JPH05163970A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置

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JPH05163970A
JPH05163970A JP32741891A JP32741891A JPH05163970A JP H05163970 A JPH05163970 A JP H05163970A JP 32741891 A JP32741891 A JP 32741891A JP 32741891 A JP32741891 A JP 32741891A JP H05163970 A JPH05163970 A JP H05163970A
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speed
valve
valve timing
engine
exhaust gas
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JP32741891A
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Inventor
Tsuneji Ito
恒司 伊藤
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
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  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】広範囲の運転領域にわたり機関性能を向上させ
つつ、低速用バルブタイミングで排気ガスの還流を行っ
ている状態から高速用バルブタイミングで排気ガスの還
流を停止する状態へ切替えられるときのトルクショック
を抑制する。 【構成】制御装置は、吸・排気バルブ12,13のバル
ブタイミングを切替え可能な切替え機構と、EGR管2
5の開度を調整して排気ガスの一部を吸気通路6に還流
させるEGRバルブ26とを備えている。制御装置はエ
ンジン回転数NEが第1の回転数NE1以下のとき切替
え機構にて低速用バルブタイミングにし、第1の回転数
NE1よりも高いとき高速用バルブタイミングにする。
制御装置は、第1の回転数NE1よりも低い第2の回転
数NE2以下のとき、EGRバルブ26にてEGR管2
5を開いて排気ガスを還流させ、第2の回転数NE2よ
りも高いときEGR管25を閉じて排気ガスの還流を停
止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の運転状態に応
じて排気ガスの一部を吸気系に還流させるとともに、吸
・排気バルブの開閉動作時期(バルブタイミング)を切
替えるようにした内燃機関の制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用内燃機関においては、排気
ガスに含まれるNOxを低減したり、燃費を改善したり
するためにEGR装置を設けたものがある。このEGR
装置は、内燃機関の吸気系と排気系とを連結する排気再
循環経路に流量制御弁(EGRバルブ)を設け、同内燃
機関の運転状態に応じてEGRバルブを開閉することに
より、排気ガスの一部を排気系から吸気系へ再循環させ
るものである。この排気ガスの再循環は特に内燃機関の
低速運転時に行われる。
【0003】また、内燃機関における吸・排気バルブの
バルブタイミングやバルブリフト量を、同内燃機関の運
転状態に応じて変化させ、内燃機関の出力やアイドル安
定性の向上を図るようにした可変バルブタイミング装置
が種々提案されている。
【0004】前記EGR装置及び可変バルブタイミング
装置の両者を備えた技術としては、例えば特開昭64−
80735号公報に開示された「多気筒内燃機関」があ
る。この技術における可変バルブタイミング装置では、
吸・排気バルブを開閉するためのカムが、互いに形状の
異なる低速用カムプロフィール部と高速用カムプロフィ
ール部とから構成されている。カムとバルブとの間に
は、前記低速用カムプロフィール部の回転及び高速用カ
ムプロフィール部の回転を選択的にバルブに伝達するロ
ッカアームが配設されている。そして、内燃機関の低速
運転時には低速用カムプロフィール部の回転がロッカア
ームを介してバルブに伝達され、その低速運転に適した
タイミングで吸・排気バルブが開閉される。また、高速
運転時には高速用カムプロフィール部の回転がロッカア
ームを介してバルブに伝達され、その高速運転に適した
タイミングで吸・排気バルブが開閉される。
【0005】さらに、前記公報技術では可変バルブタイ
ミング装置によるバルブタイミングの切替えに同期し
て、EGR装置による排気ガス還流の実行及び停止の切
替えを行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術では、低速用バルブタイミングで吸・排気バルブが開
閉され、かつ排気ガスの還流が行われている状態から、
高速用バルブタイミングで吸・排気バルブが開閉され、
かつ排気ガスの還流が停止される状態へ移行する際に、
大きなトルクショックが発生する。
【0007】この現象について図9を用いて説明する。
図中、特性線L2は低速用バルブタイミングで吸・排気
バルブが開閉され、かつ排気ガス還流が停止された場合
のエンジントルクを示し、特性線L3は高速用バルブタ
イミングで吸・排気バルブが開閉され、かつ排気ガスの
還流が停止された場合のエンジントルクを示し、特性線
L4は低速用バルブタイミングで吸・排気バルブが開閉
され、かつ排気ガス還流が行われた場合のエンジントル
クを示している。この図より、特性線L2と特性線L3
とが交差する(エンジントルクが一致する)第1の回転
数NE1にてバルブタイミングを切替えることが考えら
れる。このようにすると、排気ガスの還流停止時には図
9において実線で示すような特性となり、広範囲の回転
領域にわたって大きなエンジントルクを得ることができ
る。
【0008】前記従来技術では、低速用バルブタイミン
グで吸・排気バルブが開閉され、かつ排気ガス還流の行
われている状態から、回転数が上昇して前記第1の回転
数NE1になると、高速用バルブタイミングで排気ガス
還流が停止される状態へ移行することになる。ところ
が、EGRバルブの閉弁動作が開始されてから終了する
までには機械的な作動遅れが生ずる。このため、前記の
ように第1の回転数NE1にて閉弁動作が開始されて
も、その動作は第1の回転数NE1よりも高い回転数N
E1aで終了する。その結果、閉弁終了時のエンジント
ルクは第1の回転数NE1でのエンジントルクよりも大
きくなり、閉弁動作前後のエンジントルクの差ΔTが大
きくなる。そして、この差ΔTに起因して大きなトルク
ショックが発生し、ドライバビリティが悪化してしま
う。
【0009】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は広範囲の回転領域にわたり機関性
能を向上させつつ、低速用バルブタイミングでバルブが
開閉され、かつ排気ガス還流が行われている状態から高
速用バルブタイミングでバルブが開閉され、かつ排気ガ
ス還流が停止される状態へ切替えられるときのトルクシ
ョックを抑制することが可能な内燃機関の制御装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、内燃機関の排気系と吸気系とを連結する排
気再循環経路に配設され、その排気再循環経路の開度を
調整して、排気ガスの一部を前記吸気系に還流させる流
量制御弁と、前記内燃機関の低速運転時に適した低速用
バルブタイミング、及び高速運転時に適した高速用バル
ブタイミングを選択的に切替え可能なバルブタイミング
切替え手段と、前記内燃機関の回転数を検出する回転数
検出手段と、前記回転数検出手段による内燃機関の回転
数が予め定めた第1の回転数以下のとき、前記バルブタ
イミング切替え手段によるバルブタイミングを低速用バ
ルブタイミングにし、前記回転数が前記第1の回転数よ
りも高いとき、前記バルブタイミング切替え手段による
バルブタイミングを高速用バルブタイミングにする第1
の制御手段と、前記回転数検出手段による内燃機関の回
転数が、前記第1の制御手段における第1の回転数より
も低い第2の回転数以下のとき、前記流量制御弁により
排気再循環経路を開放して排気ガスの吸気系への還流を
行わせ、前記回転数が前記第2の回転数よりも高いと
き、前記流量制御弁により排気再循環経路を閉塞して排
気ガスの吸気系への還流を停止させる第2の制御手段と
を備えている。
【0011】
【作用】内燃機関の運転時には回転数が回転数検出手段
によって検出される。そして、第1の制御手段は前記回
転数に応じてバルブタイミング切替え手段を制御し、低
速用バルブタイミング及び高速用バルブタイミングを選
択的に切替える。すなわち、第1の制御手段は図3にお
いて内燃機関の回転数(エンジン回転数)が予め定めた
第1の回転数NE1以下のとき、バルブタイミング切替
え手段により低速用バルブタイミングにし、エンジン回
転数が前記第1の回転数NE1よりも高いとき、バルブ
タイミング切替え手段により高速用バルブタイミングに
する。
【0012】また、第2の制御手段は前記エンジン回転
数に応じて流量制御弁を制御し、排気再循環経路を開い
て排気ガスの一部を前記吸気系に還流させる状態と、同
排気再循環経路を閉じて排気ガスの吸気系への還流を停
止させる状態とを選択的に切替える。すなわち、第2の
制御手段は、図3においてエンジン回転数が、前記第1
の制御手段における第1の回転数NE1よりも低い第2
の回転数NE2以下のとき、前記流量制御弁を開弁させ
て排気ガスを吸気系へ還流させる。また、第2の制御手
段は前記エンジン回転数が第2の回転数NE2よりも高
いとき、前記流量制御弁を閉弁させて排気ガスの吸気系
への還流を停止させる。
【0013】ところで、前記バルブタイミングが低速用
バルブタイミングであり、かつ排気ガスの還流が行われ
ていない場合の機関トルク(エンジントルク)は図4の
特性線L2で表され、バルブタイミングが高速用バルブ
タイミングであり、かつ排気ガスの還流が行われていな
い場合のエンジントルクは特性線L3で表される。この
図より、例えば特性線L2と特性線L3とが交差するエ
ンジン回転数、つまりエンジントルクが一致する第1の
回転数NE1にてバルブタイミングを切替えれば、図4
において実線で示すような特性となり、広範囲の回転領
域にわたって大きなエンジントルクが得られる。また、
バルブタイミングが低速用バルブタイミングであり、か
つ排気ガスの還流が行われた場合のエンジントルクは特
性線L4で表される。
【0014】そして、本発明では、バルブタイミングが
低速用バルブタイミングであり、かつ排気ガスの還流が
行われている状態から、エンジン回転数が上昇して前記
第1の回転数NE1よりも低い第2の回転数NE2にな
ると、排気ガスの還流が停止される状態へ移行し、その
後第1の回転数NE1になると、バルブタイミングが高
速用タイミングへ切替わる。このため、排気ガス還流の
停止動作が開始されてから終了するまでには機械的な作
動遅れが生ずるものの、前記のように第2の回転数NE
2にて停止動作が開始されると、その動作は第1の回転
数NE1近傍の回転数NE2aで終了する。その結果、
動作終了時のエンジントルクは第1の回転数NE1近傍
でのエンジントルクとなり、排気ガス還流の実行から停
止への切替え時におけるエンジントルクの差ΔTが小さ
くなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の内燃機関の制御装置を車両用
直列6気筒エンジンに具体化した一実施例を図1〜図4
に従って説明する。
【0016】図1で示すように、エンジン1のシリンダ
ブロック2には、紙面と直交する方向へ向けて第1〜第
6の気筒#1,#2,#3,#4,#5,#6(図1で
は第1気筒#1のみ図示)が並設されている。各気筒#
1〜#6にはピストン3がそれぞれ上下動可能に収容さ
れている。各ピストン3はコネクティングロッド4を介
してクランクシャフト(図示しない)に連結されてい
る。ピストン3の上方には燃焼室5が形成され、各燃焼
室5に吸気通路6及び排気通路7が連通している。燃焼
室5と吸気通路6との連通部分は吸気ポート8となって
おり、同燃焼室5と排気通路7との連通部分は排気ポー
ト9となっている。前記エンジン1のシリンダヘッド1
1には気筒毎に2本の吸気バルブ12と2本の排気バル
ブ13とが設けられており、これらの吸・排気バルブ1
2,13によって前記吸気ポート8及び排気ポート9が
開閉される。
【0017】前記吸気通路6には、吸気ポート8から上
流側(図の右側)へ向けてサージタンク14及びエアク
リーナ15が順に配設されており、エアクリーナ15で
濾過された空気が吸気通路6、サージタンク14等を通
過して前記各燃焼室5に吸入される。サージタンク14
は吸入空気の脈動を平滑化させるためのものである。
【0018】前記各吸気ポート8近傍の吸気通路6に
は、その吸気ポート8へ向けて燃料を噴射するための燃
料噴射弁16が気筒毎に取付けられている。また、サー
ジタンク14よりも上流の吸気通路6内にはスロットル
バルブ17が設けられている。このスロットルバルブ1
7は、アクセルペダルの踏み込み操作に連動して吸気通
路6を開閉する。そして、このスロットルバルブ17の
開閉動作により、燃焼室5へ導入される吸入空気の量が
調節される。前記スロットルバルブ17よりも上流の吸
気通路6には、吸入空気量Qを検出するエアフローメー
タ18が取付けられている。
【0019】前記各燃料噴射弁16から噴射される燃料
と吸気通路6内へ導入された外気とからなる混合気は、
吸気バルブ12の開かれる際に吸気ポート8を通じて各
燃焼室5内へ導入される。燃焼室5に導入された混合気
を着火するために、シリンダヘッド11には気筒毎に点
火プラグ19が取付けられている。これらの点火プラグ
19はディストリビュータ21にて分配された点火信号
に基づいて順に駆動される。本実施例では第1気筒#
1、第5気筒#5、第3気筒#3、第6気筒#6、第2
気筒#2、第4気筒#4の順に点火が行われるように設
定されている。前記ディストリビュータ21はイグナイ
タ22から出力される高電圧をエンジン1のクランク角
に同期して点火プラグ19に分配するためのものであ
る。なお、前記ディストリビュータ21には、そのロー
タ21aの回転を検出してエンジン回転信号を出力する
回転数センサ23が設けられている。
【0020】そして、前記点火プラグ19の点火によっ
て各燃焼室5内へ導入された混合気が爆発・燃焼され、
ピストン3、コネクティングロッド4、クランクシャフ
ト等を介してエンジン1の駆動力が得られる。このよう
に燃焼室5にて生じた燃焼ガスは、排気バルブ13の開
かれる際に排気ポート9から排気通路7を通じて外部へ
排出される。
【0021】前記排気通路7と吸気通路6との間には、
排気ガスの一部を吸気通路6へ還流して排気再循環を行
うためのEGR装置24が設けられている。このEGR
装置24は排気再循環経路としてのEGR管25を備え
ている。EGR管25は排気通路7から分岐し、サージ
タンク14とスロットルバルブ17との間の吸気通路6
に接続されている。このEGR管25の途中には流量制
御弁としてのEGRバルブ26が配設されている。
【0022】前記EGRバルブ26は、EGR管25を
開閉する弁体27と、その弁体27に連結されたダイヤ
フラム28と、そのダイヤフラム28を弁体27の閉弁
方向へ付勢するばね29とからなる。EGRバルブ26
には負圧通路31を介してバキュームタンク32が接続
されており、このバキュームタンク32内の負圧を利用
して弁体27を移動させ、EGR管25の開度を調整す
るようになっている。
【0023】前記負圧通路31の途中には負圧調整弁3
3が設けられている。この負圧調整弁33は電気信号に
より駆動され、前記ダイヤフラム28に作用する負圧の
大きさを調整するためのものである。そして、負圧調整
弁33によって負圧通路31が閉塞されると、前記ダイ
ヤフラム28が撓まずEGR管25が閉塞される。その
結果、排気ガスの還流が停止される。また、負圧調整弁
33によって負圧通路31が開放されると、前記ダイヤ
フラム28が撓んでEGR管25が開放される。その結
果、排気通路7内の排気ガスの一部が前記吸気通路6へ
還流する。
【0024】なお、前記EGRバルブ26と負圧調整弁
33との間の負圧通路31には脈動を抑制するためのバ
キュームダンパ34が介在されている。また、バキュー
ムダンパ34と負圧調整弁33との間の負圧通路31に
は、その内部の負圧の大きさを検出するための圧力セン
サ35が設けられている。
【0025】さらに、前記シリンダブロック2にはエン
ジン1の冷却水温を検出する水温センサ36が取付けら
れている。加えて、本実施例では、作動気筒数を切替え
るとともに吸・排気バルブ12,13のバルブタイミン
グを切替えるための切替え機構Mが設けられている。切
替え機構Mはバルブタイミング切替え手段を構成してい
る。次に、この切替え機構Mについて説明する。
【0026】前記エンジン1のシリンダヘッド11に
は、図2で示す吸気側カムシャフト37が回転可能に支
持されている。この吸気側カムシャフト37上には2種
類のカム38,48が形成されている。一方のカム38
は第4気筒#4、第5気筒#5及び第6気筒#6に対応
する吸気バルブ12を開閉駆動させるためのものであ
り、他方のカム48は第1気筒#1、第2気筒#2及び
第3気筒#3と対応する吸気バルブ12を開閉駆動させ
るためのものである。
【0027】前記カム38はベース円部39と低速用カ
ムプロフィール部41と高速用カムプロフィール部42
とからなり、これら三者は吸気側カムシャフト37の軸
方向(図の左右方向)に順に形成されている。ベース円
部39は、吸気側カムシャフト37よりも若干大径状を
なしている。また、両カムプロフィール部41,42は
互いに異なる形状の揚程部を備えている。
【0028】前記カム38と吸気バルブ12との間には
ロッカアーム43が配設されている。ロッカアーム43
は、一端部を支点として揺動するスイングアーム部44
と、そのスイングアーム部44に対し吸気側カムシャフ
ト37の軸方向への移動可能に支持されたシャフト45
と、そのシャフト45上の所定位置に回転可能に支持さ
れたローラ46とを備えている。スイングアーム部44
の下面には、一対の突起44aが互いに離間した状態で
形成されており、各突起44aが吸気バルブ12に当接
している。また、ローラ46は前記ベース円部39、低
速用カムプロフィール部41及び高速用カムプロフィー
ル部42に選択的に当接する。
【0029】前記ローラ46の当接部位を切替えるため
に、ロッカアーム43の近傍には、シャフト45及びロ
ーラ46を軸方向へ移動させる第1アクチュエータ47
が配設されている。この第1アクチュエータ47の駆動
により前記ローラ46がベース円部39に当接すると、
ロッカアーム43がカム38によって押圧されない。そ
のため、吸気バルブ12が吸気ポート8を閉塞したまま
となり、同吸気バルブ12と対応する第4〜第6気筒#
4〜#6の作動が休止される。また、第1アクチュエー
タ47の駆動により前記ローラ46が低速用カムプロフ
ィール部41又は高速用カムプロフィール部42に当接
すると、ロッカアーム43がカム38によって押圧さ
れ、吸気バルブ12が吸気ポート8を所定のバルブタイ
ミングで開閉する。そのため、第4〜第6気筒#4〜#
6が作動する。
【0030】より詳しくは、前記ローラ46が低速用カ
ムプロフィール部41に当接したときには、エンジン1
の低速運転時に適した低速用バルブタイミングで吸気バ
ルブ12が開閉され、同ローラ46が高速用カムプロフ
ィール部42に当接したときには、エンジン1の高速運
転時に適した高速用バルブタイミングで吸気バルブ12
が開閉される。
【0031】また、前記カム48は低速用カムプロフィ
ール部49と高速用カムプロフィール部51とからな
る。両カムプロフィール部49,51は吸気側カムシャ
フト37の軸方向に順に形成されており、これらは前述
した低速用カムプロフィール部41及び高速用カムプロ
フィール部42と同一形状をなしている。
【0032】前記カム48と吸気バルブ12との間に
は、スイングアーム部53とシャフト54とローラ55
とを備えたロッカアーム52が配設されている。そし
て、スイングアーム部53下面の一対の突起53aが吸
気バルブ12に当接している。また、前記ローラ55は
低速用カムプロフィール部49及び高速用カムプロフィ
ール部51に選択的に当接する。前記ローラ55の当接
部位を切替えるために、ロッカアーム52の近傍には、
シャフト54及びローラ55を軸方向へ移動させる第2
アクチュエータ56が配設されている。この第2アクチ
ュエータ56の駆動によりローラ55が低速用カムプロ
フィール部49に当接すると、前記低速用バルブタイミ
ングで吸気バルブ12が開閉され、同ローラ55が高速
用カムプロフィール部51に当接すると、前記高速用バ
ルブタイミングで吸気バルブ12が開閉される。
【0033】なお、前述した切替え機構Mは排気バルブ
13側にも同様にして設けられている。そして、第4〜
第6気筒#4〜#6の作動が休止されるとともに、第1
〜第3気筒#1〜#3と対応する吸・排気バルブ12,
13が低速用バルブタイミングで開閉されると、図4の
特性線L1で表されるエンジントルクが得られる。この
特性は低速時にピークを有している。また、全気筒#1
〜#6と対応する吸・排気バルブ12,13が低速用バ
ルブタイミングで開閉されると、図4の特性線L2で表
されるエンジントルクが得られる。このエンジントルク
は低速時にピークを有し、かつ前記特性線L1よりも大
きな値を採る。さらに、全気筒#1〜#6と対応する吸
・排気バルブ12,13が高速用バルブタイミングで開
閉されると、図4の特性線L3で表されるエンジントル
クが得られる。このエンジントルクは高速時にピークを
有している。特性線L2と特性線L3とはエンジントル
クの一致する第1の回転数NE1で交差しており、この
第1の回転数NE1以下の回転領域では、特性線L2の
方が特性線L3よりも大きな値を採る。また、第1の回
転数NE1よりも高い回転領域では、特性線L3の方が
特性線L2よりも大きな値を採る。
【0034】図1で示すように、前記回転数センサ2
3、エアフローメータ18、圧力センサ35及び水温セ
ンサ36は、電子制御装置(以下、「ECU」という)
57の入力側に電気的に接続されている。また、前記切
替え機構Mの両アクチュエータ47,56は、ECU5
7の出力側に電気的に接続されている。
【0035】ECU57は、第1の制御手段及び第2の
制御手段としての中央処理装置(以下CPUという)5
8と、読み出し専用メモリ(以下ROMという) 59
と、ランダムアクセスメモリ(以下RAMという)61
と、入力ポート62と、出力ポート63とを備え、これ
らは互いにバス64によって接続されている。CPU5
8は、予め設定された制御プログラムに従って各種演算
処理を実行し、ROM59はCPU58で演算処理を実
行するために必要な制御プログラムや初期データを予め
記憶している。また、RAM61はCPU58の演算結
果を一時記憶する。
【0036】前記回転数センサ23、エアフローメータ
18、圧力センサ35及び水温センサ36からの各検出
信号は入力ポート62に入力される。CPU58はこれ
らの信号に基づき、切替え機構Mを駆動するための信号
と負圧調整弁33を駆動するための信号とを出力ポート
63を介して出力する。
【0037】ROM59には図3で示すマップが予め記
憶されている。このマップは、前記切替え機構Mによる
作動気筒数の切替えとバルブタイミングの切替えとを実
行する際に用いられるものであり、エンジン回転数とエ
ンジン負荷との関係において、第1領域Z1、第2領域
Z2、第3領域Z3の三つの領域が規定されている。第
3領域Z3は、前記第1の回転数NE1よりも高い領
域、つまり高速領域である。また、第1領域Z1は、エ
ンジン回転数が前記第1の回転数NE1よりも低い第3
の回転数NE3以下であり、かつ負荷が第1の負荷A以
下である領域、つまり低速低負荷領域である。さらに、
第2領域Z2は前記第1領域Z1と第3領域Z3との間
の領域である。
【0038】そして、エンジン1の運転状態が第1領域
Z1内に属するときには、第4〜第6気筒#4〜#6の
作動が休止されるとともに、第1〜第3気筒#1〜#3
と対応する吸・排気バルブ12,13が低速用バルブタ
イミングで開閉される。また、エンジン1の運転状態が
第2領域Z2内に属するときには、全気筒#1〜#6と
対応する吸・排気バルブ12,13が低速用バルブタイ
ミングで開閉される。さらに、エンジン1の運転状態が
第3領域Z3内に属するときには、全気筒#1〜#6と
対応する吸・排気バルブ12,13が高速用バルブタイ
ミングで開閉されるように設定されている。
【0039】さらに、図3のマップには、EGR装置2
4により排気ガスを吸気通路6へ還流させる際のEGR
実行領域が規定されている。このEGR実行領域は図3
の斜線で表される領域であり、より詳しくは、エンジン
回転数が前記第1の回転数NE1よりも若干低い第2の
回転数NE2以下で、かつ負荷が第1の負荷Aよりも所
定量大きな第2の負荷B以下の領域である。前記EGR
実行領域は、前記第1領域Z1の全てと第2領域Z2の
一部とを含んでいる。エンジン1の運転状態がこのEG
R実行領域に属するときには、EGRバルブ26によっ
てEGR管25が開放される。また、エンジン1の運転
状態がこのEGR実行領域から外れると、EGRバルブ
26によってEGR管25が閉塞される。
【0040】次に、前記のように構成された本実施例の
作用及び効果について説明する。本実施例の制御装置に
おいて、CPU58は回転数センサ23からのエンジン
回転数NE及びエアフローメータ18からの吸入空気量
Qをそれぞれ読み込む。また、CPU58は回転数当た
りの吸入空気量Q/NEを演算し、これをエンジン負荷
として用いる。そして、CPU58はそのときの運転状
態が図3のマップのどの領域Z1〜Z3に属しているか
を判断するとともに、同運転状態がEGR実行領域に属
しているか否かを判断する。
【0041】前記運転状態が第1領域Z1に属している
と、CPU58は出力ポート63を介して両アクチュエ
ータ47,56に駆動信号を出力し、ロッカアーム43
のローラ46をカム38のベース円部39に当接させ、
ロッカアーム52のローラ55をカム48の低速用カム
プロフィール部49に当接させる。すると、第4〜第6
気筒#4〜#6の作動が休止されて第1〜第3気筒#1
〜#3のみの3気筒の減筒運転が行われる。しかも、第
1〜第3気筒#1〜#3と対応する吸・排気バルブ1
2,13が低速用のバルブタイミングで開閉される。こ
のような一部の気筒の作動休止により、残りの作動気筒
のエンジン負荷が相対的に高められ、アイドル運転時等
の燃費が改善される。
【0042】また、エンジン1の運転状態が第2領域Z
2内に属していると、CPU58は、出力ポート63を
介して両アクチュエータ47,56に駆動信号を出力
し、ロッカアーム43のローラ46をカム38の低速用
カムプロフィール部41に当接させ、ロッカアーム52
のローラ55をカム48の低速用カムプロフィール部4
9に当接させる。すると、全気筒#1〜#6が運転さ
れ、しかも全ての吸・排気バルブ12,13が低速用の
バルブタイミングで開閉される。この第2領域Z2で
は、低速用カムプロフィール部41,49の作用によ
り、車両における発進加速の向上及び燃費の改善を図る
ことができる。
【0043】さらに、運転状態が第3領域Z3内に属し
ていると、CPU58は出力ポート63を介して両アク
チュエータ47,56に駆動信号を出力し、ロッカアー
ム43のローラ46をカム38の高速用カムプロフィー
ル部42に当接させ、ロッカアーム52のローラ55を
カム48の高速用カムプロフィール部51に当接させ
る。すると、全気筒#1〜#6が運転され、しかも全て
の吸・排気バルブ12,13が高速用バルブタイミング
で開閉される。この第3領域Z3ではエンジン1の高回
転時における出力向上を図ることができる。
【0044】一方、前記運転状態が図3のEGR実行領
域に属していると、CPU58は出力ポート63を介し
て負圧調整弁33に駆動信号を出力し、負圧通路31を
開放する。すると、バキュームタンク32内の負圧が負
圧通路31を介してEGRバルブ26のダイヤフラム2
8に作用する。そして、ダイヤフラム28が撓み、弁体
27が移動してEGR管25が開放されると、燃焼室5
から排出された排気通路7内の排気ガスの一部がEGR
管25を通過して吸気通路6へ還流する。
【0045】前記のように還流された排気ガス中には不
活性ガスが多量に含まれており、この不活性ガスの一部
が混合気に混ざると燃焼時の火炎伝波が緩慢になる。ま
た、燃焼による熱が不活性ガスに奪われて最高燃焼温度
が下がりNOxが低減される。さらに、排気ガスの一部
が吸気通路6に還流されることから、空燃比を変えるこ
となく充填効率が上昇して燃費が向上する。従って、本
実施例によると広い運転領域で燃費を改善することがで
きる。なお、前記排気ガスの還流を行った場合には図4
の特性線L4で示すように、前記特性線L2よりも若干
低いエンジントルクが得られる。
【0046】ところで本実施例では、図3で示すよう
に、排気ガスの還流を行っている状態からその還流を停
止するときの回転数(第2の回転数NE2)を、バルブ
タイミング切替え時の回転数(第1の回転数NE1)よ
りも若干低くしている。そのため、低速用バルブタイミ
ングで全筒運転が行われ、しかも排気ガスの還流が行わ
れている状態から回転数が上昇して第2の回転数NE2
になると、図4において矢印で示すように、排気ガスの
還流が停止される状態へ移行し、その後バルブタイミン
グが高速用タイミングへ切替わる。このとき、排気ガス
還流の停止動作が開始されてから終了するまでには機械
的な作動遅れが生ずるが、前記のように第2の回転数N
E2にて停止動作が開始されると、その動作は第1の回
転数NE1近傍の回転数NE2aで終了する。その結
果、停止動作終了時のエンジントルクは第1の回転数N
E1近傍でのエンジントルクとなり、排気ガス還流の実
行から停止への切替え前後のエンジントルクの差ΔTが
従来技術におけるそれよりも小さくなる。この差ΔTの
減少によりトルクショックが低減されて、ドライバビリ
ティが向上する。
【0047】また、本実施例ではエンジン負荷を回転数
当たりの吸入空気量で代用しているので、EGRバルブ
26の開度が同一であれば、減筒運転時でも全筒運転時
でも1気筒当たりのEGR量が等しくなる。このため、
低速用バルブタイミングで減筒運転を行っている状態か
ら低速用バルブタイミングで全筒運転を行う状態へ移行
する際に、EGRバルブ26の開度を変えなくもすむ。
また、EGRバルブ26を開弁させたまま作動気筒数を
変化させてもショックが大きくならず、ドライバビリテ
ィを良好に保持できる。
【0048】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、例えば以下のように発明の趣旨から
逸脱しない範囲で任意に変更してもよい。 (1)本発明は直列6気筒エンジン以外にもV型6気筒
エンジンや、6気筒以外の多気筒エンジンに適用するこ
とができる。 (2)図3におけるEGR実行領域を図5及び図6で示
すように変更してもよい。図5では、図3のEGR実行
領域のうち、エンジン回転数NEが第3の回転数NE3
以下であり、かつ負荷が前記第1の負荷A以下で第3の
負荷Cよりも高い領域を除き、排気ガスの還流を行うよ
うにしている。第3の負荷Cは前記第1の負荷Aよりも
若干低い値である。このようにすると、前記実施例の作
用及び効果に加え、エンジン負荷の上昇により第1の負
荷Aにて減筒運転から全筒運転へ移行する際のトルクシ
ョックを低減することができる。
【0049】また、図6では図5のEGR実行領域のう
ち、エンジン回転数NEが第3の回転数NE3以下であ
り、第4の回転数NE4よりも高い領域を除き、排気ガ
スの還流を行うようにしている。第4の回転数NE4
は、前記第3の回転数NE3よりも若干低い値である。
このようにすると、前記図5での作用及び効果に加え、
エンジン回転数NEの上昇により第3の回転数NE3に
て減筒運転から全筒運転へ移行する際のトルクショック
を低減することができる。
【0050】このようなマップを用いてEGRを行う
と、いずれの場合にも燃費がほぼ同程度向上する。ま
た、制御のしやすさは図6、図5、図3の順に向上す
る。 (3)前記実施例では、エンジン回転数NEが第3の回
転数NE3よりも高く、第1の回転数NE1以下の領域
であり、しかもエンジン負荷が第1の負荷A以下である
領域では、低速用バルブタイミングで全筒運転を行うよ
うにしたが、この領域では図7で示すように低速用バル
ブタイミングで減筒運転を行うようにしてもよい。さら
に、図8で示すように低速用バルブタイミングで減筒運
転を行う第1領域Z1を省略してもよい。いずれの場合
も、バルブタイミングが切替えられる第1の回転数NE
1よりも低い第2の回転数NE2でEGRの切替えを行
うことにより、前記実施例と同様の効果が得られる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、排
気ガス還流の実行及び停止を切替える際の第2の回転数
を、バルブタイミング切替え時の第1の回転数よりも低
くしたので、広範囲の運転領域にわたり機関性能を向上
させつつ、低速用バルブタイミングで排気ガスの還流を
行っている状態から高速用バルブタイミングで排気ガス
の還流を停止する状態へ切替えられるときのトルクショ
ックを抑制することができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を車両用直列6気筒エンジンに具体化し
た一実施例の概略構成図である。
【図2】一実施例における切替え機構の一部を破断して
示す正面図である。
【図3】一実施例のエンジン回転数とエンジン負荷との
関係において、第1〜第3領域及びEGR実行領域を規
定したマップを示す図である。
【図4】一実施例におけるエンジン回転数とエンジント
ルクとの関係を示す図である。
【図5】エンジン回転数とエンジン負荷との関係におい
て、EGR実行領域の別例を規定したマップを示す図で
ある。
【図6】エンジン回転数とエンジン負荷との関係におい
て、EGR実行領域の別例を規定したマップを示す図で
ある。
【図7】エンジン回転数とエンジン負荷との関係におい
て、第1領域の別例を規定したマップを示す図である。
【図8】エンジン回転数とエンジン負荷との関係におい
て、第1領域を省略した別例のマップを示す図である。
【図9】従来技術におけるエンジン回転数とエンジント
ルクとの関係を示す図である。
【符号の説明】 1…内燃機関としてのエンジン、6…吸気系を構成する
吸気通路、7…排気系を構成する排気通路、23…回転
数検出手段としての回転数センサ、25…排気再循環経
路としてのEGR管、26…流量制御弁としてのEGR
バルブ、58…第1の制御手段及び第2の制御手段とし
てのCPU、M…バルブタイミング切替え手段としての
切替え機構、NE…エンジン回転数、NE1…第1の回
転数、NE2…第2の回転数
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 25/07 550 R 8923−3G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気系と吸気系とを連結する
    排気再循環経路に配設され、その排気再循環経路の開度
    を調整して、排気ガスの一部を前記吸気系に還流させる
    流量制御弁と、 前記内燃機関の低速運転時に適した低速用バルブタイミ
    ング、及び高速運転時に適した高速用バルブタイミング
    を選択的に切替え可能なバルブタイミング切替え手段
    と、 前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、 前記回転数検出手段による内燃機関の回転数が予め定め
    た第1の回転数以下のとき、前記バルブタイミング切替
    え手段によるバルブタイミングを低速用バルブタイミン
    グにし、前記回転数が前記第1の回転数よりも高いと
    き、前記バルブタイミング切替え手段によるバルブタイ
    ミングを高速用バルブタイミングにする第1の制御手段
    と、 前記回転数検出手段による内燃機関の回転数が、前記第
    1の制御手段における第1の回転数よりも低い第2の回
    転数以下のとき、前記流量制御弁により排気再循環経路
    を開放して排気ガスの吸気系への還流を行わせ、前記回
    転数が前記第2の回転数よりも高いとき、前記流量制御
    弁により排気再循環経路を閉塞して排気ガスの吸気系へ
    の還流を停止させる第2の制御手段とを備えたことを特
    徴とする内燃機関の制御装置。
JP32741891A 1991-12-11 1991-12-11 内燃機関の制御装置 Pending JPH05163970A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5494008A (en) * 1993-09-09 1996-02-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Valve timing control apparatus for engine
WO2015029985A1 (ja) 2013-08-26 2015-03-05 日本碍子株式会社 内燃機関

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5494008A (en) * 1993-09-09 1996-02-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Valve timing control apparatus for engine
WO2015029985A1 (ja) 2013-08-26 2015-03-05 日本碍子株式会社 内燃機関
US9951740B2 (en) 2013-08-26 2018-04-24 Ngk Insulators, Ltd. Internal combustion engine

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