JPH05159671A - 高電圧遮断器 - Google Patents
高電圧遮断器Info
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- JPH05159671A JPH05159671A JP3097392A JP9739291A JPH05159671A JP H05159671 A JPH05159671 A JP H05159671A JP 3097392 A JP3097392 A JP 3097392A JP 9739291 A JP9739291 A JP 9739291A JP H05159671 A JPH05159671 A JP H05159671A
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- volume
- arc
- blower
- piston
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/70—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/88—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts
- H01H33/90—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism
- H01H33/901—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism making use of the energy of the arc or an auxiliary arc
- H01H33/903—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism making use of the energy of the arc or an auxiliary arc and assisting the operating mechanism
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- Circuit Breakers (AREA)
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Arc Welding Control (AREA)
- Lasers (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】製造が簡単に出来る絶縁ガス自動送風式の直列
アーク式高圧遮断器をを提供すること。 【構成】遮断器の開成を容易にするために、圧力を容積
内部ＶＺに発生させることができる二次アーク接触子２
５，２６を備え、全ての電気的接触子が容積の外部に配
置されている形式の絶縁性ガスをアークに吹きつける高
電圧遮断器。
アーク式高圧遮断器をを提供すること。 【構成】遮断器の開成を容易にするために、圧力を容積
内部ＶＺに発生させることができる二次アーク接触子２
５，２６を備え、全ての電気的接触子が容積の外部に配
置されている形式の絶縁性ガスをアークに吹きつける高
電圧遮断器。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、開成操作時に主アーク
と直列に二次アークを発生させることの可能な二次ア−
ク接触子を備え、この二次アークのエネルギを遮断器の
操作に利用するような形式の、絶縁性ガス自動送風式の
直列ア−ク式高電圧遮断器に関する。
と直列に二次アークを発生させることの可能な二次ア−
ク接触子を備え、この二次アークのエネルギを遮断器の
操作に利用するような形式の、絶縁性ガス自動送風式の
直列ア−ク式高電圧遮断器に関する。
【０００２】
【従来の技術】斯る形式の遮断器は例えばフランス特許
第２、６１０、７６３号に記載されている。
第２、６１０、７６３号に記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、製造
が簡単な、特に二次アーク発生部の製造が簡単な、前述
した形式の遮断器を提供することにある。
が簡単な、特に二次アーク発生部の製造が簡単な、前述
