JPH05175791A - パルス発振回路 - Google Patents
パルス発振回路Info
- Publication number
- JPH05175791A JPH05175791A JP3023325A JP2332591A JPH05175791A JP H05175791 A JPH05175791 A JP H05175791A JP 3023325 A JP3023325 A JP 3023325A JP 2332591 A JP2332591 A JP 2332591A JP H05175791 A JPH05175791 A JP H05175791A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operational amplifier
- voltage
- input terminal
- oscillation circuit
- power supply
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 オペアンプにより構成する発振回路の、負電
源を省略する。 【構成】 オペアンプ１を用い、その出力電圧の分圧を
基準電圧として非反転入力端子に印加し、反転入力端子
には上記出力電圧の一部によって充電されるコンデンサ
６を接続し、かつ、オペアンプの非反転入力端子に一定
の電位差を与える回路素子９を接続して、オペアンプの
負電源端子との間に一定の電位差を有するパルス発振回
路。
源を省略する。 【構成】 オペアンプ１を用い、その出力電圧の分圧を
基準電圧として非反転入力端子に印加し、反転入力端子
には上記出力電圧の一部によって充電されるコンデンサ
６を接続し、かつ、オペアンプの非反転入力端子に一定
の電位差を与える回路素子９を接続して、オペアンプの
負電源端子との間に一定の電位差を有するパルス発振回
路。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、比較器として利用した
オペアンプによるパルス発振回路に関する。
オペアンプによるパルス発振回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、オペアンプは極めて有用な回路
であり、比較機能を有している。図２は、そのようなオ
ペアンプの比較機能を利用した従来のパルス発振回路を
示しており、１はオペアンプ、２ないし５は抵抗器、６
はコンデンサ、７は正電源、そして８は負電源であり、
これら正電源および負電源には、＋15Ｖ(ボルト)、−15
Ｖの電圧がそれぞれ印加される。
であり、比較機能を有している。図２は、そのようなオ
ペアンプの比較機能を利用した従来のパルス発振回路を
示しており、１はオペアンプ、２ないし５は抵抗器、６
はコンデンサ、７は正電源、そして８は負電源であり、
これら正電源および負電源には、＋15Ｖ(ボルト)、−15
Ｖの電圧がそれぞれ印加される。
【０００３】図３及び図４は図２のパルス発振原理を示
す図であり、図３は電圧関係図、図４は各部の電圧波形
を示す図である。図３のように、オペアンプ１の出力端
子Ｔoに現われる電圧をＥoutとすると、非反転入力端子
の＋端子にはＥＲ3＝［Ｒ3／(Ｒ3＋Ｒ4)］×Ｅoutで表
される電圧が比較基準電圧として入力される。
す図であり、図３は電圧関係図、図４は各部の電圧波形
を示す図である。図３のように、オペアンプ１の出力端
子Ｔoに現われる電圧をＥoutとすると、非反転入力端子
の＋端子にはＥＲ3＝［Ｒ3／(Ｒ3＋Ｒ4)］×Ｅoutで表
される電圧が比較基準電圧として入力される。
【０００４】Ｅoutは、反転入力端子に印加されるコン
デンサＣ1の充放電によって変化する被比較電圧Ｅcによ
って変化し、その比較しきい値を境に、結局図４(a)に
示すように、±Ｅoutの値をとる。そのとき、非反転入
力端子の基準電圧ＥＲ3は図４(b)のように変化する。一
方、反転入力端子には、電圧Ｅoutが抵抗器Ｒ2を経てコ
ンデンサＣ1を充電する電圧Ｅcが印加されており、その
電圧Ｅcが基準電圧ＥＲ3と比較され、Ｅc＜＋ＥＲ3なら
ば、オペアンプ１の出力電圧は＋Ｅoutとなり、Ｅc＞＋
ＥＲ3ならば−Ｅoutとなる。すなわち、上記、コンデン
サＣ1の充放電電圧Ｅcは±ＥＲ3間を図４(c)のように上
下し、その繰返しで出力端子Ｔoには一定のパルスが発
生する。
デンサＣ1の充放電によって変化する被比較電圧Ｅcによ
って変化し、その比較しきい値を境に、結局図４(a)に
示すように、±Ｅoutの値をとる。そのとき、非反転入
力端子の基準電圧ＥＲ3は図４(b)のように変化する。一
方、反転入力端子には、電圧Ｅoutが抵抗器Ｒ2を経てコ
ンデンサＣ1を充電する電圧Ｅcが印加されており、その
電圧Ｅcが基準電圧ＥＲ3と比較され、Ｅc＜＋ＥＲ3なら
ば、オペアンプ１の出力電圧は＋Ｅoutとなり、Ｅc＞＋
ＥＲ3ならば−Ｅoutとなる。すなわち、上記、コンデン
サＣ1の充放電電圧Ｅcは±ＥＲ3間を図４(c)のように上
下し、その繰返しで出力端子Ｔoには一定のパルスが発
生する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなオペアンプを利用したパルス発振回路は、オペ
アンプの電源として正、負の２種類の電源を必要とする
ため、回路が複雑になるという構成上の問題を有してい
た。
たようなオペアンプを利用したパルス発振回路は、オペ
アンプの電源として正、負の２種類の電源を必要とする
ため、回路が複雑になるという構成上の問題を有してい
た。
【０００６】本発明は、上記の問題点を解決し、１電源
のみで動作するオペアンプを用いたパルス発振回路を提
供することを目的とする。
のみで動作するオペアンプを用いたパルス発振回路を提
供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、オペアンプを設け、その出力電圧の分
圧を基準電圧として非反転入力端子に印加し、反転入力
端子には上記出力電圧の一部によって充電されるコンデ
ンサを接続し、かつ、オペアンプの非反転入力端子に一
定の電位差を与える回路素子を接続して、オペアンプの
負電源端子との間に一定の電位差を有する構成とする。
達成するために、オペアンプを設け、その出力電圧の分
圧を基準電圧として非反転入力端子に印加し、反転入力
端子には上記出力電圧の一部によって充電されるコンデ
ンサを接続し、かつ、オペアンプの非反転入力端子に一
定の電位差を与える回路素子を接続して、オペアンプの
負電源端子との間に一定の電位差を有する構成とする。
【０００８】
【作用】上記構成によれば、一定の電位差を与える回路
素子、例えば発光ダイオードによる電圧降下が一定であ
るから、オペアンプの非反転入力端子に印加される基準
電圧は、通電時には常に一定電圧となり、そのため、負
電源を廃止してグランド電位にしても、そのグランドと
非反転入力端子との間には常に一定の電位差を生じ、正
電源だけでパルス発振動作をし、しかも、発光ダイオー
ドが、動作時に発光するから、その発光が動作確認用パ
イロットとして機能する。
素子、例えば発光ダイオードによる電圧降下が一定であ
るから、オペアンプの非反転入力端子に印加される基準
電圧は、通電時には常に一定電圧となり、そのため、負
電源を廃止してグランド電位にしても、そのグランドと
非反転入力端子との間には常に一定の電位差を生じ、正
電源だけでパルス発振動作をし、しかも、発光ダイオー
ドが、動作時に発光するから、その発光が動作確認用パ
イロットとして機能する。
【０００９】
【実施例】以下、図面を用いて実施例を詳細に説明す
る。図１は、本発明の一実施例のパルス発振回路を示し
たもので、符号１ないし７は図２と同じものを表し、ま
た符号９は発光ダイオードである。
る。図１は、本発明の一実施例のパルス発振回路を示し
たもので、符号１ないし７は図２と同じものを表し、ま
た符号９は発光ダイオードである。
【００１０】このように構成された本実施例のパルス発
振回路は、抵抗器Ｒ3とＲ4の比によって出力パルス電圧
の正負反転の周波数が決まり、コンデンサＣ1及び抵抗
器Ｒ2による充電時間によって発生パルスの周期が決ま
る。
振回路は、抵抗器Ｒ3とＲ4の比によって出力パルス電圧
の正負反転の周波数が決まり、コンデンサＣ1及び抵抗
器Ｒ2による充電時間によって発生パルスの周期が決ま
る。
【００１１】例えば、抵抗器Ｒ3とＲ4の抵抗値の関係
が、Ｒ3＝0.86Ｒ4であれば、オペアンプ１の出力端子Ｔ
oにはｆ＝１／２Ｃ1Ｒ1(Hz)のパルス発振出力を得るこ
とができる。
が、Ｒ3＝0.86Ｒ4であれば、オペアンプ１の出力端子Ｔ
oにはｆ＝１／２Ｃ1Ｒ1(Hz)のパルス発振出力を得るこ
とができる。
【００１２】以上のように、本実施例は、オペアンプ１
の非反転入力端子には電圧降下が一定な発光ダイオード
９を接続して、グランドとの間に一定電圧差を生じさ
せ、それによりオペアンプを＋電源のみによって動作さ
せる発振回路としたものである。なお、以上の実施例は
発光ダイオードによって説明したが、これは一定の電圧
降下が得られる他の回路素子であってもよいことは当然
である。
の非反転入力端子には電圧降下が一定な発光ダイオード
９を接続して、グランドとの間に一定電圧差を生じさ
せ、それによりオペアンプを＋電源のみによって動作さ
せる発振回路としたものである。なお、以上の実施例は
発光ダイオードによって説明したが、これは一定の電圧
降下が得られる他の回路素子であってもよいことは当然
である。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、オペアンプを比較器として構成するパルス発振回路
において、オペアンプの非反転入力端子に一定の電圧降
下が得られる回路素子、たとえば発光ダイオードをグラ
ンドとの間に接続して、オペアンプに負電源を要するこ
となく、正電源のみによってパルス発振させるものであ
り、電源構成が簡易になるとともに、発光ダイオードを
使用したときは、それが回路パイロット的な役割をも果
す利点があり、実用的効果が大きい。
は、オペアンプを比較器として構成するパルス発振回路
において、オペアンプの非反転入力端子に一定の電圧降
下が得られる回路素子、たとえば発光ダイオードをグラ
ンドとの間に接続して、オペアンプに負電源を要するこ
となく、正電源のみによってパルス発振させるものであ
り、電源構成が簡易になるとともに、発光ダイオードを
使用したときは、それが回路パイロット的な役割をも果
す利点があり、実用的効果が大きい。
【図１】本発明の一実施例の発振回路図である。
【図２】従来のオペアンプを用いた発振回路図である
【図３】図２の発振回路の電圧関係図である。
【図４】同各部の電圧波形図である。
１…オペアンプ、 ２，３，４，５…抵抗器、 ６…コ
ンデンサ、 ７…正電源、 ９…発光ダイオード。
ンデンサ、 ７…正電源、 ９…発光ダイオード。
Claims (2)
- 【請求項１】 オペアンプを設け、その出力電圧の分圧
を基準電圧として非反転入力端子に印加し、反転入力端
子には上記出力電圧によって充電されるコンデンサを接
続し、かつ、オペアンプの非反転入力端子に一定の電位
差を与える回路素子を接続して、オペアンプの負電源端
子との間に一定の電位差を有する構成としたことを特徴
とするパルス発振回路。 - 【請求項２】 一定の電位差を与える回路素子に、発光
ダイオードを用いたことを特徴とする請求項１記載のパ
ルス発振回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3023325A JPH05175791A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | パルス発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3023325A JPH05175791A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | パルス発振回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05175791A true JPH05175791A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=12107436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3023325A Pending JPH05175791A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | パルス発振回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05175791A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007180864A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Tokimec Inc | 電流制御回路 |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP3023325A patent/JPH05175791A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007180864A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Tokimec Inc | 電流制御回路 |
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