JPH05172179A - 振動減衰装置 - Google Patents

振動減衰装置

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JPH05172179A
JPH05172179A JP33881291A JP33881291A JPH05172179A JP H05172179 A JPH05172179 A JP H05172179A JP 33881291 A JP33881291 A JP 33881291A JP 33881291 A JP33881291 A JP 33881291A JP H05172179 A JPH05172179 A JP H05172179A
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vibration
piston
damper
vibrating body
case
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JP33881291A
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Junichi Mitsui
純一 三井
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Tonen General Sekiyu KK
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Tonen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】振動体に応答性が高くかつ最適な振動減衰効果
を付与させる。 【構成】振動体と振動防止体との間に配設されるダンパ
6と、振動体の振動状態を検出する振動検出装置31
と、振動検出信号によりダンパ6を制御する制御装置3
0とを備え、前記ダンパ6は、ケース7と、ケース7内
に摺動自在に設けられるピストン8と、ピストン8によ
りケース7内に形成される2つの流体室9a、9bと、
2つの流体室9a、9bを連通するように設けられる連
通路10と、連通路10に設けられる電極16、17
と、ケース7内に充填される液晶とを有し、振動体2の
振動状態に応じて電極16、17の印加電圧を制御し、
液晶の粘性を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建造物、各種機器、車
両等の振動体に応答性が高くかつ最適な振動減衰効果を
付与させることができる振動減衰装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、振動体に発生する振動を防止する
ため、振動体2をバネKで支持し、振動体2に図1に示
す如く振動吸収器3を取り付けている。この振動吸収器
3は、振動体2に並列に連結されるバネ4と油圧ダンパ
6と、前記バネ4および油圧ダンパ6に取り付けられる
振動防止体5とから構成される。前記振動吸収器3は、
振動防止体5の質量m、バネ4のバネ定数k、油圧ダン
パ6の減衰係数cを適度に定めることにより、振動体2
の振動状態を減衰比
【0003】
【数1】
【0004】にて適宜減衰可能とするものである。
【0005】しかしながら、従来の振動吸収器3におい
ては、その組立後には振動防止体5の質量m、バネ4の
バネ定数kおよび油圧ダンパ6の減衰係数cがそれぞれ
固定化されるので、その使用状態下でその減衰比ξを調
整することはできない。このため、振動吸収器3が当初
の設計条件と異なる振動体に用いられる場合には、最適
な振動減衰効果が得られない。また、前記振動吸収器3
が経時的に振動状態の変化する振動体に用いられる場合
には、その振動を広い振動数の範囲にわたり、効果的に
減衰させることはできない。
【0006】これを解決するために、油圧ダンパ6の構
成要素であるピストンのオリフィス径をステッピングモ
ータにより可変とし、減衰比ξを調整する方式が知られ
ているが、機械的構成が複雑化し、また、振動状態の変
化に対する減衰比調整の応答性が悪いという欠点を有し
ている。
【0007】そこで、本発明者は、特開平1−2886
44号公報に示されるように、電気粘性流体を用いるこ
