JPH05178645A - エレクトロクロミック窓ガラス - Google Patents
エレクトロクロミック窓ガラスInfo
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- JPH05178645A JPH05178645A JP3233307A JP23330791A JPH05178645A JP H05178645 A JPH05178645 A JP H05178645A JP 3233307 A JP3233307 A JP 3233307A JP 23330791 A JP23330791 A JP 23330791A JP H05178645 A JPH05178645 A JP H05178645A
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- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
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- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/15—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on an electrochromic effect
- G02F1/163—Operation of electrochromic cells, e.g. electrodeposition cells; Circuit arrangements therefor
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B9/00—Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
- E06B9/24—Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
- E06B2009/2464—Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds featuring transparency control by applying voltage, e.g. LCD, electrochromic panels
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Liquid Crystal Substances (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 それぞれが導電性フィルムの一方に属する二
つの点A及びBの間に所定の時点で印加される電圧VA
−VB を決定する給電の指令がエレクトロクロミック窓
ガラスのために所定の系の温度因子を考慮に入れるエレ
クトロクロミック窓ガラスを提供する。 【構成】 当該エレクトロクロミック窓ガラスにおける
導電性フィルム2,5を、制御装置13から受取る設定
点の値に従って電解質8の温度Tの関数として電位差U
1 を発生させる電圧発生器10へ電気制御回路により接
続する。
つの点A及びBの間に所定の時点で印加される電圧VA
−VB を決定する給電の指令がエレクトロクロミック窓
ガラスのために所定の系の温度因子を考慮に入れるエレ
クトロクロミック窓ガラスを提供する。 【構成】 当該エレクトロクロミック窓ガラスにおける
導電性フィルム2,5を、制御装置13から受取る設定
点の値に従って電解質8の温度Tの関数として電位差U
1 を発生させる電圧発生器10へ電気制御回路により接
続する。
Description
【0001】本発明は、透過率が電気的に制御される窓
用ガラス、すなわち言い換えれば、着色状態を電界の作
用下で変えることができるエレクトロクロミック窓ガラ
スとして知られるガラスに関する。本発明は、特に、建
物あるいは自動車の乗客空間への太陽熱の取入れを制御
するのに応用可能である。
用ガラス、すなわち言い換えれば、着色状態を電界の作
用下で変えることができるエレクトロクロミック窓ガラ
スとして知られるガラスに関する。本発明は、特に、建
物あるいは自動車の乗客空間への太陽熱の取入れを制御
するのに応用可能である。
【0002】エレクトロクロミック窓ガラスは、陽イオ
ンの、一般にはプロトン又はリチウムイオンの、可逆的
な注入に適した材料のフィルムであって、注入又は抽出
の二つの状態に対応する酸化状態が異なる着色度を示す
ものを含んでなる窓用ガラスである。三酸化タングステ
ンの場合には、こうして無色の酸化された状態から暗青
色の還元された状態への変化が次に掲げる化学反応に従
って起こる。
ンの、一般にはプロトン又はリチウムイオンの、可逆的
な注入に適した材料のフィルムであって、注入又は抽出
の二つの状態に対応する酸化状態が異なる着色度を示す
ものを含んでなる窓用ガラスである。三酸化タングステ
ンの場合には、こうして無色の酸化された状態から暗青
色の還元された状態への変化が次に掲げる化学反応に従
って起こる。
【0003】
【化1】
【0004】従って、この反応が起こるためには、エレ
クトロクロミック材料のフィルムと並んで、イオン伝導
性を有する電解質のフィルム及び導電性フィルムからそ
れぞれ構成される陽イオン源及び電子源が利用できるこ
とが必要である。更に、この系は、エレクトロクロミッ
ク材料に関して対称の位置に、それ自体も陽イオンを可
逆式に注入及び抽出することのできる対電極を含む。酸
化タングステンのような陰極エレクトロクロミック材料
の場合には、酸化イリジウムのような陽極エレクトロク
ロミック材料から作られた対電極が好ましく使用され
る。酸化イリジウムは、還元された状態で無色であり着
色された状態で灰黄色であって、イオン注入は次に掲げ
る平衡に従って起こる。
クトロクロミック材料のフィルムと並んで、イオン伝導
性を有する電解質のフィルム及び導電性フィルムからそ
れぞれ構成される陽イオン源及び電子源が利用できるこ
とが必要である。更に、この系は、エレクトロクロミッ
ク材料に関して対称の位置に、それ自体も陽イオンを可
逆式に注入及び抽出することのできる対電極を含む。酸
化タングステンのような陰極エレクトロクロミック材料
の場合には、酸化イリジウムのような陽極エレクトロク
ロミック材料から作られた対電極が好ましく使用され
る。酸化イリジウムは、還元された状態で無色であり着
色された状態で灰黄色であって、イオン注入は次に掲げ
る平衡に従って起こる。
【0005】
【化2】
【0006】この第二の平衡について言えば、陽イオン
源は当該系の電解質フィルムであり、電子源は第二の導
電性フィルムから構成され、二つの導電性フィルムは二
つの電極を形成して、それらの間に電位差が印加され
る。
源は当該系の電解質フィルムであり、電子源は第二の導
電性フィルムから構成され、二つの導電性フィルムは二
つの電極を形成して、それらの間に電位差が印加され
る。
【0007】電解質フィルム、すなわちこの系の基本構
成要素は、明らかに良好なイオン導体でなければならず
(短い切換え時間のために)、またその可能な電子導電
率は最低でなくてはならない(イオン導電率は電子導電
率の108 倍より大きい)。更に、それは系の他のフィ
ルムに関して化学的に不活性でなければならず、それゆ
えに酸性又は塩基性の液体電解質の利用を制限する。液
体電解質は、窓の面積と同じほど大きな面積では更に加
工処理の問題を提起する。その上、それは無色の状態に
おいて窓ガラスの光の透過率が高いことを可能にするよ
うに透明でなければならない。最後に、電解質は特に短
絡を引き起こしてはならないので、厚さをうまく均一に
して調製されなくてはならない。
成要素は、明らかに良好なイオン導体でなければならず
(短い切換え時間のために)、またその可能な電子導電
率は最低でなくてはならない(イオン導電率は電子導電
率の108 倍より大きい)。更に、それは系の他のフィ
ルムに関して化学的に不活性でなければならず、それゆ
えに酸性又は塩基性の液体電解質の利用を制限する。液
体電解質は、窓の面積と同じほど大きな面積では更に加
工処理の問題を提起する。その上、それは無色の状態に
おいて窓ガラスの光の透過率が高いことを可能にするよ
うに透明でなければならない。最後に、電解質は特に短
絡を引き起こしてはならないので、厚さをうまく均一に
して調製されなくてはならない。
【0008】イオン伝導性、とりわけプロトン伝導性を
有する高分子物質は、寸法の大きなエレクトロクロミッ
ク系のための電解質フィルムの製造に殊によく適合して
おり、そしてこれは、これらの材料の酸化還元安定性の
範囲を低減する水和されたプロトンを含まない固体のプ
ロトン性電解質にとって特に言えることである。欧州特
許出願公開EP−A1−253713号明細書には、そ
のように電解質として無水リン酸のポリオキシエチレン
固溶体を用いることが提案されており、このポリマーの
酸素原子数のリン酸の水素原子数に対するO/H比は
0.66に等しい。
有する高分子物質は、寸法の大きなエレクトロクロミッ
ク系のための電解質フィルムの製造に殊によく適合して
おり、そしてこれは、これらの材料の酸化還元安定性の
範囲を低減する水和されたプロトンを含まない固体のプ
ロトン性電解質にとって特に言えることである。欧州特
許出願公開EP−A1−253713号明細書には、そ
のように電解質として無水リン酸のポリオキシエチレン
固溶体を用いることが提案されており、このポリマーの
酸素原子数のリン酸の水素原子数に対するO/H比は
0.66に等しい。
【0009】この種の電解質は、周囲温度において都合
よく良好なプロトン導体であって、20℃で例えばおよ
そ9×10-5Ω-1・cm-1のプロトン導電率が得られる。
しかしこのプロトン導電率は、温度が例えば80℃まで
上昇すると50倍に増加する。更に、表示用途のエレク
トロクロミック系においては事実上等温の運転条件が存
在するのに対し、窓ガラスを建物又は自動車の窓にはめ
るために使用する場合には、これらの窓ガラスは太陽の
放射線にさらされて、その量が多くなればなるほど窓ガ
ラスの着色状態が強くなるある量のエネルギーを吸収
し、実際に100℃以上の温度がしばしば測定されるの
で、どうしてもそのようにはならない。
よく良好なプロトン導体であって、20℃で例えばおよ
そ9×10-5Ω-1・cm-1のプロトン導電率が得られる。
しかしこのプロトン導電率は、温度が例えば80℃まで
上昇すると50倍に増加する。更に、表示用途のエレク
トロクロミック系においては事実上等温の運転条件が存
在するのに対し、窓ガラスを建物又は自動車の窓にはめ
るために使用する場合には、これらの窓ガラスは太陽の
放射線にさらされて、その量が多くなればなるほど窓ガ
ラスの着色状態が強くなるある量のエネルギーを吸収
し、実際に100℃以上の温度がしばしば測定されるの
で、どうしてもそのようにはならない。
【0010】絶対的に、高いイオン導電率は系が適当に
機能するのにむしろ有利である。と言うのは、他の制限
因子、例えばエレクトロクロミック材料のフィルムにお
けるイオン及び電子の拡散速度の如きものも計算に入る
ため実験によって常に確められるわけではないながら
も、イオンのより大きな移動性は、上で強調されたよう
に、その性質によってより短い切換え時間を可能にする
に違いないからである。
機能するのにむしろ有利である。と言うのは、他の制限
因子、例えばエレクトロクロミック材料のフィルムにお
けるイオン及び電子の拡散速度の如きものも計算に入る
ため実験によって常に確められるわけではないながら
も、イオンのより大きな移動性は、上で強調されたよう
に、その性質によってより短い切換え時間を可能にする
に違いないからである。
【0011】他方で、このイオン導電率の上昇は、この
イオン導電率が系の端子にまたがる電位差と同じ時点に
おける電流の強さとの関係に影響を及ぼすという点で問
題を提起する。しかしながら、この関係は線形ではな
い。実際に、それぞれが電気伝導性フィルムの一方に属
する二つの点A及びBの間に所定の時点で印加された電
位差VA −VB は、VA −VB =EA −EB +Σμ+Σ
RIと書くことができる、ということが電気化学の面か
ら知られている。この式において、Σμは電気化学的な
過電圧の合計を表し、本質的に界面の関数であって、Σ
RIは抵抗降下による電位損失の合計であって、これは
オームの法則によれば、電気伝導性フィルムと電解質の
抵抗を含めた系の種々のフィルムの抵抗と、この同じ時
点における電流の強さIとの関数であり、そしてEA −
EB は二つの点A及びBの間の電気化学的な電位差であ
り、言い換えれば系において起こる化学反応にとって有
効に利用可能な電位である。
イオン導電率が系の端子にまたがる電位差と同じ時点に
おける電流の強さとの関係に影響を及ぼすという点で問
題を提起する。しかしながら、この関係は線形ではな
い。実際に、それぞれが電気伝導性フィルムの一方に属
する二つの点A及びBの間に所定の時点で印加された電
位差VA −VB は、VA −VB =EA −EB +Σμ+Σ
RIと書くことができる、ということが電気化学の面か
ら知られている。この式において、Σμは電気化学的な
過電圧の合計を表し、本質的に界面の関数であって、Σ
RIは抵抗降下による電位損失の合計であって、これは
オームの法則によれば、電気伝導性フィルムと電解質の
抵抗を含めた系の種々のフィルムの抵抗と、この同じ時
点における電流の強さIとの関数であり、そしてEA −
