JPH05168609A - 呼吸気圧−信号変換器 - Google Patents
呼吸気圧−信号変換器Info
- Publication number
- JPH05168609A JPH05168609A JP34144091A JP34144091A JPH05168609A JP H05168609 A JPH05168609 A JP H05168609A JP 34144091 A JP34144091 A JP 34144091A JP 34144091 A JP34144091 A JP 34144091A JP H05168609 A JPH05168609 A JP H05168609A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind pressure
- signal
- accordance
- sensitive elements
- signal output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Control Devices (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 手が使えなくとも、機械などの操作ができる
ようにする。 【構成】 風圧感応素子を設けて、呼吸による風圧を検
出させると共に、当該感応素子の検出により、信号出力
素子が操作信号を発するようにした。 【効果】 息を吹きかけたりするだけで、機械の操作が
可能となった。
ようにする。 【構成】 風圧感応素子を設けて、呼吸による風圧を検
出させると共に、当該感応素子の検出により、信号出力
素子が操作信号を発するようにした。 【効果】 息を吹きかけたりするだけで、機械の操作が
可能となった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、呼吸圧の変化を電気信
号として出力することにより、手を使わなくても各種機
械器具の操作ができるようにする呼吸気圧−信号変換器
に関するものである。
号として出力することにより、手を使わなくても各種機
械器具の操作ができるようにする呼吸気圧−信号変換器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人間の手は他のどんな器官に比べても器
用で、繊細な作業でも行えるように適応している。この
ため、現在の殆どの機械器具は、手で操作して扱うよう
に設計されているのである。ところが、世の中には、先
天的な障害や後天的な障害、あるいは事故などにより、
手の運動機能が、永遠にあるいは一時的に失われてしま
う人が居り、このような人にとっては、手で操作するあ
らゆる機械器具の取り扱いが不能になって、作業労働は
もちろん日常生活にまで支障を来たし、健常人に比べて
大きなハンディキャップを背負わされることとなってい
たのである。
用で、繊細な作業でも行えるように適応している。この
ため、現在の殆どの機械器具は、手で操作して扱うよう
に設計されているのである。ところが、世の中には、先
天的な障害や後天的な障害、あるいは事故などにより、
手の運動機能が、永遠にあるいは一時的に失われてしま
う人が居り、このような人にとっては、手で操作するあ
らゆる機械器具の取り扱いが不能になって、作業労働は
もちろん日常生活にまで支障を来たし、健常人に比べて
大きなハンディキャップを背負わされることとなってい
たのである。
【0003】また、健常者においても、複雑な作業のと
きなど、多種の機械操作が要求されることがあり、この
ような場合には、作業員の操作速度が遅くなって、作業
異常が発生したときに安全確保が間に合わなくなるなど
の問題があった。
きなど、多種の機械操作が要求されることがあり、この
ような場合には、作業員の操作速度が遅くなって、作業
異常が発生したときに安全確保が間に合わなくなるなど
の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するため、本発明者は、手を使わなくとも自己の意思で
機械器具の操作を行い得る介助装置を開発することが、
急務だと考えた。
するため、本発明者は、手を使わなくとも自己の意思で
機械器具の操作を行い得る介助装置を開発することが、
急務だと考えた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明において
は、意識さえあれば最終的に残るであろう呼吸に着目
し、風圧感応素子に人間の呼吸による風圧を検出させ、
次に、信号出力素子に前記風圧感応素子の風圧検出に従
った操作信号を出力させるという手段を採用することに
よって、手によらない機械器具の操作を可能ならしめる
呼吸気圧−信号変換器を提供したのである。
は、意識さえあれば最終的に残るであろう呼吸に着目
し、風圧感応素子に人間の呼吸による風圧を検出させ、
次に、信号出力素子に前記風圧感応素子の風圧検出に従
った操作信号を出力させるという手段を採用することに
よって、手によらない機械器具の操作を可能ならしめる
呼吸気圧−信号変換器を提供したのである。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0007】小型のマイクロフォン、商品名SONY−
ECM−155を改造して、低周波振動の強い呼気を受
けたときにだけ反応する風圧感応素子1を得る。この感
応素子を3つ、電源Bと信号出力素子2とを内蔵した円
弧状の金属パイプPに列設し、各感応素子1・1・1か
ら信号出力素子2へ、それぞれ独立して回線を接続す
る。この信号出力素子2は、各感応素子1・1・1から
の3種の風圧検出に従って、3種の電波を操作信号とし
て出力するようになっており、この電波信号をテレビジ
ョンや電動ベッドの制御装置Cに設けた受信器で受信し
て、予じめ定められた信号パターンに従ってこれらの機
械器具を制御することにより、その操作が可能となる。
ECM−155を改造して、低周波振動の強い呼気を受
けたときにだけ反応する風圧感応素子1を得る。この感
応素子を3つ、電源Bと信号出力素子2とを内蔵した円
弧状の金属パイプPに列設し、各感応素子1・1・1か
ら信号出力素子2へ、それぞれ独立して回線を接続す
る。この信号出力素子2は、各感応素子1・1・1から
の3種の風圧検出に従って、3種の電波を操作信号とし
て出力するようになっており、この電波信号をテレビジ
ョンや電動ベッドの制御装置Cに設けた受信器で受信し
て、予じめ定められた信号パターンに従ってこれらの機
械器具を制御することにより、その操作が可能となる。
【0008】さて、前記金属パイプPは、半硬質合成樹
脂製のフレームFに連結される。このフレームFは、ラ
ンドルト環状の首掛け部分と、その両端からV字形に屈
曲しながら持ち出され金属パイプPを口部前下方に支持
する支持部分とから構成されており、当該フレームFの
首掛け部分を弾性的に押し広げて首に掛けると、仰臥し
ても半身を起しても、その自重により必ず金属パイプP
が口部前下方に位置するようになっている。
脂製のフレームFに連結される。このフレームFは、ラ
ンドルト環状の首掛け部分と、その両端からV字形に屈
曲しながら持ち出され金属パイプPを口部前下方に支持
する支持部分とから構成されており、当該フレームFの
首掛け部分を弾性的に押し広げて首に掛けると、仰臥し
ても半身を起しても、その自重により必ず金属パイプP
が口部前下方に位置するようになっている。
【0009】本実施例は以上のように構成されるが、本
発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく、例え
ば、風圧感応素子としては、風圧により受風体が回転す
るものや振動するものや、あるいは付勢力に逆らって動
くものなどが採用できるし、また、風圧感応素子の数と
しては1個でも2個でも4個でも良い。例えば、風圧感
応素子を1個にした場合は、感応時間の長短により、2
種の操作信号を出力するようなこともできる。また、操
作信号は必ずしも電波に限るものではなく、有線通信に
より電気信号で出力しても良い。
発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく、例え
ば、風圧感応素子としては、風圧により受風体が回転す
るものや振動するものや、あるいは付勢力に逆らって動
くものなどが採用できるし、また、風圧感応素子の数と
しては1個でも2個でも4個でも良い。例えば、風圧感
応素子を1個にした場合は、感応時間の長短により、2
種の操作信号を出力するようなこともできる。また、操
作信号は必ずしも電波に限るものではなく、有線通信に
より電気信号で出力しても良い。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明の呼吸気圧−信号
変換器は、人間の呼気あるいは吸気だけによって、操作
信号を出力できるので、手を使用しなくても各種機械器
具の操作が可能となり、手の運動機能を損なった者にと
っては大きな福音となる。また、この呼吸気圧−信号変
換器を健常者が使用すれば、両手は他のレバー、スイッ
チなどを扱ったまま、別の操作を行えるようになるの
で、特に緊急時対処用などに便利である。
変換器は、人間の呼気あるいは吸気だけによって、操作
信号を出力できるので、手を使用しなくても各種機械器
具の操作が可能となり、手の運動機能を損なった者にと
っては大きな福音となる。また、この呼吸気圧−信号変
換器を健常者が使用すれば、両手は他のレバー、スイッ
チなどを扱ったまま、別の操作を行えるようになるの
で、特に緊急時対処用などに便利である。
【0011】このように、本発明の呼吸気圧−信号変換
器は、産業上の利用価値が高い。
器は、産業上の利用価値が高い。
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】実施例のブロック線図である。
【図3】実施例の使用状態を説明する図である。
【図4】実施例の使用状態を説明する図である。
【図5】実施例の使用状態を説明する図である。
【図6】実施例の使用状態を説明する図である。
1 風圧感応素子 2 信号出力素子
Claims (1)
- 【請求項1】 人間の呼吸による風圧を検出する風圧感
応素子と、当該風圧感応素子の風圧検出に従って操作信
号を出力する信号出力素子とを有することを特徴とする
呼吸気圧−信号変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34144091A JPH05168609A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 呼吸気圧−信号変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34144091A JPH05168609A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 呼吸気圧−信号変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05168609A true JPH05168609A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18346100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34144091A Pending JPH05168609A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 呼吸気圧−信号変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05168609A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63210894A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-01 | ▲高▼木 征一 | 電子楽器の入力装置 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP34144091A patent/JPH05168609A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63210894A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-01 | ▲高▼木 征一 | 電子楽器の入力装置 |
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