JPH05168781A - ミシンにおける布押え装置 - Google Patents

ミシンにおける布押え装置

Info

Publication number
JPH05168781A
JPH05168781A JP27605491A JP27605491A JPH05168781A JP H05168781 A JPH05168781 A JP H05168781A JP 27605491 A JP27605491 A JP 27605491A JP 27605491 A JP27605491 A JP 27605491A JP H05168781 A JPH05168781 A JP H05168781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
long groove
cloth
needle plate
fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27605491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Ogoshi
幸雄 大越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RABU MOODE KK
Original Assignee
RABU MOODE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RABU MOODE KK filed Critical RABU MOODE KK
Priority to JP27605491A priority Critical patent/JPH05168781A/ja
Publication of JPH05168781A publication Critical patent/JPH05168781A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】縫製時に生地が動かないようにし、所望の線状
に縫製できるようにすることを目的とする。 【構成】ミシンにおける生地の縫い合わせ機構部を構成
する針板と、この針板に生地の送り方向に穿設した長溝
に嵌合し生地を送るように間欠移動する送り歯と、縫製
時に生地を動かないように押さえる押え部材とよりな
り、前記針板には生地の送り方向に一条の長溝を穿設す
るとともに、この一条の長溝の手前端部の近傍に針挿通
孔を穿設し、この一条の長溝に、これより短い一条の送
り歯を、縫製される生地を送るようにカム機構などを介
して間欠移動可能に嵌合し、前記一条の長溝に嵌合した
一条の送り歯の上方には、この一条の送り歯が前記一条
の長溝から下方に外れて、この一条の長溝の手前端側に
移動し、針が前記針板に穿設した針挿通孔に挿通して生
地を縫製するときに、この生地が動かないように前記一
条の長溝に押し付ける回転ローラを取付けた押え部材を
設けて構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルベットなどの起毛
生地と裏地の縫い合わせに好適なミシンにおける布押え
装置に関し、特に針板と、送り歯と、押え部材とに改良
を施すことによって、ベルベットなどの起毛生地と裏地
の縫い合わせを良く行うことができるようにしたもので
ある。
【0002】
【従来技術】図6は従来のミシンにおける生地の縫い合
わせ機構部を示す斜視図であり、1は針板で、この針板
には三条の長溝1a,1b,1cが穿設されており、真
ん中の長溝1bの手前端部の近傍に針挿通孔1dが穿設
されている。2a,2b.2cは生地を送るための三条
の送り歯で、前記針板1に穿設した三条の長溝1a,1
b,1cより短く、その下方から嵌合し、図示しないカ
ム機構の作用により、前記三条の長溝1a,1b,1c
の手前端側Aから、針板1の上面より僅かに突出した状
態で、長溝1a,1b,1cの前端側Bに移動して、縫
製される生地を手前端側Aから前端側Bに移動させ、前
端側Bに移動し終えると、針板1の上面より僅かに下が
った状態で、前端側Bから手前端側Aに移動し、以下前
記動作を繰り返すものである。
【0003】3は生地の押え部材で、押さえ棒4の下端
に、締め螺子5を介して取付け、取外し自在になってお
り、図示しないカム機構の作用により、前記三条の送り
歯2a,2b.2cが針板1の上面より僅かに突出した
状態では、それと連動して針板1の上面より僅かに上昇
し、後述する針が降下して縫製を行う時には、降下して
生地が動かないようにこの押え部材3によって生地を針
板1に押え付けるようにしている。6は図示しないカム
機構の作用により上下動する針取付け棒で、この針取付
け棒の下端部に針止めねじ7によって針8が取付け、取
外し自在になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
ような機構においては、押え部材3の下面が平坦である
ので、特にベルベットなどの起毛生地と裏地の縫い合わ
せに際しては、縫製時にその生地の縫製部が動かないよ
うに、押え部材3が生地を針板1に確実に押え付けるこ
とができないので、その縫製部がずれて所望の線状に縫
製することができない、という問題点があった。本発明
は、前記従来例のような問題点を解決したミシンにおけ
る布押え装置を提供することを目的としたものである。
【0005】〔課題を解決するための手段〕本発明は、
前記課題を解決することを目的とし、ミシンにおける生
地の縫い合わせ機構部を構成する針板と、この針板に生
地の送り方向に穿設した長溝に嵌合し生地を送るように
間欠移動する送り歯と、縫製時に生地を動かないように
押さえる押え部材とよりなり、前記針板には生地の送り
方向に一条の長溝を穿設するとともに、この一条の長溝
の手前端部の近傍に針挿通孔を穿設し、この一条の長溝
に、これより短い一条の送り歯を、縫製される生地を送
るようにカム機構などを介して間欠移動可能に嵌合し、
前記一条の長溝に嵌合した一条の送り歯の上方には、こ
の一条の送り歯が前記一条の長溝から下方に外れて、こ
の一条の長溝の手前端側に移動し、針が前記針板に穿設
した針挿通孔に挿通して生地を縫製するときに、この生
地が動かないように前記一条の長溝に押し付ける回転ロ
ーラを取付けた押え部材を設けて構成したことを特徴と
するものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図5を参
照して説明する。図1は本発明を構成する針板の平面
図、図2は同送り歯の平面図、図3は同押え部材の側面
図、図4は押え部材の底面図、図5は押え部材の後面図
であり、この針板9には生地の送り方向に一条の長溝9
aを穿設するとともに、この一条の長溝9aの手前端部
の近傍に針挿通孔9bを穿設している。
【0007】この針板9に穿設した一条の長溝9aに
は、これより短い一条の送り歯10を、縫製される生地
を送るように図示しないカム機構などを介して間欠移動
可能に下方から嵌合する。すなわち、この一条の送り歯
10は、前記針板9に穿設した一条の長溝9aの手前端
側Aから、針板9の上面より僅かに突出した状態で、一
条の長溝9aの前端側Bに移動し終えると、針板9の上
面より僅かに下がった状態で、前端側Bから手前端側A
に移動し、以下、前記動作を繰り返す点は従来例と同じ
である。
【0008】また、本発明を構成する、前記一条の長溝
9aに嵌合した一条の送り歯10の上方に配設する生地
の押え部材11には、この一条の送り歯10が前記一条
の長溝9aから下方に外れて、この一条の長溝9aの手
前端側Aに移動し、針が前記針板9に穿設した針挿通孔
9bに挿通して生地を縫製するときに、この生地が動か
ないように前記一条の長溝9aに押し付ける回転ローラ
11aが、この実施例においては2個支軸11bを介し
て回転自在に取付られている。
【0009】以上のように構成した本発明の作用を説明
すると、前記のように、生地の押え部材11の下面に少
なくとも1個の回転ローラ11aを取付けたことによ
り、針が前記針板9に穿設した針挿通孔9bに挿通して
生地を縫製するときに、この生地が動かないように、前
記回転ローラ11aが生地を前記一条の長溝9aに確実
に押し付けるとともに、生地を送るときにはこの回転ロ
ーラ11aが回転して生地を円滑に送ることができるの
で、特にベルベットなどの起毛生地と裏地の縫い合わせ
に際しては、縫製時にその生地の縫製部が動かないよう
に確実に押え付けることができ、その縫製部がずれるこ
とがなく、所望の線状に縫製することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ミシン
における生地の縫い合わせ機構部を構成する針板と、こ
の針板に生地の送り方向に穿設した長溝に嵌合し生地を
送るように間欠移動する送り歯と、縫製時に生地を動か
ないように押さえる押え部材とよりなり、前記針板には
生地の送り方向に一条の長溝を穿設するとともに、この
一条の長溝の手前端部の近傍に針挿通孔を穿設し、この
一条の長溝に、これより短い一条の送り歯を、縫製され
る生地を送るようにカム機構などを介して間欠移動可能
に嵌合し、前記一条の長溝に嵌合した一条の送り歯の上
方には、この一条の送り歯が前記一条の長溝から下方に
外れて、この一条の長溝の手前端側に移動し、針が前記
針板に穿設した針挿通孔に挿通して生地を縫製するとき
に、この生地が動かないように前記一条の長溝に押し付
ける回転ローラを取付けた押え部材を設けて構成したの
で、針が前記針板に穿設した針挿通孔に挿通して生地を
縫製するときに、この生地が動かないように、前記押え
部材の下面に取付けた回転ローラが、前記針板に穿設し
た一条の長溝に生地を確実に押し付けるので、特にベル
ベットなどの起毛生地と裏地の縫い合わせに際しては、
縫製時にその生地の縫製部が動かないように確実に押え
付けることができ、その縫製部がずれることがなく、所
望の線状に縫製することができる。また、前記押え部材
の下面に取付けた回転ローラは、生地を送るときにはこ
れが回転して生地を円滑に送ることができるなどの効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を構成する針板の平面図である。
【図2】本発明を構成する生地の送り歯の平面図であ
る。
【図3】本発明を構成する生地の押え部材の側面図であ
る。
【図4】本発明を構成する生地の押え部材の底面図であ
る。
【図5】本発明を構成する生地の押え部材の後面図であ
る。
【図6】従来のミシンにおける生地の縫い合わせ機構部
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 針板 1a,1b,1c 長溝 1d 針挿通孔 2 生地の送り歯 2a,2b,2c 送り歯 3 生地の押え部材 4 押え棒 5 締め螺子 6 針取付け棒 7 針止めねじ 8 針 9 針板 9a 一条の長溝 9b 針挿通孔 10 一条の送り歯 11 生地の押え部材 11a 回転ローラ 11b 支軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ミシンにおける布押え装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルベットなどの起毛
生地と裏地の縫い合わせに好適なミシンにおける布押え
装置に関し、特に針板と、送り歯と、押え部材とに改良
を施すことによって、ベルベットなどの起毛生地と裏地
の縫い合わせを良く行うことができるようにしたもので
ある。
【0002】
【従来技術】図6は従来のミシンにおける生地の縫い合
わせ機構部を示す斜視図であり、1は針板で、この針板
には三条の長溝1a,1b,1cが穿設されており、真
ん中の長溝1bの手前端部の近傍に針挿通孔1dが穿設
されている。2a,2b.2cは生地を送るための三条
の送り歯で、前記針板1に穿設した三条の長溝1a,1
b,1cより短く、その下方から嵌合し、図示しないカ
ム機構の作用により、前記三条の長溝1a,1b,1c
の手前端側Aから、針板1の上面より僅かに突出した状
態で、長溝1a,1b,1cの前端側Bに移動して、縫
製される生地を手前端側Aから前端側Bに移動させ、前
端側Bに移動し終えると、針板1の上面より僅かに下が
った状態で、前端側Bから手前端側Aに移動し、以下前
記動作を繰り返すものである。
【0003】3は生地の押え部材で、押さえ棒4の下端
に、締め螺子5を介して取付け、取外し自在になってお
り、図示しないカム機構の作用により、前記三条の送り
歯2a,2b.2cが針板1の上面より僅かに突出した
状態では、それと連動して針板1の上面より僅かに上昇
し、後述する針が降下して縫製を行う時には、降下して
生地が動かないようにこの押え部材3によって生地を針
板1に押え付けるようにしている。6は図示しないカム
機構の作用により上下動する針取付け棒で、この針取付
け棒の下端部に針止めねじ7によって針8が取付け、取
外し自在になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
ような機構においては、押え部材3の下面が平坦である
ので、特にベルベットなどの起毛生地と裏地の縫い合わ
せに際しては、縫製時にその生地の縫製部が動かないよ
うに、押え部材3が生地を針板1に確実に押え付けるこ
とができないので、その縫製部がずれて所望の線状に縫
製することができない、という問題点があった。本発明
は、前記従来例のような問題点を解決したミシンにおけ
る布押え装置を提供することを目的としたものである。
【0005】〔課題を解決するための手段〕本発明は、
前記課題を解決することを目的とし、ミシンにおける生
地の縫い合わせ機構部を構成する針板と、この針板に生
地の送り方向に穿設した長溝に嵌合し生地を送るように
間欠移動する送り歯と、縫製時に生地を動かないように
押さえる押え部材とよりなり、前記針板には生地の送り
方向に少なくとも一条の長溝を穿設するとともに、この
一条の長溝の手前端部の近傍に針挿通孔を穿設し、この
一条の長溝に、これより短い少なくとも一条の送り歯
を、縫製される生地を送るようにカム機構などを介して
間欠移動可能に嵌合し、前記一条の長溝に嵌合した一条
の送り歯の上方には、この一条の送り歯が前記一条の長
溝から下方に外れて、この一条の長溝の手前端側に移動
し、針が前記針板に穿設した針挿通孔に挿通して生地を
縫製するときに、この生地が動かないように前記一条の
長溝に押し付ける回転ローラを取付けるとともに、上端
部にはその取付高さを調整して生地の押圧力を調整し得
る取付高さ調整溝を有する押え部材を設けて構成したこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図5を参
照して説明する。図1は本発明を構成する針板の平面
図、図2は同送り歯の平面図、図3は同押え部材の側面
図、図4は押え部材の底面図、図5は押え部材の後面図
であり、この針板9には生地の送り方向に一条の長溝9
aを穿設するとともに、この一条の長溝9aの手前端部
の近傍に針挿通孔9bを穿設しているが、この長溝9a
一条に限らず従来のように数条であってもよい。
【0007】この針板9に穿設した一条の長溝9aに
は、これより短い一条の送り歯10を、縫製される生地
を送るように図示しないカム機構などを介して間欠移動
可能に下方から嵌合する。すなわち、この一条の送り歯
10は、前記針板9に穿設した一条の長溝9aの手前端
側Aから、針板9の上面より僅かに突出した状態で、一
条の長溝9aの前端側Bに移動し終えると、針板9の上
面より僅かに下がった状態で、前端側Bから手前端側A
に移動し、以下、前記動作を繰り返す点は従来例と同じ
である。なお、前記送り歯10は一条に限らず従来のよ
うに数条であってもよい。
【0008】また、本発明を構成する、前記一条の長溝
9aに嵌合した一条の送り歯10の上方に配設する生地
の押え部材11には、この一条の送り歯10が前記一条
の長溝9aから下方に外れて、この一条の長溝9aの手
前端側Aに移動し、針が前記針板9に穿設した針挿通孔
9bに挿通して生地を縫製するときに、この生地が動か
ないように前記一条の長溝9aに押し付ける回転ローラ
11aが、この実施例においては2個支軸11bを介し
て回転自在に取付られている。また、生地の押え部材1
1の上端部には、その取付高さを調整して生地の押圧力
を調整し得る取付高さ調整溝11cが形成され、生地の
押え部材11の高さを調整した後に、この調整溝11c
に係合された締め螺子(図6の締め螺子5を参照)を締
め付けて生地の押え部材11を固定して、生地の押圧力
を調整し得ることができる。
【0009】以上のように構成した本発明の作用を説明
すると、前記のように、生地の押え部材11の下面に少
なくとも1個の回転ローラ11aを取付けたことによ
り、針が前記針板9に穿設した針挿通孔9bに挿通して
生地を縫製するときに、この生地が動かないように、前
記回転ローラ11aが生地を前記一条の長溝9aに確実
に押し付けるとともに、生地を送るときにはこの回転ロ
ーラ11aが回転して生地を円滑に送ることができるの
で、特にベルベットなどの起毛生地と裏地の縫い合わせ
に際しては、縫製時にその生地の縫製部が動かないよう
に確実に押え付けることができ、その縫製部がずれるこ
とがなく、所望の線状に縫製することができる。また、
生地の押え部材11の上端部には、その取付高さを調整
して生地の押圧力を調整し得る取付高さ調整溝11cが
形成され、生地の押え部材11の高さを調整した後に、
この調整溝11cに係合された締め螺子(図6の締め螺
子5を参照)を締め付けて生地の押え部材11を固定し
て、生地の押圧力を調整し得ることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ミシン
における生地の縫い合わせ機構部を構成する針板と、こ
の針板に生地の送り方向に穿設した長溝に嵌合し生地を
送るように間欠移動する送り歯と、縫製時に生地を動か
ないように押さえる押え部材とよりなり、前記針板には
生地の送り方向に少なくとも一条の長溝を穿設するとと
もに、この一条の長溝の手前端部の近傍に針挿通孔を穿
設し、この一条の長溝に、これより短い少なくとも一条
の送り歯を、縫製される生地を送るようにカム機構など
を介して間欠移動可能に嵌合し、前記一条の長溝に嵌合
した一条の送り歯の上方には、この一条の送り歯が前記
一条の長溝から下方に外れて、この一条の長溝の手前端
側に移動し、針が前記針板に穿設した針挿通孔に挿通し
て生地を縫製するときに、この生地が動かないように前
記一条の長溝に押し付ける回転ローラを取付けるととも
に、上端部にはその取付高さを調整して生地の押圧力を
調整し得る取付高さ調整溝を有する押え部材を設けて構
成したので、針が前記針板に穿設した針挿通孔に挿通し
て生地を縫製するときに、この生地が動かないように、
前記押え部材の下面に取付けた回転ローラが、前記針板
に穿設した一条の長溝に生地を確実に押し付けるので、
