JPH05180143A - 圧縮ばね流体モータ - Google Patents

圧縮ばね流体モータ

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JPH05180143A
JPH05180143A JP4066098A JP6609892A JPH05180143A JP H05180143 A JPH05180143 A JP H05180143A JP 4066098 A JP4066098 A JP 4066098A JP 6609892 A JP6609892 A JP 6609892A JP H05180143 A JPH05180143 A JP H05180143A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立・分解が容易で静粛運転可能な、頑丈で
信頼性の高い、圧縮ばね使用往復動流体モータを提供す
ること。 【構成】 1次流体の入口(24)と出口(26)をも
つハウジング(14)の中に、大径部(44)と小径部
(46)をもつ段付ピストン(42)が滑動可能に係合
し、このハウジング内を(40),(64),(58)
の3室に分ける。このピストンの大径部には室(58)
と(64)をつなぐ孔(102)があり、小径部には室
(64)と(40)をつなぐ孔(88)があり、それぞ
れの孔を閉じる弁(100,88)を備えるカラー(9
4,78)は部材(92)で連結され、このピストンと
同軸上を移動可能である。これらの弁の開閉はこのピス
トン(42)と中央吊下げ棒のストッパ(128,12
9)の相対位置によって圧縮ばねがスナップ作用をする
駆動装置(148)と位置決め装置(168)が行う。
これによって入口(24)から3室を通って出口(2
6)へ抜ける1次流体圧がこのピストン(42)を上下
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、1次流体流の中へ所定の量の2
次流体添加剤を噴射するためのポンプ装置の中の1次流
体流によって駆動される改良された流体モータに関す
る。
【0002】
【従来技術】例えば、家畜用飲料水への薬剤の添加、ハ
ロゲンのような添加剤による水の処理、又は灌漑用水へ
の濃縮肥料液の添加のような用途に対して、1次流体流
の中へ所定の量の液体添加剤を噴射するための種々の装
置が開発されている。既知の装置では、このポンプ機構
に供給するエネルギーは、段差付ピストンの入った容器
の中を流れる加圧1次流体から得ている。このピストン
が支持する弁を備えた機構がこの段付ピストンのどちら
かの面にこの流体圧が加わるようにし、それによってこ
のピストンが往復運動をし且つ噴射すべき製品の貯蔵容
器に通じるシリンダと相互作用をする計量ピストン用の
駆動部材となる。そのような装置は、本出願人の米国特
許第4,558,715号及び第4,809,731
号、並びにジーン・クループの米国特許第4,756,
329号に見られる。
【0003】従来の往復流体駆動モータでは、滑り軸が
段差付ピストンのヘッドの中を、通常はこのピストンの
中央を通って延び、且つこのピストンの両側に延びる。
この軸は、トグル機構に連結され、2組の弁を制御し
て、交互に段付ピストンの一つの面の流路を閉じ且つ段
付ピストンの他の面の流路を開く。このピストンがこれ
らの段付面に働くより大きな流体圧に応じて上又は下に
動くとき、この棒の上端又は下端がこのハウジングに当
たり、この棒の運動を止めるが、ピストンは動き続け
る。これは、この棒とこのピストンの加圧面の間に相対
滑り運動を生じ、圧力の損失を妨ぐためそれらの間にシ
ールが必要になる。
【0004】従来のこれらのポンプモータの設計では、
多くの部品が応力及び摩耗を受け、それが組立・分解及
び保守を容易でなくしている。より信頼性が高く丈夫な
構成であることが望ましいだろうが、この改良されたモ
ータはそれを提供する。更に、従来のトグル機構は、や
かましく、消音手段を入れるのは非常にむづかしいよう
に組立てられている。この種のポンプ装置はその運転騒
音が周辺地域の住民を悩ますような場所でよく使われる
ので、より静かなユニットを提供することが望ましいだ
ろう。
【0005】始動のとき、しばしばこのハウジングの上
室の中に空気が閉じ込められる。それで始動を容易にす
るために、この空気を抜く便利な方法を提供することが
望ましいだろう。1次流体をこのモータの周りにバイパ
スさせることなくこのピストンを定期的に止める方法が
あることも望ましいだろう。
【0006】従来の装置は、引張りの際互いに中心から
離れる部品に両端を結合した引張ばねを使用している。
これらは、設置又は除去が困難であるので、及びコイル
が堅く巻かれていて、個々コイルをより強くするため又
はよくある腐食性環境から護るために使う2次処理する
のが困難であるので、不利である。
【0007】
【発明の概要】ポンプ装置用の改良された1次流体駆動
往復モータは、従来のどの2次流体添加剤ポンプの往復
動のためにも結合することができ、それによってこの液
体添加剤をこの1次流体流の中へ噴射するために所定の
方法で計量することができる。
【0008】この改良された流体モータは、同時に単純
で、従来の設計に比べて摩耗する部品が少いので、より
丈夫であり且つ信頼性が高く、構成を経済的にし、寿命
を延ばす。ハウジングの中の段付ピストンの面上で動作
する入口及び出口ポペットは、互いから分離され、違う
高さに配置され、丈夫な長い部材に結合されている。
【0009】この改良されたポンプモータのもう一つの
特徴は、このピストンとこの丈夫な長い部材又はこのピ
ストンのヘッド端を貫通する、軸方向に配列された中央
吊下げアクチュエータ棒との間に滑りシールを設ける必
要がないことである。
【0010】この改良されたモータの更なる特徴は、こ
の段付ピストンを有するハウジングの頂上からの中央吊
下げアクチュエータ棒を固定することで、それがこのピ
ストンの往復動中静止したままであることである。この
改良されたポンプモータの特性上の利点は、特にこの段
付ピストンが方向転換するとき、運転がはるかに静かで
あることである。この移動機構は、このアクチュエータ
棒とこれらのピストン面への流体圧の適用を制御するた
めに対向する弁の組を作動する作動手段とが協同すると
きの衝撃を吸収し音を消す、衝撃吸収部品を容易に装着
できる。この中央吊下げアクチュエータ棒は、始動のと
き、このハウジング室から空気を都合よく抜くための手
段を有する。
【0011】この主移動機構とこれらの弁の組を対向す
る交互位置に保持しようとする位置決め手段との両方に
圧縮ばねを使用する。圧縮ばねは、取り付け・取り外し
が容易で、個々のコイルが露出しているので、ショット
ピーニング、メッキ又は塗装のような2次処理を容易且
つ経済的に行うことができる。引張ばねではなく圧縮ば
ねを使うことは、応力を軽減し腐食性環境への抵抗を増
すための処理の機会を提供する。
【0012】このモータポンプの変形は、この中央吊下
げアクチュエータ棒の位置を軸方向経路に沿って変える
ことによってこのピストンの往復動を止めることができ
る。これは、このピストンに対向するこれらの弁を少し
開かせ、1次流体がこのピストンを動かすことなく通過
することを可能にする。これは、1次流体をこのシステ
ムの出口(即ち、例えばスプリンクラー ヘッド)へ送
れるように、必要なければ2次流体(即ち、例えば肥
料)も送ることなく、するために、バイパス管路及び弁
の組を設ける必要をなくす。
【0013】このピストンは、別に取付け可能な大径部
