JPH0517504B2 - - Google Patents

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JPH0517504B2
JPH0517504B2 JP58220184A JP22018483A JPH0517504B2 JP H0517504 B2 JPH0517504 B2 JP H0517504B2 JP 58220184 A JP58220184 A JP 58220184A JP 22018483 A JP22018483 A JP 22018483A JP H0517504 B2 JPH0517504 B2 JP H0517504B2
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JP
Japan
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sample bottle
sample
insertion hole
cylindrical body
heating block
Prior art date
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JP58220184A
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English (en)
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JPS60111958A (ja
Inventor
Shingo Matsumoto
Yoshiro Hayashi
Mitsumasa Uchiike
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP58220184A priority Critical patent/JPS60111958A/ja
Publication of JPS60111958A publication Critical patent/JPS60111958A/ja
Publication of JPH0517504B2 publication Critical patent/JPH0517504B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L7/00Heating or cooling apparatus; Heat insulating devices

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、ガスクロマトグラフなどに用いられ
る試料を入れたびんを一定温度に保温する試料び
ん保温装置に関するものである。
(ロ) 従来技術 ガスクロマトグラフにおいては試料液を注入し
た試料びんを保温装置に入れ、試料びん内の試料
液を一定温度に保温し、試料後から気化した試料
ガスをマイクロシリンジなどにより所定量吸引
し、ガスクロマトグラフのカラムに注入し、試料
ガスの成分や、その成分比などについて分析を行
なつている。
従来の保温装置としてはアルミブロツクによる
ものやシリコン浴によるものなどが知られてい
る。アルミブロツクによる保温装置は、アルミブ
ロツクに試料びんの外径よりも若干大きい直径を
持つ試料びん挿入孔を設け、これに試料びんを挿
入し加熱をする。試料びんの側面と試料びん挿入
孔の側面との間に若干の空隙が存在し、試料びん
の底面のみが試料びん挿入孔の底面に密着してい
るため、アルミブロツク全体を均一に加熱して
も、試料びん全体は均一に加熱されず、試料びん
内の試料液にはその軸方向に温度勾配が生じ易く
なる。また、アルミブロツク内に設けられた多数
の試料びん挿入孔の直径や試料びんの外径は加工
精度からみてそれぞれ若干相違するため、アルミ
ブロツクの試料びん挿入孔側面と試料びんとの間
隙が一定でなく、しかも密着性が悪い。従つて、
アルミブロツク全体を均一に加熱しても、それぞ
れの試料びんに対する熱伝達性に差異を生じ、そ
れぞれが異なつた温度にて保温されてしまう。試
料びんの保温温度が相違すると、それらの温度に
対応した成分が気化され、よつて試料びんの気相
中に存在する各成分の存在比率が相違し、正確な
分析を行なうことができなくなる欠点を生じる。
シリコンオイル浴による保温装置によると、加
熱槽に満たされたシリコンオイル中に試料びんを
浸漬させ、加熱されたシリコンオイルの有する熱
を効率よく試料びんに伝達できるが、加熱された
試料びんの周囲にシリコンオイルがべたつき、そ
の後の分析操作において取扱いに不便を来たし、
また加熱槽からシリコンオイルが溢流しないよう
な機構上の配慮を払わなければならず、その構成
が複雑となる欠点が生じる。
(ハ) 目的 本出願の第1の発明の目的は、前記した従来技
術の有する欠点を解消するものであつて、加熱ブ
ロツクと試料びんとの間の接触性を良好にし、試
料びんに効率よく熱が伝達される試料びん保温装
