JP2000201792A - 装飾体付き箸 - Google Patents

装飾体付き箸

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JP2000201792A
JP2000201792A JP11008570A JP857099A JP2000201792A JP 2000201792 A JP2000201792 A JP 2000201792A JP 11008570 A JP11008570 A JP 11008570A JP 857099 A JP857099 A JP 857099A JP 2000201792 A JP2000201792 A JP 2000201792A
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decorative
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JP11008570A
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Hyogo Uratani
兵剛 浦谷
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HYOZAEMON KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 箸本体の装飾を任意に変えることができる装
飾体付き箸を提供する。 【解決手段】 装飾体付き箸1は、箸本体2と、その箸
本体2に取り付けられた装飾体3とから構成されてい
る。箸本体2は、その本体部分である天端部2aに、取
付部としての雄ネジ4を備え、装飾体3は、被取付部と
しての雌ネジ6を備えている。そして、雄ネジ4と雌ネ
ジ6との螺合により、装飾体3は、箸本体2に着脱可能
に取り付けられる。よって、装飾体3を、使用者等の意
思によって任意に変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、箸本体を装飾す
る装飾体が取り付けられる、装飾体付き箸に関するもの
である
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、箸本体の装飾は、例えば、塗料の塗られた箸本体の
胴体部に、模様を形成するように前記塗料とは別の色の
塗料を塗布して、色の違いによる模様の装飾を施した
り、あるいは、箸本体の天端部を凹凸状に削って、凹凸
状の削り跡の装飾を施したりしてきた。
【0003】ところが、このような従来の装飾は、需要
者の趣味感に必ずしも充分に訴えることができず、ま
た、箸の購入後に、箸の使用者が変えることのできない
装飾であるため、箸の使用者が、箸を使用するにつれ
て、その装飾に飽きてしまうという問題があった。
【0004】この発明は、上記した従来の問題点を解決
するためになされたものであり、その目的は、箸の使用
者等が、箸本体の装飾を任意に変えることができる装飾
体付き箸を提供することにある。
【0005】また、別の目的は、箸本体を独創性豊かに
装飾できて、需要者の趣味感に訴えることができるなど
興趣に富んだ、装飾体付き箸を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る装飾体付
き箸は、前記目的を達成するために、次の構成からな
る。すなわち、請求項1に記載の発明に係る装飾体付き
箸は、箸本体と、その箸本体に取り付けられる装飾体と
からなる装飾体付き箸において、前記箸本体は、その天
端部あるいは胴体部等の本体部分に取付部を備え、前記
装飾体は、前記取付部に取り付けられる被取付部を備え
る。そして、その被取付部が前記取付部に取り付けられ
ることにより、前記装飾体が前記箸本体に着脱可能に取
り付けられる。これにより、箸本体の、天端部あるいは
胴体部等の本体部分には、装飾体が取り付けられて、そ
の箸本体は、装飾される。また、箸本体に取り付けられ
た装飾体を、箸本体から取り外して、その装飾体とは別
