JPH0516253B2 - - Google Patents

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JPH0516253B2
JPH0516253B2 JP63332678A JP33267888A JPH0516253B2 JP H0516253 B2 JPH0516253 B2 JP H0516253B2 JP 63332678 A JP63332678 A JP 63332678A JP 33267888 A JP33267888 A JP 33267888A JP H0516253 B2 JPH0516253 B2 JP H0516253B2
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JP
Japan
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spacer
power transmission
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insulators
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JP63332678A
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JPH02179212A (ja
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Kenichi Sakamoto
Haruhiko Suzuki
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S50/00Market activities related to the operation of systems integrating technologies related to power network operation or related to communication or information technologies
    • Y04S50/14Marketing, i.e. market research and analysis, surveying, promotions, advertising, buyer profiling, customer management or rewards

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  • Insulators (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、複数相の送電線路や配電線路に装
着して相間短絡を防止する送配電用スペーサに関
するものである。
[従来の技術] 一般に、送電線路においては、第4図に示すよ
うに、鉄塔Tの左右両側に三相の送電線Lが上、
中、下段に所定の間隔をもつてそれぞれ架設され
ている。このような送電線Lが強風に遭遇した
り、送電線Lに着氷雪が原因となつてスリートジ
ヤンプやギヤロツピング現象が発生したりする
と、電線Lが大きく動揺して異相間の距離が極端
に小さくなり、最悪事態では電線Lが接触してし
まつて相間短絡を発生する。このような事態が発
生すると停電を生じ、また、その電流が大きいた
め電線Lに溶損が生じる。このような事態の発生
を防止するために、各電線L間に絶縁材よりなる
スペーサSを介装して、電線L相互の異常な接近
を防止するようにしている。
このスペーサSの構成としては、例えば、第5
図に示すようなものが従来から知られている。す
なわち、スペーサ本体1が2つの碍子2を対向端
部において固定金具3により互いに連結固定して
構成され、スペーサ本体1の両端部には取付金具
4を介して一対のクランプ金具5が取り付けられ
ている。そして、このクランプ金具5を上下に相
隣接する送電線Lにそれぞれクランプすることに
より、スペーサ本体1が送電線Lの間に装着され
て、電線L相互の異常接近が防止される。
[発明が解決しようとする課題] ところが、近年、この種の送配電用スペーサと
しては、相間距離が10mにも及ぶような超高圧用
までの適用が考えられ、スペーサの装着にともな
う電線張力増を減少させるために、スペーサの軽
量化が必要とされている。一方、送配電用スペー
サは、電線間への装着状態において、前記のよう
に風圧荷重と、着氷雪が原因となつて生じるスリ
ートジヤンプやギヤロツピング現象に基づく引張
りあるいは圧縮荷重とを受けるものであるため、
特に圧縮荷重に対しては、10mにも及ぶ長柱状の
スペーサ本体の全長にわたつて十分な座屈強度を
確保する必要がある。
このために、前述した第5図に示す従来構成の
送配電用スペーサSにおいては、座屈強度の確保
にともない、スペーサ本体1を構成する碍子2が
必然的に大径となつて、スペーサSの軽量化を図
ることができないという問題点があつた。
このような問題点に鑑みて、例えば、第6図に
示すような構成の送配電用スペーサSも従来から
提案されている。すなわち、スペーサ本体1の長
手方向の両端部については、相間絶縁距離の内で
絶縁上必要となる長さ分だけ、碍子2により構成
されると共に、スペーサ本体1の長手方向の中間
部については、最も大きな強度が要求されるため
に強度の強い金属パイプ6により構成され、両碍
子2と金属パイプ6とが固定金具3により連結固
定されて、スペーサSの軽量化が図られている。
ところが、この第6図の従来構成は、単にスペ
ーサ本体1の両端部を碍子2により構成すると共
に、中間部を金属パイプ6により構成したにすぎ
ないものであるため、スペーサの軽量化を十分に
図ることができないという問題点があつた。
この発明は、このような従来の技術に存在する
問題点に着目してなされたものであつて、その目
的とするところは、スペーサ本体の長手方向の全
長にわたり、曲げモーメントに適合した強度を確
保することができると共に、スペーサの軽量化を
図ることができる送配電用スペーサを提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明の送配
電用スペーサにおいては、複数相の電線路に装着
して相互短絡を防止する送配電用スペーサにおい
て、スペーサ本体を少なくとも三個以上に分割し
て中心部分を金属パイプとするとともに、該パイ
プの両端に碍子を連結固定し、スペーサ本体の強
度がヤング率や断面二次モーメントの変化により
中央部が最も強く両端部が最も弱くなるように、
前記碍子の太さを中央部側が最も太く、両端部側
が最も細くなるように漸減させたものである。
[作 用] 上記のように構成された送配電用スペーサにお
いては、スペーサ本体の強度が、曲げモーメント
に応じて中央部分が最も強く両端部分が最も弱く
なるように変化するように構成されているため、
相間距離が10mにも及ぶような超高圧用として使
用した場合でも、スペーサ本体の全長にわたつて
十分な座屈強度を確保しながらも、スペーサの軽
量化を十分に図ることができ、スペーサの装着に
ともなう電線張力増を減少させることができ、又
スペーサ本体は少なくとも三個以上に分割可能で
あるので、相間距離が10mにも及ぶ長大なもので
も運搬、取付が容易である。
[実施例] 以下、この発明を具体化した送配電用スペーサ
の一実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
第1図に示すように、スペーサ本体1は、外周
面に多数の笠を有する2つの碍子2と、鋼管等よ
りなる1つの金属パイプ6との三個の部材から構
成され、両碍子2および金属パイプ6が固定金具
3を介して互いに連結固定されている。
そして、この実施例では第2図に示すように、
送電線に対するスペーサの装着状態において、着
氷雪が原因となつて生じるスリートジヤンプやギ
ヤロツピング現象に基づき、スペーサに対して引
張りあるいは圧縮荷重P1や風圧荷重P2が加わ
つた場合に、スペーサ本体1に発生する曲げモー
メント分布Mをコンピユータによる応力解析で求
め、モーメント分布Mが最大となるスペーサ本体
1の長手方向の中間部に、ヤング率および断面二
次モーメントの大きな金属パイプ6が配置され
て、中間部の強度が最大となるように構成されて
いる。また、曲げモーメント分布Mの小さなスペ
ーサ本体1の両端部に位置する碍子2は、曲げモ
ーメントの分布に応じて、ヤング率一定で断面二
次モーメントを次第に変化させるようにテーパ碍
子にて構成され、強度が先端部側に向かい連続的
に小さくなつている。
また、前記両碍子2の両端部には取付金具4が
線路方向へ延びるピン7により回動可能に支持さ
れ、その両端には連結金具8が線路方向へ延びる
ピン9により回動可能に取り付けられている。各
連結金具8にはクランプ金具5が線路方向と直交
する方向へ延びるピン10により回動可能に支持
され、このクランプ金具5を送電線Lにクランプ
することにより、スペーサ本体1が上下に相隣接
する送電線L間に装着されて、電線相互の異常接
近が防止される。
従つて、この実施例の送配電用スペーサによれ
ば、スペーサ本体1の強度が、曲げモーメント分
布Mに応じて長手方向へ連続的に変化し、相間距
離が10mにも及ぶような超高圧用として使用した
場合でも、スペーサ本体1の全長にわたつて十分
な座屈強度を確保することができるにもかかわら
ず、スペーサの軽量化を図ることができる。その
ために、送電線Lにスペーサを装着したことによ
り電線張力が増大するおそれを最小限に抑えるこ
とができる。又本実施例においてスペーサ本体1
は前記の如く三個の部材に分割されているので、
相間距離が10mにも及ぶ長大なものでも運搬、取
付が容易で作業性を向上させる。
[別の実施例] 次に、この発明の別の実施例を第3図に基づい
て説明すると、この実施例においては、曲げモー
メント分布Mの小さなスペーサ本体1の両端部
に、曲げモーメントの分布に応じて、ヤング率一
定で断面二次モーメントを次第に変化させるよう
に、径の異なる2つの碍子2A,2Bを固定金具
3により互いに連結固定して構成され、強度が先
端部側に向かい段階的に小さくなつている。
従つて、この実施例の送配電用スペーサにおい
ても、スペーサ本体1の強度が、曲げモーメント
分布Mに応じて長手方向へ段階的に変化し、相間
距離が長い超高圧用として使用した場合でも、ス
ペーサ本体1の全長にわたつて十分な座屈強度を
確保しながらも、スペーサの軽量化を図ることが
でき、スペーサの装着にともなう電線張力増を抑
制することができるのみならず、前記第1実施例
同様に作業性の向上を図ることができる。
また、前述した第1図および第3図の各実施例
において、スペーサ本体1の中間部に位置する金
属パイプ6の強度を、曲げモーメント分布Mに相
当する強度よりもさらに強くすることにより、座
屈現象を抑える効果が大きくなり、この結果、ス
ペーサ本体1の両端部に位置する碍子2を一段と
細径化して、一層の軽量化を図ることができる。
例えば、第3図に示す構成の送配電用スペーサ
において、設計条件を、スペーサ全長:9m、圧
縮荷重:2200Kg、風圧荷重:107Kg/m2、碍子の
ヤング率:7.5×105Kg/cm2、金属パイプのヤング
率:21×105Kg/cm2とした場合、金属パイプ6と
して、外径:114.3φmm、肉厚:3.2mm(断面二次
モーメント:172cm2)の鋼管を使用したときには、
二段積長幹碍子2の内の大径側碍子2Aの胴径が
85φmm、小径側碍子2Bの胴径が80φmmとなるの
に対し、外径:139.8φmm、肉厚:3.6mm(断面二
次モーメント:357cm2)の鋼管を使用したときに
は、大径側碍子2Aの胴径が80φmm、小径側碍子
2Bの胴径が75φmmとなつて、さらに10%程度の
軽量化を図ることができる。
なお、この発明は前記実施例の構成に限定され
るものではなく、例えば、前記各実施例の2導体
用のスペーサに代えて、1導体用または3導体以
上の多導体用のスペーサに実施したり、金属パイ
プ6の端部に3個以上の碍子をそれぞれ直列に連
結したりする等、この発明の趣旨から逸脱しない
範囲で、各部の構成を任意に変更して具体化する
ことも可能である。
[発明の効果] この発明は、以上説明したように構成されてい
るため、相間距離が10mにも及ぶような超高圧用
のスペーサとして使用した場合でも、スペーサ本
体の全長にわたつて十分な座屈強度を確保するこ
とができるにもかかわらず、スペーサの軽量化を
十分に図ることができ、スペーサの装着にともな
う電線張力増を減少させることができ、更にスペ
ーサ本体は少なくとも三個以上の部材からなつて
いるので、運搬、組付が容易で作業性の向上を図
り得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した送配電用スペー
サの一実施例を示す正面図、第2図はスペーサ本
体に発生する曲げモーメント分布を示す線図、第
3図は送配電用スペーサの別の実施例を示す正面
図、第4図は鉄塔上の送電線に対するスペーサの
装着状態を示す側面図、第5図および第6図は従
来構成の送配電用スペーサをそれぞれ示す正面図
である。 1…スペーサ本体、2…笠付き碍子、6…金属
パイプ、L…送電線、M…曲げモーメント分布。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数相の電線路に装着して相間短絡を防止す
    る送配電用スペーサにおいて、スペーサ本体1を
    少なくとも三個以上に分割して中心部分を金属パ
    イプ6とするとともに、該パイプ6の両端に碍子
    2,2A,2Bを連結固定し、スペーサ本体1の
    強度がヤング率や断面二次モーメントの変化によ
    り中央部が最も強く両端部が最も弱くなるよう
    に、前記碍子2,2A,2Bの太さを中央部側が
    最も太く、両端部側が最も細くなるように漸減さ
    せたことを特徴とする送配電用スペーサ。
JP63332678A 1988-12-28 1988-12-28 送配電用スペーサ Granted JPH02179212A (ja)

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JP63332678A JPH02179212A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 送配電用スペーサ

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