JPH09323500A

JPH09323500A - 装飾物

Info

Publication number: JPH09323500A
Application number: JP14325996A
Authority: JP
Inventors: Akito Ichikawa; 明人市川
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-06-05
Filing date: 1996-06-05
Publication date: 1997-12-16

Abstract

(57)【要約】【課題】芸術性の高揚、個性の発揮、芸術的価値の半
永久的な存続、経済的価値の向上を図る。【解決手段】ガラス、合成樹脂材料からなる透明基板
２に、布地からなる複数の形象体５を、両面接着テープ
６により貼りつけ、額縁３内に前記透明基板２を装填す
ると共に、透明基板２の背面に写真４を装填することに
より装飾物１を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、壁掛け額、写真額
や机・棚等の上に置く置物として使われる装飾物に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、下紙の上に、切ったりちぎったり
した多数の紙を、糊や接着剤により貼りつけて絵や模様
を形成してなる貼り絵、ちぎり絵が、広く一般に普及し
ている。そして、この貼り絵やちぎり絵は、額縁に入れ
て壁に掛けたり、机や棚等の上に置くなどして飾られて
いる。

【０００３】また、額縁の主フレーム内に、前面ガラス
の背面側に位置して、紙・布地等からなる単色の窓抜き
パットを装填した装飾物があり、さらに、額縁の前面ガ
ラスにペイントにより模様やサイン等を入れたものがあ
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
貼り絵等は、汚れやすくかつ色があせるほか下紙が変形
しやすく、透明感に乏しいなど、芸術品としての継続性
に欠点がある。また、前記窓抜きパットを装填したもの
や、前面ガラスに模様を入れた額縁は、芸術性に乏しい
うえ、個性的ではない。

【０００５】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、芸術性の高揚、
個性の発揮、芸術的価値の半永久的な存続を図りうる、
そして経済的価値を高めることができる装飾物を提供す
るにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決すべく、次の技術的手段を講じた。即ち、本発明
は、ガラス、合成樹脂材料等からなる透明基板に、布・
紙等からなる１又は複数の形象体が貼りつけたものであ
る（請求項１）。この場合、前記形象体は、例えば花弁
や葉等を形づくった片はもとより、これらの輪郭（物の
まわりを形づくっている線）を形どったもの及び立体感
のあるものも含んでいる。

【０００７】また、形象体の透明基板への貼りつけは、
糊などの接着剤によるほか、両面接着テープにより行う
ことができる（請求項６）。該テープの場合、形象体が
布であっても、その端縁がほつれず、粘着作業が容易で
ある。そして、本発明は、透明基板を採用しているの
で、形象体を粘着していない部分からは、背後の物（写
真、絵画、書等）や事象が見え、透明感が生じ、しかも
変形・変色を起こさず、汚れにくいうえ個性を発揮させ
ると共に芸術性を高めることができる（請求項３）。

【０００８】さらに、前記透明基板を額縁に装填するこ
とにより、額、置物等として鑑賞価値を高めることがで
き（請求項２）、額縁の主フレームを透明材料製とする
ことにより（請求項４）、より一層透明感を付与し、芸
術性を高めることができる。また、前記額縁の主フレー
ムと前面透明板とを一体的に構成することにより（請求
項５）、構造が簡単で強度が増大し、製作が容易で経済
的に得ることができる。

【０００９】本発明は、前記両面接着テープは両面に離
型紙を有し、少なくとも一方の離型紙の外面には形象体
の下絵が描けるようになっているので（請求項７）、任
意の形象体を自在に描いて、個性的でかつ独創的な形象
体を作成でき、芸術性を高めることができるほか、両面
接着テープを巻いた状態で保管できる。そして、本発明
は、前記布・紙等の素材生地の裏面に、前記両面接着テ
ープの一面を貼り合わせた後、裁断により形象体を形成
し、該形象体の裏面側の離型紙を剥離させて、前記接着
テープを透明基板に貼りつけてなるものとすることがで
き（請求項８）、装飾物をきれいにかつ能率的に製作で
きる。

【００１０】さらに、本発明は、前記両面接着テープの
前記布・紙等の素材生地を貼り合わさない方の離型紙の
外面に下絵を描くか又は印刷したものとすることができ
（請求項９）、前記形象体が下絵に沿って素材生地、前
記テープと共に裁断されるので（請求項１０）、形象体
の成形が容易で、しかもその端縁が前記テープに貼着さ
れているため、ほつれることがなく、きれいに仕上げら
れる。

