JPH05162637A - 搬器用索道 - Google Patents
搬器用索道Info
- Publication number
- JPH05162637A JPH05162637A JP33328491A JP33328491A JPH05162637A JP H05162637 A JPH05162637 A JP H05162637A JP 33328491 A JP33328491 A JP 33328491A JP 33328491 A JP33328491 A JP 33328491A JP H05162637 A JPH05162637 A JP H05162637A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cableway
- gripping machine
- rope
- gripping
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 索道と握索機との断面形状を等しくして脱索
の防止や搬器の動揺や振動を抑制する。 【構成】 握索機5のグリップ5a,5b部の断面形状
と等しくなるように、索道6に握索機5による被挾持部
6aを除いてゴム被覆10を施した。
の防止や搬器の動揺や振動を抑制する。 【構成】 握索機5のグリップ5a,5b部の断面形状
と等しくなるように、索道6に握索機5による被挾持部
6aを除いてゴム被覆10を施した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リフト、ゴンドラ等の
搬器に用いられる索道に関する。
搬器に用いられる索道に関する。
【0002】
【従来の技術】搬器としてのスキーリフトは、一般に、
図4に示すように、人が乗るシート1とそれを支えるフ
レーム2及びサスペンダ3で構成され、サスペンダ3の
先端にジョイント4を介して取り付けられた握索機5に
よって索道6に挾持、固定されている。
図4に示すように、人が乗るシート1とそれを支えるフ
レーム2及びサスペンダ3で構成され、サスペンダ3の
先端にジョイント4を介して取り付けられた握索機5に
よって索道6に挾持、固定されている。
【0003】前記握索機5は、図5に示すように、外グ
リップ5aと内グリップ5bとで索道6を挾み込むよう
になっていて、強度上の問題から索道6に比べて大きな
断面を必要とする構造となっている。そのため、スキー
リフトが支柱を通過する際に、握索機5が索輪を滑らか
に通過できるように、傾斜を付けたアーム部5cが付設
されている。
リップ5aと内グリップ5bとで索道6を挾み込むよう
になっていて、強度上の問題から索道6に比べて大きな
断面を必要とする構造となっている。そのため、スキー
リフトが支柱を通過する際に、握索機5が索輪を滑らか
に通過できるように、傾斜を付けたアーム部5cが付設
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような握索方法
では、スキーリフトが支柱を通過する際に、図6のよう
に、握索機5が索輪7の上方を通過する場合は何ら問題
とはならないが、図7のように、握索機5が索輪7の下
方を通過するような場合(地面の傾斜が変化する時等)
には、まず握索機5のアーム部5cが索輪7と接触し、
アーム部5cに付けられた傾斜によって握索機5及び握
索機5に固定された索道6が下方に押されることにな
る。
では、スキーリフトが支柱を通過する際に、図6のよう
に、握索機5が索輪7の上方を通過する場合は何ら問題
とはならないが、図7のように、握索機5が索輪7の下
方を通過するような場合(地面の傾斜が変化する時等)
には、まず握索機5のアーム部5cが索輪7と接触し、
アーム部5cに付けられた傾斜によって握索機5及び握
索機5に固定された索道6が下方に押されることにな
る。
【0005】そのため、索道6が索輪7から離れること
で脱索の危険性が増す。また、スキーリフトも上下に振
動することになって不安定となる。さらに、アーム部5
cと索輪7の接触時に衝撃が生じ、スキーリフトが振動
して乗心地が悪いという不具合があった。
で脱索の危険性が増す。また、スキーリフトも上下に振
動することになって不安定となる。さらに、アーム部5
cと索輪7の接触時に衝撃が生じ、スキーリフトが振動
して乗心地が悪いという不具合があった。
【0006】これらは、つまり、索道6と握索機5との
断面形状が大きく異なっている事に起因する。
断面形状が大きく異なっている事に起因する。
【0007】そこで、本発明の目的は、索道と握索機と
の断面形状を等しくして脱索の防止や搬器の動揺や振動
を抑制することにある。
の断面形状を等しくして脱索の防止や搬器の動揺や振動
を抑制することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の、本発明の構成は、搬器が握索機を介して結合される
索道において、前記握索機の索道軸心と直交する断面形
状と等しくなるように被覆してなることを特徴とする。
の、本発明の構成は、搬器が握索機を介して結合される
索道において、前記握索機の索道軸心と直交する断面形
状と等しくなるように被覆してなることを特徴とする。
【0009】
【作用】前記構成によれば、索輪を通過する部材の断面
が常に一定となり、搬器を円滑に支柱を通過させられ
る。
が常に一定となり、搬器を円滑に支柱を通過させられ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1及び図2に示すように、索道6の握索
機5で挾持される被挾持部6aを除く外周にはゴム被覆
10が施され、索道軸心と直交する断面形状が握索機5
のグリップ5a,5bの断面形状と等しく設定されてい
る。
て説明する。図1及び図2に示すように、索道6の握索
機5で挾持される被挾持部6aを除く外周にはゴム被覆
10が施され、索道軸心と直交する断面形状が握索機5
のグリップ5a,5bの断面形状と等しく設定されてい
る。
【0011】前記ゴム被覆10は、左右に二分割されて
索道6を挾んで接着剤で接合されてなる。
索道6を挾んで接着剤で接合されてなる。
【0012】従って、スキーリフト等搬器が索輪7の下
方を通過するような場合でも、索輪7は段差のないゴム
被覆10及びグリップ5a上を円滑に転動する。
方を通過するような場合でも、索輪7は段差のないゴム
被覆10及びグリップ5a上を円滑に転動する。
【0013】この結果、従来のように索輪7が握索機5
上にある時に他の索輪7と索道6とが引き離されて脱索
するという不具合は生じない。
上にある時に他の索輪7と索道6とが引き離されて脱索
するという不具合は生じない。
【0014】また、索輪7の握索機5への乗換えショッ
クもなく、依って搬器の振動が抑制されて乗心地や安定
性が向上する。
クもなく、依って搬器の振動が抑制されて乗心地や安定
性が向上する。
【0015】さらに、握索機5においては、従来有して
いたアーム部5c(図5参照)が不要となり、部品点数
の削減でコストダウンが図れる。
いたアーム部5c(図5参照)が不要となり、部品点数
の削減でコストダウンが図れる。
【0016】なお、本発明は、ゴム被覆10に限定され
ず、プラスチッック被覆でも良いし、図3のように、ワ
イヤーやカーボン繊維等を索道6に巻き付けて被覆する
線材被覆10Aでも良い。
ず、プラスチッック被覆でも良いし、図3のように、ワ
イヤーやカーボン繊維等を索道6に巻き付けて被覆する
線材被覆10Aでも良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、索
道に握索機の断面形状と等しくなるように被覆を施した
もので、脱索を回避できるとともに、搬器の振動も抑制
できて安定性や乗心地を向上させられる。
道に握索機の断面形状と等しくなるように被覆を施した
もので、脱索を回避できるとともに、搬器の振動も抑制
できて安定性や乗心地を向上させられる。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく索道のみの斜視図である。
【図3】索道の変形例を示す斜視図である。
【図4】従来のスキーリフトの正面図である。
【図5】同じく握索機の説明図である。
【図6】同じくスキーリフトの通常の作用状態図であ
る。
る。
【図7】同じくスキーリフトの不具合を示す作用状態図
である。
である。
5 握索機 6 索道 7 索輪 10 ゴム被覆 10A 線材被覆
Claims (1)
- 【請求項1】 搬器が握索機を介して結合される索道に
おいて、前記握索機の索道軸心と直交する断面形状と等
しくなるように被覆してなることを特徴とする搬器用索
道。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33328491A JPH05162637A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 搬器用索道 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33328491A JPH05162637A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 搬器用索道 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162637A true JPH05162637A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18264381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33328491A Withdrawn JPH05162637A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 搬器用索道 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05162637A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108137064A (zh) * | 2015-10-19 | 2018-06-08 | 创新专利有限公司 | 夹具 |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP33328491A patent/JPH05162637A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108137064A (zh) * | 2015-10-19 | 2018-06-08 | 创新专利有限公司 | 夹具 |
US10723368B2 (en) | 2015-10-19 | 2020-07-28 | Innova Patent Gmbh | Clamp |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |