JPH0517458U - 四方弁 - Google Patents

四方弁

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JPH0517458U
JPH0517458U JP3178891U JP3178891U JPH0517458U JP H0517458 U JPH0517458 U JP H0517458U JP 3178891 U JP3178891 U JP 3178891U JP 3178891 U JP3178891 U JP 3178891U JP H0517458 U JPH0517458 U JP H0517458U
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JP
Japan
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flow
valve
check valve
refrigerant
seal portion
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Application number
JP3178891U
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Inventor
和彦 武藤
武史 近藤
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Pacific Industrial Co Ltd
Original Assignee
Pacific Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Pacific Industrial Co Ltd filed Critical Pacific Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、運転モード(暖房または冷房)
により、最適な熱交換率を発揮できるようにパス数可変
とした熱交換器が用いられるヒートポンプ式冷凍回路に
使用する3個の逆止弁を1つにまとめることにより、シ
ンプルな構造で、省スペースで、かつ、ロウ付け作業性
もよい四方弁を得ることを目的とする。 【構成】 この考案の四方弁は、上下に流通口a・dを
有する円管状のパイプ15の側面に、2本の円管状のパ
イプ17・19を一定間隔をおいて上下に気密的に固定
して流通口b・cを形成し、前記流通口a・bとの間に
は、流通口aからbに向かう冷媒の流れを防止する逆止
弁11Aを設け、前記流通口c・dとの間には、流通口
dからcに向かう冷媒の流れを防止する逆止弁11Cを
設け、前記流通口b・cとの間には、流通口cからbに
向かう冷媒の流れを防止する逆止弁11Bを設けたもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、冷蔵庫、冷凍庫やヒートポンプ式の空調機などの冷凍回路におい て、熱交換器パス数可変機構に用いられる四方弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、運転モード(暖房、または、冷房)によって最適な熱交換効率を発揮 できるように、パス数可変(6パス又は3パス)とした6段積みの熱交換器3を 用いた従来のヒートポンプ式冷凍回路図であり、四方切換弁2の第1導管6をコ ンプレッサ1の吐出側に接続し、第4導管8をコンプレッサ1の吸入側に接続さ せ、コンプレッサ1→第2導管7→室内側熱交換器3→逆止弁11C→絞り装置 4→室外側熱交換器5→第3導管9→第4導管8の順に接続させるようにしたヒ ートポンプ式冷凍回路を構成するに際し、前記室内側熱交換器3は、熱交換素子 3A・3C・3Eを並列接続させた熱交換素子群3Mと、熱交換素子3B・3D ・3Fを並列接続させた熱交換素子群3Nとで構成され、一方、前記第2導管7 →熱交換素子群3M→逆止弁11Cへ至る回路12aに、逆止弁11Aを含むバ イパス回路12bを設けて前記熱交換素子群3Nを接続するとともに、逆止弁1 1Bを含むバイパス回路12cを前記逆止弁11Aの後方と逆止弁11Cの後方 との間に設けられている。 なお、室外側熱交換器5も室内側熱交換器3と同様の構造になっており、また、 熱交換器の段数およびパス数は、冷凍サイクルによって任意に設定されるもので ある。
