JPH05176472A - 充電システム - Google Patents
充電システムInfo
- Publication number
- JPH05176472A JPH05176472A JP35620391A JP35620391A JPH05176472A JP H05176472 A JPH05176472 A JP H05176472A JP 35620391 A JP35620391 A JP 35620391A JP 35620391 A JP35620391 A JP 35620391A JP H05176472 A JPH05176472 A JP H05176472A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- battery
- charging
- charger
- quick
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 立上りの遅い電池に対しての短時間充電を可
能とするとともに寿命となった異常電池の検知を用意に
なし得る充電システムを提供すること。 【構成】 急速充電開始電圧が低く設定された急速充電
器１と、この急速充電器による急速充電開始後一定時間
以内に，蓄電池２の電圧が規定電圧にあるか否かを判定
する蓄電池異常検出手段３とを備え、この蓄電池異常検
出手段３が規定値未満の電圧を検知した場合に直ちに当
該蓄電池２に対する充電動作を停止すること。
能とするとともに寿命となった異常電池の検知を用意に
なし得る充電システムを提供すること。 【構成】 急速充電開始電圧が低く設定された急速充電
器１と、この急速充電器による急速充電開始後一定時間
以内に，蓄電池２の電圧が規定電圧にあるか否かを判定
する蓄電池異常検出手段３とを備え、この蓄電池異常検
出手段３が規定値未満の電圧を検知した場合に直ちに当
該蓄電池２に対する充電動作を停止すること。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄電池の充電に用いる
充電システムに関する。
充電システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の充電システムにおける例を図３に
示す。この図３において、ニッケル・カドミウム電池の
組電池パック２０の充電は、コネクタＣＮ１の1.4 ピン
を通して、充電器１０より充電電流が流れ充電される。
充電器１０は、電池パック２０の電池が約４［Ｖ］に達
した後、定電流1.5 ［ｍＡ］で急速充電し、電池パック
２０が満充電になるとニッケル・カドミウム電池の特徴
である電池電圧が低下するこの低下電圧−ΔＶは充電器
１０に検知され、急速充電が停止されトリクル充電に移
行される。
示す。この図３において、ニッケル・カドミウム電池の
組電池パック２０の充電は、コネクタＣＮ１の1.4 ピン
を通して、充電器１０より充電電流が流れ充電される。
充電器１０は、電池パック２０の電池が約４［Ｖ］に達
した後、定電流1.5 ［ｍＡ］で急速充電し、電池パック
２０が満充電になるとニッケル・カドミウム電池の特徴
である電池電圧が低下するこの低下電圧−ΔＶは充電器
１０に検知され、急速充電が停止されトリクル充電に移
行される。
【０００３】図４は電池パック充電電圧と充電電流カー
ブである。急速充電中は充電器１０のＬＥＤが点灯し、
満充電後トリクル充電に変わるとＬＥＤは点滅する。電
池パック２０が長期保管され未使用のもの又は深放電さ
れ電池電圧が低下しているものを充電器１０に接続する
と、電池電圧が４［Ｖ］未満のものは急速充電されず、
トリクル充電のみでＬＥＤランプも点灯しない状態にあ
る。急速充電しない理由は、電池パック２０の組電池４
セルのうち、寿命により、例えば１セル，２セル又は３
セルショートしたものに急速充電を1.5 ［ｍＡ］で連続
充電すると正常なセルが発熱又は液漏れを生じる危険が
あるため、安全を考慮している。
ブである。急速充電中は充電器１０のＬＥＤが点灯し、
満充電後トリクル充電に変わるとＬＥＤは点滅する。電
池パック２０が長期保管され未使用のもの又は深放電さ
れ電池電圧が低下しているものを充電器１０に接続する
と、電池電圧が４［Ｖ］未満のものは急速充電されず、
トリクル充電のみでＬＥＤランプも点灯しない状態にあ
る。急速充電しない理由は、電池パック２０の組電池４
セルのうち、寿命により、例えば１セル，２セル又は３
セルショートしたものに急速充電を1.5 ［ｍＡ］で連続
充電すると正常なセルが発熱又は液漏れを生じる危険が
あるため、安全を考慮している。
【０００４】
【発明が解決しようとする問題点】この従来の充電シス
テムは、電池パックが長期保存され未使用状態が長期間
あったもの又は深放電され電池電圧低下しているものを
充電すると電池電圧が４Ｖ迄上昇する迄トリクル充電の
為時間がかかり、又ＬＥＤも点灯しないこともあり、充
電器の電池不良が直ぐに判断出来ない等の不都合があっ
た。
テムは、電池パックが長期保存され未使用状態が長期間
あったもの又は深放電され電池電圧低下しているものを
充電すると電池電圧が４Ｖ迄上昇する迄トリクル充電の
為時間がかかり、又ＬＥＤも点灯しないこともあり、充
電器の電池不良が直ぐに判断出来ない等の不都合があっ
た。
【０００５】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、立上りの遅い電池に対しての短時間
充電を可能とするとともに寿命となった異常電池の検知
を容易になし得る充電システムを提供することを、その
目的とする。
を改善し、とくに、立上りの遅い電池に対しての短時間
充電を可能とするとともに寿命となった異常電池の検知
を容易になし得る充電システムを提供することを、その
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明では、急速充電開
始電圧が低く設定された急速充電器と、この急速充電器
による急速充電開始後一定時間以内に，蓄電池の電圧が
規定電圧にあるか否かを判定する蓄電池異常検出手段と
を備え、この蓄電池異常検出手段が規定値未満の電圧を
検知した場合に直ちに当該蓄電池に対する充電動作を停
止する、という構成を採っている。これによって前述し
た目的を達成しようとするものである。
始電圧が低く設定された急速充電器と、この急速充電器
による急速充電開始後一定時間以内に，蓄電池の電圧が
規定電圧にあるか否かを判定する蓄電池異常検出手段と
を備え、この蓄電池異常検出手段が規定値未満の電圧を
検知した場合に直ちに当該蓄電池に対する充電動作を停
止する、という構成を採っている。これによって前述し
た目的を達成しようとするものである。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１ないし図２に
基づいて説明する。この図１ないし図２に示す実施例
は、急速充電開始電圧が低く設定された急速充電器と、
この急速充電器による急速充電開始後一定時間以内に，
蓄電池の電圧が規定電圧にあるか否かを判定する蓄電池
異常検出手段とを備えている。この蓄電池異常検出手段
は規定値未満の電圧を検知した場合に直ちに当該蓄電池
に対する充電動作を停止する機能を備えている。
基づいて説明する。この図１ないし図２に示す実施例
は、急速充電開始電圧が低く設定された急速充電器と、
この急速充電器による急速充電開始後一定時間以内に，
蓄電池の電圧が規定電圧にあるか否かを判定する蓄電池
異常検出手段とを備えている。この蓄電池異常検出手段
は規定値未満の電圧を検知した場合に直ちに当該蓄電池
に対する充電動作を停止する機能を備えている。
【０００８】そして、充電器１と電池異常検出ユニット
３と電池パック２が接続されると、電池パック２のコネ
クタＣＮ１の接続検出コンタクト２，３を通し、制御電
源４は抵抗器Ｒ４を通しコンデンサＣ１を充電する。コ
ンデンサＣ１の電圧を抵抗器Ｒ５とＲ６にて分割した電
圧が、抵抗器Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３及び定電圧ダイオードＤ
１で構成した基準電圧回路５の電圧以上に上昇すると、
すなわち，コンパレータＺ１のＰＯピン電圧がＮＯピン
電圧以上になると、ＴＯピンは“Ｈ”レベルとなり、ト
ランジスタＱ１のベースは抵抗器Ｒ７を通してドライブ