特にベルベットなどの起毛生地と裏地の縫い合わせに際
しては、縫製時にその生地の縫製部が動かないように確
実に押え付けることができ、その縫製部がずれることが
なく、所望の線状に縫製することができる。
【0010】また、前記押え部材の下面に取付けた回転
ローラは、生地を送るときにはこれが回転して生地を円
滑に送ることができるなどの効果がある。また、生地の
押え部材の上端部には、その取付高さを調整して生地の
押圧力を調整し得る取付高さ調整溝が形成され、生地の
押え部材の高さを調整した後に、この調整溝に係合され
た締め螺子(図6の締め螺子5を参照)を締め付けて生
地の押え部材を固定して、生地の押圧力を調整し得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を構成する針板の平面図である。
【図2】本発明を構成する生地の送り歯の平面図であ
る。
【図3】本発明を構成する生地の押え部材の側面図であ
る。
【図4】本発明を構成する生地の押え部材の底面図であ
る。
【図5】本発明を構成する生地の押え部材の後面図であ
る。
【図6】従来のミシンにおける生地の縫い合わせ機構部
を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 針板 1a,1b,1c 長溝 1d 針挿通孔 2 生地の送り歯 2a,2b,2c 送り歯 3 生地の押え部材 4 押え棒 5 締め螺子 6 針取付け棒 7 針止めねじ 8 針 9 針板 9a 一条の長溝 9b 針挿通孔 10 一条の送り歯 11 生地の押え部材 11a 回転ローラ 11b 支軸 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンにおける生地の縫い合わせ機構部を
    構成する針板と、この針板に生地の送り方向に穿設した
    長溝に嵌合し生地を送るように間欠移動する送り歯と、
    縫製時に生地を動かないように押さえる押え部材とより
    なり、前記針板には生地の送り方向に一条の長溝を穿設
    するとともに、この一条の長溝の手前端部の近傍に針挿
    通孔を穿設し、この一条の長溝に、これより短い一条の
    送り歯を、縫製される生地を送るようにカム機構などを
    介して間欠移動可能に嵌合し、前記一条の長溝に嵌合し
    た一条の送り歯の上方には、この一条の送り歯が前記一
    条の長溝から下方に外れて、この一条の長溝の手前端側
    に移動し、針が前記針板に穿設した針挿通孔に挿通して
    生地を縫製するときに、この生地が動かないように前記
    一条の長溝に押し付ける回転ローラを取付けた押え部材
    を設けて構成したことを特徴とするミシンにおける布押
    え装置。
JP27605491A 1991-07-29 1991-07-29 ミシンにおける布押え装置 Pending JPH05168781A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27605491A JPH05168781A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 ミシンにおける布押え装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27605491A JPH05168781A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 ミシンにおける布押え装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05168781A true JPH05168781A (ja) 1993-07-02

Family

ID=17564153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27605491A Pending JPH05168781A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 ミシンにおける布押え装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05168781A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100358930B1 (ko) * 2000-07-31 2002-10-31 썬스타 특수정밀 주식회사 자수기용 노루발 스토퍼
CN101942745A (zh) * 2010-07-27 2011-01-12 际华三五三四制衣有限公司 一种由平缝机改装的临缝机
CN102995306A (zh) * 2012-11-26 2013-03-27 吴江市金真缝纫机有限公司 缝纫机压脚装置
JP2015071478A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 スターテクノ株式会社 内装材用表皮材ステッチ模様形成装置における糸送り装置
JP2016146888A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 蛇の目ミシン工業株式会社 コードガイド機構および該コードガイド機構を備えたミシン
CN108193387A (zh) * 2018-03-16 2018-06-22 无锡品益缝纫机有限公司 压脚结构

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100358930B1 (ko) * 2000-07-31 2002-10-31 썬스타 특수정밀 주식회사 자수기용 노루발 스토퍼
CN101942745A (zh) * 2010-07-27 2011-01-12 际华三五三四制衣有限公司 一种由平缝机改装的临缝机
CN102995306A (zh) * 2012-11-26 2013-03-27 吴江市金真缝纫机有限公司 缝纫机压脚装置
JP2015071478A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 スターテクノ株式会社 内装材用表皮材ステッチ模様形成装置における糸送り装置
JP2016146888A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 蛇の目ミシン工業株式会社 コードガイド機構および該コードガイド機構を備えたミシン
CN108193387A (zh) * 2018-03-16 2018-06-22 无锡品益缝纫机有限公司 压脚结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE4230163A1 (de) Verfahren und vorrichtung zum steuern der randposition eines textilstuecks
US20070193488A1 (en) Sequin feeder apparatus
JPH05168781A (ja) ミシンにおける布押え装置
US3853078A (en) Sewing machine with upper roller feeding device adjustable independently from the feed dog
WO2009113337A1 (ja) 縫い目形成装置及びミシン
US5249540A (en) Sewing-material transport device for single-needle or multi-needle sewing machine
US5979346A (en) Automatic stitching apparatus
DE10348494B4 (de) Nähmaschine
TW528824B (en) Cylinder bed sewing machine
US3262410A (en) Sewing machine work-feeding mechanism
US3837530A (en) Shank supply for button-sewing attachments
US5136956A (en) Seam forming device of blindstitching machine for fabric end at sewing start
JP2000300876A (ja) ミシンの間欠布送り装置
GB2340135A (en) Trousers-fly-sewing apparatus
CN217479707U (zh) 一种尼龙拉链的缝合机
US6332414B1 (en) Sewing machine accessory
US3004504A (en) Machine for turning and spreading over-lock stitched garments
JPH0221004Y2 (ja)
JPH088782Y2 (ja) ミシンのボタンホール用糸保持押え
JP2003190684A (ja) ミシンの押え上げ装置
JPS6143418Y2 (ja)
JP3050374U (ja) ミシン用布押え
JP2515751Y2 (ja) ファスナー縫製ミシン
JP2002153687A (ja) 縫製装置の布押さえ装置
KR100297020B1 (ko) 원형 또는 타원형 모자 창을 재봉하는 곡선톱니 및 재봉장치