【００１１】そしてまた、本発明は、前記形象体に模様
や彩色を施すことにより、独創性及び芸術性をより高め
ることができ（請求項１１）、前記布・紙等の素材生地
に、形象体を染色又は印刷しておくことができる（請求
項１２）。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図１〜図１４は、本発明に係る装飾
物１の第一実施形態を示し、透明なガラス・プラスチッ
ク等からなる長方形の透明基板２と、該基板２が装填さ
れた額縁３と、該額縁３内に前記基板２の背面に位置し
て装填された写真４とから成っている。

【００１３】前記透明基板２には、図１、図６、図７に
示すように下部前面に多数の花びらを形どった形象体５
が、両面接着テープ６により貼りつけられている。な
お、各形象体５は、布（織物、不織布）製で、金粉等に
よりおしべやめしべ５Ａが描かれており、従来の貼り絵
やパットに使われていた材料には見られない重厚さ、鮮
やかさ、気品、潤い、個性の豊さ等が感じられ、より高
度の芸術性を現出させることができる。

【００１４】各形象体５を透明基板２に両面粘着テープ
６を使用して貼りつけることにより、各形象体５が前記
基板２に強固に貼着され、剥がれ落ちることがない。な
お、糊や接着剤などを用いて布製形象体を貼りつける
と、透明基板２から剥がれ落ちる恐れがある。本発明の
上記実施形態で使用される両面テープ６は、図９に例示
しているように、テープ本体６Ａの両面に離型紙７，８
が添着されている。そして、離型紙７，８の一方又は両
方の外側面７Ａ，８Ａは、離型剤の塗布されていない、
そしてペンや鉛筆などで形象体５の下絵９（図１１参
照）を描くことができるものとされている。したがっ
て、両面接着テープ３は、巻いた状態で保管・運搬等を
することができる。なお、一般に市販されている両面テ
ープは、離型紙が１枚で両面ともに離型剤（油）が塗布
されており、離型紙に下絵を描くことができない。

【００１５】そこで、各形象体５を成形する場合、ま
ず、両面接着テープ３の一方の離型紙７をテープ本体６
Ａから剥がし、図１０に示すように、形象体５を作る素
材である布地１０をテープ本体６Ａに貼り合わせる。次
に、布地１０が下側になるように前記テープ６を裏返
し、図１１に示すように、離型紙８の外表面８Ａに形象
体５の下絵９を描く。

【００１６】そこで、ハサミ等の切断具を用い、前記テ
ープ本体６Ａ、離型紙８及び布地１０を、共に下絵９に
沿って裁断し、図１２に示すような、テープ付の形象体
５を得る。このようにして、布地１０をテープ本体６Ａ
及び離型紙８と共に裁断することにより、切断が容易で
あり、しかもきれいにかつ能率的に裁断できるほか、布
地１０の切断端縁即ち形象体５の端縁がほぐれず、所望
の形を保持することができ、芸術性を高めるのに役立っ
ている。

【００１７】こうして作成されたテープ付の各形象体５
は、その離型紙８を図８に示すように、透明基板２の表
面にその配置を考えながらテープ本体３Ａ側を貼りつけ
ることにより、図６に示す基板２を得ることができる。
前記素材布地１０として、華麗なる京友禅はもとより、
伝統の息吹をもつ各種着物地等を使用でき、柔らかな色
合いと光沢がこぼれる、しゃれた匂い香る色彩の魅力を
花に託して演出させることができる。そして、花、その
他の植物、動物、事物はもとより風景等の現出も可能
で、装飾物１を製作する人の個性、独創性を発揮させ
て、芸術性の豊かなオリジナリティのある装飾物を製作
することができる。

【００１８】本実施形態において、前記形象体５の素材
生地として、紙（例えば和紙）、合成樹脂材等を採用で
き、また、両面接着テープ６に代えて糊や接着剤を用い
て、形象体５を透明基板２に接着することもできる。し
かし、素材生地が布の場合は、両面接着テープの方が好
ましい。そして、両面接着テープは、一面に離型紙が添
着された従来の市販されているものを用いることがで
き、その場合、テープを巻き戻して、露出したテープ本
体に素材生地１０を貼り合わせ、形象体型紙（又は板
等）を素材生地１０又は離型紙に当てがい、ハサミ等に
より前記型紙に沿って裁断して、形象体５を得ることが
できる。なお、上記実施形態においても、離型紙８に下
絵を描かずに、型紙等を用いて形象体５を作成すること
ができる。