置を提供することを目的とする。
第2の発明は、第1の発明の目的に加え、加熱
槽と試料びんとの間に弾性部材でシリコンオイル
などの液体を封入した袋状のものを入れることに
より、試料びんとその袋状体との間の接触性を良
好にし、試料びんに効率よく熱が伝達される試料
びん保温装置を提供することを目的とする。
(ニ) 構成 本出願の第1の発明は、加熱ブロツクに設けら
れた試料びん挿入孔に弾性を有するゴム製の有底
円筒体を設け、この有底円筒体と試料びん挿入孔
壁面との間にオイル状伝熱媒体を介在させ、有底
円筒体を試料びんに密着接触させ、効率よくかつ
一様に熱を試料びんに伝達することができ、そし
て第2の発明は有底円筒体状の加熱槽に設けられ
たドーナツ状中空部にオイル状伝熱媒体を包持す
る弾性を有するゴム製の袋あるいは膜状体を多数
収納し、これに試料びんを押し込み密着接触さ
せ、効率よくかつ一様に熱を試料びんに伝達さ
せ、さらに試料びんのサイズの相違による制約を
受けず、汎用性のある試料びん保温装置を構成す
ることができる。
(ホ) 実施例 第1図a,bに基いて本出願の第1の発明であ
る試料びん保温装置の実施例を、第2図a,bに
基いてその第2の発明である試料びん保温装置の
実施例を説明する。
第1図aは本出願の第1の発明の実施例の全体
の斜視図、同図bは試料びんとその保温装置の断
面図を示す。
同図aにおいて、1は真ちゅう又はアルミニユ
ームなどの伝熱性の良い金属から構成される加熱
ブロツクであり、11は加熱ブロツク1に多数設
けられた試料びん挿入用の孔である。4は例えば
サーミスタの如き温度センサで、加熱ブロツク1
の温度を検出するものである。2は温度制御ユニ
ツトであり、3は例えばステンレスの如き金属か
ら構成される円筒体内部に発熱体が収納されてい
るカートリツジヒータで、加熱ブロツク1を加熱
する。温度制御ユニツト2から加えられる電力に
よりカートリツジヒータ3は加熱ブロツク1を加
熱し、その加熱温度を温度センサ4により検出
し、温度制御ユニツト2に検出信号を送り、加熱
電力の制御を行なつて加熱ブロツク1を所定の温
度に維持する。
同図bにおいて、加熱ブロツク1に設けられた
試料びん挿入孔11の上端縁には、例えばシリコ
ンゴムから成り上端部に鍔状部を有する有底円筒
体5の鍔状部が固定リング7により確実に固定さ
れる。6は、加熱ブロツク1の試料びん挿入孔1
1の側面および底部と、有底円筒体5との間に充
填されているシリコンオイルである。なお、シリ
コンオイル6は不図示の所定圧力を加えられたシ
リコンオイルタンクと連通し、有底円筒体5と試
料びん挿入孔11との間に所定量のシリコンオイ
ル6が充填される構成としてもよい。9は試料び
ん8がシリコンゴムから成る有底円筒体の有する
弾性により上方に飛び出すのを防止するための一
端を軸支された可動式の試料びん押さえ部材であ
り、10はこの押さえ部材を係止するための止め
具である。
次に、第1図a,bを参照してその作用を説明
すると、加熱ブロツク1において、試料びん押さ
え部材9を実線で示す位置で係止している止め具
10をはずし、試料びん押さえ部材9を軸支部9
を中心として反時計方向に回転させ、点線の位
置に移動させる。次に、試料液体が充填されてい
る試料びん8を有底円筒体5内に挿入し、有底円
筒体5の弾性力に抗して試料びん8を押し込み、
押さえ部材9を実線の位置に戻し、これを止め具
10により固定する。弾性を有する有底円筒体5
に試料びん8を強制的に押し込んであるから、有
底円怒体5の有する弾性復元力により、有底円筒
体5と試料びん8の外側面とは密着接触する。加
熱された加熱ブロツクの熱はシリコンオイル6
と、シリコンゴムから成る有底円筒体5とを介し
て試料びん8全体に効率よく伝達される。試料び
ん8全体が均一に加熱されるため、試料びん8の
軸方向における温度勾配が極めて僅かとなり、試
料びん8内の試料液体が一様な温度に加熱され
る。
次に、試料びん8を取り出す場合には、止め具
10をはずし、試料びん押さえ部材9を実線の位
置から点線の位置に回動させる。これにより、今
まで弾性を有する有底円筒体5と試料びん押さえ
部材9とに圧接保持された試料びん8は、有底円
筒体5の弾性による上向き方向の力を与えられ、
容易に取り出すことができる。また、試料びん8
は有底円筒体5によりシリコンオイルから隔絶さ
れているため、試料びん8の外側にシリコンオイ
ルが付着せず、その後の分析における試料びん8
の取扱い操作に支障を与えることがない。
なお、前記した実施例において、加熱ブロツク
は角型でかつ固定のものについて説明してある
が、加熱ブロツクの形状は円形でもよく、またタ
ーンテーブル方式として用い自動試料注入装置の
試料台として用いてもよい。さらに、試料びんを
シリコンゴムで包み、シリコンオイルの貯溜して
いる部分に浸漬させてもよい。
次に、第2図aにおいて、21は真ちゅうやア
ルミニユームなどの伝熱性のよい金属から成る円
筒体の加熱槽である。301は有底円筒体で、そ
の中央部には後述する温度サーミスタとカートリ
ツジヒータとを収納する円柱体302が一体に連
