JPH05169669A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH05169669A
JPH05169669A JP33676391A JP33676391A JPH05169669A JP H05169669 A JPH05169669 A JP H05169669A JP 33676391 A JP33676391 A JP 33676391A JP 33676391 A JP33676391 A JP 33676391A JP H05169669 A JPH05169669 A JP H05169669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
recording apparatus
jet recording
ink jet
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP33676391A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kagayama
茂 加賀山
Takemi Yamamoto
健美 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP33676391A priority Critical patent/JPH05169669A/ja
Publication of JPH05169669A publication Critical patent/JPH05169669A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で低コストのインクジェット記録
装置を提供する。 【構成】 記録ヘッド100には、超撥水性材料により
表面を覆われた隔壁131等によってインク流路が構成
されている。インクチューブ120から供給されたイン
ク140は、流路中を抵抗なく進みながら正帯電され
る。制御電極113により電界を印加されたオリフィス
112は、インク滴141の飛翔を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンターや複写機に
適用されるインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、連続噴出型やオンデマンド形と呼
ばれるインクジェット記録装置が提案されている。前者
は、圧電体などにより生成したインク液滴を帯電させ連
続的に放出しながら電界偏向を行うことにより記録を行
っていた。また、後者は素子駆動源となる圧電体やヒー
タ等を各画素に対応するノズル近傍に形成し、吐出信号
印加により駆動源を動作させインク滴を吐出させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなインクジェット記録装置においては次のような問題
が発生していた。前述した両方式についても駆動素子を
各画素について最低一つは設置しなければならなかっ
た。この駆動素子は主に圧電素子や薄膜ヒータである
が、いずれも高価なものであり、マルチノズル化を行お
うとすると大きな問題であった。さらに高解像度化を進
めようとすると、ノズル近傍に多数の駆動源が配置され
てしまうのはヘッドの構成上大きな制約となってしま
い、各ノズル間を密接して配置できなくなってしまっ
た。すなわち現状のインクジェット記録装置において
は、マルチノズルヘッド化について集積方法とコスト面
で問題を発生していた。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、簡単な構成で低コストのインク
ジェット記録が可能にする事を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のインクジェット記録装置は、送出機構と制御
機構を備えている。送出機構は、少なくともインク流路
に撥水性材料を配置し、連続的にインクを圧送する。制
御機構は、連続的に送出されるインクを中断停止するこ
とができる。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明のインクジェット記
録装置により、駆動機構をノズル近傍に配置することな
く、簡単な構成で記録機構が可能になる。さらに低コス
トも実現できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0008】図1は、本発明のインクジェット記録装置
の概要を示す斜視図である。キャリジ30上に記録ヘッ
ド100が配置されていて、前記ヘッド100は左右に
移動することが可能となっている。記録ヘッド100は
図示しないインク送出ポンプ等から接続されたインクチ
ューブ120と、後述する制御電極に選択的に電圧印加
する制御回路40とに接続されている。この記録ヘッド
100に近接して、用紙10及び対向ローラ20が設け
られている。前記対向ローラ20は負電圧を発生する電
源Eに接続されていて、且つ図中矢印方向に回転可能で
あり、用紙10はそれに応じて搬送される。
【0009】ここで記録ヘッドについて説明する。図2
は本発明のインクジェット記録装置のヘッド部分の斜視
図である。記録ヘッド100は、サイドパネル110
と、前面パネル111と、底板132と、天板133に
より構成された外装内部にインクを吐出制御する制御機
構が内蔵されている。前面パネル111には、40μm
程度の径を有する多数のオリフィス112と、その周囲
に形成された制御電極113が配置されている。制御電
極113には、前述した制御回路40により正電圧を制
御印加されることが可能である。
【0010】ヘッド内部130は、隔壁131により分
離されている。すなわち、この隔壁131と、天板13
3と、底板132とで構成された送出機構たる空間をイ
ンクが流動する。ここで、前記隔壁131と、天板13