【0003】 次に、従来の熱交換器を用いたヒートポンプ式冷凍サイクルの作用について説 明する。 図3は、暖房運転中の冷凍回路図であり、逆止弁11Bを開弁し、逆止弁11 Aと11Cを閉弁させ、室内側熱交換素子群3Mと室内側熱交換素子群3Nを直 列的に導通させている。 従って、四方切換弁2の第1導管6と第2導管7を導通させるとともに第4導 管8と第3導管9を導通させることにより、冷媒は、コンプレッサ1→第1導管 6→第2導管7→室内側熱交換素子群3M→室内側熱交換素子群3N→逆止弁1 1B→絞り装置4→室外側熱交換器5→第3導管9→第4導管8→コンプレッサ 1へと冷媒を循環させて室内側熱交換素子1個当たりの冷媒流量を増加させるこ とにより、室内側熱交換器3の凝縮器として機能をアップさせている。
【0004】 逆に、冷房運転中の場合は、逆止弁11Bを閉弁し、逆止弁11Aと11Cを 開弁させ、室内側熱交換素子群3Mと室内側熱交換素子群3Nを並列的に導通さ せている。 従って冷媒は、コンプレッサ1→第1導管6→第3導管9→室外側熱交換器5 →絞り装置4→逆止弁11C→室内側熱交換素子群3Mと室内側熱交換素子群3 N→逆止弁11Aが配管と並列→第2導管7→第4導管8→コンプレッサ1へと 冷媒を循環させて室内側熱交換素子1個当たりの冷媒流量を減少させることによ り、室内側熱交換器3の蒸発器として機能をアップさせている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述の冷凍回路においては、暖房時と冷房時の熱交換器のパス数を切換えて熱 交換素子内の冷媒流量を切換えるのに3個の逆止弁が必要である。 しかし、逆止弁を3個も使うと冷媒配管のロウ付け作業が煩雑なばかりか、省ス ペースという点でも問題があった。 この考案は、冷媒配管の観点から従来の3つの逆止弁を1つにまとめることに より、シンプルな構造で、省スペースで、かつ、ロウ付け作業性もよい四方弁を 得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の考案に係る四方弁は、上下に流通口a・dを有する円管状のパイプ15 の側面に、2本の円管状のパイプ17・19を一定間隔をおいて上下に気密的に 固定して流通口b・cを形成し、前記流通口a・bとの間には、流通口aからb に向かう冷媒の流れを防止する逆止弁11Aを設け、前記流通口c・dとの間に は、流通口dからcに向かう冷媒の流れを防止する逆止弁11Cを設け、前記流 通口b・cとの間には、流通口cからbに向かう冷媒の流れを防止する逆止弁1 1Bを設けたことを特徴とするものである。 また、第2の考案に係る四方弁は、逆止弁11A・11B・11Cは、内周開 口縁にシール部27を有する肉厚円筒26の外周にリング状の溝25が形成され 、該肉厚円筒のシール部27側にスリーブ28を延長して形成した弁座20と、 台形円錐状のシール部30と四角柱状の中央部31と四本の脚部32とにより形 成した弁体22と、内部に流通孔29を形成したリング状のストッパー23とで 構成され、前記弁体22を、シール部27とシール部30とが対向するように前 記スリーブ28に内挿し、該弁体22を軸方向に往復摺動可能な状態で組み付け たことを特徴とする請求項1記載のものである。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1および図2に基づいて説明する。 図1はこの考案の四方弁10の縦断面図、図2は弁体の斜視図である。 円管状のパイプ15は、上下に流通口a・dを有し、側面には穴16と18が 一定間隔をおいて上下に設けられ、該穴16・18に2本の円管状のパイプ17 ・19がロー付けにより気密的に固定され、パイプの端部にそれぞれ流通口b・ cを形成している。 逆止弁11A・11B・11Cは、内周開口縁にシール部27を有する肉厚円 筒26の外周にリング状の溝25が形成され、該肉厚円筒のシール部27側にス リーブ28を延長して形成した弁座20と、台形円錐状のシール部30と四角柱 状の中央部31と四本の脚部32とにより形成した弁体22と、内部に流通孔2 9を形成したリング状のストッパー23との3つの部品で構成されており、前記 弁座20は、パイプ15の内部に挿入され、弁座の溝25の位置においてパイプ 15に縮管部24を形成させ固定保持させている。 また、前記弁体22は、先端のシール部30が弁座のシール部27と対向するよ うに弁座のスリーブ28に内挿させ、該弁体22を軸方向に往復摺動できるよう にしてある。また、リング状のストッパー23は、内部に流通孔29が形成され ており、該ストッパー23は、溶接、かしめ等により前記弁座20の端部に固定 されている。