とにより、簡単な構成により振動減衰特性を制御し、か
つ、応答性に優れた振動減衰装置を提案した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
気粘性流体を用いる振動減衰装置においては、オリフィ
ス通過時に目詰まりが生じたり、高電圧印加による流体
のゲル化が起こりオリフィスが閉塞するという問題を有
している。また、長時間運転しない場合に固体粒子の沈
降が生じたり、温度変化に伴う電気粘性特性の変化が大
きいという問題を有している。
【0009】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、振動体の振動状態が変化するのに応じて連続的にダ
ンパの減衰係数を調整し、振動体に応答性が高くかつ最
適な振動減衰効果を付与させることができる振動減衰装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の振動
減衰装置は、振動体2と振動防止体5との間に配設され
るダンパ6と、振動体2の振動状態を検出する振動検出
装置31と、振動検出信号によりダンパ6を制御する制
御装置30とを備え、前記ダンパ6は、ケース7と、ケ
ース7内に摺動自在に設けられるピストン8と、ピスト
ン8によりケース7内に形成される2つの流体室9a、
9bと、2つの流体室9a、9bを連通するように設け
られる連通路10と、連通路10に設けられる電極1
6、17と、ケース7内に充填される液晶とを有し、振
動体2の振動状態に応じて電極16、17の印加電圧を
制御し、液晶の粘性を制御することを特徴とする。な
お、上記構成に付加した番号は、理解を容易にするため
に図面と対比させるためのもので、これにより本発明の
構成が何ら限定されるものではない。
【0011】
【作用】本発明においては、ダンパの電極間に電圧を印
加すると連通路における液晶の流れに直交する電界を形
成することとなり、電極間に挟まれる液晶分子の方向や
配列等の状態を変化させ、液晶の粘度を増減させること
になり、結果として連通路における流体の絞り抵抗が調
整せしめられる。
【0012】本発明で使用する液晶は、市販品を使用す
ればよく、例えばアゾ系、アゾキシ系、安息香酸フェニ
ルエステル系、シアノビフェニル系、シアノターフェニ
ル系、シクロヘキシルカルボン酸フェニルエステル系、
フェニルシクロヘキサン系、ビフェニルシクロヘキサン
系、フェニルピリミジン系、フェニルジオキサン系、シ
クロヘキシルシクロヘキサンエステル系、シクロヘキシ
ルエタン系、シクロヘキセン系、アルキルアルコキシト
ラン系、アルケニル系、2,3−ジフルオロフェニレン
系、シクロヘキシルシクロヘキサン系、ビシクロオクタ
ン系、キューバン系、ジシアノハイドロキノン系、シア
ノチオフェニルエステル系、アゾメチン系等の液晶を使
用することができる。
【0013】ただし、アゾメチン系のものは、安定性、
増粘効果が小さいためあまり好ましくない。また、必要
に応じて酸化防止剤、摩耗防止剤、腐食防止剤、摩擦調
整剤等の添加剤を配合してもよい。上記液晶は単独でも
また混合して使用してもよい。好ましくは液晶特性を向
上させるために各種液晶物質は混合して使用される。具
体的な液晶の実施例としては、商品名RDX−4069
(ロディック社製)の液晶を用いた。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。図1は本発明の振動減衰装置の1実施例を示す全
体構成図である。本発明の振動減衰装置1は、質量M、
バネ定数Kの振動体2と、質量mの振動防止体5と、振
動体2と振動防止体5との間に取り付けられる振動減衰
器3と、制御装置30とからなる。振動減衰器3は、バ
ネ定数kのバネ4と減衰係数cのダンパ6とを並列に組
み合わせて構成される。制御装置30は、振動体2の振
動数を検出する振動検出装置31、入出力部32、CP
U33、RAM34、ROM35、電圧供給装置19か
ら構成される。
【0015】次に、図2および図3により前記振動減衰
装置の制御について説明する。図2は、振動体2を外部
から振動させる振動数ωと、振動体の振幅X1との関係
を減衰比ξ=0、0.1、1、∞のそれぞれのパラメー
タで示している。なお、振動数ωを振動体2の固有振動
【0016】
【数2】
【0017】にて無次元化し、振幅X1を振動体2の固
有振幅xS =M/Kにて無次元化している。
【0018】おいてYは路面の変化、αは各車輪の振動
状態(加速度)、cは加速度αに対応して各ダンパ6に
設定した減衰係数、zは車輪の変位を示し、Fは前輪の
データ、Rは後輪のデータを示している。
【0019】振動検出装置31は、各車輪2の振動数ω
を検出し、検出信号は、入出力部32を経てCPU33
に入力される。ROM35には、振動数ωに対して制御
すべき減衰比ξが予め図3に示すデータとして記憶され
ている。そして、CPU33において、振動体2の振動
数に対応すべき振動減衰器3の減衰比ξを演算し、その
減衰比ξを実現するのに必要なダンパ6の電極(後述)
への印加電圧Vを演算し、電圧供給装置19に出力す
る。
【0020】すなわち、振動体2を外部から振動させる
振動数ωが変化するのに応じて、減衰比ξを図3に示す
如く制御すれば、振動体の振幅X1は広い振動数の範囲
にわたり、図2の点線矢印に示すように低振幅状態に制
御されることになる。従って、振動数検出装置31によ
り振動体2の振動数を検出し、振動体2の振動数が変化
するのに応じて連続的にダンパ6の減衰係数、ひいては
振動減衰器3の減衰比を調整し、振動体2に応答性が高
くかつ最適な振動減衰効果を付与させるものである。
【0021】図4は前記ダンパ6の1実施例を示し、図
Aはダンパの軸方向断面図、図Bは図AのBーB線に沿
って矢印方向に見た断面図である。ケース7の内部には
ピストン8が摺動自在に配設され、ケース7内にピスト
ン8によって仕切られる2つの流体室9a、9bが形成
される。ピストン8には、2つの流体室9a、9bを連
通する複数の連通路10が設けられ、ピストン8に固定
された作動軸11をケース7の両端から外方に延在させ
ている。そして、ケース7および作動軸11が図1の振
動体2または振動防止体5のいずれかに取り付けられ
る。なお、12はピストンリング、13はシール部材で
ある。
【0022】また、ピストン8の連通路10を挟んで、
対向する内面のそれぞれに電気絶縁体15を介して一対
の電極16、17を設けられると共に、前記2つの流体
室9a、9b内に液晶が充填される。本実施例では、商
品名RDX−4069(ロディック社製)の液晶を用い
た。そして、電極16と電極17は、作動軸11を介し
て電圧供給装置19に接続される。
【0023】次に、上記構成からなるダンパ6の作用に
ついて説明する。電極16、17間に電圧を印加する
と、連通路10を流体室9aから流体室9bに向かう液
晶の流れもしくはその逆向きの液晶の流れに直交する電
界を形成することとなり、両電極16、17間に挟まれ
る液晶分子の方向や配列等の状態が変化し、液晶の粘度
を増減させることになる。従って、ピストン8の連通路
10を通過する流体の粘度が制御され、結果として連通
路10における流体の絞り抵抗が調整せしめられる。
【0024】図5はダンパ6の他の実施例を示し、図A
は図4Bと同様の横方向断面図、図Bは図Aの拡大断面
図である。本実施例においては、ピストン8の作動軸1
1のまわりに2つのリング状絶縁体15a、15bを同
軸的に備え、両リング状絶縁体15a、15bに挟まれ
る領域の周方向に間隔をおいて複数のブロック状絶縁体
15cを配設している。また、ピストン8は、両リング
状絶縁体15a、15bおよび隣り合うブロック状絶縁
体15cにより多数の連通路10を形成し、ブロック状
絶縁体15cの内面に連通路10を挟んで一対の電極1
6、17を設けている。本実施例によれば、ピストン8
に多数の連通路10を設けることができ、従って、ピス
トン8の移動速度が大となる場合にも、連通路10を通
過する流体速度を低く設定できる。このため、ピストン
8の移動速度が急激に変化する振動系にあっても、連通
路10を通過する液晶の電界による粘性増大特性が弱ま
ることを回避させることができる。
【0025】図7はダンパ6の他の実施例を示し、図A
はダンパの軸方向断面図、図Bは図AのBーB線に沿っ
て矢印方向に見た断面図である。なお、以下の実施例に
おいて前記実施例と同一の構成については同一番号を付
けて説明を省略する。
【0026】本実施例においては、ケース7の内周面と
ピストン8の外周面との間に、流体室9a、9bを連通
する間隙19(連通路)を設け、該ケース7の内周面と
ピストン8の外周面の全域のそれぞれに、前記間隙19
を介して相対する一対のリング状電極16、17を設け
ている。なお、15a、15bは電気絶縁体である。本
実施例においては、ケース7の内周面とピストン8の外
周面との間に間隙19を設け、ピストンリングを不要と
しているため、ピストン8が円滑かつ迅速に作動するこ
とになる。また、電極面積を増大させることができるた
め、振動減衰特性を効果的に調整できる。
【0027】なお、前記実施例に示したようにピストン
8に連通路を付加してもよい。また、ケース7の内周面
に設ける電極16は、その軸方向に間欠的に複数設けて
もよく、ピストン8の外周面に設ける電極17は、ピス
トン8の軸方向全域に設ける他、ピストン8の一方の端
部のみ、両側端部のみ、軸方向の中央部のみ、或いは軸
方向に間欠的に複数設けてもよい。
【0028】図6は、図7の実施例の変更例を示す拡大
断面図である。図Aにおいては、ケース7の内周面に設
ける電極16を内歯歯車形状とし、ピストン8の外周面
に設ける電極17を外歯歯車形状としている。図Bにお
いては、ケース7の内周面に設ける電極16と、ピスト
ン8の外周面に設ける電極17とを周方向に間欠的とな
る複数位置に設けている。
【0029】図8はダンパ6の他の実施例を示し、図A
はダンパの軸方向断面図、図Bは図AのBーB線に沿っ
て矢印方向に見た断面図である。
【0030】本実施例においては、ダンパ6は、ケース
7の内部にピストン8を摺動自在に嵌合させており、ケ
ース7内にピストン8によって仕切られる2つの流体室
9a、9bを形成している。ピストン8には、軸方向に
断面矩形状の連通路8aが形成され、該連通路8a内に
多数の電極板20が間隔をもって並列して配設され、上
下のピストンカバー8b、8cをピストン本体8にボル
ト21にて固定している。前記上下のピストンカバー8
b、8cには、連通穴10a、10bを設け、2つの流
体室9a、9bを連通穴10a、連通路8aおよび連通
穴10bを介して連通させている。
【0031】本実施例においては、電極板20間に電圧
を印加すると、連通穴10a、連通路8aおよび連通穴
10bを経て流体室9aから流体室9bに向かう液晶の
流れもしくはその逆向きの液晶の流れに直交する電界を
形成することとなり、電極板20間にそれぞれ挟まれる
液晶の粘度を増減させることになる。従って、ピストン
8の連通路8aを通過する流体の粘度が制御され、結果
として連通路8aにおける流体の絞り抵抗が調整せしめ
られる。従って、電極板20の間に印加される電圧を、
ピストン8の位置、速度、移動方向等に応じて適宜制御
することにより、ダンパ6の振動減衰特性を極めて容易
に調整できる。また、前記電極板20は、ピストン8の
連通路8a内の広い範囲にわたって多数設けられるた
め、電極面積の増大を可能にし大きな振動減衰性能を得
ることができる。
【0032】なお、上記実施例においては、ピストン本
体に形成される連通路8aを断面矩形状に形成している
が、連通路8aを同心円上に断面リング形状とし、より
電極面積を増大させるようにしてもよい。また、連通穴
10a、10bに電極部材を取付け、該連通穴での粘性
制御も可能である。
【0033】図9はダンパ6の他の実施例を示し、図A
はダンパの軸方向断面図、図Bは図Aの横方向断面図で
ある。
【0034】本実施例においては、ピストン8における
作動軸11を中心とする周方向および半径方向の複数位
置に前述の連通路10を設け、また、作動軸11の周囲
にリング状電極20を同軸的に設け、隣り合うリング状
電極20に挟まれる領域の周方向に間隔をおいて複数の
ブロック状絶縁体15を配設している。このように、ピ
ストン8は、隣り合うリング状電極20および隣り合う
ブロック状絶縁体15とで、連通路10を区画形成して
いる。なお、隣り合うリング状電極20は、相互に異な
る極性を持たせるように接続する。本実施例によれば、
ピストン8の周方向および半径方向に多数の連通路10
を設けることができ、従って、ピストン8の移動速度が
大となる場合にも、連通路10を通過する流体速度を低
く設定できる。このため、ピストン8の移動速度が急激
に変化する振動系にあっても、連通路10を通過する液
晶の電界による粘性増大特性が弱まることを回避させる
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明かなように本発明によ
れば、振動体の振動状態が変化するのに応じて連続的に
ダンパの減衰係数を調整し、振動体に応答性が高くかつ
最適な振動減衰効果を付与させることができる。また、
電気粘性流体を用いた従来の装置と比較して、下記の効
果を奏することができる。
【0036】 印加電圧が小さいため、放電などによ
る局部的損傷が減少し装置の寿命が延びるとともに、電
極の間隔を狭くすることができ装置の小型化を図ること
ができ、また、電源として電池の使用も可能となる。
【0037】 固体粒子等の沈降の心配がないため、
増粘効果等の低下、フィルタの目詰まりがない。 剪断速度による影響が小さいため制御が容易であ
る。 劣化しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振動減衰装置の1実施例を示す全体構
成図
【図2】本発明の振動減衰装置の制御方法を説明するた
めの図
【図3】本発明の振動減衰装置の制御方法を説明するた
めの図
【図4】本発明に係わるダンパの1実施例を示し、図A
はダンパの軸方向断面図、図Bは図AのBーB線に沿っ
て矢印方向に見た断面図
【図5】ダンパの他の実施例を示し、図Aは図4Bと同
様の横方向断面図、図Bは図Aの拡大断面図
【図6】図7の実施例の変更例を示す拡大断面図
【図7】本発明に係わるダンパの他の実施例を示し、図
Aはダンパの軸方向断面図、図Bは図AのBーB線に沿
って矢印方向に見た断面図
【図8】本発明に係わるダンパの他の実施例を示し、図
Aはダンパの軸方向断面図、図Bは図AのBーB線に沿
って矢印方向に見た断面図
【図9】本発明に係わるダンパの他の実施例を示し、図
Aはダンパの軸方向断面図、図Bは図Aの横方向断面図
【符号の説明】
1…振動減衰装置、2…振動体、3…振動減衰器、5…
振動防止体 6…ダンパ、7…ケース、8…ピストン、9a、9b…
流体室 8a、10、19…連通路、11…作動軸、16、1
7、20…電極 19…電圧供給装置、30…制御装置、31…振動数検
出装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動体と振動防止体との間に配設されるダ
    ンパと、前記振動体の振動状態を検出する振動検出装置
    と、振動検出信号により前記ダンパを制御する制御装置
    とを備え、前記ダンパは、ケースと、該ケース7内に摺
    動自在に設けられるピストンと、ピストンによりケース
    7内に形成される2つの流体室と、該2つの流体室を連
    通するように設けられる連通路と、該連通路に設けられ
    る電極と、前記ケース内に充填される液晶とを有し、前
    記振動体の振動状態に応じて前記電極の印加電圧を制御
    し、液晶の粘性を制御することを特徴とする振動減衰装
    置。
JP33881291A 1991-12-20 1991-12-20 振動減衰装置 Pending JPH05172179A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020084387A (ko) * 2001-04-30 2002-11-07 현대자동차주식회사 차량의 엔진 헤드커버 마운팅 제어장치 및 방법
JP2008215487A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Honda Motor Co Ltd 減衰力可変ダンパ
JP2013532106A (ja) * 2010-06-16 2013-08-15 カンプフ シュナイト− ウント ヴィッケルテヒニーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 材料ウェブから巻取りロールを製造する巻取り機械
JP2017512973A (ja) * 2014-03-13 2017-05-25 インベンタス エンジニアリング ゲーエムベーハーInventus Engineering Gmbh 過負荷事象におけるエネルギーを吸収するアセンブリ

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