JPH05178223A - 車輌用統合型油圧供給装置 - Google Patents

車輌用統合型油圧供給装置

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JPH05178223A
JPH05178223A JP3359659A JP35965991A JPH05178223A JP H05178223 A JPH05178223 A JP H05178223A JP 3359659 A JP3359659 A JP 3359659A JP 35965991 A JP35965991 A JP 35965991A JP H05178223 A JPH05178223 A JP H05178223A
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JP
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pump
hydraulic oil
flow rate
hydraulic
passage
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JP3359659A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ikemoto
浩之 池本
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輌が旋回状態にあるか否かに応じてポンプ
の吐出流量を適切に増減制御し、消費エネルギを低減す
る。 【構成】 エンジンにより駆動されるメインポンプ16
a及びサブポンプ16bと吐出流量Q0 を制御する可変
絞り22とを含む油圧ポンプ16と、供給通路18と、
その途中に設けられた冷却ファン装置24と、その下流
側にて供給通路に接続されたPS−4WS装置20と、
装置20よりの作動油を供給源へ戻す戻し通路14と、
可変絞り及び冷却ファン装置を制御する制御装置70と
を有する統合型油圧供給装置。制御装置は車輌の旋回時
には油圧ポンプの吐出流量Q0 を増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車輌の統合
型油圧供給装置に係り、更に詳細には可変流量ポンプを
有し油圧駆動式冷却ファン装置及びパワーステアリング
装置へ高圧の作動油を供給する統合型油圧供給装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌の統合型油圧供給装置の
一つとして、例えば特開昭61−215417号公報に
記載されている如く、エンジンにより駆動される油圧ポ
ンプ、リザーバ等を含む作動油供給源と、作動油供給源
よりの高圧の作動油を供給する作動油供給通路と、作動
油供給通路の途中に設けられファンを回転駆動する油圧
モータを含むエンジン用油圧駆動式冷却ファン装置と、
冷却ファン装置より下流側にて作動油供給通路に接続さ
れたパワーステアリング装置と、パワーステアリング装
置よりの作動油を作動油供給源へ戻す作動油戻し通路と
を有し、一つの作動油供給源よりの高圧の作動油にて冷
却ファン装置及びパワーステアリング装置を駆動するよ
う構成された統合型油圧供給装置が従来より知られてい
る。
【0003】かかる油圧供給装置によれば、冷却ファン
装置及びパワーステアリング装置の作動油供給源が統合
されるので、冷却ファン装置及びパワーステアリング装
置の各々に作動油供給源が設けられる場合に比してポン
プ等の部品の数を低減することができ、また燃費を向上
させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし図14に示され
ている如く冷却ファン装置及びパワーステアリング装置
に必要な作動油の流量は互いに異なっているのに対し、
上述の如き従来の統合型油圧供給装置に於ては、油圧ポ
ンプにより吐出される作動油の流量は冷却ファン装置の
ファンの回転数を変化させるために増減されるようにな
っており、パワーステアリング装置に於ける作動油の必
要流量に応じて変化されるわけではないので、車輌の旋
回時にパワーステアリング装置を良好に作動させるに十