EB は二つの点A及びBの間の電気化学的な電位差であ
り、言い換えれば系において起こる化学反応にとって有
効に利用可能な電位である。
【0012】この電気化学的電位の差EA −EB は、エ
レクトロクロミック材料のフィルムで陽イオンの注入及
び抽出を行うことができるためには、絶対値が十分に大
きくなければならない。酸化タングステンと酸化イリジ
ウムとを基礎材料とする上で説明した系の着色は、この
ように、電位差が0.6ボルトより大きい場合にのみ熱
力学的に可能である。着色された状態から始めて反対の
方向では、消色は電位差の印加を必要としない。と言う
のは、この系は放電中はこの構成において蓄電池と同じ
であるからである。しかしこの消色は、ゼロでない電位
差(絶対値で)が印加される場合に加速される。これら
の値より大きければ、反応速度はより速くなり、従って
高電位差で(少なくとも絶対値で)運転することが特に
より有利になる。
レクトロクロミック材料のフィルムで陽イオンの注入及
び抽出を行うことができるためには、絶対値が十分に大
きくなければならない。酸化タングステンと酸化イリジ
ウムとを基礎材料とする上で説明した系の着色は、この
ように、電位差が0.6ボルトより大きい場合にのみ熱
力学的に可能である。着色された状態から始めて反対の
方向では、消色は電位差の印加を必要としない。と言う
のは、この系は放電中はこの構成において蓄電池と同じ
であるからである。しかしこの消色は、ゼロでない電位
差(絶対値で)が印加される場合に加速される。これら
の値より大きければ、反応速度はより速くなり、従って
高電位差で(少なくとも絶対値で)運転することが特に
より有利になる。
【0013】それにもかかわらず、どんなにそれを大き
くできても、この電位差は他の寄生反応の、例えばとり
わけプロトンの分子の水素への還元又は微量の水の酸素
への酸化といったようなものの、熱力学的な電位よりも
低くなければならない。界面での過電圧を考慮に入れれ
ば、この上限は、三酸化タングステンへのプロトンの注
入反応については1.5ボルトに、抽出(従って酸化イ
リジウムへの注入)については−0.6ボルトに設定す
ることができる。
くできても、この電位差は他の寄生反応の、例えばとり
わけプロトンの分子の水素への還元又は微量の水の酸素
への酸化といったようなものの、熱力学的な電位よりも
低くなければならない。界面での過電圧を考慮に入れれ
ば、この上限は、三酸化タングステンへのプロトンの注
入反応については1.5ボルトに、抽出(従って酸化イ
リジウムへの注入)については−0.6ボルトに設定す
ることができる。
【0014】これらの限度が与えられれば、エレクトロ
クロミック系への給電の問題はエレクトロクロミック電
位差EA −EB の値ではなく電圧VA −VB をたやすく
制御するというものになる。と言うのは、特に、エレク
トロクロミック電位差EA −EB はそれ自体が、指数関
数に従う初期の電流の強さの関数だからである。これら
の電気化学的な式に関連して更に数学的に検討すること
なしに、電圧VA −V B が変化しないままであれば、系
の温度の上昇には、結果として、電解質の抵抗率の低
下、瞬間の電流の強さの増大、そしてその酸化還元安定
性の範囲外になっている系の劣化の危険が伴う。
クロミック系への給電の問題はエレクトロクロミック電
位差EA −EB の値ではなく電圧VA −VB をたやすく
制御するというものになる。と言うのは、特に、エレク
トロクロミック電位差EA −EB はそれ自体が、指数関
数に従う初期の電流の強さの関数だからである。これら
の電気化学的な式に関連して更に数学的に検討すること
なしに、電圧VA −V B が変化しないままであれば、系
の温度の上昇には、結果として、電解質の抵抗率の低
下、瞬間の電流の強さの増大、そしてその酸化還元安定
性の範囲外になっている系の劣化の危険が伴う。
【0015】本発明の第一の目的は、電圧VA −VB を
決定する給電の指令が(エレクトロクロミック窓ガラス
のために)この温度因子を考慮に入れるエレクトロクロ
ミック窓ガラスを提供することである。
決定する給電の指令が(エレクトロクロミック窓ガラス
のために)この温度因子を考慮に入れるエレクトロクロ
ミック窓ガラスを提供することである。
【0016】この目的は、特許請求の範囲の請求項1に
従って、透明な導電性フィルムで被覆され、エレクトロ
クロミック材料のフィルム、電解質及び対電極により引
離された2枚のガラス板を含んでなり、当該導電性フィ
ルムが、制御装置から受取る設定点の値に従って当該電
解質の温度Tの関数として電位差U1 を発生させる電圧
発生器へ電気制御回路により接続されているものによっ
て達成される。
従って、透明な導電性フィルムで被覆され、エレクトロ
クロミック材料のフィルム、電解質及び対電極により引
離された2枚のガラス板を含んでなり、当該導電性フィ
ルムが、制御装置から受取る設定点の値に従って当該電
解質の温度Tの関数として電位差U1 を発生させる電圧
発生器へ電気制御回路により接続されているものによっ
て達成される。
【0017】この温度は、例えば、ガラス板のうちの一
方と接触して配置することのできる温度計により直接測
定することができる。エレクトロクロミック系が、ガラ
ス板の代りとして例えば窓に配置するのに適当であるこ
とができるように、好ましくはおのおの2mm未満の厚さ
の、薄いガラス板を用いて好ましく構成される限りにお
いて、それらは比較的等温と考えることができ、そして
これらのガラス板の表面で測定された温度は、それゆえ
に良好な近似値として電解質のそれと見なすことができ
る。これは、系の熱感度は少なくとも約10度の温度差
未満でははっきりと表れず、従って電解質の温度を一番
近い程度まで知ることはそれほど重要なことではないた
めに、とりわけ言えることである。
方と接触して配置することのできる温度計により直接測
定することができる。エレクトロクロミック系が、ガラ
ス板の代りとして例えば窓に配置するのに適当であるこ
とができるように、好ましくはおのおの2mm未満の厚さ
の、薄いガラス板を用いて好ましく構成される限りにお
いて、それらは比較的等温と考えることができ、そして
これらのガラス板の表面で測定された温度は、それゆえ
に良好な近似値として電解質のそれと見なすことができ
る。これは、系の熱感度は少なくとも約10度の温度差
未満でははっきりと表れず、従って電解質の温度を一番
近い程度まで知ることはそれほど重要なことではないた
めに、とりわけ言えることである。
【0018】より厚い系にあっては、とりわけ、建物の
内部あるいは自動車の乗客室の方に向いた側に配置して
エレクトロクロミック系が普通に装置される合わせ窓ガ
ラス又は複合窓ガラスの場合には、内部の方を向いた、
すなわち太陽の放射線に直接さらされない面で温度測定
を行う方が好ましい。
