JPH0235301Y2 - - Google Patents

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JPH0235301Y2
JPH0235301Y2 JP1986104308U JP10430886U JPH0235301Y2 JP H0235301 Y2 JPH0235301 Y2 JP H0235301Y2 JP 1986104308 U JP1986104308 U JP 1986104308U JP 10430886 U JP10430886 U JP 10430886U JP H0235301 Y2 JPH0235301 Y2 JP H0235301Y2
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shell
health
fruits
stimulation
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JP1986104308U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、例えば胡桃等の殻果類の遊動運動を
利用して、人体の各部に適当な刺激を与えること
により、ツボ療養と血行の良好な循環を促すこと
のできる簡易健康器具に関するものである。
「従来の技術と問題点」 近年の健康ブームに乗つて、例えば青竹踏みの
如く、足の裏に散在するツボを刺激する簡易健康
器具や、電動マツサージ器の如く、人体の一部に
機械的振動を与えて血行の良好なる循環を促く電
動式器具等が、数多く提供されている。
然し乍ら、斯る現今の健康器具の内、前者の簡
易健康器具は、電源を必要としないので、使用場
所等を限定されずに手軽に使用できる利点を有す
る反面、大半は使用対象個所や使用態様が限定さ
れて、人体の各部に対する汎用使用に欠ける問題
点を有し、又後者の電動式器具は、かなりの効果
が得られる反面、製品がコスト高となつたり、使
用場所が限定される等の不梨不便があるため、手
軽さに欠けると云う問題点を有していた。
そこで、例えば、実開昭58−40139号公報や実
開昭58−171056号公報等に示される健康器具も提
供されている。
この健康器具は、具体的には図示しないが、所
望寸法に成形されたカバー体内に多数の球体を封
入してなるもので、実際の使用に際しては、カバ
ー体上に人体の各部を載置して揺らせば、カバー
体内の球体が相互に自由遊動して、散在するツボ
に刺激を与えて、各部の血行の循環を良好となす
ことができるものである。
従つて、斯る球体の遊動運動を利用する健康器
具は、使用態様や使用場所等において大きな制限
を受けることなく、人体の各部に対して汎用に使
用することが可能となるので、前記した青竹や電
動マツサージ器の如き不利不別はなくなる。
しかし、カバー体内での球体の遊動運動を利用
する健康器具にあつても、その他の健康器具と同
様に、常に一定の刺激力しか提供できないより
は、寧ろ、各部の状態や使用者の好みに応じて、
その刺激力の強弱を自在に調整できる方が、治療
効果を上げらることは言うまでもないので、斯る
刺激力の調整機能が当然に要求されることとな
る。
然し乍ら、当該健康器具にあつて、上記の要請
に応えるためには、使用の都度、カバー体内に封
入される球体の数を増減して、カバー体内におけ
る球体の封入状態を疎としたり密としたりする以
外方法はないが、この方法は、使用上頗る不利不
便であるばかりか、通常は、カバー体の大きさと
球体の数が予め製造時に決定されるので、上記方
法の採用も殆ど不可能となる。
従つて、当該健康器具にあつては、その構造
上、カバー体内における球体の封入状態を疎とし
たり密としたりして、人体各部に対する刺激力の
強弱を自在に調整することができないので、この
点において、十分な治療効果を期待することがで
きなかつた。
「問題点を解決するための手段」 而して、本考案は、斯る問題点を有効に解決す
るために開発されたもので、所望寸法に成形され
た矩形状のカバー体と、該カバー体内に収納され
る多数の殻果類とを備え、該多数の殻果類をカバ
ー体内に遊動自在に封入して、カバー体内での各
殻果類の遊動により、人体の各部に刺激を与える
構成の簡易健康器具を前提として、上記矩形状カ
バー体の四隅部に調整手段を設けて、該任意の調
整手段同士の結合で、矩形状カバー体の形態を変
形して、該カバー体内での各殻果類の封入状態を
変化させうる構成を採用した。
「作用」 依つて、本考案の簡易健康器具にあつても、カ
バー体内に多数の殻果類を封入して、カバー体上
に人体の各部を載置して揺らせば、カバー体内の
殻果類が相互に遊動して、散在するツボに刺激を
与えて、各部の血行の良好な循環を可能とするの
で、頭痛・肩懲り・疲れ、冷え症等の現代病の治
療が、いつでもどこでも、極めて手軽に行なえる
こととなる。
しかし、本考案の簡易健康器具にあつて、刺激
力の強弱を調整したい場合には、カバー体の四隅
部に設けられている調整手段の中から、任意の調
整手段同士を結合するだけで、カバー体自体の形
態を簡単に変形して、該カバー体内の殻果類の封
入状態を疎にしたり密にしたりして、その遊動運
動を積極的に促したり、逆に、遊動運動を抑制す
ることが可能となるので、これにより、各部の状
態や使用者の好み等に応じた理想的な刺激力を、
容易に提供できることとなる。
「実施例」 以下、本考案を図示する実施例に基づいて詳述
すれば、第一実施例に係る簡易健康器具は、第1
図に示す如く、所望寸法に成形されたカバー体1
と、該カバー体1内に収納される多数の殻果類4
とを備え、該多数の殻果類4をカバー体1内に直
接遊動自在に封入して、カバー体1内での各殻果
類4の遊動により、人体の各部に理想的な刺激を
与える構成となつている。
具体的には、図示する如く、前者のカバー体1
は、布・ビニール等の縫製品で、図示する如く、
例ええば長さ36cm・幅16cmの大きさからなる矩形
状を呈し、一側縁を開口2して、該開口2から殻
果類4の出し入れを許容すると共に、四隅部に調
整手段たる所定長さの紐3を夫々設けて、該任意
の紐3,3同士を、カバー体1の各側縁において
平行する状態又はカバー体1の対角線上でクロス
する状態に結ぶことにより、カバー体1の矩形状
形態を容易に変形して、該カバー体1内の殻果類
4の封入状態を疎にしたり密にしたりできる構成
となしている。
又、斯る構成のカバー体1内に収納される殻果
類4には、胡桃や橡の実等の如き、適当な大きさ
と硬度を有するものを用いるものとする。尚、胡
桃には、オニ胡桃・ヒメ胡桃・カシ胡桃等の種類
はあるが、中でもオニ胡桃が大きさ・硬度からし
て最適である。更に、上記殻果類4以外にも、サ
クランボの種等を代用することも実施に応じ任意
であるが、いずれのものを用いるにしろ、カバー
体1内に収納される殻果類4は、予め洗浄と研磨
と消毒が完全に行なわれたものを使用することは
言うまでもない。
依つて、第一実施例の簡易健康器具は、第2図
に示す如く、予め所望の大きさに縫製されたカバ
ー体1を準備して、該カバー体1の開口2から胡
桃等の殻果類4を直接遊動自在に収納した後、開
口2を閉じてカバー体1内に多数の殻果類4を封
入する一方、第3図に示す如く、カバー体1の四
隅部に設けられている紐の内、同位置側の紐3,
3同士を結べば、直ちに簡易健康器具として使用
できることとなる。
次に、本健康器具の使用例を説明すると、例え
えば第4図に示す如く、カバー体1上に頭部を載
置して揺らせば、カバー体1内の殻果類4が相互
に自由遊動して、頭部に快い刺激を連続して与え
るので、これにより頭部の血行の循環を良好とし
て、頭痛等の治療が寝ながらにして、極めて手軽
に行なえることとなる。
尚、斯る使用例にあつて、殻果類4が遊動する
時には、必ず快い微音がするので、この快音が鎮
静効果を発揮して、頭痛等の治療を一層助長する
結果ともなる。
又、静止状態のままでは、通常一般の枕又は該
枕の上で使用される補助枕として兼用できること
となるが、枕又は補助枕として使用する場合に
は、カバー体1内の各殻果類4間に十分な間隙が
画成されているので、該間隙の放熱作用により、
頭部が快適に冷されて、夏期には頗る最適な枕と
なり、上記快音の鎮静作用を相俟つて、安眠が保
障できることとなる。
更に、頭部以外にも、首・肩・背中・腕・足等
の人体の各部を、適宜姿勢の下で載置して揺らせ
ば、同様にカバー体1内の各殻果類4が自由遊動
して、各部のツボ療法と、理想的な刺激の下で血
行の促進が可能となるので、頭痛・肩懲り・疲
れ・冷え症等に対しても、いつでもどこでも、手
軽な治療効果が得られることとなる。
又、長期入院患者等は床ずれが問題となつてい
るので、予め床ずれができ易い部分に本健康器具
を使用すれば、床ずれも有効に防止することが可
能となる。
しかも、上記した各使用態様において、刺激力
の強弱を調整したいような場合には、具体的には
図示しないが、上記カバー体1の短寸側縁側で結
合されている紐3,3同士を解いて、例えば、カ
バー体1の長寸側縁側に位置する紐3,3同士を
結んだり、或いは、カバー体1の対角線上に位置
する紐3,3同士を結んだりすれば、カバー体1
自体の形態を容易に変形して、該カバー体1内の
殻果類4の封入状態を疎にしたり密にしたりし
て、その遊動運動を積極的に促したり、逆に、遊
動運動を抑制することが可能となるので、これに
より、各部の状態や使用者の好みに応じた理想的
な刺激力を容易に提供できることとなる。
次に、第2実施例に係る健康器具を説明する
と、該実施例は上記第一実施例と異なり、第5図
に示す如く、カバー体1の四隅部に、ボタン3a
と該ボタン3aに係止するリング3bを設ける一