分な油圧を確保するためには油圧ポンプの吐出流量が比
較的高い値に設定されなければならず、従って車輌の直
進走行時には油圧ポンプの吐出流量が過剰になり、その
ためポンプ及びこれを駆動するエンジンの消費エネルギ
を十分に低減することが困難である。
【0005】本発明は、吐出流量が一定の油圧ポンプを
有し冷却ファン装置及びパワーステアリング装置へ高圧
の油圧を供給する従来の統合型油圧供給装置に於ける上
述の如き問題に鑑み、車輌が旋回状態にあるか否かに応
じてポンプの吐出流量が適切に増減制御され、消費エネ
ルギを十分に低減することができるよう改良された統合
型油圧供給装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、可変流量ポンプを含む作動油供給源と、前
記作動油供給源よりの高圧の作動油を供給する作動油供
給通路と、前記作動油供給通路の途中に設けられたエン
ジン用油圧駆動式冷却ファン装置と、前記冷却ファン装
置より下流側にて前記作動油供給通路に接続されたパワ
ーステアリング装置と、前記パワーステアリング装置よ
りの作動油を前記作動油供給源へ戻す作動油戻し通路
と、車輌の旋回状態を検出する旋回検出手段と、前記可
変流量ポンプを制御する制御装置とを有する統合型油圧
供給装置にして、前記制御装置は前記旋回検出手段によ
り前記車輌の旋回状態が検出されているときには旋回状
態が検出されていない場合に比して前記可変流量ポンプ
の吐出量を増大するよう構成されていることを特徴とす
る統合型油圧供給装置によって達成される。
【0007】
【作用】上述の如き構成によれば、制御装置は旋回検出
手段により車輌の旋回状態が検出されているときには旋
回状態が検出されていない場合に比して可変流量ポンプ
の吐出量を増大するよう構成されており、従って車輌の
直進走行時にはポンプの吐出流量が比較的低い値に維持
されるので、直進走行時に於けるポンプ及びエンジンの
消費エネルギを十分に低減することが可能である。
【0008】
【実施例】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施
例について詳細に説明する。
【0009】図1は油圧駆動式冷却ファン装置及びパワ
ーステアリング−四輪操舵装置(PS−4WS装置)へ
高圧の作動油を供給するよう構成された本発明による統
合型油圧供給装置の一つの実施例を示す概略構成図であ
る。
【0010】図1に於て、10は作動油を貯容するリザ
ーバを示している。リザーバ10には吸入通路12の一
端及び途中にオイルクーラ14aを有する作動油戻し通
路14の一端が接続されている。吸入通路12の他端は
油圧ポンプ16のメインポンプ16a及びサブポンプ1
6bの吸入側に接続されており、メインポンプ及びサブ
ポンプは図には示されていないエンジンにより駆動され
るようになっている。メインポンプ16a及びサブポン
プ16bの吐出側にはそれぞれ高圧の作動油を供給する
作動油供給通路18及び18bの一端が接続されてお
り、作動油供給通路18及び作動油戻し通路14の他端
はそれ自身周知の構造のPS−4WS装置20に接続さ
れている。図には詳細には示されていないが、PS−4
WS装置20は必要に応じて操舵力を補助し旋回性能を
向上させるようその電子制御装置により制御されるよう
になっている。
【0011】作動油供給通路18及び18bと吸入通路
12との間にはそれぞれ途中に流量制御弁28a及び2
8bを有する戻し通路30a及び30bが接続されてい
る。流量制御弁28a及び28bは作動油供給通路18
の途中に設けられた可変絞り22の上流側及び下流側の
作動油供給通路内の圧力をパイロット圧力として取込
み、それぞれ二つのパイロット圧力の間の差圧ΔPc に
応じて戻し通路30a及び30bの連通度合を制御する
ことにより、メインポンプ16a及びサブポンプ16b
より可変絞り22へ供給される作動油の流量Qm 及びQ
s を制御するようになっている。
【0012】特に流量制御弁28aの図には示されてい
ないスプールを閉弁位置へ付勢するばね29aのばね力
は流量制御弁28bのスプール弁を閉弁位置へ付勢する
ばね29bのばね力よりも高く設定されており、従って