を備えた頑丈な主要部品として経済的に成形でき、それ
が、移動可能な柱状連結部材に取付けられた、内部に位
置する弁カラーの取付け・取外しを容易にする。最後
に、このポンプモータは、この加圧流体をこのハウジン
グの出口へ接続し、好ましくはこの弁手段をこの加圧流
体の流れる方向に弁座から離れるように反転することに
よって、異なるモードで運転できる。
【0014】流体噴射ポンプを往復動するためのこの圧
縮ばね流体モータのこれらやその他の特徴は、大径面と
小径面を有する段付ピストンの異なる径と滑り係合する
ための、軸方向に配置された内部円筒壁を有するモータ
ハウジングを設けることによって得られる。この段付ピ
ストン本体は、このハウジングの中に、軸方向に配置さ
れた内部円筒壁の中を滑るように取付けられていて、各
面にこのピストン本体を通して通じている少くとも一つ
の流体開口部を有している。このハウジングは、加圧1
次流体を入口からこのピストンの段付面の一つへ導くた
めの入口通路及び加圧1次流体をこのピストンの他の段
付面からこのハウジングの出口へ導くための出口通路を
有する。
【0015】中央吊下げアクチュエータ棒手段は、周期
的に作動手段と協同して、この長い連結部材をこの段付
ピストンに対して交互に移動してこの位置決め手段の片
寄せ力に打ち克つ。この移動可能連結部材は、それに伴
う弁手段を作動することによって、このピストンの段付
面の一つにある1組の弁手段を閉じ、一方この段付面の
反対の他の面にある他の組の弁手段は開くことによっ
て、このピストンの往復行程を確立する。
【0016】
【実施例】以下の説明で、類似の部品は、この明細書及
び図面全体を通じて、それぞれ同じ参照番号を付けてあ
る。図面は必ずしも比例尺ではなく、本発明のある特徴
は、明瞭且つ正確にするために、尺度を誇張して又はい
くらか模式的な形で図示してあるかもしれない。
【0017】図1及び図2を参照すると、この改良され
た圧縮ばね流体モータが全体を参照数字10で示されて
いる。全体を12で指す円筒形ハウジングは、ドーム形
の上部14とほぼ円筒形の密閉容器を形成し、中間接合
面18で漏れ止めをして閉ざされている下部16とを有
し、その接合面には環状シールとこのハウジングの二つ
の部分を結合させるための締付けリングがあってもよ
い。この下部16は底壁22で閉ざされた下円筒壁20
を有し、その底壁にねじ付入口24とねじ付出口26が
ある。加圧された1次流体がこの入口24に供給され、
最終的にはこのハウジングの出口26を通って出る。底
壁22は下方に延びるねじ付ボス28を有し、図3に示
す噴射ポンプシリンダ48と密封結合する。上部14は
円筒形壁30を有する。底壁22から延びるのは、中心
軸34及び径の大きい壁30と同心の、軸方向に配置さ
れた小径の内部円筒形壁32である。
【0018】この円筒形壁32は、壁20と同心であ
り、直径が小さく且つ円筒形の穴34を有する。これら
の壁20,32が作る環状空間36は、出口26につな
がる出口通路と通じている。壁32の下部の開口部38
は、入口24と流体的に通じ且つ第1可変室40につな
がる入口通路の一部である。その代りに、1次流体源を
この出口26に取付け、そしてこの入口24が出口にな
ることによって異なる動作モードを得ることができる。
これは、1次流体の流れがこのピストン本体を通って下
り、それでこのハウジングの底に入る2次流体がこのポ
ンプ機構を通過しないという利点を有するだろう。それ
はこのピストンの下でこの流体と混ざって出口へ流れる
だろう。
【0019】推奨するモードでは、この開口部18は入
口通路にある。全体を42で示し、大径の上部44と小
径の本体下部46を有する段付ピストンは、この小径部
が壁32の穴34と密封するように係合し、大径部が上
ハウジング14の内径50と密封するように係合して、
このハウジングの中で往復滑動運動するように取付けら
れている。適当な“O”リング シール52,56が、
それぞれこの段付ピストンの小径部及び大径部に、外周
溝の中に設置されている。
【0020】この段付ピストン42の大径部44は、こ
の上ハウジング14の中に第2可変室58を形成する上
面60を有する。同様に、小径下部46は、可変室40
を形成する面62を有する。これらの対向する面60,
62は、それらに種々のくぼみ、弁座及び開口部が設け
られているので、いくらか不規則であることを理解すべ
きである。環状空間36は、この段付ピストンで他の室
と分離されていることで、第3可変室とも称してよい。
この段付ピストンは往復して種々の位置を占め、それが
室の容積を変える。推奨するモードでは、この室40は
1次流体用の入口24と永久的に通じていて、室36は
流体出口26と永久的に通じ、一方この室40はこのピ
ストンの内部64を通って室58と選択的に通じてい
て、この室58もこの室36と選択的に通じている。室
36は、このピストンの小径部の外部側によって延ばさ
れる。中央吊下げアクチュエータ棒が、このピストンの
中へ軸方向に中央に延びる中心軸線34上で、このハウ
ジングの上部に固定ではあるが取外し可能に取付けられ
ている。このアクチュエータ手段は、この段付ピストン
が支持する、作動的に結合された弁手段を移動するため
に作動手段と協同でき且つこのピストンの一つの面を閉
じ同時に他のピストン面を加圧された流体に対して開く
ことを交互に行ってこのピストンの行程サイクルを確立
するために移動できる。
【0021】図4は、この圧縮ばね流体モータ10の作
動部品の分解透視図である。このピストンの下部は、基
板壁68と上フランジ70に結合された小径の円筒壁4
6をもつ単一本体として成形されている。この基板壁6
8から下方に延びるのは、図3に示すポンプを受けるた
めにねじの切られたボス28である。このフランジ70
は、図1では更によく見える円形くぼみ部72を有する
大径部44と共に、このピストンのヘッド端の一部を形
成する。くぼみ部72はフランジ70の上にはまり、内
部移動機構を設置してからねじ74によってそこに保持
する。ピストン46のこの大径部44と上フランジ部7
0が一しょにこの大径ピストン ヘッドを形成する。フ
ランジ70は又、このピストン本体の上面76も形成す
る。それは、この段付ピストンが後に説明する方法で支
持する作動的に結合された弁手段を受けるための異形の
中央開口部を有し、且つこのピストンの面の一つを閉じ
同時に他のピストン面を加圧された流体に対して開くこ
とを交互に行ってこのピストンの行程サイクルを確立す
るために移動できる。
【0022】この面76の開口部は、一組の弁手段を保
持するアームを備えたクモ形カラー部材78を受ける。
このカラー78は、弁84をねじ止めしているねじ82
を保持するアーム80を有する。弁84は、“O”リン
グ型シール86を受けるための円錐形部を有する。これ
は又図1にも見られ、そこでは四つの弁のうちの二つが
基板壁68の四つの弁座88のうちの二つと係合してい
るのが見られるが、それはそうでなければこのピストン
の壁46で完全に囲まれているのである。図4に示され
ていないのは、このハウジングの下のシリンダ48の中
でこのポンプを作動する棒93が往復動して通る、上方
に延びるボス90である。
【0023】この下カラー部材は、中空シリンダ92の
形をした柱状連結部材にねじ結合している。連結部材9
2は、このカラー部材78を、第2組の弁部材を保持す
る下端で作動的に連結する。第1組の弁部材は、連結部
材92の上端にねじ結合された対向するカラー部材94
に取付けられている。上カラー部材94はクモ形アーム
96を有し、そのアーム96にボルトとナットを含むね
じ98が付いている。これらのねじ98の下端に円錐形
の弁部材100がねじ結合している。弁部材100は、
この段付ピストンの大径部44の上面60のくぼみ部に
ある孔102と整列している。大径部44をこのピスト
ン本体のフランジ70の上に組立てるとき、これらの孔
102をこのピストン本体の上フランジ70にある盲穴
102aの延長となる。孔102は穴102aと一致す
るが、穴102aはこのフランジ70を貫通してこのピ
ストン本体の空間64に達しはしない。しかし、穴10
2aはこのフランジ70の中へずっと延びている。外周
穴104は、フランジ70の下で外方に開き、組立体の
中の流体がこの室58と室36の間を通れる。
【0024】この作動機構を組立てるためには、このピ
ストン本体に挿入した連結部材92にこの下カラー78
をねじ結合し、ねじ82を孔88を通して出し、それに
弁部材84をシール孔88に当ててねじ結合する。この
大径部44は、この連結部材92の外径にゆるくはまる
ように設計された孔108をもつ、軸方向に上方に延び
る中央ボス106を有する。
【0025】中央吊下げアクチュエータ棒66は、連結
部材92の上端にあるシールのない開口部110を通し
て軸方向に設置されている。アクチュエータ棒66は、
この連結部材の側壁の対向する長いスロット116及び
118から突き出る滑りブロック部材114を有する。
ブロック114は、90°の角度の滑りアーム120,
122によって二又に分かれている。アーム120,1
22の端は、スロット116,118と90°に対向に
配置された、随伴する縦に延びる狭いスロット124,
126から突き出ている。それで、ブロック114は、
半分づつ作って設置してから、この滑りアームの二又フ
ランジの端120,122を合せて接合したことが分か
る。この容易化は、図1で分かるように、棒66にドー
ナツ形の上ストッパ128及び後に説明する作動機構を
活性化する、離間した下ストッパ129が固定されてい
るので、有用である。しかし、ブロック114は、二又
アーム部120,122なしに、及び他のスロットに対
して直角な余分のスロット124,126なしに、対向
する端部138,139とそれらの間の本体だけで構成
することもできる。これは、もしこのブロック部材をこ
のアクチュエータ棒に付けてから、下ストッパを設置す
るなら有利であろう。
【0026】このピストンの本体は、二つの対向するく
ぼみ部142を有し、その中に圧縮ばね駆動装置148
の一端147を受けるためにこのくぼみの背にヒンジ点
143が成形されている。端147は丸く且つ軸149
を有し、その軸がスリーブ151に滑りばめし、そのス
リーブの他端にもう一つのピボット頭154がある。圧
縮ばね155はこのスリーブ151の上を滑動し、頭1
47,154に当接している。この滑りブロックの対向
する端138,139は、これらの対向する駆動装置1
48の頭154を旋回するように受けるために中央の方
に引っ込む。それで、これらの駆動装置148の一端は
このピストン本体のくぼみで旋回可能に受けられ、他端
は滑りブロックの端で旋回可能に受けられる。
【0027】対向する駆動装置148は、この連結部材
92とカラー78をこのピストン本体の内部に設置する
とき、このピストン本体と滑りブロックの間のピボット
点に置く。次に、このピストンの大端部にある開口部1
08をこの連結部材92の端からフランジ76の上に置
き、ねじ74とそれに協同するフランジ70のねじ孔に
よって締付ける。次に、上カラー部材94を連結部材9
2のねじ付上端158にねじ込み、開口部102と整列
するように調整する。
【0028】対向する位置決め手段168の各々は、ね
じ74によって大径部44の面60にある協同するねじ
孔に締付けるための孔を備えた、曲ったブラケット17
0を有する。位置決め手段168の軸172は、これら
の曲ったブラケット170の直立部に旋回できるように
ピン止めされている。この軸は、スリーブ174の中に
滑り込ませる。スリーブ174の内側にばね176がか
くれている。スリーブ174の内端にあるピボットピン
178をカラー94のすぐ向き合った側のスロットくぼ
みに挿入する。これらのブラケット及び位置決め部材の
位置は図4に従って矯正されるが、図1及び図2ではそ
のように見えることもあるので90°回転してあること
に注意すべきである。
【0029】このようにして、位置決め装置168は両
端に旋回可能に取付けられ、そして組立てたとき、この
カラー部材94を二つの軸方向に移動した代替位置の一
つに保持しようとするスナップ作用をする。これらのカ
ラー部材、連結部材及び二組の対向する弁部材が段付ピ
ストンの一つの面にある孔を閉じ、一方段付ピストンの
対向する他の面にある孔を開けるために一しょに移動で
きてこの段付ピストンの行程サイクルを効果的に制御す
ることが分かる。
【0030】さて図3を参照すると、2次流体噴射ポン
プが本出願人の米国特許第4,558,715号に開示
されているように図示されていて、その特許の説明を参
考としてここに含める。簡単に言えば、部品の説明を上
記の米国特許で使ったのと同じ参照番号を使ってする。
【0031】噴射ポンプシリンダ48は、その下端を取
外し可能なキャップ130で閉じて、このハウジングの
底に取付けられている。キャップ130には液体添加剤
の入口通路134を形成する継手がある。それは逆止弁
136を有し、流体が内室140から通路134を通っ
て流出するのを防ぐ。
【0032】ピストン棒54の端の下横フランジ144
は、円周シール146を支持している。ポンプシリンダ
48の内腔49はピストン150を滑るように支持して
いる。ピストン150は、この棒54で滑動自在に軸受
けされ、そしてそこに作られ且つこのピストンの下の室
140をシリンダ48の上部の中にあるこのピストン組
立体の上の室156に通じさせる複数の縦通路を含む。
ピストン150の面153は、室140と156の間の
流体の通路を閉鎖するためにシールリング146と係合
可能である。このピストン150には適当なシール15
7がついている。この棒54は、上と下に分けられ、カ
ラー160で取外し可能に連結されてもよい。ピストン
150の上に積み重ねられているのは、複数の添加剤ポ
ンプ変位制御座金162,164、及び166で、それ
らは内腔49より直径が小さく、ピストン棒54上にゆ
るく保持されているので添加剤流体がその周りを自由に
流れることができる。
【0033】このピストン150が下がると、流体は縦
通路を通って室140から室156へ押し出され、この
ハウジングの底壁の孔152を通って、1次流体が入っ
ているハウジングへ入いる。このピストンを上に動かす
と、フランジ144は上に動き、このピストン150と
シール146で封止係合する。更に上へ動かすと、追加
の添加剤流体をこの下室140に引き込み、一方このシ
ール157の上の流体を、座金の数と上のハウジングの
中のモータの往復運動によって決まるポンプ行程サイク
ルに依って、所定の量だけこのハウジングの中へ押し込
む。動作は、本出願人の米国特許第4,558,715
号に記述されている通りである。
【0034】動作の際、この段付ピストンは、図1に示
すこの行程の最下位置と図2に示す最上位置で表される
作動サイクルを有する。この行程は、この段付ピストン
手段が支持する、作動的に結合した弁手段の移動によっ
て決まる。この作動的に結合した弁手段は、この連結部
材の上端部158に取外し可能に結合された上カラー部
材94に取付けられ、この段付ピストンの大径面の孔を
開閉するために移動可能な第1組の弁手段を含む。同様
にこの連結部材92に取外し可能に結合された第2組の
弁手段は、この段付ピストンの小径面の孔を開閉するた
めに下カラー部材78に取付けられている。この連結部
材は、上記の弁手段の組の一つを閉じ、一方同時に他の
組の上記弁手段を開くために移動してそれぞれの対向す
る小径及び大径の段付ピストン面への加圧流体の流れを
制御することができる。
【0035】このピストンの上大径面に対向して配置さ
れた位置決め手段168は、ブラケット170とカラー
94の間に、スナップ作用で動作するばねをある程度圧
縮して取付けられているので、それらはこの弁手段を一
つのピストン面の弁手段の開位置であり且つ他のピスト
ン面の弁手段の閉位置である状態を交互に保持しようと
する。それらは、図1に示すように、このピストンの一
つの位置で、それらが水平に置かれた場合に生ずる中央
位置から上に傾いているか、又は図2に示すように、こ
のピストンのもう一つの位置で下に傾いている。この連
結部材は強い中空管部材で、カラーがねじ結合によって
固定されているので、これらの弁手段を一斉に動かす。
この連結部材は中空で、その中をアクチュエータ棒手段
がこの連結部材の上端から通り、このアクチュエータ棒
手段は離間したストッパ128,129を有する。
【0036】図1の位置で、加圧流体は、孔38を通っ
て第1可変室40に入いる。弁手段が小径面の孔を閉じ
ているので、このピストンは上に動かされるが、この上
弁手段は開いたままでこの上室58の中の流体にこのピ
ストンの上面の孔102を通過して盲穴102aに入り
外周穴104から出させる。この流体は大径面の下の室
36に入いる。
【0037】この連結部材とカラー部材はこの段付ピス
トンと共に上に運ばれ、この上方移動のある期間は動か
ない。この連結部材の中央の滑りブロック部材114は
上ストッパ128と接触するまでこのアクチュエータ棒
66上に滑り、そのストッパがそのブロックの上に動く
のを止めるが、このピストンは上方に動き続ける。この
動作が駆動装置148のばねを圧縮し、端147がこの
段付ピストン本体の内部で旋回可能に軸受けされている
ので、傾斜した駆動装置を水平中央位置の方へ下方に旋
回させる。駆動装置はこのピストン本体が上方に動くと
圧縮を続け、一方滑りブロックはストッパ128によっ
て保持される。この運動が続くと、ばねが圧縮されたま
ま駆動装置は水平位置に達し、この段付ピストンが更に
動くと、スナップ作用が始まり、突然滑りブロック11
4をこの下カラー78の上面近くの対向するスロット1
16,118の底へ動かし、そこでそれらは力をこの連
結部材に伝える。この伝えられた力はこの連結部材を図
2の位置へ移動し、駆動装置は位置決め手段168のば
ねより強く且つ多くのエネルギーを貯えているので、こ
の位置決め手段168が与える力の上向き成分にうち克
つ。
【0038】この移動後、このピストンの小径面上の弁
部材は開き、上の弁部材は閉じる。1次入口24からの
流体は弁部材84を自由にバイパスして室40からこの
ピストン本体の内部64へ流れ、このピストン組立体の
大径部にある孔188から流れ出る。孔188は、この
ピストン本体のフランジ70にある対応する孔188a
を介してこのピストン本体の内室64に開いている。同
時に、上の組の弁部材は、盲穴102a及びそれらの外
周穴104に通じる孔102を閉じる。従って、加圧流
体はこの大径部の上面に導入され、いくらかのわずかな
流体の流れ損失を除いて、室40,64及び58に関し
て圧力が均等化する。室36は出口通路及び出口26に
接続しているので、それはこの段付ピストンの大径部の
下でかなり圧力が低い唯一の室である。それはこの小径
部46の壁によってこのピストン本体の内部64から隔
離されている。このピストンの上の圧力はこの段付ピス
トンの方向を変えさせ、反対方向に往復動してこの段付
ピストンの大径部の下の室36に閉じ込められた流体を
出口通路を通して出口領域へ押し出す。
【0039】このようにしてこの段付ピストンは、滑り
ブロック114の底がこのアクチュエータ棒66の下ス
トッパ129に当たるまで、このハウジングの底の方へ
下方に動き、その当った位置でブロックは静止したまま
であるがこの段付ピストンは下方に動き続ける。駆動装
置は再び圧縮され、この滑りブロックの対向する端のく
ぼみに受けられている最内ヘッド端154は旋回はする
が同じ高さのままであるが、駆動装置の反対のヘッド端
は、このピストン本体のくぼみで受けられているので、
水平中央位置へ下方に動き続ける。
【0040】それらが水平になる中央位置に達したすぐ
後に、この駆動装置に蓄積されたエネルギーを放出す
る。滑りブロックはアクチュエータ棒66を上に滑り上
り、対向するスロット116,118の上端に当って、
そこでこの連結部材を移動するように働き、位置決め手
段の力にうち克ってこの段付ピストンの大径面上の第1
組の弁部材を開かせ、一方小径面上の第2組の弁部材は
再び閉じる。加圧流体がこの入口24に供給され、出口
26から排出するようにされている限り、この工程が繰
返すことが分かるだろう。この滑りブロックと駆動装置
は、このピストンとアクチュエータ棒によって作動させ
られる作動手段を構成し、それらと協同してこの段付ピ
ストンの動作サイクルの上及び下で、作動的に結合され
た弁手段を交互に移動し、それによって加圧された1次
流体をこの段付ピストンの大径面及び小径面上に交互に
作用させてこのピストンを往復動する。この位置決め手
段は、この作動的に結合された弁手段をこのピストン面
の一つの閉位置であり且つ他のピストン面の開位置へ交
互に単純に片寄せる。この位置決め手段はこの作動手段
によってこの弁手段と共に移動可能である。
【0041】この独特の構成によって、動作騒音をかな
り減ずる衝撃吸収部材を設置する十分な余地が与えられ
る。この滑りブロック部材をゴムとプラスチックで作
り、このゴム部が硬質プラスチックの連結部材の長いス
ロットの上縁及び下縁と接触するようにして衝撃と騒音
を減ずることをもくろんでいる。その代りに、この滑り
ブロックの上下にこの軸66上にゴムの“座金”を入
れ、このゴムの延長部がこのスロットから突き出るよう
にすることは容易である。すると、もしこのブロックを
硬質プラスチックで作るか、軽金属であっても、移動が
急激に起ったときにこのゴム“座金”が衝撃を吸収す
る。それで音は消滅する。
【0042】特に重要なことは、図1及び図2に示すよ
うにこの連結部材がこのピストンのヘッド端を貫通する
ところに何もシールを必要としないことである。このピ
ストン本体の内部とこの大径面の上の室内との圧力は全
サイクルを通じてほぼ同じであるので、その場所に滑り
シールを必要としない。差圧は、どんな場合にも必要な
大径ピストン面上のシールによって分離された室58と
室36の間にだけ存在する。これは、この種の往復ポン
プモータがシール破損によって損傷し、それによって加
圧流体がこの装置の比較的加圧の低い部分にバイパスす
る傾向を少くする。これは、このピストンの大径ヘッド
端との接続点での漏れは重大ではないので、もしこの作
動手段及び連結部材の移動のために摩耗が起ってもかま
わないことを意味する。
【0043】このアクチュエータ棒を蝶ナット182に
よってこのハウジングの頂上に固定し且つ漏れをブッシ
ュ186とシール184でシールすることによって付加
的利点が得られる。新設置の場合、又は液体を出口側か
ら流出させてしまってから、このポンプモータは室58
に空気が入いることがあり、その空気がこのポンプモー
タ10の始動を妨害する。加圧流体がこの望ましくない
空気を室58から追い出すまでこの蝶ナットをわずかに
ゆるめることによって抽気手段を提供し、それからこの
蝶ナットを再び締めてシールを再確立する。この抽気孔
と抽気弁はこのドームのこの棒から離れた別の場所に置
くこともできる。
【0044】先に述べた別のモードでは、入口と出口を
逆にし、加圧した1次流体が出口26から入いる。上の
組の弁を閉じ、下の組の弁を開いた状態で、この流体は
このピストンの小径部の壁と大径ヘッドの下側によって
阻止されている。このピストンは上昇し、室58内の流
体は孔188,188aを通って逃げ、このピストン本
体の空間64、室40を通り、それから孔38を通って
出口へ流れる。
【0045】この作動機構がこの行程の頂上で移動する
とき、上の組の弁部材は開き、下の組は閉じる。今度は
26(逆にした入口)からの加圧流体が外周穴104を
通って室58に流れ込み、それから孔188,188a
を通ってこのピストン本体の内部64に入ってこのピス
トンの小径面に加圧してそれを押し下げる。このピスト
ン面の下の空間40に閉じ込められた流体は孔38を通
って(今度は逆になった)出口24へ出る。前と同様に
往復動が起こる。
【0046】この圧縮ばね流体モータ10の変形が図5
及び図6に見られる。図5の段付ピストン42は、図1
及び図2に示した組立体と同じである。変形したアクチ
ュエータ棒66aが他の図に示すアクチュエータ棒手段
66の代りに設けられている。変形したアクチュエータ
66aは、棒66と同様に、同じ離間したストッパ12
8,129を有し、それが同じ滑りブロック部材114
と協同する。変形した棒66aは、その上端にハンドル
部190及びそのハンドルの下の固定ピン形キー192
を有する。このハウジングは、このハウジング14の上
部から中央に上に延びるねじ付ボス194があるように
変形されている。結合手段196がこのボスとねじ係合
し且つシール198をこのアクチュエータ棒66aの周
りに圧縮する部分を有する。
【0047】図6で最もよく分かるように、結合手段1
96は、溝穴200があり且つ切下げくぼみ部202及
び204があるナットの形をしている。この切下げは結
合部材196の表面206の下にある。図6で、変形し
た棒66aを下方に押すとき、この棒66aの孔を通し
て固定されたピン192が溝孔200に入り、このハン
ドル190を矢印の時計方向に廻すと、このピンがこの
切下げくぼみ部に入り込み、それによってこのハウジン
グに固定されるのが容易に分かる。この結合部材196
の切下げ部は摩擦保持手段も備え、このハンドル190
の適当な回転でこの棒66aをしっかりと固定するよう
にしてもよい。逆に、このハンドルを廻してピン192
を溝穴200と整列すると、このアクチュエータ棒66
aは解放されて、この軸線34に沿って矢印で示すよう
にその縦軸に沿って滑動できる。
【0048】このピン192をこの溝穴に挿入し、くぼ
み204,206の張り出し縁の下で回転すると、この
ハウジングの頂上中央の孔を通ってこのハウジングの中
へ延びるこの棒の部分が図1及び図2に示すように正確
に位置づけられる。同様に、ストッパ128,129
は、それによって正確に同じ作動位置に位置づけられ
る。このハンドルを回転してピン192を溝穴200か
ら解放すると、このアクチュエータ棒66aは自由に動
き、圧縮ばね駆動装置及びそれに滑動するように取付け
られた滑りブロック114を含むこの作動機構ともう協
同しない。
【0049】このアクチュエータ棒66aの、固定しな
い自由に滑動できる位置での動作は、図1に示す位置か
ら始めることによって最もよく理解できる。入口24及
び底面62を閉じる弁手段84に加わる圧力で、このピ
ストン、連結部材92、ブロック114、駆動装置14
8、カラー及び弁部材、並びに位置決め手段168は全
てこのピストンによって上方に運ばれる。この棒66a
は結合部材196に拘束されないので、その重量はこの
ピン192がこの結合部材の上部に乗るようにするか、
又は多分、このシール198とのわずかな摩擦のために
それから離れているようにする。いずれにしても、この
組立体が段付ピストンと共に上方に動くとき、このブロ
ック114の上部がカラー128を運ぶ。アクチュエー
タ棒66aがもうこのハウジングに固定されていないの
で、それは、このピストンがこの空間40の中の加圧流
体に応答して移動しつづけると、上方に単純に運ばれ
る。この棒66aの重量のために、この圧縮駆動装置1
48のばねをわずかに圧縮する滑りブロック114の位
置に少しばかりの変化があるかもしれないが、他は全て
このピストンが上方に移動するときと同じままである。
【0050】このピストンが上方に移動し続けるのを止
めるものが何もないので、それは、上カラー94の最高
接触点とこの連結部材の上端206がハウジング14の
上部の下側に当たるまで、上方に移動する。今はこのピ
ストンが更に上にわずかな距離動き続けるので、上弁1
00と下弁84が固定されている連結部材は少し移動
し、それで両組の弁部材が少し開く。これが起きると、
下弁部材84とこのピストンの圧力面62の間に環状弁
座88aで隙間208ができる。すると、この加圧され
た1次流体が室40からこの隙間208を通り室64に
流れ込み、上弁100と孔102,102aの弁座との
間の同様な隙間210を通って流出し、且つ穴104を
通って流出し、そこからこの流体は室36に入り、それ
で出口26に達することができる。両組の弁が少し開く
ので、この流れは入口とピストンを通って環状室36に
入り、そこから出口26に達する。この両組の弁がわず
かに開くことによって流路が生じ、それが、それ以上の
往復動を生ずることなく、1次流体がこの段付ピストン
を通ってバイパスできるようにする。このピストンは完
全停止になる。(もし、これらの弁と弁座が反転し、例
えばこのピストンの底の孔を貫通していてこの連結部材
92の反対の端212に当たる、このハウジングの滑り
ピンのような、この連結部材を少し移動するためのある
手段があれば、このピストンをそうではなくてこの行程
の反対の端で止める同様な結果が生じ得る。)
【0051】このピストンモータの動作を再開したいと
きは、このピストンは図5の位置で、このハンドル19
0を握って押し下げる。このカラー128はこの滑りブ
ロック114の上部を捕え、棒66aが下方に滑り続け
るので、圧縮ばね駆動装置はスナップ作用を起す状態に
達するまで圧縮され、それがこの装置を図2の位置に反
転し、それが上弁部材を閉じ、下弁部材を完全に開く。
今度は、加圧1次流体が空間58に達し、そこでこの大
径段付ピストンの閉じた圧力面に当たり、それがこのピ
ストンを再び下方に動かし始める。同時に、ハンドル1
90を更に押し下げてピン192を結合手段196の中
にロックし、このアクチュエータ棒66aをその固定位
置に戻す。今度は、このピストンが前述のように加圧流
体に応じて往復運動を続ける。
【0052】従って、この変形は、この加圧1次流体に
このシステムを通ってそれを使う場所に流し続けなが
ら、このピストンの動作を選択的に止めることを可能に
する。このピストンが止まっているので、この噴射ポン
プは2次流体を1次流体流の中へ噴射するために往復動
はせず、純粋な1次流体流が下流に向かう。このピスト
ンは、例えばもっと肥料溶液が必要になるまでのある期
間、スプリンクラーシステムへの肥料溶液の添加を止め
るためのように、このアクチュエータ棒の位置によって
意志で始動及び停止をすることができる。隙間208が
生ずることを確実にするため及び壁32が小径ピストン
壁46のシールとの接触を維持するに十分高いことを確
実にするため弁座88aを短くすることが望ましいかも
しれないが、図1及び図2に示すようなユニットの設計
が本質的に同じであることが期待される。
【0053】この変形の長所は、1次流体がポンプモー
タを必要としないときそれを作動することなく弁を閉じ
てその遠隔目的地に着くようにバイパスできるように、
この1次流体用にこのポンプモータの周りにバイパス路
を作る必要を完全になくすることである。狭い場所では
時々遭遇するスペースの問題同様、このバイパスの出費
を回避する。それは、2次流体の供給の遮断又は噴射ポ
ンプのこのピストンからの分離に比べて、このピストン
が不必要な摩耗及び保守問題を生ずる運転を続けないと
いう利点を有する。
【0054】ここに本発明の好ましい実施例を詳細に説
明したが、当業者は前記の特許請求の範囲に記載した本
発明の範囲及び精神から逸脱することなく種々の置換及
び変形をなすことを認識するだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体ポンプモータの、そのポンプピス
トンがその行程の底にある状態の縦中央断面図。
【図2】このポンプピストンがその行程の頂上にある状
態の図1と類似の断面図。
【図3】図1及び図2のハウジングに取付けた往復動可
能ポンプの部分断面図。
【図4】柱状連結部材と弁手段を移動する段付ピスト
ン、作動手段及びアクチュエータ棒の分解透視図。
【図5】ピストンを止めて1次流体がこのユニットを貫
流することができるようにする、この制御装置の変形の
部分縦中央断面図。
【図6】このユニットの正常な運転のためにアクチュエ
ータ棒のピンを固定するためにそれを捕捉する、このハ
ウジングの上部の特別な囲いの拡大透視図。
【符号の説明】
10 流体モータ 12 ハウジング 24 入口 26 出口 30 円筒壁 32 円筒壁 36 室 40 第1室 42 ピストン 54 棒 58 第2室 60 大径面 62 小径面 66,66a アクチュエータ棒 78 下カラー 84 弁 88 開口部 92 連結部材 94 上カラー 100 弁 102 開口部 114 ブロック 116 スロット 118 スロット 128 ストッパ 129 ストッパ 147 端 148 駆動装置 154 端 168 位置決め手段 182 蝶ナット 196 連結装置

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次流体流の中へ所定の分量の2次流体
    を噴射するために流体噴射ポンプを往復動させるための
    圧縮ばね流体モータであって、 1次流体入口(24)及び出口(26)を有するハウジ
    ング手段(12)、 該ハウジング内で往復運動するように取付けられ且つ内
    部を少くとも第1可変室(40)と第2可変室(58)
    に分ける、大きい面(60)と小さい面(62)をもつ
    段付ピストン手段(42)、 該段付ピストン手段によって支持され、加圧流体に対し
    てこのピストンの一つの面を閉じ且つ同時に該ピストン
    面の他を開くことを交互に行うことによって該ピストン
    の行程サイクルを確立するために移動可能な、作動的に
    結合された弁手段、 このハウジング(12)に固定され、軸方向に中央にこ
    のピストンの中へ延びそしてこの作動的に結合された弁
    手段を移動するために作動手段と協同できるアクチュエ
    ータ棒手段(66)、並びにこの段付ピストンの作動サ
    イクルの山と谷で該作動的に結合された弁手段を交互に
    移動するために、このピストン及びアクチュエータ棒手
    段(66)によって作動される作動手段、を作動的に組
    合せて含み、それによってこのモータハウジングの入口
    (24)に加圧1次流体が供給されるとき、加圧流体が
    このピストンの大きい面(60)と小さい面(62)に
    交互に作用して該ピストンを往復動させる流体モータ
    (10)。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の流体モータ(10)に於
    いて、この組合せが更に、この作動的に結合された弁手
    段を該ピストン面の一つの閉位置であって該ピストン面
    の他の開位置である方へ片寄せるために移動可能な位置
    決め手段(168)を含み、この位置決め手段がこの作
    動手段によってこの弁手段と共に移動できる流体モー
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の流体モータ(10)に於
    いて、このピストンの小さい面(62)が第1可変室
    (40)を形成し、このピストンの大きい面(60)が
    該第2可変室(58)を形成し、このピストンが、この
    弁手段の一つの位置で、1次流体がこの第1可変室から
    第2可変室へ流れる流路を提供する流体モータ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の流体モータ(10)に於
    いて、このハウジング(12)が該出口(26)に通じ
    る流体室(36)を形成する出口通路を有し、この出口
    通路がこの大きいピストン面によってこの第2可変室
    (58)から分離されていて且つそれとこの弁手段の該
    一つの位置で流体的に通じているが該第1可変室(4
    0)とも通じることはない流体モータ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の流体モータ(10)に於
    いて、該段付ピストン面(60,62)が離間し、該面
    各々が該弁手段の弁部材(84,100)によって閉じ
    得る流体用の開口部(88,102)を少くとも一つも
    つ流体モータ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の流体モータ(10)に於
    いて、該作動的に結合された弁手段が更にこのピストン
    の大きい面(60)の該少くとも一つの開口部(10
    2)を閉じるために作動できる第1組の少くとも一つの
    弁部材(100)及びこのピストンの小さい面(62)
    の該少くとも一つの開口部(88)を閉じるために作動
    できる第2組の少くとも一つの弁部材(84)として限
    定され、該弁部材が移動可能な連結部材(92)に取付
    けられている流体モータ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の流体モータ(10)に於
    いて、該移動可能連結部材(92)が該固定アクチュエ
    ータ棒(66)の一部を軸方向に囲んで取付けられ且つ
    この段付ピストン内を中央に延び、該第1組又は該第2
    組の該弁部材のいずれかを着座させるために該ピストン
    に関して軸方向に移動できる流体モータ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の流体モータ(10)に於
    いて、該連結部材(92)がそれと共に移動できる該第
    1組(100)及び第2組(84)の該弁部材をそれぞ
    れ支持するための離間した上カラー部材(94)及び下
    カラー部材(78)を有する流体モータ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の流体モータ(10)であ
