JPH05163751A - 自動水栓 - Google Patents

自動水栓

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Publication number
JPH05163751A
JPH05163751A JP35346491A JP35346491A JPH05163751A JP H05163751 A JPH05163751 A JP H05163751A JP 35346491 A JP35346491 A JP 35346491A JP 35346491 A JP35346491 A JP 35346491A JP H05163751 A JPH05163751 A JP H05163751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic sensor
horn
faucet
ultrasonic wave
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP35346491A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Miwa
英二 三輪
Naoki Mizuno
直紀 水野
Yasuaki Koumae
康章 幸前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP35346491A priority Critical patent/JPH05163751A/ja
Publication of JPH05163751A publication Critical patent/JPH05163751A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送受兼用型の1個の超音波センサにより小型
でコストの安い自動水栓を得ることを目的とする。 【構成】 超音波センサにより手等の検知体を検知し、
この検知信号により電磁弁を開いて吐出口から自動吐水
する自動水栓であり、超音波センサ10は送受兼用型の
センサが使用され、この超音波センサ10は、超音波を
案内する相当長さの通路を形成し前端部が吐出口側に開
口したホーンの後端部に取り付けられて構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超音波センサを用い
た自動水栓の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、超音波センサを用い
た自動水栓においては、発信素子と受信素子が別体で分
離形成された超音波センサが用いられており、このよう
な別体の2個の素子を有する超音波センサを取り付ける
ためには相当量のスペースが必要となり、水栓内に組み
込むことが困難となるという問題点があった。又、コス
トも高くなるという問題点があった。かと言って、送受
兼用型の超音波センサを使用すると、この送受兼用型の
超音波センサでは残響により近距離の検知体の検知が不
可能となり、水栓に取り付けることが困難であるという
問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、1個の送受兼用型の超
音波センサを用い、残響の影響を受けることなく良好に
検知体の検知が可能な自動水栓を提供せんことを目的と
し、その要旨は、超音波センサにより手等の検知体を検
知し、その検知信号により電磁弁を開いて吐出口から自
動吐水する自動水栓において、前記超音波センサは送受
兼用型のものであって、該超音波センサは、超音波を案
内する相当長さの通路を形成し前端部が前記吐出口側に
開口されたホーンの後端部に取り付けられていることで
ある。
【0004】
【作用】自動水栓には送受兼用型の1個の超音波センサ
が組み込まれており、この超音波センサはホーンの後端
部に取り付けられて水栓内に組み込まれ、ホーンの前端
部が水栓の吐出口側に開口されており、このホーンは相
当長さの通路を有しているため、この通路の長さにより
超音波の残響による受信不能な時間をなくして、残響の
影響を受けることなく良好に受信し、検知体を良好に検
知することができる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は洗面器1に取り付けられた自動水栓の全体
図であり、洗面器1の上面には立設状に水栓2が設置さ
れており、この水栓2は洗面器1の下部の壁面等に設置
された制御ケース4にリード線3,3を介し電気的に接
続されており、この制御ケース4内には電磁弁,制御回
路,止水栓,発電器,蓄電池等が内蔵されており、水栓
2の下部に手を差し出した時に自動的に水栓2から吐水
が成されるような構造となっている。
【0006】この水栓2の取付状態の外観構造は図2で
示すようなものとなっており、又、内部構造は図3に示
すような構造となっている。即ち、図3において、水栓
2は下側の下ケース5と上側の上ケース6が整合された
構造となっており、その内部にはフレキシブル管7が通
され、このフレキシブル管7は前記制御ケース4内の電
磁弁等に連通されて水が通ることができるものであり、
このフレキシブル管7の先端には吐水エルボ8が接続さ
れており、吐水エルボ8の先端の吐出口8aが下ケース
5から斜め前方方向に突出して設けられている。
【0007】又、この吐水エルボ8の上方には筒状のホ
ーン9が後方から前方側に向かって僅かに傾斜させた状
態で横設されており、ホーン9の先端部9aが前記吐出
口8aの前方側に開口して設けられ、このホーン9の後
端部には超音波センサ10が取り付けられている。又、
この超音波センサ10には前記リード線3が接続されて
制御ケース4内の制御回路に接続されている。
【0008】尚、図3において、上ケース6の後部には
上方へ突出状に引上げ棒11が設けられており、この引
上げ棒11の下部にはワイヤー12が接続され、このワ
イヤー12は図示しない洗面器1の排水口を開閉する排
水弁に接続されている。尚、図3において、下ケース5
の下面にはパッキンPの外側に落水孔13が形成されて
おり、下ケース5内に溜まった水はこの落水孔13から
洗面器側へ排水できる構造となっている。
【0009】前記ホーン9と前記超音波センサ10の分
解図を図4に示し、又、図5にはホーンの断面構成図を
示す。ホーン9は樹脂,金属等により管状に形成され、
先端は斜状に垂下した先端部9aとなっており、その下
端は洗面器1側に開口した開口Kとなっており、先端部
9aの上端は湾曲した曲部9bとなり、曲部9bから後
方側へ僅かに傾斜した直管状の直部9cとなっている。
この直部9cの後端にゴム等で形成した弾性筒体14を
介し前記超音波センサ10が取り付けられている。
【0010】尚、本例における超音波センサ10は取付
板10bに本体部10aが取り付けられて構成され、本
体部10a内には発信素子と受信素子を兼ねた送受兼用
型の圧電素子があり、圧電素子の前面にカバーが設けら
れて防滴型に構成されたものである。
【0011】前記弾性筒体14は超音波センサ10の本
体部10aに嵌まり込み、又、ホーン9の後端部に嵌め
込むことができるものとなっており、弾性筒体14の下
部には垂下状に突管部15が設けられ、この突管部15
内にはポリエステル繊維等で形成したフィルター16が
内設されている。
【0012】このような構造において、超音波センサ1
0の本体部10aから超音波が発信されると、ホーン9
を通り超音波は先端部9aの開口Kから下方へ発せら
れ、下方に手が存在すると、この超音波が手で反射さ
れ、反射された超音波はホーン9内を上昇し、本体部1
0aに受信され、手の存在が確認され、前記制御ケース
4内の制御回路が電磁弁を開けて吐出口8aより吐水を
行なう。
【0013】即ち、本例においては、ホーン9が相当の
長さを有する超音波の通路を形成しているため、発せら
れる超音波の残響時間の経過の後に、ホーン9を通り手
で反射された超音波が受信されるため、ホーン9内を通
る間に残響が終了し、反射された超音波を良好に受信す
ることができ、残響の影響を受けることなく良好に手の
存在を検知することができる。
【0014】尚、水がホーン9内に流入した時には、突
管部15内のフィルター16を通し水を下方へ落下させ
ることができ、突管部15を通り落下した水は前記下ケ
ース5の落水孔13を通り下方側へ流出される。
【0015】尚、本例の自動水栓は図2に示すように、
上ケース6の上面に手動スイッチ22が設けられてお
り、この手動スイッチ22をONすることにより自動制
御が解除されて、ON,OFF操作により吐出口8aか
ら連続的に吐水させることもできるように構成されてい
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は、超音波センサにより手等の検
知体を検知し、その検知信号により電磁弁を開いて吐出
口から自動吐水する自動水栓において、前記超音波セン
サは送受兼用型のものであって、該超音波センサは、超
音波を案内する相当長さの通路を形成し前端部が前記吐
出口側に開口されたホーンの後端部に取り付けられてい
ることにより、相当長さの通路を形成したホーン内を超
音波が通るのに時間がかかり、そのため発信された超音
波の残響が終了した後に、手で反射された超音波を良好
に受信することができ、送受兼用型の超音波センサを用
いても良好な手の検知が可能となり、送受兼用型の1個
のセンサをコンパクトに水栓内に組み付けることがで
き、小型でコストの低減された自動水栓とすることがで
きる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動水栓を洗面器に設置した状態の全体構成図
である。
【図2】洗面器に取り付けられた自動水栓の拡大斜視図
である。
【図3】水栓の内部の断面構成図である。
【図4】超音波センサとホーン周辺の部材の分解斜視図
である。
【図5】ホーンの断面構成図である。
【符号の説明】
1 洗面器 2 自動水栓 4 制御ケース 8a 吐出口 9 ホーン 9a 先端部 9b 曲部 9c 直部 10 超音波センサ 10a 本体部 13 落水孔 14 弾性筒体 15 突管部 16 フィルター 22 手動スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波センサにより手等の検知体を検知
    し、その検知信号により電磁弁を開いて吐出口から自動
    吐水する自動水栓において、前記超音波センサは送受兼
    用型のものであって、該超音波センサは、超音波を案内
    する相当長さの通路を形成し前端部が前記吐出口側に開
    口されたホーンの後端部に取り付けられていることを特
    徴とする自動水栓。
JP35346491A 1991-12-16 1991-12-16 自動水栓 Pending JPH05163751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35346491A JPH05163751A (ja) 1991-12-16 1991-12-16 自動水栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35346491A JPH05163751A (ja) 1991-12-16 1991-12-16 自動水栓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05163751A true JPH05163751A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18431028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35346491A Pending JPH05163751A (ja) 1991-12-16 1991-12-16 自動水栓

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JP (1) JPH05163751A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012057340A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Toto Ltd 自動水栓装置
JP2012202159A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Toto Ltd 自動水栓装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6182823A (ja) * 1984-09-28 1986-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 気体透過複合膜

Patent Citations (1)

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