した形式の遮断器を提供することにある。
【０００４】本発明の他の目的は、二次アーク領域に摺
動接触子の無い遮断器を提供することにある。即ち、こ
の領域は絶縁性ガスの分解生成物により汚染されている
ので、摺動接触子の品質を劣化させることがあるからで
ある。
動接触子の無い遮断器を提供することにある。即ち、こ
の領域は絶縁性ガスの分解生成物により汚染されている
ので、摺動接触子の品質を劣化させることがあるからで
ある。
【０００５】本発明の他の目的は、絶縁ピストンの無い
遮断器を提供することにある。この種の絶縁ピストンは
製造が高価につく共に、摩耗を受けるので頻繁な交換を
要するからである。
遮断器を提供することにある。この種の絶縁ピストンは
製造が高価につく共に、摩耗を受けるので頻繁な交換を
要するからである。
【０００６】本発明の他の目的は、可動部が軽量で、従
って、動作のために僅かな駆動エネルギしか必要としな
いような、遮断器を提供することにある。
って、動作のために僅かな駆動エネルギしか必要としな
いような、遮断器を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、加圧された絶
縁性ガスを含む高電圧遮断器を提供するものであり、こ
の遮断器は各段階毎に少なくとも１つの遮断室を備え、
前記遮断室は前記ガスで充填された絶縁ケ−スを備えて
おり、第１の端子に電気的に接続された固定主接触子と
固定アーク接触子とを備えたアッセンブリと、駆動機構
を備えた可動アッセンブリであって、前記駆動機構が、
可動アーク接触子を構成する第１筒から形成された部分
と、該第１筒と同軸的な第２筒とに一体化されており、
該第２筒が送風ノズルを担持すると共に永続的可動接触
子を構成する第１端部を有しており、前記第１及び第２
筒が、該第１筒及び第２筒を連結する穿孔された鍔部
と、送風用固定ピストンとによって閉鎖された送風用容
積を画成するようになった可動アッセンブリと、前記送
風用ピストンに関し前記送風用容積とは反対側に位置す
る第２容積内に配置された２つの二次アーク接触子とを
含んでおり、前記送風用ピストンは前記第１筒と同軸的
な金属による第３筒によって支持されており、該第３筒
は、該第１筒と協働しかつ該第１筒と一体化された第２
ピストンと協働して前記第２容積を画成しており、前記
第３筒は、絶縁筒状部分を介して、当該遮断器の第２端
子に電気的に接続された第４筒に固定されており、前記
第２筒が前記第３筒の外側部に電気的に接触すると共に
前記第４筒に電気的に接続されたフィンガに電気的に接
触する第２端部を有しており、前記二次アーク接触子の
一方の接触子が前記第３筒に固定され他方の接触子が前
記第４筒に固定されており、該二次アーク接触子が、前
記可動アッセンブリと一体化されており絶縁部分と金属
部分とを備えた筒に接触可能であり、該２つの筒状部分
のそれぞれの位置及び長さが、係合位置においては少な
くとも１つの二次ア−ク接触子が当該絶縁部分と接触
し、開成時には２つの二次ア−ク接触子が先ず同時に当
該金属部分と接触し、次に前記二次ア−ク接触子の少な
くとも１つが当該金属部分から離れるように選ばれる。
縁性ガスを含む高電圧遮断器を提供するものであり、こ
の遮断器は各段階毎に少なくとも１つの遮断室を備え、
前記遮断室は前記ガスで充填された絶縁ケ−スを備えて
おり、第１の端子に電気的に接続された固定主接触子と
固定アーク接触子とを備えたアッセンブリと、駆動機構
を備えた可動アッセンブリであって、前記駆動機構が、
可動アーク接触子を構成する第１筒から形成された部分
と、該第１筒と同軸的な第２筒とに一体化されており、
該第２筒が送風ノズルを担持すると共に永続的可動接触
子を構成する第１端部を有しており、前記第１及び第２
筒が、該第１筒及び第２筒を連結する穿孔された鍔部
と、送風用固定ピストンとによって閉鎖された送風用容
積を画成するようになった可動アッセンブリと、前記送
風用ピストンに関し前記送風用容積とは反対側に位置す
る第２容積内に配置された２つの二次アーク接触子とを
含んでおり、前記送風用ピストンは前記第１筒と同軸的
な金属による第３筒によって支持されており、該第３筒
は、該第１筒と協働しかつ該第１筒と一体化された第２
ピストンと協働して前記第２容積を画成しており、前記
第３筒は、絶縁筒状部分を介して、当該遮断器の第２端
子に電気的に接続された第４筒に固定されており、前記
第２筒が前記第３筒の外側部に電気的に接触すると共に
前記第４筒に電気的に接続されたフィンガに電気的に接
触する第２端部を有しており、前記二次アーク接触子の
一方の接触子が前記第３筒に固定され他方の接触子が前
記第４筒に固定されており、該二次アーク接触子が、前
記可動アッセンブリと一体化されており絶縁部分と金属
部分とを備えた筒に接触可能であり、該２つの筒状部分
のそれぞれの位置及び長さが、係合位置においては少な
くとも１つの二次ア−ク接触子が当該絶縁部分と接触
し、開成時には２つの二次ア−ク接触子が先ず同時に当
該金属部分と接触し、次に前記二次ア−ク接触子の少な
くとも１つが当該金属部分から離れるように選ばれる。
【０００８】特別な実施例においては、前記第２筒の前
記第２端部は、前記フィンガが当接する円筒形外側部分
を有すると共に前記第３筒と協動する摺動接触子の装着
された円筒形内側部分を有する環部に形成されている。
記第２端部は、前記フィンガが当接する円筒形外側部分
を有すると共に前記第３筒と協動する摺動接触子の装着
された円筒形内側部分を有する環部に形成されている。
【０００９】前記送風用ピストンは、ガスが前記送風用
容積の内部から外部へと通過するのを許容する校正され
た一方向弁を装着している。
容積の内部から外部へと通過するのを許容する校正され
た一方向弁を装着している。
【００１０】前記送風用ピストンは、ガスが前記送風用
容積の外部から内部へと通過することしか許容しない一
方向弁を装着している。
容積の外部から内部へと通過することしか許容しない一
方向弁を装着している。
【００１１】前記第２ピストンは、ガスが前記第２容積
の外部から内部へと通過することしか許容しない一方向
弁を装着している。
の外部から内部へと通過することしか許容しない一方向
弁を装着している。
【００１２】
【実施例】本発明は、添付図面を参照した以下の実施例
の記載によって良く理解できるであろう。
の記載によって良く理解できるであろう。
【００１３】次に、１つの遮断室について記述するが、
高電圧遮断器は、各段階毎に以下に述べる形式の複数の
遮断室を備えていることは当然理解されるべきである。
高電圧遮断器は、各段階毎に以下に述べる形式の複数の
遮断室を備えていることは当然理解されるべきである。
【００１４】図において、参照番号１は絶縁ケ−スを表
し、好ましくは磁器で形成されている。絶縁ケ−スは、
良好な絶縁特性を有するガス、例えば六フッ化硫黄が数
バールの圧力以下で充填してある室２を画成している。
し、好ましくは磁器で形成されている。絶縁ケ−スは、
良好な絶縁特性を有するガス、例えば六フッ化硫黄が数
バールの圧力以下で充填してある室２を画成している。
【００１５】固定アッセンブリは金属筒からなるアーク
接触子３を備え、この端部３Ａはアーク作用に耐えられ
る材料、例えばタングステンをベースとする合金で形成
されている。この固定アッセンブリは、また放電防止キ
ャップ５によって保護されているフィンガから成る永続
的接触子４を備えている。アーク接触子と永続的接触子
の両者は、図示されていない第１の端子に電気的に接続
してある。
接触子３を備え、この端部３Ａはアーク作用に耐えられ
る材料、例えばタングステンをベースとする合金で形成
されている。この固定アッセンブリは、また放電防止キ
ャップ５によって保護されているフィンガから成る永続
的接触子４を備えている。アーク接触子と永続的接触子
の両者は、図示されていない第１の端子に電気的に接続
してある。
【００１６】可動装置は絶縁材料の筒で構成された駆動
部６を備えており、この駆動部は室２の壁を気密に通過
していると共に図示されていない機構に接続してある。
部６を備えており、この駆動部は室２の壁を気密に通過
していると共に図示されていない機構に接続してある。
【００１７】駆動部には、２本の筒７及び８からなる金
属製アッセンブリが連結してある。これらの筒７及び８
は同軸的であり、金属鍔部９によって互いに連結されて
いる。これらの筒及び鍔部は、好ましくは、単一部品と
して機械加工されている。
属製アッセンブリが連結してある。これらの筒７及び８
は同軸的であり、金属鍔部９によって互いに連結されて
いる。これらの筒及び鍔部は、好ましくは、単一部品と
して機械加工されている。
【００１８】筒７は永続的アーク接触子を構成する。こ
の端部７Ａはアーク作用に耐えられる材料で形成してあ
ると共に、接触子３−３Ａと協動する。
の端部７Ａはアーク作用に耐えられる材料で形成してあ
ると共に、接触子３−３Ａと協動する。
【００１９】筒８の第１端部８Ａは縮径されており、絶
縁材料からなる送風ノズル１０を担持している。
縁材料からなる送風ノズル１０を担持している。
【００２０】筒状部８Ａはこの遮断器の永続的可動接触
子を構成するもので、図１に示したように遮断器が係合
位置にある際にはフィンガ４と協動する。
子を構成するもので、図１に示したように遮断器が係合
位置にある際にはフィンガ４と協動する。
【００２１】この遮断器の第２端子（図示せず）に電気
的に接続された固定金属筒１１は、金属フィンガ１３を
支持している鍔部１２を担持している。遮断器が係合位
置にある際、フィンガは筒８よりも厚い環形状で形成さ
れている筒８の端部８Ｂと電気的に接触している。この
接触は環部８Ｂの円筒形外表面の部分で行われる。さら
に、この環部は、好ましくは、筒７及び８並びに鍔部９
と共に同じ単一の部品を形成していると理解されてい
る。
的に接続された固定金属筒１１は、金属フィンガ１３を
支持している鍔部１２を担持している。遮断器が係合位
置にある際、フィンガは筒８よりも厚い環形状で形成さ
れている筒８の端部８Ｂと電気的に接触している。この
接触は環部８Ｂの円筒形外表面の部分で行われる。さら
に、この環部は、好ましくは、筒７及び８並びに鍔部９
と共に同じ単一の部品を形成していると理解されてい
る。
【００２２】金属筒１４は、好ましくは筒１１の直径と
同等な直径を有し、絶縁材料製の筒状部１５によって筒
１１に固定されている。この金属筒１４は金属ピストン
１６に機械的に連結してあり、摺動可能なこのピストン
は筒７及び８と鍔部９によって画成された環状容積Ｖ１
内で摺動できる。筒１４及び１５、接触子１３並びにピ
ストン１６は、全て固定筒１１に固定されているので、
遮断器の固定要素である。
同等な直径を有し、絶縁材料製の筒状部１５によって筒
１１に固定されている。この金属筒１４は金属ピストン
１６に機械的に連結してあり、摺動可能なこのピストン
は筒７及び８と鍔部９によって画成された環状容積Ｖ１
内で摺動できる。筒１４及び１５、接触子１３並びにピ
ストン１６は、全て固定筒１１に固定されているので、
遮断器の固定要素である。
【００２３】ピストンは密封部材１７を備えている。こ
のピストンには容積Ｖ１の内部の圧力を制限するために
校正されたバルブ１８が備えられている。この弁は、後
述するように、弱電流を遮断する際に作動する。このピ
ストンは、またガスが外部から容積Ｖ１の内部へと通過
することしか許容しない一方向弁１９を備えている。こ
の弁はピストンを貫通する穴２０に覆い被さる単なる座
金である。
のピストンには容積Ｖ１の内部の圧力を制限するために
校正されたバルブ１８が備えられている。この弁は、後
述するように、弱電流を遮断する際に作動する。このピ
ストンは、またガスが外部から容積Ｖ１の内部へと通過
することしか許容しない一方向弁１９を備えている。こ
の弁はピストンを貫通する穴２０に覆い被さる単なる座
金である。
【００２４】ガスがノズル１０を通過するのを許容する
ため、鍔部９には穴９Ａが穿孔してある。
ため、鍔部９には穴９Ａが穿孔してある。
【００２５】環部８Ｂの円筒形内側面上で、摺動電気接
触子２２は筒１４に当接している。環部８Ｂにはそれを
軽量化すると共にガスの循環を容易にするために穴２３
が穿孔してある。
触子２２は筒１４に当接している。環部８Ｂにはそれを
軽量化すると共にガスの循環を容易にするために穴２３
が穿孔してある。
【００２６】絶縁部１５の両側において、筒１４及び筒
１１のそれぞれは、二次アーク接触子の２つの要素２５
及び２６の各１つを保持している。これらの構成要素は
筒の部分で構成されており、これらの終端はアーク作用
に耐えられる合金で形成されている。
１１のそれぞれは、二次アーク接触子の２つの要素２５
及び２６の各１つを保持している。これらの構成要素は
筒の部分で構成されており、これらの終端はアーク作用
に耐えられる合金で形成されている。
【００２７】接触子２５及び２６は、筒７に固定されて
いる、従って筒７と共に移動する切換え筒と協動してお
