JPH0518262Y2 - - Google Patents

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JPH0518262Y2
JPH0518262Y2 JP11094188U JP11094188U JPH0518262Y2 JP H0518262 Y2 JPH0518262 Y2 JP H0518262Y2 JP 11094188 U JP11094188 U JP 11094188U JP 11094188 U JP11094188 U JP 11094188U JP H0518262 Y2 JPH0518262 Y2 JP H0518262Y2
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JP
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plate
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plates
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は仕切りを有する折り畳み容器に関し、
詳しくは仕切りの繰り出し及び格納を容器の折り
畳み動作に連動して容易に行おうとする技術に関
するものである。
[従来の技術] 従来、使用しない場合にコンパクトに折り畳め
る折り畳み容器Aとして第8図乃至第10図に示
す実公昭57−55140号公報のような折り畳み容器
Aが提供されている。このものは、第10図に示
すように上部枠体2と底板1及び両側板3,3と
前後板4,5とにより構成してあり、使用する場
合にあつては、第8図に示すように底板1は枢着
させている両側板3,3を起こし、次に上部枠体
2を持ち上げ、これに第9図に示すように枢着さ
せている前後板4,5を垂直に組み立てるもの
で、しかる後、この箱体に第10図に示すように
別途に形成された中仕切り6を嵌め込んで収納部
分14を形成するというものであり、この逆にす
ればコンパクトに折り畳むことができるというも
のであつた。
[考案が解決しようとする課題] しかし上述のような従来例にあつては、物品を
収納する収納部分14を形成するためには別途に
中仕切り6を組み立てた後の箱体に嵌め込まなく
てはならず、中仕切り6が別途に必要であり、組
み立てに手間がかかることとなり、また、別途に
形成された中仕切り6は折り畳むことができず、
容器をコンパクトに折り畳んだとしても中仕切り
6がかさばることとなり、全体的にコンパクトに
折り畳むことができないという問題があつた。
本考案は上記問題点を解決しようとするもので
あり、その目的とするところは、仕切りの繰り出
し及び格納を折り畳み容器の組み立て及び折り畳
みを連動して行うことができ、仕切りを設けなが
らその使いやすさを障害とすることのない仕切り
付折り畳み容器を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における仕
切り付折り畳み容器は、底板1と上部枠2と対向
する側板3,3と前後板4,5から構成され、底
板1に対して上部枠2を近接させて折り畳む手段
を備えた折り畳み容器Aであつて,左右の側板
3,3の上端を上部枠2に折り畳み自在に枢着
し、各側板3の内面に側板3に対して偏平に折り
畳み自在な主仕切板7の一端を取付けて各主仕切
板7に側板3に略平行に且つ間隔を置いて配置さ
れた複数の副仕切板6を連結し、主仕切板7,7
の他端側に位置する副仕切板6同士を連結手段8
により着脱自在に連結させたものである。
[作用] このように側板3の内面に側板3に対して偏平
に折り畳み自在な主仕切板7の一端を取付けて各
主仕切板7に側板3に略平行に且つ間隔を置いて
配置された複数の副仕切板6を連結し、主仕切板
7,7の他端側に位置する副仕切板6同士を連結
手段8により着脱自在に連結させてあることによ
り、連結手段8を解除して主仕切板6を側板3の
内面に偏平に折り畳んで副仕切板6同士を重ねて
折り畳んだ状態で側板3を上部枠2に対して上方
回動させることで副仕切板6を側板3の移動に伴
つて移動させて側板3に重ねた状態にして折り畳
み容器Aを容易に折り畳むことができ、また、側
板3を上部枠2に対して下方回動させて副仕切板
6を連結手段8にて連結することで、副仕切板6
の設置を側板3の移動に伴つて手間取ることなく
容易に行うことができ、副仕切板6の設置だけを
別途に行うという必要がない。
[実施例] 折り畳み容器Aは底板1と略ロ字状の上部枠2
と左右に対向する側板3,3と前後に対向する前
後板4,5から構成してあり、前板4は上前板4
aと下前板4bとをヒンジ9を介して内方に向け
て略く字状に折り曲げ自在に連結してあり、下前
板4bの下縁部がヒンジ10を介して折り曲げ自
在に底板1に枢着してあり、また、後板5は上後
板5aと下後板5bとをヒンジ9を介して内方に
向けて略く字状に折り曲げ自在に連結してあり、
上後板5aの上縁部が上部枠2にヒンジ11を介
して折り曲げ自在に枢着してあり、下後板5bの
下縁部がヒンジ10を介して折り曲げ自在に底板
1に枢着してある。そして、側板3の上縁部は上
部枠2にヒンジ12を介して内方に折り畳み自在
に枢支連結してあり、側板3の下縁部は底板1に
凹凸嵌合及び着脱自在に構成してある。しかして
折り畳み容器Aはその両側板3,3をヒンジ12
を介して上方に跳ね上げるように折り畳み、そし
て前後板4,5をヒンジ9を介してそれぞれ内方
に折り曲げ、上部枠2を底板1に近接させて折り
畳むことができるようにしてある。また、折り畳
み容器Aを組み立てる場合には、上部枠2を底板
1から引き離して前後板4,5を伸ばし、側板3
を垂下するように摺動させ、側板3の下縁部を底
板1に凹凸嵌合させて起立保持させるものであ
る。尚、底板1に対して上部枠2を近接させて折
り畳む構造は例えば実開昭61−200333号公報のよ
うに種々のものが考えられ、このように折り畳む
ことができる構成を折り畳み手段と総称する。
上記各側板3には側板3に対して平行に且つ所
定の間隔を置いて複数(この実施例では2枚)の
副仕切板6を配置してあり、副仕切板6同士は伸
縮自在としてある。つまり、副仕切板6は側板3
と平行する方向に配置され、一端が側板3の内面
に取付けられた側板3に対して偏平に折り畳み自
在な主仕切板7にて連結してあり、主仕切板7を
折り畳んだり、伸ばしたりすることで、副仕切板
6同士を重ね合わせたり、離したりすることがで
きるようにしてある。このとき、主仕切板7の各
連結部はヒンジを介して連結するようにしたり、
あるいは、副仕切板6と主仕切板7とを合成樹脂
により一体に形成するようにしてもよい。しかる
場合には、折り曲げ部分となる部分には薄肉部
(図示せず)を形成してある。
そして、主仕切板7を伸ばした状態で他端側で
相対向する副仕切板6同士は、ループと鉤あるい
はキノコ型小片等を相互に係合させる可撓性ルー
プ係止部材である連結手段8にて連結してある。
つまり、一方の副仕切板6に可撓性ループ係止部
材の雄止着具8aを配設してあり、この雄止着具
8aを他方の副仕切板6に配設された雌止着具8
bに止着することで着脱自在に相対向する副仕切
板6,6を取着してある。このとき、連結手段8
としては、上述した実施例に限定されるものでは
なく、他に着脱が容易なマグネツト、あるいはそ
の他の着脱手段等により行うようにしてもよい。
そして伸ばした状態で相対向する副仕切板6,6
同士を連結することで、第1図に示すように副仕
切板6と主仕切板7とにより、瓶や部品等の商品
13を起立保持することができる保持部14が形
成されるようにしてあり、第6図、第7図に示す
ように商品13を起立保持することができるよう
にしてある。
しかして副仕切板6を収納しながら折り畳み容
器Aを折り畳む場合にあつては、連結手段8によ
る相対向する副仕切板6,6の連結を解除して、
側板3に沿うように副仕切板6を折り畳み、しか
る後、側板3を上方回動させ、上部枠2を下方に
ずらして容易に折り畳むことができるようにして
ある。このように側板3に副仕切板6を重ねて沿
わせた状態で折り畳むことで、第2図に示すよう
に副仕切板6は上部枠2の上面との間に隙間15
が形成された状態で折り畳まれることとなり、他
の折り畳み容器Aを重ねた場合には底板1の下端
部16が上部枠2に嵌合される状態となり、がた
つくことなく折り畳み容器A同士を重ねることが
できる。また、副仕切板6を設置しながら折り畳
み容器Aを組み立てる場合には上部枠2を底板1
に対して上方に持ち上げることで、側板3が下方
回動することとなり、側板3の下方回動による起
立状態に伴つて側板3と共に副仕切板6も起立状
態となり、この状態のままで副仕切板6を伸ばし
て相対向する副仕切板6,6同士を連結手段8に
て連結することで容易に組み立てることができ
る。
以上のようにして構成された折り畳み容器Aは
合成樹脂成型品製であるが、他の材料により形成
するようにしてもよい。
図示した実施例にあつては、副仕切板6は各2
枚ずつで合計4枚であり、保持部14が8箇所形
成される場合を示したが、副仕切板6の数は限定
されるものではなく、多数枚設けるようにして保
持部14の数を多数個形成するようにしてもよ
い。
[考案の効果] 本考案は叙述のように左右の側板の上端を上部
枠に折り畳み自在に枢着し、各側板の内面に側板
に対して偏平に折り畳み自在な主仕切板に一端を
取付けて各主仕切板に側板に略平行に且つ間隔を
置いて配置された複数の副仕切板を連結し、主仕
切板の他端側に位置する副仕切板同士を連結手段
により着脱自在に連結させているので、連結手段
を解除して主仕切板を側板の内面に偏平に折り畳
んで副仕切板を重ねあわせた状態で側板を上部枠
に対して上方回動させることで副仕切板を側板の
移動に伴つて移動させて折り畳み容器を副仕切板
と共にコンパクトに容易に折り畳むことができ、
また、側板を上部枠に対して下方回動させて主仕
切板を伸ばして他端側に位置する副仕切板を連結
手段にて連結することで、商品の保持を行うため
の副仕切板の設置を側板の移動に伴つて行うこと
ができ、副仕切板の設置だけを別途に行う必要が
ないものであり、折り畳み容器の組み立て及び折
り畳みを容易に行うことができ、折り畳み容器の
組み立て及び折り畳みに伴つて手間取ることなく
容易に副仕切板を設置することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の組み立て状態の斜
視図、第2図は同上の折り畳み状態の斜視図、第
3図は同上の折り畳み途中の側面図、第4図は同
上の側板の折り畳み途中の斜視図、第5図は副仕
切板の動作状態を示す斜視図、第6図は同上の平
面図、第7図は第6図におけるX−X′線断面図、
第8図乃至第10図は従来例の組み立て状態を示
す斜視図であつて、Aは折り畳み容器、1は底
板、2は上部枠、3は側板、4は前板、5は後
板、6は副仕切板、7は主仕切板、8は連結手段
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板と上部枠と対向する側板と前後板から構成
    され、底板に対して上部枠を近接させて折り畳む
    手段を備えた折り畳み容器であつて、左右の側板
    の上端を上部枠に折り畳み自在に枢着し、各側板
    の内面に側板に対して偏平に折り畳み自在な主仕
    切板の一端を取付けて各主仕切板に側板に略平行
    に且つ間隔をおいて配置された複数の副仕切板を
    連結し、主仕切板の他端側に位置する副仕切板同
    士を連結手段により着脱自在に連結させて成る仕
    切り付折り畳み容器。
JP11094188U 1988-08-24 1988-08-24 Expired - Lifetime JPH0518262Y2 (ja)

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JPH0231826U JPH0231826U (ja) 1990-02-28
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JPH08198255A (ja) * 1995-01-20 1996-08-06 Honda Ekusupuresu:Kk 折りたたみコンテナーと、中仕切りつき折りたたみコンテナー
JP3625762B2 (ja) * 2000-11-07 2005-03-02 小島プレス工業株式会社 仕切り板付き折り畳み式コンテナ
JP6524160B2 (ja) * 2017-08-10 2019-06-05 東芝エレベータ株式会社 折り畳み式コンテナ

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