JPH0515940U - 交換用のマツサージ具ヘツドを備えたマツサージ具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 １個のマッサージ具で数種類のマッサージが
できるようにする。 【構成】 握り部基部１内に収容部を設け、この握り部
基部１に、握り部１０を着脱可能に嵌着し握り部１０に
は、マッサージ要の突出部２２を設けたマッサージ具ヘ
ッド２０ａを着脱可能に嵌着し、握り部基部１内の収容
部には、交換要のマッサージ具ヘツドを収納した交換用
マッサージ具ヘッドを備えたマッサージ具。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、頭皮その他の皮膚のマッサージを行うためのマッサージ具に関する 。

【０００２】

【従来の技術】

従来、頭皮その他の皮膚をマッサージするマッサージ具は各種存在し、それぞ れ、マッサージを行う皮膚及び目的に適応したマッサージ用突出部を備えたマッ サージ具が用いられている。

【０００３】 特に、頭髪の健康状態を良好に維持するには、頭髪に栄養分が充分に供給され ることが重要である。そのために頭部の血行の促進を図り、新陳代謝を活発化さ せる必要があるので養毛剤の使用と共に、頭皮マッサージ用のブラシが提供され ていた。このような頭皮マッサージ用のブラシは単一種類のマッサージしか行う ことができない。

【０００４】 したがって、それぞれ異なる刺激を与えるべき部位が、数箇所ある場合は、各 種マッサージに適応するマッサージ具を数個必要とした。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

前記した如く、異なる性質のマッサージをする皮膚の部位が数箇所ある場合に は、数個のマッサージ具を用意しなければならない。そして、例えば、前記の如 きマッサージを旅行中等にも行う場合は、数個のマッサージ具を携帯しなければ ならず面倒である。

【０００６】 本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、１個のマッサージ具で数種類 の異なるマッサージができるようにすることを技術的課題とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案は上記の目的を達成するために以下のような構成とした。すなわち、握 り部基部１に収容部４を設け、この握り部基部１に、筒状に形成した握り部１０ を着脱可能に嵌着し、この握り部１０の上部に、嵌合部１２を設け、この嵌合部 １２に、マッサージ具ヘッド２０に設けた嵌着部２１を、着脱可能に嵌着し、こ のマッサージ具ヘッド２０に、マッサージ用の突出部２２を設け、前記収容部４ に、交換用のマッサージ具ヘッド２０を収納し、この交換用のマッサージ具ヘッ ド２０の突出部２２は、前記握り部１０に嵌着したマッサージ具ヘッド２０の突 出部２２とは異なる構造の突出部２２として、交換用のマッサージ具ヘッドを備 えたマッサージ具とした。

【０００８】

【作用】

本考案は、マッサージする皮膚及び目的に適合するマッサージ具ヘッド２０を 、数種類のマッサージ具ヘッド２０から選択して、握り部１０に嵌着し、マッサ ージを行なう。

【０００９】 そして、マッサージ具を使用しないとき、又はマッサージ具を携帯するときは 、交換用のマッサージ具ヘッド２０を収容部４に収納することができる。

【００１０】

【実施例】

図１〜図４は、本考案の実施例を示すものである。この実施例の交換用のマッ サージ具ヘッドを備えたマッサージ具は、合成樹脂製の握り部基部１を備えてお り、この握り部基部１は、有底で楕円形の筒状部を備えている。

【００１１】 前記握り部基部１の筒状部の上方には、４枚の弧状囲い片２が立設され、この 弧状囲い片２の内側が収容部４になっており、前記弧状囲い片２の下部は、複数 の段部を備える係止用段部３に形成されている。

【００１２】 また前記握り部基部１には、楕円形の筒状に形成された合成樹脂製の握り部１ ０が嵌合され、握り部１０の下部に設けた嵌着用段部１１が、前記握り部基部１ の係止用段部３に係合して、握り部１０が握り部基部１に、着脱可能に嵌着して ある。

【００１３】 前記握り部１０の上部の側面には、マッサージ具ヘッド２０ａの嵌合部１２が 設けてあり、この嵌合部１２は、円形の嵌合孔の周縁に雌ねじを設けて形成して ある。