り、この切換え筒は絶縁部２８と、終端がアーク作用に
耐えられる合金で形成されている金属部２９とを備えて
いる。
いる、従って筒７と共に移動する切換え筒と協動してお
り、この切換え筒は絶縁部２８と、終端がアーク作用に
耐えられる合金で形成されている金属部２９とを備えて
いる。
【００２８】この遮断器は、さらに、駆動筒６の重要な
部分を占めている金属ピストン３０を備えている。この
ピストンは密封部材３１と一方向弁３２とを備えてい
る。この一方向弁は、ガスが外部から筒７及び１４とピ
ストン１６及び３０によって構成されている容積Ｖ２の
内部へと通過することしか許容しないようになってい
る。
部分を占めている金属ピストン３０を備えている。この
ピストンは密封部材３１と一方向弁３２とを備えてい
る。この一方向弁は、ガスが外部から筒７及び１４とピ
ストン１６及び３０によって構成されている容積Ｖ２の
内部へと通過することしか許容しないようになってい
る。
【００２９】この遮断器の動作は次の通りである。
【００３０】係合位置（図１）においては、電流はフィ
ンガ４、筒８Ａ−８−８Ｂ、フィンガ１３、鍔部１２、
及び筒１１を通る。
ンガ４、筒８Ａ−８−８Ｂ、フィンガ１３、鍔部１２、
及び筒１１を通る。
【００３１】強電流の遮断 短絡電流の場合である。
【００３２】駆動筒が作動され、図の右方へ移動する。
【００３３】永続的接触子４と８Ａとが離れ（図２）、
電流はアーク接触子３及び７Ａに切換えられる。フィン
ガ１３は環部８Ｂから離れるが、接触子２５及び２６は
切換え筒の金属部分と接触するに至る。従って、電流は
次の経路、筒３、筒７、鍔部９、筒８、環部８Ｂ、接触
子２２、筒１４、接触子２５、筒２９、接触子２６、及
び、筒１１を選ぶ。
電流はアーク接触子３及び７Ａに切換えられる。フィン
ガ１３は環部８Ｂから離れるが、接触子２５及び２６は
切換え筒の金属部分と接触するに至る。従って、電流は
次の経路、筒３、筒７、鍔部９、筒８、環部８Ｂ、接触
子２２、筒１４、接触子２５、筒２９、接触子２６、及
び、筒１１を選ぶ。
【００３４】アーク接触子３Ａと７Ａが離れると（図
３）、これらの間で主アーク５０が飛ぶ。ほぼ同時に、
接触子２５と接触子２９とが離れ、二次アーク５１が容
積Ｖ２内で飛ぶ。この二次アークは容積Ｖ２内のガスを
加熱するので、圧力を増大させる。このガスの加熱及び
圧力増大は、ピストン３０に作用することで駆動筒にエ
ネルギを与えることにより開成駆動を助勢することにな
ると共に、一方向弁１８を閉じて一次アークにガスを吹
きつけること、すなわち容積Ｖ１内のすべてのガスを吹
きつけることに寄与することになる。。
３）、これらの間で主アーク５０が飛ぶ。ほぼ同時に、
接触子２５と接触子２９とが離れ、二次アーク５１が容
積Ｖ２内で飛ぶ。この二次アークは容積Ｖ２内のガスを
加熱するので、圧力を増大させる。このガスの加熱及び
圧力増大は、ピストン３０に作用することで駆動筒にエ
ネルギを与えることにより開成駆動を助勢することにな
ると共に、一方向弁１８を閉じて一次アークにガスを吹
きつけること、すなわち容積Ｖ１内のすべてのガスを吹
きつけることに寄与することになる。。
【００３５】弱電流の遮断 この装置( 遮断器) の定格電流より小さいかそれに等し
い電流の場合である。動作は前述したものに近いが、こ
の場合には、遮断すべき電流は弱いので、二次アーク５
１は容積Ｖ１内の圧力に抗して弁１８を閉じるには不十
分なエネルギしか生じない。容積Ｖ１内の圧力は校正さ
れた弁１８によって制限される。
い電流の場合である。動作は前述したものに近いが、こ
の場合には、遮断すべき電流は弱いので、二次アーク５
１は容積Ｖ１内の圧力に抗して弁１８を閉じるには不十
分なエネルギしか生じない。容積Ｖ１内の圧力は校正さ
れた弁１８によって制限される。
【００３６】弁３２が開いて、容積Ｖ２をガスで充填す
るので、容積Ｖ２内に圧力降下はない。
るので、容積Ｖ２内に圧力降下はない。
【００３７】遮断器の閉成 遮断器の閉成は、駆動筒６が図の左方へ変位することに
より起こる。この動作の際には弁１９が開くので、圧力
低下又は圧力上昇は克服される必要がない。このような
閉成操作は僅かな駆動エネルギしか必要としない。
より起こる。この動作の際には弁１９が開くので、圧力
低下又は圧力上昇は克服される必要がない。このような
閉成操作は僅かな駆動エネルギしか必要としない。
【００３８】本発明の遮断器は簡単でそれゆえ安価であ
り、コンパクト、従って、堅牢かつ堅固であり、アーク
領域内に電気接触子がないのでメンテナンスが一層低減
されている構造を有している。
り、コンパクト、従って、堅牢かつ堅固であり、アーク
領域内に電気接触子がないのでメンテナンスが一層低減
されている構造を有している。
【００３９】本発明は高電圧遮断器の製造に適用され
る。
る。
【図１】本発明の遮断器の遮断室の軸方向半断面の一部
の模式図であり、遮断器が係合位置にあるところを示
す。
の模式図であり、遮断器が係合位置にあるところを示
す。
【図２】同遮断室の軸方向半断面の一部の模式図であ
り、遮断器が釈放の開始時にあるところを示す。
り、遮断器が釈放の開始時にあるところを示す。
【図３】同遮断室の一部の模式図であり、遮断器が釈放
操作の後段階にあるところを示す。
操作の後段階にあるところを示す。
１ 絶縁ケ−ス ２ 遮断室 ３ アーク接触子 ４ 固定接触子 ６ 駆動部 ７ 第１筒 ８ 第２筒 ９、１２ 鍔部 １０ 送風ノズル １１ 第４筒 １４ 第３筒 １６ 固定ピストン ２５、２６ 二次アーク接触子 ３０ 第２ピストン Ｖ１ 送風用容積 Ｖ２ 第２容積
Claims (5)
- 【請求項１】 加圧された絶縁性ガスを含む高電圧遮断
器であって、各段階毎に少なくとも１つの遮断室を備え
ており、前記遮断室は前記ガスで充填された絶縁ケ−ス
を備えており、 第１の端子に電気的に接続された固定主接触子と固定ア
ーク接触子とを備えたアッセンブリと、 駆動機構を備えた可動アッセンブリであって、前記駆動
機構が、可動アーク接触子を構成する第１筒から形成さ
れた部分と、該第１筒と同軸的な第２筒とに一体化され
ており、該第２筒が送風ノズルを担持すると共に永続的
可動接触子を構成する第１端部を有しており、前記第１
及び第２筒が、該第１筒及び第２筒を連結する穿孔され
た鍔部と、送風用固定ピストンとによって閉鎖された送
風用容積を画成するようになった可動アッセンブリと、 前記送風用ピストンに関し前記送風用容積とは反対側に
位置する第２容積内に配置された２つの二次アーク接触
子とを含んでおり、 前記送風用ピストンは前記第１筒と同軸的な金属による
第３筒によって支持されており、該第３筒は、該第１筒
と協働しかつ該第１筒と一体化された第２ピストンと協
働して前記第２容積を画成しており、前記第３筒は、絶
縁筒状部分を介して、当該遮断器の第２端子に電気的に
接続された第４筒に固定されており、前記第２筒が前記
第３筒の外側部に電気的に接触すると共に前記第４筒に
電気的に接続されたフィンガに電気的に接触する第２端
部を有しており、前記二次アーク接触子の一方の接触子
が前記第３筒に固定され他方の接触子が前記第４筒に固
定されており、該二次アーク接触子が、前記可動アッセ
ンブリと一体化されており絶縁部分と金属部分とを備え
た筒に接触可能であり、該２つの筒状部分のそれぞれの
位置及び長さが、係合位置においては少なくとも１つの
二次ア−ク接触子が当該絶縁部分と接触し、開成時には
２つの二次ア−ク接触子が先ず同時に当該金属部分と接
触し、次に前記二次ア−ク接触子の少なくとも１つが当
該金属部分から離れるように、選ばれていることを特徴
とする高電圧遮断器。 - 【請求項２】 前記第２筒の前記第２端部は、前記フィ
ンガが当接する円筒形外側部分を有すると共に前記第３
筒と協動する摺動接触子の装着された円筒形内側部分を
有する環部に形成されていることを特徴とする請求項１
に記載の遮断器。 - 【請求項３】 前記送風用ピストンは、ガスが前記送風
用容積の内部から外部へと通過するのを許容する校正さ
れた一方向弁を装着していることを特徴とする請求項１
又は２に記載の遮断器。 - 【請求項４】 前記送風用ピストンは、ガスが前記送風
用容積の外部から内部へと通過することしか許容しない
一方向弁を装着していることを特徴とする請求項１から
３のいづれか１項に記載の遮断器。 - 【請求項５】 前記第２ピストンは、ガスが前記第２容
積の外部から内部へと通過することしか許容しない一方
向弁を装着していることを特徴とする請求項１から４の
いづれか１項に記載の遮断器。
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