JPH05175899A - ディジタル無線電話機 - Google Patents
ディジタル無線電話機Info
- Publication number
- JPH05175899A JPH05175899A JP3355693A JP35569391A JPH05175899A JP H05175899 A JPH05175899 A JP H05175899A JP 3355693 A JP3355693 A JP 3355693A JP 35569391 A JP35569391 A JP 35569391A JP H05175899 A JPH05175899 A JP H05175899A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- radio telephone
- digital radio
- registered
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動中のディジタル無線電話機の扱い者に対
し移動地点を報知できるようにする。 【構成】 １００〜２００メートル間隔で配置されてい
る基地局から送信されるそれぞれの基地局固有の基地局
番号を受信すると、予めＥ2 ＰＲＯＭ９内にこの基地局
番号と対応して登録されている住所データを読みだして
表示部７へ表示する。この結果、扱い者は現在どの地点
を移動しているかが容易にわかる。
し移動地点を報知できるようにする。 【構成】 １００〜２００メートル間隔で配置されてい
る基地局から送信されるそれぞれの基地局固有の基地局
番号を受信すると、予めＥ2 ＰＲＯＭ９内にこの基地局
番号と対応して登録されている住所データを読みだして
表示部７へ表示する。この結果、扱い者は現在どの地点
を移動しているかが容易にわかる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、基地局を介し通話や通
信を行うディジタル無線電話機に関する。
信を行うディジタル無線電話機に関する。
【０００２】
【従来の技術】第２世代もしくは新世代コードレス電話
システムは、小ゾーン構成を採るシステムであるため、
基地局は１００〜２００メートル間隔で配置されてい
る。この場合、移動局、即ちディジタル無線電話機にお
いて発信操作が行われると、最寄りの基地局を介して電
話局へ発信の旨が伝達され相手の呼出が行われる。そし
て相手が応答すると、これら最寄りの基地局を介し移動
局と相手との間で通話が開始される。
システムは、小ゾーン構成を採るシステムであるため、
基地局は１００〜２００メートル間隔で配置されてい
る。この場合、移動局、即ちディジタル無線電話機にお
いて発信操作が行われると、最寄りの基地局を介して電
話局へ発信の旨が伝達され相手の呼出が行われる。そし
て相手が応答すると、これら最寄りの基地局を介し移動
局と相手との間で通話が開始される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このようなディジタル
無線電話機は、通話しながら移動できる便利なものであ
るが、扱い者が例えば地理的に不慣れな地域を移動中の
場合は現在のどの地点を移動しているかがわからず、こ
うした移動地点を扱い者に簡便に報知できるような装置
の開発が要望されている。
無線電話機は、通話しながら移動できる便利なものであ
るが、扱い者が例えば地理的に不慣れな地域を移動中の
場合は現在のどの地点を移動しているかがわからず、こ
うした移動地点を扱い者に簡便に報知できるような装置
の開発が要望されている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、基地局の番号と対応する住所データ
を登録する登録手段と、基地局から送信される基地局番
号を受信する受信手段と、この受信手段の受信出力に応
じて住所データを表示する表示手段とを備えたものであ
る。
るために本発明は、基地局の番号と対応する住所データ
を登録する登録手段と、基地局から送信される基地局番
号を受信する受信手段と、この受信手段の受信出力に応
じて住所データを表示する表示手段とを備えたものであ
る。
【０００５】
【作用】基地局からその基地局固有の基地局番号が送信
された場合には、この基地局番号と対応する住所データ
が表示される。
された場合には、この基地局番号と対応する住所データ
が表示される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は、本発明に係るディジタル無線電話機の一実
施例を示すブロック図である。同図において、１はこの
ディジタル無線電話機の全制御を行う制御部、２は図示
しない基地局と無線通信を行う無線部、３はアンテナ、
４はマイク、５はスピーカ、６はダイヤル発信や各種の
登録を行うキーボード、７は表示部、８はプログラムを
格納したＲＯＭ、９は各種の設定データが記憶され電気
的に書き込み・消去が可能なＥ2 ＰＲＯＭである。
る。図１は、本発明に係るディジタル無線電話機の一実
施例を示すブロック図である。同図において、１はこの
ディジタル無線電話機の全制御を行う制御部、２は図示
しない基地局と無線通信を行う無線部、３はアンテナ、
４はマイク、５はスピーカ、６はダイヤル発信や各種の
登録を行うキーボード、７は表示部、８はプログラムを
格納したＲＯＭ、９は各種の設定データが記憶され電気
的に書き込み・消去が可能なＥ2 ＰＲＯＭである。
【０００７】ここで、各基地局は１００〜２００メート
ル間隔で配置されており、これらの各基地局からは、数
秒〜数十秒の間隔で定期的に各基地局固有の基地局番号
が移動局であるディジタル無線電話機に対して送信され
ている。この基地局番号はＣＳ−ＩＤと呼称され、論理
制御チャネルを示すＬＣＣＨスーパーフレーム内に含ま
れる４２ビットのデータである。そして、予めキーボー
ド６を操作することにより、Ｅ2 ＰＲＯＭ９内に、これ
らのＣＳ−ＩＤ及びこのＣＳ−ＩＤと対応する住所を登
録する。こうして多くのＣＳ−ＩＤ及びこれらのＣＳ−
ＩＤと対応するそれぞれの住所を登録しておけば、移動
局がＣＳ−ＩＤを受信した時にこれと対応する住所を表
示部７へ表示することが可能となる。
ル間隔で配置されており、これらの各基地局からは、数
秒〜数十秒の間隔で定期的に各基地局固有の基地局番号
が移動局であるディジタル無線電話機に対して送信され
ている。この基地局番号はＣＳ−ＩＤと呼称され、論理
制御チャネルを示すＬＣＣＨスーパーフレーム内に含ま
