JPH0517069Y2 - - Google Patents

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JPH0517069Y2
JPH0517069Y2 JP11721389U JP11721389U JPH0517069Y2 JP H0517069 Y2 JPH0517069 Y2 JP H0517069Y2 JP 11721389 U JP11721389 U JP 11721389U JP 11721389 U JP11721389 U JP 11721389U JP H0517069 Y2 JPH0517069 Y2 JP H0517069Y2
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needle
case
air
holding part
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は輸液セツトおよび輸血セツトに用いら
れる点滴用ビン針(導入針)とエアー抜き用注射
針(エアー針)を、ばらばらにならないように纏
めておくための注射針ホルダーに関するものであ
る。
[従来の技術] 第4図は一般的に用いられている輸液セツトお
よび輸血セツトの一例を示すもので、図中5は内
部に薬液6が収納された点滴瓶或いは点滴バツグ
等の薬液容器であり、該薬液容器5は、気密な栓
7によつて閉塞されている。
上記栓7には、塩化ビニル等のチユーブ8の一
端に取付けられた導入針9が差し込まれており、
且つ前記チユーブ8にはドリツプチヤンバー1
0、流量調節バルブ11、タコ管12が順続され
ており、その先端に輸液針又は輸血針13が取付
けられている。
前記ドリツプチヤンバー10は、薬液6に混入
した気泡を除去し、気泡が患者の体内に注入され
ないようにするためのものである。
流量調節バルブ11は、輸液針又は輸血針13
から患者の体内に注入される薬液6の量を調節す
るためのものである。
タコ管12は前記ドリツプチヤンバー10で除
去しきれなかつた気泡を捕集するためのものであ
る。
導入針9は、輸液等の際、薬液容器5の栓7な
どに穿刺して薬液6をセツト内に導入するもので
あり、13G程度の比較的太い針が用いられる。
又、前記薬液容器5の栓7には、薬液6を輸液
又は輸血する際、薬液容器5の内部が減圧される
のを防止するためのエアー針14が差し込まれて
おり、該エアー針14には通常25G程度の比較的
細い注射針が用いられている。
上記した導入針9やエアー針14は、雑菌が付
着しないように、第5図に示すような導入針ケー
ス4a及びエアー針ケース4bに夫々収納してお
き、必要時に各ケース4a,4bから引き抜いて
使用するようにしている。
又前記導入針9及びエアー針14が収納された
各ケース4a,4bは、同一の栓7等に差し込ま
れる導入針9とエアー針14が互にばらばらにな
らないように纏めておくと使用時に大変便利であ
る。
このため従来は、導入針ケース4aに導入針9
を、又エアー針ケース4bにエアー針14を夫々
収納した後、前記導入針ケース4a及びエアー針
ケース4bを、第6図に示すようにセロフアンテ
ープ15などで巻いて一体に纏めておくことが通
常行われている。尚、輸液針又は輸血針13は図
示しない別のケースに収納するようにしている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記したように、導入針ケース4a及
びエアー針ケース4bをセロフアンテープ15な
どで巻いて纏めておく作業は非常にわずらわし
く、又注意深く巻いておかないと離れてばらばら
になつてしまうというようなことも生じていた。
本考案は、導入針ケースやエアー針ケース、或
いは導入針やエアー針を差し込むだけで、互いに
ばらばらにならないように纏めておくことのでき
る注射針ホルダーを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は連結片により連結したエアー針ケース
保持部と導入針ケース保持部とを備え、前記保持
部に夫々対応するエアー針ケース、導入針ケース
を保持して成ることを特徴とし、又両保持部の
夫々に対応ケースを着脱自在に保持したことを特
徴とし、又一方の保持部に着脱自在に対応ケース
を保持し、他方の保持部に該保持部と一体に対応
ケースを形成保持したことを特徴とし、又両保持
部の夫々に、各保持部と一体に夫々の対応ケース
を形成保持したことを特徴とするものである。
[作用] 保持部に対しては、導入針或いはエアー針を収
納するようにした対応するケースを装着すること
により、又保持部と一体に形成されたケースには
対応する導入針或いはエアー針を収納することに
より、導入針とエアー針とを容易且つ確実に纏め
ておくことができる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例であり、図中第5図
と同一の符号を付した部分は同一物を表わしてい
る。
図中1Aは注射針ホルダーであり、該注射針ホ
ルダー1Aはリング状の導入針ケース保持部2a
とエアー針ケース保持部2bとを連結片3で互い
に連結した構成を有しており、一体成形にて形成
されていても、或いは各保持部2a,2bと連結
片3とが別体、又は保持部2a,2bの一方と連
結片3が一体で他方の保持部が別体に形成されて
いて、後でそれらを接着や鑞付け、嵌合等の方法
により一体化させるようにしていても良い。尚強
度上からは前記一体成形するのが好ましい。
上記したように一体的に構成された注射針ホル
ダー1Aの導入針ケース保持部2aに導入針ケー
ス4aを、エアー針ケース保持部2bにエアー針
ケース4bを夫々嵌合させて装着し、続いて前記
導入針ケース4aに導入針9を、エアー針ケース
4bにエアー針14を夫々収納するか、又は導入
針9及びエアー針14を予め収納した導入針ケー
ス4a及びエアー針ケース4bを前記導入針ケー
ス保持部2a及びエアー針ケース保持部2bに嵌
合装着させる。
これによれば、導入針9及びエアー針14を、
導入針ケース4a及びエアー針ケース4bに収納
させた状態で、容易、確実に纏めておくことがで
きる。
尚、上記収納及び装着に際し、エアー針14に
対して比較的太い導入針9が収納される導入針ケ
ース4aの方が、エアー針ケース4bより太く形
成されているので、識別は容易であるが、更に収
納作業をし易くするために、例えば導入針ケース
4aの方を長くするとか、両ケース4a,4bの
色を変えるとか、形状、模様等を変えるように
し、又導入針ケース保持部2a及びエアー針ケー
ス保持部2bも導入針ケース4a及びエアー針ケ
ース4bの嵌合を容易にするために形状、模様
(印の付加)等を変えるように工夫すると良い。
第2図は本考案の他の実施例を示すもので、保
持部2a,2bの一方(図示の場合導入針ケース
保持部2a)と対応するケース(図示の場合導入
針ケース4a)とを一体成形によつて保持するよ
うにした注射針ホルダー1Bとし、他方の保持部
2bに対しては図示しないエアー針ケース4bを
着脱自在に保持させるようにしている。
この実施例においても、導入針9を導入針ケー
ス4aに収納し、エアー針14を収納したエアー
針ケース4bをエアー針ケース保持部2bに装着
すれば、導入針9とエアー針14とを纏めておく
ことができる。
尚、上記注射針ホルダー1Bは、上記と反対
に、エアー針ケース4bとエアー針ケース保持部
2bとを一体成形とし、導入針ケース4aと導入
針ケース保持部2aとを別体の構成としても良い
ことは勿論である。
第3図は本考案の更に別の実施例を示すもの
で、前記導入針ケース4aと導入針ケース保持部
2a、及びエアー針ケース4bとエアー針ケース
保持部2bを、すべて一体成形にて構成した注射
針ホルダー1Cを示している。
この実施例においては、単に導入針9を導入針
ケース4aに、又エアー針14をエアー針ケース
4bに夫々収納するのみで、導入針9とエアー針
14とを纏めておくことができる。
本考案の注射針ホルダー1A,1B,1Cの材
質としては、各種金属類や合成樹脂等が用いられ
得る。中でも、ポリエチレン、ポリプロピレンな
どのポリオレフイン系樹脂が以下の理由から好適
に用いられる。ポリオレフイン系樹脂は適度な弾
力性があり且つ疲労強度も高い。このため、これ
らの樹脂を射出成型して製造した注射針ホルダー
1A,1Bは、各ケースの着脱が容易で且つ固定
も確実である。
又、ポリオレフイン系樹脂は射出成型が極めて
容易なので、各部材を一体成型したタイプの注射
針ホルダー1Cを射出成型により容易に製造でき
る。
尚、本考案の注射針ホルダーは、上述の実施例
にのみ限定されるものではなく、本考案の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の注射針ホルダーに
よれば、導入針ケース或いはエアー針ケースを対
応する保持部に装着するか、又は導入針或いはエ
アー針を対応するケースに装着するのみで、導入
針とエアー針とを容易且つ確実に纏めておくこと
ができる優れた効果を奏し得る。
又、導入針やエアー針を各ケースに収納して纏
めた状態で、滅菌処理することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
本考案の他の実施例の斜視図、第3図は本考案の
更に別の実施例の斜視図、第4図は輸液セツト又
は輸血セツトの全体図、第5図は従来における導
入針及びエアー針を夫々の対応するケースに収納
する状態を示す斜視図、第6図は従来における導
入針及びエアー針が収納された各ケースをセロフ
アンテープによつて纏めておく状態を示す斜視図
である。 1A,1B,1Cは注射針ホルダー、2aは導
入針ケース保持部、2bはエアー針ケース保持
部、3は連結片、4aは導入針ケース、4bはエ
アー針ケース、9は導入針、14はエアー針を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 連結片により連結したエアー針ケース保持部
    と導入針ケース保持部とを備え、前記保持部に
    夫々対応するエアー針ケース、導入針ケースを
    保持して成ることを特徴とする注射針ホルダ
    ー。 2 両保持部の夫々に対応ケースを着脱自在に保
    持した請求項1記載の注射針ホルダー。 3 一方の保持部に着脱自在に対応ケースを保持
    し、他方の保持部に該保持部と一体に対応ケー
    スを形成保持した請求項1記載の注射針ホルダ
    ー。 4 両保持部の夫々に、各保持部と一体に夫々の
    対応ケースを形成保持した請求項1記載の注射
    針ホルダー。
JP11721389U 1989-10-05 1989-10-05 Expired - Lifetime JPH0517069Y2 (ja)

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JP11721389U JPH0517069Y2 (ja) 1989-10-05 1989-10-05

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JPH0356450U JPH0356450U (ja) 1991-05-30
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US20110071475A1 (en) * 2009-09-18 2011-03-24 Becton, Dickinson And Company Outer cover of a pen needle for a drug delivery pen
CA3101448A1 (en) * 2018-06-08 2019-12-12 Becton, Dickinson And Company Medical cannula package

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