方、殻果類4を直接カバー体1内に収納せずに、
該殻果類4を中袋5内に遊動自在に収納した後、
該中袋5をカバー体1内に封入する構成となした
ものである。
依つて、第二実施例にあつては、第6図に示す
如く、殻果類4を収納した中袋5を開口2からカ
バー体1内に封入して、カバー体1の四隅部に設
けられているリング3bをボタン3aに結合すれ
ば、殻果類4の遊動運動により、上記第一実施例
と同様な使用態様に供せられることは言うまでも
ないが、第二実施例にあつては、調整手段たるリ
ング3bとボタン3aを結合したり外したりする
ことにより、カバー体1自体の形態を容易に変形
して、該カバー体1内の殻果類4の封入状態を疎
にしたり密にしたりして、その遊動運動を積極的
に促したり、逆に、遊動運動を抑制することが可
能となるので、やはり、各部の状態や使用者の好
みに応じて、理想的に刺激力が自在に得られるこ
ととなる。
「考案の効果」 以上の如く、本考案の簡易健康器具は、上記構
成の採用により、刺激力の強弱を調整したい場合
には、カバー体の四隅部に設けられている調整手
段の中から、任意の調整手段同士を結合するだけ
で、カバー体自体の形態を容易に変形して、該カ
バー体内の殻果類の封入状態を疎にしたり密にし
たりして、そその遊動運動を積極的に促したり、
逆に、遊動運動を抑制することが可能となるの
で、これにより、各部の状態や使用者の好みに応
じて、理想的に刺激力が自在に得られることとな
る。
従つて、本考案の簡易健康器具にあつては、単
に球体の遊動運動を利用した従来健康器具の問題
点を改善して、所期の目的である治療効果を十分
に上げることが初めて可能となつた。
尚、本考案における殻果類の使用は、自然物の
有効利用が可能となるばかりか、それ自体の独特
の形状により、大きなマツサージ効果をも期待で
きることともなる。
又、本健康器具に頭部を載置した場合は、通常
の枕或いは該枕上に載置される補助枕として兼用
できることは言うまでもないが、内部の放熱作用
により、特に夏期の使用に適した枕としても、使
用できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例に係る健康器具の
分解斜視図、第2図はカバー体内に殻果類を封入
した状態を示す斜視図、第3図は最終使用状態を
示す斜視図、第4図は一使用例を示す説明図、第
5図は第二実施例に係る健康器具の分解斜視図、
第6図は同健康器具の最終使用状態を示す斜視図
である。 1……カバー体、2……開口、3……紐、3a
……ボタン、3b……リング、4……殻果類。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所望寸法に成形された矩形状のカバー体と、該
    カバー体内に収納される多数の殻果類とを備え、
    該多数の殻果類をカバー体内に遊動自在に封入し
    て、カバー体内での各殻果類の遊動により、人体
    の各部に刺激を与える構成の簡易健康器具におい
    て、 上記矩形状カバー体の四隅部に調整手段を設け
    て、該任意の調整手段同士の結合で、矩形状カバ
    ー体の形態を変形して、該カバー体内での各殻果
    類の封入状態を変化させるように構成したことを
    特徴とする簡易健康器具。
JP1986104308U 1986-07-09 1986-07-09 Expired JPH0235301Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986104308U JPH0235301Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986104308U JPH0235301Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6311028U JPS6311028U (ja) 1988-01-25
JPH0235301Y2 true JPH0235301Y2 (ja) 1990-09-25

Family

ID=30977682

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JP1986104308U Expired JPH0235301Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840139B2 (ja) * 1975-07-15 1983-09-03 松下電器産業株式会社 カネンセイガスケンチソシ

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JPS6311028U (ja) 1988-01-25

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