接され、有底円筒体301の内側面と円柱体302
の外側面との間にドーナツ状の中空部30が形成
されている。24は加熱槽21の温度を検出する
温度センサ、23はカートリツジヒータであり、
22は温度制御ユニツトを示す。ドーナツ状中空
部30には第2図bにおいて説明するシリコンオ
イルを包持するシリコンゴム製の袋状体が多数置
かれており、その中に試料びん29が押し込まれ
ている。
第2図bにおいて、26は弾性を有するシリコ
ンゴム製の袋状体で、その中にはシリコンオイル
27が包み込まれている。このようなシリコンゴ
ム製の袋状体26の多数がドーナツ状中空部30
内に収納されている。試料びん29を保持する場
合には、ドーナツ状中空部30内に存在するシリ
コンゴム製の袋状体26を押しのけるようにして
押し込み、シリコンゴム製の袋状体26の有する
弾性を利用し、試料びん29の外側面に袋状体2
6を密着させる。なお、この袋状体26の有する
弾性により試料びん26が上方に浮き上るのを、
固定金具28により押さえて阻止する。
シリコンオイル27を包持するシリコンゴム製
の袋状体26は弾性を有しているため、試料びん
29の全側面にわたつて密着接触し、従つて加熱
ブロツク21からの熱はシリコンオイルを包持す
るシリコンゴム製の袋状体26を介して試料びん
29全体に効率よく伝達され、一様に加熱され
る。
そして、第2図a,bに示すものによると、ド
ーナツ状中空部内に存在するシリコンゴム製の袋
状体に試料びんを押し込み挿入するものであるか
ら、保温すべき試料びんのサイズの相違による制
約をなんら受けることなく、汎用性のある試料び
ん保温装置を提供することができる。
(ヘ) 効果 以上説明したように、本出願の第1の発明は加
熱ブロツクに設けられた試料びん挿入孔に例えば
シリコンゴム製の有底円筒体を設け、試料びん挿
入孔と有底円筒体との間にシリコンオイルのよう
なオイル状伝熱媒体を介在させたものであるか
ら、シリコンゴム製の有底円筒体と試料びんとは
密着接触し、試料びん全体に効率よくかつ一様に
熱を伝達できるため、試料びん内の試料液体の軸
方向の温度勾配を殆んど生ぜしめることがない。
また、その第2の発明によると、有底円筒体状の
加熱槽のドーナツ状中空部にシリコンオイルのよ
うなオイル状伝熱媒体を包持するゴム製の袋ある
いは膜状体を多数収納し、この袋状体と試料びん
とを密着接触させる構成としたから、試料びん全
体を効率よくかつ一様に熱を伝達することがで
き、試料びん内の試料液体の軸方向の温度勾配を
殆んど生ぜしめることがなく、さらに試料びんの
サイズの相違による制約を受けず、汎用性のある
試料びん保温装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本出願の第1の発明の試料びん保温装
置の実施例を示し、第1図aはその全体の斜視
図、同図bは試料びんとその保温装置の断面図、
第2図は本出願の第2の発明の試料びん保温装置
の実施例を示し、同図aはその全体の斜視図、同
図bは同図aにおけるA−A線で切断したものの
側断面図を示す。 図中、1は加熱ブロツク、4は温度センサ、3
はカートリツジヒータ、2は温度制御ユニツト、
5はシリコンゴム製の有底円筒体、6はシリコン
オイル、7は固定リング、8は試料びん、9は試
料びん押さえ部材、91は軸支部、10は止め具、
21は加熱ブロツク、23はカートリツジヒー
タ、24は温度センサ、22は温度制御ユニツ
ト、301は有底円筒体、302は円柱体、30は
ドーナツ状中空部、29は試料びん、28は試料
びん押さえ部材を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加熱ブロツクと、加熱ブロツクに設けられた
    試料びん挿入孔と、試料びん挿入孔に設けられた
    弾性を有するゴム製の有底円筒体と、有底円筒体
    と試料びん挿入孔壁面との間に存在するオイル状
    伝熱媒体とを備える試料びん保温装置。 2 ドーナツ状中空部を有する加熱槽とオイル状
    伝熱媒体を包持するゴム製の袋あるいは膜状体と
    を備え、加熱槽のドーナツ状中空部に前記したゴ
    ム製の袋あるいは膜状体を多数収納してなる試料
    びん保温装置。
JP58220184A 1983-11-22 1983-11-22 試料びん保温装置 Granted JPS60111958A (ja)

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JPS60111958A JPS60111958A (ja) 1985-06-18
JPH0517504B2 true JPH0517504B2 (ja) 1993-03-09

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JPS60111958A (ja) 1985-06-18

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