内部あるいは自動車の乗客室の方に向いた側に配置して
エレクトロクロミック系が普通に装置される合わせ窓ガ
ラス又は複合窓ガラスの場合には、内部の方を向いた、
すなわち太陽の放射線に直接さらされない面で温度測定
を行う方が好ましい。
【0019】とは言うものの、実際にはこの温度を効果
的に測定する必要はない。事実上、発明者らは、ここで
起こる問題は、温度が変化すると、とりわけt=0の時
点において電流の強さが変化するという問題であること
を上で示した。
的に測定する必要はない。事実上、発明者らは、ここで
起こる問題は、温度が変化すると、とりわけt=0の時
点において電流の強さが変化するという問題であること
を上で示した。
【0020】本発明の一つの殊に好ましい態様によれ
ば、この性質は温度を測定するため、あるいは電位差を
直接選択するために利用され、この目的のために、着色
又は消色の各切換え前に、上記の電圧発生器はできる限
り短い間、好ましくは500ms未満、そして例えば10
0ms以下の間に、最高の操作温度の場合に系の劣化に至
りそうな電位差より絶対値が低いかあるいは等しいよう
に選定された、当該系について標準の電位差u1sを発生
させ、対応する電流の強さi1sを電流計により同時に測
定して、発生させるべき電位差U1 を選定するため制御
装置で使用する。
ば、この性質は温度を測定するため、あるいは電位差を
直接選択するために利用され、この目的のために、着色
又は消色の各切換え前に、上記の電圧発生器はできる限
り短い間、好ましくは500ms未満、そして例えば10
0ms以下の間に、最高の操作温度の場合に系の劣化に至
りそうな電位差より絶対値が低いかあるいは等しいよう
に選定された、当該系について標準の電位差u1sを発生
させ、対応する電流の強さi1sを電流計により同時に測
定して、発生させるべき電位差U1 を選定するため制御
装置で使用する。
【0021】このような制御のやり方は、およそ数十秒
である切換え時間を実質上変更せず、そして、電解質の
実際の抵抗を非常に正確に評価するための手段を、たと
えその実際の抵抗が電解質の可能性のある劣化の結果と
して変化したとしても、都合よく提供する、ということ
に注目すべきである。
である切換え時間を実質上変更せず、そして、電解質の
実際の抵抗を非常に正確に評価するための手段を、たと
えその実際の抵抗が電解質の可能性のある劣化の結果と
して変化したとしても、都合よく提供する、ということ
に注目すべきである。
【0022】他方で、より徹底した研究から、エレクト
ロクロミック窓ガラスはその給電に関連した他の問題を
提起することが示されており、給電の効率的な制御はや
はりこれらの問題を満足させることができなくてはなら
ない。
ロクロミック窓ガラスはその給電に関連した他の問題を
提起することが示されており、給電の効率的な制御はや
はりこれらの問題を満足させることができなくてはなら
ない。
【0023】参考のために、この給電の制御は、非正方
形窓ガラスでの操作に関係する時にはいつでも、可能な
限り寸法の因子に無関係になるべきである、ということ
をまず第一に思い出すことができる。1989年7月1
7日出願の欧州特許出願第90.401942.3号明
細書には、先に言及したΣRI項は電流の供給ストリッ
プ間の距離にt=0の時点では非常に密接に依存すると
いうこと、そしてそれにより初期の電流の強さI0 に課
される制限によって系の切換え時間が増加するというこ
とが実際に示された。「切換え時間」という語は、所定
の着色状態から別の着色状態もしくは消色状態へ移行す
る間に経過する時間、あるいは帰するところ同じことに
なるが、それとしては時間と共に厳密に減少する関数で
ある積分電流I(t)によって定義される量の対応する
電荷が通過する時間、を意味すると理解すべきである。
系の固有の性能に直接の影響を及ぼさないが切換え時間
に影響を及ぼすこの問題は、三電極のポテンシオスタッ
ト型の集成装置によって都合よく解決することができ、
その詳細は前述の欧州特許出願に見いだされる。
形窓ガラスでの操作に関係する時にはいつでも、可能な
限り寸法の因子に無関係になるべきである、ということ
をまず第一に思い出すことができる。1989年7月1
7日出願の欧州特許出願第90.401942.3号明
細書には、先に言及したΣRI項は電流の供給ストリッ
プ間の距離にt=0の時点では非常に密接に依存すると
いうこと、そしてそれにより初期の電流の強さI0 に課
される制限によって系の切換え時間が増加するというこ
とが実際に示された。「切換え時間」という語は、所定
の着色状態から別の着色状態もしくは消色状態へ移行す
る間に経過する時間、あるいは帰するところ同じことに
なるが、それとしては時間と共に厳密に減少する関数で
ある積分電流I(t)によって定義される量の対応する
電荷が通過する時間、を意味すると理解すべきである。
系の固有の性能に直接の影響を及ぼさないが切換え時間
に影響を及ぼすこの問題は、三電極のポテンシオスタッ
ト型の集成装置によって都合よく解決することができ、
その詳細は前述の欧州特許出願に見いだされる。
【0024】特により好ましい態様において、本発明は
またその目的として、透明な電気伝導性フィルムで被覆
され、エレクトロクロミック材料のフィルム、電解質及
び対電極で引離された2枚のガラス板から構成された窓
用のガラスであって、上記の透明な電気伝導性フィルム
に当該窓ガラスの相対する端部に沿って配置され且つ電
圧発生器に接続される導電性ストリップがそれぞれ備え
付けられ、上記電圧発生器が着色段階(あるいは場合に
よっては消色段階)において当該導電性ストリップの直
ぐ近くの点AとBとの間に電位差U1 =(VA −VB )
(t)を、点Aとこの点Aに直接面する他方の導電性フ
ィルムの点Rとの間に、時間に対して一定であり、そし
て当該系の別々のフィルムの酸化還元安定性の範囲内で
且つ上記電解質の前記の温度Tの、あるいはより一般的
に言えば当該窓ガラスの温度の関数として選ばれる電位
差U2 =VA −VR が存在するように発生させるものを
提供する。
またその目的として、透明な電気伝導性フィルムで被覆
され、エレクトロクロミック材料のフィルム、電解質及
び対電極で引離された2枚のガラス板から構成された窓
用のガラスであって、上記の透明な電気伝導性フィルム
に当該窓ガラスの相対する端部に沿って配置され且つ電
圧発生器に接続される導電性ストリップがそれぞれ備え
付けられ、上記電圧発生器が着色段階(あるいは場合に
よっては消色段階)において当該導電性ストリップの直
ぐ近くの点AとBとの間に電位差U1 =(VA −VB )
(t)を、点Aとこの点Aに直接面する他方の導電性フ
ィルムの点Rとの間に、時間に対して一定であり、そし
て当該系の別々のフィルムの酸化還元安定性の範囲内で
且つ上記電解質の前記の温度Tの、あるいはより一般的
に言えば当該窓ガラスの温度の関数として選ばれる電位
差U2 =VA −VR が存在するように発生させるものを
提供する。
【0025】エレクトロクロミック窓ガラスへの給電の
もう一つの態様は、全ての中間の着色度を得るのが可能
であるということを考慮に入れることも必要である。こ
れらの着色度は、例えば、所望の透過率を表示するユー
ザインタフェースの仲介により直接、及び/又は、例え
ば太陽照度の関数として自動的に選定することができ、
その場合に窓ガラスは、例えば部屋の照度が一定になる
ように多目にあるいは少な目に着色される。照度は、例
えば、窓ガラスのおのおのの側に位置しそして測定をか
き乱さないように互いにわずかに偏らせた二つの光電池
によって測定される。
もう一つの態様は、全ての中間の着色度を得るのが可能
であるということを考慮に入れることも必要である。こ
れらの着色度は、例えば、所望の透過率を表示するユー
ザインタフェースの仲介により直接、及び/又は、例え
ば太陽照度の関数として自動的に選定することができ、
その場合に窓ガラスは、例えば部屋の照度が一定になる
ように多目にあるいは少な目に着色される。照度は、例
えば、窓ガラスのおのおのの側に位置しそして測定をか
き乱さないように互いにわずかに偏らせた二つの光電池
によって測定される。
【0026】着色度のこの設定点の値が制御装置に供給
されれば、制御装置は、全ての着色度に対して単一の関
数U1(t)(及び同様に全ての消色度に対してもう一つの
関数U2(t))を組織的に発生させることにより、且つ切
換え時間がメモリーにあって計時装置により制御されよ
うと、あるいは電流の強さを電流計により(時間が経過
する間に)測定してその電流の強さがメモリーに記憶さ
れた限界値に等しくなったら切換え段階を停止すること
により、もしくはなおよく、測色計により、すなわち言
い換えれば電流積分器でもって、注入された電荷の量を
測定することによって(各着色度は電荷の所定量に対応
する)切換え時間を直接制御しようと、切換え時間を調
節することによって、第一の態様に従って運転すること
ができる。更に、いずれの場合にも、電位差U1 は温度
の関数として、且つ好ましくは、電位差U2 が切換え段
階の間一定であるように運転されるということは自明で
あろう。
されれば、制御装置は、全ての着色度に対して単一の関
数U1(t)(及び同様に全ての消色度に対してもう一つの
関数U2(t))を組織的に発生させることにより、且つ切
換え時間がメモリーにあって計時装置により制御されよ
うと、あるいは電流の強さを電流計により(時間が経過
する間に)測定してその電流の強さがメモリーに記憶さ
れた限界値に等しくなったら切換え段階を停止すること
により、もしくはなおよく、測色計により、すなわち言
い換えれば電流積分器でもって、注入された電荷の量を
測定することによって(各着色度は電荷の所定量に対応
する)切換え時間を直接制御しようと、切換え時間を調
節することによって、第一の態様に従って運転すること
ができる。更に、いずれの場合にも、電位差U1 は温度
の関数として、且つ好ましくは、電位差U2 が切換え段
階の間一定であるように運転されるということは自明で
あろう。
【0027】積分器は、完全な着色又は完全な消色が目
的である場合には電荷の完全な回復が得られることと、
このためにサイクルの過程中に系にとって有害となりか
ねない蓄積が防止されることとが確かであるので、その
場合にもやはり非常に有利である、ということに注目す
べきである。
的である場合には電荷の完全な回復が得られることと、
このためにサイクルの過程中に系にとって有害となりか
ねない蓄積が防止されることとが確かであるので、その
場合にもやはり非常に有利である、ということに注目す
べきである。
【0028】別の態様によれば、切換え時間を調節する
試みがなされずに、関数U1(t)の調整が行われて、よ
り小さな電位差(絶対値で)が一定の切換え時間の後に
所望の着色度を得るように発生される。
試みがなされずに、関数U1(t)の調整が行われて、よ
り小さな電位差(絶対値で)が一定の切換え時間の後に
所望の着色度を得るように発生される。
【0029】制御装置の新しいプログラミング以外に変
更を必要としないこの第二のやり方は、窓ガラスの表面
全体の着色又は消色を均一にする。それに反して、切換
え時間の調節は端部を優先的に着色し、次いで数秒の緩
和時間の後に均一に着色することになる。従って、一方
又は他方の調節の選択は、非常にコントラストの強い完
全に識別できるものを特徴とする着色の変化か、あるい
は対照的に、無頓着な観察者にはほとんど気づかれない
ほどの変化のどちらかの結果に至る。
更を必要としないこの第二のやり方は、窓ガラスの表面
全体の着色又は消色を均一にする。それに反して、切換
え時間の調節は端部を優先的に着色し、次いで数秒の緩
和時間の後に均一に着色することになる。従って、一方
又は他方の調節の選択は、非常にコントラストの強い完
全に識別できるものを特徴とする着色の変化か、あるい
は対照的に、無頓着な観察者にはほとんど気づかれない
ほどの変化のどちらかの結果に至る。
【0030】エレクトロクロミック窓ガラスの電気的制
御のもう一つの非常に重要な態様は、電解質の不完全な
電子絶縁特性と、その結果として生じそして当該系を平
衡状態の方へ戻す傾向のある自己放電現象とを考慮しな
くてはならず、その平衡状態は、酸化タングステン/酸
化イリジウムの系について言えば、非常にわずかに着色
しているが最高の消色状態に比較的近い。
御のもう一つの非常に重要な態様は、電解質の不完全な
電子絶縁特性と、その結果として生じそして当該系を平
衡状態の方へ戻す傾向のある自己放電現象とを考慮しな
くてはならず、その平衡状態は、酸化タングステン/酸
化イリジウムの系について言えば、非常にわずかに着色
しているが最高の消色状態に比較的近い。
【0031】この現象は、周囲温度で例えば数時間後ま
では目立たないので、窓ガラスが恒久的に着色状態にあ
ることが例えば所望されるかもしれない窓のためのよう
な、「長期の」適用の新しい特徴である。系のこの自己
放電は、ポリマー型の厚いフィルムの電解質にあっては
短絡はあまり多数ではないかもしれないけれども、短絡
の存在することに恐らく原因があり、且つまた恐らく
は、ポリマーに溶解した酸素原子のほとんど避けられな
い存在のためにプロトン化された酸化タングステンが再
酸化される現象にも原因がある。
では目立たないので、窓ガラスが恒久的に着色状態にあ
ることが例えば所望されるかもしれない窓のためのよう
な、「長期の」適用の新しい特徴である。系のこの自己
放電は、ポリマー型の厚いフィルムの電解質にあっては
短絡はあまり多数ではないかもしれないけれども、短絡
の存在することに恐らく原因があり、且つまた恐らく
は、ポリマーに溶解した酸素原子のほとんど避けられな
い存在のためにプロトン化された酸化タングステンが再
酸化される現象にも原因がある。
【0032】この自己放電を補償するためには、一般
に、プロトンを酸化タングステンフィルムへ一定の間隔
で「再注入」するようにする。ここでの難点は、消色の
効果が外部の観察者にとって顕著でなく、それにもかか
わらず過大な電気消費量又は自動車のバッテリーの放電
を避けるためにあまりにも頻度が高くならないように、
十分に高い頻度を決定することである。ここで発生する
別の問題は、放電の量を測定するという、従って系に再
注入しなくてはならない電荷の量を定めるという問題で
ある。
に、プロトンを酸化タングステンフィルムへ一定の間隔
で「再注入」するようにする。ここでの難点は、消色の
効果が外部の観察者にとって顕著でなく、それにもかか
わらず過大な電気消費量又は自動車のバッテリーの放電
を避けるためにあまりにも頻度が高くならないように、
十分に高い頻度を決定することである。ここで発生する
別の問題は、放電の量を測定するという、従って系に再
注入しなくてはならない電荷の量を定めるという問題で
ある。
【0033】本発明によれば、平衡時の電位差U2 、す
なわち相互に向き合うA及びRの二点間の電位差を監視
して、上で提案された基準に戻すことが提案される。実
際のところ、この電位差U2 は、測定を行う時点におい
て効果的に注入される電荷の量Qに関して一義的であ
る。放電はいずれも、平衡時の電圧U2 を低下させる結
果になる。平衡時の電圧が関係しているので、U2 の測
定により系の「再充電」時間を監視するのは望ましくな
く、従って、本発明によれば、系を横切る電気的強さの
測定に依存する方が好ましい。決められた例えば約10
秒という期間に応じて運転するように選んで、例えばあ
る系について周囲温度で30分後に起こる電位降下に類
似する電位降下のために系の再充電を開始することも可
能である。平衡時の電位U2 の監視は、厳密な意味での
切換え段階の間にこの同じ電位差を監視するのと同様で
あって、先に説明したように系の寸法因子に部分的に無
関係になるのを可能にする、ということに注目すべきで
ある。同様の手順を系を消色状態に保つために採用する
ことができる。
なわち相互に向き合うA及びRの二点間の電位差を監視
して、上で提案された基準に戻すことが提案される。実
際のところ、この電位差U2 は、測定を行う時点におい
て効果的に注入される電荷の量Qに関して一義的であ
る。放電はいずれも、平衡時の電圧U2 を低下させる結
果になる。平衡時の電圧が関係しているので、U2 の測
定により系の「再充電」時間を監視するのは望ましくな
く、従って、本発明によれば、系を横切る電気的強さの
測定に依存する方が好ましい。決められた例えば約10
秒という期間に応じて運転するように選んで、例えばあ
る系について周囲温度で30分後に起こる電位降下に類
似する電位降下のために系の再充電を開始することも可
能である。平衡時の電位U2 の監視は、厳密な意味での
切換え段階の間にこの同じ電位差を監視するのと同様で
あって、先に説明したように系の寸法因子に部分的に無
関係になるのを可能にする、ということに注目すべきで
ある。同様の手順を系を消色状態に保つために採用する
ことができる。
【0034】系が所定の消色度に保たれる場合には、測
定される電荷の量は最終的に非常に多くなり、一回の切
換え段階について10mC/cm2 に有利に定められた限度
よりもはるかに多くなり、そしてそれは、この限度に達
すると安全のために給電の中断を自動的に始めることが
あるので、積分器自体を使用することはできない、とい
うことに注目すべきである。この非常に大きな値には、
「入り」だけが計数されて電解質を介して「離脱」した
電子が計数されない限りにおいて、ここではもはや何の
意味もない。
定される電荷の量は最終的に非常に多くなり、一回の切
換え段階について10mC/cm2 に有利に定められた限度
よりもはるかに多くなり、そしてそれは、この限度に達
すると安全のために給電の中断を自動的に始めることが
あるので、積分器自体を使用することはできない、とい
うことに注目すべきである。この非常に大きな値には、
「入り」だけが計数されて電解質を介して「離脱」した
電子が計数されない限りにおいて、ここではもはや何の
意味もない。
【0035】自己放電現象の完全な補償はまた、この補
償が一定電荷での運転に至る限りにおいて、消色段階で
抽出されるべき電荷の量を決定するいずれの問題にも無
関係になることを可能にする。平衡時のU2 が分ってい
るので、制御装置は抽出すべき電荷の数が分っており、
従って、温度と所望の消色度とに適合した関数U1 を選
定後は、所望の消色度にし、そして、積分器が所望の量
の電荷の抽出されたことを指示したならば工程を停止さ
せることができる。
償が一定電荷での運転に至る限りにおいて、消色段階で
抽出されるべき電荷の量を決定するいずれの問題にも無
関係になることを可能にする。平衡時のU2 が分ってい
るので、制御装置は抽出すべき電荷の数が分っており、
従って、温度と所望の消色度とに適合した関数U1 を選
定後は、所望の消色度にし、そして、積分器が所望の量
の電荷の抽出されたことを指示したならば工程を停止さ
せることができる。
【0036】本発明に従う集成装置の例を添付の図1に
示す。提案されたエレクトロクロミック系は欧州特許出
願第90.401942.9号明細書でもって提案され
たものと同様であり、この欧州特許出願明細書の記載の
一部はここに組み入れられる。
示す。提案されたエレクトロクロミック系は欧州特許出
願第90.401942.9号明細書でもって提案され
たものと同様であり、この欧州特許出願明細書の記載の
一部はここに組み入れられる。
【0037】このエレクトロクロミック系は、給電スト
リップ3(端子A)を備えた透明な導電性フィルム2で
被覆されたガラス板1から構成される。この給電ストリ
ップ3は、窓ガラスの長さLに対して好ましくは平行で
あって、そしてそれは更に幅lを有する。ガラス板1
は、電流供給ストリップ6(端子B)を備えた透明な導
電性フィルム5で同じように被覆された別のガラス板4
の向かい側にある。これらの二つの透明電極2,5の間
には、陽極のエレクトロクロミック材料(好ましくは酸
化イリジウム)のフィルム7、プロトン導電性の電解質
フィルム8(好ましくはポリオキシエチレンと厳密に無
水のオルトリン酸との高分子複合体)及び陰極のエレク
トロクロミック材料(好ましくは三酸化タングステン)
のフィルム9が連続して存在する。
リップ3(端子A)を備えた透明な導電性フィルム2で
被覆されたガラス板1から構成される。この給電ストリ
ップ3は、窓ガラスの長さLに対して好ましくは平行で
あって、そしてそれは更に幅lを有する。ガラス板1