2と、底板132とには、超撥水性材料を配置してい
る。この超撥水材料は、ポリテトラフルオロエチレンと
ニッケルを分散メッキしたものであり、接触角は180
度という特性を有していて、流体の粘性抵抗はきわめて
低くなる。隔壁131により仕切られた各室には、イン
クチューブ120によりインクが供給される。インク
は、色顔料を含んだ絶縁性液体であり、前記超撥水材料
により正帯電されることが可能である。
【0011】次に本発明の作用について説明する。
【0012】図示しない外部装置より信号が入力される
と、インクジェット装置は記録を開始する。インク送出
ポンプで送られてきたインクは、記録ヘッド100の内
部に流入してくる。ヘッド内の流路は、超撥水性材料が
設けられているため、インクは粘性抵抗を受けること無
く流動することが可能となる。すなわち、吐出に必要な
圧力を特に加えることなく、インク送出が出来る。さら
にこの時、インクは壁材により摩擦帯電され、正帯電性
を付与される。
【0013】ここで図3を使用して、インクの様子を説
明する。図3は、インクの流れを示す斜視図である。イ
ンク流路内にインク142が流動しながら満たされてい
る。オリフィス112により流路を狭められると共に、
制御電極113により電界を印加される。インク142
は正帯電されているため、制御電極113に正電圧を印
加することによりインク142の進行を抑止する方向で
の電界力が働き、インク流が制御できる。すなわち、通
常はインク流が定常的に噴射され、インク滴141が放
出されて記録されるが、電圧印加によりインク流は停止
させられ記録制御が可能になる。オリフィス112から
噴出したインク滴141は、用紙10の背面にある対向
ローラ20とオリフィス113間に形成された電界中を
飛翔し、用紙10上に記録される。
【0014】以上述べてきたように、このインクジェッ
ト記録は多数の画素を形成するために、オリフィスを複
数並べたときにも、各記録部分にそれぞれ液滴形成する
ための駆動機構を配置する必要が無い。そのため記録機
構が簡単になりコストが下げられるだけでなく、高密度
化やマルチ化を非常に行いやすくなる。
【0015】また、本発明は上述した実施例に拘ること
なくその主旨を逸脱しない範囲に於て変更することは可
能である。本発明では、帯電したインク流を制御電極を
用いてスイッチングすることにより吐出制御を行った
が、例えば、常にオリフィスから帯電したインクを吐出
させて、飛翔中に偏向電極を使用して外部電界によりイ
ンク液滴の飛翔制御を行っても構わない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のインクジェット記録装置により、駆動機構をノズ
ル近傍に配置することなく、簡単な構成で記録機構が可
能になる。さらに低コストも実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の概要を示す
斜視図である。
【図2】本発明のインクジェット記録ヘッドの詳細斜視
図である。
【図3】本発明のインクジェット記録装置のインクの流
れを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 用紙 20 対向ローラ 100 記録ヘッド 112 オリフィス 113 制御電極 131 隔壁 140 インク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともインク流路に撥水性材料を配
    置し、連続的にインクを圧送する送出機構と、連続的に
    送出されるインクを中断停止することができる制御機構
    とで構成されることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
JP33676391A 1991-12-19 1991-12-19 インクジェット記録装置 Pending JPH05169669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33676391A JPH05169669A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33676391A JPH05169669A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05169669A true JPH05169669A (ja) 1993-07-09

Family

ID=18302479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33676391A Pending JPH05169669A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 インクジェット記録装置

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JP (1) JPH05169669A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005531409A (ja) * 2002-05-31 2005-10-20 ザ リージェンツ オブ ザ ユニヴァーシティー オブ カリフォルニア 光・電気濡れに基づくマイクロフルイディクスの光学的駆動のための装置と方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005531409A (ja) * 2002-05-31 2005-10-20 ザ リージェンツ オブ ザ ユニヴァーシティー オブ カリフォルニア 光・電気濡れに基づくマイクロフルイディクスの光学的駆動のための装置と方法

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