    って、更にこの連結部材(92)を、該弁部材の組の一
    つが依然として開いたままの傾向にあり一方該弁部材の
    他の組が依然として閉じたままの傾向にある対向する移
    動した位置の方へ片寄せるためにこのピストンとこの上
    カラー部材(94)の間に結合された位置決め手段(1
    68)を含む流体モータ。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の流体モータ(10)に
    於いて、該連結部材(92)が、このピストンの往復運
    動中該アクチュエータ棒手段(66)上を滑動する、該
    作動手段の滑動部を受けるために、該カラー(78,9
    4)の中間に少くとも1対のスロット部(116,11
    8)を有する流体モータ。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の流体モータ(10)
    に於いて、この作動手段の、該アクチュエータ棒上を滑
    動する部分が、この連結部材(92)の該スロット部
    (116,118)から対向して延び、このピストンの
    内部に旋回運動するように結合された圧縮ばね駆動装置
    (148)と旋回結合するブロック部材(114)であ
    る流体モータ。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の流体モータ(10)
    に於いて、この作動手段の圧縮ばね駆動装置(148)
    が一端(147)でこのピストンの内壁に、その他端
    (154)が該ブロック(114)の旋回結合点で対向
    して旋回軸受けされ、この圧縮ばね駆動装置が、このア
    クチュエータ棒(66)上のストッパ(128,12
    9)とこのピストンの運動によって始まる圧縮負荷を受
    けるように中心軸から傾斜していて、このピストンサイ
    クルの両端でこの連結部材(92)を弁部材の一つの組
    の開位置であって弁部材の他の組の閉位置へ交互に移動
    するためにこのブロック(114)が該スロット(11
    6,118)の中で突然移動するスナップ作用を生ずる
    流体モータ。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の流体モータ(10)
    に於いて、この行程サイクルがこのアクチュエータ棒
    (66)上のストッパ(128,129)の間の距離で
    決まる流体モータ。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の流体モータ(10)に
    於いて、運転騒音を減じ且つ寿命を延ばすためにこの弁
    手動の移動するときの衝撃を吸収するため該アクチュエ
    ータ棒手段(66)と該作動手段の間に衝撃吸収手段が
    介在する流体モータ。
  15. 【請求項15】 請求項10記載の流体モータ(10)
    に於いて、運転騒音を減じ且つ寿命を延ばすために該ス
    ロット(116,118)と協同する該ブロック(11
    4)のどちらかの側に衝撃吸収手段が介在する流体モー
    タ。
  16. 【請求項16】 請求項6記載の流体モータに於いて、
    このハウジング(12)がこのモータの始動を容易にす
    るためこのハウジングから閉じ込められた空気を解放す
    るため第2可変室(58)に通じる抽気手段を含む流体
    モータ。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の流体モータ(10)
    に於いて、この抽気手段がこのハウジング(12)上に
    このアクチュエータ棒(66)の一端をそれに固定す
    る、手でゆるめられる蝶ナット(182)を含む流体モ
    ータ。
  18. 【請求項18】 請求項9記載の流体モータ(10)で
    あって、更にこのハウジング(12)に結合された、往
    復動できる2次流体噴射ポンプを含み、該ポンプがこの
    段付ピストンから該ポンプの中へ延びる棒手段(54)
    によって駆動され、該ポンプに、このハウジングに結合
    された通路を経てこの1次流体流の中に噴射するための
    2次流体を供給する流体モータ。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の組合せに於いて、該
    2次流体噴射ポンプを作動するための棒手段(54)が
    該段付ピストンと中央に軸方向に整列されている組合
    せ。
  20. 【請求項20】 1次流体流の中へ所定の量の2次流体
    を噴射するために流体噴射ポンプを往復動させるための
    圧縮ばね流体モータであって、 大径面(60)と小径面(62)を有する段付ピストン
    (42)の異なる径と滑り係合するための、軸方向に配
    置された内部円筒壁(30,32)を有するハウジング
    (12)、 対向する大径断面(60)と小径断面(62)を有し、
    各面にこのピストン本体を通して通じている少くとも一
    つの流体開口部(102,88)を備える、このハウジ
    ング(12)内の段付ピストン本体、 入口(24)からの加圧1次流体をこのピストンの段付
    面(60,62)の一つへ導くための、該ハウジング
    (12)内の入口通路、 このピストンの段付面(60,62)の他の一つからの
    加圧1次流体をこのハウジング(12)の出口(26)
    へ導くための、該ハウジング内の出口通路、 この段付ピストン(42)によって同軸に支持される、
    移動可能連結部材(92)、 このハウジング(12)に固定され且つこの連結部材
    (92)の中に同軸に配置された、中央吊下げアクチュ
    エータ棒手段(66)、 この連結部材(92)によって支持され、この段付ピス
    トンの一つの面の該少くとも一つの流体開口部(10
    2,88)を閉じ、一方該他の面の該少くとも一つの流
    体開口部(88,102)を開くための、対向する弁手
    段、 一つの段付ピストン面の該弁手段の一つの閉位置であっ
    て一方対向するピストン面の該他の弁手段を開く位置へ
    この連結部材(92)を交互に片寄せるための位置決め
    手段(168)、及びこの位置決め手段(168)の片
    寄せ力に打ち克つためにこの連結部材(92)をこの段
    付ピストンに関して交互に周期的に動かすためにこのア
    クチュエータ棒手段(66)と協同する、スナップ作用
    作動手段、を含む流体モータ(10)。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の流体モータ(10)
    に於いて、該連結部材(92)が、このピストンの往復
    運動中該アクチュエータ棒手段(66)上を滑動する、
    該作動手段の滑動部を受けるために、該カラー(78,
    94)の中間に少くとも1対のスロット部(116,1
    18)を有する流体モータ。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の流体モータ(10)
    に於いて、この作動手段の、該アクチュエータ棒上を滑
    動する部分が、この連結部材(92)の該スロット部
    (116,118)から対向して延び、このピストンの
    内部に旋回運動するように結合された圧縮ばね駆動装置
    (148)と旋回結合するブロック部材(114)であ
    る流体モータ。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の流体モータ(10)
    に於いて、運転騒音を減じ且つ寿命を延ばすために該ス
    ロット(116,118)と協同する該ブロック(11
    4)のどちらかの側に衝撃吸収手段が介在する流体モー
    タ。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の流体モータ(10)
    に於いて、この行程サイクルがこのアクチュエータ棒
    (66)上のストッパ(128,129)の間の距離で
    決まる流体モータ。
  25. 【請求項25】 請求項20記載の流体モータ(10)
    に於いて、このスナップ作用作動手段がこの連結部材
    (92)のスロット部(116,118)から対向して
    延びるブロック部材(114)を含み、このブロック部
    材がこの段付ピストンの内壁に旋回運動するように結合
    された圧縮ばね駆動装置(148)と旋回結合し、この
    ブロック部材がこのアクチュエータ棒(66)上にスト
    ッパ(128,129)間を滑動可能に取付けられてい
    る流体モータ。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の流体モータ(10)
    に於いて、この作動手段の圧縮ばね駆動装置(148)
    が一端(147)でこのピストンの内壁に、その他端
    (154)が該ブロックの旋回結合点で対向して旋回軸
    受けされ、この圧縮ばね駆動装置が、このアクチュエー
    タ棒(66)上のストッパ(128,129)とこのピ
    ストンの運動によって始まる圧縮負荷を受けるように中
    心軸から傾斜していて、このピストンサイクルの両端で
    この連結部材(92)をこの対向する弁手段の一つの組
    の開位置であって対向する弁手段の他の組の閉位置へ交
    互に移動するためにこのブロック(114)が該スロッ
    ト(116,118)の中で突然移動するスナップ作用
    を生ずる流体モータ。
  27. 【請求項27】 1次流体流の中へ所定の分量の2次流
    体を噴射するために流体噴射ポンプを往復動させるため
    の圧縮ばね流体モータであって、 1次流体入口(24)及び出口(26)を有するハウジ
    ング手段(12)、 該ハウジング内で往復運動するように取付けられ且つ内
    部を少くとも第1可変室(40)と第2可変室(58)
    に分ける、大きい面(60)と小さい面(62)をもつ
    段付ピストン手段(42)、 該段付ピストン手段によって支持され、加圧流体に対し
    てこのピストンの一つの面を閉じ且つ同時に該ピストン
    面の他を開くことを交互に行うことによって該ピストン
    の行程サイクルを確立するために移動可能な、作動的に
    結合された弁手段、 このハウジング(12)に固定位置と非固定位置に交互
    に取付けられ、このピストンの中へ軸方向に中央に延
    び、且つこの固定位置では、該作動的に結合された弁手
    段を移動するために作動手段と協同でき、この非固定位
    置では軸方向に自由に動けるアクチュエータ棒手段(6
    6a)、並びに、 この段付ピストンの作動サイクルの山と谷で該作動的に
    結合された弁手段を交互に移動するために、該アクチュ
    エータ棒手段が該固定位置にあるときそれと協同するこ
    のピストンによって作動される作動手段、を作動的に組
    合せて含み、それによってこのモータハウジングの入口
    (24)に加圧1次流体が供給されるとき、加圧流体が
    このピストンの大きい面(60)と小さい面(62)に
    交互に作用して該ピストンを往復動させる流体モータ
    (10)に於いて、 このアクチュエータ棒(66a)が該非固定位置にある
    とき、該弁手段を移動するためのこのアクチュエータ棒
    とこの作動手段との協同が断たれ、それによってこのピ
    ストンに停止位置で休めるようにするモータ。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の流体モータ(10)
    に於いて、この組合せが更に、この作動的に結合された
    弁手段を該ピストン面の一つの閉位置であって該ピスト
    ン面の他の開位置である方へ片寄せるために移動可能な
    位置決め手段(168)を含み、この位置決め手段がこ
    の作動手段によってこの弁手段と共に移動できる流体モ
    ータ。
  29. 【請求項29】 請求項28記載の流体モータ(10)
    に於いて、該段付ピストン面(60,62)が離間し、
    該面各々が該弁手段の弁部材(84,100)によって
    閉じ得る流体用の開口部(88,102)を少くとも一
    つもつ流体モータ。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の流体モータ(10)
    に於いて、該作動的に結合された弁手段が、更にこのピ
    ストンの大きい面(60)の該少くとも一つの開口部
    (102)を閉じるために作動できる第1組の少くとも
    一つの弁部材(100)及びこのピストンの小さい面
    (62)の該少くとも一つの開口部(88)を閉じるた
    めに作動できる第2組の少くとも一つの弁部材(84)
    として限定され、該弁部材が移動可能な連結部材(9
    2)に取付けられている流体モータ。
  31. 【請求項31】 請求項30記載の流体モータ(10)
    に於いて、このアクチュエータ棒手段(66a)が結合
    装置(196)によってこのハウジング(12)に封止
    して滑動可能に取付けられ、この結合装置がこのアクチ
    ュエータ棒手段を固定位置に保持するための手段を有
    し、この保持は解放可能であるので、この非固定位置で
    は、このアクチュエータ棒がこのハウジング(12)に
    対して縦に滑動でき、このアクチュエータがこの非固定
    位置にあるときこのピストンは、この移動可能連結部材
    (92)がこのハウジングとの接触によって少し移動さ
    れるまで加圧流体によって動かされ、そこでこの弁手段
    が少し開いてこのピストンの両圧力面を通る流路を形成
    し、それでこの入口(24)からの加圧1次流体が、こ
    のピストンの往復運動を起すことなく、このピストンを
    通って出口(26)へ流れる流体ポンプ。
  32. 【請求項32】 請求項31記載の流体モータ(10)
    であって、更にこのハウジング(12)に結合された、
    往復動できる2次流体噴射ポンプを含み、該ポンプがこ
    の段付ピストンから該ポンプの中へ延びる棒手段(5
    4)によって駆動され、該ポンプに、このハウジングに
    結合された通路を経てこの1次流体流の中に噴射するた
    めの2次流体を供給する流体モータ。
  33. 【請求項33】 請求項32記載の流体モータ(10)
    に於いて、該2次流体噴射ポンプを作動するためのこの
    棒手段(54)が該段付ピストンと中央に軸方向に整列
    されている流体モータ。
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