JPH05164742A - 金属材質判定センサー - Google Patents

金属材質判定センサー

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JPH05164742A
JPH05164742A JP36090191A JP36090191A JPH05164742A JP H05164742 A JPH05164742 A JP H05164742A JP 36090191 A JP36090191 A JP 36090191A JP 36090191 A JP36090191 A JP 36090191A JP H05164742 A JPH05164742 A JP H05164742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
detected
output
signal
aluminum
Prior art date
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Pending
Application number
JP36090191A
Other languages
English (en)
Inventor
Akitake Tagawa
昭健 田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meitec Group Holdings Inc
Original Assignee
Meitec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Meitec Corp filed Critical Meitec Corp
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Publication of JPH05164742A publication Critical patent/JPH05164742A/ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属体の広範な材質に対応する金属材質判
定センサーを提供する。 【構成】 筒状の検出体1に励振用の一次コイル3と
受信用の二次コイル2とを巻き、一次コイル3を励振す
る発振回路13と、検出体による相互インダクタンス変
化を検出する検出回路26とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は材質の異なる金属体の材
質を判別可能とする金属材質の判定センサーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のセンサーに関しては、近
接スイッチを使用してアルミニウム、鉄などを専用に検
出するものがあったが、動いているものの検出は困難で
検出距離に影響されるため検出物の下に上向きに取付け
ることが多く、センサーの汚れも誤動作の原因となりや
すく、専用的に使用するセンサーであるため複数のセン
サーを取り付けて判別することが多く、高価となる憾が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明では検出物の
金属体の材質を問わず広範に対応することができると共
に、金属体の大きさも移動しながら判別することができ
る金属材質判定センサーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明では筒状の検出
体に励振用の一次コイルと、受信用の二次コイルを巻
き、一次コイルを励振する発振回路に励振されて生じる
二次コイル電圧が、検出体の検出部中を通過する金属体
固有の透磁率に応じ相互インダクタンスが変化する事を
とらえる検出回路を備える構成とした。
【0005】更には、金属体が検出体の検出部に進入す
る進入部と、通過する通過部に金属体を検出する光学セ
ンサーを設ける事とした。
【0006】
【作用】この発明は金属材質判定センサーを上記の構成
としたため、広範囲の金属材質に対応して判定をするこ
とができると共に光学センサーにより金属体の大きさも
判定することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面を参照して説明する。図
1は本発明の主要構成を示すもので1は筒状の検出体で
あって、非金属材料で構成され、2は二次コイルであ
り、3は一次コイルである。2,3の二次、一次コイル
は検出回路26に接続される。27は筒状の検出体1の
中空部よりなる検出部である。更に詳細な構成を図2の
ブロック図により説明する。1は検出体の詳細を表すも
のであって、上部に孔部1C、1D、下部に1A、1B
を穿設しており、それぞれの孔部に発光ダイオード5、
フォトトランジスタ6と発光ダイオード7フォトトラン
ジスタ8を光軸を合わせて埋設している。これら発光ダ
イオード、フォトトランジスタからなる光学センサー
は、金属体が上方より、検出体1の検出部27に進入す
る新入部30と通過部31とに設けられている。更に前
記一次コイル3は検出回路26内の発振回路13に接続
され、二次コイル2は同回路26内のプリアンプ12に
接続される。このプリアンプ12は後述する比較回路の
前置増幅部となる。
【0008】次に、光学センサー系を説明すると、9は
発光ダイオードを駆動する発振回路であって、前記直列
に接続された発光ダイオード5,7に接続され、発光ダ
イオードをパルス駆動している。10,11は光検出回
路であって、それぞれ新入部30、通過部31に設けら
れたフォトトランジスタ6,8に接続され金属体の通過
を光学的に検出するものである。14は光検出回路1
0,11の出力信号をAND条件にて出力することがで
きるAND回路であって、金属全体の通過信号22を出
力することができる。15はこの信号22を増幅して継
電器等を駆動することができる出力回路であって、通過
出力信号23を出力することができる。さて、前記プリ
アンプ12に帰って説明する。同アンプ12の出力は交
流分を整流する両波整流回路16に入力され、更にこの
整流回路の出力は、平滑回路17に入力される。この平
滑回路17では、前記二次コイル2の出力を直流成分と
して出力するものである。
【0009】この平滑回路17の出力は比較回路18,
19にそれぞれ入力される。この実施例では、比較回路
18,19はアルミニウム、鉄等に合わせて設定された