の装飾体を箸本体に取り付けることができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係る装飾体
付き箸のように、前記取付部は、雄ネジまたは雌ネジか
らなり、前記被取付部は、前記雄ネジまたは前記雌ネジ
と螺合する雌ネジまたは雄ネジからなるのが望ましい。
これにより、装飾体の雌ネジまたは雄ネジが、箸本体の
雄ネジまたは雌ネジと螺合して、装飾体は箸本体に取り
付けられる。また、箸本体の雄ネジまたは雌ネジから、
装飾体の雌ネジまたは雄ネジを緩めて外すことにより、
装飾体は箸本体から取り外される。
【0008】また、請求項3に記載の発明に係る装飾体
付き箸のように、前記取付部は、軸部あるいは突起部等
の凸部、または、穴部あるいは溝部等の凹部からなり、
前記被取付部は、前記凸部または前記凹部と嵌合する、
穴部あるいは溝部等の凹部、または、軸部あるいは突起
部等の凸部からなるのが望ましい。これにより、装飾体
の凹部または凸部が、箸本体の凸部または凹部に嵌合し
て、装飾体は箸本体に取り付けられる。また、それらの
嵌合を解消することにより、装飾体は箸本体から取り外
される。なお、この明細書で凸部とは、広義の意味で使
用されており、例えば、コイルばね等の弾性体も、突出
する部材ということで凸部となり得る。また、このよう
な凸部と嵌まり合うものは、形状および構造いかんにか
かわらず凹部である。
【0009】また、請求項4に記載の発明に係る装飾体
付き箸のように、前記装飾体は、塗料を色を変えながら
塗り重ねて形成した積層体からなるのが好ましい。箸本
体にこの積層体を取り付けることにより、積層体ととも
に積層体の塗料による積層の模様によって、箸本体を装
飾することができる。
【0010】ここで、積層体とは、例えば、漆とか合成
樹脂塗料とかの塗料を、色を変えながら塗り重ねた積層
物を、任意の形状、例えば、円盤形状や、角柱形状に切
断あるいは研磨して形成したものであって、塗料の塗布
面に対して直交する方向に切断あるいは研磨した切断面
あるいは研磨面に、塗料の積層模様が表れる。
【0011】また、請求項5に記載の発明に係る装飾体
付き箸のように、箸本体と、その箸本体に取り付けられ
る装飾体とからなる装飾体付き箸において、前記装飾体
は、塗料を色を変えながら塗り重ねて形成した積層体か
らなる。また、前記箸本体は、その天端部あるいは胴体
部等の本体部分に、軸部あるいは突起部等の凸部、また
は、穴部あるいは溝部等の凹部を備え、前記積層体は、
前記凸部または前記凹部と嵌合する、穴部あるいは溝部
等の凹部、または、軸部あるいは突起部等の凸部を備え
る。そして、その積層体の凹部または凸部が、前記箸本
体の前記凸部または前記凹部に嵌め込まれ、かつ、固着
されることにより、前記積層体が前記箸本体に取り付け
られる。積層体は、凹凸による嵌め合いと、例えば、接
着材の塗布等による固着によって、箸本体の天端部ある
いは胴体部等の本体部分に、固定的に取り付けられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る装飾体付き
箸の第一の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【0013】図中符号1は、装飾体付き箸の全体を示
す。この装飾体付き箸1は、木地等の表面に、合成樹脂
塗料とか漆、あるいは、それらの双方を塗布して表面処
理を施した箸本体2と、その箸本体2に取り付けられ
た、先端部3aが先細の棒状の装飾体3とから構成され
ている。
【0014】箸本体2は、その本体部分である天端部2
aに、装飾体3を取り付けるための取付部を備えてい
る。この取付部は、天端部2aから突出するようにねじ
込まれた雄ネジ4からなり、その雄ネジ4は、接着材の
塗布等によって箸本体2に固着されている。
【0015】装飾体3は、漆とか合成樹脂塗料とかの塗
料Tを、色を変えながら塗り重ねた積層物を、切断およ
び研磨して形成した、二つの積層体5、5a(図1おい
ては、先端部3a側の積層体5が先細に形成されてい
る)からなる。これら二つの積層体5、5aは、それら
二つの積層体5、5aの塗り重ねた方向が異なるよう
に、接着材の塗布等によって、重ね合わされて接合され
