JP2583371B2 - 回転摺動式グランド構造を有する仕切弁 - Google Patents
回転摺動式グランド構造を有する仕切弁Info
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- JP2583371B2 JP2583371B2 JP3341432A JP34143291A JP2583371B2 JP 2583371 B2 JP2583371 B2 JP 2583371B2 JP 3341432 A JP3341432 A JP 3341432A JP 34143291 A JP34143291 A JP 34143291A JP 2583371 B2 JP2583371 B2 JP 2583371B2
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Description
付けられる回転摺動式グランド構造を有する仕切弁に関
する。
弁箱、2はシール部、3は本体、4は先端に弁体5を取
り付けたスピンドル(弁棒)、6はシール部2における
グリース注入器、7はランタンリング、8は下部パッキ
ン、9は上部パッキン、10はスピンドル4側の駆動ね
じであって、ハンドル11を回転することにより駆動ね
じ10の作用でスピンドル4が上下し、弁箱1内におい
て弁体5を開閉する構成である。12はパッキン押えフ
ランジ、13はパッキン押え輪である。
切弁においては次のような欠点がある。
パッキン8と上部パッキン9間において上下に往復摺動
するため、このパッキン8、9部分にはグリース注入器
6を介してグリースを注入することにより、潤滑及びシ
ール性能を確保していることから、定期的なグリースの
注入作業が必要となり、この手間が大変である。
って弁箱1内に侵入し、流体中に溶解する恐れがある。
よる漏れを防ぐために、パッキン8、9の増締めが必要
である。
面積と面圧が大であるため、経時的にスピンドル4の表
面が損傷したりして、これが原因でシール性能が低下す
る。
とする。本発明の目的は、上記したa〜eの欠点を有し
ない回転摺動式グランド構造を有する仕切弁を提供する
ことである。
成は次のとおりである。
上端に回転用のハンドルを取り付けて成る駆動スリーブ
をスリーブケースに形成した承け口内に上方から回転自
在に挿入したこと、先端に弁体を取り付けたスピンドル
の上端を前記駆動スリーブの耐圧空間内に下方から挿入
すると共に、このスピンドルの上端側に送り螺旋ねじを
切設し、この送り螺旋ねじと前記駆動スリーブ内に固定
した送りナットとを螺合せしめたこと、前記駆動スリー
ブの下端にはスラスト鍔を形成し、このスラスト鍔はス
リーブケース内に形成したスラスト軸受により支持され
ていると共に、スリーブケース内に上方から挿入したパ
ッキン箱により上昇が押さえられていること、前記駆動
スリーブとパッキン箱間にはパッキンが挿入されている
こと、前記スピンドルは仕切弁本体に対して上下方向に
摺動自在で、回転は回転阻止機構により阻止されている
こと、を特徴とする回転摺動式グランド構造を有する仕
切弁。
の駆動スリーブ内の送りナットと送り螺旋ねじの作用で
スピンドルが下方又は上方に摺動し、弁箱内においてス
ピンドルの先端に取り付けられた弁体が弁座を開閉す
る。スピンドルを経由して上昇してくる流体は耐圧空間
内で密封され、駆動スリーブの外周を経由して上昇して
くる流体はシールパッキンにより遮断されて外部には漏
洩しない。
述する。
切弁本体21の上部に固定されたスリーブケース、23
はスリーブケース22の承け口24内に上方から回転自
在に挿入された駆動スリーブであって、この駆動スリー
ブ23の上端にはハンドル25が取り付けられていると
共に、下端にはスラスト鍔23′が形成されており、駆
動スリーブ23は、スリーブケース22側に形成したス
ラスト軸受26により支持されている。27は駆動スリ
ーブ23の外周とパッキン箱32間に挿入されたシール
パッキン33を押えているグランド押えであって、この
グランド押え27はパッキン箱32に固定されている。
28は先端において弁体29に結合されたスピンドルで
あって、このスピンドル28は上下方向に摺動して弁体
29の開閉を行うことができるもので、スピンドル28
自体の回転は弁体29側に構成した回転阻止機構により
阻止されている。
耐圧空間23″内の下端部に固定された送りナット、3
1は前記スピンドル28の上端側外周に切設された送り
螺旋ねじであって、前記送りナット30と螺合してい
る。32′はパッキン箱32の下端に形成したスラスト
鍔23′の押え部である。34はスリーブケース22と
パッキン箱32を固定しているボルト及びナット、35
はグランド押え27をパッキン箱32に固定しているボ
ルトである。
と、駆動スリーブ23が回転し、この回転により送りナ
ット30が回転し、この送りナット30とスピンドル2
8側の送り螺旋ねじ31の作用でスピンドル28が下降
して弁箱20内において弁体29が弁座を閉止する。反
対に、ハンドル25を左回転すると、スピンドル28が
上昇して弁座を開放する。スリーブケース22内を上昇
する流体は、パッキン箱32で保持されたシールパッキ
ン33によりシールされて外部には漏洩しない。又、ス
ピンドル28の上端は駆動スリーブ23の耐圧空間2
3″内に挿入されているため、スピンドル28を経由し
て上昇してくる流体は、耐圧空間23″で外部への流出
が阻止されて外部には漏洩しない。
を仕切弁に伝える構造において、スピンドルを上下に摺
動させる手段として駆動スリーブを回転し、この駆動ス
リーブの回転でスピンドルに上下の運動のみを発生させ
て弁を開閉することができるように構成したため、次の
如き効果を奏する。
作用する駆動スリーブとスリーブケース間にシールパッ
キンを挿入して行えば良く、シール構造が簡単で、この
シールパッキンにセルフシール機能を持たせることによ
り、経時的なシール性能の低下の問題もなくなり、殆ど
メンテナンスフリーで使用できる。
スがスピンドルを経由して流体内に溶解したりする恐れ
がなく安全である。
行う必要がない。
は回転のみが作用し、上下方向の摺動が作用しないの
で、必要以上に面圧を高めたり、接触面積を拡大してシ
ール性能の維持につとめたりする必要がなく、よってス
ピンドルの表面に損傷が発したりすることがない。この
結果、経時的にシール性能が低下したりすることがな
い。
転のみのため、パッキンの面圧や接触面積は従来に比較
して小さくでき、この分ハンドルの回転力は小さくてよ
い。この結果、弁の開閉操作が楽である。
体は、駆動スリーブ内の耐圧空間で阻止され、外部には
漏洩しない。
Claims (1)
- 【請求項1】 下端から上向きに耐圧空間を形成し、か
つ上端に回転用のハンドルを取り付けて成る駆動スリー
ブをスリーブケースに形成した承け口内に上方から回転
自在に挿入したこと、 先端に弁体を取り付けたスピンドルの上端を前記駆動ス
リーブの耐圧空間内に下方から挿入すると共に、このス
ピンドルの上端側に送り螺旋ねじを切設し、この送り螺
旋ねじと前記駆動スリーブ内に固定した送りナットとを
螺合せしめたこと、 前記駆動スリーブの下端にはスラスト鍔を形成し、この
スラスト鍔はスリーブケース内に形成したスラスト軸受
により支持されていると共に、スリーブケース内に上方
から挿入したパッキン箱により上昇が押さえられている
こと、 前記駆動スリーブとパッキン箱間にはパッキンが挿入さ
れていること、 前記スピンドルは仕切弁本体に対して上下方向に摺動自
在で、回転は回転阻止機構により阻止されていること、 を特徴とする 回転摺動式グランド構造を有する仕切弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3341432A JP2583371B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 回転摺動式グランド構造を有する仕切弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3341432A JP2583371B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 回転摺動式グランド構造を有する仕切弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05172258A JPH05172258A (ja) | 1993-07-09 |
JP2583371B2 true JP2583371B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=18346036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3341432A Expired - Fee Related JP2583371B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 回転摺動式グランド構造を有する仕切弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583371B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5197124B2 (ja) * | 2008-04-22 | 2013-05-15 | 株式会社オーケーエム | ロータリースルースバルブ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6197676U (ja) * | 1984-12-03 | 1986-06-23 | ||
JPS622870U (ja) * | 1985-06-20 | 1987-01-09 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP3341432A patent/JP2583371B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05172258A (ja) | 1993-07-09 |
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