二つのパイロット圧力の間の差圧ΔPc が増大すると、
流量制御弁28bは流量制御弁28aよりも先に開弁
し、これにより流量制御弁28aよりも先に作動油をバ
イパスし始める。尚二つのパイロット圧力の間の差圧Δ
Pc は可変絞り22の実効通路断面積がソレノイド22
aへ供給される制御電流Ip に応じて増減されることに
よりそれぞれ低減調整及び増大調整される。
【0013】作動油供給通路18及び18bとそれぞれ
流量制御弁28a及び28bより下流側の戻し通路30
a及び30bとの間にはそれぞれ途中にリリーフ弁32
a及び32bを有するリリーフ通路34a及び34bが
接続されており、これらのリリーフ通路によってメイン
ポンプ16a及びサブポンプ16bより可変絞り22へ
供給される作動油の圧力が所定の最大値以下に維持され
ることにより、これらのポンプが保護されるようになっ
ている。作動油供給通路18bの他端は可変絞り22よ
りも上流側にて作動油供給通路18に接続されており、
また通路18bの途中にはサブポンプ16bより可変絞
り22へ向う作動油の流れのみを許す逆止弁18cが設
けられている。
【0014】可変絞り22より下流側にて作動油供給通
路18の途中にはその上流側より見て油圧駆動式の冷却
ファン装置24及び流量制御(FC)弁26が直列に設
けられている。かくして油圧ポンプ16は可変流量ポン
プとして機能し、リザーバ10及び油圧ポンプ16は所
定の最大値以下の高圧の作動油をポンプの回転数N及び
制御電流Ip に応じて図4に示された種々のパターンの
流量Q0 (=Qm +Qs )にて冷却ファン装置24等へ
供給する作動油供給源を構成している。
【0015】例えば流量制御弁28b及び28aがそれ
ぞれ可変絞り22の前後の差圧ΔPc =1(kgf/c
m 2 )、ΔPc =1.5(kgf/cm 2 )に於てバイ
パスを開始するよう設定されており、可変絞り22がそ
れにQ0 =10(l/分)の作動油が流れた場合にΔP
c =1(kgf/cm 2 )の差圧を発生するよう設定さ
れているとすると、可変絞がΔPc =1.5(kgf/
cm 2 )の差圧を発生するためには可変絞りにQ0 =約
12.2(l/分)の作動油が流れなければならない。
【0016】メインポンプ16a及びサブポンプ16b
の基本吐出流量をそれぞれ13(cc/rev)、8
(cc/rev)とし、これらのポンプの容積効率をη
a=ηb=0.8(一定)とすると、ポンプの回転数N
が約600(=10×1000/{(8+13)×0.
8})rpmの場合にメインポンプの吐出流量Qm及び
サブポンプの吐出流量Qs の和が10(l/分)とな
る。従ってポンプの回転数Nが600rpm以上になる
とまず流量制御弁28bから作動油のバイパスを開始
し、メインポンプ16aの吐出流量Qm が10(l/
分)(回転数N=約960rpm)になると流量制御弁
18bはサブポンプより吐出された全ての作動油をバイ
パスするようになり、サブポンプは実質的に無負荷にて
作動油をポンプ内にて循環させるようになる。更にポン
プの回転数が上昇すると、流量制御弁28aも作動油の
バイパスを開始するようになるが、流量制御弁28aは
差圧ΔPcが1.5(kgf/cm2 )になるとバイパ
スを開始するので、流量制御弁28aは流量Qm が1
2.2(l/分)(ポンプの回転数N=約1200rp
m)になってからバイパスを開始する。
【0017】油圧ポンプ16がそのメインポンプ16a
及びサブポンプ16bの何れもが作動油を供給するツー
ポンプモードにある場合に於ける制御電流Ip と可変絞
り22を通過する作動油の流量Qa との間の関係を図2
に示されている如く Qa =16.3−14.125Ip とし、油圧ポンプ16がメインポンプのみが作動油を供
給するワンポンプモードにある場合に於ける制御電流I
p と可変絞り22を通過する作動油の流量Qb との間の
関係を図3に示されている如く Qb =1.225Qa =20−17.25Ip とすると、制御電流Ip を制御することによって可変絞
り22の実効通路断面積を増減することにより、例えば
図4に於て制御電流Ip がそれぞれ0(A)0.45
(A)、0.8(A)である場合について実線、破線、
仮想線にて示されている如く、ポンプ16の吐出流量Q
0 を自由に制御することができる。またこの場合ポンプ
の回転数Nが解れば可変絞り22の実効通路断面積を制
御することにより流量制御弁28bによるバイパス流量
を制御し、これにより吐出流量Qs を任意に制御するこ
とができる。
【0018】尚図4の点Aは油圧ポンプ16のツーポン
プモードとワンポンプモードとの間の切換点を示してお
り、油圧ポンプは切換点Aより低回転側に於てはツーポ
ンプモードにて作動し、切換点Aより高回転側に於ては
ワンポンプモードにて作動する。
【0019】更に制御電流Ip が0(A)に制御される
ことにより可変絞り22の実効通路断面積が最大にされ
ると、ポンプ16の吐出流量Q0 は図4の実線に従って
ポンプの回転数Nに応じて変化するので、回転数Nが1
570rpm以上の範囲に於ては作動油はメインポンプ
16のみより供給されるようになる。
【0020】図1に示されている如く、冷却ファン装置
24はファン36と、作動油供給通路18の途中に設け
られファン36を回転駆動する油圧モータ38と、該油
圧モータの上流側及び下流側の作動油供給通路を相互に
連通接続するバイパス通路40と、該バイパス通路の途
中に設けられた電磁式の差圧制御弁42とを含んでい
る。差圧制御弁42はバイパス通路40の途中に設けら
れた流量制御弁44と、該流量制御弁の上流側及び下流
側のバイパス通路を接続する接続通路46と、接続通路
46の途中に設けられた固定絞り48及び可変絞り50
とを有している。流量制御弁44はその上流側のバイパ
ス通路40内の圧力及び固定絞り48と可変絞り50と
の間の接続通路46内の圧力をパイロット圧力として取
込むようになっており、可変絞り50の実効通路断面積
はそのソレノイド50aへ供給され制御電流Ifan が制
御されることにより増減制御されるようになっている。
【0021】差圧制御弁42は油圧モータ38を通過す
る作動油の流量をQfan とすると、流量(Q0 −Qfan
)の作動油をバイパス通路40を経て油圧モータ38
の下流側へ導き、これにより油圧モータの前後の差圧Δ
Pf を制御電流Ifan に比例して制御するようになって
いる。油圧モータ38の回転数をNfan とすると、K
q、Kp を比例定数として Nfan =Kq ・Qfan =Kp ・(ΔPf )1/2 の関係があるので、差圧制御弁42は差圧ΔPf を制御
することにより回転数Nfan を制御電流Ifan の2分の
1乗に比例した値に制御する。
【0022】流量制御弁26はフロープライオリティバ
ルブであり、それに供給される流量Q0 の作動油のうち
流量Q1 の作動油をPS−4WS装置20へ供給し、残
りの流量Q2 (=Q0 −Q1 )の作動油を通路52を経
て作動油戻し通路14へ導くようになっている。
【0023】冷却ファン装置24と流量制御弁26との
間の作動油供給通路18には、該通路内の作動油の圧力
Ps を検出する圧力センサ54が設けられている。また
図には示されていないエンジンには該エンジンの回転数
を検出することにより間接的にポンプ16の回転数Nを
検出する回転数センサ56が設けられている。
【0024】流量制御弁22及び差圧制御弁42は電子
制御装置70により制御されるようになっている。電子
制御装置70は図5に示されている如くマイクロコンピ
ュータ72を含んでいる。マイクロコンピュータ72は
図5に示されている如き一般的な構成のものであってよ
く、中央処理ユニット(CPU)74と、リードオンリ
メモリ(ROM)76と、ランダムアクセスメモリ(R
AM)78と、入力ポート装置80と、出力ポート装置
82とを有し、これらは双方向性のコモンバス84によ
り互いに接続されている。
【0025】図示の実施例に於ては、入力ポート装置8
0には圧力センサ54より圧力Psを示す信号、回転数
センサ56よりポンプの回転数Nを示す信号、エアコン
58よりエアコンが作動されているか否かを示す信号、
スロットル開度センサ60よりスロットル開度を示す信
号、水温センサ62よりエンジンの冷却水温Tを示す信
号、操舵角センサ64より操舵角θを示す信号、操舵角
速度センサ66より操舵角速度θdot を示す信号が各々
入力されるようになっている。
【0026】入力ポート装置80はそれに入力された信
号を適宜に処理し、ROM76に記憶されているプログ
ラムに基くCPU74の指示に従い、CPU及びRAM
78へ処理された信号を出力するようになっている。R
OM76は図6及び図7に示された制御プログラム及び
図8乃至図13に示されたグラフに対応するマップを記
憶している。CPU74は図6及び図7に示された制御
プログラムに基き後述の如く種々の演算及び信号の処理
を行うようになっている。出力ポート装置82はCPU
74の指示に従い、それぞれ駆動回路86及び88を経
て差圧制御弁42の可変絞り50のソレノイド50a及
び流量制御弁22のソレノイド22aへ制御信号を出力
するようになっている。
【0027】次に図6及び図7に示されたフローチャー
トを参照して図示の実施例の作動について説明する。尚
図示のフローチャートに於て、フラグFp は油圧ポンプ
16がそのメインポンプ16a及びサブポンプ16bの
何れもが作動油を供給するツーポンプモードにあるか否
かに関するものであり、1はメインポンプのみが作動油
を供給するワンポンプモードの状態にあることを示し、
2はツーポンプモードの状態にあることを示している。
【0028】先ず最初のステップ10に於ては、圧力セ
ンサ54より圧力Ps を示す信号、回転数センサ56よ
りポンプの回転数Nを示す信号、エアコン58よりエア
コンが作動されているか否かを示す信号、スロットル開
度センサ60よりスロットル開度を示す信号、水温セン
サ62よりエンジンの冷却水温Tを示す信号、操舵角セ
ンサ64より操舵角θを示す信号、操舵角速度センサ6
6より操舵角速度θdot を示す信号の読込みが行われ、
しかる後ステップ11へ進む。
【0029】ステップ11に於ては、PS−4WS装置
20に必要な作動油の流量Qps(l/分)がa及びbを
定数として下記の式に従って推定演算され、しかる後ス
テップ12へ進む。 Qps=a・θdot +b
【0030】ステップ12に於ては、操舵角θの絶対値
が基準値c(正の定数)未満であるか否かの判別、即ち
車輌が実質的に直進状態にあるか否かの判別が行われ、
|θ|<cであり車輌が実質的に直進状態にある旨の判
別が行われたときにはステップ14へ進み、|θ|<c
ではなく車輌が旋回状態にある旨の判別が行われたとき
にはステップ13へ進む。
【0031】ステップ13に於ては、メインポンプの吐
出流量Qm (l/分)が Qm =N×0.8×13/1000 に従って演算され、ステップ11に於て演算された流量
Qpsが流量Qm 未満であるか否かの判別が行われ、Qps
<Qm ではない旨の判別が行われたときにはステップ1
6へ進み、Qps<Qm である旨の判別が行われたときに
はステップ14へ進む。
【0032】ステップ14に於ては、可変絞り22のソ
レノイド22aへ出力される制御信号Ip (>0)が下
記の式に従って演算され、ステップ15に於てフラグF
p が1にセットされた後ステップ20へ進む。 Ip =(20−Qm )/17.25
【0033】ステップ16に於ては、可変絞り22のソ
レノイド22aへ出力される制御信号Ip (>0)が下
記の式に従って演算され、ステップ17に於てフラグF
p が2にセットされた後ステップ20へ進む。 Ip =(16.3−Qps)/14.125
【0034】ステップ20に於ては、エアコン58が作
動されているか否かの判別が行われ、エアコンが作動さ
れている旨の判別が行われたときにはステップ60へ進
み、エアコンが作動されてはいない旨の判別が行われた
ときにはステップ30へ進む。
【0035】ステップ30に於ては、スロットル開度セ
ンサ60よりの信号に基きエンジンがアイドル状態にあ
るか否かの判別が行われ、エンジンがアイドル状態にあ
る旨の判別が行われたときにはステップ50へ進み、ア
イドル状態にはない旨の判別が行われたときにはステッ
プ40へ進む。
【0036】ステップ40に於ては図8に示されたグラ
フに対応するマップより制御量K1が演算され、同様に
ステップ50に於ては図9に示されたグラフに対応する
マップより制御量K1 が演算される。
【0037】ステップ60に於ては、エンジンがアイド
ル状態にあるか否かの判別が行われ、エンジンがアイド
ル状態にある旨の判別が行われたときにはステップ80
へ進み、アイドル状態にはない旨の判別が行われたとき
にはステップ70へ進む。
【0038】ステップ70に於ては図10に示されたグ
ラフに対応するマップより制御量K1 が演算され、同様
にステップ80に於ては図11に示されたグラフに対応
するマップより制御量K1 が演算される。
【0039】かくしてステップ40、50、70、80
に於ては、エアコンが作動されているか否か、エンジン
がアイドル状態にあるか否か、及びエンジンの冷却水温
に基き制御量K1 が演算される。
【0040】ステップ81に於ては、Na を例えば20
00rpmの如く必ずメインポンプのみが作動する回転
数として、ポンプの回転数Nが基準値Na を越えている
か否かの判別が行われ、N>Na ではない旨の判別が行
われたときにはステップ90へ進み、N>Na である旨
の判別が行われたときにはステップ82に於て制御量K
1 がα(>1)倍に増大補正された後ステップ90へ進
む。
【0041】ステップ90に於ては図12に示されたグ
ラフに対応するマップに基きポンプ16の回転数Nに基
く制御量K2 が演算され、ステップ100に於ては図1
3に示されたグラフに対応するマップに基き圧力Ps に
基く制御量K3 が演算され、しかる後ステップ110へ
進む。尚図12のグラフのパターンはポンプ16に過剰
の負荷を与えないために設定されたパターンであり、回
転数N1 (=1920rpm)以下はメインポンプの最
大吐出流量にて冷却ファン装置を作動し得る最大値であ
る。
【0042】ステップ110に於ては制御量K2 とK3
との差K4 (=K2 −K3 )が演算され、次のステップ
120に於ては、制御量K4 が負であるか否かの判別が
行われ、K4 <0である旨の判別が行われたときにはス
テップ130に於てK4 が0に設定された後ステップ1
40へ進み、K4 <0ではない旨の判別が行われたとき
にはそのままステップ140へ進む。
【0043】ステップ140に於ては、制御量K1 がK
4 以下であるか否かの判別が行われ、K1 ≦K4 ではな
い旨の判別が行われたときにはステップ160へ進み、
K1≦K4 である旨の判別が行われたときにはステップ
150へ進む。
【0044】ステップ150に於ては冷却ファン装置2
4の差圧制御弁42のソレノイド44へ供給される制御
電流Ifan がK1 に設定され、ステップ160に於ては
制御電流Ifan が制御量K4 に設定され、しかる後ステ
ップ170へ進む。
【0045】ステップ170に於ては、フラグFp が2
であるか否かの判別が行われ、Fp=2ではない旨の判
別が行われたときにはステップ200へ進み、Fp=2
である旨の判別が行われたときにはステップ180へ進
む。ステップ180に於ては、制御電流Ifan が基準値
Ia (正の定数)を越えているか否かの判別が行われ、
Ifan >Ia である旨の判別が行われたときにはステッ
プ200へ進み、Ifan >Ia ではない旨の判別が行わ
れたときにはステップ190に於て制御電流Ifan が0
に設定された後ステップ200へ進む。
【0046】ステップ200に於ては、制御電流Ifan
が差圧制御弁42のソレノイド44へ出力されると共に
制御電流Ip が流量制御弁22のソレノイド22aへ出
力され、しかる後ステップ10へ戻る。
【0047】かくしてこの実施例によれば、ステップ1
1に於て操舵角速度θdot に基きPS−4WS装置に必
要な作動油の流量Qpsが演算され、ステップ12に於て
車輌が旋回状態にあるか否かの判別が行われ、旋回状態
にある旨の判別が行われたときにはステップ13に於て
必要流量Qpsがメインポンプ16aの吐出流量Qm より
低いか否かの判別が行われる。車輌が実質的に直進状態
にある場合及び必要流量Qs がメインポンプの吐出流量
Qm よりも低いときにはステップ14に於て可変絞り2
2へ出力される制御電流Ip が上述の如く演算されるこ
とによりポンプ16がワンポンプモードに設定され、車
輌が旋回状態にあり且必要流量Qpsがメインポンプの吐
出流量Qm 以上であるときには、ステップ16に於て制
御電流Ip が上述の如く演算されることによりポンプ1
6がツーポンプモードに設定される。
【0048】従って車輌の旋回時には操舵の程度、即ち
操舵角速度に応じて油圧ポンプの吐出流量を増大するこ
とによりPS−4WS装置の良好な作動を確保すること
ができ、車輌の直進状態に於ては油圧ポンプの吐出流量
を低減することによりエネルギの無駄な消費を回避する
ことができる。
【0049】また図示の実施例によれば、PS−4WS
装置に必要な作動油の流量Qpsが小さいときには、図4
のグラフに於ける切換点Aより左側の領域(低回転側)
に於ても油圧ポンプはワンポンプモードに設定されるの
で、このことによっても消費エネルギの低減を図ること
ができる。
【0050】また図示の実施例によれば、ステップ17
0に於てフラグFp が2である旨の判別が行われても、
ステップ180に於て制御電流Ifan が基準値Ia 以下
である旨の判別が行われたときには、即ち冷却ファンに
よるエンジンの冷却の必要性が低い旨の判別が行われた
ときには、ステップ190に於て制御電流Ifan が0に
設定される。従ってポンプ16が図4の切換点Aより左
側の運転状態、即ちツーポンプモードにて作動している
場合に於てファンに対する冷却要求が低いときにはファ
ンの回転が停止されるので、このことによっても消費エ
ネルギの低減を図ることができる。
【0051】また上述の如く油圧ポンプ16がツーポン
プモードにて作動している場合に於て冷却ファン装置2
4に対する冷却要求が低い旨の判別が行われるとファン
の回転が停止される場合にはエンジンの冷却水温が上昇
し易くなるが、図示の実施例によればステップ81に於
てポンプの回転数Nが基準値Na を超えている旨の判
別、即ち油圧ポンプがワンポンプモードにて作動してい
る旨の判別が行われると制御量K1 が増量補正され、油
圧ポンプがワンポンプモードにて作動している場合に於
ける冷却ファンの回転数が増大され、これによりツーポ
ンプモードに於けるエンジンに対する冷却不足が補償さ
れるので、エンジンの冷却水温が過剰に上昇することを
確実に防止することができる。
【0052】尚制御電流Ip の如何に拘らず油圧ポンプ
がワンポンプモードにて作動しているか否かの判別が正
確に行われるよう、図示のフローチャートはステップ8
1に於てフラグFp が1であるか否かの判別が行われ、
Fp =1である旨の判別が行われたときにはステップ8
2へ進み、Fp =1ではない旨の判別が行われたときに
はステップ90へ進むよう修正されてもよい。
【0053】また上述の実施例によれば、ステップ20
〜80に於ては、エアコンが作動されているか否か、エ
ンジンがアイドル状態にあるか否か、及びエンジンの冷
却水温Tの情報に基きエンジンを最適に冷却するための
制御量K1 が演算され、ステップ140〜170に於
て、K1 ≦K4 のときにはK1 に対応する制御電流Ifa
n が差圧制御弁42へ出力されることによりエンジンが
最適に冷却され、K1 >K4 のときにはK4 に対応する
制御電流Ifan が差圧制御弁へ出力されることにより、
油圧ポンプ16が供給する作動油の圧力Pp とPS−4
WS装置20により消費される圧力Ps との差圧Pp −
Ps により油圧モータが駆動されるので、ポンプ等に過
剰の負担を強いることなくエンジンをできるだけ効果的
に冷却することができる。
【0054】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施
例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0055】例えば上述の実施例に於ては、油圧駆動式
冷却ファン装置と直列に接続されたパワーステアリング
装置はパワーステアリング−4WS装置であるが、パワ
ーステアリン装置は油圧によって操舵力を補助する通常
のパワーステアリング装置であり、四輪操舵装置が省略
されてもよい。
【0056】また上述の実施例に於ては、油圧ポンプ1
6はメインポンプ16a及びサブポンプ16bを有し可
変絞り22の実効通路断面積が増減されることにより吐
出流量が増減されるようになっているが、本発明に於け
る可変流量ポンプはそれに供給される制御信号に応じて
吐出流量を増減し得る限り任意の構成のものであってよ
い。
【0057】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明によれば、制御装置は旋回検出手段により車輌の旋回
状態が検出されているときには旋回状態が検出されてい
ない場合に比して可変流量ポンプの吐出量を増大するよ
う構成されているので、車輌の旋回時にはパワーステア
リング装置を良好に作動させると共に車輌の直進走行時
にはポンプの吐出流量を比較的低い値に維持して直進走
行時に於けるポンプ及びエンジンの消費エネルギを十分
に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧駆動式冷却ファン装置及びパワーステアリ
ング−四輪操舵装置へ高圧の作動油を供給するよう構成
された本発明による統合型油圧供給装置の一つの実施例
を示す概略構成図である。
【図2】油圧ポンプがツーポンプモードにある場合に於
ける油圧ポンプの可変絞りに対する制御電流Ip と該可
変絞りを通過する作動油の流量Qa との関係を示すグラ
フである。
【図3】油圧ポンプがワンポンプモードにある場合に於
ける油圧ポンプの可変絞りに対する制御電流Ip と該可
変絞りを通過する作動油の流量Qb との関係を示すグラ
フである。
【図4】油圧ポンプの回転数Nとその吐出流量Q0 との
関係を示すグラフである。
【図5】図1に示された冷却ファン装置の差圧制御弁及
び可変絞りを制御する電子制御装置を示すブロック線図
である。
【図6】図4に示された電子制御装置により達成される
制御フローの一部を示すフローチャートである。
【図7】図4に示された電子制御装置により達成される
制御フローの残りの部分を示すフローチャートである。
【図8】エアコンが作動されておらずエンジンがアイド
ル状態にない場合に於けるエンジンの冷却水温Tと制御
量K1 との関係を示すグラフである。
【図9】エアコンが作動されておらずエンジンがアイド
ル状態にある場合に於けるエンジンの冷却水温Tと制御
量K1 との関係を示すグラフである。
【図10】エアコンが作動されておりエンジンがアイド
ル状態にない場合に於けるエンジンの冷却水温Tと制御
量K1 との関係を示すグラフである。
【図11】エアコンが作動されておりエンジンがアイド
ル状態にある場合に於けるエンジンの冷却水温Tと制御
量K1 との関係を示すグラフである。
【図12】ポンプの回転数Nと制御量K2 との関係を示
すグラフである。
【図13】冷却ファン装置とパワーステアリング−四輪
操舵装置との間の作動油供給通路内の圧力Ps と制御量
K3 との関係を示すグラフである。
【図14】油圧ポンプの回転数と冷却ファン装置及びパ
ワーステアリング装置に必要な作動油の流量との関係を
示すグラフである。
【符号の説明】
10…リザーバ 14…作動油戻し通路 16…油圧ポンプ 16a…メインポンプ 16b…サブポンプ 18…作動油供給通路 20…パワーステアリング−四輪操舵装置 22…可変絞り 24…冷却ファン装置 42…差圧制御弁 54…圧力センサ 70…電子制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変流量ポンプを含む作動油供給源と、前
    記作動油供給源よりの高圧の作動油を供給する作動油供
    給通路と、前記作動油供給通路の途中に設けられたエン
    ジン用油圧駆動式冷却ファン装置と、前記冷却ファン装
    置より下流側にて前記作動油供給通路に接続されたパワ
    ーステアリング装置と、前記パワーステアリング装置よ
    りの作動油を前記作動油供給源へ戻す作動油戻し通路
    と、車輌の旋回状態を検出する旋回検出手段と、前記可
    変流量ポンプを制御する制御装置とを有する統合型油圧
    供給装置にして、前記制御装置は前記旋回検出手段によ
    り前記車輌の旋回状態が検出されているときには旋回状
    態が検出されていない場合に比して前記可変流量ポンプ
    の吐出量を増大するよう構成されていることを特徴とす
    る統合型油圧供給装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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