JPH05175675A - 電子回路基板の活線挿抜支援方式 - Google Patents

電子回路基板の活線挿抜支援方式

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JPH05175675A
JPH05175675A JP35626991A JP35626991A JPH05175675A JP H05175675 A JPH05175675 A JP H05175675A JP 35626991 A JP35626991 A JP 35626991A JP 35626991 A JP35626991 A JP 35626991A JP H05175675 A JPH05175675 A JP H05175675A
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JP
Japan
Prior art keywords
board
electronic circuit
circuit board
common bus
failure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP35626991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Moriya
裕 森谷
Atsuya Asano
篤哉 浅野
Toshio Ogawara
敏男 大河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Microcomputer System Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Microcomputer System Ltd
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Publication of JPH05175675A publication Critical patent/JPH05175675A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 障害基板の活線挿抜作業を確実容易にする。
障害の波及を防止する。一時的障害を自動回復させる。 【構成】 制御装置3は、ある基板1の障害を検知する
と、該基板のゲート信号16をオンしバスバッファ回路
12をハイインピーダンスにし共通バスから切り離すと
ともにLED13を点灯させる。T3時間後、ゲート信
号16をオフし、該基板の動作確認をし、異常ならばT
4後に同じ手順を繰り返す。正常確認の場合、該基板に
対し動作復旧命令を発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
や各種電子システムにおいて、障害を起こした電子回路
基板の活線挿抜を支援するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の電子回路基板(以下、基板と略
記)を共通バスで接続した各種システムにおいて、ある
基板に障害が発生した場合、通電状態のままでの障害基
板の挿抜(活線挿抜)により基板を交換したいという要
求がある。
【0003】従来より、この基板の活線挿抜に関して
は、特開昭62−14499号公報に記載の方式をはじ
め、様々な技術が考案されているが、基板の活線挿抜の
際に、障害を発生した基板の特定、その基板と共通バス
との切り離し、交換後の基板の動作復旧等は人の判断、
手作業に依存していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように人に多くを
依存していたため、以下のような問題点がある。 (1)作業ミスを誘発しやすい。 (2)システムの無人運転状態で障害が発生した場合、
障害の検知が遅れるため、1枚の基板の障害が他の正常
な基板にも波及しやすい。 (3)基板数が多いシステムでは、活線挿抜の際に、複
雑なシステム構成図や論理図を参照しながら作業を進め
なければならない場合も多く、このような場合、システ
ムを熟知した作業者がいないと作業ができない。しか
も、システムを熟知した作業者であっても、交換すべき
でない正常な基板を間違って抜去してしまう危険が少な
くない。
【0005】よって本発明の目的は、システムを熟知し
ていない作業者であっても、障害基板の活線挿抜作業を
確実容易にできるようにするための活線挿抜支援方式を
提供することにある。本発明のもう一つの目的は、基板
の一時的障害を自動的に回復させることが可能な活線挿
抜支援方式を提供することにある。これ以外の本発明の
目的、特徴は以下の説明によって明かにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の活線挿抜支援方
式は、複数の基板と、それらを制御する制御装置を共通
バスで接続したシステムにおいて、制御装置によって、
各基板毎に障害の発生を監視し、ある基板の障害発生を
検出した場合に、当該基板を共通バスから切り離す制御
と、当該基板を共通バスに接続させ、その動作を確認す
る制御と、当該基板に対応した発光素子もしくは表示素
子により、当該基板が共通バスから切り離されている状
態を明示させる制御を、当該基板の正常動作を確認する
まで周期的に繰り返し、そして、当該基板の正常動作を
確認した後は、当該基板の動作を復旧させる制御を行な
うことを特徴とする。
【0007】
【作用】この活線挿抜支援方式によれば、システム保守
者は障害基板と、それを抜去できる時期を簡単に識別確
認でき、また障害基板の交換後に動作復旧のための格別
の作業を行う必要もなくなるため、システム保守者がシ
ステムを熟知していなくとも、障害基板の活線挿抜作業
を簡単、迅速、確実に行なうことができる。障害基板は
