 1977-08-10 1979-03-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914227A (ja) * 1972-05-22 1974-02-07
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