JPH05163384A - コンタクトレンズ用材料 - Google Patents
コンタクトレンズ用材料Info
- Publication number
- JPH05163384A JPH05163384A JP32897591A JP32897591A JPH05163384A JP H05163384 A JPH05163384 A JP H05163384A JP 32897591 A JP32897591 A JP 32897591A JP 32897591 A JP32897591 A JP 32897591A JP H05163384 A JPH05163384 A JP H05163384A
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- JP
- Japan
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- gel
- elasticity
- glucomannan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 含水率が95重量%以上で、透明性、強さ、
弾力性にすぐれた新規なコンタクトレンズ用含水ゲルを
提供する。 【構成】 グルコマンナンにゲル形成能を持つ天然高分
子物質の1種あるいは2種以上を加える。
弾力性にすぐれた新規なコンタクトレンズ用含水ゲルを
提供する。 【構成】 グルコマンナンにゲル形成能を持つ天然高分
子物質の1種あるいは2種以上を加える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、95重量%を越える高
含水率であるコンタクトレンズ用ゲルに関するものであ
る。
含水率であるコンタクトレンズ用ゲルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】含水ソフトコンタクトレンズとしては、
ポリヒドロキシエチルメタクリレート系及びポリビニル
ピロリドン系が開発されているが、それぞれ含水率は、
約40重量%と、約80重量%である。コンタクトレン
ズは、角膜への酸素供給を良くする必要があることか
ら、酸素透過性の良い材料が求められている。含水ソフ
トコンタクトレンズの場合、その含水率を上げると酸素
透過係数が高くなることが知られており〔例えば、膜、
5(4)P.245−250(1980)〕、これまで
に含水率の高い材料が種々検討されてきているが、未だ
不十分である。
ポリヒドロキシエチルメタクリレート系及びポリビニル
ピロリドン系が開発されているが、それぞれ含水率は、
約40重量%と、約80重量%である。コンタクトレン
ズは、角膜への酸素供給を良くする必要があることか
ら、酸素透過性の良い材料が求められている。含水ソフ
トコンタクトレンズの場合、その含水率を上げると酸素
透過係数が高くなることが知られており〔例えば、膜、
5(4)P.245−250(1980)〕、これまで
に含水率の高い材料が種々検討されてきているが、未だ
不十分である。
【0003】また、含水率が95重量%以上の含水ゲル
としては、グルコマンナンを初めとする天然高分子物質
があるが、これら含水ゲル単独では強さが弱く、弾力性
も劣ったものしか得られていない。この強さと弾力性を
改良しようとすると含水率が低くなり、且つ白濁してし
まい、コンタクトレンズとして使用出来ないものであっ
た。
としては、グルコマンナンを初めとする天然高分子物質
があるが、これら含水ゲル単独では強さが弱く、弾力性
も劣ったものしか得られていない。この強さと弾力性を
改良しようとすると含水率が低くなり、且つ白濁してし
まい、コンタクトレンズとして使用出来ないものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は含水率が95
重量%以上で、且つ透明性、強さ及び弾力性に優れた、
新規なコンタクトレンズ用含水ゲルを提供することを目
的とするものである。
重量%以上で、且つ透明性、強さ及び弾力性に優れた、
新規なコンタクトレンズ用含水ゲルを提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意研究した結果、グルコマンナンに、
ゲル形成能を持つ天然高分子物質の1種あるいは2種以
上を加えることにより、グルコマンナン単独の含水ゲル
にくらべ、高い含水率を保ったままで、透明性、強さ及
び弾力性を改善できることを見い出し本発明を完成し
た。
解決するために鋭意研究した結果、グルコマンナンに、
ゲル形成能を持つ天然高分子物質の1種あるいは2種以
上を加えることにより、グルコマンナン単独の含水ゲル
にくらべ、高い含水率を保ったままで、透明性、強さ及
び弾力性を改善できることを見い出し本発明を完成し
た。
【0006】すなわち、本発明は、グルコマンナンに、
ゲル形成能を持つ天然高分子物質の1種、あるいは2種
以上を加えてなるコンタクトレンズ用材料である。グル
コマンナンは、こんにゃくなどの食品用のものが使用出
来るが、1重量%水溶液の粘度(B型粘度計、25±
0.5℃)が40000cps〜150000cpsの
ものが好ましく、強さ及び弾力性をより高くするために
は、100000cps〜150000cpsのものが
更に好ましい。
ゲル形成能を持つ天然高分子物質の1種、あるいは2種
以上を加えてなるコンタクトレンズ用材料である。グル
コマンナンは、こんにゃくなどの食品用のものが使用出
来るが、1重量%水溶液の粘度(B型粘度計、25±
0.5℃)が40000cps〜150000cpsの
ものが好ましく、強さ及び弾力性をより高くするために
は、100000cps〜150000cpsのものが
更に好ましい。
【0007】この粘度は光散乱法で求めた重量平均分子
量が100万〜200万のものに相当する。ゲル形成能
を持つ天然高分子物質としては、カラギーナン、寒天な
どの海藻多糖類、キサンタンガム、ジュランガムなどの
微生物産出粘質物、ローカストビーンガム、タマリンド
種子ガムなどから選ばれた1種あるいは2種以上が使用
出来る。
量が100万〜200万のものに相当する。ゲル形成能
を持つ天然高分子物質としては、カラギーナン、寒天な
どの海藻多糖類、キサンタンガム、ジュランガムなどの
微生物産出粘質物、ローカストビーンガム、タマリンド
種子ガムなどから選ばれた1種あるいは2種以上が使用
出来る。
【0008】グルコマンナンとゲル形成能を持つ天然高
分子物質の混合比率は該天然高分子物質の種類と、分子
量などにより異なるが一般には、重量比で95:5〜5
0:50の範囲が好ましい、さらに好ましくは90:1
0〜65:35である。ゲル形成能を持つ天然高分子物
質の量が5%未満では、含水率を95重量%以上にする
と強さ及び弾力性が十分でなく、更に強さ及び弾力性を
向上させるために含水率を80重量%前後にすると白濁
化してしまい、透明性、強さ及び弾力性を全て満足する
含水ゲルが得られない、また上記天然高分子物質の量が
50重量%より多いとさくい、脆いゲルになるため好ま
しくない。
分子物質の混合比率は該天然高分子物質の種類と、分子
量などにより異なるが一般には、重量比で95:5〜5
0:50の範囲が好ましい、さらに好ましくは90:1
0〜65:35である。ゲル形成能を持つ天然高分子物
質の量が5%未満では、含水率を95重量%以上にする
と強さ及び弾力性が十分でなく、更に強さ及び弾力性を
向上させるために含水率を80重量%前後にすると白濁
化してしまい、透明性、強さ及び弾力性を全て満足する
含水ゲルが得られない、また上記天然高分子物質の量が
50重量%より多いとさくい、脆いゲルになるため好ま
しくない。
【0009】これらゲル形成能を持つ天然高分子物質の
うち、キサンタンガムとジェランガムの重量平均分子量
がそれぞれ約200万、90万(光散乱法)と高分子量
であることから、強さ及び弾力性のバランスが良く、且
つ少量の添加でも効果があるので更に好ましい。また、
キサンタンガムを使う時、キサンタンガムとローカスト
ビーンガムを組み合わせると相乗作用でゲルの強さが大
きくなるため、それぞれ80:20〜20:80の配合
比で混合して使用することが特に好ましい。
うち、キサンタンガムとジェランガムの重量平均分子量
がそれぞれ約200万、90万(光散乱法)と高分子量
であることから、強さ及び弾力性のバランスが良く、且
つ少量の添加でも効果があるので更に好ましい。また、
キサンタンガムを使う時、キサンタンガムとローカスト
ビーンガムを組み合わせると相乗作用でゲルの強さが大
きくなるため、それぞれ80:20〜20:80の配合
比で混合して使用することが特に好ましい。
【0010】本発明のコンタクトレンズ用材料は、ゲル
化剤を混合することによりゲル化して、所望の形状に成
形できる。ゲル化剤としては、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カ
ルシウム、第3燐酸ナトリウム、トリメチルベンジルア
ンモニウムハイドロオキサイド、トリエチルベンジルア
ンモニウムハイドロオキサイド、エチレンジアミンなど
が使用できる。そのまま単独で使用してもよいし、水溶
液にして使用してもよい。ゲル化剤の使用量は、グルコ
マンナンの分子量、ゲル形成能を持つ天然高分子物質の
種類、配合比率、濃度、目的とするゲルの強さ、弾性
率、透明性などにより異なるが、例として炭酸ナトリウ
ムを挙げれば、グルコマンナン量に対して0.1〜5重
量%の範囲内が適している。一般に、ゲル化剤の濃度を
高くするとゲルの強さが向上するが白濁が認められるよ
うになり、またゲル化剤の濃度を低くすると透明性は良
くなるが、強さが不足し、弾力性がなくなる。
化剤を混合することによりゲル化して、所望の形状に成
形できる。ゲル化剤としては、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カ
ルシウム、第3燐酸ナトリウム、トリメチルベンジルア
ンモニウムハイドロオキサイド、トリエチルベンジルア
ンモニウムハイドロオキサイド、エチレンジアミンなど
が使用できる。そのまま単独で使用してもよいし、水溶
液にして使用してもよい。ゲル化剤の使用量は、グルコ
マンナンの分子量、ゲル形成能を持つ天然高分子物質の
種類、配合比率、濃度、目的とするゲルの強さ、弾性
率、透明性などにより異なるが、例として炭酸ナトリウ
ムを挙げれば、グルコマンナン量に対して0.1〜5重
量%の範囲内が適している。一般に、ゲル化剤の濃度を
高くするとゲルの強さが向上するが白濁が認められるよ
うになり、またゲル化剤の濃度を低くすると透明性は良
くなるが、強さが不足し、弾力性がなくなる。
【0011】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに詳細に説
明する。なお、実施例における物性は以下の方法で評価
した。 <含水率>得られたゲル状物試料を、0.9重量%の食
塩水中に2日間浸漬した後、表面の付着水をふき取り試
料の重量を測定し、次いで、精製水中に1日浸漬した後
に精製水をとり換えて更に1日浸漬する操作を2回くり
返した。その後にゲル状物を取り出し風乾し、恒量にな
るまで真空乾燥して、下記の式で求めた。
明する。なお、実施例における物性は以下の方法で評価
した。 <含水率>得られたゲル状物試料を、0.9重量%の食
塩水中に2日間浸漬した後、表面の付着水をふき取り試
料の重量を測定し、次いで、精製水中に1日浸漬した後
に精製水をとり換えて更に1日浸漬する操作を2回くり
返した。その後にゲル状物を取り出し風乾し、恒量にな
るまで真空乾燥して、下記の式で求めた。
【0012】含水率(%)={含水ゲルの重量(g)−
乾燥試料の重量(g)}×100/含水ゲルの重量
(g) <粘度>B型回転粘度計を使用して測定した。試料30
0mlを300mlのビーカーに入れ、直径2.1cm
の円筒のローターを使用して25±0.5℃で測定し
た。 <透明性>厚み4mmのゲルを9ポイントの文字を印刷
した紙の上に置いて、文字の判読度合いで評価した。
乾燥試料の重量(g)}×100/含水ゲルの重量
(g) <粘度>B型回転粘度計を使用して測定した。試料30
0mlを300mlのビーカーに入れ、直径2.1cm
の円筒のローターを使用して25±0.5℃で測定し
た。 <透明性>厚み4mmのゲルを9ポイントの文字を印刷
した紙の上に置いて、文字の判読度合いで評価した。
【0013】ランク1……文字がはっきり読める。 ランク2……文字の一部がにじんで読みにくい。 ランク3……文字全体が薄くなり読めない。 <強さ>厚み4mmのゲルに、直径9mmの円柱棒を押
し込み、以下の基準で評価した。
し込み、以下の基準で評価した。
【0014】 ランク1……表面に押し込み跡が残らない。 ランク2……破断しないが押し込み跡が残る。 ランク3……破断して、ゲルが壊される。 <弾力性>厚み2mmの直径約3.1cmの円盤状試料
を指で2つ折りにした後に、元にもどして以下の基準で
評価した。
を指で2つ折りにした後に、元にもどして以下の基準で
評価した。
【0015】 ランク1……直ちに完全に元の形状にもどる。 ランク2……1分以上静置しないともどらない。 ランク3……折り跡が残ったり、キレツが入る。
【0016】
【実施例1】グルコマンナン粉末(粘度110000c
ps)〔清水化学(株)製、商品名プロポールPA〕
0.2625g、キサンタンガム0.0787g、ロー
カストビーンガム0.0337g(グルコマンナン/キ
サンタンガム/ローカストビーンガム=70/21/
9、重量比)を、精製水42gに均一に溶解させた。次
いで、約90℃に加熱後、減圧脱泡し、さらに遠心分離
して、透明な上澄み液を分取した。この上澄み液に炭酸
ナトリウムをグルコマンナンに対して1.25重量%に
なる様に加えて撹拌した。この混合液を直径約3.2c
mの円柱状型に入れて−7℃に設定された冷凍庫に6時
間放置して凍結した後、25℃の室内に放置して解凍し
た。この操作を8回くり返してゲル化させて得られたゲ
ルを、更に80℃で1時間加熱してゲル化を完了した。
ps)〔清水化学(株)製、商品名プロポールPA〕
0.2625g、キサンタンガム0.0787g、ロー
カストビーンガム0.0337g(グルコマンナン/キ
サンタンガム/ローカストビーンガム=70/21/
9、重量比)を、精製水42gに均一に溶解させた。次
いで、約90℃に加熱後、減圧脱泡し、さらに遠心分離
して、透明な上澄み液を分取した。この上澄み液に炭酸
ナトリウムをグルコマンナンに対して1.25重量%に
なる様に加えて撹拌した。この混合液を直径約3.2c
mの円柱状型に入れて−7℃に設定された冷凍庫に6時
間放置して凍結した後、25℃の室内に放置して解凍し
た。この操作を8回くり返してゲル化させて得られたゲ
ルを、更に80℃で1時間加熱してゲル化を完了した。
【0017】得られたゲルの含水率は95重量%で、透
明性はランク1、強さはランク1、弾力性はランク1で
あり良好なものであった。
明性はランク1、強さはランク1、弾力性はランク1で
あり良好なものであった。
【0018】
【実施例2】グルコマンナン粉末〔清水化学(株)製、
商品名 プロポールPA〕0.2625g、ジェランガ
ム0.1124gを、精製水42gに均一に溶解した。
約70℃に加熱した後、600mmHgに減圧して脱泡
し、更に遠心分離して透明な上澄み液を分取した。該上
澄み液に炭酸ナトリウムをグルコマンナンに対して1.
25重量%になるように加えて撹拌した。この混合液を
直径約3.2cmの円柱状型に4mmの厚さに入れ、−
15℃の冷凍庫に6時間放置して凍結した後に、30℃
の恒温槽中で解凍する操作を4回繰り返してゲル化させ
た。
商品名 プロポールPA〕0.2625g、ジェランガ
ム0.1124gを、精製水42gに均一に溶解した。
約70℃に加熱した後、600mmHgに減圧して脱泡
し、更に遠心分離して透明な上澄み液を分取した。該上
澄み液に炭酸ナトリウムをグルコマンナンに対して1.
25重量%になるように加えて撹拌した。この混合液を
直径約3.2cmの円柱状型に4mmの厚さに入れ、−
15℃の冷凍庫に6時間放置して凍結した後に、30℃
の恒温槽中で解凍する操作を4回繰り返してゲル化させ
た。
【0019】得られたゲルの含水率は96重量%で、透
明性はランク1、強さはランク1、弾力性はランク2で
あった。
明性はランク1、強さはランク1、弾力性はランク2で
あった。
【0020】
【比較例1】グルコマンナンだけを使用した以外は実施
例1と同様の方法でゲル化させた。得られた試料の含水
率は96重量%で、透明性はランク2、強さはランク
2、弾力性はランク3であった。
例1と同様の方法でゲル化させた。得られた試料の含水
率は96重量%で、透明性はランク2、強さはランク
2、弾力性はランク3であった。
【0021】
【発明の効果】含水率95%以上の高含水率で、且つ透
明性、強さ及び弾力に優れたコンタクトレンズ用材料と
して有用である。
明性、強さ及び弾力に優れたコンタクトレンズ用材料と
して有用である。
Claims (1)
- 【請求項1】 グルコマンナンに、ゲル形成能を持つ天
然高分子物質の1種あるいは2種以上を加えてなるコン
タクトレンズ用材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32897591A JPH05163384A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | コンタクトレンズ用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32897591A JPH05163384A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | コンタクトレンズ用材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05163384A true JPH05163384A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18216210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32897591A Withdrawn JPH05163384A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | コンタクトレンズ用材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05163384A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08290051A (ja) * | 1995-04-21 | 1996-11-05 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | 含水性ゲル基剤 |
US5789462A (en) * | 1995-09-13 | 1998-08-04 | Seikagaku Kogyo Kabushiki Kaisha (Seikagaku Corporation) | Photocured crosslinked-hyaluronic acid contact lens |
US6075066A (en) * | 1994-03-14 | 2000-06-13 | Seikagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Material to be worn on the eyeball |
US8241429B2 (en) * | 2007-06-29 | 2012-08-14 | Uhde Gmbh | Removal of aromatic hydrocarbons from coke-oven gas by absorption |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP32897591A patent/JPH05163384A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6075066A (en) * | 1994-03-14 | 2000-06-13 | Seikagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Material to be worn on the eyeball |
JPH08290051A (ja) * | 1995-04-21 | 1996-11-05 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | 含水性ゲル基剤 |
JP4279361B2 (ja) * | 1995-04-21 | 2009-06-17 | 小林製薬株式会社 | 皮膚貼付用含水ゲル基剤 |
US5789462A (en) * | 1995-09-13 | 1998-08-04 | Seikagaku Kogyo Kabushiki Kaisha (Seikagaku Corporation) | Photocured crosslinked-hyaluronic acid contact lens |
US8241429B2 (en) * | 2007-06-29 | 2012-08-14 | Uhde Gmbh | Removal of aromatic hydrocarbons from coke-oven gas by absorption |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |