JPH05159Y2 - - Google Patents

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JPH05159Y2
JPH05159Y2 JP1987121870U JP12187087U JPH05159Y2 JP H05159 Y2 JPH05159 Y2 JP H05159Y2 JP 1987121870 U JP1987121870 U JP 1987121870U JP 12187087 U JP12187087 U JP 12187087U JP H05159 Y2 JPH05159 Y2 JP H05159Y2
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JP
Japan
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ironing
ironing board
rotating shaft
rotating
cavity
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JP1987121870U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、洗濯された衣料品を熱板とアイロ
ン台との間で挟んでアイロン仕上げするアイロン
仕上げ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
本出願人は、実願昭62−9045号(実開平01−
025098号公報参照)において、第1図及び第2図
に示すごとく、上下方向の回転軸1に放射状に取
付けた回転アーム2上に、移動テーブル3,4を
介して複数のアイロン台A,B,Cを取付け、そ
の移動テーブル3,4の移動軌跡上の所定位置上
部に熱板5を設けた回転式アイロン仕上げ装置を
提案している。
このアイロン仕上げ装置では、アイロン台を順
次熱板5下方のプレス位置aに移動させて、熱板
5との間で衣料品を挟圧することにより、複数種
類の衣料品を仕上げることができ、従来の仕上げ
装置の複数台分の作業を1台で置き換えることが
できるという利点がある。
ところで、アイロン仕上げ作業においては、ア
イロン作業を繰り返し行なつた場合に、熱板の熱
がアイロン台に伝わつてアイロン台の上面が高熱
状態になり、このため衣料品をアイロン台にセツ
トした段階で衣料品内部の水分が蒸発してしま
い、乾燥度合によつては衣料品に霧吹き作業を施
す必要が生じる。
このような不具合に対処するため、従来、第3
図のようにアイロン台の内部に空気の吸引通路と
なる空洞19を設けてアイロン台を吸引式にした
ものがある。これは、空洞内の空気を吸引するこ
とにより、アイロン台上面を低温にして、それに
セツトする衣料品の乾燥しすぎを防止すると共
に、アイロン時に衣料品からでる蒸気を同時に吸
入して作業性を向上させる効果がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記のアイロン台の吸引構造を、上
述した回転式アイロン仕上げ装置に適用する場
合、各アイロン台と空気吸引装置とをそれぞれ接
続パイプや継手等で連結すると、アイロン台を回
転させた際にパイプ等がからまつてアイロン台の
動きを阻害する不具合があり、又、複数のアイロ
ン台に対してパイプ等を接続すると、構造が複雑
になつて組付け作業に多くの手間がかかるという
問題点がある。
この考案は、上記の問題を解決し、回転するア
イロン台の動きを阻害せず、しかも簡単な構造で
アイロン台と空気吸引器との配管を行なえるよう
にしたアイロン仕上げ装置を提供することを目的
としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題を解決するため、この考案は、上下
方向の回転軸に放射状に取付けた回転アーム上
に、内部に空気の吸引通路となる空洞を備える複
数のアイロン台を取付け、回転アームを回転させ
て各アイロン台を定位置に順次移動させ、衣料品
を熱板とアイロン台との間で挟んでアイロン仕上
げするアイロン仕上げ装置において、回転軸を空
間構造としてその内部を各アイロン台の空洞に連
結させ、かつ、その回転軸内に、空気吸引器を回
転軸が回転可能に接続した構成とするものであ
る。
〔作用〕
上記のように構成されるアイロン仕上げ装置に
おいては、回転軸内部を通して空気を流通させる
ことができ、回転軸の回転が自由に行なえると共
に、パイプや継手等が連結具が省かれて連結構造
が簡略化できる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図乃至第3図に示すように、基台6上に
は、上下方向に立設する支軸7の周囲に、ベアリ
ング8を介して回転軸1が回転可能に取付けら
れ、その回転軸1の上部に回転アーム2,2が設
けられている。回転アーム2,2の両端部には、
対称に位置させて一対のテーブル3,4が取付け
られており、この両テーブル3,4は、回転軸1
の下端に連結したシリンダ9が伸縮することによ
り、180度回転して交互にプレス位置aに移動す
る。
上記一対のテーブル3,4のうち、テーブル3
には、支持部材10と支持棒12を介してアイロ
ン台Aとアイロン台Bが、また、テーブル4に
は、支持部材11と支持棒13を介してアイロン
台Cが取付けられている。これら支持棒12,1
3は、それれぞれ回転アーム2の両端部に設けた
軸受け14に、上下動可能に嵌まり合つており、
基台6上には、プレス位置にきた支持棒12の下
方に位置させてプレスシリンダ装置15が設けら
れている。このプレスシリンダ装置15は、プレ
ス位置にアイロン台の一方が反転して停止する
と、ピストン15aが伸長して支持棒12,13
を押し上げ、アイロン台A,B又はアイロン台C
の上面を、熱板5に圧着する。
熱板5は、支軸7と複数の支柱16を介して設
けた支持梁17の下部に固定されており、その下
面のプレス面5aはアイロン台AとB、及びアイ
ロン台Cの上面をカバーする大きさに設定されて
いる。この熱板5は、内部に蒸気室を設けて蒸気
が加熱するか、電気ヒータ等により加熱される。
上記の回転軸1と回転アーム2は、第3図に示
すように、それぞれ内部に空洞が設けられて中空
構造になつており、回転軸1の上部には、回転ア
ーム2の内部に連通する開口18が設けられてい
る。
また、各アイロン台A,B,Cは、内部に空気
が流通する空洞19を設け、その上部に、多孔の
ばね受け板20と圧縮ばね21を介して通気性を
有するパツド材22を設けたもので、上記空洞1
9は、アイロン台A,Bの場合は、支持部材10
内部と接続管23を介して、アイロン台Cの場合
は、接続管24を介してそれぞれ回転アーム2の
内部に連通している。上記接続管23,24は、
回転アーム2に連結するさや25と、支持部材1
0又はアイロン台Cに、それぞれゴム管26,2
7を介して連結したパイプ28とから成つてお
り、このパイプ28は、さや25の内部にプレス
時におけるアイロン台の移動ストローク以上の長
さで摺動可能に嵌まり合つている。
また、回転軸1の下部には、空気吸引器29に
連通する吸気管30が、パツキン材31を介して
回転可能に連結しており、吸気管30が静止状態
で回転軸1が吸気管30内部で自由に回動できる
ようになつている。又、回転軸1の側壁には、吸
気管30に連通する開口32が形成されている。
この実施例は上記のような構成であり、第1図
においてプレス位置にあるアイロン台A,Bの上
面に衣料品を載せ、プレスシリンダ装置15の作
動によりアイロン台A,Bを押し上げて熱板5と
の間で衣料品を圧着してアイロン仕上げする。こ
の作業中、空気吸引器29は常に作動させてお
く。この場合、アイロン台の空洞19内の空気は
接続管23→回転アーム2→回転軸1→吸気管3
0→空気吸引器29と流れて、アイロン台A,
B,Cの空洞19内は負圧となり、アイロン台上
面に載せた衣料品から熱を奪つて低温状態にする
と共に、プレス作業中に発生する蒸気を吸収す
る。
上記のようにアイロン台A,Bでアイロン仕上
げを行なつている間に、アイロン台Cに衣料品を
載せ、アイロン台A,Bの仕上げが終了すると、
アイロン台Aを下降させ、シリンダ9の作動によ
り回転軸1を180度回転させて、アイロン台Cを
プレス位置に移動させる。
このように、この実施例のアイロン仕上げ装置
では、アイロン台の回転移動中、回転軸1の内部
を通して空気が流れ、また連結パイプなどがから
みつくことがないので、アイロン台の回転が阻害
されることがなく、自由にテーブル3,4の反転
を繰り返すことができる。
なお、回転軸1と、各アイロン台A,B,Cの
接続管23,24との間を可撓性パイプなどで接
続してもよく、これでも上記と同様の効果を得る
ことができる。一方、この実施例のように回転ア
ーム2を中空とし、その内部を空気の吸引通路に
利用するパイプ等の部品が省かれて部品点数が少
なくなり、より簡単な構造による利点がある。
〔考案の効果〕
この考案は、以上のように構成して、回転軸の
内部を空気の吸収通路となるようにしたので、回
転軸とアイロン台を自由に回転させることがで
き、また回転軸の回転運動に関係なく吸引を連続
して行なうことができるので、吸引効果を十分に
あげることができる。また、複数のアイロン台に
対するパイプや継手などの連結具を省くことがで
きるので、装置の構造が簡略化され、その組付け
作業も容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るアイロン仕上げ装置
の正面図、第2図は同上の側面図、第3図は同上
の一部縦断正面図である。 1……回転軸、2……回転アーム、5……熱
板、19……空洞、29……空気吸引器、30…
…吸気管、A,B,C……アイロン台、a……プ
レス位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向の回転軸に放射状に取付けた回転アー
    ム上に、内部に空気の吸引通路となる空洞を備え
    る複数のアイロン台を取付け、前記回転アームを
    回転させて各アイロン台を定位置に順次移動さ
    せ、衣料品を熱板とアイロン台との間で挟んでア
    イロン仕上げするアイロン仕上げ装置において、
    上記回転軸を、中空構造としてその内部を前記ア
    イロン台の空洞に連通させ、かつ、その回転軸内
    に、空気吸引器を回転軸が回転可能に接続したこ
    とを特徴とするアイロン仕上げ装置。
JP1987121870U 1987-08-06 1987-08-06 Expired - Lifetime JPH05159Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987121870U JPH05159Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987121870U JPH05159Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6425098U JPS6425098U (ja) 1989-02-10
JPH05159Y2 true JPH05159Y2 (ja) 1993-01-05

Family

ID=31369275

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987121870U Expired - Lifetime JPH05159Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2772332B2 (ja) * 1993-06-22 1998-07-02 株式会社レンタルのニッケン 車輛の横移動装置
JP5679857B2 (ja) * 2011-02-21 2015-03-04 株式会社三幸社 カラーの伸張機能付きシャツ仕上げ機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5217590U (ja) * 1975-07-25 1977-02-07
JPS628880U (ja) * 1985-07-03 1987-01-20
JPS6229080A (ja) * 1985-07-30 1987-02-07 松下電器産業株式会社 ネジ止め端子

Patent Citations (3)

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JPS6425098U (ja) 1989-02-10

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