【００１４】 前記嵌合部１２には、合成樹脂製のマッサージ具ヘッド２０ａに設けた嵌着部 ２１を着脱可能に嵌着する。このマッサージ具ヘッド２０ａは、円筒状の基部に 、雄ねじとして形成した嵌着部２１を、前記握り部１０の雌ねじとして形成した 嵌合部１２に螺着して嵌着するものである。

【００１５】 前記嵌合部１２に嵌着したマッサージ具ヘッド２０ａには、図３及び図４（Ａ ）に示すように、天板部に球状に形成した突出部２２を設けている。この突出部 ２２は、表面が突出するようにして、かつ、回動自在にマッサージ具ヘッド２０ ａに嵌入してある。

【００１６】 そして、前記突出部２２は、図４（Ｂ）に示すように、スプリング２５で弾圧 することも可能であり、また、図４（Ｃ）に示すように、突出部２２をマッサー ジ具ヘッド２０ａと一体に形成することも可能である。

【００１７】 そして握り部基部１に設けた収容部４には、２個の交換用のマッサージ具ヘッ ド２０ｂ、２０ｃが収納してある。この交換用のマッサージ具ヘッド２０ｂは、 マッサージ用の突出部２２を棒状に形成したものであり、別の交換用のマッサー ジ具ヘッド２０ｃは、マッサージ用の突出部２２を、くしの歯状の多数の突出部 ２２に形成したものである。

【００１８】 これらのマッサージ具ヘッド２０ｂは、マッサージする部位や強さに応じて選 択して使用される。またこれらは上述のものの他、種々の形態とすることができ るのは勿論である。

【００１９】 なお、前記記載においては、マッサージ具ヘッドを総称して、マッサージ具ヘ ッド２０としている。 このマッサージ具を使用するには、握り部１０を持ってマッサージ具ヘッド２ ０を所定の部位にあてマッサージを行う。そして必要に応じ握り部１０を握り部 基部１から引き抜き、マッサージ具ヘッド２０を、内部に収納した別のマッサー ジ具ヘッド２０と交換し、再び握り部１０を、４枚の弧状囲い片２をガイドとし て握り部基部１に冠着する。この場合、係止用段部３と嵌着用段部１１が噛み合 って握り部１０が握り部基部１に固定される。

【００２０】

【考案の効果】

以上説明したように本考案は、マッサージ具の握り部１にマッサージ具ヘッド ２０を着脱可能に嵌着し、また、マッサージ具の握り部基部１の収容部に、交換 用のマッサージ具ヘッド２０を収納したものである。

【００２１】 したがって、一個のマッサージ具で、数種類のマッサージができ便利である。 そして、マッサージ具の不使用時には、交換用のマッサージ具ヘッド２０を収容 部４に収納できるので、これらの紛失を防ぎまた携帯にも便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の一実施例の斜視図

【図２】 本考案の一実施例の交換用のマッサージ具ヘ
ッドを収納状態を示す斜視図

【図３】 本考案の一実施例の要部の分解断面図

【図４】 本考案の他の実施例のマッサージ具ヘッドの
突出部の断面図

【符号の説明】

１ 握り部基部 ４ 収容部 １０ 握り部 １２ 嵌合部 ２０ マッサージ具ヘッド ２１ 嵌着部 ２２ 突出部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 握り部基部１に収容部４を設け、この握
   り部基部１に、筒状に形成した握り部１０を着脱可能に
   嵌着し、この握り部１０の上部に、嵌合部１２を設け、
   この嵌合部１２に、マッサージ具ヘッド２０に設けた嵌
   着部２１を、着脱可能に嵌着し、このマッサージ具ヘッ
   ド２０に、マッサージ用の突出部２２を設け、前記収容
   部４に、交換用のマッサージ具ヘッド２０を収納し、こ
   の交換用のマッサージ具ヘッド２０の突出部２２は、前
   記握り部１０に嵌着したマッサージ具ヘッド２０の突出
   部２２とは異なる構造の突出部２２とした、交換用のマ
   ッサージ具ヘッドを備えたマッサージ具。