JPH05171710A - 断熱性複合パネル - Google Patents
断熱性複合パネルInfo
- Publication number
- JPH05171710A JPH05171710A JP3325304A JP32530491A JPH05171710A JP H05171710 A JPH05171710 A JP H05171710A JP 3325304 A JP3325304 A JP 3325304A JP 32530491 A JP32530491 A JP 32530491A JP H05171710 A JPH05171710 A JP H05171710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- insulating material
- panel
- metal plate
- surface material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外気温の影響を少なくし、ＡＬＣパネルが受
け易い凍害を避け、もってＡＬＣパネルの高性能を長期
にわたり保持せしめる。 【構成】 ＡＬＣパネル（１）表面に有機発泡体、無機
繊維板などの断熱材（３）を層着し、該断熱材（３）を
介してその表面に金属板，ＧＲＣ，ＦＲＣ，ＳＦＲＣな
どの表面材（５）を積層一体化せしめた断熱性複合パネ
ルである。
け易い凍害を避け、もってＡＬＣパネルの高性能を長期
にわたり保持せしめる。 【構成】 ＡＬＣパネル（１）表面に有機発泡体、無機
繊維板などの断熱材（３）を層着し、該断熱材（３）を
介してその表面に金属板，ＧＲＣ，ＦＲＣ，ＳＦＲＣな
どの表面材（５）を積層一体化せしめた断熱性複合パネ
ルである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は軽量気泡コンクリートを
使用した建造物の断熱性能を向上し、なかでも寒冷地域
での上記軽量気泡コンクリートの凍害を防止するに適し
た複合パネル、特に外断熱工法に用いて好適な断熱性複
合パネルに関するものである。
使用した建造物の断熱性能を向上し、なかでも寒冷地域
での上記軽量気泡コンクリートの凍害を防止するに適し
た複合パネル、特に外断熱工法に用いて好適な断熱性複
合パネルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に建造物の断熱工法としては室内側
に断熱材を用いる内部断熱工法と、室外側に断熱材を用
いる外断熱工法があり、後者の外断熱工法は建造物の性
能向上を目的として鉄筋コンクリート造やＰＣ造に用い
られている。そして、これら工法には通常、現場で施工
する後ばり工法とＰＣパネルに用いる打ち込み工法が知
られている。
に断熱材を用いる内部断熱工法と、室外側に断熱材を用
いる外断熱工法があり、後者の外断熱工法は建造物の性
能向上を目的として鉄筋コンクリート造やＰＣ造に用い
られている。そして、これら工法には通常、現場で施工
する後ばり工法とＰＣパネルに用いる打ち込み工法が知
られている。
【０００３】ところで、上記工法のうち外断熱工法は理
論上は内部の温度変化を少なくする理想の工法である
が、施工上の複雑さや、耐火上の問題があって現在、余
り用いられず、むしろ、内部断熱工法を採用するケース
が多くなっている。
論上は内部の温度変化を少なくする理想の工法である
が、施工上の複雑さや、耐火上の問題があって現在、余
り用いられず、むしろ、内部断熱工法を採用するケース
が多くなっている。
【０００４】一方、現在、建築材料として高温高圧蒸気
で養生された軽量気泡コンクリート（以下、ＡＬＣと略
記する。）の利用が活溌となり、かかるＡＬＣ板を芯材
として両面又は片面にガラス繊維セメント層あるいはコ
ンクリート板（ＧＲＣ）などを積層したもの（特開昭５
３−６３４２８号公報、実開昭６４−３１８１５号公報
など参照）や、ＡＬＣ板の両面に炭素繊維補強セメント
層を設けたもの（実開昭５８−１９６１２６号公報参
照）などが提案され、各種建造物の建築に広く用いられ
ているが、このＡＬＣパネルの建築物はＡＬＣパネル自
体の断熱性がコンクリートに比し約１０倍という高さを
有しているため殆ど断熱材の補強は必要がないとされて
来た。しかし、このＡＬＣパネルにより建造物を建築す
る場合においては、反面吸水性の問題が起こって来た。
これはＡＬＣパネルの特性の１つとして吸水性がコンク
リートに比べて極めて大きいからである。そこで、この
吸水性を低減し、補助するためにレジンリッチの塗料で
保護することが一部行われている。
で養生された軽量気泡コンクリート（以下、ＡＬＣと略
記する。）の利用が活溌となり、かかるＡＬＣ板を芯材
として両面又は片面にガラス繊維セメント層あるいはコ
ンクリート板（ＧＲＣ）などを積層したもの（特開昭５
３−６３４２８号公報、実開昭６４−３１８１５号公報
など参照）や、ＡＬＣ板の両面に炭素繊維補強セメント
層を設けたもの（実開昭５８−１９６１２６号公報参
照）などが提案され、各種建造物の建築に広く用いられ
ているが、このＡＬＣパネルの建築物はＡＬＣパネル自
体の断熱性がコンクリートに比し約１０倍という高さを
有しているため殆ど断熱材の補強は必要がないとされて
来た。しかし、このＡＬＣパネルにより建造物を建築す
る場合においては、反面吸水性の問題が起こって来た。
これはＡＬＣパネルの特性の１つとして吸水性がコンク
リートに比べて極めて大きいからである。そこで、この
吸水性を低減し、補助するためにレジンリッチの塗料で
保護することが一部行われている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
レジン量の多い塗料で保護したとしてもレジンの劣化、
ピンホールからの吸水に対しては殆ど防止することはで
きず、そのために外部の温度低下に伴ってＡＬＣ内部水
の凍結によりＡＬＣパネルに凍害を受けることが屡々で
あった。
レジン量の多い塗料で保護したとしてもレジンの劣化、
ピンホールからの吸水に対しては殆ど防止することはで
きず、そのために外部の温度低下に伴ってＡＬＣ内部水
の凍結によりＡＬＣパネルに凍害を受けることが屡々で
あった。
【０００６】本発明は上述の如き実状に対処し、断熱材
の有効活用を見出すことにより外気温の影響を少なく
し、前記ＡＬＣパネルが受け易い凍害を避け、もってＡ
ＬＣパネルの高性能を長期にわたり保持せしめることを
目的とするものである。
の有効活用を見出すことにより外気温の影響を少なく
し、前記ＡＬＣパネルが受け易い凍害を避け、もってＡ
ＬＣパネルの高性能を長期にわたり保持せしめることを
目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るため本発明は、前記ＡＬＣパネル表面に有機発泡体、
無機繊維板などの断熱材を層着し、該断熱材を介してそ
の表面に金属板，ＧＲＣ，ＦＲＣ，ＳＦＲＣなどの表面
材を積層一体化せしめている。ここで、上記表面材に用
いる金属板としては、ステンレス，アルミ，ホーロー鉄
板，チタン，銅など適宜の金属材からなる金属板が使用
可能であり、表面材として最も一般的に使用されるが、
繊維強化コンクリート板（ＧＲＣ，ＦＲＣ，ＳＦＲＣ）
なども使用可能である。また、断熱材としてはロックウ
ール，グラスウール等、無機質の繊維板の使用も考えら
れるが、表面のベコ付き（波打ちベコベコになること）
などから硬質発泡ポリスチレンの如き有機発泡体の利用
が有利である。
るため本発明は、前記ＡＬＣパネル表面に有機発泡体、
無機繊維板などの断熱材を層着し、該断熱材を介してそ
の表面に金属板，ＧＲＣ，ＦＲＣ，ＳＦＲＣなどの表面
材を積層一体化せしめている。ここで、上記表面材に用
いる金属板としては、ステンレス，アルミ，ホーロー鉄
板，チタン，銅など適宜の金属材からなる金属板が使用
可能であり、表面材として最も一般的に使用されるが、
繊維強化コンクリート板（ＧＲＣ，ＦＲＣ，ＳＦＲＣ）
なども使用可能である。また、断熱材としてはロックウ
ール，グラスウール等、無機質の繊維板の使用も考えら
れるが、表面のベコ付き（波打ちベコベコになること）
などから硬質発泡ポリスチレンの如き有機発泡体の利用
が有利である。
【０００８】
【作用】上記の如くＡＬＣパネルに断熱材を介して表面
材を積層一体化するときは表面材の金属板などは比較的
密で吸水を阻止する効果を有するため内部への水の侵入
を防ぎ、一方、断熱材はその断熱性能によって外部の温
度低下を内部に伝えることがなく、従って外気温の影響
をなくして建物内部の温度変化を少なくする理想的な外
断熱工法により、建造物を建築した場合でも吸水，外気
温などによる被害を殆ど受けることはなく、良好な建物
性能を長期にわたり保持させることができる。
材を積層一体化するときは表面材の金属板などは比較的
密で吸水を阻止する効果を有するため内部への水の侵入
を防ぎ、一方、断熱材はその断熱性能によって外部の温
度低下を内部に伝えることがなく、従って外気温の影響
をなくして建物内部の温度変化を少なくする理想的な外
断熱工法により、建造物を建築した場合でも吸水，外気
温などによる被害を殆ど受けることはなく、良好な建物
性能を長期にわたり保持させることができる。
【０００９】
【実施例】以下、添付図面により本発明の実施例を説明
する。図１は本発明に係る複合パネルの１例を示し、図
２はその分解図である。これら図において（１）はＡＬ
Ｃパネル、（３）は有機発泡体などの断熱材、（５）は
金属板などの表面材であり、金属板などの表面材（５）
に接着剤（４）にて断熱剤（３）を貼つ合わせ、更に上
記貼り合わせた表面材（５）と断熱材（３）とを接着剤
（２）にてＡＬＣパネル（１）に貼り合わせた後、これ
らをプレスにより加圧接着一体化して図示の如き複合パ
ネルとして構成している。
する。図１は本発明に係る複合パネルの１例を示し、図
２はその分解図である。これら図において（１）はＡＬ
Ｃパネル、（３）は有機発泡体などの断熱材、（５）は
金属板などの表面材であり、金属板などの表面材（５）
に接着剤（４）にて断熱剤（３）を貼つ合わせ、更に上
記貼り合わせた表面材（５）と断熱材（３）とを接着剤
（２）にてＡＬＣパネル（１）に貼り合わせた後、これ
らをプレスにより加圧接着一体化して図示の如き複合パ
ネルとして構成している。
【００１０】ここで表面材（５）及び断熱材（３）とし
ては前述した如き種々の材料が使用可能であり、接着剤
（３），（４）としてはステンレス等の金属板に対して
はエポキシ系樹脂接着剤が好ましいが、一般にはエポキ
シ系接着剤の外、ウレタン系など種々の既知の接着剤が
使用される。なお、ＡＬＣパネル（１）は市販のもので
あるが、特に非耐力カーテンウォールとしては７０mm厚
以上のＡＬＣパネルの使用が好ましく、しかし、胴縁工
法などには５０mm程度のものも使用可能であり、目的、
利用分野に応じ適宜選定する。
ては前述した如き種々の材料が使用可能であり、接着剤
（３），（４）としてはステンレス等の金属板に対して
はエポキシ系樹脂接着剤が好ましいが、一般にはエポキ
シ系接着剤の外、ウレタン系など種々の既知の接着剤が
使用される。なお、ＡＬＣパネル（１）は市販のもので
あるが、特に非耐力カーテンウォールとしては７０mm厚
以上のＡＬＣパネルの使用が好ましく、しかし、胴縁工
法などには５０mm程度のものも使用可能であり、目的、
利用分野に応じ適宜選定する。
【００１１】また、本発明複合パネルで断熱材（３）と
して使用される有機発泡体は一般に日光、特に紫外線に
弱いとされており、一方、無機繊維板は水の吸水によっ
て性能が低下する。そこで両者を表面材（５）によって
完全に被覆することが有利である。
して使用される有機発泡体は一般に日光、特に紫外線に
弱いとされており、一方、無機繊維板は水の吸水によっ
て性能が低下する。そこで両者を表面材（５）によって
完全に被覆することが有利である。
【００１２】図１においてはそのための１例として表面
材（５）である金属板をその周縁において折曲し側周縁
（６）を形成している そしてこの場合、ＡＬＣパネル（１）、断熱材（３）、
表面材（５）の積層一体化された複合パネルの更に強固
な結着をはかるため、即ち、金属板（５）が熱変形を受
けた場合、断熱材（３）は引張強度が比較的低いため、
層間剥離を生じる可能性があるのでこれを防止する上か
ら物理的に釘（７）などにより全体の固定をはかってい
る。釘（７）としては電蝕を発生せず、かつ長期にわた
り保持可能なステンレス釘や亜鉛メッキ釘を用いること
が好ましい。
材（５）である金属板をその周縁において折曲し側周縁
（６）を形成している そしてこの場合、ＡＬＣパネル（１）、断熱材（３）、
表面材（５）の積層一体化された複合パネルの更に強固
な結着をはかるため、即ち、金属板（５）が熱変形を受
けた場合、断熱材（３）は引張強度が比較的低いため、
層間剥離を生じる可能性があるのでこれを防止する上か
ら物理的に釘（７）などにより全体の固定をはかってい
る。釘（７）としては電蝕を発生せず、かつ長期にわた
り保持可能なステンレス釘や亜鉛メッキ釘を用いること
が好ましい。
【００１３】かくして上記の如き複合パネルは、表面材
（５）側を外面として建造物に取付施工されるが、外気
温をＡＬＣパネル外面の断熱材により阻止するため内部
温度の変化を少なくすることが可能となり、建造物の断
熱性能の向上に寄与する。なお、本発明複合パネルは特
に外断熱工法に用いて効果的であるが、内部断熱工法に
用いることも勿論可能であり、本発明の含むところであ
る。
（５）側を外面として建造物に取付施工されるが、外気
温をＡＬＣパネル外面の断熱材により阻止するため内部
温度の変化を少なくすることが可能となり、建造物の断
熱性能の向上に寄与する。なお、本発明複合パネルは特
に外断熱工法に用いて効果的であるが、内部断熱工法に
用いることも勿論可能であり、本発明の含むところであ
る。
【００１４】
【発明の効果】本発明は以上の如くＡＬＣパネルとその
表面材との間に断熱材を介在させたものであり、断熱材
を表面材により保護して断熱材の性能を長期にわたり有
効に保持せしめることにより、外部からの吸水を表面材
により防止し、内部への水の浸入を防止すると共に、断
熱材による断熱性能によりＡＬＣパネルに対する外気温
の影響を少なくし、従って相俟ってＡＬＣパネルへの吸
水は勿論、外部の温度低下によるＡＬＣ内部水の凍結現
象もなくし、従来、懸念されていたＡＬＣパネルの凍害
を解消することができる。そのため、ＡＬＣパネルの性
格上、殆ど適用されていなかった外断熱工法の適用が容
易となり、建造物内部の温度変化を少しする顕著な効果
を有し、ＡＬＣパネル利用の建造物の建築にその実効が
期待される。
表面材との間に断熱材を介在させたものであり、断熱材
を表面材により保護して断熱材の性能を長期にわたり有
効に保持せしめることにより、外部からの吸水を表面材
により防止し、内部への水の浸入を防止すると共に、断
熱材による断熱性能によりＡＬＣパネルに対する外気温
の影響を少なくし、従って相俟ってＡＬＣパネルへの吸
水は勿論、外部の温度低下によるＡＬＣ内部水の凍結現
象もなくし、従来、懸念されていたＡＬＣパネルの凍害
を解消することができる。そのため、ＡＬＣパネルの性
格上、殆ど適用されていなかった外断熱工法の適用が容
易となり、建造物内部の温度変化を少しする顕著な効果
を有し、ＡＬＣパネル利用の建造物の建築にその実効が
期待される。
【図１】本発明に係る複合パネルの１例を示す断面図で
ある。
ある。
【図２】上記複合パネルの分解斜視概要図である。
（１） ＡＬＣパネル （２） 接着剤 （３） 断熱材 （４） 接着材 （５） 表面材
Claims (1)
- 【請求項１】 軽量気泡コンクリートパネル表面に有機
発泡体、無機繊維板等の如き断熱材を介して金属板、繊
維強化コンクリート板の如き表面材を積層一体化してな
ることを特徴とする断熱性複合パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3325304A JPH05171710A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 断熱性複合パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3325304A JPH05171710A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 断熱性複合パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05171710A true JPH05171710A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18175325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3325304A Pending JPH05171710A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 断熱性複合パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05171710A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8082696B2 (en) * | 2009-02-11 | 2011-12-27 | Sportsfield Specialties, Inc. | Temperature compensating outdoor wall padding apparatus and method for forming the same |
| CN102758527A (zh) * | 2012-07-11 | 2012-10-31 | 江苏尼高科技有限公司 | 用于将纤维增强复合材料保温板浇筑成保温外墙的方法 |
| CN103696533A (zh) * | 2013-12-29 | 2014-04-02 | 大连千森体育设施工程有限公司 | 一种型材 |
| KR101450690B1 (ko) * | 2014-06-18 | 2014-10-15 | 현대산업개발 주식회사 | 외단열 프리캐스트 콘크리트 벽체의 측면 보호고정 장치, 및 이를 구비한 외단열 프리캐스트 콘크리트 벽체 |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP3325304A patent/JPH05171710A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8082696B2 (en) * | 2009-02-11 | 2011-12-27 | Sportsfield Specialties, Inc. | Temperature compensating outdoor wall padding apparatus and method for forming the same |
| US8424249B2 (en) | 2009-02-11 | 2013-04-23 | Sportsfield Specialties, Inc. | Outdoor wall padding apparatus and method for forming the same |
| CN102758527A (zh) * | 2012-07-11 | 2012-10-31 | 江苏尼高科技有限公司 | 用于将纤维增强复合材料保温板浇筑成保温外墙的方法 |
| CN103696533A (zh) * | 2013-12-29 | 2014-04-02 | 大连千森体育设施工程有限公司 | 一种型材 |
| CN103696533B (zh) * | 2013-12-29 | 2015-09-09 | 大连千森体育设施工程有限公司 | 一种型材 |
| KR101450690B1 (ko) * | 2014-06-18 | 2014-10-15 | 현대산업개발 주식회사 | 외단열 프리캐스트 콘크리트 벽체의 측면 보호고정 장치, 및 이를 구비한 외단열 프리캐스트 콘크리트 벽체 |
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