JPH05177416A - チップ制御型切断刃インサート - Google Patents

チップ制御型切断刃インサート

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JPH05177416A
JPH05177416A JP1826392A JP1826392A JPH05177416A JP H05177416 A JPH05177416 A JP H05177416A JP 1826392 A JP1826392 A JP 1826392A JP 1826392 A JP1826392 A JP 1826392A JP H05177416 A JPH05177416 A JP H05177416A
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JP
Japan
Prior art keywords
cutting blade
outer peripheral
peripheral cutting
chip
blade insert
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1826392A
Other languages
English (en)
Inventor
Tony Lowe
トニー・ロウ
Yefim Val
イェフィム・バル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valenite LLC
Original Assignee
GTE Valeron Corp
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Publication date
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】改良されたチップ(削り屑)制御型切断刃イン
サートを提供すること。 【構成】多角形の外周切断刃と、該外周切断刃から底面
へと漸次低くなっている傾斜進入面と、該底面から外周
切断刃より高い位置にまで隆起しており該多角形の外周
切断刃の多角形の各辺の中間点のところに半径方向外向
きに尖った突部を有する平坦な環状座置表面と、該多角
形の各コーナーに設けられており、前記座置表面の平面
内で半径方向外向きに尖った頂面と、前記底面から該頂
面にまで漸次高くなり、該頂面を囲繞した凹面状傾斜表
面を有するチップ破砕用アイランドと、から成るチップ
制御型切断刃インサート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ(削り屑)制御
型切断刃インサートに関する。「切断刃インサート」
(以下、単に「インサート」とも称する)とは、交換自
在に挿入する、即ち差し替えることができる切断刃挿入
体(替え刃)のことをいう。
【0002】
【従来の技術】平行な動作両面を有し、各動作面に菱形
輪郭の外周切断刃より下に位置する凹み底面を有し、該
凹み底面から上向きに突出したチップ破砕壁を有するタ
イプのチップ制御型切断刃インサートを含め、種々の形
態のチップ制御型切断刃インサートが従来から知られて
いる。
【0003】例えば米国特許第4,215,957号、
4,273,480号及び4,335,984号に開示
されているように、切断刃に沿って一連のチップ偏向溝
又は凹部を設けることによって特別なチップ破砕作用が
得られる。米国特許第3,792,514号には、旋削
加工に使用するのに特に適する、チップ破砕用突起を備
えた凹溝を設けることが開示されている。即ち、同特許
によれば、インサートの各切断刃に沿って均一な凹面状
の溝が形成されており、その凹面状の溝内にインサート
上のアイランドから隔離された突起が設けられており、
その突起がチップの破砕及び軽い切削加工のための使用
に供されるようになされている。
【0004】米国特許第4,214,845号は、イン
サートの各コーナーに1対の第1チップ破砕用突起が設
けられており、第1チップ破砕用突起の後側に、かつ、
各切断刃の中央に近接して、切断刃の二等分線上に第2
チップ破砕用突起が設けられている別の形態のインサー
トを開示している。又、米国特許第3,815,192
号は、一方の面の多角形の全辺に沿ってそれぞれ切断刃
を有し、該一方の面上に各切断刃から離隔し、かつ、各
切断刃に沿ってチップ破砕用突起列を設けた多角形の使
い捨てインサートを開示している。各チップ破砕用突起
列の各隣接する突起と突起の間にチップ折曲げ帯域が形
成されている。
【0005】添付図の第8〜11図は、本発明に近い従
来の4種類の商業用切断刃インサートを示す。第11図
のものは、米国特許第4,304,509号に開示され
たインサートである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、効果的なチ
ップ破砕機能を有し、旋削、端面削り、穿孔及び輪郭加
工機能を有する汎用切断刃インサートを提供することを
課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題を解決するために、多角形の外周切断刃を有する切断
刃インサートの各動作面に、該切断刃インサートをホル
ダーに対して位置ぎめし固定するための中心貫通孔を囲
繞するようにして平坦な環状座置表面を設け、該環状座
置表面は、該多角形の外周切断刃の多角形の各辺の中間
点のところで外周切断刃に近接する位置にまで半径方向
外向きに突出した突部を有する形状とする。
【0008】本発明の好ましい実施例においては、多角
形の外周切断刃の多角形の各コーナーに、半径方向外向
きに尖った頂面と、切断刃インサートの底面から漸次高
くなり、該頂面を囲繞した凹面状傾斜表面を有するチッ
プ破砕用アイランドを形成する。
【0009】
【実施例】第1図を参照して説明すると、本発明の切断
刃インサート10は、80°の鋭角の対角と100°の
鈍角の対角を有するほぼ菱形の外形を有し、進入線14
にまで延長した外周切断刃ランド(切断刃を形成するラ
ンド、単に「切断刃」とも称する)12を備えている。
進入線14からは、平坦な凹み底面20の周りの底面線
18まで20°の傾斜角で進入面16が延長している。
インサート10は、丸み付一次切断刃を有する両方向兼
用の鋭角切断コーナー22,24と、面取りを行うのに
用いられる両方向兼用の鈍角切断コーナー26,28を
備えている。鋭角切断コーナー22,24のところに
は、比較的大きいチップ破砕用アイランド30,30が
それぞれ形成されており、鈍角切断コーナー26,28
のところには、比較的小さいチップ破砕用アイランド3
2,32がそれぞれ形成されている。各アイランド3
0,32は、第2、3、5及び6図に示されるように、
32°の入射角を有するチップ破砕用凹面状傾斜面34
によって囲まれている。やはり第2、3、5及び6図に
示されるように、各アイランド30,32の座置表面
(位置ぎめ)表面36は、切断刃ランド12より高く突
出しており、同様に、後述する主要環状座置(位置ぎ
め)表面38も切断刃ランド12より高く突出してい
る。
【0010】インサート10の中心に主要環状座置表面
38の内側に円筒形側壁42を有する慣用の位置ぎめ/
締付け用貫通孔40が形成されている。主要環状座置表
面38は、各切断刃12の中心近くに位置する尖った突
起44を有している。各尖った突起44は、チップ破砕
尖端として機能する。各尖った突起44及び主要環状座
置表面38は、チップを巻き上げて短い小片に破砕する
入射角32°の傾斜面46によって囲まれている。
【0011】第2〜6図に示された代表的な寸法は、両
面使用のために両面に同じ位置ぎめ及びチップ破砕パタ
ーンを有し、中立切断刃ランド12を有する、厚さ1/
4inの1/2in(0.127mm)型ICチップ制
御型インサートのためのものである。インサートの側面
は、両動作面に対して直角に延長している。第2〜6図
に例示された寸法から明らかなように、切断刃ランド1
2は、各アイランド30,32及び座置表面36,38
より通常0.004in(0.001016mm)低
く、20°の傾斜進入面16が底面20に連接してい
る。底面20は、平坦で、アイランド30,32及び座
置表面36,38より0.0125in(0.0031
75mm)低く、冷却剤のためのほぼ自由な経路を提供
する。
【0012】僅かな歪みが生じた場合にそれに対処する
ために、座置表面36に環状座置表面38より僅かに例
えば0.002in.高い成形表面を設けることがで
き、それによって共通の座置平面内でチップの除去を行
うことができるようにする。
【0013】以上、本発明を実施例に関連して説明した
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は、本発明の切断刃インサートの正面図
である。
【図2】第2図は、第1図の線2−2に沿ってみた部分
断面図である。
【図3】第3図は、第1図の線3−3に沿ってみた部分
断面図である。
【図4】第4図は、第1図の線4−4に沿ってみた部分
断面図である。
【図5】第5図は、第1図の線5−5に沿ってみた部分
断面図である。
【図6】第6図は、第1図の線6−6に沿ってみた部分
断面図である。
【図7】第7図は、第1図の切断刃インサートの拡大透
視図である。
【図8】第8図は、従来の切断刃インサートの透視図で
ある。
【図9】第9図は、従来の別の形態の切断刃インサート
の透視図である。
【図10】第10図は、従来の更に別の形態の切断刃イ
ンサートの透視図である。
【図11】第11図は、従来の更に別の形態の切断刃イ
ンサートの透視図である。
【符号の説明】
10:チップ制御型切断刃インサート 12:外周切断刃 16:進入面 20:平坦な底面 22,24:鋭角切断刃コーナー 26,28:鈍角切断刃コーナー 30:比較的大きいチップ破砕用アイランド 32:比較的小さいチップ破砕用アイランド 34:凹面状傾斜表面 36:座置表面 38:環状座置表面 44:尖った突部(チップ破砕用尖端)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多角形の外周切断刃と、 該外周切断刃から底面へと漸次低くなっている傾斜進入
    面と、 該底面から外周切断刃より高い位置にまで隆起しており
    該多角形の外周切断刃の多角形の各辺の中間点のところ
    に半径方向外向きに尖った突部を有する平坦な環状座置
    表面と、 該多角形の各コーナーに設けられており、前記座置表面
    の平面内で半径方向外向きに尖った頂面と、前記底面か
    ら該頂面にまで漸次高くなり、該頂面を囲繞した凹面状
    傾斜表面を有するチップ破砕用アイランドと、から成る
    チップ制御型切断刃インサート。
  2. 【請求項2】前記外周切断刃は、菱形であり、該菱形の
    鈍角コーナーに設けられた前記チップ破砕用アイランド
    は比較的小さいアイランドであり、該菱形の鋭角コーナ
    ーに設けられた前記チップ破砕用アイランドは比較的大
    きいアイランドであることを特徴とする請求項1に記載
    のチップ制御型切断刃インサート。
  3. 【請求項3】前記傾斜進入面は、前記外周切断刃から底
    面へとほぼ20°の角度で漸次低くなっていることを特
    徴とする請求項1に記載のチップ制御型切断刃インサー
    ト。
  4. 【請求項4】前記各アイランドの前記凹面状傾斜表面
    は、前記底面から前記頂面にまでほぼ32°の角度で漸
    次高くなっていることを特徴とする請求項1又は3に記
    載のチップ制御型切断刃インサート。
  5. 【請求項5】前記環状座置表面は、前記底面から該座置
    表面にまで漸次高くなっている傾斜表面によって囲繞さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のチップ制御
    型切断刃インサート。
  6. 【請求項6】前記外周切断刃は、前記座置表面よりほぼ
    0.004in(0.001016mm)低い1/2i
    n(0.127mm)型外周切断刃であることを特徴と
    する請求項1に記載のチップ制御型切断刃インサート。
  7. 【請求項7】前記底面は、前記座置表面よりほぼ0.0
    125in(0.003175mm)低いことを特徴と
    する請求項6に記載のチップ制御型切断刃インサート。
JP1826392A 1992-01-07 1992-01-07 チップ制御型切断刃インサート Withdrawn JPH05177416A (ja)

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Cited By (3)

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Effective date: 19990408