JPH0517561Y2 - - Google Patents

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JPH0517561Y2
JPH0517561Y2 JP1986165489U JP16548986U JPH0517561Y2 JP H0517561 Y2 JPH0517561 Y2 JP H0517561Y2 JP 1986165489 U JP1986165489 U JP 1986165489U JP 16548986 U JP16548986 U JP 16548986U JP H0517561 Y2 JPH0517561 Y2 JP H0517561Y2
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JP
Japan
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compressor
temperature
discharge pipe
detection device
temperature detection
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JP1986165489U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空気調和機、冷凍機等に利用できる
冷凍ユニツトに関するものである。
〔従来の技術〕
従来の冷凍ユニツトの一例を第4図乃至第6図
に基づいて説明する。
図中において、11は圧縮機、12は圧縮機1
1からの吐出配管、13は吐出配管に取付けられ
た温度検出装置、14は、圧縮機11を囲繞する
防音材、15は冷凍ユニツトの外箱を示す。
第5図は、圧縮機11の平面図である。
冷凍装置は、冷媒を媒体として、放熱と吸熱を
行つており、その冷媒量は、冷凍装置の大小によ
り適正な運転となるように選定されている。
また、圧縮機11の冷却も冷媒で行つており、
圧縮機11へ吸入される冷媒の過熱度を適正に保
つようにすることにより、吐出冷媒ガス温度が上
がらないようにしている。
このような冷凍装置において、冷凍装置内の冷
媒量が、何らかの原因で漏れ、吸入過熱度が大き
くなると、吐出冷媒ガス温度も上昇する。このた
め圧縮機11内のモータ巻線あるいは冷凍機油が
高温となり、絶縁破損、冷凍機油の劣化による焼
付きを起こすおそれがあり、これを防止するた
め、吐出ガス冷媒温度が上昇したら、温度検出装
置13で配管温度を検出して圧縮機11を停止さ
せるようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の温度検出装置13の取付位置は、圧縮機
11が停止すると冷凍装置の配管高低差あるいは
冷媒圧力差により、冷媒が圧縮機11へ逆戻りし
てくる位置であるため、急激な温度変化を生じ
る。第6図はその状況を示したものであり、吐出
管温度は、圧力飽和温度近くまで一旦急激に下が
り、その後、圧縮機11からの熱伝導により、上
昇するが、温度検出装置13は温度が下降した時
に冷却され、吐出圧力と吸入圧力がバランスする
前に圧縮機11を再起動することになるため、ロ
ツク電流が流れたり、圧縮機11のトルクが大き
い場合には、有差圧起動状態で起動したりする。
このようにロツク電流が頻繁に流れると、冷凍
装置の配線、機器等に損傷を与える。また、有差
圧起動状態で起動すると、圧縮機11の回転部分
に損傷を与えることになり、好ましくない、等の
問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するため、防音材を
その外周に接するように巻付けて囲繞した圧縮機
を搭載すると共に、同圧縮機の吐出管に保護装置
用温度検出装置を取付けてなる冷凍ユニツトにお
いて、前記吐出管の少なくとも一部を圧縮機と、
その外周に巻付けられた防音材との間に配設する
と共に前記吐出管の圧縮機と防音材との間に配設
された部分に前記温度検出装置を取付けたことを
特徴とするものである。
〔作用〕
上記のように構成することにより、温度検出装
置が作動して圧縮機が停止し、吐出管温度が急激
に低下しても圧縮機からの放射熱でこれを補うこ
とにより、圧縮機の停止時間を長くすることがで
きるため、圧力バランス前に温度検出装置の作動
による圧縮機の再起動を防ぐことができるように
なる。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を第1図乃至第3図に
基づいて説明する。
図中において、1は圧縮機、2は圧縮機1から
の吐出配管、3は吐出配管2に取付けられた温度
検出装置、4は圧縮機1を囲繞する防音材、5は
外箱を示す。
本実施例においては、圧縮機1の吐出配管2の
一部は、圧縮機1と防音材4との間を経た後図示
しない熱交換器と接続されるよう配設されてお
り、温度検出装置3はこの吐出配管2の圧縮機1
と防音材4の間の中央あたりに取り付けられてい
る。
冷凍装置が、何らかの原因で冷媒が漏れた状態
で運転されている場合の、吐出管温度の変化状態
を第3図に示す。
吐出管温度が上昇すると、温度検出装置3が作
動して、圧縮機1の運転を停止する。圧縮機1の
停止により吐出管温度は、液戻りにより一時的に
温度が急下降すると共に吐出圧力と吸入圧力も時
間の経過に伴つてバランス圧力に近づく。
この際、温度検出装置3は吐出管温度により冷
却されるが、圧縮機1からの放射熱を受けるため
作動せず、しばらくすると吐出管温度は、圧縮機
1からの熱伝導により上昇し、やがて圧縮機1の
温度の低下に従い下がり始める。吐出管温度があ
るところまで下がると、温度検出装置3が作動し
圧縮機1を再起動する。このとき、吐出圧力と吸
入圧力は、十分バランスして差圧が無くなつてい
るので、無差圧起動によりスムースに起動するこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上に述べたように本考案によれば、圧縮機が
停止した後、吐出管温度が液戻りにより一時的に
急下降するが、温度検出装置は圧縮機からの熱放
射と防音材による断熱効果のため、圧縮機を再起
動させる復帰温度まで低下することがなく、しば
らくすると、吐出管温度は圧縮機からの熱伝導に
より上昇し、やがて圧縮機の温度低下に従つて下
降し始め、ある温度、すなわち圧縮機を再起動さ
せる復帰温度まで低下したことを温度検出装置が
検出すると、圧縮機を再起動する。従つて、圧縮
機が圧力バランス前に温度検出装置の復帰によつ
て再起動されることがなく、圧縮機の有差圧起動
による、圧縮機の容易、ロツク電流の発生を無く
すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての冷凍ユニツ
トの圧縮機付近の構造図、第2図は第1図におけ
る圧縮機付近の平面図、第3図は本考案における
温度と圧力の変化を表わした経過図、第4図は従
来の冷凍装置の圧縮機付近の構造図、第5図は第
4図の圧縮機付近の平面図、第6図は従来のもの
の温度と圧力の変化を表わした経過図である。 1……圧縮機、2……吐出配管、3……温度検
出装置、4……圧縮機の防音材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防音材をその外周に接するように巻付けて囲繞
    した圧縮機を搭載すると共に、同圧縮機の吐出管
    に保護装置用温度検出装置を取付けてなる冷凍ユ
    ニツトにおいて、前記吐出管の少なくとも一部を
    圧縮機とその外周に巻付けられた防音材との間に
    配設すると共に前記吐出管の圧縮機と防音材との
    間に配設された部分に前記温度検出装置を取付け
    たことを特徴とする冷凍ユニツト。
JP1986165489U 1986-10-28 1986-10-28 Expired - Lifetime JPH0517561Y2 (ja)

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JP1986165489U JPH0517561Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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JP1986165489U JPH0517561Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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JPS6369964U JPS6369964U (ja) 1988-05-11
JPH0517561Y2 true JPH0517561Y2 (ja) 1993-05-11

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JPS5045751U (ja) * 1973-08-02 1975-05-08

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