JPH05182616A - 撮像素子 - Google Patents

撮像素子

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Publication number
JPH05182616A
JPH05182616A JP36026391A JP36026391A JPH05182616A JP H05182616 A JPH05182616 A JP H05182616A JP 36026391 A JP36026391 A JP 36026391A JP 36026391 A JP36026391 A JP 36026391A JP H05182616 A JPH05182616 A JP H05182616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
film layer
cathode
scanning grid
image pickup
Prior art date
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Pending
Application number
JP36026391A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Negishi
三千雄 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 素子の機械的強度の向上を図ると共に、マイ
クロカソードと光電変換膜層との間の隙間の真空度を長
期間にわたり安定に保つことが可能であり、素子の動作
が安定しており、しかも大幅な感度向上と高集積化が可
能で、製造が容易な撮像素子およびその製造方法を提供
すること。 【構成】 基板32上に、所定パターンの走査用グリッ
ド層34,38と絶縁膜層36,40とが形成してあ
り、上記走査用グリッド層34,38と絶縁膜層36,
40とを貫通して、画素に対応するような所定のパター
ンでカソード用穴42が配列してあり、各カソード用穴
42内の底部に、マイクロカソード44が形成してあ
り、上記走査用グリッド層34,38の上部に、絶縁膜
層40を介して、光電変換膜層46と、出力用透明電極
層48とが、上記各カソード用穴42内が相互に独立し
て所定の真空度に保たれるように、積層してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像素子およびその製
造方法に係わり、特に、マイクロカソードを応用した撮
像素子の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、可視光画像を電気信号へと変換す
る撮像デバイスとして、撮像管とCCDのような固体撮
像素子とが知られている。このうち、撮像管は、歴史的
にも個体撮像素子より古くから開発が行われ、長い間の
かず多くの改良を経て、現在では、主として高分解能、
高画質、高信頼性の放送用カメラとしての用途に用いら
れている。しかし、このような撮像管は、電子ビームの
収束および偏向などの動作を行う電子銃部を備えている
ため、構造的に小型化および軽量化が困難である。一
方、CCDのような固体撮像素子は、小型かつ軽量なイ
メージセンサとして普及しているが、画素の分離などの
点で、高分解能にしようとすると低感度になるという問
題点を有している。
【0003】そこで、高解像度でありながら、小型かつ
軽量の撮像素子が求められている。このような要求を満
足する撮像素子として、撮像管の電子銃部をマイクロカ
ソードのアレイに置き換えて、基本的には撮像管の原理
を用いて高感度と高解像度の要求を満たし、電子銃部を
マイクロカソードのアレイに置き換えることで小型化と
軽量化を図った撮像素子が開発されている。
【0004】図4,5に、このような開発中の撮像素子
の断面と全体概略構成を示す。図4,5に示す撮像素子
1では、半導体基板2の表面に、マイクロカソード4を
X,Y方向に二次元状に配列し、その上に所定の隙間5
を設けて光電変換膜層6を設置してある。マイクロカソ
ード4と光電変換膜層6との間の隙間5は、ブラウン管
と同等以上の真空度に保たれ、マイクロカソード4から
光電変換膜層6に向けて電子の放出が可能になってい
る。
【0005】この撮像素子1では、光電変換膜層6に対
して上方から光が入射されると、その光のパターンに応
じた電荷が光電変換膜層6に蓄積されることから、その
電荷を走査するように、マイクロカソード4から順次電
子を放出させ、画素部分の電荷に応じた電流を検知する
ことで、画像信号を得るようにしている。
【0006】マイクロカソード4からの電子の放出を制
御するために、半導体基板2上には、絶縁膜層8を介し
てY方向に行を成すように配列されたグリッド層10が
積層してある。グリッド層10の上には、絶縁膜層12
を介して光電変換膜層6が積層してあり、その上に透明
電極層14が、図5に示すように、X方向に列を成すよ
うに、所定間隔で配列してある。そして、透明電極層1
4とグリッド層10との交差部に、マイクロカソード4
が配列されるようになっている。透明電極層14にはX
方向走査回路16が接続してあり、グリッド層10には
Y方向走査回路18が接続してある。これら走査回路1
6,18により、グリッド層10と透明電極層14とが
交差する位置のマイクロカソード4を順次走査して、電
