JPH05176236A - Ccd撮像回路 - Google Patents
Ccd撮像回路Info
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- JPH05176236A JPH05176236A JP3355755A JP35575591A JPH05176236A JP H05176236 A JPH05176236 A JP H05176236A JP 3355755 A JP3355755 A JP 3355755A JP 35575591 A JP35575591 A JP 35575591A JP H05176236 A JPH05176236 A JP H05176236A
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- Japan
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- ccd
- signal
- circuit
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Links
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】CCDに強い光が入射したときCCDの異常状
態を回避するようにしたCCD撮像回路を提供する。 【構成】CCDの出力信号よりCCDに強い光が入射し
ていることを検出してCCD基板電圧を制御する。
態を回避するようにしたCCD撮像回路を提供する。 【構成】CCDの出力信号よりCCDに強い光が入射し
ていることを検出してCCD基板電圧を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラ等に用いる
CCD撮像回路に関するものである。
CCD撮像回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のCCDを用いた撮像回路のブロッ
ク図を図12に示す。図12において、点線で囲む基板
電圧供給回路1は、撮像素子として用いているCCD2
の基板に基板電圧を供給する周知の安定化電源回路であ
る。
ク図を図12に示す。図12において、点線で囲む基板
電圧供給回路1は、撮像素子として用いているCCD2
の基板に基板電圧を供給する周知の安定化電源回路であ
る。
【0003】この基板電圧供給回路1は抵抗R1、R2
で決定されるトランジスタTr3のベース電位を基準電
位とし、この基準電位とトランジスタTr1のエミッタ
電位を抵抗R3、R4、可変抵抗R5で分圧したトラン
ジスタTr2のベース電位が一致するように動作し、ト
ランジスタTr1のエミッタよりCCD2の基板に基板
電圧を供給する。
で決定されるトランジスタTr3のベース電位を基準電
位とし、この基準電位とトランジスタTr1のエミッタ
電位を抵抗R3、R4、可変抵抗R5で分圧したトラン
ジスタTr2のベース電位が一致するように動作し、ト
ランジスタTr1のエミッタよりCCD2の基板に基板
電圧を供給する。
【0004】図13は上記CCD2の1絵素分の断面を
示すもので、ホトダイオード領域W1、読み出しゲート
領域W2、VCCD領域W3及びチャネルストッパ領域
W4より成り、これらの各領域はn型半導体基板5上に
形成されている。
示すもので、ホトダイオード領域W1、読み出しゲート
領域W2、VCCD領域W3及びチャネルストッパ領域
W4より成り、これらの各領域はn型半導体基板5上に
形成されている。
【0005】従って、上記ホトダイオード領域W1に入
射した光はn+層とP−層で形成されるホトダイオード
部に入り、、ここで入射光の強度に応じた電荷が蓄積さ
れる。この電荷は読み出し用のクロックパルスにより一
定期間毎に読み出しゲート領域W2を介して、VCCD
領域W3に読み出される。
射した光はn+層とP−層で形成されるホトダイオード
部に入り、、ここで入射光の強度に応じた電荷が蓄積さ
れる。この電荷は読み出し用のクロックパルスにより一
定期間毎に読み出しゲート領域W2を介して、VCCD
領域W3に読み出される。
【0006】ところが、ホトダイオード領域W1への入
射光が強い場合には、n+P−層より成るホトダイオー
ド部に発生する電荷が過大になり、あふれた電荷が読み
出しゲート領域W2を突破してVCCD領域W3に漏れ
出し、所謂ブルーミングの原因になる。
射光が強い場合には、n+P−層より成るホトダイオー
ド部に発生する電荷が過大になり、あふれた電荷が読み
出しゲート領域W2を突破してVCCD領域W3に漏れ
出し、所謂ブルーミングの原因になる。
【0007】そこで、図13に示すようにn型基板5に
正の基板電圧6を印加し、上記ホトダイード部に溜まっ
た過大電荷をn型基板5に掃き出すようにした縦型オー
バーフロードレイン方式が用いられている。
正の基板電圧6を印加し、上記ホトダイード部に溜まっ
た過大電荷をn型基板5に掃き出すようにした縦型オー
バーフロードレイン方式が用いられている。
【0008】CCDにおける基板電圧とダイナミックレ
ンジ及びブルーミング抑圧の特性は図14に示すように
なる。n型基板の基板電圧を高くすると、図14に示す
ようにブルーミングはより強力に抑制することができる
が、その反面ホトダイオード部に蓄積できる電荷量が減
少するのでダイナミックレンジが低下するという弊害が
生ずる。
ンジ及びブルーミング抑圧の特性は図14に示すように
なる。n型基板の基板電圧を高くすると、図14に示す
ようにブルーミングはより強力に抑制することができる