は、電流供給ストリップ6(端子B)を備えた透明な導
電性フィルム5で同じように被覆された別のガラス板4
の向かい側にある。これらの二つの透明電極2,5の間
には、陽極のエレクトロクロミック材料(好ましくは酸
化イリジウム)のフィルム7、プロトン導電性の電解質
フィルム8(好ましくはポリオキシエチレンと厳密に無
水のオルトリン酸との高分子複合体)及び陰極のエレク
トロクロミック材料(好ましくは三酸化タングステン)
のフィルム9が連続して存在する。
【0038】電圧発生器10により端子A及びBにまた
がって電位差U1 が印加されると、一方のエレクトロク
ロミック材料から他方へと電荷の移動が起こり、この移
動は電流計11で瞬時に測定される電流の強さIによっ
て示され、またこの移動には、電気的な平衡を認めるこ
とができるように、電解質を介してのプロトンの移動が
伴う。電量計12での電流Iの積分は更に、切換えの間
に移動した電荷の量を与える。
がって電位差U1 が印加されると、一方のエレクトロク
ロミック材料から他方へと電荷の移動が起こり、この移
動は電流計11で瞬時に測定される電流の強さIによっ
て示され、またこの移動には、電気的な平衡を認めるこ
とができるように、電解質を介してのプロトンの移動が
伴う。電量計12での電流Iの積分は更に、切換えの間
に移動した電荷の量を与える。
【0039】電流の強さは、プロトンのために利用可能
な部位の数が少なくなるにつれて漸進的に低下する。0
の時点において、電流の強さI0 は電圧U1 に依存し、
且つ電解質の温度Tに依存する。所定の系について温度
が上昇すると、プロトンの通過に対する電解質の抵抗は
低下し、この抵抗は、実際において、式R=e/σSか
ら計算することができる。この式で、eは電解質フィル
ムの厚さであり、Sはその面積であり、σはイオン導電
率である。先に示したように、無水リン酸のポリオキシ
エチレン固溶体を電解質として使用する場合には、温度
を20℃から80℃へ上昇させることによってプロトン
導電率は50倍に増加し、そして抵抗は同じ分だけ低下
する。オームの法則に従って、電流の強さIの増加がこ
うして平行して得られる。しかし、切換えが始まる際に
t=0の時点において特に、大きな電流の強さが推測さ
れる場合には、系の酸化還元安定性の範囲をはずれて、
とりわけプロトンが還元されて分子の水素になり、ポリ
マー中に生成した気泡が現われる危険が大きい。
な部位の数が少なくなるにつれて漸進的に低下する。0
の時点において、電流の強さI0 は電圧U1 に依存し、
且つ電解質の温度Tに依存する。所定の系について温度
が上昇すると、プロトンの通過に対する電解質の抵抗は
低下し、この抵抗は、実際において、式R=e/σSか
ら計算することができる。この式で、eは電解質フィル
ムの厚さであり、Sはその面積であり、σはイオン導電
率である。先に示したように、無水リン酸のポリオキシ
エチレン固溶体を電解質として使用する場合には、温度
を20℃から80℃へ上昇させることによってプロトン
導電率は50倍に増加し、そして抵抗は同じ分だけ低下
する。オームの法則に従って、電流の強さIの増加がこ
うして平行して得られる。しかし、切換えが始まる際に
t=0の時点において特に、大きな電流の強さが推測さ
れる場合には、系の酸化還元安定性の範囲をはずれて、
とりわけプロトンが還元されて分子の水素になり、ポリ
マー中に生成した気泡が現われる危険が大きい。
【0040】これが、本発明によれば、窓ガラスの温度
Tの関数としてメモリー17により制御装置13へ値が
供給される、なお時間の関数の電圧U1 を系に負荷する
ことが提案されることの理由である。有利には、この制
御装置はまた使用者の所望する着色度を考慮に入れる
(この事例では、例として選択ボタン14が用意されて
いるが、所定の部屋の照度を例えば制限する自動化され
たシステムを備えることも可能である)。制御装置はま
た、先に示した方法の適用を可能にする、切換え時間を
案内するための計時装置15との及び電流計とのインタ
フェースを有する。更に、制御装置はまた、切換え段階
の間、且つまた系が着色状態において平衡している間
に、電圧計16により測定した電圧U2 を入力信号とし
て受取る。電圧U2 の関数は上で説明されている。
Tの関数としてメモリー17により制御装置13へ値が
供給される、なお時間の関数の電圧U1 を系に負荷する
ことが提案されることの理由である。有利には、この制
御装置はまた使用者の所望する着色度を考慮に入れる
(この事例では、例として選択ボタン14が用意されて
いるが、所定の部屋の照度を例えば制限する自動化され
たシステムを備えることも可能である)。制御装置はま
た、先に示した方法の適用を可能にする、切換え時間を
案内するための計時装置15との及び電流計とのインタ
フェースを有する。更に、制御装置はまた、切換え段階
の間、且つまた系が着色状態において平衡している間
に、電圧計16により測定した電圧U2 を入力信号とし
て受取る。電圧U2 の関数は上で説明されている。
【図1】本発明のエレクトロクロミック窓ガラスを模式
的に説明する図である。
的に説明する図である。
1,4…ガラス板 2,5…導電性フィルム 3,6…給電ストリップ 7,9…エレクトロクロミック材料フィルム 8…電解質 10…電圧発生器 11…電流計 12…電量計 13…制御装置 14…選択ボタン 15…計時装置 16…電圧計 17…メモリー
Claims (13)
- 【請求項1】 透明な電気伝導性フィルム(2,5)で
被覆され、エレクトロクロミック材料のフィルム
(7)、電解質(8)及び対電極(9)によって引離さ
れた2枚のガラス板(1,4)を含んでなり、上記電気
伝導性フィルムが電気制御回路により電圧発生器(1
0)へ接続されていて、この電圧発生器(10)が上記
電解質(8)の温度Tの関数として電位差U1 をメモリ
ー(17)を備えた制御装置(13)から受取る設定点
の値に従って発生させるエレクトロクロミック窓ガラ
ス。 - 【請求項2】 前記温度が前記ガラス板のうちの一方と
接触して配置した温度計で測定されることを特徴とす
る、請求項1記載のエレクトロクロミック窓ガラス。 - 【請求項3】 前記温度計が太陽の放射に直接さらされ
ないガラス板に配置されることを特徴とする、請求項2
記載のエレクトロクロミック窓ガラス。 - 【請求項4】 着色あるいは消色のためのおのおのの切
換えの前に、前記電圧発生器(10)が、最高の運転温
度の場合に当該系が劣化する結果になりそうな電位差よ
り絶対値が低いか又は等しくなるように選定された電位
差u1sを非常に短い時間の間発生させ、対応する電流の
強さi1sが電流計(11)によって同時に測定されて、
発生させるべき前記電位差U1 を選択するため前記制御
装置(13)で利用されることを特徴とする、請求項1
記載のエレクトロクロミック窓ガラス。 - 【請求項5】 前記電位差u1sが500ms未満、好まし
くは100ms未満の間印加されることを特徴とする、請
求項4記載のエレクトロクロミック窓ガラス。 - 【請求項6】 切換え段階の間、発生させる電圧U
1(t)が、前記電気伝導性フィルム(2,5)のおのお
のに属し且つ互いに直接向かい合う二つの点AとRとの
間に、前記温度Tの関数として前記制御装置(13)に
より選定された一定の電位差が当該切換え段階の間存在
するような時間の関数に従うことを特徴とする、請求項
1から5までのいずれか一つに記載のエレクトロクロミ
ック窓ガラス。 - 【請求項7】 切換え段階の間に移動する電荷の量が前
記電気制御回路に取付けた電量計(12)で測定される
ことを特徴とする、請求項1から6までのいずれか一つ
に記載のエレクトロクロミック窓ガラス。 - 【請求項8】 当該窓ガラスへの給電が測定した電荷量
が10mC/cm2 に達したら中断されることを特徴とす
る、請求項7記載のエレクトロクロミック窓ガラス。 - 【請求項9】 切換え段階の期間が設定点の値として前
記制御装置(13)へ供給され、且つ計時装置(15)
により測定されることを特徴とする、請求項1から8ま
でのいずれか一つに記載のエレクトロクロミック窓ガラ
ス。 - 【請求項10】 切換え段階の期間が、前記温度Tの関
数である、前記メモリー(17)に記憶された限界値未
満の電流の強さの電流計(11)による測定によって指
令されることを特徴とする、請求項1から9までのいず
れか一つに記載のエレクトロクロミック窓ガラス。 - 【請求項11】 前記電気制御回路が電圧U2 を測定す
る電圧計(16)を含むことを特徴とする、請求項1か
ら10までのいずれか一つに記載のエレクトロクロミッ
ク窓ガラス。 - 【請求項12】 前記電気制御回路が所望の着色度又は
消色度を選択するためのユーザインタフェース(14)
を含み、着色度のおのおのに関係する関数U 1 の値が前
記メモリー(17)に記憶されていることを特徴とす
る、請求項1から11までのいずれか一つに記載のエレ
クトロクロミック窓ガラス。 - 【請求項13】 前記電気制御回路が所望の着色度又は
消色度を選択するためのユーザインタフェース(14)
を含み、全ての着色度に対して同じ関数U1 が使用さ
れ、そして切換え段階の停止が移動した電荷量の電量計
(12)による測定によって指令されることを特徴とす
る、請求項1から12までのいずれか一つに記載のエレ
クトロクロミック窓ガラス。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9011418 | 1990-09-14 | ||
FR9011418A FR2666804B1 (fr) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | Vitrage electrochrome. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05178645A true JPH05178645A (ja) | 1993-07-20 |
JP3399967B2 JP3399967B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=9400357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23330791A Expired - Fee Related JP3399967B2 (ja) | 1990-09-14 | 1991-09-12 | エレクトロクロミック窓ガラス |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5231531A (ja) |
EP (1) | EP0475847B1 (ja) |
JP (1) | JP3399967B2 (ja) |
AT (1) | ATE126611T1 (ja) |
CA (1) | CA2050719A1 (ja) |
DE (1) | DE69112159T2 (ja) |
DK (1) | DK0475847T3 (ja) |
ES (1) | ES2078474T3 (ja) |
FR (1) | FR2666804B1 (ja) |
Cited By (50)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0752100A (ja) * | 1993-08-13 | 1995-02-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | スペーサの打抜き供給方法及び装置 |
JPH0867532A (ja) * | 1994-04-27 | 1996-03-12 | Soc Ital Vetro (Siv) Spa | エレクトロクロミック・ウインドウの制御装置 |
KR20010000447A (ko) * | 2000-09-27 | 2001-01-05 | 홍순삼 | 증착기술에 의한 유리 코팅으로 선팅효과를 얻는 방법 |
KR100406923B1 (ko) * | 2001-02-13 | 2003-11-21 | 이우영 | 전도성 고분자 필름을 이용한 변색 창유리 |
US6950084B2 (en) * | 2000-09-29 | 2005-09-27 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image display medium and image forming apparatus |
JP2012511737A (ja) * | 2008-12-10 | 2012-05-24 | サン−ゴバン グラス フランス | 電源の極性をエレクトロクロミックデバイスに適合させるためのアセンブリおよび方法 |
WO2012125348A3 (en) * | 2011-03-16 | 2012-11-08 | Soladigm, Inc. | Onboard controller for multistate windows |
US8864321B2 (en) | 2011-03-16 | 2014-10-21 | View, Inc. | Controlling transitions in optically switchable devices |
US9030725B2 (en) | 2012-04-17 | 2015-05-12 | View, Inc. | Driving thin film switchable optical devices |
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