JPH05161815A - フィルターの清掃装置 - Google Patents

フィルターの清掃装置

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Publication number
JPH05161815A
JPH05161815A JP3329376A JP32937691A JPH05161815A JP H05161815 A JPH05161815 A JP H05161815A JP 3329376 A JP3329376 A JP 3329376A JP 32937691 A JP32937691 A JP 32937691A JP H05161815 A JPH05161815 A JP H05161815A
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JP
Japan
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filter
contact
brush
dust
dust box
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Application number
JP3329376A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Masutani
佳宣 増谷
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フィルターの清掃装置に関し、フィルターに付
着した塵埃を確実に落としてフィルターの清掃効率を向
上させることを目的とする。 【構成】吸引装置によりダストボックス2内の空気を強
制的に吸引し、該ダストボックス2内に浮遊する塵埃を
フィルター15に付着させ、前記フィルター15に付着
した塵埃を落とすフィルターの清掃装置16において、
前記フィルター15に対して移動するブラシブラケット
22と、前記ブラシブラケット22を移動させる移動制
御用モータ21と、前記ブラシブラケット22が移動制
御用モータ21によりフィルター15に対して移動する
際、該フィルター15に対して接触又は振動を与えて清
掃するブラシ33とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルターの清掃装置に
係り、詳しくはフィルターに付着した塵埃を落とすフィ
ルターの清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば床面清掃車において、ダス
トボックス内に浮遊する塵埃を外部に放出しないように
ダストボックス内の空気をブロアによりフィルターを強
制的に吸引している。そのため、ダストボックス内の空
気はフィルターを介して外部に放出され、塵埃はダスト
ボックス内のフィルターに付着する。又、前記塵埃によ
るフィルターの目詰まりを防止する目的として、実開昭
58−23616号公報に示すものが提案されている。
【0003】この目詰まり防止機構は、フィルター上部
中央のシェーカモータが動作すると振動が発生し、この
振動が支持板及び振動子を介してフィルターに伝達され
る。このため、フィルターに付着した塵埃がダストボッ
クス内に落とされる。従って、フィルターの目詰まりが
防止され、ブロアによりダストボックス内の空気をフィ
ルターを介して吸引する吸引効率が安定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記フ
ィルターに付着した塵埃を落とすとき、清掃装置のシェ
ーカモータを動作させるが、シェーカモータの振動はフ
ィルター全体に伝わりにくい。従って、シェーカモータ
の周辺のフィルターに付着した塵埃は落としやすいが、
シェーカモータから遠くなるほど塵埃は落ちにくいとい
う問題がある。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はフィルターに付着した塵
埃を確実に落としてフィルターの清掃効率を向上させる
ことができるフィルターの清掃装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、吸引装置によりダストボックス内の空気を
強制的に吸引し、該ダストボックス内に浮遊する塵埃を
フィルターに付着させ、前記フィルターに付着した塵埃
を落とすフィルターの清掃装置において、前記フィルタ
ーに対して移動する移動手段と、前記移動手段を移動さ
せる駆動手段と、前記移動手段が駆動手段によりフィル
ターに対して移動する際、該フィルターに対して接触又
は振動を与えて清掃する清掃手段とを備えたことをその
要旨とする。
【0007】
【作用】駆動手段により移動手段がフィルターに対して
移動するとき、該移動手段に設けられた清掃手段がフィ
ルターに対して接触又は振動を与えるため、フィルター
に付着した塵埃が落とされる。又、清掃手段は移動手段
によってフィルター全体に接触又は振動を与えるため、
フィルター全体に付着した塵埃を確実に落とす。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1,
図2に従って説明する。図1に示すように、床面清掃車
は車両1とその前面に設けられたダストボックス2とか
ら構成されている。前記ダストボックス2は側面略L字
状に形成されており、その下部側面(図1において車両
1側)には開口(入口)部3が形成されている。又、前
記車両1の底部中央には車両1の幅方向(図1において
紙面と直交する方向)にダストカバー4が配設され、こ
のダストカバー4によってメインブラシ室5が形成され
ている。前記ダストカバー4は床面側と前記ダストボッ
クス2の開口部3側とがそれぞれ開口するように形成さ
れている。そして、前記メインブラシ室5にはメインブ
ラシ5aが回転可能に配設されている。従って、メイン
ブラシ5aにより掃き上げられた塵埃を開口部3を介し
てダストボックス2内に収集することができる。
【0009】前記ダストボックス2の上部背面両側には
支持片8が突出形成されている。又、前記車両1の前面
上部両側には一対の支持部材9が設けられ、該支持部材
9に挿通支持される支持軸10に前記ダストボックス2
の支持片8が回動可能に支持されている。従って、前記
ダストボックス2は支持軸10を中心に回動可能に支持
されている。
【0010】前記ダストボックス2の背面両側には一対
の接続片11が突設され、この接続片11には車両1に
揺動可能に支持された油圧シリンダ12のピストンロッ
ド12aがピン13を介して接続されている。従って、
図示しない油圧装置を駆動することにより油圧シリンダ
12のピストンロッド12aを伸長させると、ダストボ
ックス2が支持軸10を中心に時計方向へ回動し、該ダ
ストボックス2内の塵埃を排出することができるように
なっている。
【0011】又、前記ダストボックス2内における上部
には挿通孔14aが形成された配設部14が形成されて
いる。この配設部14にはフィルター15が配設され、
該フィルター15は配設部14に対して着脱可能となっ
ている。そして、ダストボックス2の外部に設けられた
図示しないブロアモータを駆動させるとダストボックス
2内の空気を強制的にフィルター15を介して吸引して
外部に放出することができる。従って、ダストボックス
2内を浮遊する塵埃をフィルター15に付着させ、浮遊
する塵埃をダストボックス2の外部に出さないようにし
ている。
【0012】又、ダストボックス2におけるフィルター
15の裏面側(図1においてダストボックス2の内側)
には清掃装置16が設けられている。この清掃装置16
によってフィルター15に付着した塵埃を強制的に落と
してフィルター15の目詰まりを防止するようになって
いる。従って、ブロアモータによるダストボックス2内
の空気の吸引効率の安定化を図ることができるようにな
っている。
【0013】図2に示すように、前記フィルター15は
四角枠形状となるフレーム15aに対し、山部及び谷部
が交互に形成された濾過部15bが設けられ、該濾過部
15bに塵埃が付着するようになっている。又、前記フ
ィルター15における濾過部15bの山部及び谷部が縦
方向となるように前記配設部14に対してフィルター1
5が装着されている。
【0014】次に、前記フィルター15を清掃する清掃
装置16の構成について詳述する。尚、図2において図
面の便宜上ダストボックス2における配設部14の図示
を省略し、フィルター15に対して設けられた清掃装置
16のみを図示する。
【0015】前記ダストボックス2内における上下左右
の側面4箇所にはダストボックス2に支持固定される支
持板17a〜17cが配設されている。前記支持板17
a,17b間には駆動シャフト18aが回転可能に挿通
支持され、支持板17c,17d間には案内シャフト1
8bが挿通支持されている。
【0016】前記駆動シャフト18aの両端を除く外周
面には雄ねじが形成されるとともに、上端部にはプーリ
19が固着されている。前記プーリ19にはベルト20
が掛けられており、このベルト20は正逆回転可能な移
動制御用モータ21のプーリ21aに掛けられている。
前記移動制御用モータ21は図示しない支持金具を介し
てダストボックス2に支持固定されている。従って、前
記移動制御用モータ21のプーリ21aが回転すると、
ベルト20及びプーリ19を介して駆動シャフト18a
が回転するようになっている。
【0017】前記駆動シャフト18a及び案内シャフト
18b間には断面L字状に折曲形成されたブラシブラケ
ット22が設けられている。つまり、ブラシブラケット
22の右側には挿通孔23が設けられ、該挿通孔23に
は前記案内シャフト18bが挿通されている。又、ブラ
シブラケット22の左側には挿通孔24が設けられ、該
挿通孔24には案内管25が挿通固定されている。前記
案内管25の内周面には図示しない雌ねじが形成され、
この案内管25が駆動シャフト18の雄ねじと螺合して
いる。
【0018】そして、移動制御用モータ21が駆動して
プーリ21a、ベルト20及びプーリ19を介して駆動
シャフト18が正逆回転すると、ブラシブラケット22
の案内管25が駆動シャフト18aの雄ねじに沿って移
動する。従って、ブラシブラケット22は駆動シャフト
18a及び案内シャフト18bに沿って上下に移動する
ようになっている。
【0019】又、前記ブラシブラケット22には切欠部
26が形成されている。前記切欠部26の両側における
ブラシブラケット22には一対の軸受部材27が支持固
定され、この一対の軸受部材27によって回転軸28が
切欠部26を跨ぐように回転可能に支持されている。前
記回転軸28にはプーリ29が固着され、このプーリ2
9にはベルト30が掛けられている。前記ベルト30は
ブラシブラケット22に固着されたブラシ回転用モータ
31のプーリ32に掛けられている。
【0020】更に、前記回転軸28には円形状となるブ
ラシ33が複数設けられている。本実施例において、ブ
ラシ33は前記フィルター15における濾過部15bの
谷部と接するように回転軸28に対して固着されてい
る。従って、前記ブラシ回転用モータ31の駆動により
プーリ32、ベルト30、プーリ29及び回転軸28を
介してブラシ33が回転し、フィルター15における濾
過部15bの谷部と摺接するようになっている。
【0021】又、前記支持板17a,17bにはそれぞ
れ互いに対向する上部及び下部リミットスイッチ33
a,33bが設けられている。この上部及び下部リミッ
トスイッチ33a,33bにはブラシブラケット22に
一体形成された押圧部34が当接するようになってい
る。従って、前記移動制御用モータ21の駆動に基づい
てブラシブラケット22が移動し、前記押圧部34が上
部及び下部リミットスイッチ33a,33bに当接し、
該上部及び下部リミットスイッチ33a,33bがオン
動作するようになっている。
【0022】次に、前記移動制御用モータ21及びブラ
シ回転用モータ31の駆動制御を行う電気的構成につい
て説明する。図3に示すように、図示しない電源には自
動復帰型のシェーカスイッチ35、前記上部リミットス
イッチ33aの常閉となる第1接点36、第1リレー3
7、第2リレー38及び第3リレー39が直列接続され
ている。そして、前記シェーカスイッチ35には前記第
1リレー37の動作に基づいて閉路する常開の第2接点
41が並列接続されている。又、前記第2リレー38に
は第4リレー40及び保護用のダイオード42が並列接
続されている。
【0023】従って、シェーカスイッチ35のオン動作
に基づいて第1〜4リレー37〜40が動作する。又、
第1リレー37の動作に基づいて第2接点41が閉路す
ることから前記シェーカスイッチ35がオフ動作しても
第1〜4リレー37〜40の動作が保持されるようにな
っている。そして、上部リミットスイッチ33aがオン
動作すると第1接点36が開路して第1〜4リレー37
〜40が非動作するようになっている。
【0024】又、図示しない電源には前記上部リミット
スイッチ33aの常開となる第3接点43、前記下部リ
ミットスイッチ33bの常閉となる第4接点44、第5
リレー45、第6リレー46及び第7リレー47が直列
接続されている。又、第3接点43には前記第5リレー
45の動作に基づいて閉路する常開の第5接点50が並
列接続されている。更に、前記第6リレー46には第8
リレー48及び保護用ダイオード49が並列接続されて
いる。
【0025】従って、前記上部リミットスイッチ33a
がオン動作すると、前記第3接点43が閉路し、第5〜
8リレー45〜48が動作する。又、第5リレー45の
動作に基づいて第5接点50が閉路することから前記第
3接点43が開路しても第5〜8リレー45〜48の動
作が保持されるようになっている。そして、下部リミッ
トスイッチ33bがオン動作すると第4接点44が開路
し、この開路に基づいて第5〜8リレー45〜48が非
動作するようになっている。
【0026】又、図示しない電源には前記第3,7リレ
ー39,47の動作に基づいて閉路する常開の第6接点
51及び前記ブラシ回転用モータ31が直列接続されて
いる。
【0027】更に、図示しない電源には前記第2リレー
38の動作によって閉路する常開の第7接点52、前記
第6リレー46の動作によって閉路する常開の第8接点
53及び前記移動制御用モータ21の回転子21bが直
列接続されている。そして、直列接続された前記第7接
点52及び第8接点53に対して第9接点54及び第1
0接点55が並列接続されている。前記第9接点54は
常開接点であって、前記第8リレー48の動作に基づい
て閉路するようになっている。又、前記第10接点55
は常開接点であって、前記第4リレー40の動作に基づ
いて閉路するようになっている。
【0028】更に、前記第7接点52と第8接点53と
の間及び第9接点54と第10接点55との間には移動
制御用モータ21の界磁巻線21cが接続されている。
従って、前記第7接点52及び第10接点55のみが閉
路すると、界磁巻線21cには矢印に示す方向に電流が
流れ、回転子21bが回転するようになっている。この
とき、駆動シャフト18aが回転し、ブラシブラケット
22が上部側へ移動するようになっている。そして、第
8接点53及び第9接点54のみが閉路すると、界磁巻
線21cには矢印に示す方向と反対方向に電流が流れ、
回転子21bが上記とは逆方向に回転するようになって
いる。このとき、駆動シャフト18aが上記とは逆回転
し、ブラシブラケット22が下部側へ移動するようにな
っている。
【0029】次に、上記のように構成された床面清掃車
の作用について説明する。メインブラシ5aを回転させ
た状態で車両1を走行させると、塵埃はメインブラシ5
aにより開口部3を介してダストボックス2内に掃き上
げられて収集される。又、図示しないブロアーモータを
駆動させると、ダストボックス2内の空気は強制的にフ
ィルター15を介して外部に排出される。このとき、ダ
ストボックス2内に浮遊している塵埃がフィルター15
の濾過部15bに付着して収集される。
【0030】そして、清掃作業を休止又は終了した時点
でフィルター15の清掃作業を行う場合には、作業者が
図3に示すシェーカスイッチ35をオン動作させる。す
ると、第1〜4リレー37〜40が動作する。そして、
第1リレー37は第2接点41を閉路させる。従って、
シェーカスイッチ35が自動復帰によってオフ動作して
も、第1〜4リレー37〜40の動作は保持される。
【0031】又、第2,4リレー38,40の動作によ
って第7,10接点52,55が閉路し、移動制御用モ
ータ21の界磁巻線21cには矢印に示す方向に電流が
流れる。従って、移動制御用モータ21の回転子21b
が回転する。又、第3リレー39の動作によって第6接
点51が閉路し、ブラシ回転用モータ31が回転する。
【0032】前記ブラシ回転用モータ31が回転するこ
とにより、プーリ32、ベルト30、プーリ29及び回
転軸28を介してブラシ33が回転する。一方、前記移
動制御用モータ21が回転することにより、プーリ21
a、ベルト20及びプーリ19を介して駆動シャフト1
8aが回転する。従って、ブラシブラケット22は案内
管25を介して駆動シャフト18aの雄ねじに沿って上
部側へ移動する。このとき、フィルター15における濾
過部15bの谷部にブラシ33が回転しながら摺接する
ため、フィルター15には振動が伝えられる。従って、
フィルター15の濾過部15bに付着した塵埃はブラシ
33によって直接ダストボックス2内に落とされたり、
ブラシ33の摺接に基づく振動によってダストボックス
2内に落とされる。
【0033】又、前記移動制御用モータ21の回転に基
づいてブラシブラケット22が駆動シャフト18aの雄
ねじに沿って上部側に移動し、該ブラシブラケット22
の押圧部34がリミットスイッチ33aをオン動作させ
ると、第1接点36が開路するとともに、第3接点43
が閉路する。
【0034】前記第1接点36の開路に基づいて第1〜
4リレー37〜40が非動作し、第2,7,10接点4
1,52,55が開路する。従って、界磁巻線21cに
は矢印方向に示す電流が流れなくなり、回転子21bの
回転が停止する。又、第3リレー39の非動作により、
第6接点51が開路し、ブラシ回転用モータ31の回転
が停止する。
【0035】一方、第3接点43の閉路に基づいて直ち
に第5〜8リレー45〜48が動作する。従って、第5
リレー45の動作に基づいて第5接点50が閉路する。
そして、前記第6,8リレー46,48の動作に基づい
て第8,9接点53,54が閉路し、界磁巻線21cに
は矢印方向とは反対方向の電流が流れ、回転子21bは
逆回転する。又、第7リレー47の動作に基づいて第6
接点51が閉路し、ブラシ回転用モータ31が回転す
る。
【0036】前記移動制御用モータ21の逆回転によ
り、プーリ21a、ベルト20及びプーリ19を介して
駆動シャフト18aが逆回転する。従って、ブラシブラ
ケット22は案内管25を介して駆動シャフト18aの
雄ねじに沿って下部側へ移動する。このとき、ブラシブ
ラケット22の押圧板34は上部リミットスイッチ33
aから離間し、上部リミットスイッチ33aがオフ動作
して第3接点43が開路する。しかし、第5リレー45
の動作に基づく第5接点50の閉路によって第5〜8リ
レー45〜48の動作が保持される。
【0037】又、前記ブラシ回転用モータ31の回転に
基づいてブラシ33が回転していることから、前記と同
様にフィルター15における濾過部15bの谷部にブラ
シ33が摺接してフィルター15に振動が伝えられる。
従って、フィルター15の濾過部15bに付着した塵埃
はブラシ33によって直接ダストボックス2内に落とさ
れたり、ブラシ33の摺接に基づく振動によってダスト
ボックス2内に落とされる。
【0038】そして、ブラシブラケット22が下部側に
移動し、押圧部34が下部リミットスイッチ33bをオ
ン動作させると第4接点44が開路する。このため、第
5〜8リレー48が非動作して第5,6,8,9接点5
0,51,53,54が開路する。前記第8,9接点5
3,54の開路に基づいて回転子21bの逆回転が停止
するため、駆動シャフト18aの逆回転が非動作する。
従って、ブラシブラケット22の下部側への移動が停止
する。
【0039】又、第6接点51の開路に基づいてブラシ
回転用モータ31が停止するため、ブラシ33の回転に
よる濾過部15bへの摺接又は振動の伝達が停止され
る。つまり、ブラシ33によるフィルター15の濾過部
15bに付着した塵埃を落とす清掃作業が完了する。
【0040】従って、前記シェーカスイッチ35をオン
動作させると、移動制御用モータ21の正逆回転により
ブラシブラケット22を上下に往復動させて自動的に停
止させることができる。このとき、ブラシ回転用モータ
31に基づいてブラシ33を回転させ、フィルター15
における濾過部15b全体をブラシ33によって清掃す
ることができる。
【0041】この結果、濾過部15b全体の付着した塵
埃をブラシ33の回転によって確実に落とし、フィルタ
ー15の清掃効率を向上させることができる。又、確実
にフィルター15の清掃を行うことができることからフ
ィルター15の目詰まりを防止することができ、更には
ブロアーモータによるダストボックス2内の空気の吸引
効率を低下を防止することができる。従って、ダストボ
ックス2内に浮遊する塵埃をフィルター15に付着させ
ることができ、ダストボックス2内に浮遊する塵埃を外
部に放出しないように防止することができる。
【0042】尚、本実施例においては、回転軸28にブ
ラシ33を複数設けたが、回転軸28全体にブラシ33
を設け、更にフィルター15における濾過部15bの谷
部及び山部に接するようにブラシ33を形成し、このブ
ラシ33によって濾過部15bの谷部及び山部全体を直
接清掃させるようにしてもよい。
【0043】又、ブラシブラケット22又は回転軸28
にはけを設け、このはけによってフィルター15におけ
る濾過部15bを清掃するようにすることも可能であ
る。尚、回転軸28にはけを設ける場合には回転軸28
を回転させないように固定する。
【0044】更に、前記清掃装置16をダストボックス
2内に設けたが、ダストボックス2の外部に設けてもよ
い。又、この他に図4に示すように、ブラシブラケット
22にはフィルター15に向かう支持棒56を複数固着
する。この支持棒56の先端に接触部57aを設けたス
プリング部材57を固定する。前記スプリング部材57
の接触部57aはフィルター15における濾過部15b
に接触するようになっている。更に、前記実施例のフィ
ルター15を90°回動させ、スプリング部材57の接
触部57aが濾過部15bの山部に係合するように配置
する。
【0045】従って、移動制御用モータ21を回転させ
てブラシブラケット22を上下に移動させると、スプリ
ング部材57の接触部57aが濾過部15bの山部に係
合する。この状態で、ブラシブラケット22が移動する
とスプリング部材57全体が撓んだ状態となり、更にブ
ラシブラケット22が移動すると、接触部57aと濾過
部15bの山部との係合が解除され、スプリング部材5
7が隣の谷部に移動する。このとき、スプリング部材5
7の弾性力により隣の山部にスプリング部材57の接触
部57aが衝突する。この衝突により濾過部15bに付
着した塵埃を落とすことができる。
【0046】従って、ブラシブラケット22が上下に移
動すると、スプリング部材57の接触部57aがフィル
ター15における濾過部15bの山部を順に叩くことに
なる。この結果、濾過部15b全体を叩くことができる
ので、フィルター15に付着した塵埃を確実に落とすこ
とができる。
【0047】又、スプリング部材57の先端に接触部5
7aを設けたが、接触部57aの代わりにはけを設け、
このはけによってフィルター15の濾過部15bを清掃
するようにしてもよい。
【0048】尚、本実施例においては、床面清掃車のフ
ィルター15を清掃する清掃装置16に具体化したが、
フィルターが装着されているその他の装置全てに前記清
掃装置16を装着することも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、フ
ィルターに付着した塵埃を確実に落としてフィルターの
清掃効率を向上させることができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】床面清掃車の構成を示す概略構成図である。
【図2】フィルターを清掃する清掃装置の構成を示す斜
視図である。
【図3】移動制御用モータ及びブラシ回転用モータを駆
動制御する電気回路図である。
【図4】フィルターの清掃装置の別例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2…ダストボックス、15…フィルター、16…清掃装
置、18a…駆動手段としての駆動シャフト、18b…
駆動手段としての案内シャフト、21…駆動手段として
の移動制御用モータ、22…移動手段としてのブラシブ
ラケット、33…清掃手段としてのブラシ、57…清掃
手段としてのスプリング部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引装置によりダストボックス内の空気
    を強制的に吸引し、該ダストボックス内に浮遊する塵埃
    をフィルターに付着させ、前記フィルターに付着した塵
    埃を落とすフィルターの清掃装置において、 前記フィルターに対して移動する移動手段と、 前記移動手段を移動させる駆動手段と、 前記移動手段が駆動手段によりフィルターに対して移動
    する際、該フィルターに対して接触又は振動を与えて清
    掃する清掃手段とを備えたフィルターの清掃装置。
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