が、その反面ホトダイオード部に蓄積できる電荷量が減
少するのでダイナミックレンジが低下するという弊害が
生ずる。
【0009】従って、従来の装置においては強い光を撮
像したとき、ブルーミングが発生しない程度にブルーミ
ングを適当に抑えながらダイナミックレンジもある程度
確保できるようにするため、CCD2の基板電圧を図1
4のA点に定め、B点のダイナミックレンジとC点のブ
ルーミング抑制が得られるようにしている。そして、こ
の図14のA点で示す基板電圧を図12に示す基板電圧
供給回路1より供給していた。上記基板電圧Aは可変抵
抗R5で調整できるが、一旦調整された後は一定の電圧
として供給される。
像したとき、ブルーミングが発生しない程度にブルーミ
ングを適当に抑えながらダイナミックレンジもある程度
確保できるようにするため、CCD2の基板電圧を図1
4のA点に定め、B点のダイナミックレンジとC点のブ
ルーミング抑制が得られるようにしている。そして、こ
の図14のA点で示す基板電圧を図12に示す基板電圧
供給回路1より供給していた。上記基板電圧Aは可変抵
抗R5で調整できるが、一旦調整された後は一定の電圧
として供給される。
【0010】CCD2より導出される映像出力信号は、
相関2重サンプリング(以下CDSという)3で信号処
理が施された後、クランプ回路4を介し信号処理回路
(図示せず)に導かれる。
相関2重サンプリング(以下CDSという)3で信号処
理が施された後、クランプ回路4を介し信号処理回路
(図示せず)に導かれる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置のよう
に、CCDの基板電圧が一定の値であると、ダイナミッ
クレンジとブルーミング抑制の度合いとがある範囲の入
射光に対しては適当な値になるが、入射光がそれより弱
い場合は必要以上にブルーミングを抑制して、ダイナミ
ックレンジを低く抑えすぎる結果になり、また入射光が
より強い場合はブルーミングを充分抑制することができ
ないという問題があった。
に、CCDの基板電圧が一定の値であると、ダイナミッ
クレンジとブルーミング抑制の度合いとがある範囲の入
射光に対しては適当な値になるが、入射光がそれより弱
い場合は必要以上にブルーミングを抑制して、ダイナミ
ックレンジを低く抑えすぎる結果になり、また入射光が
より強い場合はブルーミングを充分抑制することができ
ないという問題があった。
【0012】即ち一般的には、強い光が入射することは
それほど頻繁に発生するものではないにもかかわらず強
い光が入射することを考慮して、例えば標準的な入射光
の1,000倍とか10,000倍の入射光でもブルー
ミングが発生しないように基板電圧を高く設定してお
り、それだけダイナミックレンジを低下させた状態で使
用しているという問題があった。
それほど頻繁に発生するものではないにもかかわらず強
い光が入射することを考慮して、例えば標準的な入射光
の1,000倍とか10,000倍の入射光でもブルー
ミングが発生しないように基板電圧を高く設定してお
り、それだけダイナミックレンジを低下させた状態で使
用しているという問題があった。
【0013】また、暗い状態から急激に強烈光が入射す
ると、レンズアイリスが開いているため、CCDの過大
な光が入射し、本来カメラ回路の動作の基準となるレベ
ル、即ちCCDのホトダイオード表面を黒で覆って光を
感じなくしたオプティカルブラック(以下OBという)
部のレベルが、OB部に光が入射したかのように上昇す
る。
ると、レンズアイリスが開いているため、CCDの過大
な光が入射し、本来カメラ回路の動作の基準となるレベ
ル、即ちCCDのホトダイオード表面を黒で覆って光を
感じなくしたオプティカルブラック(以下OBという)
部のレベルが、OB部に光が入射したかのように上昇す
る。
【0014】これは、OB部を基準にしてみると、信号
の無い場合と等価になり、レンズアイリスは開いたまま
になる。その結果、この状態が続き、カメラを強烈光か
らずらせるまで、この状態から抜け出すことができず、
後段の信号処理回路が動作異常となって画面が出なくな
るという問題があった。
の無い場合と等価になり、レンズアイリスは開いたまま
になる。その結果、この状態が続き、カメラを強烈光か
らずらせるまで、この状態から抜け出すことができず、
後段の信号処理回路が動作異常となって画面が出なくな
るという問題があった。
【0015】また、近年CCDの高画素化、小型化、駆
動電圧の低電圧化等の要求に伴い、CCDの扱える電荷
量がますます低下する傾向にある。このような状況の中
にあって、より強い光でも正常に動作するよう、またダ
イナミックレンジも大きくとれるようにしたいという要
求は強い。
動電圧の低電圧化等の要求に伴い、CCDの扱える電荷
量がますます低下する傾向にある。このような状況の中
にあって、より強い光でも正常に動作するよう、またダ
イナミックレンジも大きくとれるようにしたいという要
求は強い。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するため、被写体の映像信号を導出するCCD撮像手
段と、該CCD撮像手段の出力から入射光量の増大に伴
う異常状態を検出する異常状態検出手段と、該異常状態
検出手段より異常状態が検出されたとき、上記CCD撮
像手段の基板電圧を上昇させるように制御して、上記異
常状態を回避する基板電圧制御手段とを設けた構成にす
る。
決するため、被写体の映像信号を導出するCCD撮像手
段と、該CCD撮像手段の出力から入射光量の増大に伴