れる４２ビットのデータである。そして、予めキーボー
ド６を操作することにより、Ｅ2 ＰＲＯＭ９内に、これ
らのＣＳ−ＩＤ及びこのＣＳ−ＩＤと対応する住所を登
録する。こうして多くのＣＳ−ＩＤ及びこれらのＣＳ−
ＩＤと対応するそれぞれの住所を登録しておけば、移動
局がＣＳ−ＩＤを受信した時にこれと対応する住所を表
示部７へ表示することが可能となる。
【０００８】図２は、このような移動局、即ちディジタ
ル無線電話機内の制御部１の動作を示すフローチャート
である。このフローチャートに基づき制御部１の詳細な
動作を説明する。上記したように、各基地局からは定期
的に不特定多数の移動局に対し定期的にＬＣＣＨスーパ
ーフレームが送信されており、移動局が新たな基地局の
エリアに移動すると、送信されるＬＣＣＨスーパーフレ
ーム内には移動先の基地局番号を示すＣＳ−ＩＤが含ま
れている。このような状況のときにディジタル無線電話
機がパワーオンされると、ステップ２０においては定期
的に到来するこのＬＣＣＨスーパーフレームを受信す
る。そして受信したＬＣＣＨスーパーフレームの中に含
まれるＣＳ−ＩＤをステップ２１で取得する。次に、ス
テップ２２では、今回取得したＣＳ−ＩＤと前回に取得
したＣＳ−ＩＤとを比較し、ＣＳ−ＩＤが変化したか否
かを判定する。
ル無線電話機内の制御部１の動作を示すフローチャート
である。このフローチャートに基づき制御部１の詳細な
動作を説明する。上記したように、各基地局からは定期
的に不特定多数の移動局に対し定期的にＬＣＣＨスーパ
ーフレームが送信されており、移動局が新たな基地局の
エリアに移動すると、送信されるＬＣＣＨスーパーフレ
ーム内には移動先の基地局番号を示すＣＳ−ＩＤが含ま
れている。このような状況のときにディジタル無線電話
機がパワーオンされると、ステップ２０においては定期
的に到来するこのＬＣＣＨスーパーフレームを受信す
る。そして受信したＬＣＣＨスーパーフレームの中に含
まれるＣＳ−ＩＤをステップ２１で取得する。次に、ス
テップ２２では、今回取得したＣＳ−ＩＤと前回に取得
したＣＳ−ＩＤとを比較し、ＣＳ−ＩＤが変化したか否
かを判定する。
【０００９】そして、ＣＳ−ＩＤが変化せずステップ２
２で「Ｎ」と判定される場合は、前回受信したＣＳ−Ｉ
Ｄの送信先である基地局エリア内に留まっているという
ことで、何も処理せずにステップ２０へ戻り、基地局か
ら送信されるＬＣＣＨスーパーフレームの再度の受信を
行う。また、ＣＳ−ＩＤが前回の値と異なり、ステップ
２２で「Ｙ」と判定される場合は、前回と異なる基地局
のエリアへ移動しているということで、この新たなＣＳ
−ＩＤに対応する住所データをＥ2 ＰＲＯＭ９内から読
み出す（ステップ２３）と共に、読みだした住所データ
を表示部７上に表示する（ステップ２４）。このよう
に、予めディジタル無線電話機内の予めＥ2 ＰＲＯＭ９
に各ＣＳ−ＩＤ及び各ＣＳ−ＩＤと対応する住所を登録
しておき、ＣＳ−ＩＤを受信した時点で該当の住所を表
示部７へ表示するようにして簡易的なナビゲーションシ
ステムを実現するようにしたものである。
２で「Ｎ」と判定される場合は、前回受信したＣＳ−Ｉ
Ｄの送信先である基地局エリア内に留まっているという
ことで、何も処理せずにステップ２０へ戻り、基地局か
ら送信されるＬＣＣＨスーパーフレームの再度の受信を
行う。また、ＣＳ−ＩＤが前回の値と異なり、ステップ
２２で「Ｙ」と判定される場合は、前回と異なる基地局
のエリアへ移動しているということで、この新たなＣＳ
−ＩＤに対応する住所データをＥ2 ＰＲＯＭ９内から読
み出す（ステップ２３）と共に、読みだした住所データ
を表示部７上に表示する（ステップ２４）。このよう
に、予めディジタル無線電話機内の予めＥ2 ＰＲＯＭ９
に各ＣＳ−ＩＤ及び各ＣＳ−ＩＤと対応する住所を登録
しておき、ＣＳ−ＩＤを受信した時点で該当の住所を表
示部７へ表示するようにして簡易的なナビゲーションシ
ステムを実現するようにしたものである。
【００１０】なお、本実施例においては、各ＣＳ−ＩＤ
と対応する住所を予めＥ2 ＰＲＯＭに登録するようにし
ているが、将来的にはこのＣＳ−ＩＤや住所等を管理す
る管理センターからダウンロードすることもできる。ま
た、ＩＣカードやメモリカード等の外部記憶装置に各Ｃ
Ｓ−ＩＤや住所を登録するようにしても良い。
と対応する住所を予めＥ2 ＰＲＯＭに登録するようにし
ているが、将来的にはこのＣＳ−ＩＤや住所等を管理す
る管理センターからダウンロードすることもできる。ま
た、ＩＣカードやメモリカード等の外部記憶装置に各Ｃ
Ｓ−ＩＤや住所を登録するようにしても良い。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、基地局か
ら基地局番号が送信された場合には、これの受信を行う
と共に、この基地局番号と対応して予め登録されている
住所データを表示するようにしたので、扱い者に対し現
在の移動地点が的確に報知できるという効果がある。
ら基地局番号が送信された場合には、これの受信を行う
と共に、この基地局番号と対応して予め登録されている
住所データを表示するようにしたので、扱い者に対し現
在の移動地点が的確に報知できるという効果がある。
【図１】本発明に係るディジタル無線電話機の一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】上記ディジタル無線電話機の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
１ 制御部 ２ 無線部 ３ アンテナ ４ マイク ５ スピーカ ６ キーボード ７ 表示部 ８ ＲＯＭ ９ Ｅ2 ＰＲＯＭ
Claims (1)
- 【請求項１】 それぞれ固有の番号を有する基地局を介
して通信および通話を行うディジタル無線電話機におい
て、 前記基地局の番号と対応する住所データを登録する登録
手段と、前記基地局から送信される基地局番号を受信す
る受信手段と、この受信手段の受信出力に応じて前記住
所データを表示する表示手段とを備えたことを特徴とす