され、トランジスタＱ１はオン（ＯＮ）する。トランジ
スタＱ１がＯＮするとリレーＲＬ１はＯＮし、そのリレ
ー接点ｒｌ１ａ，ｒｌ１ｂは閉じる。リレー接点ｒｌ１
ａが閉じると急速充電器１よりトリクル充電が開始され
る。
３と電池パック２が接続されると、電池パック２のコネ
クタＣＮ１の接続検出コンタクト２，３を通し、制御電
源４は抵抗器Ｒ４を通しコンデンサＣ１を充電する。コ
ンデンサＣ１の電圧を抵抗器Ｒ５とＲ６にて分割した電
圧が、抵抗器Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３及び定電圧ダイオードＤ
１で構成した基準電圧回路５の電圧以上に上昇すると、
すなわち，コンパレータＺ１のＰＯピン電圧がＮＯピン
電圧以上になると、ＴＯピンは“Ｈ”レベルとなり、ト
ランジスタＱ１のベースは抵抗器Ｒ７を通してドライブ
され、トランジスタＱ１はオン（ＯＮ）する。トランジ
スタＱ１がＯＮするとリレーＲＬ１はＯＮし、そのリレ
ー接点ｒｌ１ａ，ｒｌ１ｂは閉じる。リレー接点ｒｌ１
ａが閉じると急速充電器１よりトリクル充電が開始され
る。
【０００９】図２は本実施例による電池パックの充電電
圧と充電電流カーブである。長期保管又は深放電した電
池電圧の低い電池パックに対して、充電器１の急速充電
開始電圧を２［Ｖ］位に低くすると、正常な電池パック
は急速充電の開始が比較的速く開始され、充電器１に取
り付けている充電表示ＬＥＤが点灯する。急速充電は充
電電流が1.5［ｍＡ］の定電流で約１時間で充電され
る。電池パックが満充電となり、充電電圧が低下すると
充電器１は電圧低下の−ΔＶを検知し、急速充電を停
止、トリクル充電に切替わり、充電表示ランプは点滅し
て充電完了を知らせる。
圧と充電電流カーブである。長期保管又は深放電した電
池電圧の低い電池パックに対して、充電器１の急速充電
開始電圧を２［Ｖ］位に低くすると、正常な電池パック
は急速充電の開始が比較的速く開始され、充電器１に取
り付けている充電表示ＬＥＤが点灯する。急速充電は充
電電流が1.5［ｍＡ］の定電流で約１時間で充電され
る。電池パックが満充電となり、充電電圧が低下すると
充電器１は電圧低下の−ΔＶを検知し、急速充電を停
止、トリクル充電に切替わり、充電表示ランプは点滅し
て充電完了を知らせる。
【００１０】ここで、寿命となった不良の電池パックの
動作について説明する。図２のＣのカーブは電池４セル
中２セルショートの不良電池の充電カーブ、Ｄはその時
の充電電流カーブである。電池パックの電池電圧が２
［Ｖ］になると充電器１は急速充電を開始し、充電器の
ＬＥＤも点灯する。図１のリレー接点ｒｌ１ｂが閉じる
と電池異常検出禁止回路７の10分間タイマー回路９が動
作を開始する。その間10分間タイマー回路９のＯＵピン
は“Ｌ”レベルにあり、コンパレータＺ２のＰＯピンは
ＮＯピンより低く、ＴＯピンは“Ｌ”レベルにあり、電
池異常検出回路８のトランジスタＱ２のベースドライブ
を“Ｌ”レベルとし、10分間異常検知を禁止する。10分
後、10分間タイマー回路９のＯＵピンは“Ｈ”レベルと
なり、コンパレータＺ２のＰＯピンは抵抗器Ｒ９，Ｒ１
０の分割電圧となり、Ｚ２のＮＯピンより高くなり、Ｚ
２のＴＯピンは“Ｈ”レベルとなる。
動作について説明する。図２のＣのカーブは電池４セル
中２セルショートの不良電池の充電カーブ、Ｄはその時
の充電電流カーブである。電池パックの電池電圧が２
［Ｖ］になると充電器１は急速充電を開始し、充電器の
ＬＥＤも点灯する。図１のリレー接点ｒｌ１ｂが閉じる
と電池異常検出禁止回路７の10分間タイマー回路９が動
作を開始する。その間10分間タイマー回路９のＯＵピン
は“Ｌ”レベルにあり、コンパレータＺ２のＰＯピンは
ＮＯピンより低く、ＴＯピンは“Ｌ”レベルにあり、電
池異常検出回路８のトランジスタＱ２のベースドライブ
を“Ｌ”レベルとし、10分間異常検知を禁止する。10分
後、10分間タイマー回路９のＯＵピンは“Ｈ”レベルと
なり、コンパレータＺ２のＰＯピンは抵抗器Ｒ９，Ｒ１
０の分割電圧となり、Ｚ２のＮＯピンより高くなり、Ｚ
２のＴＯピンは“Ｈ”レベルとなる。
【００１１】図２のＣの様に急速充電した電池電圧が2.