【００１９】また、前記形象体５には、斑点（プロッ
チ）、模様等を描いたり、絵具、染料などにより彩色す
ることができ、実物に似た色彩或いは任意の創造的色合
いを現出することが可能である。さらに、本実施形態に
おいて、形象体は、前述のような花びらや、葉などの片
状のもののほか、花びらや葉等の輪郭を形どったものと
することができる。

【００２０】前記形象体５の布地１０（素材生地）に
は、予め、形象体又はその輪郭の下絵、或いは色彩や模
様等を、印刷又は染色しておき、布地１０の裏面に市販
の両面接着テープを貼り合わせ、布地１０の下絵等に沿
って裁断を行うことができる。また、前記両面接着テー
プ６の離型紙７，８の一方の外表面に、形象体５の下絵
を印刷しておくことができる。

【００２１】前記額縁３は、ガラス又は合成樹脂（例え
ばアクリル）等の透明材料により一体的に形成された主
フレーム１１及び透明保護板１２と、主フレーム前面に
接着剤により固着された化粧フレーム１３と、主フレー
ム背面に接着剤により固着された基板装填ポケット１４
とから成っている。前記化粧フレーム１３は、長方枠形
を呈し、金属、プラスチック、ガラス或いは木材により
成形でき、適宜着色、メッキ等が施されている。

【００２２】前記基板装填ポケット１４は、断面溝形の
プラスチック製型材１４Ａを、溝が対向するように長方
形に連結し、背面側にプラスチック製の裏板１４Ｂを接
着したもので、前記上部型材１４Ａの上面に、透明基板
２及び写真１４を挿入するための開口１５が、左右幅方
向略全長にわたって設けられている。また、前記ポケッ
ト１４の裏板１４Ｂの前端中央部には、逆台形（三角、
四角、円形等でもよい）の基板及び写真を抜き出すため
の操作開口１６が設けられている。そして、前記ポケッ
ト１４の上端部左右には、裏面側から基板固定用のビス
１７が螺装されている。

【００２３】上記第一実施形態の装飾物１は、図１に示
すように、テーブル１８上に置台１９等を用いて立てか
け、置物として鑑賞することができ、さらに、壁面等に
掛ける額とすることができる。そして、上記実施形態で
は、透明保護板１２を一体的に設けているので、形象体
５を覆って保護できると共に、変色及び汚れ等を防止で
き、透明感のある芸術性豊かな装飾物１とすることがで
きる。

【００２４】なお、前記額縁３の透明保護板１２は、主
フレーム１１と別体とし、透明基板２の前面に位置させ
て基板装填ポケット１４内に装嵌することができる。ま
た、基板装填ポケット１４は、従来の額縁と同じ構成と
し、裏板を外して透明基板２、写真４等を装填できるよ
うにすることが可能である。そして、額縁３は、従来同
様に、金属、木材、プラスチック等により構成すること
ができる。

【００２５】図１５、図１６は、本発明の第二の実施形
態を示し、第一実施形態における透明基板２に形象体５
Ａ，５Ｂ，５Ｃが貼りつけられたもの自体を、装飾物１
０１としたものであり、多数の花びらを形どった形象体
５Ａ、花梗を形どった形象体５Ｂ及びおしべ・めしべを
形どった形象体５Ｃにより花が表現されている。なお、
透明基板２への形象体５Ａ，５Ｂ，５Ｃの貼りつけは、
第一実施形態と同様に両面接着テープを用いて行うこと
ができる。したがって、製作についての説明は省略す
る。

【００２６】第二実施形態において、透明基板２は、そ
のままでテーブル上に置台を用いて立てかけて飾ること
ができ、また、透明基板２の上端部に孔を１又は２個設
けて、壁や柱に直接掛けるようにすることができる。さ
らに、ひも等により吊るすこともできる。図１７は、本
発明の第三の実施形態を示し、この装飾物３１は、第一
実施形態における額縁３のポケット１４に、第二実施形
態の装飾物２１である透明基板２を装填したものであ
る。この実施形態においても、第一実施形態と同様に、
形象体５Ａ，５Ｂ，５Ｃの保護を図ることができ、変色
や汚れ等を防ぎ、鑑賞価値を高めることができる。

【００２７】図１８は、本発明に係る前記装飾物の透明
基板２の組立キット２０の一例を示しており、ケース２
１に嵌め込んだ台紙２２の凹所に、巻かれた布地などの
素材生地１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ、透明基板２、巻かれ
た両面接着テープ３、絵具等の着色剤２３、筆２４、皿
２５の１セットが装填されている。なお、透明基板２
は、前記テープ６、素材生地１０Ａ〜１０Ｃ等の上に、
緩衝シートを介して重ねて嵌めることができ、ケース蓋
（図示省略）の内面に、前記装飾物１の完成品の写真等
を印刷すると共に、作成手順等をも印刷しておくのが好
ましい。

【００２８】上記組立キット２０を使用すれば、一般人
の誰でもが個性的な透明基板及び装飾物を容易にかつ経
済的に製作できる。さらに、幼児や学童の工作用等の組
立キット２０には、両面テープ６の離型紙７又は８に、
前記形象体５の下絵９を印刷しておくことができる。さ
らには、両面接着テープ６（又は市販の両面接着テー
プ）の一面に、布地１０等の素材生地を貼り合わせてお
くことができる。

【００２９】なお、前記組立キット２０には、金粉等を
も入れておくことができる。本発明は、上記実施形態に
限定されるものではなく、適宜変更可能である。

【００３０】

【発明の効果】本発明装飾物は、上述のように、透明基
板に布・紙等からなる１又は複数の形象体を貼りつけた
ものであるから（請求項１）、前記基板が変形したり色
があせることがなく、汚れにくいうえ、透明感があり、
芸術的価値の半永久的な存続を実現できる。前記形象体
を布地により成形することにより、布地独特の重厚さ、
鮮やかさ、気品、潤いなどを生かして、より高度の芸術
性を現出させることができる。

【００３１】また、請求項２に記載の本発明によれば、
前記透明基板を額縁に装填することにより、形象体の汚
れや変色を防止し、脱落や損傷をなくし、芸術的鑑賞価
値を高めることができる。さらに、請求項３に記載の本
発明によれば、透明基板の背面に写真・絵画・書等を装
填したものであるから、ユニークで個性豊かな装飾物と
し、或いは、記念写真額、遺影額等とすることができ
る。

【００３２】そして、請求項４に記載の本発明によれ
ば、前記基板を主フレームが透明材料からなる額縁に装
填することにより、より透明感を高め、芸術性を発揮さ
せることができ、形象体の汚れや変色を防止し、脱落や
損傷をなくし、芸術的鑑賞価値を高めることができる。
また請求項５に記載の本発明によれば、前記額縁の主フ
レームと透明保護板を一体物とすることにより、額縁の
強度を高め、製作を容易にすると共に、コスト低下を図
ることができる。

【００３３】請求項６に記載の本発明によれば、形象体
が、両面接着テープにより透明基板に貼りつけられるの
で、貼りつけ作業が容易で、仕上がりが良く、しかも、
形象体が透明基板から剥がれ落ちることがない。さら
に、請求項７に記載の本発明によれば、前記両面接着テ
ープは両面に離型紙を有し、少なくとも一方の離型紙の
外面には形象体の下絵が描けるようになっているので、
任意に個性的でかつ独創的な形象体の下絵を描いて、オ
リジナリティのある装飾物とすることができる。

【００３４】請求項８に記載の本発明によれば、前記布
・紙等の素材生地の裏面に、前記両面接着テープの一面
を貼り合わせた後、裁断により形象体を形成し、該形象
体の裏面側の離型紙を剥離させて、前記接着テープを透
明基板に貼りつけてなるものであるから、形象体の成形
作業が容易でかつ能率的に行え、裁断端縁がきれいでか
つほぐれることがなく、透明基板に貼りつけた後の仕上
がりが良く、芸術的・経済的価値を高めることが可能で
ある。