子を放出させるようになっている。マイクロカソード4
が走査されると、光電変換膜層6に貯えられている電荷
に応じた電流が流れ、その電子流が透明電極層14を通
してX方向走回路16から出力アンプ20へ送られ、光
電変換膜層6に照射された光に応じた電荷に対応する画
像信号を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな開発中の撮像素子1では、マイクロカソード4と光
電変換膜層6との間の隙間5をブラウン管と同等以上の
高真空にする必要があることから、図4,5に示すよう
な構造では、強度的に弱いと共に、このような素子を大
気中で使用した場合に、隙間5の真空度が低下し、マイ
クロカソード4からの電子の放出が不安定となるおそれ
がある。また、図4,5に示すような構成では、信号検
出部である透明電極層14に走査回路を併設する必要が
あり、雑音が混入して感度が低下してしまうという問題
点を有している。
【0008】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、素子の機械的強度の向上を図ると共に、マイクロカ
ソードと光電変換膜層との間の隙間の真空度を長期間に
わたり安定に保つことが可能であり、素子の動作が安定
しており、しかも大幅な感度向上と高集積化が可能で、
製造が容易な撮像素子およびその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の撮像素子は、基板上に、所定パターンの走
査用グリッド層と絶縁膜層とが少なくとも一層以上形成
してあり、上記走査用グリッド層と絶縁膜層とを貫通し
て、画素に対応するような所定のパターンでカソード用
穴が配列してあり、各カソード用穴内の底部に、マイク
ロカソードが形成してあり、上記走査用グリッド層の上
部に、絶縁膜層を介して、光電変換膜層と、出力用透明
電極層とが、上記各カソード用穴内が相互に独立して所
定の真空度に保たれるように、積層してあることを特徴
としている。
【作用】本発明の撮像素子では、光電変換膜層に光が入
射すると、入射された光の画像パターンに対応して、電
荷が蓄積される。そして、走査用グリッド層に順次電圧
を印可することで、所定のパターンに配列してあるマイ
クロカソードを順次走査し、電子を放出させる。する
と、該当するマイクロカソードの上部に位置する光電変
換膜層に光の照射による電荷が蓄積してある場合には、
その電荷量に応じた電流が流れ、その電流は、出力用透
明電極層を通して出力される。また、光が照射していな
い部分に対応するマイクロカソードが走査された場合に
は、電荷が蓄積されていないことから電流がほとんど流
れないので、その情報が出力される。したがって、走査
用グリッド層により、マイクロカソードを順次走査する
ことにより、光電変換膜層に対して入射された画像パタ
ーンを電気信号に変換することが可能になる。しかも、
本発明では、マイクロカソードが底部に形成されるカソ
ード用穴の内部が、それぞれ分離して所定の真空度に保
たれるような構造なので、素子全体としての機械的強度
が向上すると共に、各カソード用穴の内部に大気圧が浸
入し難い構成となる。すなわち、大気圧は、透明電極の
外側から、各カソード用穴の内部を密封する方向に作用
するので、カソード用穴内の真空度は、比較的長期間に
わたり安定して所定の真空度に保たれ、マイクロカソー
ドからの電子の放出が安定し、画像の検出が安定する。
また、本発明の撮像素子では、出力用透明電極層を信号
検出のみに用いているので、大幅な感度向上が可能であ
る。さらに、本発明の製造方法では、高真空度の雰囲気
中で、カソード側部材と、光電変換膜層側部材とを張り
合わせるようにしているので、カソード用穴内が高真空
に保たれた状態で密封され、各カソード用穴内が高真空
に保持された撮像素子を容易に製造することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る撮像素子につ
いて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明
の一実施例に係る撮像素子の要部断面図、図2は同実施
例の撮像素子の全体構成を示す概略図、図3は同実施例
の撮像素子の製造方法を示す要部断面図である。
【0011】図1,2に示すように、本実施例の撮像素
子30では、半導体基板32上に、X方向走査用グリッ
ド層34が、X方向に列を成すようなパターンで配置し
てある。このグリッド層34の列数は、特に限定され
ず、後述するマイクロカソード44の配列数に応じて決
定される。このグリッド層34は、たとえばシリコンな
どで構成される半導体基板32の表面に、所定のパター
ンでイオン注入して形成されたN型拡散層で構成するこ
とができる。あるいは、半導体基板32の表面に、蒸着
などの手段で所定のパターンに形成されたアルミニウム
などの金属層、あるいはCVD法により所定のパターン
で形成されたポリシリコン層などで構成しても良い。な
お、このようなグリッド層34は、図示しないが、半導
体基板32上に絶縁膜層を介して積層されるように構成
しても良い。
【0012】X方向走査用グリッド層34の上部には、
絶縁膜層36を介してY方向走査用グリッド層38が、
Y方向に行を成すようなパターンで積層してある。Y方
向走査用グリッド層38の行数も特に限定されず、後述
するマイクロカソード44の配置数に応じて決定され
る。なお、X方向とY方向とは直交するようになってい
る。Y方向走査用グリッド層38は、X方向走査用グリ
ッド層34と同様にして形成することができる。また、
絶縁膜層としては、特に限定されないが、たとえばCV
D法により成膜されるシリコン酸化物層、シリコン窒化
物層などが例示される。
【0013】Y方向走査用グリッド層38の上には、絶
縁膜層40が積層してある。この絶縁膜層40は、前述
した絶縁膜層36と同様にして形成することができる。
【0014】本実施例では、Y方向走査用グリッド層3
8とX方向走査用グリッド層34とが交差する位置で、
絶縁膜層36,40および両走査用グリッド層34,3
8を貫通するように、半導体基板32の表面に、カソー
ド用穴42が、X,Y方向に二次元状に形成してある。
このカソード用穴42の底部に、それぞれマイクロカソ
ード44が形成してある。カソード用穴42は、たとえ
ばエッチングなどで形成することができる。また、マイ
クロカソード44は、その先端から電子を放出する構成
となっており、たとえば、シリコン、モリブデンなどで
構成される。シリコンで構成する場合には、半導体基板
の表面を、マイクロカソードのカソード形状が得られる
ようにエッチングして形成することができる。また、モ
リブデンなどでマイクロカソードを構成する場合には、
蒸着法などでカソード用穴42内に形成することができ
る。本実施例では、カソード用穴42の配列数あるいは
マイクロカソード44の配列数が、画素の細かさ、すな
わち解像度に対応する。
【0015】カソード用穴42が形成される絶縁膜層4
0の上部には、各カソード用穴42の内部がそれぞれ独
立して所定の真空度に保たれるように、光電変換膜層4
6が積層される。カソード用穴42の内部の真空度は、
通常のブラウン管の内部の真空度と同等以上の真空度で
ある。光電変換膜層46としては、特に限定されない
が、たとえばSb23 、PbO、Se−As−Te,
n−Siなどで構成される薄膜が用いられる。
【0016】光電変換膜層46の上部には、出力用透明
電極層48が積層してある。この透明電極48として
は、特に限定されないが、たとえば酸化スズを含有する
薄膜あるいはITO薄膜などを用いることができる。こ
の出力用透明電極層48の上部には、透明基板50が積
層してある。透明基板50としては、たとえば透明ガラ
スなどが用いられる。なお、光電変換膜層46と出力用
透明電極層48との間には、注入効率を向上させるため
に、バリア層を介在させるように構成することもでき
る。
【0017】図2に示すように、X方向走査用グリッド
層34には、X方向走査回路51が接続してあり、Y方
向走査用グリッド層38には、Y方向走査回路52が接
続してある。これら走査回路51,52を駆動すること
で、カソード用穴42内のマイクロカソード44が順次
走査され、走査されたカソード44とグリッド層34,
38の間に高電界が生じ、カソード44から高電変換膜
層46に向けて電子が放出されるようになっている。X
方向走査回路51およびY方向走査回路52は、マイク
ロカソード44が形成される半導体基板32上に一体に
組み込まれることが好ましい。
【0018】また、透明電極層48には、出力アンプ2
0が接続され、ここから画像出力を出力するようになっ
ている。この出力アンプ20も、同一の半導体基板20
に組み込むことができる。
【0019】本実施例の撮像素子30では、透明基板5
0の側から光電変換膜層46に光が入射すると、入射さ
れた光の画像パターンに対応して、電荷が蓄積される。
そして、半導体基板32に対して負の電位を印可した状
態で、X方向走査回路51およびY方向走査回路52を
用いて、X方向走査用グリッド層34およびY方向走査
用グリッド層38に順次電圧を印可する。そのため、所
定のパターンに配列してあるマイクロカソード44が順
次走査され、電子が放出される。すると、該当するマイ
クロカソード44の上部に位置する光電変換膜層46に
光の照射による電荷が蓄積してある場合には、その電荷
量に応じた電流が流れ、その電流は、出力用透明電極層
48および出力アンプ20を通して出力される。また、
光が照射していない部分に対応するマイクロカソード4
4が走査された場合には、光電変換膜層46には電荷が
蓄積されていないことから電流がほとんど流れず、その
電流情報が出力される。したがって、X,Y方向走査用
グリッド層34,38により、マイクロカソード44を
順次走査することにより、光電変換膜層46に対して入
射された画像パターンを電気信号に変換することが可能
になる。
【0020】このような撮像素子30を製造するには、
図3に示すように、カソード側部材54をまず準備す
る。カソード側部材54は、半導体基板32上に、X方
向走査用グリッド層34、絶縁膜層36、Y方向走査用
グリッド層38および絶縁膜層40が積層してあり、所
定のパターンでカソード用穴42とマイクロカソード4
4とが形成してある。次に、透明基板50上に、出力用
透明電極層48と光電変換膜層46とが積層してある光
電変換膜層側部材56を準備する。次に、これらを、高
真空チャンバー58内に入れ、絶縁膜層40と光電変換
膜層46とが接着されるように、張り合わせる。張り合
わせに際しては、熱融着などの手段が採用されるが、単
に圧着させるだけでも良い。高真空中での圧着により、
各カソード用穴42内が高真空に保持されるので、張り
合わせた素子を大気中に置けば、大気圧との圧力差によ
り、光電変換層側部材56がカソード側部材54に対し
て密着するように押圧されるからである。なお、光電変
換膜層46の表面には、保護膜あるいはバリア層を予め
形成しておき、これら膜を介して絶縁膜層40と圧着す
るように構成しても良い。
【0021】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。例えば、上述した実施例では、二次元状に
マイクロカソードを配列した撮像素子について説明した
が、マイクロカソードを一次元状に配列してライン状の
イメージセンサとした撮像素子について、本発明を適用
することも可能である。その場合には、X,Yのいずれ
かの走査用グリッド層と走査回路とがあれば良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、マイクロカソードが底部に形成されるカソード用穴
の内部が、それぞれ分離して所定の真空度に保たれるよ
うな構造なので、素子全体としての機械的強度が向上す
ると共に、各カソード用穴の内部に大気圧が浸入し難い
構成となる。その結果、カソード用穴内の真空度は、比
較的長期間にわたり安定して所定の真空度に保たれ、マ
イクロカソードからの電子の放出が安定し、画像の検出
が安定する。また、本発明の撮像素子では、基本的に
は、光電変換膜層に蓄積される電荷を読み取るという光
電管の原理を用いているので、高感度である。特に本発
明では、出力用透明電極層を信号検出のみに用いている
ので、大幅な感度向上が可能である。また、マイクロカ
ソードの配列間隔および走査用グリッド層の配置間隔を
細かくすることにより、いくらでも解像度を細かくする
ことができ、高解像度の撮像素子を実現することができ
る。
【0023】さらに、本発明の製造方法では、高真空度
の雰囲気中で、カソード側部材と、光電変換膜層側部材
とを張り合わせるようにしているので、カソード用穴内
が高真空に保たれた状態で密封され、各カソード用穴内
が高真空に保持された撮像素子を容易に製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る撮像素子の要部断面図
である。
【図2】同実施例の撮像素子の全体構成を示す概略図で
ある。
【図3】同実施例の撮像素子の製造方法を示す要部断面
図である。
【図4】開発中の撮像素子の要部断面図である。
【図5】同撮像素子の全体構成を示す概略図である。
【符号の説明】
30…撮像素子 32…半導体基板 34…X方向走査用グリッド層 36…絶縁膜層 38…Y方向走査用グリッド層 40…絶縁膜層 42…カソード用穴 44…マイクロカソード 46…光電変換膜層 48…出力用透明電極 50…透明基板 54…カソード側部材 56…光電変換膜層側部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、所定パターンの走査用グリッ
    ド層と絶縁膜層とが少なくとも一層以上形成してあり、
    上記走査用グリッド層と絶縁膜層とを貫通して、画素に
    対応するような所定のパターンでカソード用穴が配列し
    てあり、各カソード用穴内の底部に、マイクロカソード
    が形成してあり、上記走査用グリッド層の上部に、絶縁
    膜層を介して、光電変換膜層と、出力用透明電極層と
    が、上記各カソード用穴内が相互に独立して所定の真空
    度に保たれるように、積層してあることを特徴とする撮
    像素子。
  2. 【請求項2】 上記基板上には、X方向に列を成すよう
    に配置されたX方向走査用グリッド層と、X方向に対し
    て直交するY方向に行を成すように配置されたY方向走
    査用グリッド層とが絶縁層を介して積層してあり、上記
    カソード用穴が、これらX方向走査用グリッド層とY方
    向走査用グリッド層との交差位置に、二次元状に所定間
    隔で配列してある請求項1に記載の撮像素子。
  3. 【請求項3】 所定パターンの走査用グリッド層と絶縁
    膜層とが少なくとも一層以上形成してあり、上記走査用
    グリッド層と絶縁膜層とを貫通して、画素に対応するよ
    うに所定のパターンでカソード用穴が配列してあり、各
    カソード用穴内の底部には、マイクロカソードが形成し
    てあるカソード側部材と、 光電変換膜層と出力用透明電極層とが少なくとも形成し
    てある光電変換膜層側部材とを、 上記各カソード用穴内が相互に連通せずに独立して所定
    の真空度に保たれるように、真空雰囲気中で張り合わせ
    ることを特徴とする撮像素子の製造方法。
JP36026391A 1991-12-27 1991-12-27 撮像素子 Pending JPH05182616A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100522692B1 (ko) * 2003-07-02 2005-10-19 삼성에스디아이 주식회사 전계 방출 소자 및, 그것의 제조 방법
JP2008235221A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Mt Picture Display Co Ltd 撮像装置

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