共通バスから自動的に切り離され、しかも、その早期の
抜去を期待できるため、障害が他の基板へ波及しにくく
なる。さらに一時的な障害は自動的に回復するため、そ
のための作業が不要でシステム保守の負担が軽減される
とともに、手作業による場合に比べ動作回復にかかる時
間を短縮できる。
【0008】
【実施例】以下、図1及び図2を参照し、本発明の一実
施例を説明する。図1は活線挿抜支援手順のシーケンス
図であり、図2は説明に用いるシステム例の簡略化した
構成図である。
【0009】まず図2において、1は基板であって、こ
のシステム例では3枚の基板1A〜1Cがあり、それぞ
れ共通バス2に接続される。3は制御装置であり、これ
はバス監視制御部4を介して共通バス2に接続される。
【0010】各基板1は、基板1Cについて図示される
ように、基板固有の各種機能及び障害処理等に関連した
機能を達成するためのマイクロプロセッサ等の機能回路
10、この機能回路10に関連したバス制御回路11、
共通バス2とのインターフェイスのためのバスバッファ
回路12、活線挿抜に関連したLED(発光ダイオー
ド)等から構成される。
【0011】バスバッファ回路12は、通常、バス制御
回路11からのゲート信号14によりOR回路15を介
し制御されるが、バス監視制御部4からのゲート信号1
6(16A〜16C)もバスバッファ回路12に入力さ
れる。このゲート信号16はまた、LED13を点灯、
消灯させるための制御信号でもある。
【0012】制御装置3は、バス監視制御部4を通じて
共通バス2の監視及び制御を行なうが、活線挿抜に関す
る監視、制御も同様にバス監視制御部4を介して行な
う。例えば、制御装置3は、バス監視制御部4に指示を
与え各基板1へのゲート信号16を制御させることによ
って、バスバッファ回路12つまり基板1と共通バス2
との接続部分をハイインピーダンス状態に設定し、ある
いは解除することができ、同時にLED13を点灯ある
いは消灯させることができる。後述する基板1からの応
答の確認等も、同様にバス監視制御部4を介して行なわ
れる。
【0013】次に図1を参照し、活線挿抜支援手順につ
いて説明する。
【0014】(1)障害発生の検知、障害基板の特定 各基板1の機能回路10は、基板内で障害が発生して正
常な動作が不可能な状態となった場合、障害通知101
を共通バス2へ送出し、障害内容及び基板固有の情報を
制御装置3へ通知する。制御装置3は、この障害通知1
01をバス監視制御部4を介し受領した場合、該当基板
を障害基板として認識、特定する。
【0015】また制御装置3は、バス監視制御部4を介
し、各基板1に対し順に、T1周期で定期的に動作確認
問い合わせ100を発行し、それに対する応答がT2時
間内にない場合は、該当基板で障害が発生したと判断す
る。したがって、障害基板が障害通知101を発行でき
ないような障害を発生した場合でも、制御装置3は障害
の検知、障害基板の特定が可能である。
【0016】(2)障害基板の分離、表示 障害発生を確認した場合、障害基板に対する基板抜去可
能状態に設定するための命令102を発行し、バス監視
制御部4によって障害基板に対するゲート信号16をオ
ンさせることにより、障害基板のバスバッファ回路12
をハイインピーダンス状態に設定する。これによって障
害基板は、論理的に共通バス2から切断され、ハードウ
エア的にロック状態となって他の基板へ影響を及ぼさな
くなる。また通常、LED13は消灯しているが、この
時は障害基板のLED13が点灯する。このLED点灯
によって、システムの外部から障害基板であることと、
その抜去が可能な状態であることを視覚的に確認できる
ようになる。
【0017】制御装置3は、障害基板を抜去する時間的
余裕をシステム保守者に与えるため、T3時間の間、次
の命令を発行しない。システム保守者は、LED13が
点灯した基板1を障害基板として、LED13の点灯期
間に、それを抜去することができる。なお、抜去した基
板と交換するための正常な基板の挿着は、いつでもでき
る。
【0018】(3)基板抜去可能状態解除、動作テスト
指示 制御装置3は、命令102を発行してからT3時間を経
過すると、障害基板として認識した基板に対し、抜去可
能状態の解除と障害基板の動作確認指示のための命令1
03を発行する。バス監視制御部4は、障害基板に対す
るゲート信号16をオフし、また動作テストを指示す
る。
【0019】該当基板は、バスバッファ回路12のハイ
インピーダンス状態が解除されることによって共通バス
2と論理的に接続された状態に復帰し、基板は抜去不可
となる。この時、LED13が消灯するため、システム
保守者は該当基板の交換作業が禁止されていることを認
識できる。
【0020】また該当基板(障害基板または交換された
基板)は、その機能回路10によって指示された動作テ
ストを実行し、その終了後に結果通知104を送出す
る。
【0021】(4)動作確認 制御装置3は、命令103を発行後、該当基板からの動
作テストの結果通知104の受領をT2時間監視する。
結果通知104を受領した場合、その内容を解析し、異
常であるか正常であるかを判断する。また監視時間(T
2)内に結果通知104を受領しない場合は、障害基板
が挿着されたままであるか、抜去されたまであるか、あ
るいは交換後の基板も障害があるか、いずれかであるの
で、異常と判断する。
【0022】(5)順の繰り返し 制御装置3は、上記手順(4)で該当基板が異常である
と判断した場合、命令103の発行からT4時間後に上
記手順(2)に戻る。したがって、障害基板は再び共通
バス2から切断され、またLED13が点灯し、システ
ム保守者はT3時間の間、該当基板の抜去が可能とな
る。
【0023】(6)復旧指示 制御装置3は、上記手順(4)で該当基板が正常である
と判断した場合、該当基板に対する復旧命令105を発
