JPH05169391A - マニプレータ装置 - Google Patents

マニプレータ装置

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JPH05169391A
JPH05169391A JP33737091A JP33737091A JPH05169391A JP H05169391 A JPH05169391 A JP H05169391A JP 33737091 A JP33737091 A JP 33737091A JP 33737091 A JP33737091 A JP 33737091A JP H05169391 A JPH05169391 A JP H05169391A
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JP
Japan
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manipulator
monitor
operator
exceeded
range
Prior art date
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Pending
Application number
JP33737091A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Onda
寿和 恩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 モニタを見ながら遠隔操作でマニプレータに
作業をさせるマニプレータ装置において、マニプレータ
の相対運動する部分が動作しうる範囲を越えていること
を知らずに操作者が操作を続けると一部の関節等が動か
ないまま操作することになり思い通りの作業ができない
ので、この問題を解決する。 【構成】 マニプレータを操作する際に操作者が見る監
視用モニタ5に、マニプレータの各関節等が動作しうる
範囲を越えたときにのみ各関節等と対応して個別に点灯
する表示ランプ6(図1aのランプ6の番号1〜5が夫
々の関節等に対応する)を設ける等して動作しうる範囲
を越えた関節等を操作者が直ちに知ることができるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマニプレータ装置に関
し、マニプレータが動作の限界範囲を越えたときにこれ
を操作者が認識できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】放射性雰囲気下や高温,高圧の場所ある
いは高い場所等のように人間がその場で直接に作業でき
ない場所で作業を行うにはマニプレータ装置が用いられ
る。マニプレータ装置は、図2に示すように隔壁1で仕
切られた例えば放射性雰囲気下に人間に代わって作業を
行うマニプレータ2を設置する一方、安全な場所にマニ
プレータ2を操作するための操作手段としての操作桿3
を設置し、マニプレータ2の手先部を撮影する監視カメ
ラ4を放射性雰囲気下に設置し、監視カメラ4が撮影し
たマニプレータ2を映し出す監視用モニタ5を操縦桿3
の近傍に設置して構成される。マニプレータ2には例え
ば図のように(イ)〜(ニ)の4つの相対運動する部分
である関節と把握部(ホ)とがあり、これらの部分の動
作を組み合わせて作業を行う。
【0003】実際にマニプレータ装置を用いて作業を行
うには、監視用モニタ5に移るマニプレータ2とその周
囲の状態とを確認しながら、操作者8が操縦桿3を握っ
てマニプレータ2を操縦する。マニプレータ2の各関節
(イ)〜(ニ)等には機械的な動作範囲の限界が存在
し、操作者8は各関節等の動作しうる範囲でマニプレー
タ2を操縦するように配慮しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、操作者8は
監視用モニタ5によりマニプレータ2の手先と作業対象
物とを見ながら操縦するので、動作しうる範囲を意識す
る余裕がなく、マニプレータ2のある関節が動作しうる
範囲の限界に至ってもこの限界を越えてマニプレータ2
を動かそうとする。
【0005】このような場合、動作範囲の限界に至った
関節のみが動かず他の関節は動くことから、操作者が行
わせようとする動作とは異なる動作をマニプレータ2が
行い、マニプレータ2が周辺の部材に衝突する虞れがあ
る。また、マニプレータ2に思い通りの動作をさせるこ
とができなくなるため、目的とする作業を行わせるのに
時間がかかり、作業の効率が悪い。そして更に、その影
響で操作者が疲労しやすい。
【0006】そこで本発明は、斯かる課題を解決したマ
ニプレータ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】マニプレータに適正な作
業を行わせるため、操作者はモニタを見ながら操縦桿の
操作に集中する。従って、マニプレータの動作範囲の限
界など考えている余裕はない。
【0008】しかし、操作者の目は常にモニタを見てい
る。この点に着目して本発明はなされている。即ち、マ
ニプレータにおける関節等の相対運動する部分が動作範
囲の限界を越えたときに、限界を越えたことを操作者が
認識できるように、本発明では動作範囲の限界を越えた
ことを表示するための表示部をモニタに設けたものであ
る。
【0009】
【作用】操作者がモニタを見ながら操縦桿を動かしてマ
ニプレータを操縦しているときに、いずれかの相対運動
する部分が動作範囲の限界を越えてしまうと、動作範囲
の限界を越えたことがモニタに表示される。このため、
モニタを常時見ている操作者はこのことを直ちに知るこ
とができ、これに対応できる。従って、動作範囲の限界
を越えたことを知らずにマニプレータを操縦することに
より発生する前記の問題が解決される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
【0011】なお、本実施例は従来のマニプレータ装置
の一部を改良したものなので、従来と同一部分には同一
符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明す
る。
【0012】(a)実施例1 本発明によるマニプレータ装置の実施例1を、図1
(a)に示す。図のように、監視用モニタ5における画
面5aの上方に表示部としての5つの表示ランプ6が設
けられる。この表示ランプ6の構成を以下に説明する。
マニプレータ2には図2に示すように第一関節(イ),
第二関節(ロ),第三関節(ハ),第四関節(ニ),把
握部(ホ)があり、これらの関節等が動作範囲を越えた
ときに越えたことを検出するための検出器が夫々設けら
れる。そして、動作範囲を越えたときにこれらの検出器
が表示ランプ6を点灯するように設定されており、表示
ランプ6の上方に記載した「1」〜「5」の番号が第一
関節(イ)〜把握部(ホ)と対応する。
【0013】操作者8が監視用モニタ5を見ながらマニ
プレータ2を操縦しているときに例えば第三関節(ハ)
が動作範囲の限界を越えてしまったとすると、図示しな
い検出器がこれを検出し、表示ランプ6のうちの番号
「3」の下方のものが点灯する。これにより操作者8は
第三関節(ハ)が動作範囲の限界を越えたことを認識で
きるので、一部の関節等が動かないままでマニプレータ
2を操縦することがなくなり、常に操作者8の思い通り
の動きをさせることができる。
【0014】(b)実施例2 この実施例は、表示ランプに代えて監視用モニタ5の画
面5aの例えば右上に図1(b)に示すように表示部7
を設け、この表示部7に「1」〜「5」の数字がスーパ
ーインポーズで表示されるようにしたものである。つま
り、例えば第三関節(ハ)が動作範囲の限界を越えてし
まったときには図1(b)に示すように数字の「3」が
監視用モニタ5の画面5aに表示されることになる。そ
の他の構成と作用は実施例1と同じなので説明を省略す
る。
【0015】(c)実施例3 この実施例は、各関節等の動作範囲をマニプレータ2の
作業範囲に置き換えたものである。つまり、各関節等の
動作を組み合わせたものがX,Y,Z軸からなる三次元
空間内でのマニプレータ2の作業であり、各関節等の動
作範囲はマニプレータ2の作業範囲に置き換えることが
できる。例えば図2においてマニプレータ2に対して左
右方向をX軸にとり、紙面と直角な方向をY軸にとり、
上下方向をZ軸にとり、各軸上でのマニプレータ2の作
業範囲の限界を予め設定しておく。この作業範囲の限界
は各関節等の動作範囲に基づいて定まることになる。
【0016】そして、各軸ごとに個別にマニプレータ2
が作業範囲を越えたときにこれを検出する検出器を夫々
設ける。一方、図1(c)に示すように監視用モニタ5
の画面5aの上に3つの表示ランプ6を設けるとともに
各表示ランプ6の上に「X」「Y」「Z」の文字を記載
する。そして、マニプレータ2がいずれかの軸上におけ
る作業範囲を越えたときに検出器がこれを検出して越え
た軸と対応する文字の下の表示ランプ6を点灯させるよ
うに設定する。
【0017】操作者8が監視用モニタ5を見ながらマニ
プレータ2を操縦しているときに、例えばマニプレータ
2が上下方向での作業範囲を越えてしまったときは、図
示しない検出器がこれを検出し、図1(c)に示すよう
に表示ランプ6のうちの文字「Z」の下のものが点灯す
る。その他の作用については実施例1と同じなので説明
を省略する。
【0018】なお、前記各実施例は表示部が点灯するよ
うに構成したが、点滅するようにしてもよい。操作手段
としては操縦桿のほかマスターマニプレータやジョイス
ティック等の種々のものがある。相対運動する部分とは
マニプレータの関節のように回動する部分だけでなく、
スライドする部分等も含まれる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よるマニプレータ装置によればマニプレータの相対運動
する部分が動作範囲を越えたことを表示する表示部をモ
ニタに設けたので、マニプレータの相対運動する部分が
動作範囲を越えたことを操作者が直ちに認識できる。こ
のため、一部の関節等が動けない状態でマニプレータを
操縦することがなくなり、従ってマニプレータをその周
囲の部材に衝突させたりするという虞れがなくなる。ま
た、マニプレータを思い通りに操作できず時間がかかる
ことによる作業効率の低下を防止でき、操作者の疲労も
軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマニプレータ装置に係り、図1
(a)は実施例1の監視用モニタの構成図、図1(b)
は実施例2の監視用モニタの構成図、図1(c)は実施
例3の監視用モニタの構成図。
【図2】従来のマニプレータ装置の構成図。
【符号の説明】
2…マニプレータ 3…操縦桿 4…監視カメラ 5…監視用モニタ 5a…画面 6…表示ランプ 7…表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業を行うマニプレータと、マニプレー
    タから離れて配置されるとともにマニプレータを操作す
    るための操作手段と、マニプレータを撮影するカメラ
    と、操作手段の近傍に配置されカメラの撮影したマニプ
    レータを映し出すモニタとで構成されるマニプレータ装
    置において、 マニプレータの相対運動する部分が動作の限界範囲を越
    えたことを表示する表示部をモニタに設けたことを特徴
    とするマニプレータ装置。
JP33737091A 1991-12-20 1991-12-20 マニプレータ装置 Pending JPH05169391A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33737091A JPH05169391A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 マニプレータ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP33737091A JPH05169391A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 マニプレータ装置

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Publication Number Publication Date
JPH05169391A true JPH05169391A (ja) 1993-07-09

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ID=18307985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33737091A Pending JPH05169391A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 マニプレータ装置

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JP (1) JPH05169391A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007010773A1 (ja) * 2005-07-22 2007-01-25 Honda Motor Co., Ltd. 移動ロボットの制御装置
WO2016208431A1 (ja) * 2015-06-22 2016-12-29 ライフロボティクス株式会社 ロボット装置

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JP2017007034A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 ライフロボティクス株式会社 ロボット装置

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