JPH05167421A - インバータ及びこれを用いたスーパーボルテージ回路 - Google Patents
インバータ及びこれを用いたスーパーボルテージ回路Info
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- JPH05167421A JPH05167421A JP3332157A JP33215791A JPH05167421A JP H05167421 A JPH05167421 A JP H05167421A JP 3332157 A JP3332157 A JP 3332157A JP 33215791 A JP33215791 A JP 33215791A JP H05167421 A JPH05167421 A JP H05167421A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接地電位に生じるノイズに対して検出手段の
動作マージンが狭いという点を解決する。 【構成】 検出手段20内のインバータ21Aの接地電
位VSSへの放電径路に、抵抗素子51及びキャパシタ
素子52からなる接地手段50を設ける。この接地手段
50は、接地電位VSSに生じるノイズを吸収し、該接
地電位VSSの電位上昇を低減してNMOS23aのソ
ースへ伝える。これにより、NMOS23aのゲート・
ソース間の電位差の低下を抑制し、接地電位VSSに生
じるノイズに対して検出手段20の動作マージンが広く
なる。
動作マージンが狭いという点を解決する。 【構成】 検出手段20内のインバータ21Aの接地電
位VSSへの放電径路に、抵抗素子51及びキャパシタ
素子52からなる接地手段50を設ける。この接地手段
50は、接地電位VSSに生じるノイズを吸収し、該接
地電位VSSの電位上昇を低減してNMOS23aのソ
ースへ伝える。これにより、NMOS23aのゲート・
ソース間の電位差の低下を抑制し、接地電位VSSに生
じるノイズに対して検出手段20の動作マージンが広く
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路(以
下、ICという)等において、インバータ及びこれを用
いたスーパーボルテージ回路に関するものである。
下、ICという)等において、インバータ及びこれを用
いたスーパーボルテージ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スーパーボルテージ回路とは、例えばI
Cを通常のモードで動作させるか、あるいは特殊なモー
ドで動作させるかをチップ外部からの印加信号のレベル
で選択するための回路である。即ち、印加信号のレベル
は、通常のモード(ノーマルモード)のための入力レベ
ルと、特殊なモード(例えば、テストモード)のための
入力レベルの2値をとり、特殊なモードのためのレベル
が通常のモードのためのレベルよりも高い所定の電位で
あることからスーパーボルテージ回路と称している。
Cを通常のモードで動作させるか、あるいは特殊なモー
ドで動作させるかをチップ外部からの印加信号のレベル
で選択するための回路である。即ち、印加信号のレベル
は、通常のモード(ノーマルモード)のための入力レベ
ルと、特殊なモード(例えば、テストモード)のための
入力レベルの2値をとり、特殊なモードのためのレベル
が通常のモードのためのレベルよりも高い所定の電位で
あることからスーパーボルテージ回路と称している。
【0003】このスーパーボルテージ回路の使用例とし
ては、高集積化されたダイナミックランダムアクセスメ
モリ(以下、DRAMという)での特殊なモードでの動
作への適用があげられる。例えば、4メガビットDRA
Mでは、高集積化に伴って増大するテスト時間の短縮を
図る手段の1つとして、テストモードと称する特殊なモ
ードがオンチップ搭載されている。テストモードの例し
ては、4メガワード×1ビットの語構成の4メガビット
DRAMを、チップ内部では512キロワード×8ビッ
トの語構成の4メガビットDRAMとしてデータの書き
込み/読み出しテストを行うことがあげられる。
ては、高集積化されたダイナミックランダムアクセスメ
モリ(以下、DRAMという)での特殊なモードでの動
作への適用があげられる。例えば、4メガビットDRA
Mでは、高集積化に伴って増大するテスト時間の短縮を
図る手段の1つとして、テストモードと称する特殊なモ
ードがオンチップ搭載されている。テストモードの例し
ては、4メガワード×1ビットの語構成の4メガビット
DRAMを、チップ内部では512キロワード×8ビッ
トの語構成の4メガビットDRAMとしてデータの書き
込み/読み出しテストを行うことがあげられる。
【0004】図2は、従来のスーパーボルテージ回路の
一構成例を示す回路図である。このスーパーボルテージ
回路は、入力信号φを受信して出力信号φinを出力す
る受信手段10と、出力信号φinを入力してMOSレ
ベルの論理振幅を有する出力φoutを出す検出手段2
0と、出力φoutを駆動してモード信号φmを例えば
モード切換回路40へ出力する駆動手段30とで、構成
されている。
一構成例を示す回路図である。このスーパーボルテージ
回路は、入力信号φを受信して出力信号φinを出力す
る受信手段10と、出力信号φinを入力してMOSレ
ベルの論理振幅を有する出力φoutを出す検出手段2
0と、出力φoutを駆動してモード信号φmを例えば
モード切換回路40へ出力する駆動手段30とで、構成
されている。
【0005】検出手段20は、出力信号φinを反転す
るインバータ21と、該インバータ21の反転出力φi
nN を反転して出力φoutを出すインバータ22と
で、構成されている。インバータ21は、電源電位VC
Cと接地電位VSSとの間に直列接続されたプルアップ
手段(例えば、抵抗素子)24と、NチャネルMOSト
ランジスタ(以下、NMOSという)23とで構成さ
れ、そのNMOS23のゲートに出力信号φinが入力
され、該NMOS23のドレインから反転出力φinN
を出す構成である。このインバータ21の回路閾値は、
出力信号φinの論理振幅が0V/2Vなので、2Vよ
り低い値に設定されている。インバータ22は、ゲート
が共通接続されたPチャネルMOSトランジスタ(以
下、PMOSという)25とNMOS26とを有し、そ
れらが電源電位VCCと接地電位VSSとの間に直列接
続されている。
るインバータ21と、該インバータ21の反転出力φi
nN を反転して出力φoutを出すインバータ22と
で、構成されている。インバータ21は、電源電位VC
Cと接地電位VSSとの間に直列接続されたプルアップ
手段(例えば、抵抗素子)24と、NチャネルMOSト
ランジスタ(以下、NMOSという)23とで構成さ
れ、そのNMOS23のゲートに出力信号φinが入力
され、該NMOS23のドレインから反転出力φinN
を出す構成である。このインバータ21の回路閾値は、
出力信号φinの論理振幅が0V/2Vなので、2Vよ
り低い値に設定されている。インバータ22は、ゲート
が共通接続されたPチャネルMOSトランジスタ(以
下、PMOSという)25とNMOS26とを有し、そ
れらが電源電位VCCと接地電位VSSとの間に直列接
続されている。
【0006】駆動手段30は、検出手段20の出力φo
utを反転するPMOS31及びNMOS32からなる
インバータと、該インバータの出力を反転してモード信
号φmを出力するPMOS33及びNMOS34からな
るインバータとで、構成されている。
utを反転するPMOS31及びNMOS32からなる
インバータと、該インバータの出力を反転してモード信
号φmを出力するPMOS33及びNMOS34からな
るインバータとで、構成されている。
【0007】図3は、図2中の受信手段10の構成例を
示す回路図である。この受信手段10は、入力信号φと
接地電位VSSとの間に直列接続されたレベルシフト回
路11及び抵抗素子12,13より構成されている。レ
ベルシフト回路11は、1個のNMOS11−1と、7
個のPMOS11−2〜11−8との直列回路で構成さ
れている。
示す回路図である。この受信手段10は、入力信号φと
接地電位VSSとの間に直列接続されたレベルシフト回
路11及び抵抗素子12,13より構成されている。レ
ベルシフト回路11は、1個のNMOS11−1と、7
個のPMOS11−2〜11−8との直列回路で構成さ
れている。
【0008】次に、図2及び図3の動作を説明する。入
力信号φが受信手段10に入力されると、その入力信号
φが該受信手段10内のレベルシフト回路11でレベル
シフトされ、さらに抵抗素子12,13で抵抗分割され
て該抵抗素子12,13間から出力信号φinが出力さ
れる。例えば、4メガワード×1ビットの語構成の4メ
ガビットDRAMのテストモード用のスーパーボルテー
ジ回路では、入力信号φとして外部から印加されるアド
レスADを使用する。アドレスADは、TTL(トラン
ジスタ・トランジスタ・ロジック)レベルの論理振幅を
持つ信号であり、製品仕様としての論理振幅の最大値/
最小値は6.5V/−1.0Vである。従って、スーパ
ーボルテージの値としては、6.5Vよりも高い値、例
えば2Vの余裕をとって8.5V以上に設定する。レベ
ルシフト回路11でのレベルシフト量の設定は、ほぼ
6.5VになるようにNMOS11−1及びPMOS1
1−2〜11−8の直列接続の数を設定する。図3の例
では、NMOS及びPMOSの各閾値を0.8Vとすれ
ば、0.8V×8個=6.4Vとなる。従って、入力信
号φのレベルが6.5V以下なら出力信号φinのレベ
ルがほぼ0Vとなり、入力信号φのレベルが8.5Vの
ときには約2Vの電圧が抵抗素子12,13でさらに抵
抗分割されて出力φinのレベルが2Vよりもやや低い
値になる。
力信号φが受信手段10に入力されると、その入力信号
φが該受信手段10内のレベルシフト回路11でレベル
シフトされ、さらに抵抗素子12,13で抵抗分割され
て該抵抗素子12,13間から出力信号φinが出力さ
れる。例えば、4メガワード×1ビットの語構成の4メ
ガビットDRAMのテストモード用のスーパーボルテー
ジ回路では、入力信号φとして外部から印加されるアド
レスADを使用する。アドレスADは、TTL(トラン
ジスタ・トランジスタ・ロジック)レベルの論理振幅を
持つ信号であり、製品仕様としての論理振幅の最大値/
最小値は6.5V/−1.0Vである。従って、スーパ
ーボルテージの値としては、6.5Vよりも高い値、例
えば2Vの余裕をとって8.5V以上に設定する。レベ
ルシフト回路11でのレベルシフト量の設定は、ほぼ
6.5VになるようにNMOS11−1及びPMOS1
1−2〜11−8の直列接続の数を設定する。図3の例
では、NMOS及びPMOSの各閾値を0.8Vとすれ
ば、0.8V×8個=6.4Vとなる。従って、入力信
号φのレベルが6.5V以下なら出力信号φinのレベ
ルがほぼ0Vとなり、入力信号φのレベルが8.5Vの
ときには約2Vの電圧が抵抗素子12,13でさらに抵
抗分割されて出力φinのレベルが2Vよりもやや低い
値になる。
【0009】検出手段20内のインバータ21では、受
信手段10の出力信号φinをインバータ21で反転
し、その出力信号φinの論理振幅よりも大きな論理振
幅を有する反転出力φinN を出す。この反転出力φi
nNは、インバータ22で反転されてMOSレベルの論
理振幅を持った出力φoutに変換される。駆動手段3
0は、検出手段20の出力φoutを駆動して負荷駆動
用のモード信号φmを生成し、オンチップ搭載されてい
るモード切換回路40へ与える。モード切換回路40
は、例えばモード信号φmのレベルに応じて選択的にチ
ップをテストモード、あるいはノーマルモードの状態に
設定する。図2の例では、モード信号φmが“H”レベ
ルのときはテストモード、“L”レベルのときはノーマ
ルモードに対応する。
信手段10の出力信号φinをインバータ21で反転
し、その出力信号φinの論理振幅よりも大きな論理振
幅を有する反転出力φinN を出す。この反転出力φi
nNは、インバータ22で反転されてMOSレベルの論
理振幅を持った出力φoutに変換される。駆動手段3
0は、検出手段20の出力φoutを駆動して負荷駆動
用のモード信号φmを生成し、オンチップ搭載されてい
るモード切換回路40へ与える。モード切換回路40
は、例えばモード信号φmのレベルに応じて選択的にチ
ップをテストモード、あるいはノーマルモードの状態に
設定する。図2の例では、モード信号φmが“H”レベ
ルのときはテストモード、“L”レベルのときはノーマ
ルモードに対応する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の回路では、接地電位VSSに生じるノイズに対して
検出手段20の動作マージン狭いという問題があった。
即ち、接地電位VSSに生じるノイズの原因は、図2に
示す接地電位VSSが図示しない他の回路ブロックにも
接続されており、それらの回路ブロックの動作時に放電
電流が発生するためである。接地電位VSSのレベルが
前記放電電流の発生で、一定時間上昇すると、検出手段
20内のインバータ21のNMOS23のゲート・ソー
ス間の電位差が、ソース電位のノイズによる上昇分だけ
実質的に小さくなる。出力信号φinの論理振幅レベル
は前述したように0V/2Vなので、回路閾値が2Vよ
り低い値に設定されているインバータ21にとって、N
MOS23のゲート・ソース間の電位差がノイズによる
ソース電位の上昇分だけ実質的に小さくなると、その反
転出力φinN のレベルが変化する。
成の回路では、接地電位VSSに生じるノイズに対して
検出手段20の動作マージン狭いという問題があった。
即ち、接地電位VSSに生じるノイズの原因は、図2に
示す接地電位VSSが図示しない他の回路ブロックにも
接続されており、それらの回路ブロックの動作時に放電
電流が発生するためである。接地電位VSSのレベルが
前記放電電流の発生で、一定時間上昇すると、検出手段
20内のインバータ21のNMOS23のゲート・ソー
ス間の電位差が、ソース電位のノイズによる上昇分だけ
実質的に小さくなる。出力信号φinの論理振幅レベル
は前述したように0V/2Vなので、回路閾値が2Vよ
り低い値に設定されているインバータ21にとって、N
MOS23のゲート・ソース間の電位差がノイズによる
ソース電位の上昇分だけ実質的に小さくなると、その反
転出力φinN のレベルが変化する。
【0011】特に、ノイズが発生していないときのNM
OS23のゲート・ソース間の電位差が、該NMOS2
3の閾値よりわずかに高い状態となるような入力信号φ
のレベルが受信手段10に入力されている場合、図2の
スーパーボルテージ回路では、モード信号φmを“H”
レベルにしてモード切換回路40をテストモードの状態
に設定する。ところが、テストモードでの動作が始まっ
て、ある時刻に図示しない回路ブロックが動作すると、
その回路ブロックによって放電電流が発生し、ノイズに
よるソース電位の上昇の程度によってはNMOS23の
ゲート・ソース間の電位差が、該NMOS23の閾値以
下の状態になることもある。このように、閾値以下の状
態になると、反転出力φinN が“L”レベルから
“H”レベルへ変化し、その結果、モード信号φmのレ
ベルが“H”レベルから“L”レベルへと反転すること
になる。
OS23のゲート・ソース間の電位差が、該NMOS2
3の閾値よりわずかに高い状態となるような入力信号φ
のレベルが受信手段10に入力されている場合、図2の
スーパーボルテージ回路では、モード信号φmを“H”
レベルにしてモード切換回路40をテストモードの状態
に設定する。ところが、テストモードでの動作が始まっ
て、ある時刻に図示しない回路ブロックが動作すると、
その回路ブロックによって放電電流が発生し、ノイズに
よるソース電位の上昇の程度によってはNMOS23の
ゲート・ソース間の電位差が、該NMOS23の閾値以
下の状態になることもある。このように、閾値以下の状
態になると、反転出力φinN が“L”レベルから
“H”レベルへ変化し、その結果、モード信号φmのレ
ベルが“H”レベルから“L”レベルへと反転すること
になる。
【0012】このようなノイズによる検出手段20の動
作マージンの低下現象は、図2の接地電位VSSに、複
数の回路ブロックが接続されていると、さらに複雑にな
る。これら複数の回路ブロックの動作時刻及び放電電流
の発生によってノイズの程度が異なり、そのノイズの程
度によって動作マージンが依存するからである。従っ
て、従来の回路では、接地電位VSSに生じるノイズに
対して検出手段20の動作マージンが狭いため、実用上
は、より高いレベルの入力信号φを受信手段10に入力
しないと、スーパーボルテージと判定されなかった。
作マージンの低下現象は、図2の接地電位VSSに、複
数の回路ブロックが接続されていると、さらに複雑にな
る。これら複数の回路ブロックの動作時刻及び放電電流
の発生によってノイズの程度が異なり、そのノイズの程
度によって動作マージンが依存するからである。従っ
て、従来の回路では、接地電位VSSに生じるノイズに
対して検出手段20の動作マージンが狭いため、実用上
は、より高いレベルの入力信号φを受信手段10に入力
しないと、スーパーボルテージと判定されなかった。
【0013】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、接地電位VSSに生じるノイズに対して検出手
段20の動作マージンが狭いという点について解決し
た、インバータ及びこれを用いたスーパーボルテージ回
路を提供するものである。
として、接地電位VSSに生じるノイズに対して検出手
段20の動作マージンが狭いという点について解決し
た、インバータ及びこれを用いたスーパーボルテージ回
路を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、ドレインがプルアップ手段を介
して電源電位に接続されソースが接地電位に接続された
NMOSを有し、前記NMOSのゲートで入力信号を受
信しその論理を反転して該NMOSのドレインから出力
するインバータにおいて、抵抗素子及びキャパシタ素子
で構成された接地手段を、前記NMOSのソースと前記
接地電位との間に接続している。
に、請求項1の発明は、ドレインがプルアップ手段を介
して電源電位に接続されソースが接地電位に接続された
NMOSを有し、前記NMOSのゲートで入力信号を受
信しその論理を反転して該NMOSのドレインから出力
するインバータにおいて、抵抗素子及びキャパシタ素子
で構成された接地手段を、前記NMOSのソースと前記
接地電位との間に接続している。
【0015】請求項2の発明では、請求項1に記載され
た抵抗素子を、ゲートが電源電位に接続されたNMOS
で構成している。請求項3の発明では、請求項1のキャ
パシタ素子を、ゲートが電源電位に接続されたNMOS
キャパシタで構成している。請求項4の発明では、請求
項1の接地手段において、前記抵抗素子が前記NMOS
のソースと接地電位との間に接続され、該NMOSのソ
ースが前記キャパシタ素子及び他の抵抗素子を介して電
源電位に接続された構成になっている。
た抵抗素子を、ゲートが電源電位に接続されたNMOS
で構成している。請求項3の発明では、請求項1のキャ
パシタ素子を、ゲートが電源電位に接続されたNMOS
キャパシタで構成している。請求項4の発明では、請求
項1の接地手段において、前記抵抗素子が前記NMOS
のソースと接地電位との間に接続され、該NMOSのソ
ースが前記キャパシタ素子及び他の抵抗素子を介して電
源電位に接続された構成になっている。
【0016】請求項5の発明では、入力信号を受信して
論理振幅の最大値が電源電位よりも小さな出力信号を出
力する受信手段と、ドレインがプルアップ手段を介して
電源電位に接続されソースが接地電位に接続されたNM
OSを有し、該NMOSのゲートで前記受信手段の出力
信号を受信しその論理を反転して該NMOSのドレイン
から出力するインバータを備えた検出手段と、前記検出
手段の出力を駆動してモード信号を出力する駆動手段と
で、構成されたスーパーボルテージ回路において、抵抗
素子及びキャパシタ素子で構成された接地手段を、前記
NMOSのソースと前記接地電位との間に接続してい
る。
論理振幅の最大値が電源電位よりも小さな出力信号を出
力する受信手段と、ドレインがプルアップ手段を介して
電源電位に接続されソースが接地電位に接続されたNM
OSを有し、該NMOSのゲートで前記受信手段の出力
信号を受信しその論理を反転して該NMOSのドレイン
から出力するインバータを備えた検出手段と、前記検出
手段の出力を駆動してモード信号を出力する駆動手段と
で、構成されたスーパーボルテージ回路において、抵抗
素子及びキャパシタ素子で構成された接地手段を、前記
NMOSのソースと前記接地電位との間に接続してい
る。
【0017】
【作用】請求項1の発明によれば、以上のようにインバ
ータを構成したので、該インバータの放電径路に設けら
れて接地手段は、接地電位にノイズが生じた場合、その
ノイズを該接地手段を構成する抵抗素子及びキャパシタ
素子によって吸収し、接地電位の電位上昇が直接NMO
Sのソースへ伝送されることを低減する働きがある。こ
れにより、NMOSのゲート・ソース間の電位差の低下
が抑制される。
ータを構成したので、該インバータの放電径路に設けら
れて接地手段は、接地電位にノイズが生じた場合、その
ノイズを該接地手段を構成する抵抗素子及びキャパシタ
素子によって吸収し、接地電位の電位上昇が直接NMO
Sのソースへ伝送されることを低減する働きがある。こ
れにより、NMOSのゲート・ソース間の電位差の低下
が抑制される。
【0018】請求項2,3の発明では、抵抗素子を構成
するNMOS、あるいはキャパシタ素子を構成するNM
OSキャパシタは、パターンレイアウト上の占有面積を
減少する働きがある。
するNMOS、あるいはキャパシタ素子を構成するNM
OSキャパシタは、パターンレイアウト上の占有面積を
減少する働きがある。
【0019】請求項4の発明の他の抵抗素子は、電源電
位の一時的な変動を抑制してキャパシタ素子のバイアス
レベルの変化を小さくする働きがある。請求項5の発明
の接地手段は、接地電位に生じるノイズを吸収して該接
地電位の電位上昇を防止し、NMOSのゲート・ソース
間の電位差の低下を抑制する。これにより、接地電位に
生じるノイズに対する検出手段の動作マージンが大きく
なる。従って、前記課題を解決できるのである。
位の一時的な変動を抑制してキャパシタ素子のバイアス
レベルの変化を小さくする働きがある。請求項5の発明
の接地手段は、接地電位に生じるノイズを吸収して該接
地電位の電位上昇を防止し、NMOSのゲート・ソース
間の電位差の低下を抑制する。これにより、接地電位に
生じるノイズに対する検出手段の動作マージンが大きく
なる。従って、前記課題を解決できるのである。
【0020】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すスーパーボル
テージ回路の回路図であり、従来の図2及び図3中の要
素と共通の要素には共通の符号が付されている。
テージ回路の回路図であり、従来の図2及び図3中の要
素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0021】このスーパーボルテージ回路は、従来と同
様に、入力信号φを受信して出力信号φinを出力する
受信手段10と、出力信号φinを入力してMOSレベ
ルの論理振幅を有する出力φoutを出す検出手段20
と、出力φoutを駆動してモード信号φmを例えば切
換回路40へ出力する駆動手段30とで、構成されてい
る。このスーパーボルテージ回路が従来の図2と異なる
点は、検出手段20内の入力側インバータ21Aの構成
が異なることである。
様に、入力信号φを受信して出力信号φinを出力する
受信手段10と、出力信号φinを入力してMOSレベ
ルの論理振幅を有する出力φoutを出す検出手段20
と、出力φoutを駆動してモード信号φmを例えば切
換回路40へ出力する駆動手段30とで、構成されてい
る。このスーパーボルテージ回路が従来の図2と異なる
点は、検出手段20内の入力側インバータ21Aの構成
が異なることである。
【0022】インバータ21Aは、出力信号φinでゲ
ート制御されるNMOS23aと、該NMOS23aの
ドレインと電源電位VCCとの間に接続されたプルアッ
プ手段(例えば、抵抗素子)24と、該NMOS23a
のソースと接地電位VSSとの間に接続された接地手段
50とで、構成されている。接地手段50は、抵抗素子
51及びキャパシタ素子52からなるRC回路で構成さ
れている。抵抗素子51の一端はNMOS23aのソー
スに、他端は接地電位VSSにそれぞれ接続されてい
る。キャパシタ素子52の一端はNMOS23aのソー
スに、他端は電源電位VCCにそれぞれ接続されてい
る。
ート制御されるNMOS23aと、該NMOS23aの
ドレインと電源電位VCCとの間に接続されたプルアッ
プ手段(例えば、抵抗素子)24と、該NMOS23a
のソースと接地電位VSSとの間に接続された接地手段
50とで、構成されている。接地手段50は、抵抗素子
51及びキャパシタ素子52からなるRC回路で構成さ
れている。抵抗素子51の一端はNMOS23aのソー
スに、他端は接地電位VSSにそれぞれ接続されてい
る。キャパシタ素子52の一端はNMOS23aのソー
スに、他端は電源電位VCCにそれぞれ接続されてい
る。
【0023】次に、動作を説明する。入力信号φが受信
手段10に入力されると、該受信手段10では、従来と
同様に、論理振幅が0V/2Vの出力信号φinを検出
手段20へ出力する。検出手段20では、インバータ2
1AのNMOS23aのゲートで、出力信号φinのレ
ベルを受信する。インバータ21Aの回路閾値は、従来
と同様に、2Vよりも低い値に設定されている。そのた
め、入力信号φのレベルが所定の電位よりも高いスーパ
ーボルテージが受信手段10に入力された場合、該受信
手段10の出力信号φinのレベルは約2Vとなり、イ
ンバータ21Aはその出力信号φinのレベルを“H”
レベルと検出し、“L”レベルの反転出力φinN を出
す。
手段10に入力されると、該受信手段10では、従来と
同様に、論理振幅が0V/2Vの出力信号φinを検出
手段20へ出力する。検出手段20では、インバータ2
1AのNMOS23aのゲートで、出力信号φinのレ
ベルを受信する。インバータ21Aの回路閾値は、従来
と同様に、2Vよりも低い値に設定されている。そのた
め、入力信号φのレベルが所定の電位よりも高いスーパ
ーボルテージが受信手段10に入力された場合、該受信
手段10の出力信号φinのレベルは約2Vとなり、イ
ンバータ21Aはその出力信号φinのレベルを“H”
レベルと検出し、“L”レベルの反転出力φinN を出
す。
【0024】この反転出力φinN は、インバータ22
でMOSレベルの論理振幅を持った出力φoutに変換
され、駆動手段30へ送られる。駆動手段30では、従
来と同様に、検出手段20の出力φoutを負荷駆動用
のモード信号φmに変換し、オンチップ搭載されている
モード切換回路40へ供給する。モード切換回路40
は、例えばモード信号φmのレベルに応じて選択的にチ
ップをテストモード、あるいはノーマルモードの状態に
設定する。この図1の例では、モード信号φmが“H”
レベルのときはテストモード、“L”レベルのときはノ
ーマルモードに対応する。
でMOSレベルの論理振幅を持った出力φoutに変換
され、駆動手段30へ送られる。駆動手段30では、従
来と同様に、検出手段20の出力φoutを負荷駆動用
のモード信号φmに変換し、オンチップ搭載されている
モード切換回路40へ供給する。モード切換回路40
は、例えばモード信号φmのレベルに応じて選択的にチ
ップをテストモード、あるいはノーマルモードの状態に
設定する。この図1の例では、モード信号φmが“H”
レベルのときはテストモード、“L”レベルのときはノ
ーマルモードに対応する。
【0025】従来の図2の回路では、接地電位VSSに
生じるノイズに対して検出手段20の動作マージンが狭
いので、本実施例では、NMOS23aのソースと接地
電位VSSとの間の放電径路に、接地手段50を設けて
いる。そのため、接地電位VSSに接続される図示しな
い他の回路ブロックの動作時に発生する放電電流によ
り、ノイズが生じて該接地電位VSSの電位が上昇した
場合、該接地手段50を介してNMOS23aのソース
へ伝わる。この際、接地電位VSSの電位上昇は、接地
手段50を構成するRC回路によって吸収されて低減さ
れる。
生じるノイズに対して検出手段20の動作マージンが狭
いので、本実施例では、NMOS23aのソースと接地
電位VSSとの間の放電径路に、接地手段50を設けて
いる。そのため、接地電位VSSに接続される図示しな
い他の回路ブロックの動作時に発生する放電電流によ
り、ノイズが生じて該接地電位VSSの電位が上昇した
場合、該接地手段50を介してNMOS23aのソース
へ伝わる。この際、接地電位VSSの電位上昇は、接地
手段50を構成するRC回路によって吸収されて低減さ
れる。
【0026】このように接地電位VSSの電位上昇が接
地手段50で低減されてNMOS23aのソースへ伝わ
るので、該NMOS23aのゲート・ソース間の電位差
の低下を実質的に抑えることができ、該接地電位VSS
に生じるノイズに対して検出手段20の動作マージンが
広くなる。従って、スーパーボルテージと判定される入
力信号φのレベルと、スーパーボルテージでないと判定
される該入力信号φのレベルとの電圧差が小さくなるの
で、この図1のスーパーボルテージ回路を搭載したIC
にスーパーボルテージを印加して特殊なモードで動作さ
せた場合、該スーパーボルテージ電圧の値の設定が容易
になる。
地手段50で低減されてNMOS23aのソースへ伝わ
るので、該NMOS23aのゲート・ソース間の電位差
の低下を実質的に抑えることができ、該接地電位VSS
に生じるノイズに対して検出手段20の動作マージンが
広くなる。従って、スーパーボルテージと判定される入
力信号φのレベルと、スーパーボルテージでないと判定
される該入力信号φのレベルとの電圧差が小さくなるの
で、この図1のスーパーボルテージ回路を搭載したIC
にスーパーボルテージを印加して特殊なモードで動作さ
せた場合、該スーパーボルテージ電圧の値の設定が容易
になる。
【0027】図4(a)〜(c)は、本発明の他の実施
例を示す接地手段50の回路図である。図4(a)の接
地手段50は、図1の抵抗素子51に代えて、ゲートが
電源電位VCCに接続されたNMOS51aが設けられ
ている。図1に示す接地手段50を構成する抵抗素子5
1は、ポリシリコン等の配線によって形成することも可
能であるが、ゲートが電源電位VCCに接続されてオン
状態となるNMOS51aによって形成する方が、パタ
ーンレイアウト上の占有面積を減少できる。
例を示す接地手段50の回路図である。図4(a)の接
地手段50は、図1の抵抗素子51に代えて、ゲートが
電源電位VCCに接続されたNMOS51aが設けられ
ている。図1に示す接地手段50を構成する抵抗素子5
1は、ポリシリコン等の配線によって形成することも可
能であるが、ゲートが電源電位VCCに接続されてオン
状態となるNMOS51aによって形成する方が、パタ
ーンレイアウト上の占有面積を減少できる。
【0028】図4(b)に示す接地手段50では、図1
のキャパシタ素子52に代えて、ゲートが電源電位VC
Cに接続されたNMOSキャパシタ52aが設けられて
いる。図1のキャパシタ素子52は、図4(a)の抵抗
素子と同様に、NMOSキャパシタ52aで形成すれ
ば、パターンレイアウト上の占有面積を減少できる。
のキャパシタ素子52に代えて、ゲートが電源電位VC
Cに接続されたNMOSキャパシタ52aが設けられて
いる。図1のキャパシタ素子52は、図4(a)の抵抗
素子と同様に、NMOSキャパシタ52aで形成すれ
ば、パターンレイアウト上の占有面積を減少できる。
【0029】図4(c)の接地手段50では、キャパシ
タ52を他の抵抗素子53を介して電源電位VCCに接
続している。このような抵抗素子53を設ければ、電源