行し、これにより該当基板は通常の動作状態に復旧す
る。
【0024】このように、基板1に障害が発生して活線
挿抜による交換が必要となった場合、システム保守者
は、LED13の点滅によって、障害基板を簡単に識別
し、また、その抜去可能な時期を確認し抜去作業を行な
うことができる。その後、任意のタイミングで交換基板
を挿着するだけで、自動的に元の動作状態に復旧させる
ことができる。また、障害基板は直ちに共通バス2から
切り離されるため、次に共通バス2に接続されるまでに
障害基板が抜去されるならば、障害の他の基板への影響
を最小限にできる。
【0025】障害基板の障害が一時的障害であれば、活
線挿抜作業が行なわれなくとも、その障害がなくなれば
上記手順(4)で正常と判断され、上記手順(6)で自
動復旧されるため、システム保守者による作業を必要と
しない。
【0026】なお、本実施例では活線挿抜に関連したL
ED13を個々の基板上に設けたが、基板との対応関係
が明かである限り、基板とは別の位置に集中して、ある
いは分散させて設けることも許される。また、LED1
3の代わりに、他の発行素子もしくは表示素子を用いて
もよい。バス監視制御部4は、制御装置3の一部と考え
てよい。また、表示素子もしく発光素子の点滅とは別
に、障害発生をブザー等によって警告してもよいことは
当然である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、障害基板と、それを抜
去できる時期が自動的に明示され、障害基板の交換後の
動作復旧が自動的に行なわれるため、システムを熟知し
ない者であっても、障害基板の活線挿抜を簡単、確実、
迅速に行なうことができるとともに、障害基板は自動的
に共通バスから切り離されること、その早期の抜去を期
待できることから、他の正常基板への障害の波及を効果
的に防止できる。また、一時的な障害は自動的に回復す
るため、そのための作業が不要でシステム保守の負担が
軽減するとともに、手作業による場合に比べ動作回復に
かかる時間を短縮できる、等の効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子回路基板の活線挿抜支援手順の一例を示す
シーケンス図である。
【図2】活線挿抜支援手続きの説明のためのシステム例
の概略構成図である。
【符号の説明】
1(1A〜1C) 電子回路基板 2 共通バス 3 制御装置 4 バス監視制御部 10 機能回路 11 バス制御回路 12 バスバッファ回路 13 LED 15 OR回路 16(16A〜16C) ゲート信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大河原 敏男 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所神奈川工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子回路基板と、それらを制御す
    る制御装置を共通バスで接続したシステムにおいて、制
    御装置によって、各電子回路基板毎に障害の発生を監視
    し、ある電子回路基板の障害発生を検出した場合に、当
    該電子回路基板を共通バスから切り離す制御と、当該電
    子回路基板を共通バスに接続させ、その動作を確認する
    制御と、当該電子回路基板に対応した発光素子もしくは
    表示素子により、当該電子回路基板が共通バスから切り
    離されている状態を明示させる制御を、当該電子回路基
    板の正常動作を確認するまで周期的に繰り返し、当該電
    子回路基板の正常動作を確認後に当該電子回路基板の動
    作を復旧させる制御を行なうことを特徴とする、電子回
    路基板の活線挿抜支援方式。
JP35626991A 1991-12-24 1991-12-24 電子回路基板の活線挿抜支援方式 Withdrawn JPH05175675A (ja)

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JP (1) JPH05175675A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5588144A (en) * 1993-12-03 1996-12-24 Hitachi, Ltd. Storage system having a bus common to a plurality of kinds of groups of packages

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5588144A (en) * 1993-12-03 1996-12-24 Hitachi, Ltd. Storage system having a bus common to a plurality of kinds of groups of packages
US5781767A (en) * 1993-12-03 1998-07-14 Hitachi, Ltd. Package blocking method for a storage system having a bus common to a plurality of kinds of groups of packages
US6199175B1 (en) 1993-12-03 2001-03-06 Hitachi, Ltd. Package blocking method for a storage system having a bus common to a plurality of kinds of groups of packages

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