JPH05172258A - 回転摺動式グランド構造を有する仕切弁 - Google Patents

回転摺動式グランド構造を有する仕切弁

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JPH05172258A
JPH05172258A JP34143291A JP34143291A JPH05172258A JP H05172258 A JPH05172258 A JP H05172258A JP 34143291 A JP34143291 A JP 34143291A JP 34143291 A JP34143291 A JP 34143291A JP H05172258 A JPH05172258 A JP H05172258A
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spindle
drive sleeve
valve
sleeve
packing
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JP2583371B2 (ja
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Akio Seta
明夫 瀬田
Tatsuo Katayama
龍夫 片山
Kentaro Kimoto
憲太郎 木本
Takahide Sugiyama
高英 杉山
Atsuya Shinohara
敦也 篠原
Toshio Shindo
俊雄 神藤
Nobuyuki Ono
信之 小野
Hiroyuki Takahashi
裕行 高橋
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HIRATA VALVE IND
HIRATA VALVE KOGYO KK
Tokyo Gas Co Ltd
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HIRATA VALVE IND
HIRATA VALVE KOGYO KK
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メンテナンスフリーで使用できる仕切弁を得
る。 【構成】 上端を閉塞した駆動スリーブ23内にスピン
ドル28の上端を挿入し、ハンドル25で駆動スリーブ
23を回転することにより、送りナット30、送り螺旋
ネジ31の作用でスピンドル28を上下に摺動させて弁
体29の開閉を行い、シールはスリーブケース22と駆
動スリーブ23間においてシールパッキン33により行
う。 【効果】 シール部分には回転のみが作用し、上下の摺
動が作用しないので、シール性能の低下要因が無く、よ
ってメンテナンスフリーで使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス等の配管中に取り付
けられる回転摺動式グランド構造を有する仕切弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3、図4に従来の仕切弁を示す。1は
弁箱、2はシール部、3は本体、4は先端に弁体5を取
り付けたスピンドル(弁棒)、6はシール部2における
グリース注入器、7はランタリング、8は下部パッキ
ン、9は上部パッキン、10はスピンドル4側の駆動ね
じにして、ハンドル11を回転することにより駆動ねじ
10の作用でスピンドル4が上下し、弁箱1内において
弁体5を開閉する構成である。12はパッキン押えフラ
ンジ、13はパッキン押え輪である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の仕
切弁においては次のような欠点がある。
【0004】a.弁を開閉する際、スピンドル4が下部
パッキン8と上部パッキン9間において上下に往復摺動
するため、このパッキン8、9部分にはグリース注入器
6を介してグリースを注入することにより、潤滑及びシ
ール性能を確保していることから、定期的なグリースの
注入作業が必要となり、この手間が大変である。
【0005】b.注入したグリースがスピンドル4を伝
って弁箱1内に侵入し、流体中に溶解する恐れがある。
【0006】c.経時的にパッキン8、9の応力緩和に
よる漏れを防ぐために、パッキン8、9の増締めが必要
である。
【0007】d.スピンドル4とパッキン8、9の摺動
面積と面圧が大であるため、経時的にスピンドル4の表
面が損傷したりして、これが原因でシール性能が低下す
る。
【0008】e.ハンドル11の回転に大きな力を必要
とする。 本発明の目的は、上記したa〜eの欠点を有しない回転
摺動式グランド構造を有する仕切弁を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る仕切弁の構
成は次のとおりである。
【0010】上端を閉塞し、かつ上端に回転用のハンド
ルを取り付けて成る駆動スリーブをスリーブケースに形
成した承け口内に挿入したこと、先端に弁体を取り付け
たスピンドルの上端を前記駆動スリーブ内に下方から挿
入すると共にこのスピンドルに送り螺旋ねじを切設し、
この送り螺旋ねじと前記駆動スリーブ内に固定した送り
ナットとを螺合せしめたこと、前記駆動スリーブと承け
口間にパッキンを挿入すると共に駆動スリーブの下端は
スラスト軸受で駆動スリーブにより支持されているこ
と、前記スピンドルは本体に対して上下方向に摺動自在
で、回転は回転阻止機構により阻止されていること、を
特徴とする回転摺動式グランド構造を有する仕切弁。
【0011】
【作用】ハンドルにより駆動スリーブを回転すると、こ
の駆動スリーブ内の送りナットと送り螺旋ネジの作用で
スピンドルが下方又は上方に摺動し、弁箱内においてス
ピンドルの先端に取り付けられた弁体が弁座を開閉す
る。内部の流体は、スリーブケースの承け口内と駆動ス
リーブ間に組み込まれたパッキンによりシールされる。
【0012】
【実施例】図1及び図2に本発明の実施例を示す。
【0013】20は弁箱、21は本体、22は本体21
の上部に固定されたスリーブケース、23はスリーブケ
ース22の承け口24内に上方から挿入された駆動スリ
ーブにして、この駆動スリーブ23の上端にはハンドル
25が取り付けられていると共に下端部23′はスラス
ト軸受26によりスリーブケース22で支持されてい
る。27はグランド押え、28は先端において弁体29
に結合されたスピンドルにして、このスピンドル28は
上下方向に摺動して弁体29の開閉を行うことができる
もので、スピンドル28自体の回転は弁体29側に構成
した回転阻止機構により阻止されている。
【0014】30は前記駆動スリーブ23の下端部内に
固定された送りナット、31は前記スピンドル28の上
端側外周に切設された送り螺旋ネジにして、前記送りナ
ット30と螺合している。32はパッキン箱、33はパ
ッキン箱32内に挿入したセルフシール型のシールパッ
キンにして、前記スリーブケース22のシールを行うも
のである。34はスリーブケース22とパッキン箱32
を固定しているボルト及びナット、35はグランド押え
27をパッキン箱32に固定しているボルトである。
【0015】上記仕切弁はハンドル25を右回転する
と、駆動スリーブ23が回転し、この回転により送りナ
ット30が回転し、この送りナット30とスピンドル2
8側の送り螺旋ネジ31の作用でスピンドル28が下降
して弁箱20内において弁体29が弁座を閉止する。反
対に、ハンドル25を左回転すると、スピンドル28が
上昇して弁座を開放する。スリーブケース22内を上昇
する流体はパッキン箱32で保持されたシールパッキン
33によりシールされて外部には漏洩しない。なお、駆
動スリーブ23の上端側は閉塞されているため、この駆
動スリーブ23内を経由して流体が外に漏洩することは
ない。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように、ハンドルの回転
を仕切弁に伝える構造において、スピンドルを上下に摺
動させる手段として駆動スリーブを回転し、この駆動ス
リーブの回転でスピンドルに上下の運動を発生させて弁
を開閉することができるように構成したため、次の如き
効果を奏する。
【0017】a.流体の漏れを防ぐシールは回転のみが
作用する駆動スリーブとスリーブケース間にシールパッ
キンを挿入して行えば良く、シール構造が簡単で、この
シールパッキンにセルフシール機能を持たせることによ
り、経時的なシール低下の問題もなくなり、殆どメンテ
ナンスフリーで使用できる。
【0018】b.グリースの注入が不要なため、グリー
スがスピンドルを経由して流体内に溶解したりする恐れ
がなく安全である。
【0019】c.パッキンの増し締め等の作業を行う必
要がない。
【0020】d.駆動スリーブとパッキンとの間は回転
のみが作用し、上下方向の摺動が作用しないので、必要
以上に面圧を高めたり、接触面積を拡大してシール性能
の維持につとめたりする必要がなく、よってスピンドル
の表面に損傷が発したりすることがない。この結果、経
時的にシール性能が低下したりすることがない。
【0021】e.駆動スリーブとスリーブケース間は回
転のみのため、パッキンの面圧や接触面積は従来に比較
して小さくでき、この分ハンドルの回転力は小さくてよ
い。この結果、弁の開閉操作が楽である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る仕切弁の正面図。
【図2】グランドシール部分の断面図。
【図3】従来の仕切弁の正面図。
【図4】従来のグランドシール部分の断面図。
【符号の説明】
20 弁箱 21 本体 22 スリーブケース 23 駆動スリーブ 24 承け口 26 スラスト軸受 28 スピンドル 29 弁体 30 送りナット 31 送り螺旋ネジ 32 パッキン箱 33 シールパッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 高英 東京都大田区中央6−9−5 (72)発明者 篠原 敦也 神奈川県横浜市港北区大棚町563 (72)発明者 神藤 俊雄 神奈川県相模原市上溝3090−11 (72)発明者 小野 信之 神奈川県川崎市高津区北見方52 (72)発明者 高橋 裕行 神奈川県座間市入谷3−1710