5［Ｖ］程度であれば、電池異常電圧検出回路８の抵抗
器Ｒ１１，Ｒ１２の分割電圧にて検出し、電池電圧が４
［Ｖ］以下ならばコンパレータＺ３のＮＯピンがＰＯピ
ンより低くなる様抵抗器の定数を設定し、ＴＯピンは
“Ｈ”レベルにある。この時、トランジスタＱ２のベー
スは抵抗器Ｒ１３を通してドライブされ、Ｑ２はＯＮ
し、リレーＲＬ２はＯＮし、そのリレー接点ｒｌ２が閉
じトランジスタＱ１はＯＦＦし、リレーＲＬ１はＯＦＦ
し、リレー接点ｒｌ１ａ，ｒｌ１ｂは開き電池パック２
の充電は中止される。発光ダイオードＤ４は電池異常表
示を点灯する。
5［Ｖ］程度であれば、電池異常電圧検出回路８の抵抗
器Ｒ１１，Ｒ１２の分割電圧にて検出し、電池電圧が４
［Ｖ］以下ならばコンパレータＺ３のＮＯピンがＰＯピ
ンより低くなる様抵抗器の定数を設定し、ＴＯピンは
“Ｈ”レベルにある。この時、トランジスタＱ２のベー
スは抵抗器Ｒ１３を通してドライブされ、Ｑ２はＯＮ
し、リレーＲＬ２はＯＮし、そのリレー接点ｒｌ２が閉
じトランジスタＱ１はＯＦＦし、リレーＲＬ１はＯＦＦ
し、リレー接点ｒｌ１ａ，ｒｌ１ｂは開き電池パック２
の充電は中止される。発光ダイオードＤ４は電池異常表
示を点灯する。
【００１２】電池異常検出ユニット３のリセットは電池
パック２を取り外すと、コネクタＣＮ１の接続検出コン
タクト２，３が切り離され、10分間タイマー回路９の制
御電源の供給がなくなり、ＯＵピンは“Ｌ”レベルとな
り、Ｚ２のＰＯピンはＮＯピンより低くなり、ＴＯピン
は“Ｌ”レベルとなり、トランジスタＱ２はＯＦＦし、
リレーＲＬ２，発光ダイオードＤ４はＯＦＦし、リレー
接点ｒｌ２は開きリセットされ、次の電池パックの充電
に備える。
パック２を取り外すと、コネクタＣＮ１の接続検出コン
タクト２，３が切り離され、10分間タイマー回路９の制
御電源の供給がなくなり、ＯＵピンは“Ｌ”レベルとな
り、Ｚ２のＰＯピンはＮＯピンより低くなり、ＴＯピン
は“Ｌ”レベルとなり、トランジスタＱ２はＯＦＦし、
リレーＲＬ２，発光ダイオードＤ４はＯＦＦし、リレー
接点ｒｌ２は開きリセットされ、次の電池パックの充電
に備える。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、急
速充電開始電圧を低くし急速充電開始を速くし、急速充
電のある時間内に電池電圧が規定値以上あれば充電をそ
のまま続け、規定値未満ならば急速充電を中断し、電池
異常ランプを点灯する様にしたため、長期保存電池又は
深放電電池の様な初期充電電圧の立上りが遅い電池に対
して、急速充電が短時間に移行することができ、充電ラ
ンプが点灯し、充電システムが正常に動作している事が
確認でき、又、寿命となった異常電池の場合、異常ＡＬ
Ｍランプを点灯表示し得ることから蓄電池の保守性向上
を図ることができるという従来にない優れた充電システ
ムを提供することができる。
速充電開始電圧を低くし急速充電開始を速くし、急速充
電のある時間内に電池電圧が規定値以上あれば充電をそ
のまま続け、規定値未満ならば急速充電を中断し、電池
異常ランプを点灯する様にしたため、長期保存電池又は
深放電電池の様な初期充電電圧の立上りが遅い電池に対
して、急速充電が短時間に移行することができ、充電ラ
ンプが点灯し、充電システムが正常に動作している事が
確認でき、又、寿命となった異常電池の場合、異常ＡＬ
Ｍランプを点灯表示し得ることから蓄電池の保守性向上
を図ることができるという従来にない優れた充電システ
ムを提供することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図２】図１における電池パックの充電電圧と充電電流
との関係を示す線図である。
との関係を示す線図である。
【図３】従来例を示す回路図である。
【図４】従来例における電池パック充電電圧と充電電流
との関係を示す線図である。
との関係を示す線図である。
１ 電池電圧２Ｖで急速充電を開始する充電器 ２ 電池パック ３ 電池異常検出ユニット ４ 制御電源 ５ 基準電圧回路 ６ 充電起動回路 ７ 電池異常検出禁止回路 ８ 電池異常電圧検出回路 ９ 10分間タイマー回路 １０ 電池電圧４Ｖで急速充電を開始する充電器 Ｒ１〜Ｒ１３ 抵抗器 Ｄ１ 定電圧ダイオード Ｄ２，Ｄ３ ダイオード Ｄ４ 発光ダイオード
Claims (1)
- 【請求項１】 急速充電開始電圧が低く設定された急速
充電器と、この急速充電器による急速充電開始後一定時
間以内に，蓄電池の電圧が規定電圧にあるか否かを判定
する蓄電池異常検出手段とを備え、この蓄電池異常検出
手段が規定値未満の電圧を検知した場合に直ちに当該蓄
電池に対する充電動作を停止することを特徴とした充電
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35620391A JPH05176472A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 充電システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35620391A JPH05176472A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 充電システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05176472A true JPH05176472A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18447855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35620391A Withdrawn JPH05176472A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 充電システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05176472A (ja) |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP35620391A patent/JPH05176472A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |