JPH05168639A - 医療用カプセル装置 - Google Patents

医療用カプセル装置

Info

Publication number
JPH05168639A
JPH05168639A JP3345165A JP34516591A JPH05168639A JP H05168639 A JPH05168639 A JP H05168639A JP 3345165 A JP3345165 A JP 3345165A JP 34516591 A JP34516591 A JP 34516591A JP H05168639 A JPH05168639 A JP H05168639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
movable member
drug
voltage
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3345165A
Other languages
English (en)
Inventor
Isami Hirao
勇実 平尾
Koichi Tatsumi
康一 巽
Toshihiko Suzuta
敏彦 鈴田
Mitsugi Nagayoshi
貢 永吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP3345165A priority Critical patent/JPH05168639A/ja
Publication of JPH05168639A publication Critical patent/JPH05168639A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で体内の目的部位において選択的に
薬剤放出または体液採取が行なえる医療用カプセルを提
供すること。 【構成】生体内の目的部位で薬剤を放出または体液を採
取する医療用カプセル装置において、カプセル1内に設
けられ、通電により弾性が変化するゲル状物で形成さ
れ、内部の容積が変化する可動部材8と、この可動部材
8の内部に収容された膨張手段9と、前記可動部材8へ
の通電を制御する通電制御手段12,13とを備えたこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は体内の胃や腸等の目的部
位において、薬剤を放出させたり、あるいは体液を採取
する医療用カプセル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】体内の胃や腸等の目的部位において、薬
剤を放出したり、あるいは体液を採取する医療用カプセ
ルは、例えば実願平3−19523号により提案されて
いる。この医療用カプセルは、電着方式で作製された金
属ベローズ内腔に高吸水性樹脂を充填し、体液を吸収す
ることで高吸水性樹脂を膨張させ、ベローズを押圧して
カプセル内部の薬剤を腸等の目的部位で放出させるもの
である。
【0003】また、特開昭57−163309号公報に
は、カプセル内にSMAコイルバネを収縮状態で設けて
おき、カプセルが目的部位に達した時点で、体外から超
音波を照射し、この超音波の熱でSMAコイルバネを伸
張させて、カプセル内部の薬剤を散布する方式のカプセ
ル装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
願平3−19523号により提案された医療用カプセル
では、高吸水性樹脂の膨張圧による作動方式により、カ
プセルを飲み込んだ時点から高吸水性樹脂が体液を吸収
して膨張を始めるため、カプセルが体内の目的部位に到
達する以前に薬剤を放出してしまい、目的部位に薬剤が
充分に投与されないという問題がある。
【0005】また、特開昭57−163309号公報に
示すカプセル装置では、体内の目的部位で確実に薬剤を
放出させるために、X線透視によりカプセルの位置を検
出しなければならず、患者に対する被曝が問題となり、
さらに患者の体外には超音波発生装置等の大がかりな装
置を設ける必要がある。
【0006】本発明は上記課題に着目してなされたもの
であり、その目的は簡単な構成で体内の目的部位におい
て確実に薬剤を放出し、または体液を採取することがで
きる医療用カプセル装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の目的は
以下の手段によって達成される。すなわち、その手段と
しての医療用カプセル装置は、生体内の目的部位で薬剤
を放出または体液を採取する医療用カプセル装置におい
て、カプセル内に設けられ、通電により弾性が変化する
ゲル状物で形成され、内部の容積が変化する可動部材
と、この可動部材の内部に収容された膨張手段と、前記
可動部材への通電を制御する通電制御手段とを備えたこ
とを特徴としている。
【0008】したがって、通電制御手段により可動部材
の弾性が目的部位で高まると、内部に収容された膨脹手
段により可動部材が膨脹し、カプセル内の薬液が放出さ
れ、あるいは体液がカプセル内に採取される。
【0009】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。図1(a)〜(c)は、本発明の第1実
施例に係わる医療用カプセル装置を示している。
【0010】カプセル本体1は、半球状の底部2を有す
る有底円筒体3と、この有底円筒体3の開口端に螺着さ
れた蓋体4により構成されている。カプセル本体1の内
部には収容室5が形成されると共に、蓋部4にはカプセ
ル外部と収容室5に連通する連通路6が設けられ、体液
がカプセル内部に侵入できるようになっている。また、
有底円筒体3の底部2にも、カプセル外部と収容室5に
連通する連通路6aが設けられ、収容室5に充填された
薬剤7が体内の目的部位で放出可能に構成されている。
連通路6aは、収容室5に充填された薬剤7が漏洩しな
い程度の大きさに形成されている。
【0011】上記蓋部4の内端部には、円形凸部4aが
突設されている。この円形凸部4aには、蛇腹状の可動
部材8が固定され、カプセル内部の収容室5に収容され
ている。そして、蛇腹状の可動部材8は、図1(a)に
示すように収容室5内の容積を大きくする収容位置か
ら、図1(c)に示すように収容室5内の容積を小さく
する押出し位置まで移動して、収容室5内の容積を変化
させることができるようになっている。蛇腹状の可動部
材8の内腔には高吸水性樹脂からなる膨張部材(膨脹手
段)9が充填されている。
【0012】高吸水性樹脂としては例えばアクリル酸・
ビニルアルコール共重合体、アクリル酸ソーダ・重合
体、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体、カルボキ
シメチルセルロース、デンプン−アクリル酸グラフト共
重合体等が用いられる。
【0013】一方、蛇腹状の可動部材8は図1(b)に
示すように、ポリメタクリ酸コバルト塩などの誘電体の
微粒子10を、シリコーンゴム、イソプレンゴム等の基
材11に混ぜたものから構成される。この素材は電圧非
印加時は、微粒子10が基材11中に浮かんでいる状態
で全体は柔らかい状態にある。しかし、電圧を印加する
ことで図1(b)に示すように微粒子10は分極し隣り
合う粒子のプラスとマイナスが引き付け合うようにな
る。そして、微粒子10の連なりが骨格のような役割を
果たすため、全体として硬くなる。
【0014】なお、有底円筒体3の内壁には、蛇腹状の
可動部材8に電圧を印加するためのバッテリー12が、
また有底円筒体3の外壁にはバッテリー12の電圧印加
を制御するスイッチ13がそれぞれ設けられ、スイッチ
13の操作により、バッテリー12の電圧を可動部材8
に印加可能なように接続されている。
【0015】上記蓋部4に設けられた連通路6の収容室
5側端部には、体液は浸透するするが可動部材8内の高
吸水性樹脂は漏洩しないように、透水膜14が固定して
設けられている。このように構成した医療用カプセル装
置を、潰瘍性大腸炎、クローン病等の腸内疾患に使用す
る方法について説明する。
【0016】まず、患者にカプセルを飲ませる前にカプ
セル本体1の外壁に設けられたスイッチ13をONし、
バッテリー12の電圧を可動部材8に印加する。可動部
材8に電圧が印加されると、前述の通り全体として硬い
状態になる。一方、バッテリー12の容量は、カプセル
本体1が腸内に達するころ切れるように予め設定してお
く。
【0017】次に、患者にカプセル本体1を飲み込ませ
る。その結果、カプセル本体1の可動部材8内に収容さ
れた膨張部材9は、胃等を通過する際に、連通路6及び
透水膜14を介して侵入した胃液等の体液を吸収して膨
張を始め、可動部材8を伸張させようとする力が働く。
しかし、前述の通り可動部材8は電圧印加により全体と
して硬くなっており、膨張部材9の膨張圧が生じても可
動部材8は伸張せず、薬剤7はカプセル本体1から放出
されない。
【0018】カプセル本体1が腸内に達すると、前述の
ようにバッテリー12の放電が停止し、可動部材8には
電圧が印加されなくなり、全体の硬度が柔らかくなる。
そして、図1(c)に示すように、連通路6及び透水膜
14を介して侵入した体液を吸収して膨張した膨張部材
9の膨張圧により、可動部材8が伸張し、収容室5内に
収容された薬剤7が連通孔6aを介し腸内に放出され
る。
【0019】このように構成した医療用カプセル装置
は、体内の目的部位において選択的に薬剤を放出するこ
とができ、また、従来のように患者の対外に超音波発生
装置等の大がかりな装置を設ける必要がなくなり、操作
も簡単となる。
【0020】また、バッテリーの容量を、カプセルが目
的部位に達した時点で切れるよう予め設定しているた
め、従来のように、体外からX線装置で観察する必要も
なくなり、患者が被爆する危険性もない。図2(a)及
び(b)は、本発明の第2実施例に係わる医療用カプセ
ル装置を示している。
【0021】本実施例では、カプセル本体15は蓋部1
6と、半球状の底部2を有する有底円筒体3から構成さ
れている。蓋部16には、第1実施例と同じく円形凸部
16aが設けられ、この円形凸部16aには、電圧印加
時は硬く、電圧非印加時は柔らかい特性を持つ物質から
成り、形状が蛇腹状の可動部材8が気密状態を保持して
固定されている。また、蓋部16には第1実施例と異な
り、体液が侵入するための連通路6は設けられていな
い。
【0022】上記蛇腹状の可動部材8の内腔には、第1
実施例の高吸水性樹脂に代わり、膨張部材17としての
フレオンが充填されている。膨張部材17のフレオンと
しては、体温より低い温度で液体から気体に変るものが
望ましく、例えば沸点23.7℃のフロン11が使用さ
れる。また、カプセル本体1には薬剤を充填するための
収容室5が設けられ、その他の構成は第1実施例と同じ
である。このように構成したカプセル装置を使用して、
第1実施例と同じく腸内において薬剤を放出する場合に
ついて説明する。
【0023】まず、可動部材8に充填した膨張部材17
としてのフレオンの沸点以下の温度下(例えば20℃)
にカプセル本体15を置き、有底円筒体3の連通路6a
を介して治療用の薬剤7を、収容室5に注入する。この
時膨張部材17としてのフレオンは液体であるため、可
動部材8内部において膨張圧力は生じない。次に、患者
にカプセル本体15を飲み込ませる直前に、スイッチ1
3を操作し、バッテリー12の電圧を、蛇腹状の可動部
材8に印加する。
【0024】なお、バッテリー12の容量は、第1実施
例と同じく、カプセルが腸内に到達するころ切れるよう
に調節されている。前述のように、電圧印加により可動
部材8は全体としての硬度が硬くなる。そして、患者が
カプセル本体15を飲み込むと、カプセル全体は体温ま
で温度が上昇し、蛇腹状の可動部材8内のフレオンから
なる膨張部材17は気化し始めるが、可動部材8の硬度
が硬くなっているため、可動部材8は図2(a)に示す
ように伸張せず、薬剤7は体内に放出されない。
【0025】次にカプセルが目的部位の腸内に達するこ
ろ、バッテリー12の放電が止まり、可動部材8には電
圧が印加されない状態となる。すると可動部材8の硬度
は全体として柔らかくなるため、図2(b)に示すよう
に膨張部材17としてのフレオンの気化膨張圧力によっ
て、可動部材8が伸張する。そして、収容室5内に収納
された薬剤7は連通路6aを介して腸内に放出される。
このように構成した医療用カプセル装置は、体内の目的
部位において選択的に薬剤を放出させることができる
他、第1実施例と同様の効果を有する。
【0026】図3(a)及び(b)は、本発明の第3実
施例に係わる医療用カプセル装置を示している。第1,
第2実施例が薬剤放出に用いられるものであったのに対
し、本実施例は体液採取用に用いられる。
【0027】カプセル本体18の収容室5には、電圧印
加により硬度が硬くなる可動部材8が設けられ、蓋部4
の円形凸部4aと液密に固定されている。可動部材8の
形状は前記第1、第2実施例が蛇腹状であったのに対
し、本実施例ではバルーン状となっている。そして、第
1、第2実施例と同じくスイッチ13の操作により、バ
ッテリー12の電圧を印加可能に構成されている。
【0028】可動部材8の内腔には、膨張部材19とし
ての形状記憶合金(以下SMAと称する)からなるコイ
ルが設けられている。SMAコイルとしてはNi−Ti
合金、Cu−Zn−Al系合金等が用いられる。
【0029】SMAコイルは、図3(b)に示すように
コイルが伸張した状態に形状記憶され、これを図3
(a)のように収縮変形させて可動部材8内に収納して
いる。また、その変態温度は体温付近(約37℃)に設
定されている。その他の構成は第1実施例と同じであ
る。
【0030】このように構成した医療用カプセル装置を
腸液採取に用いる方法について説明する。まず患者にカ
プセルを飲ませる前には、カプセル本体18をSMAコ
イルからなる膨張部材19の変態温度以下の温度(37
℃以下)にしておく。そして、患者にカプセル本体18
を飲ませる直前にスイッチ13を操作してバッテリー1
2の電圧をバルーン状の可動部材8に印加する。電圧印
加により可動部材8は全体として硬度が硬くなる。
【0031】次に、患者にカプセル本体18を飲み込ま
せる。カプセル本体18を飲み込むことで、カプセル本
体18は体温まで全体的に温度上昇し、バルーン状の可
動部材8内のSMAコイルからなる膨張部材19は記憶
形状の伸張した状態に戻ろうとする。しかし、可動部材
8が硬くなっているため、図3(a)に示すように可動
部材8は伸張しない。
【0032】次に、カプセル本体18が腸内に達するこ
ろ、バッテリー12の放電が止まり、バルーン状の可動
部材8は電圧が加わらない状態となり、全体の硬度が柔
らかくなる。そして、図3(b)に示すように、SMA
コイルからなる膨張部材19が伸張形状に形状回復する
力によって、バルーン状の可動部材8が伸張する。この
伸張に伴い、蓋部4に設けられた連通路6を介して、腸
液20がバルーン状の可動部材8内に侵入し、腸液が回
収される。一方、カプセル内の収納室5にあった空気等
の気泡21は底部2の連通路6aを介してカプセル外部
へ放出される。このように構成した医療用カプセル装置
は、体内の目的部位において選択的に体液を採取できる
他、第1実施例と同様の効果を有する。
【0033】図4(a)及び(b)は、本発明の第4実
施例に係わる医用カプセル装置を示している。この実施
例は、第1実施例においてカプセル外周に設けられたス
イッチ13の代りに、一定時間が経過するとバッテリー
12の電圧が可動部材8に印加しないように、タイマー
スイッチ23をカプセル外周に設けたものである。その
他の構成は第1実施例と同じである。
【0034】このように構成した医療用カプセル装置を
第1実施例と同じく腸内で薬剤放出させるためには、患
者がカプセル本体22を飲む前に、タイマースイッチ2
3を操作し、腸内にカプセル本体22が到達するころ、
タイマーが切れ、可動部材8に電圧が印加されないよう
タイマースイッチ23をセットする。
【0035】次に、患者がカプセル本体22を飲むと、
胃内においてはタイマーが切れず、可動部材8に電圧が
印加された状態のため、高吸水性樹脂からなる膨張部材
9の膨張圧が生じても可動部材は伸張せず、薬剤7は胃
内に放出されない。
【0036】カプセル本体22が腸内に達すると、タイ
マースイッチ23のタイマーが切れ、可動部材8は電圧
非印加状態となり、全体として柔らかくなる。よって膨
張部材9の膨張圧により可動部材18が伸張し、薬剤7
がカプセル本体22から腸内に放出される。このように
構成した医療用カプセル装置は、体内の目的部位におい
て選択的に体液を採取できる他、第1実施例と同様の効
果を有する。図5は本発明の第5実施例に係わる医療用
カプセル装置を示している。
【0037】カプセル本体24の有底円筒体3の内壁に
は、充電可能なバッテリー12aが設けられ、バッテリ
ー12aには、電気的に接続可能な接続端子26が孔部
25を介して突出して設けられている。そして、この接
続端子26を介して、バッテリー12aに外部電源27
から電気エネルギーが充電可能となっている。その他の
構成は第1実施例と同じである。
【0038】このように構成された医療用カプセル装置
を腸内における薬剤放出に使用するには、まず患者がカ
プセル本体24を飲む前に、図5に示す外部電源27に
接続されたケーブル28のコネクター29をカプセル本
体24の接続端子26と接続する。そして、腸内におい
てバッテリー12aの放電が停止するように、外部電源
27を調整してバッテリー12aの充電を行なう。
【0039】その後、患者にカプセルを飲ませると、第
1実施例で述べたように、腸内においてバッテリー12
aの放電が停止し、可動部材8は電圧非印加状態となる
ため、膨張部材9の膨張圧によって可動部材8が伸張
し、薬剤7が腸内で選択的に放出される。
【0040】この実施例では第1実施例の効果に加え
て、外部電源27を調整して、バッテリー12aへの充
電量を調節すれば、カプセルからの薬剤を放出する場所
を任意に制御することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の医療用カプ
セル装置では、従来のように体外に大がかりな装置を設
ける必要がなく、患者にX線透視による被爆の恐れもな
く、体内の目的部位において確実に薬剤を放出し、また
は体液を採取することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(c)は、本発明の第1実施例に係
わる医療用カプセル装置の断面図、(b)は、可動部材
の原理を示す説明図である。
【図2】(a)及び(b)は、本発明の第2実施例に係
わる医療用カプセル装置の断面図である。
【図3】(a)及び(b)は、本発明の第3実施例に係
わる医療用カプセル装置の断面図である。
【図4】(a)及び(b)は、本発明の第4実施例に係
わる医療用カプセル装置の断面図である。
【図5】本発明の第5実施例に係わる医療用カプセル装
置の部分断面図である。
【符号の説明】
1,15,18,22,24…カプセル本体、8…可動
部材、9,17,19…膨脹部材(膨脹手段)、12,
12a…バッテリ−(通電制御手段)、13…スイッチ
(通電制御手段)、23…タイマ−スイッチ(通電制御
手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永吉 貢 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体内の目的部位で薬剤を放出または体
    液を採取する医療用カプセル装置において、カプセル内
    に設けられ、通電により弾性が変化するゲル状物で形成
    され、内部の容積が変化する可動部材と、この可動部材
    の内部に収容された膨張手段と、前記可動部材への通電
    を制御する通電制御手段とを備えたことを特徴とする医
    療用カプセル装置。
JP3345165A 1991-12-26 1991-12-26 医療用カプセル装置 Withdrawn JPH05168639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3345165A JPH05168639A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 医療用カプセル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3345165A JPH05168639A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 医療用カプセル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05168639A true JPH05168639A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18374729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3345165A Withdrawn JPH05168639A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 医療用カプセル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05168639A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6464688B1 (en) * 2000-02-15 2002-10-15 Microsolutions, Inc. Osmotic pump delivery system with flexible drug compartment
US8491495B1 (en) * 2012-11-16 2013-07-23 L. Zane Shuck Human intestinal tract research and diagnostic system to evaluate patients and advance medical science and bioengineering and to determine processes in the gut and causes of diseases
US20140162305A1 (en) * 2012-11-30 2014-06-12 L. Zane Shuck Patient In Vivo Gut Diagnostic and Treatment Tool
US20140163416A1 (en) * 2012-11-16 2014-06-12 L. Zane Shuck In Vivo Device and Method for Researching GI Tract Processes, Microbes, and Variables Associated with Illnesses and Diseases
US9215997B2 (en) 2012-11-16 2015-12-22 L. Zane Shuck In vivo technology system for human gut research, diagnostics and treatment
CN110974311A (zh) * 2019-12-24 2020-04-10 华中科技大学鄂州工业技术研究院 肠道微生物采集胶囊
CN111685715A (zh) * 2020-06-13 2020-09-22 西安交通大学 一种可视化消化道采样释药胶囊
JP2021142330A (ja) * 2017-05-19 2021-09-24 シャロン、ティドハー 胃腸サンプルを採取するためのデバイスおよび方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6464688B1 (en) * 2000-02-15 2002-10-15 Microsolutions, Inc. Osmotic pump delivery system with flexible drug compartment
US8491495B1 (en) * 2012-11-16 2013-07-23 L. Zane Shuck Human intestinal tract research and diagnostic system to evaluate patients and advance medical science and bioengineering and to determine processes in the gut and causes of diseases
US20140163416A1 (en) * 2012-11-16 2014-06-12 L. Zane Shuck In Vivo Device and Method for Researching GI Tract Processes, Microbes, and Variables Associated with Illnesses and Diseases
US8915863B2 (en) * 2012-11-16 2014-12-23 L. Zane Shuck In vivo device and method for researching GI tract processes, microbes, and variables associated with illnesses and diseases
US9215997B2 (en) 2012-11-16 2015-12-22 L. Zane Shuck In vivo technology system for human gut research, diagnostics and treatment
US20140162305A1 (en) * 2012-11-30 2014-06-12 L. Zane Shuck Patient In Vivo Gut Diagnostic and Treatment Tool
US8926526B2 (en) * 2012-11-30 2015-01-06 L. Zane Shuck Patient in vivo gut diagnostic and treatment tool
JP2021142330A (ja) * 2017-05-19 2021-09-24 シャロン、ティドハー 胃腸サンプルを採取するためのデバイスおよび方法
CN110974311A (zh) * 2019-12-24 2020-04-10 华中科技大学鄂州工业技术研究院 肠道微生物采集胶囊
CN110974311B (zh) * 2019-12-24 2022-08-30 华中科技大学鄂州工业技术研究院 肠道微生物采集胶囊
CN111685715A (zh) * 2020-06-13 2020-09-22 西安交通大学 一种可视化消化道采样释药胶囊

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4402648B2 (ja) 被検体内導入装置
JP4231657B2 (ja) カプセル型医療装置
US6394997B1 (en) Medical devices using electrosensitive gels
JP6311936B2 (ja) 体内で一時的なインプラントを展開および排出する方法および装置
Fattorini et al. Artificial muscle devices: innovations and prospects for fecal incontinence treatment
US20190247633A1 (en) Smart capsule with gi-tract-location-specific payload release
JPH05228128A (ja) 医療用カプセル
KR20100016353A (ko) 위내 풍선의 원격 디플레이션
JPH11244386A (ja) 血行阻止方法及び加温装置
KR20120102059A (ko) 피임 장치
JP2006517827A (ja) 胃腸管内における活性薬物の送達
IE841762L (en) Delayed action assembly for controlling the release of¹active ingredients in ruminants
JP2019217410A (ja) 腸疾患を治療する装置および方法
CN100482293C (zh) 缓释型遥控电子胶囊
JPH05168639A (ja) 医療用カプセル装置
CN104902846A (zh) 用于管腔内保持和药物输送的装置及方法
JP4695678B2 (ja) カプセル型医療装置
EP0460327B1 (en) Medical capsule and apparatus for activating the same
JP2008528140A (ja) 体腔内に導入され、体腔内に媒体を吐出し、また、超音波を遮断するための装置
JP4746308B2 (ja) 体内医療装置および体内医療システム
ES2330100T3 (es) Dispositivo medico implantable para la liberacion controlada de una sustancia.
Filip et al. Design, implementation, and testing of a miniature self-stabilizing capsule endoscope with wireless image transmission capabilities
Lyutakov et al. Current advances in drug delivery systems for capsule endoscopy
JPH05168680A (ja) 医療用カプセル装置
JPH04200565A (ja) 医療具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311