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端を閉塞し、かつ上端に回転用のハン
    ドルを取り付けて成る駆動スリーブをスリーブケースに
    形成した承け口内に挿入したこと、 先端に弁体を取り付けたスピンドルの上端を前記駆動ス
    リーブ内に下方から挿入すると共にこのスピンドルに送
    り螺旋ねじを切設し、この送り螺旋ねじと前記駆動スリ
    ーブ内に固定した送りナットとを螺合せしめたこと、 前記駆動スリーブと承け口間にパッキンを挿入すると共
    に駆動スリーブの下端はスラスト軸受で駆動スリーブに
    より支持されていること、 前記スピンドルは本体に対して上下方向に摺動自在で、
    回転は回転阻止機構により阻止されていること、 を特徴とする回転摺動式グランド構造を有する仕切弁。
JP3341432A 1991-12-24 1991-12-24 回転摺動式グランド構造を有する仕切弁 Expired - Fee Related JP2583371B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009264410A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Okm:Kk ロータリースルースバルブ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6197676U (ja) * 1984-12-03 1986-06-23
JPS622870U (ja) * 1985-06-20 1987-01-09

Patent Citations (2)

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JPS6197676U (ja) * 1984-12-03 1986-06-23
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JP2009264410A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Okm:Kk ロータリースルースバルブ

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