ている。そして、その装飾体3は、後端部3b側に、箸
本体2の取付部の雄ネジ4に螺合する、被取付部として
の雌ネジ6を備えている。そして、装飾体3の雌ネジ6
が、箸本体2の雄ネジ4aと螺合して、装飾体3は、箸
本体2に着脱可能に取り付けられる。
【0016】次に、この第一の実施の形態に示す装飾体
付き箸1の作用効果について説明する。この装飾体付き
箸1は、箸本体2の本体部分である天端部2aに雄ネジ
4を備え、装飾体3の後端部3bに雌ネジ6を備えてい
る。したがって、それら雄ネジ4と雌ネジ6との螺合に
より、箸本体2の本体部分である天端部2aに、装飾体
3を着脱可能に取り付けることができる。また、箸本体
2に取り付けられた装飾体3およびその装飾体3を構成
する積層体5、5aの塗料Tによる積層の模様によっ
て、箸本体2の天端部2aを装飾することができるの
で、興趣に富んだ装飾体付き箸1を提供することができ
る。
【0017】そして、この装飾体付き箸1によれば、装
飾体3を、例えば、図3のような、被取付部としての雌
ネジ6を備える、例えば、ポリエステル樹脂等の合成樹
脂からなる、用意された別の装飾体7と取り替えること
ができるので、箸本体2の装飾を、使用者等の意思によ
って任意に変えることができる。
【0018】図4および図5は、この発明に係る装飾体
付き箸の第二の実施の形態を示すものである。この第二
の実施の形態の装飾体付き箸8は、第一の実施の形態の
装飾体付き箸1と同様に、箸本体9と、その箸本体9に
着脱可能に取り付けられた装飾体10とから構成されて
いる。
【0019】箸本体9は、その本体部分である天端部9
aに、装飾体10を取り付けるための取付部を備えてい
る。この取付部は、天端部9aに形成された、箸本体9
の表面部側から凹むように切り込まれた切込み段部11
aと、この切込み段部11aに設けられた、凸部として
の、断面テーパ凸部状の突起部11とからなる。この突
起部11は、切込み段部11aの下方側の端部から始ま
るように、切込み段部11aの下方側から上方側に向か
って延びるように形成されており、後述する装飾体10
の凹部としての、開口側ほど狭まる断面テーパ凹部状の
アリ溝12とぴったりと嵌合するようになっている。
【0020】装飾体10は、箸本体9の段部11aにち
ょうど嵌まる大きさに形成したものであり、その背面部
10aに、箸本体9の突起部11がぴったりと嵌合する
被取付部としての凹部を備えている。この凹部は、突起
部11が溝の延びる方向から差し込まれるようにして嵌
められるアリ溝12であって、そのアリ溝12は、装飾
体10が箸本体9の段部11aに嵌まるとき、突起部1
1と向い合う位置に形成されている。また、この装飾体
10の表面部10bには、例えば、観光地の名称等が印
刷されている。そして、この装飾体10は、そのアリ溝
12に、箸本体9の突起部11を差し込むようにして、
箸本体9の段部11aに、着脱可能に取り付けられる。
【0021】次に、この第二の実施の形態に示す装飾体
付き箸8の作用効果について説明する。箸の製作者が、
異なる観光地の名称が表わされた装飾体10を、幾つも
用意することによって、箸本体9の段部11aに、出荷
先の観光地の名称に合わせた装飾体10を取り付けるこ
とができる。したがって、箸の製作者は、製作者側の意
思によって、装飾体10を選択して、取り付けることが
できる。また、箸の販売者も、仕入れた装飾体付き箸8
の装飾体10を、需要に合わせた装飾体10に取り変え
て販売することができるという利点がある。なお、装飾
体10の印刷は、観光地の名称に限られず、使用者の名
字とかその他文字であってもよく特に限定されず、ま
た、文字に限らずマーク、絵、写真等であってもよい。
しかも、印刷のみならず、彫り物等のその他の手法によ
る装飾であってもよい。
【0022】図6は、この発明に係る装飾体付き箸の第
三の実施の形態を示すものである。この第三の実施の形
態の装飾体付き箸13は、第一の実施の形態の装飾体付
き箸1と同様に、箸本体14と、その箸本体14に着脱
可能に取り付けられた装飾体15とから構成されてい
る。
【0023】箸本体14は、その本体部分である天端部