【００３５】また、請求項９に記載の本発明によれば、
前記両面接着テープの前記布・紙等の素材生地を貼り合
わさない方の離型紙の外面に下絵を描くか又は印刷して
あるので、形象体の作成が容易である。そして、請求項
１０に記載の本発明によれば、前記形象体が下絵に沿っ
て素材生地、前記テープと共に裁断されているので、形
象体をきれいに仕上げることができ、しかも形象体の端
縁がほぐれることがない。

【００３６】さらに、請求項１１に記載の本発明によれ
ば、形象体に模様・彩色が施されているので、芸術性を
より高めることができる。請求項１２に記載の本発明に
よれば、素材生地に形象体が染色又は印刷されているの
で、形象体の裁断が容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る装飾物の第一の実施形態を示す正
面斜視図である。

【図２】同実施形態の上面図である。

【図３】図２のＡ−Ａ線断面拡大図である。

【図４】図３のＢ−Ｂ線断面図である。

【図５】図３のＣ矢視図である。

【図６】同実施形態における透明基板の正面図である。

【図７】図６の上面図である。

【図８】図７のＤ−Ｄ線断面拡大図である。

【図９】同実施形態における両面接着テープを示す斜視
図である。

【図１０】同実施形態において、両面接着テープの一面
に素材生地を貼り合わせる状態を示す斜視図である。

【図１１】同両面接着テープの離型紙に形象体の下絵を
描いた状態を示す斜視図である。

【図１２】同実施形態において、裁断されたテープ付形
象体の斜視図である。

【図１３】同テープ付形象体の離型紙を剥がしている状
態を示す斜視図である。

【図１４】同実施形態において透明基板に形象体を貼り
つける過程を示す正面図である。

【図１５】本発明に係る装飾物の第二の実施形態を示す
正面図である。

【図１６】図１５の上面図である。

【図１７】本発明に係る装飾物の第三の実施形態を示す
上面斜視図である。

【図１８】本発明に係る装飾物の透明基板の組立キット
の一実施形態を示すケース蓋を除去した状態の平面図で
ある。

【符号の説明】

１装飾物２透明基板３額縁４写真５形象体５Ａ形象体５Ｂ形象体５Ｃ形象体６両面接着テープ７離型紙７Ａ外面８離型紙８Ａ外面９下絵１０布地１１主フレーム１２透明保護板１０１装飾物１０２装飾物

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ガラス、合成樹脂材料等からなる透明基
板に、布・紙等からなる１又は複数の形象体が貼りつけ
られていることを特徴とする装飾物。
【請求項２】前記透明基板が額縁に装填されているこ
とを特徴とする請求項１に記載の装飾物。
【請求項３】前記透明基板の背面に写真、絵画、書等
が装填されていることを特徴とする請求項２に記載の装
飾物。
【請求項４】前記額縁の主フレームが透明材料からな
ることを特徴とする請求項２又は３に記載の装飾物。
【請求項５】前記額縁の主フレームと透明保護板とが
一体物とされていることを特徴とする請求項４に記載の
装飾物。
【請求項６】前記形象体が両面接着テープにより透明
基板に貼りつけられていることを特徴とする請求項１、
２又は３のいずれかに記載の装飾物。
【請求項７】前記両面接着テープは両面に離型紙を有
し、少なくとも一方の離型紙の外面には、形象体の下絵
が描けるようになっていることを特徴とする請求項６に
記載の装飾物。
【請求項８】前記布・紙等の素材生地の裏面に、前記
両面接着テープの一面を貼り合わせた後、裁断により形
象体を形成し、該形象体の裏面側の離型紙を剥離させ
て、前記接着テープを透明基板に貼りつけてなることを
特徴とする請求項６又は７に記載の装飾物。
【請求項９】前記両面接着テープの前記布・紙等の素
材生地を貼り合わさない方の離型紙の外面に下絵を描く
か又は印刷してあることを特徴とする請求項７又は８に
記載の装飾物。
【請求項１０】前記形象体が下絵に沿って素材生地、
前記テープと共に裁断されていることを特徴とする請求
項６〜９のいずれかに記載の装飾物。
【請求項１１】前記形象体に模様・彩色が施されてい
ることを特徴とする請求項１〜１０のいずれかに記載の
装飾物。
【請求項１２】前記布・紙等の素材生地に、形象体が
染色又は印刷されていることを特徴とする請求項１、
２、６又は８のいずれかに記載の装飾物。