う異常状態を検出する異常状態検出手段と、該異常状態
検出手段より異常状態が検出されたとき、上記CCD撮
像手段の基板電圧を上昇させるように制御して、上記異
常状態を回避する基板電圧制御手段とを設けた構成にす
る。
【0017】また、上記異常状態検出手段はCCD撮像
手段から導出される映像信号の垂直ブランキング内のス
ミア成分を検出するスミア成分検出手段と、該スミア成
分検出手段で検出したスミア成分が予め定めた基準値を
越えているか否かを判断する比較回路とから成る構成に
する。
手段から導出される映像信号の垂直ブランキング内のス
ミア成分を検出するスミア成分検出手段と、該スミア成
分検出手段で検出したスミア成分が予め定めた基準値を
越えているか否かを判断する比較回路とから成る構成に
する。
【0018】更にまた、上記異常状態検出手段は、CC
D撮像手段の水平オプティカルブラック部の出力レベル
を検出するオプティカルブラック出力検出手段と、水平
ブランキング部の出力レベルを検出するブランキングレ
ベル検出手段と、上記水平ブランキング部の出力レベル
に対する上記オプティカルブラック部の出力レベルが、
予め定めた所定の値以上になっていることを検出する比
較手段とから成る構成にする。
D撮像手段の水平オプティカルブラック部の出力レベル
を検出するオプティカルブラック出力検出手段と、水平
ブランキング部の出力レベルを検出するブランキングレ
ベル検出手段と、上記水平ブランキング部の出力レベル
に対する上記オプティカルブラック部の出力レベルが、
予め定めた所定の値以上になっていることを検出する比
較手段とから成る構成にする。
【0019】
【作用】以上の構成によれば、CCDへの強い光の入射
で異常状態が検出されると、基板電圧供給回路からCC
Dの基板に供給する基板電圧を上昇させ、フォトダイオ
−ド部で発生する電荷を基板にはき出して上記異常状態
を回避する。
で異常状態が検出されると、基板電圧供給回路からCC
Dの基板に供給する基板電圧を上昇させ、フォトダイオ
−ド部で発生する電荷を基板にはき出して上記異常状態
を回避する。
【0020】また、CCDへ強い光が入射すると、CC
Dより導出される映像信号の垂直ブランキング内のスミ
ア信号のレベルが入射光量の強度に依存して増大する。
このスミア信号の増加をスミア成分検出手段で検出し
て、検出したスミア量の値が予め定めた基準値以上にな
ると、CCDの基板へ供給する基板電圧を上昇させ、そ
の結果ダイナミックレンジは多少犠牲にしながらブルー
ミングの抑制を効果的に行わせる。
Dより導出される映像信号の垂直ブランキング内のスミ
ア信号のレベルが入射光量の強度に依存して増大する。
このスミア信号の増加をスミア成分検出手段で検出し
て、検出したスミア量の値が予め定めた基準値以上にな
ると、CCDの基板へ供給する基板電圧を上昇させ、そ
の結果ダイナミックレンジは多少犠牲にしながらブルー
ミングの抑制を効果的に行わせる。
【0021】更にまた、CCDへの入射光が暗い状態か
ら急激に強烈光の入射する状態になると、CCDの水平
オプティカルブラック(以下HOBという)部の出力が
浮いた状態になってくる。これをCCDから導出される
映像信号の水平ブランキング(以下HBLという)部の
出力レベルを基準にして検出し、その値が予め定めた所
定の値以上になったとき、強烈光が入射したと判断する
ようにする。
ら急激に強烈光の入射する状態になると、CCDの水平
オプティカルブラック(以下HOBという)部の出力が
浮いた状態になってくる。これをCCDから導出される
映像信号の水平ブランキング(以下HBLという)部の
出力レベルを基準にして検出し、その値が予め定めた所
定の値以上になったとき、強烈光が入射したと判断する
ようにする。
【0022】そこで、OB部出力検出手段によりHOB
部の出力レベルを検出し、またブランキングレベル検出
手段によりHBL部の出力レベルを検出して比較手段で
両者を比較し、HOB部の出力がHBL部の出力より予
め定めた値以上大きくなることを検出すると、CCDの
基板へ供給する基板電圧を上昇させ、OB部の浮きを消
滅させて、OB部の出力レベルを基準に動作している後
段の信号処理回路の動作異常を瞬時に解消する。
部の出力レベルを検出し、またブランキングレベル検出
手段によりHBL部の出力レベルを検出して比較手段で
両者を比較し、HOB部の出力がHBL部の出力より予
め定めた値以上大きくなることを検出すると、CCDの
基板へ供給する基板電圧を上昇させ、OB部の浮きを消
滅させて、OB部の出力レベルを基準に動作している後
段の信号処理回路の動作異常を瞬時に解消する。
【0023】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成図である。本
実施例においては、CCDより出力される映像信号の垂
直ブランキング内のスミア成分を検出し、強い光が入射
したとき上記のスミア成分が増大するので、この値が予
め定めた所定の値以上になったとき、CCDの基板電圧
を上昇させて強い光の入射に対するブルーミングの発生
を抑制するものである。
実施例においては、CCDより出力される映像信号の垂
直ブランキング内のスミア成分を検出し、強い光が入射
したとき上記のスミア成分が増大するので、この値が予
め定めた所定の値以上になったとき、CCDの基板電圧
を上昇させて強い光の入射に対するブルーミングの発生
を抑制するものである。
【0024】図1において、従来例として示す図12に
対応する部分は同一符号を付し説明を省略する。図1に
おいて、7はCCD2より導出される映像信号にCDS