【0008】 そして、前記の逆止弁11Aは、前記パイプ15の流通口aとパイプ17の流 通口bとの間に、流通口aからbに向かう冷媒の流れを防止するように設けられ ている。また、逆止弁11Cは、前記パイプ19の流通口cとパイプ15の流通 口dとの間に、流通口dからcに向かう冷媒の流れを防止するように、また、逆 止弁11Bは、前記流通口b・cとの間に、流通口cからbに向かう冷媒の流れ を防止するように設けられている。 また、図3に示す冷凍サイクルの回路図に示すように、四方弁10に形成した 流通口a・bは、前記第2導管7→室内側熱交換素子群3M→逆止弁11Cへ至 る回路12aと並列して設けたバイパス回路12bに接続され、流通口c・dは 、室内側熱交換器3と絞り装置4との間の管路に接続されている。
【0009】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば暖房時と冷房時の熱交換器のバス数を切換え て熱交換素子内の冷媒流量を切換えるのに必要な切換弁として3個の逆止弁をパ イプ内に一体的に組み込んだ四方弁を採用することにより、冷媒配管の観点から シンプルな構造で、省スペースで、かつ、ロウ付け作業性にも良い切換弁が得ら れるとともに熱交換器の熱効率をアップし高密度・省スペース化を可能にすると いう産業上有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例の四方弁を示す縦断面
図。
【図2】 図1の実施例における弁体22の拡大斜視
図。
【図3】 この考案の四方弁を組み込む冷凍サイクルの
回路図。
【符号の説明】
1 コンプレッサ。 2 四方切換弁。 3
室内側熱交換器。4 絞り装置。 5 室外側熱
交換器。 6 第1導管。7 第2導管。
8 第4導管。 9 第3導管。10
四方弁。 11 逆止弁。 12
パイプ。13 ボディ。 14 穴。
15 パイプ。16 穴。 17
パイプ。 18 穴。19 パイプ。 20 弁
座。 22 弁体。23 ストッパ
ー。 24 縮管部。 25 溝。26
肉厚円筒。 27 シール部。 28
スリーブ。29 流通孔。 30 シール部。
31 中央部。32 脚部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に流通口a・dを有する円管状のパ
    イプ15の側面に、2本の円管状のパイプ17・19を
    一定間隔をおいて上下に気密的に固定して流通口b・c
    を形成し、前記流通口a・bとの間には、流通口aから
    bに向かう冷媒の流れを防止する逆止弁11Aを設け、
    前記流通口c・dとの間には、流通口dからcに向かう
    冷媒の流れを防止する逆止弁11Cを設け、前記流通口
    b・cとの間には、流通口cからbに向かう冷媒の流れ
    を防止する逆止弁11Bを設けたことを特徴とする四方
    弁。
  2. 【請求項2】 逆止弁11A・11B・11Cは、内周
    開口縁にシール部27を有する肉厚円筒26の外周にリ
    ング状の溝25が形成され、該肉厚円筒のシール部27
    側にスリーブ28を延長して形成した弁座20と、台形
    円錐状のシール部30と四角柱状の中央部31と四本の
    脚部32とにより形成した弁体22と、内部に流通孔2
    9を形成したリング状のストッパー23とで構成され、
    前記弁体22を、シール部27とシール部30とが対向
    するように前記スリーブ28に内挿し、該弁体22を軸
    方向に往復摺動可能な状態で組み付けことを特徴とする
    請求項1記載の四方弁。
JP3178891U 1991-04-08 1991-04-08 四方弁 Pending JPH0517458U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000161808A (ja) * 1998-11-24 2000-06-16 Mitsubishi Electric Corp 冷凍サイクル装置及び逆止弁ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000161808A (ja) * 1998-11-24 2000-06-16 Mitsubishi Electric Corp 冷凍サイクル装置及び逆止弁ユニット

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