JPH05181262A - マスク洗浄方法及び装置 - Google Patents

マスク洗浄方法及び装置

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Publication number
JPH05181262A
JPH05181262A JP35967091A JP35967091A JPH05181262A JP H05181262 A JPH05181262 A JP H05181262A JP 35967091 A JP35967091 A JP 35967091A JP 35967091 A JP35967091 A JP 35967091A JP H05181262 A JPH05181262 A JP H05181262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
case
cleaning
washing
cleaned
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP35967091A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Kawashima
英顕 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH05181262A publication Critical patent/JPH05181262A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄後のマスクを常に清浄化されたマスクケ
ースに収納させることができ、しかもマスクとマスクケ
ースとを洗浄前後において常に対応させることができる
ようにする。 【構成】 マスク1とこのマスク1を収納するマスクケ
ース2とをそれぞれ分離手段11によってそれぞれ分離
し、分離されたマスク1及びマスクケース2を第1の洗
浄手段12及び第2の洗浄手段13によってそれぞれ並
行して洗浄し、洗浄後のマスク1を洗浄後のマスクケー
ス2に収納手段14によって収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体装置の製
造工程において用いられるウエハ露光用マスクを洗浄す
るための方法及び装置に係り、特にマスクケースに収納
されたマスクを洗浄する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、一般
的に、光を用いてウエハ(或いはウエハ上に形成されて
いる各種の薄膜)上のホトレジストにパターンを露光す
る。このパターン露光には、密着露光、近接露光、等倍
投影露光、縮小投影露光等、様々な方法があるが、何れ
も基本的には、所定のパターンを有する露光用マスクを
光源の光により照明し、その照明によって得られるパタ
ーンの像をホトレジストに露光する。ところで、半導体
装置の高集積化が進み、パターン幅が狭くなると、マス
クに付着した極く小さな塵埃でもパターン露光に悪影響
を及ぼす。そこで、マスクは充分に洗浄する必要があ
り、例えば有機洗浄及び無機洗浄を行ってから加熱窒素
ガス中で乾燥するようにしている。そして通常、洗浄さ
れたマスクは、マスクケース(以下、単にケースと記載
する)に収納されて露光装置まで搬送され、使用時には
ケースから取り出されて露光装置に装着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マスク
を完全に洗浄しても、この洗浄後のマスクを収納するケ
ースに塵埃等が付着していると、収納されたマスクに新
たに塵埃等が付着してしまう。このため、ケースも別に
洗浄するか、或いは予め洗浄されたケースを準備する必
要がある。しかし、マスクを洗浄する前または後にケー
スを洗浄すると、全体の洗浄時間が著しく長くなるとい
う問題があった。また、半導体装置の多品種生産におけ
るFA化に伴い、マスクとケースとを一体的に管理した
いという要望が高まっているが、予め洗浄されたケース
を用いる場合は、マスクを収納するケースが洗浄前後で
別のものになり、マスクとケースとを洗浄前後において
対応させることができないという問題があった。
【0004】そこで本発明は、洗浄後のマスクを常に清
浄化されたマスクケースに収納させることができ、しか
もマスクとマスクケースとを洗浄前後において常に対応
させることができるようにしたマスク洗浄方法及び装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、マスクケースに収納された露光用のマス
クを洗浄するマスク洗浄方法において、前記マスクと前
記マスクケースとをそれぞれ分離し、分離したマスク及
びマスクケースをそれぞれ並行して洗浄し、洗浄後のマ
スクを洗浄後のマスクケースに収納するものである。ま
た、本発明は、マスクケースに収納された露光用のマス
クを洗浄するマスク洗浄装置において、前記マスクと前
記マスクケースとをそれぞれ分離する分離手段と、分離
されたマスク及びマスクケースをそれぞれ並行して洗浄
する第1の洗浄手段及び第2の洗浄手段と、洗浄後のマ
スクを洗浄後のマスクケースに収納する収納手段とを具
備するものである。
【0006】
【作用】上述のように構成された本発明によれば、マス
クとマスクケースとを分離して個別に洗浄するので、マ
スク及びマスクケースがそれぞれ完全に洗浄される。ま
た、マスク及びマスクケースを並行して洗浄するので、
マスクを洗浄する前または後にマスクケースを洗浄する
場合と比較して、全体の洗浄時間が大幅に短縮される。
そして、洗浄後のマスクが洗浄後のマスクケースに収納
されるので、マスクとマスクケースとの対応が洗浄前後
において常に一致する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1はマスク洗浄装置の概略構成図、図2はマ
スクとマスクケースの一例を示す斜視図である。
【0008】まず、図2において、マスク1は、例えば
石英ガラス等からなる透明なガラス基板の表面に、クロ
ム等の薄膜によって所定の回路パターンが形成されたも
のである。なお、縮小投影露光用のマスク1の場合は拡
大された回路パターンを有し、拡大マスク或いはレチク
ルと称されるが、ここでは単にマスクという。マスクケ
ース(以下、単にケースと記載する)2は、合成樹脂等
により形成された蓋体3と、ステンレス等の金属により
形成された底板4とによって構成されている。蓋体3は
開閉用の突片3aを有し、底板4の上面にはマスク1を
支持するための複数本のピン4aが設けられている。そ
して、マスク1は、洗浄後にケース2に収納されて露光
装置(図示せず)まで搬送され、使用時にはケース2か
ら取り出されて露光装置に装着される。
【0009】上記洗浄を行うマスク洗浄装置10は、マ
スク1とケース2とをそれぞれ自動的に分離する分離手
段11と、分離されたマスク1及びケース2をそれぞれ
並行して自動的に洗浄する第1の洗浄手段12及び第2
の洗浄手段13と、洗浄後のマスク1を洗浄後のケース
2に自動的に収納する収納手段14とによって構成され
ている。
【0010】マスク1を収納しているケース2が分離手
段11に搬送されてくると、この分離手段11によって
ケース2の蓋体3と底板4とが分割されてマスク1が取
り出される。マスク1は第1の洗浄手段12に供給され
て洗浄され、ケース2は第2の洗浄手段13に供給され
て洗浄される。なお、これらの洗浄は、各種の薬液や純
水等の洗浄用液体による湿式洗浄及びその後の必要に応
じた乾燥、さらに各種の洗浄用気体による乾式洗浄等を
含んだものであってよい。また、その洗浄方法は各種の
方法を用いることができ、特にケース2の洗浄はブラシ
を用いるスクラブ洗浄でもよい。
【0011】このように、マスク1とケース2とを分離
し、それぞれ個別に洗浄するので、マスク1の全体を完
全に洗浄することができ、また、ケース2も内側細部ま
で完全に洗浄することができる。また、マスク1及びケ
ース2を並行して洗浄することによって、マスク1を洗
浄する前または後にケース2を洗浄する場合と比較し
て、全体の洗浄時間を大幅に短縮することができる。
【0012】洗浄が完了したマスク1及びケース2は収
納手段14に供給され、この収納手段14によってマス
ク1はケース2に収納される。なお、この収納の際に
は、マスク1が底板4のピン4a上に載置されて蓋体3
により覆われる。そして、マスク1を収納したケース2
は、露光装置まで搬送される。
【0013】このように、洗浄されたマスク1が清浄化
されたケース2に直ちに収納されるので、マスク1に新
たに塵埃等が付着する恐れは全くない。また、洗浄前後
においてマスク1とケース2とが完全に対応しているの
で、例えばマスク1のロット番号とケース2のロット番
号とを関連付けることによって、洗浄後でも、どのマス
ク1がどのケース2に収納されているのかを常に把握す
ることができ、多品種生産のFA化等でのウエハ露光に
おいて、マスク1とケース2とを一体的に管理すること
ができる。
【0014】以上、本発明の一実施例に付き説明した
が、本発明は上記実施例に限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の有効な変更並びに応用が
可能である。例えば、マスクケースは実施例以外に各種
の形状及び構造のケースを用いることができる。なお本
発明は、ウエハ露光用マスクの洗浄に限られることな
く、各種の露光用マスクの洗浄に適用することができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マスクとこのマスクを収納するマスクケースとを分離
し、これらマスク及びマスクケースをそれぞれ並行して
洗浄し、洗浄後のマスクを洗浄後のマスクケースに収納
することによって、マスク及びマスクケースをそれぞれ
完全にかつ短時間で洗浄することができ、しかもマスク
とマスクケースとを洗浄前後において常に対応させるこ
とができる。従って、洗浄されたマスクを常に清浄化さ
れたマスクケースに収納させることができると共に、マ
スク及びマスクケースの一体的な管理を極めて容易に行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるマスク洗浄装置の概
略構成図である。
【図2】マスクとマスクケースの一例を示す斜視図であ
【符号の説明】
1 マスク 2 マスクケース 3 蓋体 4 底板 10 洗浄装置 11 分離手段 12 第1の洗浄手段 13 第2の洗浄手段 14 収納手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクケースに収納された露光用のマス
    クを洗浄するマスク洗浄方法において、 前記マスクと前記マスクケースとをそれぞれ分離し、分
    離したマスク及びマスクケースをそれぞれ並行して洗浄
    し、洗浄後のマスクを洗浄後のマスクケースに収納する
    ことを特徴とするマスク洗浄方法。
  2. 【請求項2】 マスクケースに収納された露光用のマス
    クを洗浄するマスク洗浄装置において、 前記マスクと前記マスクケースとをそれぞれ分離する分
    離手段と、分離されたマスク及びマスクケースをそれぞ
    れ並行して洗浄する第1の洗浄手段及び第2の洗浄手段
    と、洗浄後のマスクを洗浄後のマスクケースに収納する
    収納手段とを具備することを特徴とするマスク洗浄装
    置。
JP35967091A 1991-12-27 1991-12-27 マスク洗浄方法及び装置 Withdrawn JPH05181262A (ja)

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JPH05181262A true JPH05181262A (ja) 1993-07-23

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5071109B2 (ja) * 2005-12-28 2012-11-14 株式会社ニコン レチクル搬送装置、露光装置、レチクル搬送方法、レチクルの処理方法、及びデバイス製造方法
JP2022041795A (ja) * 2020-09-01 2022-03-11 家登精密工業股▲ふん▼有限公司 マスクケース洗浄装置

Cited By (2)

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Effective date: 19990311