電位VCCのレベルの一時的な変化が大きい場合に、キ
ャパシタ素子52のバイアスレベルの変化を小さくして
電源電位VCC側のノイズの影響を低減できる。
タ52を他の抵抗素子53を介して電源電位VCCに接
続している。このような抵抗素子53を設ければ、電源
電位VCCのレベルの一時的な変化が大きい場合に、キ
ャパシタ素子52のバイアスレベルの変化を小さくして
電源電位VCC側のノイズの影響を低減できる。
【0030】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (i) 図1の受信手段10あるいは駆動手段30は、
図示以外の回路構成に変更することも可能である。 (ii) インバータ21A内のプルアップ手段24は、
抵抗素子24に代えて負荷MOS等の他のプルアップ手
段で構成してもよい。 (iii) 図1及び図4のインバータ21Aは、スーパー
ボルテージ回路に設けられる例について説明したが、こ
のインバータ21Aを他の回路に設けることも可能であ
り、それによって接地電位VSSに生じるノイズに対す
る悪影響を的確に防止した信号反転が可能となる。
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (i) 図1の受信手段10あるいは駆動手段30は、
図示以外の回路構成に変更することも可能である。 (ii) インバータ21A内のプルアップ手段24は、
抵抗素子24に代えて負荷MOS等の他のプルアップ手
段で構成してもよい。 (iii) 図1及び図4のインバータ21Aは、スーパー
ボルテージ回路に設けられる例について説明したが、こ
のインバータ21Aを他の回路に設けることも可能であ
り、それによって接地電位VSSに生じるノイズに対す
る悪影響を的確に防止した信号反転が可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に接説明したように、請求項1
の発明では、信号を反転するインバータ内のNMOSの
ソースと接地電位との間の放電径路に、抵抗素子及びキ
ャパシタで構成された接地手段を設けたので、接地電位
にノイズが生じても、そのノイズを該接地手段で吸収で
き、それによって該インバータの閾値に対する動作マー
ジンを大きくできる。
の発明では、信号を反転するインバータ内のNMOSの
ソースと接地電位との間の放電径路に、抵抗素子及びキ
ャパシタで構成された接地手段を設けたので、接地電位
にノイズが生じても、そのノイズを該接地手段で吸収で
き、それによって該インバータの閾値に対する動作マー
ジンを大きくできる。
【0032】請求項2の発明では、請求項1の抵抗素子
を、ゲートが電源電位に接続されたNMOSで構成した
ので、パターンレイアウト上の占有面積を減少できる。
請求項3の発明では、請求項1のキャパシタ素子を、N
MOSキャパシタで構成したので、パターンレイアウト
上の占有面積を減少できる。請求項4の発明では、請求
項1の接地手段において、キャパシタ素子を他の抵抗素
子を介して電源電位に接続している。そのため、電源電
位のレベルの一時的な変化が大きな場合、他の抵抗素子
により、キャパシタ素子のバイアスレベルの変化を小さ
くすることによって電源電位側のノイズの影響を低減で
きる。
を、ゲートが電源電位に接続されたNMOSで構成した
ので、パターンレイアウト上の占有面積を減少できる。
請求項3の発明では、請求項1のキャパシタ素子を、N
MOSキャパシタで構成したので、パターンレイアウト
上の占有面積を減少できる。請求項4の発明では、請求
項1の接地手段において、キャパシタ素子を他の抵抗素
子を介して電源電位に接続している。そのため、電源電
位のレベルの一時的な変化が大きな場合、他の抵抗素子
により、キャパシタ素子のバイアスレベルの変化を小さ
くすることによって電源電位側のノイズの影響を低減で
きる。
【0033】請求項5の発明では、スーパーボルテージ
回路における検出手段内のインバータの接地電位への放
電径路に、抵抗素子及びキャパシタ素子からなる接地手
段を設けたので、接地電位に生じるノイズを吸収して該
ノイズに対する検出手段の動作マージンを大きくでき
る。従って、スーパーボルテージと判定される入力信号
のレベルと、スーパーボルテージでないと判定される該
入力信号のレベルとの電位差が小さくなる。そのため、
例えば本発明のスーパーボルテージ回路を搭載したIC
にスーパーボルテージを印加して特殊なモードで動作さ
せる場合、そのスーパーボルテージ電圧の値の設定が容
易になる。なお、この請求項5の発明の接地手段を、請
求項2〜4のように他の回路構成にしてもよい。
回路における検出手段内のインバータの接地電位への放
電径路に、抵抗素子及びキャパシタ素子からなる接地手
段を設けたので、接地電位に生じるノイズを吸収して該
ノイズに対する検出手段の動作マージンを大きくでき
る。従って、スーパーボルテージと判定される入力信号
のレベルと、スーパーボルテージでないと判定される該
入力信号のレベルとの電位差が小さくなる。そのため、
例えば本発明のスーパーボルテージ回路を搭載したIC
にスーパーボルテージを印加して特殊なモードで動作さ
せる場合、そのスーパーボルテージ電圧の値の設定が容
易になる。なお、この請求項5の発明の接地手段を、請
求項2〜4のように他の回路構成にしてもよい。
【図1】本発明の実施例を示すスーパーボルテージ回路
の回路図である。
の回路図である。
【図2】従来のスーパーボルテージ回路の回路図であ
る。
る。
【図3】図2中の受信手段10の回路図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す接地手段50の回路
図である。
図である。
10 受信手段 20 検出手段 21A,22 インバータ 23a NMOS 24 抵抗素子(プルアップ手段) 30 駆動手段 40 モード切換回路 50 接地手段 51,53 抵抗素子 51a NMOS 52 キャパシタ素子 52a NMOSキャパシタ VCC 電源電位 VSS 接地電位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 11/401 29/00 303 A 9288−5L H01L 27/092 H03K 19/0944 8320−5L G11C 11/34 371 B 7342−4M H01L 27/08 321 L 6959−5J H03K 19/094 A
Claims (5)
- 【請求項1】 ドレインがプルアップ手段を介して電源
電位に接続されソースが接地電位に接続されたNチャネ
ルMOSトランジスタを有し、前記NチャネルMOSト
ランジスタのゲートで入力信号を受信しその論理を反転
して該NチャネルMOSトランジスタのドレインから出
力するインバータにおいて、 抵抗素子及びキャパシタ素子で構成された接地手段を、
前記NチャネルMOSトランジスタのソースと前記接地
電位との間に接続したことを特徴とするインバータ。 - 【請求項2】 請求項1記載のインバータにおいて、 前記抵抗素子は、ゲートが電源電位に接続されたNチャ
ネルMOSトランジスタで構成されたインバータ。 - 【請求項3】 請求項1記載のインバータにおいて、 前記キャパシタ素子は、ゲートが電源電位に接続された
NチャネルMOSキャパシタで構成されたインバータ。 - 【請求項4】 請求項1記載のインバータにおいて、 前記接地手段は、前記抵抗素子が前記NチャネルMOS
トランジスタのソースと接地電位との間に接続され、該
NチャネルMOSトランジスタのソースが前記キャパシ
タ素子及び他の抵抗素子を介して電源電位に接続された
構成のインバータ。 - 【請求項5】 入力信号を受信して論理振幅の最大値が
電源電位よりも小さな出力信号を出力する受信手段と、
ドレインがプルアップ手段を介して電源電位に接続され
ソースが接地電位に接続されたNチャネルMOSトラン
ジスタを有し、該NチャネルMOSトランジスタのゲー
トで前記受信手段の出力信号を受信しその論理を反転し
て該NチャネルMOSトランジスタのドレインから出力
するインバータを備えた検出手段と、前記検出手段の出
力を駆動してモード信号を出力する駆動手段とで、構成
されたスーパーボルテージ回路において、 抵抗素子及びキャパシタ素子で構成された接地手段を、
前記NチャネルMOSトランジスタのソースと前記接地
電位との間に接続したことを特徴とするスーパーボルテ
ージ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332157A JPH05167421A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | インバータ及びこれを用いたスーパーボルテージ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332157A JPH05167421A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | インバータ及びこれを用いたスーパーボルテージ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05167421A true JPH05167421A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18251793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3332157A Withdrawn JPH05167421A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | インバータ及びこれを用いたスーパーボルテージ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05167421A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012213887A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Canon Inc | 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP3332157A patent/JPH05167421A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012213887A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Canon Inc | 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |