JPH0516053Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0516053Y2
JPH0516053Y2 JP10261386U JP10261386U JPH0516053Y2 JP H0516053 Y2 JPH0516053 Y2 JP H0516053Y2 JP 10261386 U JP10261386 U JP 10261386U JP 10261386 U JP10261386 U JP 10261386U JP H0516053 Y2 JPH0516053 Y2 JP H0516053Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
wiper blade
lock type
tip
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10261386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS638150U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10261386U priority Critical patent/JPH0516053Y2/ja
Publication of JPS638150U publication Critical patent/JPS638150U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0516053Y2 publication Critical patent/JPH0516053Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ワイパブレードの側部にワイパアー
ムの先端部を係止する方式の車両用ワイパ装置に
関する。
従来の技術 一般に車両用ワイパ装置は、ワイパブレードと
ワイパアームの係合位置の相違から、所謂サイド
ロツクタイプとセンタロツクタイプに大別され
る。すなわちサイドロツクタイプのワイパ装置
は、第3,4図に示したようにワイパブレード1
のプライマリレバー2側部にクリツプ部3が設け
られ、該クリツプ部3にワイパアーム4の先端部
5が係止されているものである(実開昭59−
116254号号公報参照)。一方センタロツクタイプ
のワイパ装置は、第5図に示したようにワイパブ
レード6のプライマリレバー2背面に、ワイパア
ーム4の先端部5と係合するクリツプ部3が設け
られたものであり、このセンタロツクタイプのワ
イパブレード6は前者よりブルードのガラス面へ
の圧接力確保上有利であることから一般的に使用
されている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら降雪地帯では、前記プライマリレ
バー2等に雪が附着して作動を阻害するのを防ぐ
ため、プライマリレバー2全体をゴムカバーで被
覆した、所謂スノーブレードが使用され、該スノ
ーブレードは前記クリツプ部3をゴムカバー外に
設定するので視界の都合上、サイドロツクタイプ
のワイパブレード1が用いられる。このため冬期
において第6図に実線で示したセンタロツクタイ
プのワイパブレード6から破線で示したサイドロ
ツクタイプのワイパブレード1に付け換えた場
合、該サイドロツクタイプのワイパブレード1
は、前者より側方に位置するものとなる。このた
め払拭作動時にセンタロツクタイプのワイパブレ
ード6とフロントウインドウ7側部のフロントピ
ラー8間に設定された所要の拭き残し量aは、サ
イドロツクタイプのワイパブレード1使用時には
減少した拭き残し量bとなる。このためサイドロ
ツクタイプのワイパブレード1使用時に、ワイパ
作動速度を“High”にした場合や、ワイパブレ
ード6が高速走行時の気流の影響を受けた場合等
に、該ワイパブレード1の先端1aがフロントピ
ラー8と干渉し異音を発生するおそれがあつた。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、センタロツクタイプのワイパブ
レードからサイドロツクタイプのワイパブレード
に付け換えた場合においても、払拭時のワイパブ
レード先端と周辺部材との干渉を回避し得る車両
用ワイパ装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、前記従来の問題点に鑑みて案出され
たもので、ワイパアームの自由端部にワイパブレ
ードの側部を係合して、前記ワイパブレードをワ
イパアームに対して略平行に延長してなる車両用
ワイパ装置において、前記ワイパブレードを、ワ
イパアーム自由端部の延長方向側の先端がワイパ
アーム自由端部の延長線上に位置するように偏向
配置したことを特徴としている。
作 用 前記構成において、ワイパアーム先端側部にワ
イパブレードを装着してなる所謂サイドロツクタ
イプのワイパ装置は、前記偏向によつて所謂セン
タロツクタイプのワイパ装置と同様に、ワイパブ
レードの先端がワイパアームの中心延長線上に位
置するものとなる。したがつてセンタロツクタイ
プのワイパブレードからサイドロツクタイプのワ
イパブレードに付け換えても、その先端はともに
ワイパアームに対して同位置に維持され、サイド
ロツクタイプのワイパブレードを使用した際のワ
イパブレード先端と周囲部材との干渉は回避され
る。
実施例 以下本考案の一実施例において図面に従つて説
明する。すなわち第1図に示したように、ワイパ
ブレード9は所謂サイドロツクタイプであつて、
ワイパーアーム4の自由端部たる先端部5に、ワ
イパブレード9のプライマリレーバ2の側部に固
設されたクリツプ部10が係合されている。
そして、このクリツプ部10は、プライマリレ
ーバ2の側面に直交する仮想線1に対して、ワ
イパブレード9のワイパーアーム先端部5の延長
方向側の先端9a方向へθ°傾いた状態で突設され
ている。したがつて、該クリツプ部10をワイパ
ーアーム先端部5に前述の如く係合させると、ワ
イパブレード9は、その先端9aがワイパーアー
ム先端部5の中心延長線2上に位置するように
偏向配置される。
以上の構成に係る本実施例において、第5図を
もつて既説したセンタロツクタイプのワイパブレ
ード6を使用した際には、その背面にクリツプ部
3が設けられていることから、第2図に破線で示
したようにこのセンタロツクタイプのワイパブレ
ード6はワイパブレード4の中心延長線2に沿
つて延在し、必然的に先端6aはこの中心延長線
2上に位置するものとなる。そして降雪時等、
必要に応じてサイドロツクタイプのワイパブレー
ド9に付け換えると、ワイパアーム4の先端部5
と前記クリツプ部10との係合によつて前記ワイ
パブレード9は偏向し、その先端9aは前述した
ようにワイパアーム4の中心延長線2上に位置
するものとなる。したがつて同図に示したよう
に、いずれのタイプのワイパブレード6,9を使
用した場合においても各先端部6a,9aは前中
心延長部2上に位置し、フロントウインドウ7
側部のフロントピラー8との間に所要の拭き残し
量aが得られる。このためサイドロツクタイプの
ワイパブレード9使用時に、ワイパ作動速度を
“High”にし、あるいはワイパブレード9が高速
走行時の気流の影響を受けても、その先端9aが
フロントピラー8に干渉してしまうようなことは
なく、この干渉に起因する異音の発生を解消する
ことができるのである。
考案の効果 以上説明したように本考案は、ワイパアームの
自由端部にワイパブレードの側部を係合した構造
において、前記ワイパブレードを、ワイパアーム
自由端部の延長方向側の先端が前記自由端部の延
長線上に位置するように偏向配置した。依つて、
斯かるサイドロツクタイプにあつても、センタロ
ツクタイプのものと同様にワイパブレードの先端
がワイパアームの中心延長線上に位置するものと
なる。したがつてセンタロツクタイプのワイパブ
レードからサイドロツクタイプのワイパブレード
に付け換えても、前記先端はともにワイパアーム
に対して同位置に維持され、同様の拭き残し量が
設定される。このためワイパ作動時のワイパブレ
ード先端と周囲部材との干渉は回避され、この干
渉に起因する異音の発生を解消することができる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面説明図、
第2図は同実施例の作用を示す平面説明図、第3
図は、サイドロツクタイプのワイパブレードを示
す斜視図、第4図は同タイプのワイパブレードを
示す平面説明図、第5図はセンタロツクタイプの
ワイパブレードを示す平面説明図、第6図は、セ
ンタロツクタイプのワイパブレードとサイドロツ
クタイプのワイパブレードとの拭き残し量を示す
説明図である。 1,9……(サイドロツクタイプの)ワイパブ
レード、4……ワイパアーム、5……(ワイパア
ームの)先端部(自由端部)、6……(センタロ
ツクタイプ)ワイパブレード、9a……(ワイパ
ブレードの)先端、2……中心延長線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワイパアームの自由端部にワイパブレードの側
    部を係合して、前記ワイパブレードをワイパアー
    ムに対して略平行に延長してなる車両用ワイパ装
    置において、前記ワイパブレードを、ワイパアー
    ム自由端部の延長方向側の先端がワイパアーム自
    由端部の延長線上に位置するように偏向配置した
    ことを特徴とする車両用ワイパ装置。
JP10261386U 1986-07-03 1986-07-03 Expired - Lifetime JPH0516053Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10261386U JPH0516053Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10261386U JPH0516053Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS638150U JPS638150U (ja) 1988-01-20
JPH0516053Y2 true JPH0516053Y2 (ja) 1993-04-27

Family

ID=30974417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10261386U Expired - Lifetime JPH0516053Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0516053Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS638150U (ja) 1988-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4570284A (en) Wiper blade with air deflecting device
JPH03132450A (ja) 自動車の窓拭きワイパー用気流偏向器
US3874019A (en) Windshield wiper adapter
JPS6112289Y2 (ja)
US4641390A (en) Windshield wiper extension mechanism
US4912802A (en) Screen wiper assembly
JPH0516053Y2 (ja)
GB1599534A (en) Windscreen wiper
US5136749A (en) Glass wiper blade of great suppleness, particularly for very curved windows of automotive vehicles
JPH06278576A (ja) ワイパーブレードのためのエアフォイル
JPS60146747A (ja) 自動車の後部導風装置
JPS61115755A (ja) 4節リンク式ワイパ
JPH0640046Y2 (ja) ワイパ装置
KR102461203B1 (ko) 와이퍼 장치
KR960040898A (ko) 와이퍼 장치
JP2518824B2 (ja) ワイパ−ブレ−ドの浮き上がり防止装置
ES295904U (es) Dispositivo limpiaparabrisas.
JPH09164916A (ja) ワイパーブレード
JPH0726266U (ja) ワイパブレード
JPH0532184U (ja) 車両用ワイパーブレードラバー
JPS6333717Y2 (ja)
KR200165827Y1 (ko) 차량용 와이퍼 블레이드 어셈블리
KR100485016B1 (ko) 차량 와이퍼의 브레이드
JPS632351Y2 (ja)
JP2593675Y2 (ja) ワイパー装置