JPH05166074A - セキュリティー装置 - Google Patents

セキュリティー装置

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JPH05166074A
JPH05166074A JP35362191A JP35362191A JPH05166074A JP H05166074 A JPH05166074 A JP H05166074A JP 35362191 A JP35362191 A JP 35362191A JP 35362191 A JP35362191 A JP 35362191A JP H05166074 A JPH05166074 A JP H05166074A
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Yoshitaka Uchida
吉孝 内田
Takeshi Hashimoto
武志 橋本
Takao Kurihara
孝男 栗原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セキュリティーの性能を向上させ、しかも簡
易で安価なスペクトル拡散変調方式のセキュリティー装
置を提供することである。 【構成】 送信部Tと、受信部Rが室内に設置されてい
る。送信部Tはスペクトル拡散変調信号を発生する。受
信部Rは相関器17により受信信号と参照信号との相関
をとり、その相関出力を検波器21で検波し、その検波
出力はメモリ24に常時記憶されるが、メモリ25には
起動信号に応じて記憶される。この検波出力は室内の状
態に対応したパターンの遅延広がり特性を有する。従っ
て室内に不法侵入者が居ると、メモリ24のデータが変
化するので、演算部26はメモリ24,25のデータを
演算し、警報信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスペクトル拡散変調方式
によるセキュリティー装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、不法侵入者から資産を守るために
各事業所、または、各家庭においてFA(Factory Auto
mation)やHA(Home Automation)化に伴いプライベ
ートなセキュリティーシステムが備えられる傾向にあ
る。図4に赤外光を用いたセキュリティーシステムを示
す。同図において、1は発光素子、2は受光素子、3は
光電変換回路、4は検知回路、5は比較器、6はセット
−リセット回路である。
【0003】発光素子1より赤外線を送出し、受光素子
2にて赤外線を受光する。受光素子2は、赤外線を受光
するとそれに応じて光量を発する。光電変換回路3で
は、その光量に比例して電気信号Vに変換する。次に光
電変換回路3で得られた電気信号Vは、検知回路4に入
力される。検知回路4は、例えば比較器5及びセット−
リセット回路6から構成される。光電変換回路3の出力
の電気信号Vは、比較器5において基準電圧Eと比較さ
れる。比較器5では、基準電圧Eと比較して、例えば、
電気信号Vが基準電圧Eよりも高い電圧レベルの時(V
≧E)、出力信号(V1)を出力する。また、そうでな
い時(V<E)には、出力信号(V2)を出力する。
【0004】なお、ここで比較器5の出力は入力状態に
より+5(V)と0(V)を出力すると仮定(一般的に
この電圧値に限られるものではない)すると、V1=+
5(V)、V2=0(V)に相当する。また基準電圧E
は、光電変換回路3の出力に何ら出力信号が出されない
状態において、外来雑音等により比較器5が誤検出動作
して出力信号を出さないような値とし、かつ、電気信号
Vを最適に分離するスレッショルド値としている。
【0005】次に、比較器3の出力信号はセット−リセ
ット回路6に入力される。セット−リセット回路6の出
力は通常デジタル回路で使用される+5(V)に設定さ
れているが、比較器5の出力がV2の状態になった時点
で、リセット(例えばセット−リセット回路6の出力は
0(V)の電圧値)される。従って、セット−リセット
回路6は一度リセット状態になればその状態が保持され
る。よって、初期の+5(V)の状態に戻す(セット)
ためには外部からのセット信号により初期化する。そし
てセット−リセット回路6の出力の2値状態を警報信号
として用いる。
【0006】更に具体的に説明すると、上記システムが
設置されている室内において発光素子1と受光素子2間
を人間(不法侵入者)が横切ると赤外線が遮断される。
受光素子2は、赤外線が遮断された期間、入射光量が減
少し、同時に光電変換回路3の出力Vの電圧値も減少す
る。検知回路4では、比較器5において基準電圧Eと比
較され赤外線が遮断された期間V<Eとなり、その期
間、比較器5の出力はV2となる。これよりセット−リ
セット回路6はリセット状態になり、その状態に基づい
て警報信号を発生し、例えば、警報器を鳴らすなどを行
う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
方式によると発光素子1から受光素子2へ照射される赤
外線を遮断しない限り検知は不可能であり、性能として
充分ではない。また、セキュリティーの性能を向上させ
るために上述したシステムを複数台備えるとすると、シ
ステム規模が大きくなり、高価なシステムとなる。
【0008】本発明の目的は、スペクトル拡散変調方式
を用いた簡易で安価なセキュリティーシステムを提供す
るにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のセキュリティー装置は、第1のPN符号発
生器、局部発振器、第1のPN符号と該局部発振器から
の発振信号とを掛算し、送信信号を得る掛算器、該送信
信号を送信するアンテナ、から成る送信機と、受信アン
テナ、上記第1のPN符号とは時間的に反転した第2の
PN符号を発生する第2のPN符号発生器、上記受信信
号と第2のPN符号を入力し、それらの相関をとる相関
器、前記相関器の出力を検波する検波器、所定の周期で
所定時間検波器の出力をメモリする第1のメモリ、トリ
ガ信号に基づいて所定時間検波器の出力をメモリする第
2のメモリ、前記第1のメモリと第2のメモリの出力に
基づいて所定演算を行い演算結果が所定範囲外にある際
に警報信号を出力する演算部、から成る受信機と、より
成ることを要旨とする。
【0010】
【作用】本発明のセキュリティー装置を設置した室内
に、不法侵入者が居ると、室内の電波伝搬特性が変化す
るため、第1のメモリに記憶される遅延広がり特性が変
更される。従って演算部は、第1のメモリと第2のメモ
リのデータを演算した結果、警報信号を発生する。
【0011】
【実施例】以下に、図面を参照しながら、実施例を用い
て本発明を一層詳細に説明するが、それらは例示に過ぎ
ず、本発明の枠を越えることなしにいろいろな変形や改
良があり得ることは勿論である。図1は、本発明による
スペクトル拡散方式のセキュリティー装置の一実施例の
構成を示すブロック図である。
【0012】図1(a)は、送信部Tである。送信部T
は、スペクトル拡散(SS)変調を行うためのPN符号
発生器11、局部発振器12、掛算器13及びアンテナ
14から成る。なお、これとは別にSS信号を増幅する
増幅器やSS信号以外の不要成分を除去する帯域通過フ
ィルタ(BPF)を含むことは何ら問題ない。
【0013】図1(b)は、受信部Rであり、アンテナ
15、高周波部16、相関器17、PN符号発生器1
8、掛算器19、局部発振器20、検波器21、A/D
変換回路22、メモリ部23、演算部26から成る。送
信部Tで出力されたSS信号が、アンテナ15により受
信される。受信信号は、高周波部16において、増幅や
帯域制限等されコンボルバである相関器17に入力され
る。相関器17のもう一方の入力には、送信部Tで送信
されたPN符号と時間的に反転したPN符号をPN符号
発生器18で発生させて、局部発振器20から得られる
搬送波と掛算器19で掛算した参照信号が入力される。
【0014】相関器17においては、受信信号と参照信
号の相関演算が行われる。お互いのSS信号(PN符
号)が一致すると相関器17より鋭いスパイク状の信号
が出力される。また、一致しない場合は何も出力されな
い。相関器17の出力は検波器21に入力された後、A
/D変換回路22によりデジタル信号に変換されメモリ
部23に入力される。
【0015】今、セキュリティー管理を行いたい室内に
おいて図2のように送受信部T,Rを設置するとして、
不法侵入者が居ない状態における検波器21の出力は図
3(a)のようになる。このようになるのは、相関器1
7では受信信号と参照信号のPN符号が一致すると鋭い
相関スパイクを生じるが、送信信号が直接波以外に壁等
により反射されマルチパスとなって受信されるためであ
る。
【0016】なお、一般的にこの状態を遅延広がり特性
と呼ばれる。このような不法侵入者が居ない状態時に起
動信号を発生してメモリ部23のメモリ2(25)にこ
の遅延広がりを記憶する。この時、PN符号発生器から
発生するPN符号のスタートビットをトリガ信号として
期間t0分ほどメモリに記憶させる。
【0017】同様に、起動信号に係わらず、メモリ部の
メモリ1(24)にPN符号発生器18から発生するP
N符号のスタートビットをトリガ信号として期間t0
ほどメモリにその都度記憶させる。これよりメモリ1
(25)は、常に新しい遅延広がり特性が記憶される。
次に、不法侵入者が居る場合の検波器21の出力は図
(b)のようになる。これは、不法侵入者によってマル
チパスの経路が変わる、即ち、室内の電波伝搬特性が変
わるためである。
【0018】この状態が発生した場合、メモリ部のメモ
リ1(25)に記憶されることとなる。演算部26で
は、メモリ部23のメモリ1(24)とメモリ2(2
5)に記憶されたデータより次式の演算を行う。 D=Σ[X(n)−C(n)]2 (1) n=0,1,2,…m m=期間t0に相当
【0019】演算の結果、0≦D≦αであれば異常なし
と判断し警報信号を発生しない。また、α<Dの場合は
異常あり(不法侵入者が居る)と判断して警報信号を発
生する。なお、αは誤検出を防止するためのオフセット
値であり、任意に設定できる。さらに演算部26におけ
る演算の更新は、所望の期間で行われる。但し、X
(n)はメモリ1に記憶されたデータ、C(n)はメモ
リ2に記憶されたデータである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成を採
ることで従来技術と比較して、電波伝搬特性から異常を
判断するためにセキュリティーの性能向上が計れる。ま
た、比較的に簡易に、かつ、安価なシステムを構築でき
る。さらに、本発明の装置は室内の設置場所を選ばない
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施態様を示す説明図である。
【図3】上記実施例の動作説明用の特性図である。
【図4】従来のセキュリティーシステムを示すブロック
図である。
【符号の説明】
11,18 PN符号発生器 12,20 局部発振器 13,19 掛算器 14,15 アンテナ 17 相関器 21 検波器 22 A/D変換回路 23 メモリ部 26 演算部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のPN符号発生器、局部発振器、第
    1のPN符号と該局部発振器からの発振信号とを掛算
    し、送信信号を得る掛算器、該送信信号を送信するアン
    テナ、から成る送信機と、 受信アンテナ、上記第1のPN符号とは時間的に反転し
    た第2のPN符号を発生する第2のPN符号発生器、上
    記受信信号と第2のPN符号を入力し、それらの相関を
    とる相関器、前記相関器の出力を検波する検波器、所定
    の周期で所定時間検波器の出力をメモリする第1のメモ
    リ、トリガ信号に基づいて所定時間検波器の出力をメモ
    リする第2のメモリ、前記第1のメモリと第2のメモリ
    の出力に基づいて所定演算を行い演算結果が所定範囲外
    にある際に警報信号を出力する演算部、から成る受信機
    と、より成ることを特徴とするセキュリティー装置。
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