JPH05183587A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JPH05183587A
JPH05183587A JP3360755A JP36075591A JPH05183587A JP H05183587 A JPH05183587 A JP H05183587A JP 3360755 A JP3360755 A JP 3360755A JP 36075591 A JP36075591 A JP 36075591A JP H05183587 A JPH05183587 A JP H05183587A
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JP
Japan
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signal
transmission
data
transmission signal
counter
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Application number
JP3360755A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Arai
達夫 新井
Kosuke Kuwata
浩資 鍬田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無駄な送信信号の送出を防止することがで
き、送信装置の消費電流を抑える。 【構成】 FSK変調器50は、送信データを書込まな
ければ自動的に終わりを検知して送信信号をOFFにす
る送信信号制御回路51を設け、1バイト目のデータの
書込みを行なうと送信信号の受付を開始し、任意の時間
内にデータの書込みを行わなければ最後のデータを送信
後自動的に送信信号をOFFする(ロウレベルに固定す
る)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信制御装置に係り、
詳細には、赤外線通信用FSK(frequencyshift keyin
g:周波数偏移変調)変調器の送信信号制御を行なう通
信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】赤外線は、オーディオ機器やTVのほか
エアコン等の家電製品のリモコンに採用されている。赤
外線リモコンは、確実な動作、他のシステムへの影響が
ない、低価格、低消費電力等の特徴があるため超音波、
無線等の方式に代わって主流となりつつある。赤外線を
用いて通信を行なう装置として図6に示す赤外線通信装
置が考えられる。図6において、赤外線通信装置10は
データを赤外線に変換して送信する送信装置11と、送
信装置11からの赤外線を受信しデコードしてデータと
して取出す受信装置12により構成されている。上記送
信装置11は、送信装置の各種の動作を制御するCPU
21、データ処理手順をプログラム及び固定データの形
で格納するROM22、演算に使用するデータや演算結
果などを一時的に記憶するRAM23、各種データ入力
及び機能キーを備えたキーボードからなる入力装置2
4、赤外線を発光する発光装置25、受信装置12から
の赤外線を受光する受光装置26、及び発光装置25及
び受光装置26を制御する制御装置27により構成され
る。また、上記受信装置21は、受信装置の各種の動作
を制御するCPU31、データ処理手順をプログラム及
び固定データの形で格納するROM32、演算に使用す
るデータや演算結果などを一時的に記憶するRAM3
3、各種データ入力及び機能キーを備えたキーボードか
らなる入力装置34、赤外線を発光する発光装置35、
送信装置11からの赤外線を受光する受光装置36、送
信信号により動作するTV、エアコン等の動作装置3
7、及び発光装置35、受光装置36及び動作装置37
を制御する制御装置38により構成される。
【0003】図7は上記発光装置25,35及び受光装
置26,36の回路図である。この図に示すように発光
装置25,35は赤外線発光LED、駆動用トランジス
タTr及び抵抗R1,R2により構成され、受光装置2
6,36は赤外線信号を受信するピン・フォト・ダイオ
ードD、コンデンサC、抵抗R3及び増幅器38により
構成される。また、上記送信装置11及び受信装置12
の発光装置25,35を制御する制御装置27,38の
内部には、CPU21,31から送られてくる送信デー
タをパラレル/シリアル変換し、データビットの[0]
[1]によって送信信号の周波数を変化させるFSK変
調器40(図8参照)が含まれている。
【0004】図9は上記FSK変調器40のブロック構
成図であり、図10はこのFSK変調器40の送信信号
周波数を示すタイミングチャート、図11はFSK変調
器40の各部の動作タイミングを示すタイミングチャー
トである。図9において、FSK変調器40は、CPU
21,31からのデータ書込み信号により8bit分の送
信データを次のデータ書込みを行なうまで保持するデー
タ保持回路41と、変則カウンタ43(後述)の出力信
号、8進カウンタ44(後述)の出力信号及び動作クロ
ックCLKによりデータ保持回路41から出力された送
信データの[0]出力中はロウレベル、[1]出力中は
ハイレベルとなるビット信号(図10参照)を出力する
パラレル/シリアル変換回路42と、パラレル/シリア
ル変換回路42から送られるビット信号[0][1]に
応じてカウンタ値が4進または3進に変化する変則カウ
ンタ43と、変則カウンタ43から出力されるイネーブ
ル信号(図11参照)がハイレベルのときに動作クロッ
クCLKに同期してビット毎にカウントアップする8進
カウンタ44と、上記書込み信号と8進カウンタ44の
出力信号により書込みを許可する書込み許可フラグを出
力するフラグ発生回路45とにより構成されている。
【0005】上記FSK変調器40は、図10に示すよ
うに入力データを8bit、データビット[0]の時の送
信信号周波数を図10a、[1]の時の送信信号周波数
を図10bとし、データ書込み信号のアクティブとなる
時間は図10cで示されるものとする。上記データ保持
回路41は、CPUからのデータ書込み信号により8bi
t分の送信データを次のデータ書込みが行われるまで保
持する。上記パラレル/シリアル変換回路42は、変則
カウンタ43の出力信号の8進カウンタ44の出力信号
及び動作クロックCLKにより送信データの[0]出力
中はロウレベル、[1]出力中はハイレベルとなるビッ
ト信号を変則カウンタ43に出力する。また、パラレル
/シリアル変換回路42のSL入力はSHIFTとLO
ADの切り換え入力であり、入力がハイレベルのときに
はSHIFT、ロウレベルのときはLOADとして共に
クロック同期で動作する。また、CKI入力はCLOC
K INHIBITでありロウレベルでクロックが無効
となる。上記変則カウンタ43は、パラレル/シリアル
変換回路42から送られてくるビット信号が[0]の場
合(ロウレベルの場合)は4進カウンタに、[1]の場
合(ハイレベルの場合)は3進カウンタになり送信信号
(図10a,b)を作り出す。また、変則カウンタ43
はパラレル/シリアル変換回路42にCLOCKINH
IBIT信号を、8進カウンタ44にイネーブル信号
[C]を出力し、パラレル/シリアル変換回路42はこ
の信号によりハイレベル/ロウレベルの期間を変える。
【0006】上記8進カウンタ44は、変則カウンタ4
3から出力されるイネーブル信号がハイレベルのときに
動作クロックCLKに同期してカウントアップする。ま
た、カウント値が“7”の時にロウレベルとなる信号を
出力する。上記フラグ発生回路45は、書込み信号と8
進カウンタ44の出力信号により書込み許可フラグを出
力する。この書込み許可フラグはロウレベルで書込み許
可、ハイレベルで書込み禁止を意味する。また、上記各
回路に供給される内部リセットRSTはソフト制御可能
なリセットであり、送信時にソフトによって解除し、送
信終了後に再び有効にする。上記FSK変調器40の各
部の動作は図11で示される。
【0007】次に、図12及び図13に示す動作タイミ
ングを参照しながらFSK変調器40の動作を説明す
る。ここでは、図12及び図13に示すように、2バイ
トのデータ(55H,CCH)を送信する手順を例とし
て述べる。システムリセット解除後は内部リセット(R
ST)が有効になっているのでFSK変調器40は停止
しており、送信信号はロウレベル(無信号状態)に落ち
ている。ここで、送信を開始するために先ず内部リセッ
ト(RST)を解除する。解除後、変則カウンタ43及
び8進カウンタ44がカウントを開始する。続いて1バ
イト目のデータ(55H)のデータ保持回路41への書
込みを行なう。この書込みと同時にフラグ発生回路45
から出力される書込み許可フラグはハイレベル(書込み
禁止)となり、このデータがパラレル/シリアル変換回
路42にロードされるまで(図13のPointまで)
この状態が保持される。また、パラレル/シリアル変換
回路42は、イネーブル信号がハイレベル、キャリー信
号がロウレベルの時にクロックCLKの立ち上がりでロ
ードされる。このとき同時に8進カウンタ44がカウン
トアップされるためキャリー信号はハイレベルとなりパ
ラレル/シリアル変換回路42はシリアル出力モードと
なり、まず55Hのbit0の[1]が出力される(すな
わち、ビット信号がハイレベルとなる)。そして、これ
を受けた変則カウンタ43は3進カウンタとなりイネー
ブル信号を出力する(図12及び図13の変則カウンタ
43のカウント値参照)。
【0008】次にイネーブル信号がハイレベルになる
と、CLKの立ち上がりに同期してパラレル/シリアル
変換回路42はbit1の[0]を出力し、8進カウンタ
44もカウントアップされる。また、これを受けた変則
カウンタ43は4進カウンタとなる。同様の制御を繰り
返して55Hのデータを送信信号として出力する。ここ
で、引続き2バイト目のデータであるCCHを送信する
ためには、55Hの送信が終了するまでに(すなわち、
キャリー信号が次にロウレベルとなり、CLKが立ち上
がるまでに)CCHをデータ保持回路41に書込む必要
がある。これはソフトで制御され、1バイト目のデータ
を書き込んだ後フラグ発生回路45からのフラグが書込
み許可になったときに行なう。
【0009】データ保持回路41に書込み終了後は1バ
イト目と同じ回路動作を繰り返しCCHのデータを送信
する。最後に、送信終了後に内部リセット(RST)を
有効にし、送信信号をロウレベルに固定する。このとき
の内部リセットもソフト制御され、最終データ(ここで
はCCH)が書き込まれてから送信が終了するまでの最
大所要時間を計算し、送信信号を途中で打ち切ってしま
わないようにする。このようにして2バイトのデータを
送信信号として出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の赤外線通信用FSK変調器制御装置にあって
は、ソフト制御によりリセットをかけ送信を止める構成
となっていたため、例えば上記FSK変調器においてソ
フト制御により内部リセット(RST)を操作し送信信
号を制御した場合、開始時には図12の#に示すように
無駄な1バイト分のデータ(00H)が出力されること
になり、また終了時には図13の#に示すような助長デ
ータが発生することになる。従って、かかる無駄な送信
を防止しようとするとソフト制御の手間がかかるうえに
送信装置のLEDの消費電流が余分にかかるという不具
合が生じる。してみれば、ソフト・リセットによる送信
信号の停止に代えて、ハード的構成により所定時間に送
信データを書き込まなければ自動的に送信信号をOFF
するようにすれば、無駄な送信信号の送出を防止するこ
とができ、送信装置の消費電流を抑えることができるこ
とは明らかである。本発明の課題は、送信信号のON/
OFFを制御する回路を実現することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。送信データを所定の送信信号に変調して送信す
る送信装置1(図1のブロック図を参照、以下同じ)
と、送信装置1から送信された送信信号を受信する受信
装置2を有する通信制御装置。例えば、送信装置1は赤
外線通信用FSK変調器により送信データを送信信号に
変調するものであってもよい。送信装置1は、送信デー
タの書込みの有無により送信信号のオン/オフを制御す
る制御手段3を具備する。この場合、制御手段3はデー
タの書込みを行なうと送信信号の受付を開始し、所定時
間内にデータの書込みが行わなければ最後のデータを送
信後送信信号をオフする送信信号制御回路であってもよ
い。
【0012】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。送信装
置1に、送信データの書込みの有無により送信信号のオ
ン/オフを制御する制御手段3が設けられる。そして、
データの書込みが行われると制御手段3により送信信号
の受付が開始され、所定時間内にデータの書込みが行わ
なければ最後のデータを送信後に送信信号がオフされる
ように制御される。従って、無駄な送信信号が送られる
ことがなくなり、送信装置の消費電流が抑えられる。
【0013】
【実施例】以下、図2〜図5を参照して実施例を説明す
る。図2〜図5は通信制御装置の一実施例を示す図であ
る。先ず、構成を説明する。図2はFSK変調器50の
ブロック構成図である。基本的な考え方としては図9で
示した従来のFSK変調器40に、送信データを書き込
まなければ自動的に終わりを検知して送信信号をOFF
しにする送信信号制御回路51を設けるようにする。具
体的には、FSK変調器50は、CPU21,31から
のデータ書込み信号により8bit分の送信データを次の
データ書込みを行なうまで保持するデータ保持回路41
と、変則カウンタ43の出力信号、8進カウンタ44の
出力信号及び動作クロックCLKによりデータ保持回路
41から出力された送信データの[0]出力中はロウレ
ベル、[1]出力中はハイレベルとなるビット信号を出
力するパラレル/シリアル変換回路42と、パラレル/
シリアル変換回路42から送られるビット信号[0]
[1]に応じてカウンタ値が4進または3進に変化する
変則カウンタ43と、変則カウンタ43から出力される
イネーブル信号がハイレベルのときに動作クロックCL
Kに同期してビット毎にカウントアップする8進カウン
タ44と、上記書込み信号と8進カウンタ44の出力信
号により書込みを許可する書込み許可フラグを出力する
フラグ発生回路45と、書込み許可フラグ、変則カウン
タ43からのイネーブル信号、8進カウンタ44からの
キャリー信号及び動作クロックCLKにより変則カウン
タ43から出力される送信信号をマスク/マスク解除す
るように制御する送信信号制御回路51とにより構成さ
れている。
【0014】上記送信信号制御回路51は、上記書込み
許可フラグ、イネーブル信号、キャリー信号及びCLK
に従って1バイト目のデータの書込みを行なうと自動的
に送信信号の受付を開始し、任意の時間内にデータの書
込みを行わなければ最後のデータを送信後自動的に送信
信号をOFFする(ロウレベルに固定する)ようにする
回路である。これを実現するため、変則カウンタ43か
らのTX出力をそのまま送信信号として出力するのでは
なく、この送信信号を一度上記送信信号制御回路51に
入力し所定のタイミングでマスクして出力する。なお、
図2に示すリセット(RST)は内部リセットではなく
システムリセットとする。
【0015】図3は上記送信信号制御回路51の回路構
成図である。この図において、送信信号制御回路51
は、8進カウンタ44からのキャリー信号を反転してア
ンドゲート62に入力するインバータ61、キャリー信
号の反転信号と変則カウンタ43からのイネーブル信号
との論理積をとりキャリー信号がロウレベルでイネーブ
ル信号がハイレベルのときのみハイレベルとなる信号
(図4及び図5参照、以下同様)を出力するアンドゲー
ト62、フラグ発生回路45からの書込み許可フラグを
反転して出力するインバータ63、書込み許可フラグが
ハイレベルで上記信号がハイレベルのときのみロウレ
ベルとなる信号を出力するナンドゲート64、上記信
号あるいは後述するD型フリップフロップ68からの
信号のどちらかがロウレベルのときにロウレベルとな
る信号を出力するアンドゲート65、インバータ63
を介して入力された書込み許可フラグがロウレベルで上
記信号がハイレベルのときのみハイレベルとなる信号
を出力するアンドゲート66、上記信号が上記信号
のどちらかがハイレベルのときにロウレベルとなる信
号を出力するノアゲート67、上記信号をデータ入
力として動作クロックCLKの立ち上がりに同期させて
信号を出力するD型フリップフロップ68、上記信号
の反転信号をデータ入力として動作クロックCLKの
立ち上がりに同期させて信号を出力するD型フリップ
フロップ69及び上記信号がハイレベルのときは変則
カウンタ43からの送信信号出力TXがスルーとなりロ
ウレベルのときはロウレベル固定となる送信信号を出力
するアンドゲート70により構成されている。
【0016】次に、本実施例の動作を説明する。図4及
び図5は送信信号制御回路51を含むFSK変調器50
の動作を示すタイミングチャートであり、前記図12及
び図13に対応している。なお、図面の大きさの都合
上、図5は図4の動作タイミングの続きを表わしてお
り、図4のPoint以降の動作タイミングと図5のP
oint以前の動作タイミングは重複して示されてい
る。
【0017】本実施例の動作の説明にあたり、前記図1
2及び図13に示す従来例と同様に2バイトのデータ
(55H,CCH)を続けて送信する動作を例にとる。
ここで、本FSK変調器50と従来のFSK変調器40
との相違点は、上述したようにリセット(RST)がソ
フト制御される内部リセットではなくシステムリセット
であることと、変則カウンタ43の出力TXが直接送信
信号とならずに一度送信信号制御回路51に取り込まれ
て出力されることにある。
【0018】先ず、システムリセット解除後の動作説明
を行なう。リセット解除後はフリップフロップ68から
の出力信号はハイレベルに、またフリップフロップ6
9からの出力信号はロウレベルに固定される。回路構
成からこの状態は信号がハイレベルになるまで保持さ
れる。ここで信号がハイレベルになる条件とは信号
、信号ともにロウレベルになることであり、信号
は書込み許可フラグが書込み許可の状態で信号がハイ
レベルとなった時(すなわち、データの書込みを行わず
に8進カウンタ44がオーバーフローした時)のみハイ
レベルとなる信号であるので従来例で示した書込み条件
を満たしている限りロウレベルとなっている。よって、
状態の解除信号がロウレベルになる時、すなわち信号
がロウレベルとなる時(書込み許可フラグが書込み不
可状態で信号がハイレベルとなる時)であるから、図
4に示すタイミングで信号はロウレベルとなり、続い
て信号がハイレベルとなり変則カウンタ43からの出
力TXが送信信号として出力されるようになる。
【0019】ここで、信号がロウレベルで固定される
とこの状態を解除するためにはシステムリセットをかけ
るか信号をロウレベルにしなければならない。信号
はロウレベルに固定されているため信号がハイレベル
になることがこの条件となるが、上述したように書込み
条件を満たしている限り信号はハイレベルにならな
い。よって、2バイト目のデータ(CCH)は従来例と
同様に書込みを行なうことによって出力される。
【0020】送信はデータ書込みを行わないことによっ
て終了する。これは上記信号がデータの書込みを行わ
ない時に図5で示すタイミングでハイレベルになるため
である。これによって信号がロウレベルになって送信
信号をロウレベルで固定する。また、送信終了後はシス
テムリセット解除後と同じ状態になり、データの書込み
待ちになる。
【0021】このようにして、データの書込みだけで従
来のように余分な信号を送出してしまうことなく送信が
可能となる。
【0022】以上説明したように、本実施例のFSK変
調器50は、送信データを書込まなければ自動的に終わ
りを検知して送信信号をOFFにする送信信号制御回路
51を設け、1バイト目のデータの書込みを行なうと送
信信号の受付を開始し、任意の時間内にデータの書込み
を行わなければ最後のデータを送信後自動的に送信信号
をOFFする(ロウレベルに固定する)ようにしている
ので、FSK変調器50のハード自体が送信データがな
くなると自動的に送信信号をロウレベルに固定するよう
にし、また、送信開始とともに自動的に送信信号を受付
けるようになり、従来装置のように送信信号の受付をソ
フトで制御する必要がなくなる。また、図4及び図5に
示すように無駄な送信信号を送らずに済ますことがで
き、送信装置のLED消費電流を極力抑えることができ
る。
【0023】なお、本実施例では赤外線通信装置用FS
K変調器に適用しているが、送信データを所定の送信信
号に変調して送信するものであれば赤外線通信に限ら
ず、またFSK変調器には限定されないことは言うまで
もない。また、送信信号制御回路51はFSK変調器内
に設けているが、外付けする態様でもよいことは勿論で
ある。
【0024】また、本実施例では2バイトのデータを送
信する例を示したが、これは単なる例示であってどのよ
うな形態の送信データでもよい。
【0025】また、本実施例で示した回路の数、種類等
は上記実施例のものに限定されないことは言うまでもな
い。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、送信装置が、送信デー
タの書込みの有無により送信信号のオン/オフを制御す
る制御手段を具備しているので、無駄な送信信号が送ら
れることを防止することができ、送信装置の消費電流を
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】通信制御装置のFSK変調器のブロック構成図
である。
【図3】通信制御装置の送信信号制御回路の回路構成図
である。
【図4】通信制御装置のFSK変調器の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図5】通信制御装置のFSK変調器の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図6】赤外線通信装置のブロック図構成図である。
【図7】赤外線通信装置の発光装置及び受光装置の回路
図である。
【図8】従来のFSK変調器の構成図である。
【図9】従来のFSK変調器のブロック構成図である。
【図10】従来のFSK変調器の送信信号周波数を示す
タイミングチャートである。
【図11】従来のFSK変調器の動作を示すタイミング
チャートである。
【図12】従来のFSK変調器の動作を示すタイミング
チャートである。
【図13】従来のFSK変調器の動作を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
10 赤外線通信装置 11 送信装置 12 受信装置 41 データ保持回数 42 パラレル/シリアル変換回路 43 変則カウンタ 44 8進カウンタ 45 フラグ発生回数 50 FSK変調器 51 送信信号制御回路 61,63 インバータ 62,65,66,70 アンドゲート 64 ナンドゲート 67 ノアゲート 68,69 D型フリップフロップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信データを所定の送信信号に変調して
    送信する送信装置と、該送信装置から送信された送信信
    号を受信する受信装置を有する通信制御装置において、 前記送信装置は、送信データの書込みの有無により送信
    信号のオン/オフを制御する制御手段を具備したことを
    特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 送信データを所定の送信信号に変調して
    送信する送信装置と、該送信装置から送信された送信信
    号を受信する受信装置を有する通信制御装置において、 前記送信装置は、データの書込みを行なうと送信信号の
    受付を開始し、所定時間内にデータの書込みが行わなけ
    れば最後のデータを送信後送信信号をオフする制御手段
    を具備したことを特徴とする通信制御装置。
  3. 【請求項3】 前記送信装置及び前記受信装置の通信
    が、赤外線を媒体とした信号により行われることを特徴
    とする請求項1または2記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】 前記送信装置が、送信データを周波数偏
    移変調(FSK)方式により変調して送信信号として出
    力するFSK変調器を含んで構成されたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の通信制御装置。
JP3360755A 1991-12-27 1991-12-27 通信制御装置 Pending JPH05183587A (ja)

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