JPH0119898Y2 - - Google Patents

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JPH0119898Y2
JPH0119898Y2 JP12070984U JP12070984U JPH0119898Y2 JP H0119898 Y2 JPH0119898 Y2 JP H0119898Y2 JP 12070984 U JP12070984 U JP 12070984U JP 12070984 U JP12070984 U JP 12070984U JP H0119898 Y2 JPH0119898 Y2 JP H0119898Y2
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JP12070984U
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 本案の技術分野 本案は、人形、木彫、彫金製品、その他各種工
業製品、等を装飾する際に用いる透明板からなる
収納ケースの構造に関する。
ロ 従来の技術 人形など各種工業製品などを装飾する収納ケー
スにつき、従来用いられているものの構造につい
て述べると、近年の傾向として、収納される装飾
品を中空に保持し、その裏面、側面又は底面に、
該装飾品が一層引立つよう飾り付けをし、該装飾
品に一層の現実感、臨場感を具備させて、その美
的効果を増大させている。
然るに、装飾品を中空に保持する具体的手段と
して、例えば(イ)、ケースの内面、例えば背面に支
持具を取付け、該支持具に装飾品を固定するか、
又は(ロ)、第3図に実体斜視図として示すよう、ケ
ース上方より、その対角線上に透明板Xを嵌着
し、装飾品を2分し、これらを透明板の表裏両面
から張り合せるようにして固定する、等の方法が
採られている。
ハ 従来技術の問題点 然るに、前記(イ)の手段では、ケース自体が、透
明板で囲まれているので、装飾品が、正面より見
た場合は、その支持手段が装飾品の裏側にあるた
め判らないので、恰も中空に存在するかの如く見
えるものの、側面から眺めた場合、該支持手段が
はつきりと見えて幻滅を感じる。のみならず、支
持具の具体的取付は、実際問題として厄介で、そ
れだけ工数を増す欠点を備え、又、前記(ロ)の手段
でも、装飾品の2分割は、極めて厄介で、しかも
同図符号a,bの個所は、ケースの隅角部内面に
当接してあるため、外部から宙吊りのからくり
が、殆んど判らないが、符号c,dの個所は、透
明板Xの上下切断面が鮮明に現われるため、ケー
スの上下面に適宜の覆いを被せ、これを隠さね
ば、これ亦、前記(イ)と同様、幻滅を感じ、且つ、
装飾品の2分割作業は、工数を要し、いきおい原
価が嵩み、しかも覆いは、折角の装飾品の観賞位
置に制限を受けて、体裁を損ねる等々のこれ亦欠
点を有する。
ニ 本案の目的 本案は、以上述べた欠点を可及的に解消し、そ
の支持手段が判らないようにすることにある。
ホ 本案の要点 本案は、ケース内に装填する透明板の周端面を
該ケースの1面隅角部に当接させ、該透明板の存
在を気付かせぬようにした点にある。
ヘ 本案の実施例 第1図は、本案による透明板を装着する装飾用
ケースの一実施例を示す実体斜視図で、Aは裏
面、Bは左側面、Cは右側面、Dは底面で、各面
共、例えば、ガラス、合成樹脂などの透明板から
構成されている。
なお、前記各面からなる装飾用ケースの構造
は、図示は省略してあるが、その各稜部に枠体
(骨格)を備える形式のものであつても、勿論、
後記する本案透明板は全く差支えなく適用でき
る。
第2図は、本案による透明板を、裏面Aに適用
した場合の一例を示すもので、同図イは、第1図
の平面図、同図ロは、同じく左側面図、同図ハは
同じく正面図、を夫々示すが、同各図中、Xはガ
ラス、アクリルなどの合成樹脂よりなる透明度の
高い板状体よりなり、その頂部を切断して扁平面
Sとした角錐状に一体成形され、その底部端面は
裏面Aの周側隅角部に当接する大きさに定められ
た筐状を呈するよう形成された透明板である。
ト 本案の効果 本案は、以上の構成よりなり、次いで、使用の
態様と共に作用効果について述べると、透明板X
が、その基部端面を裏面Aの周側隅角部の内側に
ピツタリと接触するよう形成されているので、装
飾用ケース内に該透明板が装填されていることが
全く気付かれることがなく、したがつて、該透明
板Xに、例えば人形などを透明細線で括り付ける
と、装飾物が全く宙に浮いて見え、或いは該透明
板Xの前に、例えば人形などの装飾物を置き、該
透明板には、例えば無数の桜の花弁などを貼付け
ると、人形の後ろに恰も花吹雪が降り注いでいる
かの如く見えるので、即ち、物体(花吹雪)を空
間に浮かすことによつて装飾物(人形)が動的に
見え、一層、現実味を増し、臨場感を深めること
ができ、該装飾物を引き立て、その美感を増し、
その商品価値を高める等、種々の用途に応用でき
るもので、従来行われていたような、例えば糸な
どで吊すなど、その物体の吊下手段、支持手段、
が現われないため、その物体が宙に存在してるよ
うに見えるので、全く不自然に見えず、本案所期
の目的を充分達成し得る優れた効果を奏する。
なお、以上の実施例に限らず、透明板Xの取付
は、例えば、左側面B、右側面C、底面D、上面
Eなど、その装飾物によつて任意の面に固定する
とよく、又、透明板Xの形状は、第2図イにみら
れるように扁平面Sに限らず、点線で示すよう必
要に応じて曲面S′としてもよく、更に、その底部
端面の形状は、四角に限られることなく、三角、
五角など多角形とし、ときには円形とするなど、
装飾用ケースの形状によつて、その隅角部内側に
接合し得るように任意形状に形成すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案による透明板を装着する装着用ケ
ースの一実施例を示す実体斜視図、第2図は本案
による透明板を裏面に適用した場合の一例で、同
図イは第1図の平面図、同図ロは同じく左側面
図、同図ハは同じく正面図、を夫々示し、第3図
は従来行われてきた透明板の装着手段を示す実体
斜視図である。 A……裏面、B……左側面、C……右側面、D
……底面、E……上面、S……扁平面、S′……曲
面、X……透明板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. その中に透明板を装填する形式の透明体からな
    る装飾用ケースにおいて、前記透明板Xは、ガラ
    ス、アクリル合成樹脂からなる透明度の高い板状
    体により少なくともその周側断面が内側に斜傾さ
    れた形状に一体成形され、その底部端面の全部
    が、前記ケースの周側隅角部内側に完全当接する
    大きさに定められていることを特徴とする装飾用
    ケース。
JP12070984U 1984-08-06 1984-08-06 装飾用ケ−ス Granted JPS6135898U (ja)

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JP12070984U JPS6135898U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 装飾用ケ−ス

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JP12070984U JPS6135898U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 装飾用ケ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS6135898U JPS6135898U (ja) 1986-03-05
JPH0119898Y2 true JPH0119898Y2 (ja) 1989-06-08

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ID=30679522

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JP12070984U Granted JPS6135898U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 装飾用ケ−ス

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