14aに、装飾体15を取り付けるための取付部を備え
ている。この取付部は、箸本体14の軸方向である上方
に向かって突設された軸部16からなり、その軸部16
の先端部16aには、雄ネジ16bが螺設されている。
【0024】装飾体15は、軸部16にスライド可能に
差し込まれる、複数の板状の積層体17、17(既述し
た積層体5、5aと同様のものであって、漆とか合成樹
脂塗料とかの塗料Tを、色を変えながら塗り重ねた積層
物を、切断および研磨して形成したものである。)と、
軸部16の雄ネジ16bに螺合する被取付部としての雌
ネジ18aを備えた合成樹脂製、木製あるいはその他の
材料から成形された、球状の先端具18とからなる。そ
して、積層体17、17は、箸本体14の軸部16にス
ライド可能に差し込まれて取り付けられ、先端具18
は、その雌ネジ18aと軸部16の雄ネジ16bとが螺
合して、着脱可能に取り付けられている。その結果、積
層体17、17は、先端具18と、箸本体14との間
で、スライドできるようになる。
【0025】次に、この第三の実施の形態に示す装飾体
付き箸13の作用効果について説明する。装飾体15の
積層体17、17は、箸本体14にスライド可能に取り
付けられているので、興趣に富んだ装飾体付き箸を提供
することができる。しかも、箸本体14の軸部16か
ら、装飾体15の先端具18を緩めて外して、積層体1
7、17を取り外し、他の形状の積層体に取り替えるこ
とができる。また、先端具18を、前記雄ネジ16bと
螺合する雌ネジを備えた、他の形状の先端具と取り変え
ることもできる。
【0026】なお、本発明に係る装飾体付き箸は、上述
した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々
の変更が可能である。例えば、第一の実施の形態ないし
第三の実施の形態においては、箸本体2、9、14は、
木地に表面処理を施したものでなくても、合成樹脂製あ
るいは金属製の箸本体であってもよい。
【0027】また、第一の実施の形態においては、箸本
体2は、取付部として雄ネジ4を備え、装飾体3は、被
取付部として雌ネジ6を備えているが、これらを逆にし
て、箸本体2は、取付部として雌ネジを備え、また、装
飾体3は、被取付部としてその雌ネジと螺合する雄ネジ
を備えるようにしてもよい。
【0028】また、第一の実施の形態においては、箸本
体2の取付部を軸部等の凸部にして、装飾体3の被取付
部を穴部等の凹部にしてもよい。そして、装飾体3の箸
本体2への取り付けを、装飾体3の凹部と箸本体2の凸
部の嵌め合いと、例えば、接着材の塗布の塗布等による
固着によって行ってもよい。このようにすると、装飾体
3は、箸本体2の天端部2aに固定的に取り付けられ
る。
【0029】また、第二の実施の形態においては、箸本
体9の天端部9aに、互いに背合わせに位置する二つの
切込み段部11aを設けて、それら二つの切込み段部1
1a、11aに、それぞれ装飾体10を取り付けてもよ
い。また、装飾体10は、天端部9aあるいは胴体部と
かの本体部分に、段部11a介さずに直接設けられた突
起部11に差し込まれるようにして取り付けられてもよ
い。
【0030】また、第三の実施の形態においては、装飾
体15の先端具18に軸部16を接着材等で固定し、さ
らに、その軸部16に、複数の積層体17、17を所定
の間隔を置いて嵌め込んで、その軸部16の基端部16
cを、装飾体15の被取付部としての凸部にしてもよ
い。そして、箸本体14の天端部14aに、その天端部
14aの頂面14bに開口するとともに、箸本体14の
軸方向に向かって延びる穴部を設け、その穴部を、箸本
体14の取付部としての凹部にしてもよい。このように
すると、装飾体15は、軸部16と、その軸部16の先
端部に取り付けられた先端具18と、軸部16にスライ
ド可能に差し込まれて取り付けられた積層体17、17
とから構成されることとなる。そして、装飾体15の軸
部16の基端部16cが、箸本体14の穴部に抜き差し
可能に嵌め込まれて、装飾体15は、箸本体14に着脱
可能に取り付けられることとなる。なお、各装飾体1
7、17は、必ずしも図6にて示されるように、互いに
間隔を設けるようにして軸部16に差し込まれている必
要はなく、例えば、軸部16に対して遊びをもって差し
込まれることにより、互いに上下に重なり合うようにし
て、箸本体14の天端部14aの頂面14b上に載せら
れるように配置されていても構わない。また、各装飾体
17、17は、必ずしもスライド可能に差し込まれてい
る必要はなく、軸部16に対してスライド不能に固着さ
れていてもよい。
【0031】また、図7は、この発明に係る装飾体付き
箸の第四の実施の形態を示すものであって、装飾体が、
箸本体の本体部分である胴体部に着脱可能に取り付けら
れる例を示す。すなわち、この装飾体付き箸19におい
ては、その箸本体20の本体部分である胴体部20a
に、取付部としての雌ネジ21、21が設けられてお
り、この雌ネジ21、21と螺合する被取付部としての
雄ネジ22、22が、装飾体23、23に設けられてい
る。これら雄ネジ22、22と雌ネジ21、21との螺
合によって、装飾体23、23が、箸本体20に着脱可
能に取り付けられるようになっている。
【0032】また、箸本体の取付部あるいは装飾体の被
取付部としての凸部は、軸部あるいは突起部以外にも、
例えば、棒状に延びるコイルばね等の弾性凸部であって
もよく、また、装飾体の被取付部あるいは箸本体の取付
部としての凹部は、例えば、前記コイルばねと螺合する
雌ネジが設けられた、ネジ穴であってもよい。そこで、
この発明に係る装飾体付き箸の第五の実施の形態を、図
8に基づいて説明する。
【0033】この装飾体付き箸24は、その箸本体25
の本体部分である天端部25aに、取付部としてのネジ
穴26が設けられている。そして、このネジ穴26に形
成された雌ネジと取り外し可能に螺合する、被取付部と
してのコイルばね27が、装飾体28に螺設されたネジ
穴28aにねじ込まれ、かつ、接着剤の塗布等によっ
て、その装飾体28に固着されている。このように、コ
イルばね27と、ネジ穴26に形成されて雌メジとの螺
合によって、装飾体28は、箸本体25に着脱可能に取
り付けられるようになっている。装飾体28は、コイル
ばね27の弾力によって揺れ動くことができ、興趣に富
んだ装飾体付き箸を提供することができる。
【0034】また、前記第五の実施の形態においては、
コイルばね27を、装飾体28側に固着したが、箸本体
25側に固着して、箸本体の取付部としてもよい。一
方、このコイルばね27が取り外し可能に螺合するネジ
穴28aを、装飾体28の被取付部としてもよい。ま
た、コイルばね27を、箸本体25および装飾体28の
いずれにも固着せず、両者に対して取り外し可能に、そ
れらネジ穴26,28aに螺合させてもよい。また、こ
のような弾性あるいは可撓性を備える凸部は、コイルば
ねに限られるものでなく、例えば、合成樹脂製、ゴム製
等の弾性体あるいは可撓体からなる棒状の凸部であって
も構わない。また、前記第五の実施の形態においては、
箸本体25の取付部をネジ穴26としたが、このネジ穴
26に代えて、その天端部25aの頂面から軸方向であ
る上方に突出する突起部等の凸部を設け、この凸部を、
前記コイルばね27のリング内に取り外し可能に差し込
むように嵌合することにより、装飾体28を、箸本体2
5に着脱可能に取り付けるようにしてもよい。さらに
は、箸本体25の取付部および装飾体28の被取付部と
して貫通孔を設け、これら貫通孔に、凸部としてのコイ
ルばねの双方の端末部をそれぞれに差し通すとともに、
いずれか一方の端末部を取り外し可能にすることによ
り、装飾体28を、箸本体25に着脱可能に取り付ける
ようにしてもよい。
【0035】このように、第一の実施の形態ないし第五
の実施の形態において、装飾体3、7、10、15、2
3、28の箸本体2、9、14、20、25への取り付
けは、種々変更が可能である。また、装飾体3、10、
15、23、28は、上述した形状以外の形状であって
もよく、その素材も、合成樹脂、貴石、金属、陶器(セ
ラミック)、木、竹、もしくは布など適宜のものを使用
でき、とくに限定されない。
【0036】
【発明の効果】請求項1ないし3に記載された装飾体付
き箸によれば、箸本体には、装飾体が、着脱可能に取り
付けられるので、装飾体を取り替えることで、箸本体の
装飾を、使用者、販売者あるいは製作者等の意思によっ
て任意に変えることができる。
【0037】また、請求項4に記載された装飾体付き箸
によれば、加えて、箸本体に取り付けられた積層体およ
び積層体の塗料による積層の模様によって、興趣に富ん
だ装飾体付き箸を提供することができる。
【0038】また、請求項5に記載された装飾体付き箸
によれば、箸本体に固定的に取り付けられた積層体およ
びその積層体の塗料による積層の模様によって、興趣に
富んだ装飾体付き箸を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る装飾体付き箸の、第一の実施の
形態の正面図である。
【図2】図1におけるA部拡大縦断面図である。
【図3】第一の実施の形態の箸本体に、その他の装飾体
を取り付けた状態を示す正面図である。
【図4】この発明に係る装飾体付き箸の、第二の実施の
形態の一部破断正面図である。
【図5】図4におけるB−B線による拡大断面図であ
る。
【図6】この発明に係る装飾体付き箸の、第三の実施の
形態の要部断面図である。
【図7】この発明に係る装飾体付き箸の、第四の実施の
形態の一部破断正面図である。
【図8】この発明に係る装飾体付き箸の、第五の実施の
形態の要部断面図である。
【符号の説明】
1、8、13、19、24 装飾体付き箸 2、9、14、20、25 箸本体 2a、9a、14a、25a 天端部 3、7、10、15、23、28 装飾体 4、16b 雄ネジ 5、5a、17 積層体 6、18a 雌ネジ 11 突起部(凸部) 12 アリ溝(凹部) 20a 胴体部 26 ネジ穴(凹部) 27 コイルばね(凸部) T 塗料

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箸本体と、その箸本体に取り付けられる
    装飾体とからなる装飾体付き箸において、 前記箸本体は、その天端部あるいは胴体部等の本体部分
    に取付部を備え、前記装飾体は、前記取付部に取り付け
    られる被取付部を備え、 その被取付部が前記取付部に取り付けられることによ
    り、前記装飾体が前記箸本体に着脱可能に取り付けられ
    ることを特徴とする装飾体付き箸。
  2. 【請求項2】前記取付部は、雄ネジまたは雌ネジからな
    り、前記被取付部は、前記雄ネジまたは前記雌ネジと螺
    合する雌ネジまたは雄ネジからなることを特徴とする請
    求項1に記載の装飾体付き箸。
  3. 【請求項3】 前記取付部は、軸部あるいは突起部等の
    凸部、または、穴部あるいは溝部等の凹部からなり、前
    記被取付部は、前記凸部または前記凹部と嵌合する、穴
    部あるいは溝部等の凹部、または、軸部あるいは突起部
    等の凸部からなることを特徴とする請求項1に記載の装
    飾体付き箸。
  4. 【請求項4】 前記装飾体は、塗料を色を変えながら塗
    り重ねて形成した積層体からなることを特徴する請求項
    1ないし3のいずれか1項に記載の装飾体付き箸。
  5. 【請求項5】 箸本体と、その箸本体に取り付けられる
    装飾体とからなる装飾体付き箸において、 前記装飾体は、塗料を色を変えながら塗り重ねて形成し
    た積層体からなり、また、 前記箸本体は、その天端部あるいは胴体部等の本体部分
    に、軸部あるいは突起部等の凸部、または、穴部あるい
    は溝部等の凹部を備え、前記積層体は、前記凸部または
    前記凹部と嵌合する、穴部あるいは溝部等の凹部、また
    は、軸部あるいは突起部等の凸部を備え、 その積層体の凹部または凸部が、前記箸本体の前記凸部
    または前記凹部に嵌め込まれ、かつ、固着されることに
    より、前記積層体が前記箸本体に取り付けられることを
    特徴とする装飾体付き箸。
JP11008570A 1999-01-14 1999-01-14 装飾体付き箸 Pending JP2000201792A (ja)

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