信号処理やクランプ処理を施した図2(a)に示す映像
信号を図2のVBLで示す垂直ブランキングパルスでゲ
ートして図2(b)に示すようなスミア成分がある垂直
ブランキング部の信号を導出するゲート回路であり、8
は上記スミア成分の値をピークホールドするピークホー
ルド回路である。
対応する部分は同一符号を付し説明を省略する。図1に
おいて、7はCCD2より導出される映像信号にCDS
信号処理やクランプ処理を施した図2(a)に示す映像
信号を図2のVBLで示す垂直ブランキングパルスでゲ
ートして図2(b)に示すようなスミア成分がある垂直
ブランキング部の信号を導出するゲート回路であり、8
は上記スミア成分の値をピークホールドするピークホー
ルド回路である。
【0025】9は、上記ピークホールド回路8の出力を
基準電圧10と比較し、基準電圧以上であればスイッチ
ング用信号をスイッチングトランジスタTr4に与える
比較回路であり、上記スイッチングトランジスタTr4
は基板電圧供給回路1の抵抗R4と並列に挿入され、O
N時に基板電圧供給回路1よりCCD2の基板に供給す
る基板電圧を高い値に設定する。
基準電圧10と比較し、基準電圧以上であればスイッチ
ング用信号をスイッチングトランジスタTr4に与える
比較回路であり、上記スイッチングトランジスタTr4
は基板電圧供給回路1の抵抗R4と並列に挿入され、O
N時に基板電圧供給回路1よりCCD2の基板に供給す
る基板電圧を高い値に設定する。
【0026】本実施例は上記の構成より成るので、CC
D2より導出される映像信号はCDS3で信号処理が行
われ、更にクランプ回路4でクランプされた後、図2
(a)に示す映像信号を導出する。この映像信号(図2
(a))は、ゲート回路7に導かれ図2のVBLで示す
垂直ブランキングパルスでゲートされ、垂直ブランキン
グ部以外が直流信号に置き換えられた図2(b)に示す
信号になる。
D2より導出される映像信号はCDS3で信号処理が行
われ、更にクランプ回路4でクランプされた後、図2
(a)に示す映像信号を導出する。この映像信号(図2
(a))は、ゲート回路7に導かれ図2のVBLで示す
垂直ブランキングパルスでゲートされ、垂直ブランキン
グ部以外が直流信号に置き換えられた図2(b)に示す
信号になる。
【0027】上記垂直ブランキング部の信号(図2
(b))は次段のピークホールド回路8に導かれ、該ピ
ークホールド回路8で垂直ブランキング部の信号(図2
(b))に乗っているスミア成分のピーク値をホールド
し、図2(c)に示すような信号を導出し、これを次段
の比較回路9の一方の入力端子に供給する。
(b))は次段のピークホールド回路8に導かれ、該ピ
ークホールド回路8で垂直ブランキング部の信号(図2
(b))に乗っているスミア成分のピーク値をホールド
し、図2(c)に示すような信号を導出し、これを次段
の比較回路9の一方の入力端子に供給する。
【0028】比較回路9では、上記図2(c)に示すス
ミア成分がホールドされた信号と、他方の端子に供給さ
れている基準電圧10とを比較し、スミア成分がホール
ドされた信号(図2(c))の方が基準電圧より高い場
合は「H」、逆に低い場合は「L」(OV)の図2
(d)に示すスイッチング用信号を導出する。
ミア成分がホールドされた信号と、他方の端子に供給さ
れている基準電圧10とを比較し、スミア成分がホール
ドされた信号(図2(c))の方が基準電圧より高い場
合は「H」、逆に低い場合は「L」(OV)の図2
(d)に示すスイッチング用信号を導出する。
【0029】このスイッチング用信号(図2(d))
は、基板電圧供給回路1に付加されたスイッチングトラ
ンジスタTr4に入力され、上記スイッチング用信号が
「H」のとき、即ち強い光の入射でスミア成分が大のと
き、該トランジスタTr4をON状態にして、CCD2
の基板に供給する基板電圧を図2(e)に示すように高
い値にする。また逆に、上記スイッチング用信号が
「L」(OV)のとき、即ち強い光の入射がなく、スミ
ア成分が小さいとき、スイッチング用トランジスタTr
4をOFF状態にして、CCD2の基板に供給する基板
電圧を図2(e)において点線で示す低い値にする。
は、基板電圧供給回路1に付加されたスイッチングトラ
ンジスタTr4に入力され、上記スイッチング用信号が
「H」のとき、即ち強い光の入射でスミア成分が大のと
き、該トランジスタTr4をON状態にして、CCD2
の基板に供給する基板電圧を図2(e)に示すように高
い値にする。また逆に、上記スイッチング用信号が
「L」(OV)のとき、即ち強い光の入射がなく、スミ
ア成分が小さいとき、スイッチング用トランジスタTr
4をOFF状態にして、CCD2の基板に供給する基板
電圧を図2(e)において点線で示す低い値にする。
【0030】CCD2の基板電圧(図2(e))が高い
場合は、図3のA”になり、低い場合はA’になる。従
って、CCD2に強い光が入射していない通常の状態、
即ち基板電圧が低いA’の状態ではダイナミックレンジ
をB’まで上げることができ、また強い光が入射してい
る状態、即ち基板電圧が高いA”の状態ではダイナミッ
クレンジは犠牲にしているがブルーミングの抑圧をC’
まで高めることができる。尚、図4は画面の中央部に強
い光が入射したときの水平及び垂直方向の信号波形を示
す図である。ここで、モニター画面の中央(正方形部
分)は明るく、それ以外は黒である場合に、水平方向に
関しては、垂直ブランキング(VBL)期間以外の水平
期間では、ホトダイオードが存するので大きな信号が得
られるが、垂直ブランキング期間内の水平期間はホトダ
イオードがないので、出力は生じない。ただし、スミア
成分が生じる。図4において、HBLは水平ブランキン
グ期間を示している。
場合は、図3のA”になり、低い場合はA’になる。従
って、CCD2に強い光が入射していない通常の状態、
即ち基板電圧が低いA’の状態ではダイナミックレンジ
をB’まで上げることができ、また強い光が入射してい
る状態、即ち基板電圧が高いA”の状態ではダイナミッ
クレンジは犠牲にしているがブルーミングの抑圧をC’
まで高めることができる。尚、図4は画面の中央部に強
い光が入射したときの水平及び垂直方向の信号波形を示
す図である。ここで、モニター画面の中央(正方形部
分)は明るく、それ以外は黒である場合に、水平方向に
関しては、垂直ブランキング(VBL)期間以外の水平
期間では、ホトダイオードが存するので大きな信号が得
られるが、垂直ブランキング期間内の水平期間はホトダ
イオードがないので、出力は生じない。ただし、スミア
成分が生じる。図4において、HBLは水平ブランキン
グ期間を示している。
【0031】従って、通常の明るさの被写体の場合は、
より大きなダイナミックレンジが得られ、強い光で照射
された被写体撮像の場合は、ブルーミングを抑圧するこ
とができる。強い光で照射された被写体の場合、ダイナ
ミックレンジは低下するが、この場合周辺の被写体部は
レンズ絞りで絞られているのであまりダイナミックレン
ジを必要としない状態になっている。従って、実質的に
ダイナミックレンジの増大とブルーミングの抑圧を同時
に行うことが可能となる。
より大きなダイナミックレンジが得られ、強い光で照射
された被写体撮像の場合は、ブルーミングを抑圧するこ
とができる。強い光で照射された被写体の場合、ダイナ
ミックレンジは低下するが、この場合周辺の被写体部は
レンズ絞りで絞られているのであまりダイナミックレン
ジを必要としない状態になっている。従って、実質的に
ダイナミックレンジの増大とブルーミングの抑圧を同時
に行うことが可能となる。
【0032】図5は本発明の他の実施例の構成図であ
る。本実施例においては、CCDに急激に強烈光が入射
したときCCDのOB部の出力レベルと映像信号のブラ
ンキング部の出力レベルを比較して、OB部の出力レベ
ルが所定の値以上大きいとき、CCDの基板電圧を上げ
て、OB部の浮きにより信号処理ができなくなるのを防
止するものである。
る。本実施例においては、CCDに急激に強烈光が入射
したときCCDのOB部の出力レベルと映像信号のブラ
ンキング部の出力レベルを比較して、OB部の出力レベ
ルが所定の値以上大きいとき、CCDの基板電圧を上げ
て、OB部の浮きにより信号処理ができなくなるのを防
止するものである。
【0033】図5において、上記図1及び図12に対応
する部分は同一符号を付し、説明を省略する。図5にお
いて、11は前段のCDS3で信号処理が施された映像
信号(図11(d))を図11(l)に示す水平ブラン
キングのサンプリングホールドパルス(以下「HBL−
S/Hパルス」という)によりサンプリングホールド
し、図11(f)に示すような水平ブランキングレベル
を示す信号を導出する水平ブランキング部のサンプリン
グホールド(以下「HBL−S/H」という)回路であ
り、12は前段のCDS3で信号処理が施された図11
(d)に示す映像信号を図11(m)に示すHOB部の
サンプリングホールドパルスによりサンプリングホール
ドし、図11(g)に示すようなHOBレベルを示す信
号を導出する水平オプティカルブラック部のサンプリン
グホールド(以下「HOB−S/H」という)回路であ
る。
する部分は同一符号を付し、説明を省略する。図5にお
いて、11は前段のCDS3で信号処理が施された映像
信号(図11(d))を図11(l)に示す水平ブラン
キングのサンプリングホールドパルス(以下「HBL−
S/Hパルス」という)によりサンプリングホールド
し、図11(f)に示すような水平ブランキングレベル
を示す信号を導出する水平ブランキング部のサンプリン
グホールド(以下「HBL−S/H」という)回路であ
り、12は前段のCDS3で信号処理が施された図11
(d)に示す映像信号を図11(m)に示すHOB部の
サンプリングホールドパルスによりサンプリングホール
ドし、図11(g)に示すようなHOBレベルを示す信
号を導出する水平オプティカルブラック部のサンプリン
グホールド(以下「HOB−S/H」という)回路であ
る。
【0034】また、13及び14は上記HBL−S/H
回路11及びHOB−S/H回路12からのHBL及び
HOBレベルを示す信号(図11の(f)及び(g))
のピーク値をホールドし、図9の(h)及び(i)で示
す信号を出力するピークホールド回路であり、該ピーク
ホールド回路13及び14の出力は比較回路15に入力
される。
回路11及びHOB−S/H回路12からのHBL及び
HOBレベルを示す信号(図11の(f)及び(g))
のピーク値をホールドし、図9の(h)及び(i)で示
す信号を出力するピークホールド回路であり、該ピーク
ホールド回路13及び14の出力は比較回路15に入力
される。
【0035】上記比較回路15はピークホールド回路1
3及び14からの信号を比較し、両信号間に一定値以上
の差があると「H」出力を導出し、スイッチングトラン
ジスタTr4に導く。
3及び14からの信号を比較し、両信号間に一定値以上
の差があると「H」出力を導出し、スイッチングトラン
ジスタTr4に導く。
【0036】本実施例は上記の構成より成るので、CC
D2から導出される映像信号はCDS3で信号処理が施
され、図11(d)に示すような信号となってクランプ
回路4、HBL−S/H回路11及びHOB−S/H回
路12に供給される。
D2から導出される映像信号はCDS3で信号処理が施
され、図11(d)に示すような信号となってクランプ
回路4、HBL−S/H回路11及びHOB−S/H回
路12に供給される。
【0037】クランプ回路4ではCDS3より供給され
る映像信号(図11(d))を図7(k)に示すクラン
プパルスでクランプして、次段の信号処理回路(図示せ
ず)に導き、該信号処理回路でビデオ信号の処理を施し
てモニターに表示させる。
る映像信号(図11(d))を図7(k)に示すクラン
プパルスでクランプして、次段の信号処理回路(図示せ
ず)に導き、該信号処理回路でビデオ信号の処理を施し
てモニターに表示させる。
【0038】この場合、CCDに急激に強烈光が入射す
ると、クランプ回路4では図7に示すように信号成分が
変化する。図7において、(a)は強烈光の入射で全垂
直期間のOB部が飽和レベルまで達した場合、(b)は
強烈光の入射でOB部が浮き始めた場合、(c)は強烈
光の入射がない場合を夫々示しており、これは図6、図
8、図9、図10においても同一の意味を示す符号とし
て用いられる。
ると、クランプ回路4では図7に示すように信号成分が
変化する。図7において、(a)は強烈光の入射で全垂
直期間のOB部が飽和レベルまで達した場合、(b)は
強烈光の入射でOB部が浮き始めた場合、(c)は強烈
光の入射がない場合を夫々示しており、これは図6、図
8、図9、図10においても同一の意味を示す符号とし
て用いられる。
【0039】強烈光の入射がない図7(c)の状態で
は、クランプ回路4におけるクランプ前の信号(d)と
クランプ後の信号(e)では信号成分において変化はな
いが、強烈光が入射した図(b)の状態ではクランプ後
の信号成分(e)はクランプ前の信号成分(d)に比べ
て小さくなっており、更に強い強烈光が入射する図7
(a)の状態になると、クランプ後の信号成分(e)は
無くなってしまう。従って、強烈光が入射する図7
(a)の状態に突入すると、ビデオ信号は無くなってし
まいモニターには出画しない状態になる。
は、クランプ回路4におけるクランプ前の信号(d)と
クランプ後の信号(e)では信号成分において変化はな
いが、強烈光が入射した図(b)の状態ではクランプ後
の信号成分(e)はクランプ前の信号成分(d)に比べ
て小さくなっており、更に強い強烈光が入射する図7
(a)の状態になると、クランプ後の信号成分(e)は
無くなってしまう。従って、強烈光が入射する図7
(a)の状態に突入すると、ビデオ信号は無くなってし
まいモニターには出画しない状態になる。
【0040】一方、強烈光がCCD2に入射するとCD
S回路3からの映像信号(d)は垂直方向と水平方向に
おける画面中央部A、画面上部B及び垂直ブランキング
部Cで夫々図6に示すようになる。
S回路3からの映像信号(d)は垂直方向と水平方向に
おける画面中央部A、画面上部B及び垂直ブランキング
部Cで夫々図6に示すようになる。
【0041】即ち、強烈光の入射がない(c)の状態で
はいずれも垂直ブランキング(VBL)部の浮き及びH
OB部の浮きは発生していないが、強烈光が入射する
(b)の状態になると、VBL部及びHOB部がいずれ
も浮きはじめ、画面上部BではHOB部が白レベルまで
上昇する。更に、強烈光が入射する(a)の状態になる
と、ついにはVBL部及びHOB部が全垂直期間に亘っ
て白レベルにまで上昇することになる。
はいずれも垂直ブランキング(VBL)部の浮き及びH
OB部の浮きは発生していないが、強烈光が入射する
(b)の状態になると、VBL部及びHOB部がいずれ
も浮きはじめ、画面上部BではHOB部が白レベルまで
上昇する。更に、強烈光が入射する(a)の状態になる
と、ついにはVBL部及びHOB部が全垂直期間に亘っ
て白レベルにまで上昇することになる。
【0042】上記の各状態からなり得るCDS3からの
映像信号(d)を上記のHBL−S/H回路11及びH
OB−S/H回路12に入力し、夫々図11に示すHB
L−S/Hパルスl及びHOB−S/Hパルスmでサン
プリングホールドすると、図8及び図11に示すような
HBLレベルの信号(f)及びHOBレベルの信号
(g)が導出される。
映像信号(d)を上記のHBL−S/H回路11及びH
OB−S/H回路12に入力し、夫々図11に示すHB
L−S/Hパルスl及びHOB−S/Hパルスmでサン
プリングホールドすると、図8及び図11に示すような
HBLレベルの信号(f)及びHOBレベルの信号
(g)が導出される。
【0043】次に、この両信号(f)及び(g)をピー
クホールド回路13及び14でピークホールドし、図9
(h)及び(i)に示すHBLレベル及びHOBレベル
のピークホールド信号を導出し、これを次段の比較回路
15に入力する。
クホールド回路13及び14でピークホールドし、図9
(h)及び(i)に示すHBLレベル及びHOBレベル
のピークホールド信号を導出し、これを次段の比較回路
15に入力する。
【0044】比較回路15では、上記HBLレベル及び
HOBレベルのピークホールド信号(h)及び(i)を
比較し、図10(j)に示すような比較出力を得る。
HOBレベルのピークホールド信号(h)及び(i)を
比較し、図10(j)に示すような比較出力を得る。
【0045】上記比較回路15の比較出力(j)は図1
0に示すように、上記(a)及び(b)の状態において
「H」レベルになり、(c)の状態において「L」レベ
ルになる。比較回路15の出力が「H」になると、スイ
ッチングトランジスタTr4を導通させ、基板電圧供給
回路1の抵抗R4を短絡するので、トランジスタTr1
のエミッタ電圧が上昇し、CCDの基板電圧上昇させ
る。
0に示すように、上記(a)及び(b)の状態において
「H」レベルになり、(c)の状態において「L」レベ
ルになる。比較回路15の出力が「H」になると、スイ
ッチングトランジスタTr4を導通させ、基板電圧供給
回路1の抵抗R4を短絡するので、トランジスタTr1
のエミッタ電圧が上昇し、CCDの基板電圧上昇させ
る。
【0046】即ち、強烈光がCCD2に入射する上記
(a)及び(b)の状態では、CCD2の基板電圧が上
昇するのでOB部の浮きが解消され、回路の動作を正常
にする。比較回路15の比較出力(j)は、図10に示
すように強烈光の入射がない(c)の状態では「L」レ
ベルになり、スイッチングトランジスタTr4を遮断状
態に保ち通常動作を行う。
(a)及び(b)の状態では、CCD2の基板電圧が上
昇するのでOB部の浮きが解消され、回路の動作を正常
にする。比較回路15の比較出力(j)は、図10に示
すように強烈光の入射がない(c)の状態では「L」レ
ベルになり、スイッチングトランジスタTr4を遮断状
態に保ち通常動作を行う。
【0047】本実施例は以上のようにしてCCDの出力
信号より強烈光の入射の有無を検出し、これを信号処理
してCCDの基板電圧にフィードバックして、強烈光入
射時のクランプ不良による画像出力が得られなくなる問
題を解消する。
信号より強烈光の入射の有無を検出し、これを信号処理
してCCDの基板電圧にフィードバックして、強烈光入
射時のクランプ不良による画像出力が得られなくなる問
題を解消する。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上のように、CCDの出力信
号よりCCDへの入射光の異常を検出して、CCDの基
板電圧を制御するようにしたものであるから、簡単な回
路構成で入射光異常に基づく画像出力の乱れに高速に対
応する装置を提供することができる。また、CCD出力
のスミア成分が基準値を越えることを検出して、CCD
の基板電圧を制御するので、通常時は所望のダイナミッ
クレンジを確保し、強い光が入射したときには効果的に
ブルーミングを抑制するようにすることができる。更に
また、CCD出力のブランキング部の信号レベルに対し
て、オプティカルブラック部の信号レベルが所定の値以
上になることを検出して、強烈光の入射を検出しCCD
基板電圧の制御を行うので、オプティカルブラック部の
浮きによる出力信号の乱れを解消することができる。
号よりCCDへの入射光の異常を検出して、CCDの基
板電圧を制御するようにしたものであるから、簡単な回
路構成で入射光異常に基づく画像出力の乱れに高速に対
応する装置を提供することができる。また、CCD出力
のスミア成分が基準値を越えることを検出して、CCD
の基板電圧を制御するので、通常時は所望のダイナミッ
クレンジを確保し、強い光が入射したときには効果的に
ブルーミングを抑制するようにすることができる。更に
また、CCD出力のブランキング部の信号レベルに対し
て、オプティカルブラック部の信号レベルが所定の値以
上になることを検出して、強烈光の入射を検出しCCD
基板電圧の制御を行うので、オプティカルブラック部の
浮きによる出力信号の乱れを解消することができる。
【図1】 本発明の一実施例の構成図。
【図2】 図1の各部の信号波形図。
【図3】 図1の動作説明図。
【図4】 図1の動作説明図。
【図5】 本発明の他の実施例の構成図。
【図6】 図5の動作説明図。
【図7】 図5の各部の信号波形図。
【図8】 図5の各部の信号波形図。
【図9】 図5の各部の信号波形図。
【図10】 図5の各部の信号波形図。
【図11】 図5の各部の信号波形図。
【図12】 従来例の構成図。
【図13】 CCDの構成図。
【図14】 従来例の動作説明図。
1 基板電圧供給回路 2 CCD 7 ゲート回路 9、15 比較回路 11 HBL−S/H 12 HOB−S/H Tr4 スイッチングトランジスタ
Claims (3)
- 【請求項1】被写体の映像信号を導出するCCD撮像手
段と、該CCD撮像手段の出力から入射光量の増大に伴
う異常状態を検出する異常状態検出手段と、該異常状態
検出手段より異常状態が検出されたとき上記CCD撮像
手段の基板電圧を上昇させるように制御して上記異常状
態を回避する基板電圧制御手段とを設けたことを特徴と
するCCD撮像回路。 - 【請求項2】請求項1記載のCCD撮像回路において、
異常状態検出手段はCCD撮像手段から導出される映像
信号の垂直ブランキング内のスミア成分を検出するスミ
ア成分検出手段と、該スミア成分検出手段で検出したス
ミア成分が予め定めた基準値を越えているか否かを判断
する比較手段とから成ることを特徴とするCCD撮像回
路。 - 【請求項3】請求項1記載のCCD撮像回路において、
異常状態検出手段は、CCD撮像手段の水平オプティカ
ルブラック部の出力レベルを検出するオプティカルブラ
ック出力検出手段と、水平ブランキング部の出力レベル
を検出するブランキングレベル検出手段と、上記水平ブ
ランキング部の出力レベルに対する上記オプティカルブ
ラック部の出力レベルが、予め定めた所定の値以上にな
っていることを検出する比較手段とから成ることを特徴
とするCCD撮像回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3355755A JPH05176236A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | Ccd撮像回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3355755A JPH05176236A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | Ccd撮像回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05176236A true JPH05176236A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18445593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3355755A Pending JPH05176236A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | Ccd撮像回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05176236A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6707494B1 (en) | 1998-11-06 | 2004-03-16 | Fuji Photo Film, Co, Ltd. | Solid-state image pickup apparatus free from limitations on thin-down reading in a four-field interline transfer system and method of reading signals out of the same |
US6809763B1 (en) * | 1999-08-02 | 2004-10-26 | Olympus Optical Co., Ltd. | Image pickup apparatus and method of correcting deteriorated pixel signal thereof |
JP2005142829A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Canon Inc | 画像データ補正装置、画像処理装置、画像データ補正方法、制御プログラム、及び記憶媒体 |
JP2006094010A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Canon Inc | 撮像装置及び撮像方法 |
JP2006217262A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Canon Inc | 撮像装置、クランプ制御方法、及びプログラム |
CN116303042A (zh) * | 2023-03-22 | 2023-06-23 | 中国人民解放军国防科技大学 | 一种基于污点分析的软件配置故障检测方法 |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP3355755A patent/JPH05176236A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6707494B1 (en) | 1998-11-06 | 2004-03-16 | Fuji Photo Film, Co, Ltd. | Solid-state image pickup apparatus free from limitations on thin-down reading in a four-field interline transfer system and method of reading signals out of the same |
US6809763B1 (en) * | 1999-08-02 | 2004-10-26 | Olympus Optical Co., Ltd. | Image pickup apparatus and method of correcting deteriorated pixel signal thereof |
JP2005142829A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Canon Inc | 画像データ補正装置、画像処理装置、画像データ補正方法、制御プログラム、及び記憶媒体 |
JP2006094010A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Canon Inc | 撮像装置及び撮像方法 |
JP2006217262A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Canon Inc | 撮像装置、クランプ制御方法、及びプログラム |
CN116303042A (zh) * | 2023-03-22 | 2023-06-23 | 中国人民解放军国防科技大学 | 一种基于污点分析的软件配置故障检测方法 |
CN116303042B (zh) * | 2023-03-22 | 2023-09-12 | 中国人民解放军国防科技大学 | 一种基于污点分析的软件配置故障检测方法 |
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