JPH051621U - バンパーの取付構造 - Google Patents
バンパーの取付構造Info
- Publication number
- JPH051621U JPH051621U JP5678291U JP5678291U JPH051621U JP H051621 U JPH051621 U JP H051621U JP 5678291 U JP5678291 U JP 5678291U JP 5678291 U JP5678291 U JP 5678291U JP H051621 U JPH051621 U JP H051621U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- bumper beam
- stay
- mounting structure
- vertical axis
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の衝突時バンパービーム３が撓むこと
によりその両端部が垂直軸７のまわりに回動してその両
端がバンパーフェイス５の内面と干渉するのを防止す
る。 【構成】 垂直軸７の車巾方向外側にバンパービーム３
の両端の移動を抑制するストッパ機構10、11を設ける。
によりその両端部が垂直軸７のまわりに回動してその両
端がバンパーフェイス５の内面と干渉するのを防止す
る。 【構成】 垂直軸７の車巾方向外側にバンパービーム３
の両端の移動を抑制するストッパ機構10、11を設ける。
Description
【０００１】
本考案は自動車のフロントバンパー、リヤバンパー等に好適なバンパーの取付 構造に関する。
【０００２】
従来の構造の１例が図４ないし図６に示されている。 図４において、１はフロントバンパーで、車体２の前部に取り付けられている 。 図５には図４のＡ−Ａ線に沿う断面が示されている。 図５において、３は長いガラス繊維入りPP等からなる合成樹脂製のバンパービ ーム、4 は箱形断面の鋼板からなるスティで、車体２の図示しないフロントサイ ドメンバ等に固定されて前方に伸びている。５はPP又はウレタン等からなるバン パーフェイスで、ブラケット６及びクリップ７等によってバンパービーム３に固 定されている。７はボルトで、図６に示すように、ビーム３の両端部をスティ４ の先端部に垂直軸まわりに回動自在に枢着している。
【０００３】
上記従来の構造においては、図６に示すように自動車の正面衝突によってバン パー１の中央部に衝撃荷重Ｆが入力されたとき、バンパービーム３はボルト７の まわりに回動し、図６に破線で示すように撓むことによって衝撃エネルギを吸収 するが、衝撃荷重が大きい場合にはビーム３の両端が前方に大きく移動してバン パーフェイス５の内面と干渉し、これを損傷するという問題があった。
【０００４】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とする ところは、合成樹脂製バンパービームの両端部を車体に突設されたスティの先端 部に垂直軸まわりに回動自在に枢着してなるバンパーの取付構造において、上記 枢着点の車巾方向外側に上記バンパービームの両端の移動量を抑制するストッパ 機構を上記バンパービームと上記スティとの間に介装したことを特徴とするバン パーの取付構造にある。
【０００５】
本考案においては、上記構成を具えているため、バンパーに大きな衝撃荷重が 入力されたときであってもバンパービームの両端の移動量はストッパ機構によっ て抑制されるので、これがバンパーフェイスの内面と干渉することはない。
【０００６】
本考案の１実施例が図１ないし図３に示されている。 バンパービーム３にはボルト７の車巾方向外側にこれと若干の間隔を隔てて前 後方向に長い長穴10が穿設されている。この長穴10内にはその長手方向に沿って 移動自在にピン11が貫挿され、このピン11はスティ４に固定されている。 他の構成は図４ないし図６に示す従来のものと同様であり、対応する部材には 同じ符号が付されている。
【０００７】 しかして、自動車の正面衝突等によってバンパー１の中央部に大きな衝撃荷重 Ｆが入力されると、バンパービーム３は図３に破線で示すように撓み、その両端 部はボルト７まわりに回動して前方に移動するが、長穴10の後端がピン11に当接 するとこれ以上の移動が制止され、従って、一点鎖線に示す従来のものに比しバ ンパービーム３の両端の移動量を抑制できる。従って、長穴10の長さ及びピン11 の相対位置を適宜設定することによって、バンパービーム３の両端がバンパーフ ェイス５の内面に干渉するのを防止できる。
【０００８】 上記実施例においては、バンパービーム３に長穴10を設け、スティ４にピン11 を固定したが、バンパービーム３にピンを固定し、スティ４に長穴を設けること ができ、また、バンパービーム３及びスティ４の双方に長穴を設け、これら各長 穴にピンを脱落しないように貫通させても良い。更に、長穴及びピンに代えて任 意の形状、構造のストッパ機構を採用することができる。
【０００９】
本考案においては、枢着点の車巾方向外側にバンパービームの両端の移動量を 抑制するストッパ機構をバンパービームとスティとの間に介装したため、バンパ ーに大きな衝撃荷重が入力されたときであってもバンパービームの両端の移動量 はストッパ機構によって抑制されるのでこれがバンパーフェイスの内面と干渉す ることはない。
【図１】本考案の１実施例を部分的に省略して示す略示
的平面図である。
的平面図である。
【図２】図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図３】上記実施例の作動説明図である。
【図４】従来のバンパーを備えた自動車の斜視図であ
る。
る。
【図５】図４のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図６】従来のバンパーの略示的平面図である。
１ バンパー ３ バンパービーム ４ スティ ７ 垂直軸 10 長穴 11 ピン
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 合成樹脂製バンパービームの両端部を車
体に突設されたスティの先端部に垂直軸まわりに回動自
在に枢着してなるバンパーの取付構造において、上記枢
着点の車巾方向外側に上記バンパービームの両端の移動
量を抑制するストッパ機構を上記バンパービームと上記
スティとの間に介装したことを特徴とするバンパーの取
付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5678291U JPH051621U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | バンパーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5678291U JPH051621U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | バンパーの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051621U true JPH051621U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=13037001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5678291U Withdrawn JPH051621U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | バンパーの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051621U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009508760A (ja) | 2005-09-23 | 2009-03-05 | イェスタムプ・ハードテック・アクチエボラーグ | バンパ・ビーム・マウンティング |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP5678291U patent/JPH051621U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009508760A (ja) | 2005-09-23 | 2009-03-05 | イェスタムプ・ハードテック・アクチエボラーグ | バンパ・ビーム・マウンティング |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950907 |