基準電圧と、二次コイル2の直流成分と比較する機能を
有しており、18,19の出力信号は、前記通過信号2
2とAND条件をとるゲート回路20,21に入力され
る。このゲート回路20,21の出力信号は、この実施
例ではアルミニウム検出信号24、鉄検出信号25を出
力可能としている。これらの出力信号により継電器等を
駆動することができる。
【0010】今、この実施例ではアルミニウムの空缶4
が長さに於てほぼ発光ダイオード5,7の間隔にほぼ等
しい場合について説明する。ここで、定速度で空缶4が
検出体1の検出部27に進入し、新入部30を通過する
と缶体の下部が、フォトトランジスタ6により検出さ
れ、光検出回路10の出力信号はAND回路14に出力
する。更に空缶4が進入すると缶体の材質アルミニウム
に対応して二次コイル2に相互インダクタンスによる電
圧が誘起され、前記プリアンプ12、両波整流回路1
6、平滑回路17を通して、直流成分が比較回路18,
19に入力される。ここで空缶4の材質、即ちアルミニ
ウムに対応した設定値が基準電圧として設定された比較
回路18に入力され、アルミニウム缶を検出したという
出力信号がゲート回路20に出力される。更に、空缶4
が進入し、空缶4の下端をフォトトランジスタ8により
検出される様になると、光検出回路11により缶体の下
端検出信号がAND回路14に出力される。ここで、前
述の様に光検出回路10は出力信号を出力していたので
AND回路14でAND条件がとられ、出力回路15
と、ゲート回路20に缶体の通過信号22が出力され
る。出力回路15では、缶体の通過信号を増幅して継電
器等を駆動できる通過出力信号23を出力することがで
きる。また、同時にゲート回路20よりアルミニウム材
の空缶4のアルミニウム検出信号24を出力することが
できる。
【0011】ここで、空缶4が更に進入すると、フォト
トランジスタ6の出力信号は空缶4の上端が通過するこ
とにより、光検出回路10からの出力信号は無くなり、
前記信号23,24は出力されなくなる。この例では、
空缶4をアルミニウムとしたが、鉄製とした場合には、
比較回路19、ゲート回路21が動作して、前記と同様
に鉄検出信号25を出力することができる。今、ここで
空缶4が定速度で進入する場合には、光検出回路10の
出力信号をタイマー検出するか或いはパルス計測するこ
とにより缶体長、即ち大きさを判定することも可能とな
る。
【0012】前記実施例では、比較回路を18,19の
二種類に限定しているが複数個設けて対応するゲート回
路もマルチ方式としてもよく、比較回路の方の基準比較
電圧を広範囲に切換えるものとしても、広範囲の材質に
対応することができる。また、二組設けた光学センサー
の間隔も可変とすれば、更に広範囲の大きさの金属体の
判定に適することとなる。
【発明の効果】この発明は、上記の構成を有するので、
次の様な優れた効果を有する。 (1)金属製の缶体を無接触で、しかも迅速にその材質
と、大きさを判定することができるので自動計測に応用
して好適である。 (2)金属体に応じて調整が可能な構成であるので、広
範な判定が可能となる。 (3)構成が比較的簡単であるため、経済的に従来設備
を自動化することができる。 (4)例として、缶クラッシャーに利用するときはアル
ミニウム缶、鉄缶等を高速に分配することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の主要構成図を示す。
【図2】 本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1.検出体 2.二次コイル 3.一次コイル 4.空缶 5.発光ダイオード 6.フォトトランジスタ 7.発光ダイオード 8.フォトトランジスタ 10,11.光検出回路 12.プリアンプ 13.発振回路 14.AND回路 15.出力回路 16.両波整流回路 17.平滑回路 18,19.比較回路 20,21.ゲート回路 22.金属体の通過信号 23.通過出力信号 24.アルミニウム検出信号 25.鉄検出回路 26.検出回路 27.検出部 30.進入部 31.通過部 1A,1B,1C,1D.孔部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の検出体1に一次コイル3と受信用
    の二次コイル2とを巻くと共に、一次コイル3を励振す
    る発振回路13を備え、検出体1の検出部27を通過す
    る金属体による相互インダクタンス変化を検出する検出
    回路26を接続し、金属材質を判定可能とした事を特徴
    とする金属材質判定センサー。
  2. 【請求項2】 請求項1の金属材質判定センサーにおい
    て、検出部27に金属体が、進入する進入部30と、通
    過する通過部31とにそれぞれ光学センサーを設け、金
    属体の大きさを検出可能とした事を特徴とする金属材質
    判定センサー。
JP36090191A 1991-12-12 1991-12-12 金属材質判定センサー Pending JPH05164742A (ja)

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JP36090191A JPH05164742A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 金属材質判定センサー

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ID=18471392

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JP36090191A Pending JPH05164742A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 金属材質判定センサー

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002186614A (ja) * 2000-12-22 2002-07-02 Canon Inc 放射線画像撮影装置
JP2017130897A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 オムロン株式会社 近接スイッチ

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