るディジタル無線電話機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3355693A JPH05175899A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | ディジタル無線電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3355693A JPH05175899A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | ディジタル無線電話機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05175899A true JPH05175899A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18445283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3355693A Pending JPH05175899A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | ディジタル無線電話機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05175899A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05344049A (ja) * | 1992-06-11 | 1993-12-24 | Nec Corp | 所在地表示機能付き電話装置 |
| JPH08182040A (ja) * | 1994-12-22 | 1996-07-12 | Nec Corp | 移動無線電話装置 |
| EP0777399A2 (en) * | 1995-12-06 | 1997-06-04 | Sony Corporation | Portable telephone with current location display and network thereof |
| JPH09322229A (ja) * | 1996-05-29 | 1997-12-12 | Nec Corp | 無線電話装置 |
| US6400941B1 (en) | 1997-04-21 | 2002-06-04 | Casio Computer Co., Ltd. | Mobile information device capable of obtaining user information relating to local area |
| EP1622399A1 (en) * | 2003-05-08 | 2006-02-01 | Fujitsu Limited | Location judgment method using cell broadcast, mobile terminal thereof, and program |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59191946A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-31 | Hitachi Ltd | 移動体電話機 |
| JPS62152000A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-06 | 株式会社デンソー | 車載用のナビゲ−シヨン装置 |
| JPS63129767A (ja) * | 1986-11-20 | 1988-06-02 | Iwatsu Electric Co Ltd | 携帯電話系における課金方式 |
| JPS6468036A (en) * | 1987-09-08 | 1989-03-14 | Nec Corp | Individual radio calling receiver |
| JPH03154525A (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-02 | Hitachi Ltd | 車載情報システム |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP3355693A patent/JPH05175899A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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| JPH05344049A (ja) * | 1992-06-11 | 1993-12-24 | Nec Corp | 所在地表示機能付き電話装置 |
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| EP0777399A3 (en) * | 1995-12-06 | 1999-09-15 | Sony Corporation | Portable telephone with current location display and network thereof |
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| EP1622399A1 (en) * | 2003-05-08 | 2006-02-01 | Fujitsu Limited | Location judgment method using cell broadcast, mobile terminal thereof, and program |
| EP1622399A4 (en) * | 2003-05-08 | 2008-11-19 | Fujitsu Ltd | LOCATION APPROVAL METHOD USING CELL BROADCAST, MOBILE DEVICE AND PROGRAM |
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Legal Events
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090628 Year of fee payment: 7 |
|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100628 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100628 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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